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RPGツクールVX - (2010/11/30 (火) 23:35:57) の編集履歴(バックアップ)
RPGツクールVX
【あーるぴーじーつくーるぶいえっくす】
ジャンル
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RPG製作ソフト
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対応機種
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Windows2000~7
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発売・開発元
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エンターブレイン
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発売日
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2007年12月27日
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定価
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税込10290円(税抜9800円)
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ツクールシリーズリンク
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概要
2000との変更点
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ツクールXPで好評だったスクリプト作成システム「RGSS」を改良した「RGSS2」を搭載している。
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マップチップがマップ1つにつき1チップ、レイヤー別に分けられていたが、今作では全マップ共通のタイル別に変更。
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メッセージフォントの変更。全体的に丸っこい感じに。
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デフォルト素材のキャラクターの頭身がFF6のような頭身からFF5以前のような頭身になった。
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またXPで使用するキャラチップも加工すればVXで使えるようになるので作風の幅が広がった。
長所
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「RGSS2」は「RGSS」同様、制作の自由度が高い。面倒ではあるが本作の不満点も大抵がスクリプトで補完できるほどである。
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そのお陰で「RPGツクール」でありながら「シミュレーションRPG」だったり「パズル」だったりと様々なフリーゲームが登場している。
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2010年現在では素材として配布するサイトもかなり多くなったため、探せばかなりの数のスクリプトが出てくる。
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「RGSS」とは基本的に互換性はないが、一部の素材スクリプトは「RGSS2」でも使用可能(改造が必要になる物もあるが)。
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ツクールXPでは多くのイベント作成コマンドが削除され、スクリプトで補完しなければならなくなった箇所が多かったため敷居が高くなってしまったが、本作はイベントコマンドが軒並み復活し、インターフェイスも2000に近くなったためXPよりは作りやすくなった。
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2000のテクニックのほとんどがVXでも使用可能なほど。
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それでも復活しなかったコマンドはある。一応スクリプトで補完できるが。
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素材の完成度が高く、好評の声も多い。
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移動動作がXPよりは軽快になった。
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公式ブログなどでの素材の配布やモンタージュ形式でキャラドットを作成する「ちびキャラツクール」(ソフトの機能ではなく、ネット上にある作成サイト)など公式のサポートが豊富。
短所
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未だに4方向にしか移動できない。
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素材の解像度が上がったため、素材作成が少々面倒になった。
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画面解像度がXPの640x480から544x416に縮小。
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戦闘背景がマップ画面にエフェクトをかけただけのものとなった。人によっては物足りないという声も。
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RPGといえばファンタジーなのかデフォルト素材(RTP)はやはりファンタジーに偏っている。
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これらの点はスクリプトなどで解消出来るがグラフィックに関しては現代風・SF風・和風関連が弱い。
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推奨スペックを満たさないPCでプレイすると動かないわけではないがテストプレイに支障が出る(動作に最適なFPSは60)。
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この問題を解消する為にマップやアニメーションの軽量化スクリプトなどが配布されている。
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また、スクリプトにより画面サイズを広げるとやはり推奨スペックを満たさないPCでのプレイに支障が出る。
総評
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初心者あるいは出戻り系のプレイヤーには取っ付きやすいシステムが好評である。
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XPより軽くなったとはいえ、推奨スペックを満たさないPCには優しくない。
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敢えて不足な部分を残すことでスクリプトにより動作の幅を広げようとしている部分がある(4方向のみの移動→スクリプトによって斜め移動も可、など)
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一方では「完全作を作ってしまうと今後に活かせるネタが無くなるからでは?」という見方がある。
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RTPが相変わらずファンタジーよりなので現代系を作りたい場合は自作か素材屋便りになる。
その他
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上記にある通り、不満点はスクリプトで解消出来るがグラフィックの面は仕方無いと言うべきか。
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ツクールシリーズとしては珍しくアカデミックパックが販売されている。
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アップデータは今のところ1回しか行われていない。