ハイギーク - (2010/10/03 (日) 01:55:30) の1つ前との変更点
追加された行は緑色になります。
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#asciiart(blockquote){L:ハイギーク = {
t:名称 = ハイギーク(職業)
t:要点 = 地獄バーガー,二重あご,怖い笑顔
t:周辺環境 = 自宅}
*ハイギーク
#image(turi3.png)
&italic(){ギークは人種<カテゴリー>である。}
&italic(){ハイギークは生き方<スタイル>である。}
―あるギークのつぶやき
直後に居合わせた全員がドン引きしたという。
----
**ハイギークの伝説
ハイギークとは、越前藩国の大多数を占めるギークたちの中からいつの間にか
ささやかれるようになった存在である。
一日の大半を自宅とネットワーク上で過ごし、高速情報通信網を泳ぎ回って
趣味に特化していったギークから、突然変異的に出現する英傑(ギーク的な意味で)。
電子上のコミュニティから現実世界に侵食し、大抵のことを“趣味の延長で”
やってのける変異体。
ハイギークとはそのような伝説上の存在とされてきた。
……だが、存在が囁かれるということは、裏返せば『彼ら』が存在することの
証左でもあった。
**伝説のはじまり
ある所に、ぽっちゃり系……といえば聞こえはいいが、つまるところただの
肥満体型であった少女がいた。
体型こそ不健康ではあったが、彼女はアングラ色のあるネットワークコミュニティの
電子掲示板に時たま発生する『釣り掘』にやたらと引っかかる純真な心を持っていた。
釣り掘とは、電子掲示板上にセンセーショナルなタイトルのスレッドを立て、
それに釣られてページを開いた閲覧者に対して「嘘であること」と「引っかかった罰」を
告げるという一種の遊びのようなものである。
#image(test.jpg)
&bold(){電子掲示板イメージ(モチーフは地獄バーガーらしい)}
その少女は、とにかくそれに引っかかった。
書き込みにおける独特の言い回しからいつしか「どすこい」と呼ばれるようになった彼女は、
「引っかかった罰」……すなわちインドア派のギークにとって最も辛い筋トレ(主に腹筋)を
ひたすらこなし続けた。
1年が経つ頃、彼女の筋力はかつてのそれを大幅に上回り、また筋トレによるダイエット効果に
よってかつての面影など微塵も残さないプロポーションを獲得した。
そして変わり果てた体型に合わせて服を買いにいった際にスカウトされ、芸能界デビュー。
最初は大変残念な歌声でグラビアアイドルとして名声を得ていたが、その腹筋を生かした
トレーニングによって歌唱力も化け、最終的にはプロの歌手にもひけを取らないほどに至るという、
ある意味奇跡的な軌跡をたどったのである。
その名は萱峰たから。
職業はアイドル。そして振り返れば、越前藩国に最初に“誕生”したハイギークでもある。
----
&bold(){彼女の話題で盛り上がる越前藩国の方たち}
#asciiart(blockquote){【電子の】萱峰たから伝説【腹筋】
【国のたから】萱峰たから2【公認ギーク】
【そんなエサで】萱峰たから3【釣れました】
【ひとりで】萱峰たから4【アイドル】
【トラップで】萱峰たから5【トリップ】
【ライブに着る】萱峰たから6【服がない】←New}
----
#asciiart(){1:国民番号32-00774
ここは、越前藩国アイドル萱峰たからちゃんのファンスレ
適当に語れや。
2:国民番号32-00774
>>1乙
今日もやる気のなさが際立ちますね
3:国民番号32-00774
>>1乙
テンプレ抜けてんぞ
使用前→使用後}
#image(http://kurosakik.s263.xrea.com/cgi-bin/image/29.jpg)
#asciiart(){4:国民番号32-00774
>>1おつかれさまです
>>3 いつもながら驚異の変形、というかどこのダイエット広告だw
5:国民番号32-00774
>>1 おつすー
明日はサイン会ですよー。
メガホンとハッピ買いました.財団Sの罠にハマっています。
>>4
たからちゃんマジ天使
6:国民番号32-00774
今日も荒稼ぎするSSN△
7:国民番号32-00774
権利の鬼ですので
缶「ゆめをあげてるとかとんでもない、ゆめをうっているのでございます」
8:国民番号32-00774
14で熟女、16すぎたらババァだろ常識的に考えなくてもw
おまえらおちつけ
9:国民番号32-00774
>>8
つうほうしました!
