涼宮ハルヒのSS in VIP@Wiki内検索 / 「【誤作動~部室にて~】」で検索した結果

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  • 【誤作動~部室にて~】
    【誤作動~部室にて~】   コンコン。 ………彼が来た。 「は~い、どうぞぉ!」 朝比奈みくるが返事をすると、彼が笑顔で入ってくる。 「こんにちは、朝比奈さん。」 わたしは普段通りを維持して、本に目を傾けている。 「こんにちは、長門。」 彼がわたしに挨拶をする。 わたしは少し頷いて、それに答える。 ……ここまでは、いつもの日常だった。   彼は、朝比奈みくると喋っている。 ずっと、楽しそうに…。 その様子を見ていると、わたしの体に異変が起こった。 正確に言うと、《心》に異変が起こった。   感情が抑えられない、コントロール出来ない。 誤作動が起こる。   「………お茶を。」 「ふぇっ!?」 「…………お茶を…ください。」 喋り方までおかしくなった。 自分のやっていることが、わからない。 「め、珍しいな長門。お前が茶のおかわりなんてな。」 彼が笑いながら近付いて来る。 何故? いつもは彼が笑...
  • 長編・長門有希
    ...【長門有希の無題】 【誤作動~部室にて~】 消失、そして 長門有希の正夢 消えた.. 放課後恋愛談 鶴屋さんと長門っちと編 Lost my love ひとりぼっち 有希見酒 幸せの大きさ おめかし 『有希の横顔』 お姉ちゃん 有希の降霊術 長門の真実 二月の雪 異界からの刺客 ある秋の日のこと 長門有希の悪夢 一途な愛情 有希カレー 【The Blank of 3Days】 もし長門がバカだったら お姉ちゃんと一緒 長門有希の小説 有希と湯たんぽ 長門有希とお酒 長門有希の羨望 長門ふたり ながとぅーみー はるかぜふくまえに 空からの花嫁 長門有希の要求 7人の長門 あなたたちと夕食 有希、無音、教室にて。 長門いじめ? 消えない雪 BlackLily ユキキス はじめての風邪 嫉み 
  • ある日 文芸部室にて
    ある日 文芸部室にて キョン「今日は長門と古泉しかいないのか」 古泉「朝比奈さんは用事で今日はこられないとのことです」 なぜ朝比奈さんはおれでなくこんなやつに言付けを頼んだのかと、少し腹が立ったがまぁいい 古泉お茶いるか? 古泉「はい、お願いします」 長門は? 長門「・・・・・コクリ。」 おまえら、朝比奈さんが来ないこと知ってるんなら自分の分くらい入れとけなまけものどもめ やかんをコンロにかけていると後ろから気配がする 長門「・・・・・・・・。」 ん?どうしたんだ 長門「まだ?」 あー、もうちょっと待ってくれすぐ作るから 今日はやけにせっかちだなぁ、そんなに喉が渇いていたなら自分で入れとけばいいのに というか、宇宙人でも喉が渇くのか などと考えていると突然長門のやつが俺のズボンのチャックを開け始めやがった キョン「おい長門何してんだ」 えらく冷んやりした手が俺のものを握っていた う...
  • ハルヒと長門 その2
    ~部室にて~   長門「……」ペラ   ハルヒ「有希、明日遊びいきましょ」   長門「明日は土曜、団活がある」   ハルヒ「なんだかキョンが、ど~しても外せない用事があるらしいのよ」   長門「用事?」   ハルヒ「そうなのよ。団長であるあたしに理由も話さないのよ」   長門「その用事が理由だと思われる」   ハルヒ「わ、分かってるわよ!あたしが言いたいのは」   長門「言いたいことは分かる。でもそれはプライベート」   ハルヒ「それは分かるけど……」   長門「なら今回は仕方ない」   ハルヒ「とにかく!団員が揃わないから明日の団活は中止よ」   長門「そう」   ハルヒ「だから……遊び行かない?」   長門「二人で?」   ハルヒ「そう二人で。どっかいきましょ」   長門「どっかとは?」   ハルヒ「どっかよ」   長門「そう」   ハルヒ「行き当たりばったりでもいいじゃない」   ...
