「近大のエース」として入団したが、変化球が弱い・制球難で投手としては伸び悩む。
しかし打撃センスと50m5秒台の俊足には以前から注目されており、
高田GM(当時)の決断により06年に正式に外野手転向、現在に至る。
肩が非常に強く、糸井のトマホーク返球はハム専住人を喜ばせる。
チーム1と言われる超人的な身体能力とダビデ像にも例えられるほどの完璧な肉体(体脂肪率8%!)を持つが、制御しきれないほどのパワーを持つがゆえのスペ体質はF1カーに例えられる。また回復も異様に早く、08年はシーズン中は無理と思われながら夏には早々と復帰、09年は捻挫しても3日で復帰。
野手転向のための修行時代は外野守備練習でノイローゼになりかけるほど悩み、08年オフには父親に「俺もうダメかもしれない」ともらしたという。
しかし09年は打席での粘り・選球眼などが格段に向上、本塁打も増え、強打者の風格が身についてきて各方面から絶賛されている。阪神戦ではついに敬遠されるまでに至る。守備のスキルは練度こそ
稲葉・
稀哲にかなわないもののそこはありあまるほどの身体能力でカバーできている。頻度は減ったもののやっぱり飛び出す謎プレーも今ではご愛嬌。将来は
稲葉の後継者としてハムを代表するスター選手となることが期待されている。
(しかし相変わらず野球以外の頭脳の方は… お察しください……)
10年は5番センターに定着。選手間投票でオールスター2年連続出場。2年連続ゴールデングラブ賞受賞。メディアにも「不動の中堅」「キーマン」と書かれるほどに。でもやっぱり飛び出す謎プレー。
11年はシーズン通し3番センター。
中田、
陽を中心に若手メンバーが定着した外野をリードしている。胸熱。打撃は例年のように夏前に爆発。でもチームが調子を落とした終盤も安定感をキープ。トリプルスリーはならなかったものの、打率.319盗塁31HR11。出塁率両リーグトップの.411。3年連続3回目ゴールデングラブ賞。2年ぶり2回目ベストナイン受賞(しかも外野手トップ得票)。現役選手が選ぶベストナイン(雑誌特集)でもダルに次ぐ得票で野手ではダントツ。・・と文句ない成績を残すが、守備も打撃もまだまだです、とあくまでも謙虚。
最もトリプルスリー(3割30本塁打30盗塁)に近い選手として紹介された。
12年シーズン途中でわき腹を痛め、一時戦線離脱したが見事に復帰。9月は驚異的成績をあげて長打率と出塁率でリーグトップ、打率と打点でリーグ2位となり、9月度の自身2度目の月間MVPを受賞。2年連続最高出塁率のタイトル(.404)を獲得した。CSでも2試合連続ホームランなど打撃で大活躍、CSのMVPを獲得した。
WBCのvsキューバ戦親善試合のメンバーに選ばれ、2戦目でマルチ(うち1本は3塁打)を放つ。
この年のゴールデングラブ賞外野手部門において得票数154票を獲得し、受賞、ベストナインにも選ばれる。