10:FCL◆kU2noTAKARA
>>8
表に出ろ
11:国民番号32-00774
>>1-10
ここまでテンプレ
というか>>8にげてー!
12:国民番号32-00774
>>10
おお……我らがファンクラブリーダーがお怒りじゃあ……
13:国民番号32-00774
たからちゃんかわいいよねo(>x<)o
公式サイトから新曲ダウンロードしちゃった♪
いつも応援してるから頑張ってo(>ヮ<)o
14:国民番号32-00774
お前ウェンディだろ
15:国民番号32-00774
>>13
ウェンディ光臨!!!!
16:国民番号32-00774
おお・・・ありがたや、ありがたや・・・
17:国民番号32-00774
このスレッドはエクストラニートのウェンディに監視されています}
----
**ハイギーク、あるいは神と呼ばれるものの物語
ハイギーク、それは舞うように電網世界に舞い降り、踊るようにキーボードを操る
ネット世界の魔術師、伝説世界の住人である。
ひとたびネット世界を歩めば周囲の人間に、彼らの世界のスラングで【ネ申】(神、いわゆるゴッドのこと)と
呼ばれ、その指先で不可能を可能に、三次元を二次元に、朝日を黄昏に、ウソを釣りに
ワンピースの少女を水着に変える。
彼らは男にあらず、女にあらず、老人にあらず、子供にあらず、人にあらず、いわんや神にあらず、
またそのいずれにも成りえる化生の者。
…とはいえ、これはあくまで自称。
これから始まる物語は、仮想ではなく現実。
彼らにとっては昨日の話だが、もしかすると明日の話かもしれないそんなお伽話である。
自室からナショナルネットに繋ぐひとりの男。手入れが面倒だからと短く切りそろえた黒い髪をして、
着古したTシャツをズボンにいれるという異様なスタイルで、身を乗り出すようにモニタに向かっている。
彼の名は幾通りもある。名を隠すこともあれば他の名前を名乗ることもある。
いくつもの名前といくつもの識別番号を持つが、ここでは彼の今の名で呼ぼう。
FCL、それが彼の今の名前だ。
「その画像は地獄バーガーだが、大丈夫か?」
ヘッドセットから流れる妙に軽い音声に、FCLは怖い笑顔で答える。
「大丈夫だ、問題ない」
答えるこちらも軽い。稲作で鍛えたという会話相手はずいぶんと心配そうな顔をしているが
FCLは余裕の顔で二重あごに手をあてる。
この二重あごは半年前、ハンバーガーだけで30日すごすというチャレンジをやりとげた
結果として得たものだ。いわば勝利の証である。
「ま、さすがに死にはしないだろうが、ほどほどになー」
なんとも気軽な声で男は会話を切った。部屋に静寂が訪れる。
#image(http://kurosakik.s263.xrea.com/cgi-bin/image/30.jpg)
「ククク、ゾクゾクするねぇ。ハンバーガーをきわめた俺ですら
震えるほどのプレッシャー、イイ、スゴクイイ」
HellBURGER、そう書かれた包み紙を眺めながら舌なめずりをする。
だが、お楽しみはまだ先だ。それよりも先に彼にはやらなければならないことが
残っていた。
専用ソフトを立ち上げ、電脳世界に<<ダイブ>>する。
電脳空間に入り込むことを彼らはダイブと呼んでいた。無限のプログラムの海を泳ぐ姿が
そういうイメージをもたらしたのであろう。
まずはニュースサイトをチェックする。ごくあたりまえだが、かれとて四六時中自宅に
詰めているわけではない。たまに外出もする。
四季折々のニュース、しかも今日はファームパークがオープンしたというニュースが
飛び込んでくる。リア充どもめ、と舌打ちをしながら、データの海のさらに向こう側へ
移動する。
誰もが識別番号を隠しきった場所、紳士の社交上である。
文字列だけのコミュニケーションツール、前時代的と呼ばれるソレだが越前藩国以外にも
つながっておりそういう意味では意外な情報も拾える。ただ玉石混交なだけに
その貴重な情報を拾いあげるのが難しい場所だ。割り切るしかないのであろう。