  • 佐々木とキョン
    ~土曜日~   佐々木「やぁ、キョン。待たせたかい?」   キョン「少しだけな。人を待ったのなんか久しぶりだな」   佐々木「キョン。そこは嘘でも、待ってない、と言うのが男じゃないのかい?」   キョン「ん、そうだな。佐々木、実は待ってないぞ?」   佐々木「君には呆れるね」   キョン「悪いな、褒めてくれて」   キョン「しかし、久しぶりだな」   佐々木「そうだね。高校進学以来まさに一年ぶりだよ?」   キョン「そんなに経つのか」   佐々木「そうさ。キョンがいつ連絡をくれるかと気長に待ってみたけど……」   キョン「みたけど?」   佐々木「ついには一年間も音沙汰無し」   キョン「悪いな、部活で忙しかったんだ」   佐々木「丸々一年間もかい?」   キョン「だから悪いって。でもお前のこと忘れたことなんて一度もないぞ?」   佐々木「……そう、そうか」   キョン「ん?どうした、俯い...
  • ハルヒと長門
    ~部室にて~   キョン「Zzzz…」   ハルヒ「……」   長門「……」ペラ   ハルヒ「ねぇ有希」   長門「なに?」   ハルヒ「あたしたち友達よね?」   長門「そう認識している」   ハルヒ「それじゃあさ、なんか悩み事とかない?」   長門「何故?」   ハルヒ「何故って、特に理由は無いけど」   長門「そう」   ハルヒ「ほら、あたしたちってあんまりプライベートな話しないじゃない?」   長門「?」   ハルヒ「あたしこんな性格だからあんまり同性の友達いないの」   長門「朝比奈みくるがいる」   ハルヒ「みくるちゃんってなんだかんだで年上だし、有希が一番一緒にいる同い年の友達なのよ」   長門「そう」   ハルヒ「だから、その、もっと仲良くなりたいなぁ、って」   長門「つまり『普通』の交友関係を望むと?」   ハルヒ「うっ、団長としてあんまり『普通』を強調されると耳が痛...
  • 長門平手打ち編 消失版
    俺は勢い余って長門の頬を平手打ちしてしまった。 勢いで飛んでいった眼鏡を長門は拾い上げ、何事も無かったように本棚へ本を取りに行く。   その行動がさらに俺の頭の血を上らせた。 「おまえ!」 もう止めることはできない。長門の肩を押さえつけ本棚に叩きつける   その時、俺は見た。 能の面のような涼しいというより冷たい顔をしていた長門が 顔を大きく歪めて大粒の涙を流すとこを。 まるで遊園地で迷子になった子供が寂しさと不安を堪えきれず遂にないてしまうように、 長門は泣き始めた。   さっきまで怒っていた俺は突然の長門の異変に狼狽した。 あの長門が・・・泣くなんて。 俺は長門の肩から手をそっと放し、すまないと一言言った。   度を越したインチキ魔法をよせと長門に何度も言ったが、長門はやめなかった。 もしかしたらハルヒに危険が及ぶインチキを長門は今日の昼休み行い、それで俺は腹を立てたのだ。   しきり...
