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SDガンダムGX - (2011/12/28 (水) 18:30:37) の編集履歴(バックアップ)
SDガンダムGX
【えすでぃーがんだむじーえっくす】
ジャンル
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シミュレーション
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対応機種
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スーパーファミコン
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発売元
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バンダイ
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開発元
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ベック
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発売日
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1994年5月27日
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定価
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9800円(税別)
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プレイ人数
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1~2人
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セーブデータ
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2個
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SDガンダムシリーズリンク
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概要
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『スーパーガチャポンワールド SDガンダムX』の続編。基本的なゲームシステムは前作と同じだが、いくつか新要素が追加された。
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参戦作品は前作にプラスしてVと0083。また未参戦だったアレックスもやっと登場。ザンスカールはクロスボーンとの連合軍扱いになっている。また、敵味方で同じ軍勢を選択することが可能になった。
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マップ数は宇宙12、惑星16、衛星12に増加。
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大将機
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それぞれの陣営にXガンダム(後のガンダムXとは無関係)、XザクというオリジナルMSが追加。これらは大将機であり、撃墜された場合即敗北となる。
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補給の概念
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各ユニットにエネルギーのパラメータが追加された。移動するたびに消費し、0になると1歩ずつしか移動できなくなる。ミサイル等も残弾数が戦闘後も保存されるようになった。回復するには戦艦に収容する必要がある。
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戦艦自体も補給が必要。ドック入りするか、新規ユニットの補給艦で行う。
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また、最大4機のユニットを搭載しての大気圏突入・突破が可能なHLVが追加された。
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戦艦よりも生産ターンが短く安価で便利。ただし、移動ができず使い捨て。
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対艦戦
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前作は完全オートだったが、今作ではMS→戦艦に限って3Dシューティング的なバトルになる。敵工場占領時にも同様のものが発生する。
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ユニット変化
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一部のユニットはAceになると、例えばVガンダムがV2ガンダムになるなど特殊な変化が発生する。ただし、そういう能力を持つのは本当にごく一部。
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他のMSも、Ace化で遠距離攻撃スキルを獲得するようになった。MAなど一部のユニットはレベル1からスキルを所持している場合もある。
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マップ兵器
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百式のメガバズーカランチャーやGP-02の核など、一部ユニットがマップ兵器を所持。範囲内のユニットを一撃で破壊できるが、浪費が激しく補給完了ターンも他より長いというデメリットもある。
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コロニー落とし
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廃棄コロニーは占領すると以後移動させることができ、惑星や衛星に落下させると落下地点の周囲が焼け野原となる。その地域にいたユニットは全滅、拠点は全て中立状態に変化する。
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いらないユニットを処分できるコマンドが追加された。
評価点
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補給の概念が導入され、前作のようにMSだけでえんえん進軍するような手段は困難に。これにより高価で数の少ない戦艦の効率的運用が求められるため、シミュレーションゲームとしての戦略性がアップ。
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対艦3Dバトルにより、オートだった前作と違ってプレイヤーが結果に介入できるようになった。
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コロニー落としを利用することで、完全に敵の勢力圏下にある惑星・衛星にも侵攻しやすくなった。
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ファンネルの仕様変更や高額MA等の能力強化により、前作であまり使えなかったそれらの価値が向上した。
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変形ボタンがLRになり、可変MSでも4種の武器を使えるように。
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CPUの浪費癖が修正され、ある程度バランスよく生産の割り振りをするようになった。
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BGM、グラフィックも前作同様良質。
問題点
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ユニット編成の都合か、アレックスやアルビオンがティターンズに所属。原作ではアルビオンとティターンズは敵対関係にあるため違和感が強く、また主役機のGP-01とも別の軍勢になってしまっている。
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大将機の存在が微妙、というかゲームを面白くする要素になっているとは言いがたい。
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クロスボーン軍をも楽々蹴散らせる脅威の強さで、完全なバランスブレイカー。特に序盤はこれ一機のみで容易に戦況を左右できるため、ゲーム性を大味なものに。
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CPUは大将機を温存するため強さのメリットが無い。かといってもし前線に出てきたら集中攻撃で落とせる。つまりCPU的には弱体化要素でしかない。
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大抵は宇宙で最初のベースを占領した後は殆んど動かないのでマップ兵器の餌食にするのも余裕という有様。
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オリジナル機体のため思い入れが無く、使ってもあまり面白くないということもある。
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対艦戦の3Dバトルが簡単すぎる。ちょっと慣れれば易々と敵戦艦を落とせるし、敵工場に至ってはノーダメ楽勝のため単なる作業。
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CPUは未占領地域には積極的に侵攻するが、それ以外は守りを固めてばかりで相手側勢力圏にはなかなか攻め込んでこない。
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クロスボーン軍の強さも変化無し。今回もCPU用のハンデと相成った。
総評
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前作からの変更点に微妙な部分もあるが、トータルではファンの期待に応えてくれた続編だといえるだろう。
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残念ながら、シリーズはこれ以降劣化の一途を辿ることとなり、GXを越える作品は出ることなく終焉を迎えた。