そのなかで迷いなく彼の女神を崇拝するコミュニティを開く。
>【トラップで】萱峰たから5【トリップ】
萱峰たから…越前藩国のアイドルにして、ハイギーク。有名人であった。
人に言わせればただのアイドル、しかしながら彼にとっては憧れの女神である。
彼女と彼の出会いは、ほんの少し前のことだった。
今からおよそ半年前、彼は絶望の底にいた。
何をやってもうまくいかぬ、何の因果か彼は営業に組み込まれており
朝から夜まで、藩国の入り組んだ地形を西へ東へと駆けずり回っていたのだ。
キツい、つらい。もう駄目だ。なんども思った。
農村に行けば「ああ、あの紙と木でできた家に火をつけたらよく燃えそうだな」とか
山に向かえば「ああ、実はあれが火山で大爆発して一気に世界ほろびないかな」だとかである。
あくまで妄想であったが、そこまで彼は追い詰められていた。
そんなときである、
----
**組み込み先と継承
***組み込み
東国人+ハイギーク+ギーク+ネットワークエンジニア
***継承ページ
[[東国人>]]
[[ネットワークエンジニア>]]
***要点・周辺環境一覧
|アイドレス名|要点|周辺環境|
|東国人|東洋風の服装,東洋風の人材,黒い髪|四季,入り組んだ地形,稲作,紙と木でできた家,火山|
|ハイギーク|地獄バーガー,二重あご,怖い笑顔|自宅|
|ギーク|ハンバーガー,光剣,キーボード,野球帽|高層ビル|
|ネットワークエンジニア|ヘッドセット,ダイブ,ネット世界|電網世界|
**スタッフリスト
イラスト:
・
・
・弓下嵐:広告風イラスト、掲示板イメージ
設定文:
・
・
・
#asciiart(blockquote){L:ハイギーク = {
t:名称 = ハイギーク(職業)
t:要点 = 地獄バーガー,二重あご,怖い笑顔
t:周辺環境 = 自宅}
*ハイギーク
#image(turi3.png)
&italic(){ギークは人種<カテゴリー>である。}
&italic(){ハイギークは生き方<スタイル>である。}
―あるギークのつぶやき
直後に居合わせた全員がドン引きしたという。
----
**ハイギークの伝説
ハイギークとは、越前藩国の大多数を占めるギークたちの中からいつの間にか
ささやかれるようになった存在である。
一日の大半を自宅とネットワーク上で過ごし、高速情報通信網を泳ぎ回って
趣味に特化していったギークから、突然変異的に出現する英傑(ギーク的な意味で)。
電子上のコミュニティから現実世界に侵食し、大抵のことを“趣味の延長で”
やってのける変異体。
ハイギークとはそのような伝説上の存在とされてきた。
……だが、存在が囁かれるということは、裏返せば『彼ら』が存在することの
証左でもあった。
**伝説のはじまり
ある所に、ぽっちゃり系……といえば聞こえはいいが、つまるところただの
肥満体型であった少女がいた。
体型こそ不健康ではあったが、彼女はアングラ色のあるネットワークコミュニティの
電子掲示板に時たま発生する『釣り掘』にやたらと引っかかる純真な心を持っていた。
釣り掘とは、電子掲示板上にセンセーショナルなタイトルのスレッドを立て、
それに釣られてページを開いた閲覧者に対して「嘘であること」と「引っかかった罰」を
告げるという一種の遊びのようなものである。
#image(test.jpg)
&bold(){電子掲示板イメージ(モチーフは地獄バーガーらしい)}
その少女は、とにかくそれに引っかかった。
書き込みにおける独特の言い回しからいつしか「どすこい」と呼ばれるようになった彼女は、
「引っかかった罰」……すなわちインドア派のギークにとって最も辛い筋トレ(主に腹筋)を
ひたすらこなし続けた。
1年が経つ頃、彼女の筋力はかつてのそれを大幅に上回り、また筋トレによるダイエット効果に
よってかつての面影など微塵も残さないプロポーションを獲得した。
そして変わり果てた体型に合わせて服を買いにいった際にスカウトされ、芸能界デビュー。
最初は大変残念な歌声でグラビアアイドルとして名声を得ていたが、その腹筋を生かした