  • エッチな短編置場
      ここにはエッチな短編を置いてください 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 ある日 文芸部室にて ミルク つきあう 涼宮ハルヒは思春期 長門有希のエロゲ 初めてはあなたに マニアックキョン 電子手紙の終焉 思春期キョン保守 メイドさんごっこ保守 黄色リボンちゃん めがっさいただきます まぞ☆もり まぞ☆もり2 まぞ☆もり ある日のお話 一日団長権
  • 人生最悪の四日間 第六章 ~笑い、再び~
        エルヴィン・ルドルフ・ヨーゼフ・アレクサンダー・シュレーディンガーという人物をご存知だろうか。 オーストリアの理論物理学者だ。 彼が文献で提唱した量子論に関する思考実験は非常に有名だ。 「シュレーディンガーの猫」と呼ばれるこの思考実験は、もともとは非決定論の矛盾を示すものだった。 だが、現在では別の実験結果によって決定論は有力視されなくなり、「シュレーディンガーの猫」は非決定論が克服すべき課題を示すものに置き換わった。 この実験はあくまで思考実験であって、実際の実験ではない。猫が可哀相だからな。 だから量子物理学者が量子力学の謎を解くために実際に猫を何匹も殺しているわけではないし、動物愛護の点でも問題は無く、物理学者が特に残酷なわけでもない。三味線を作る人間の方が残酷だ。   この実験を実際に行いたい人は次のものを用意してもらいたい。 ・蓋のある箱 ・猫(青酸ガスを吸うと死ぬ生き物...
  • 結婚後の橘キョン お出かけ~帰路にて~
    「ふぅ…」 久しぶりの休日は京子と『お出かけ』だったわけだが… 『お出かけ~帰路にて~』 現在俺は車を運転しており、京子は助手席で絶賛睡眠中だ。 …そう言えば昨夜は遅くまで今日の準備していたもんな。そのおかげか弁当はかなり美味かった。 普段、会社で食べる愛妻弁当も捨て難い。だが雲一つ無い青空の下、澄みきった空気の中、2人で食べる弁当もなかなかオツなものだ。 ギッ 前の車が止まっているので減速、停車、ハンドブレーキをかける。 今日は遠出をしたんだが…まさか帰りに渋滞に遭うとは思いもしなかった。 「んっ…」 ブレーキの衝撃が感じられたのだろうか… 京子は助手席の座席を倒し、窓側を向いて夢の中にいるのだが寝返りで俺の方を向く格好へとなった。 栗色のツインテール、閉じられた瞼から伸びる長い睫、可愛くツンととんがった鼻先、小さく結われた唇に傷一つない肌を…俺は見つめていた。 「やっぱり綺麗...
  • 長門さん、へい!
    「!?」   突然だが俺は全国の山という山の全てが噴火して日本中がマグマに包まれたことを思わせるくらいに驚いていた 声に出ない驚き――― というよりも声に出せないと言ったほうが正しいだろう       灰色一色の閉鎖空間なる不気味世界や消えたはずの朝倉が戻ってきたりと驚くべき出来事は山のようにあった       それをも越えた、俺を現在進行形で仰天させている出来事が今、俺の前で発生しているわけだが       まさかあの無口で無表情かつ無感動な宇宙人がこんな行為に出るとは・・・       認めたくはないが俺の所為であることは明白だ     いやしかし俺は冗談のつもりだったんだがな     まさか本気で受け取るとは思わなかった         恐らくあの一言が全ての始まりになってしまったのだろう・・・         今日はいつもとは違い、部室には俺と長門しか居なかった     朝比奈さ...
  • 文芸部室の幽霊
    残暑も過ぎ去り、秋を感じさせる涼しい風が吹きぬける文芸部室にて、本日の活動は我らが団長涼宮ハルヒの欠席でお送りしている。 欠席の理由は特に聞くことをしなかったが、珍しいこともあるもんだね。そして、これは団長による団長のための活動であるにも関わらず、ハルヒ不在の今日もこうして団員たちが文芸部室に集合してしまうのは何故なのだろう。 今日も、辺りを見渡せばいつもと変わらぬ光景が広がっている。 長門は読書に耽っており、朝比奈さんはお茶と格闘、古泉は今俺とオセロで対戦中だ。至って平凡、いやぁ、あいつが居ないと静かでいいね。少々静か過ぎると違和感を感じたりもしてしまうのだが。 俺は、何も考えていなかった。というのは、今日も何も無い一日であることを確信していたという意味だ。何か特別なことが起こるのだとしても俺には検討もつかないし、そういうのを妄想して楽しむのは俺じゃなくハルヒの仕事だからな。 し...
