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第6話 - (2007/07/30 (月) 06:25:23) の1つ前との変更点
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「ちょっと、待ちなさいよ!ま、待ちなさい!…エ、エド!待ちなさい」
急にエドはルイズの方を振り向いた。その顔は、少し笑っているようだ
「なっ!?何よ!」
「…やっと、名前で呼んだな。エドって」
「べ、別に、呼びたくて呼んだんじゃないからね!…あんたが…いくら呼んでも止まらないから、し、仕方なくよ!!」
「プッ!はははは」
「何がおかしいのよ!」
「別に…あはは(素直じゃないな。…まぁ、認められたってことか)」
ルイズはエドが急に笑ったことに怒って、顔を膨らませている。ほんのり頬が赤くなっていた
「何か用か?」
「い、今の力は何なのよ」
「?だから…さっきから何回も言ってるだろ?錬金術だよ」
「錬金術?それは何回も聞いたわよ!問題はそこじゃなくて、あんたはメイジなんじゃないの?しかも、土の『スクウェア』クラス」
「??俺はメイジじゃない。錬金術師だ」
「そう…だったら…」
「??だったら?」
「さっさと、部屋の掃除と洗濯、その他雑用しなさいよ!!!」
ルイズは、エドが反論する暇なく一気にまくしたてる
「いい?あんたがこっちに来てから何にもしないもんだから、散らかりっぱなしなのよ!!平民でしょ!私の使い魔なんでしょ!早くやりなさい!!」
「なっ!」
「いいから、やりなさい!い・そ・い・で!!」
「ちょっ…」
「返事!」
「は、はい!」
エドはルイズの迫力に負けて、ルイズの部屋へ走っていった
「まったく!」
ルイズは、なぜこんなに自分が怒っているのか分からなかった。
―次の日から、エドの食事には、パンが一つ増えていた―
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