トレーニングによって歌唱力も化け、最終的にはプロの歌手にもひけを取らないほどに至るという、
ある意味奇跡的な軌跡をたどったのである。
その名は萱峰たから。
職業はアイドル。そして振り返れば、越前藩国に最初に“誕生”したハイギークでもある。
----
&bold(){彼女の話題で盛り上がる越前藩国の方たち}
#asciiart(blockquote){【電子の】萱峰たから伝説【腹筋】
【国のたから】萱峰たから2【公認ギーク】
【そんなエサで】萱峰たから3【釣れました】
【ひとりで】萱峰たから4【アイドル】
【トラップで】萱峰たから5【トリップ】
【ライブに着る】萱峰たから6【服がない】←New}
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#asciiart(){1:国民番号32-00774
ここは、越前藩国アイドル萱峰たからちゃんのファンスレ
適当に語れや。
2:国民番号32-00774
>>1乙
今日もやる気のなさが際立ちますね
3:国民番号32-00774
>>1乙
テンプレ抜けてんぞ
使用前→使用後}
#image(http://kurosakik.s263.xrea.com/cgi-bin/image/29.jpg)
#asciiart(){4:国民番号32-00774
>>1おつかれさまです
>>3 いつもながら驚異の変形、というかどこのダイエット広告だw
5:国民番号32-00774
>>1 おつすー
明日はサイン会ですよー。
メガホンとハッピ買いました.財団Sの罠にハマっています。
>>4
たからちゃんマジ天使
6:国民番号32-00774
今日も荒稼ぎするSSN△
7:国民番号32-00774
権利の鬼ですので
缶「ゆめをあげてるとかとんでもない、ゆめをうっているのでございます」
8:国民番号32-00774
14で熟女、16すぎたらババァだろ常識的に考えなくてもw
おまえらおちつけ
9:国民番号32-00774
>>8
つうほうしました!
10:FCL◆kU2noTAKARA
>>8
表に出ろ
11:国民番号32-00774
>>1-10
ここまでテンプレ
というか>>8にげてー!
12:国民番号32-00774
>>10
おお……我らがファンクラブリーダーがお怒りじゃあ……
13:国民番号32-00774
たからちゃんかわいいよねo(>x<)o
公式サイトから新曲ダウンロードしちゃった♪
いつも応援してるから頑張ってo(>ヮ<)o
14:国民番号32-00774
お前ウェンディだろ
15:国民番号32-00774
>>13
ウェンディ光臨!!!!
16:国民番号32-00774
おお・・・ありがたや、ありがたや・・・
17:国民番号32-00774
このスレッドはエクストラニートのウェンディに監視されています}
----
**ハイギーク、あるいは神と呼ばれるものの物語
ハイギーク、それは舞うように電網世界に舞い降り、踊るようにキーボードを操る
ネット世界の魔術師、伝説世界の住人である。
ひとたびネット世界を歩めば周囲の人間に、彼らの世界のスラングで【ネ申】(神、いわゆるゴッドのこと)と
呼ばれ、その指先で不可能を可能に、三次元を二次元に、朝日を黄昏に、ウソを釣りに
ワンピースの少女を水着に変える。
彼らは男にあらず、女にあらず、老人にあらず、子供にあらず、人にあらず、いわんや神にあらず、
またそのいずれにも成りえる化生の者。
…とはいえ、これはあくまで自称。
これから始まる物語は、仮想ではなく現実。
彼らにとっては昨日の話だが、もしかすると明日の話かもしれないそんなお伽話である。
自室からナショナルネットに繋ぐひとりの男。手入れが面倒だからと短く切りそろえた黒い髪をして、
着古したTシャツをズボンにいれるという異様なスタイルで、身を乗り出すようにモニタに向かっている。
彼の名は幾通りもある。名を隠すこともあれば他の名前を名乗ることもある。