  • でんぢゃらすハルヒ
    『くちゃくちゃガム』今、北高の生徒の間で大人気のガムである。     おことわり 主音声は、通常の話ですが、副音声は、ガムを噛んでる音になります。 ご注意ください。   主音声 ハルヒ「ん~、くちゃくちゃガムはおいしいわね~。 あっ、朝倉さんだ」 朝倉「む」   副音声 くちゃくちゃくちゃくちゃくちゃくちゃくちゃくちゃ… 休みの日、くちゃくちゃガムを噛みながら、道を歩いているハルヒ。 偶然、別方向からハルヒの方に向かって歩いている朝倉を発見。 彼女もくちゃくちゃガムを噛んでいる模様。 くちゃくちゃくちゃくちゃくちゃくちゃくちゃくちゃ…     主音声 朝倉「ちょっと、散歩の邪魔よ。さっさと退きなさい。」 ハルヒ「なんですって!?」 ハルヒ「あんた、…私を怒らせる気?」   ハルヒ「文句があるのなら、いつでも相手になってあげるわ、 この野郎」 朝倉「あんたが私に逆らおうなんて...
  • 有希、無音、教室にて。
    冬休みも明けて、数週間が経った。 実力テストという忌ま忌ましい魔物から命からがら逃れた俺は、久々に平凡なる毎日を送っていた。 今日という日も、その例外に漏れずこれといった事件や異変などは起こらなかった。 空はすっかり夕時にさしかかっていて、少し積もった雪が茜色に染まっている。 あの急な坂道をここから上りきったら、赤い屋根が目印の我が家に到着するであろう。 ほとんど淀みない動作で靴箱から靴を取り出す俺の足元に、一通の手紙が落ちてきた。 「  今日の放課後 1年5組教室にて待つ                     長門有希  」 特徴のない、機械的な文字でそれは書かれていた。 ……おかしい。いつもの長門なら、まずこんなことはしないだろう。 4月のあの日のように、あいつは本に挟んだ栞を使うはずだからだ。 といって、ほかに誰がこの手紙を書いたのかと問われると、とんと考え付かない。 以前朝倉...
  • HAPPY TREE FRIENDS
    部室にて―― ハルヒ「ねぇねぇキョン、こっち来て」 キョン「?なんだ?」 ――ハルヒ、パソコンのディスプレイを指す ハルヒ「これ見て」 キョン「――『HAPPY TREE FRIENDS』?外国のアニメか?」 ハルヒ「まぁ見てごらんなさいって」 ――ハルヒ、マウスを再生ボタンに移動させダブルクリック http //happytreefriends.atomfilms.com/ ↑ある意味強烈なので心臓が弱い人は見るのを止めようね☆ ――終了 キョン「……で、なんなんだ?この道徳的に悪い病んでるアニメは?」 ハルヒ「……何その反応……」 キョン「いや、なんでおまえそんな不満気な顔なんだ?」 ハルヒ「なんでそんなに反応薄いのよ!?」 キョン「質問に質問で返すな」 ハルヒ「こんな可愛らしい絵なのにこのグロさ!!     あんた神経一本とんでるんじゃないの!?」 キョン(お前に言われたくないわ...
  • 人生最悪の四日間 第二章 ~神は誰だ~
    窓が割れている。そして、その窓から「俺」が落ちた。 どうすればいい? 殺してしまった。 話が違うじゃないか。 俺は頭を撃ち抜かれるんじゃないのか? パニックになった俺は助けを求めるべく、ポケットから携帯を取り出した。 午後五時三十分。部室にて。 古泉、結局この世界の神は誰なんだ? 「貴方のほうから電話をくれるのは珍しいですね。一昨日お話したとおりですよ」 ……俺か? 俺なんだな? 「ええ、そうです」 じゃあ、俺が金持ちになりたいと望めば、俺は金持ちになれるのか? 「世界の基礎がすでに確立しているので、あまりにも突拍子もないものについてはわかりかねますが、 現実になったとしても不自然でないことなら貴方の望んだとおりになるでしょう」 じゃあ、俺が厄介ごとに巻き込まれたくないと願えばその通りになるんだな? 「ええ、そういうことになりますね」 例外は無いのか? 「例外は二つです。ひとつは先ほど...
  • 題名付き・普通短編
    ひぐらしのなくハルヒ カセットテープ 興味 Stairwayto Haruhi SIRENOF Haruhi 長門猫化 日常あるいは平穏な日々:ハルヒ篇 仮入部 最後の手紙 長門さんとギター 二人で、校舎にて 携帯電話 コミケにて 長門有希の体温 ある雨の日のこと 遺書 気のせい・・・? 感情 1.35倍 俺・・・実はポニテ萌えなんだ(憂鬱後記) 俺・・・実はポニテ萌えなんだ 涼宮ハルヒのエロゲー 朝比奈みくるとポケモン 憎悪、拒絶、少女 長門有希の虐待 日常 大切な君達へ……… 長門さんと白雪姫 えいえんのせかい だーれだ? 『きっかけ』 忘れな草 『涼宮ハルヒのコミケ』 涼宮ハルヒのカラオケ 涙 オセロ三番勝負 焼いた芋 酒と桜と…… 海の家のラーメン キッドナップ・テレフォン のれん 遊○王 赤服親父捕獲戦線 プリン作戦 カッコイイキョン君 くじびき妙バランス 未だ来ない日の一頁 鬼...
  • 雪、無音、窓辺にて。
    「お、なんだ長門、お前だけか」 彼が文芸部室のドアを開く。 私は、ものの3秒だけ読んでいた本から目を離し、彼を確認する。 今、文芸部室には私と彼以外に誰も居ない。そして、半径15メートルの範囲で文芸部室に向かおうとしている有機生命体も確認されていない。 彼と、二人きり。 私は本へと視線を落としたが、そこに並べられている文章を上手く認識することができなかった。 また、エラーが生まれた。 いつからだろう。 いつからか、私の中でエラーが見られるようになった。 このエラーの原因は、未だ不明。 「何だお前、ストーブつけてなかったのか?風邪引いちまうだろうが・・・」 彼はそこまで言うと口をつぐんだ。私が言わずとも気づいたようだったが、しばらくこちらの様子を伺っていたので私は答えた。 「私には、体を温める必要は無い。体温調整ができる。そして、このインターフェイスは有機生命体が風邪と呼んでいる、ウイルス...
  • 人生最悪の三日間 第一章 ~オレ殺人事件~
      一日目   午後五時。部室前にて。 『三名欠席により 今日の活動は休みです。 by古泉』 という貼り紙を見たのは放課後のことだった。 ハルヒが風邪で欠席しているのは知っていたが、長門まで風邪か? 怪しいな。 インターフェースはインフルエンザウイルスも倒せるんじゃないか? もしかしたら、また何か巻き込まれるかもしれないな。 少しでも変わったことがあったら、俺が厄介ごとに巻き込まれる前兆だ。 このドアに貼られた貼り紙を剥がして、そのままさっさと帰ろうとしたときだった。 部室の中から人の気配を感じた。気配だけだが、明らかにドアの向こうには誰かがいるのだ。 それに物音もする。足音のような音。おそらく一人だ。 団員以外にこんな部屋に入るような物好きな人間はこの世どころかあの世にも存在しないので、おそらく古泉だろう。 それにしても一人でなにやってるんだ? オセロか? 一人で? 寂しいな。 本来二...
  • 古泉一樹無題1
    古泉「さてさて、今日はどのようなご用件でしょうか?」 二人だけの教室 下校の時刻はとっくに過ぎている キョン「おまえに話がある」 古泉「ふむ、あなたから用件があるなんてめずらしいですね」 口元を緩ませイスに腰をかける古泉 キョンは古泉の前に立ったままである キョン「長門についてのことだ」 古泉 「長門さんについて・・・ですか」 一瞬落胆の表情を見せた古泉は、窓の外眺め言った キョン「おまえも知っているはずだ古泉」 古泉「といいますと?」 キョン「長門がブラジャーをしていないことだ」 古泉「なるほど」 正直古泉は気づいていなかった、そもそも彼女が ブラジャーをしようがしまいが興味はなかった 古泉の視線は前に立っている彼のあそこにいっていた   古泉「それで、あなたは私にどうしろと?」 少し疑問だった、彼がこの程度のことで私に話を もちかけてくるはずがない、この話は余談のフェイク 本題はこれか...