いくつもの名前といくつもの識別番号を持つが、ここでは彼の今の名で呼ぼう。
FCL、それが彼の今の名前だ。
「その画像は地獄バーガーだが、大丈夫か?」
ヘッドセットから流れる妙に軽い音声に、FCLは怖い笑顔で答える。
「大丈夫だ、問題ない」
答えるこちらも軽い。稲作で鍛えたという会話相手はずいぶんと心配そうな顔をしているが
FCLは余裕の顔で二重あごに手をあてる。
この二重あごは半年前、ハンバーガーだけで30日すごすというチャレンジをやりとげた
結果として得たものだ。いわば勝利の証である。
「ま、さすがに死にはしないだろうが、ほどほどになー」
なんとも気軽な声で男は会話を切った。部屋に静寂が訪れる。
#image(http://kurosakik.s263.xrea.com/cgi-bin/image/30.jpg)
「ククク、ゾクゾクするねぇ。ハンバーガーをきわめた俺ですら
震えるほどのプレッシャー、イイ、スゴクイイ」
HellBURGER、そう書かれた包み紙を眺めながら舌なめずりをする。
だが、お楽しみはまだ先だ。それよりも先に彼にはやらなければならないことが
残っていた。
専用ソフトを立ち上げ、電脳世界に<<ダイブ>>する。
電脳空間に入り込むことを彼らはダイブと呼んでいた。無限のプログラムの海を泳ぐ姿が
そういうイメージをもたらしたのであろう。
まずはニュースサイトをチェックする。ごくあたりまえだが、かれとて四六時中自宅に
詰めているわけではない。たまに外出もする。
四季折々のニュース、しかも今日はファームパークがオープンしたというニュースが
飛び込んでくる。リア充どもめ、と舌打ちをしながら、データの海のさらに向こう側へ
移動する。
誰もが識別番号を隠しきった場所、紳士の社交上である。
文字列だけのコミュニケーションツール、前時代的と呼ばれるソレだが越前藩国以外にも
つながっておりそういう意味では意外な情報も拾える。ただ玉石混交なだけに
その貴重な情報を拾いあげるのが難しい場所だ。割り切るしかないのであろう。
そのなかで迷いなく彼の女神を崇拝するコミュニティを開く。
>【トラップで】萱峰たから5【トリップ】
萱峰たから…越前藩国のアイドルにして、ハイギーク。有名人であった。
人に言わせればただのアイドル、しかしながら彼にとっては憧れの女神である。
彼女と彼の出会いは、ほんの少し前のことだった。
今からおよそ半年前、彼は絶望の底にいた。
何をやってもうまくいかぬ、何の因果か彼は営業に組み込まれており
朝から夜まで、藩国の入り組んだ地形を西へ東へと駆けずり回っていたのだ。
キツい、つらい。もう駄目だ。なんども思った。
農村に行けば「ああ、あの紙と木でできた家に火をつけたらよく燃えそうだな」とか
山に向かえば「ああ、実はあれが火山で大爆発して一気に世界ほろびないかな」だとかである。
あくまで妄想であったが、そこまで彼は追い詰められていた。
そんなときだった。
偶然通りかかった高層ビルの1Fに入っている国内のハンバーガーチェーンでイベントをしていた。
大音量でCMが流れる。目の前にいる少女は大きな口を開けて心底おいしそうにハンバーガーを
食べていた。もういかにも、これが無くてはだめだ、という顔で。
----
**組み込み先と継承
***組み込み
東国人+ハイギーク+ギーク+ネットワークエンジニア
***継承ページ
[[東国人>]]
[[ネットワークエンジニア>]]
***要点・周辺環境一覧
|アイドレス名|要点|周辺環境|
|東国人|東洋風の服装,東洋風の人材,黒い髪|四季,入り組んだ地形,稲作,紙と木でできた家,火山|
|ハイギーク|地獄バーガー,二重あご,怖い笑顔|自宅|
|ギーク|ハンバーガー,光剣,キーボード,野球帽|高層ビル|
|ネットワークエンジニア|ヘッドセット,ダイブ,ネット世界|電網世界|
**スタッフリスト
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