  • エッチな短編12
     ハンドボールをセックスに置き換えて話しようぜ! 岡部「みんなーおはよう! 今日はいいセックス日和だな!」  生徒が私を見る目がかわった。  白い目だ。……いいさ、慣れている。  ひそひそ話をする女子グループ。いい太ももしてるぜ。 岡部「山根! お前セックス部はいらないか!?」 山根「写真部にはいってるんでセックス部はいれません!」  山根も白い目で見られだした。  いいさ……あいつも慣れてる。  俺たちなんかお構いなしにいちゃついてる涼宮とえーとキョン。  うらやましいな。あいつらはハンドボールじゃなくて本当にセックスしてるんだろうな。 岡部「古泉! おまえ違うクラスだろうが!」 古泉「おお、これは失礼しました」 岡部「あとおまえ、服着ろ、服!」 古泉「それだけは断固譲れません」 岡部「バカモン! 校内で全裸になっていいのはセックス部だけだ!」  ハンドボールするのは身軽な方...
  • それは誤解で勘違い
    コンコン、俺はすでに習慣になっているノックをした。のだが、部室からは なんの反応も無いのでさっさと入ることにする。   ガチャ   「ん?長門、いるんなら返事くらいしてくれよ」   誰もいないと思っていた部室には、この部屋の置物と化している 自称、宇宙人に作られたアンドロイド、長門有希がイスに座って 音も立てずに本を読んでいた。   「………」   何の反応もなしか。最近では俺も少なからず長門の表情を 読み取ることは出来るようになったんだがな。   突然俺は目に違和感を感じた。ゴミでも入ったか?   「長門、悪いんだがちょっと俺の目にゴミが入ってないか見てくれないか?」   そう長門に頼むと、長門は無言で頷き、フラフラと俺の目の前までやってきて 少し背伸びをするように俺の目を覗き込んだ。   長門の顔が目の前にある。俺は心臓の鼓動が速くなるのを感じていた。   その時、部室のドアが勢いよく...
  • 「異変」
    ……なんだこれは? パタン 一度開いたドアを閉めた、ここはSOS団の部室ってのは間違いない。 今日は担任の呼び出しで遅れた俺、間違いない。 ノックすると朝比奈さんの声が聞こえてくる。 うむ、今日も癒される良い声だ。 ドアを開けると……やはりおかしい。 窓際でハードカバーを読み続ける長門、一人でニヤケ顔をしながら詰将棋を解く古泉、お茶を用意してくれている朝比奈さん……… ハルヒはどこだ?   古「おや、涼宮さんはご一緒でないのですか?」 それは俺のセリフだこのニヤケ顔。 あいつは今日も俺の背中をペンで突っ突き何か思いついた顔でニヤニヤしながら机(窓)に向かっていたんだぞ。 朝「でも部室には来てないですよ?」 そんなことはないですよ。 何せ走って向かって行ったのを見ましたから。 長門は見なかったか? 長「見ていない」 あ~そうか、俺の心配より本が気になるか。   「ちょっと俺、ハルヒを探してき...
  • 恐怖の館
    恐怖 …これは生きていくうえで避けては通れないものだ。 俺はこれからいくつの恐怖を味わうのだろうか…。 だが今、俺達が遭遇している恐怖は恐らく人生で1、2を争うものになるだろう。 …状況がわからない? OK では今回の出来事を振り返ってみよう。 ~部室~ ハルヒ「暇ねぇ~。」 ネットサーフィンをしていたハルヒはそう呟いた。 キョン「平和と言え、平和と。」 古泉とオセロをしていた俺はハルヒにそう言った。 この前のつちのこの件をもう忘れたのか…。 そんなこんなでいつもの毎日を過ごしていた俺達の所に訪問者がやってきた。 コンコン ガチャ 「こんにちは。」 ん?誰だ? みくる「あれ、あなたは管さん?」 …朝比奈さんの話によるとこの人は朝比奈さんのクラスに転校して来た管、理人って名前の人らしい …変な名前だ。 みくる「でどうしたんですか?」 管「耳に挟んだんですけど、あなた方は不思議な事を募集...
  • SOS団お掃除大作戦
    部室の扉が大きな音を立てたと同時に、向日葵のような明るい笑顔と怒号に似たよな大きな声が聞こえた。 「みんな!大掃除をするわよ!!!」 部屋に入るなり大声で話し出す人物なんて俺の知る中で一人しかいない。 涼宮ハルヒだ。 それにしても、今日に限っては中々いい案じゃないか。コイツにも少しは並みの人間の思考が 生まれたということか。なんて事を思っているとハルヒは話を続けた。 「1年間お世話になった部室に、感謝の意を込めて皆でピッカピカにするのよ!」 「おいおい、1年間のお世話って大晦日じゃあるまいし、普通に大掃除でいいだろ?」 「何言ってるのよバカキョン!もうすぐ春休みでしょ!?入学してから1年経ったって事じゃない!!」 確かに入学してから1年は経つけど、SOS団を作ったのはG.W明けじゃねーか。 それまではこの部室にはお世話になってねーよ。とは、口に出せない俺はヘタレなのかね? 「...

  • 高校2年の新学期、クラス替えをしにも関わらず相変わらずに私の前の席にはキョンが居る。 最近、あたしってキョンのことが好き…?ってことに気付いてしまった。 こんなこと口が裂けても誰にもいえないけどね。 でも、キョンももしかしたらあたしのこと好きなんじゃないかなって思うこともある。 なんて思い違いかも知れないけどね、あー!やめやめ!こんなバカバカしいこと考えるもんじゃないわ! あたしは自分の顔が熱くなってくるのを感じて机にうつ伏せた。   新学期初日からSOS団は集まる、あたしも少し遅れて部室へと向かった。 部室にはもう誰かが来ているらしく中から声が聞こえる キョン「ちがいますよ!こことここを押さえるんですよ」 みくる「えぇ~?こうですかぁ~?」  どうやらキョンがみくるちゃんにギターを教えてるらしい。 あたしは勢いよく扉を開けた、案の定2人くっついて1つのギターでくっついて教えてる…。 「み...
  • 長門有希のエロゲ
    放課後の部室にて。 「…これ」 そう言って長門が渡してきたのはなにやらPCゲームだ。 なになに……『妹ぉ、ちゃんとしようよ』って…… なぁ長門。一つ聞いてもいいか? 「なに」 これなんてエロ○? 「妹ぉ、ちゃんとしy」 それは分かってる。俺が聞きたいのはなぜエロゲなのかっていうことだ。 少し悩むように眉を寄せ、長門は俺にこう答えた。 「……私がコンピ研に参加している間にコツコツと作成した」 おい、答えになってないぞ。 「やってみて」 すると長門は俺の前にいつぞやのゲーム勝負で獲得したPCを一台持ってきて、 起動させ、例のエ○ゲのディスクを挿入した。 タイトル画面が出た。 ……って長門?!なぜお前がタイトル画面に?! 「これはあなたが主人公の○ロゲ。私はあなたの妹として登場している。」 おいおい。俺には妹属性無いぞ。 「あなたは自覚していないだけ。あなたの潜在能力には含まれている」 ...
  • 涼宮ハルヒの情熱 エピローグ
    「ただの人間でも構いません!この中に宇宙人、未来人、異世界人、超能力者に興味のある人がいたらあたしのところに来なさい!以上!」 これはハルヒの新学期の自己紹介の台詞だ それを俺が聞くことができたのはハルヒと同じクラスになれたからに他ならない ハルヒが泣いてまで危惧していたクラス替えだったが俺は相変わらずハルヒの席の前でハルヒにシャーペンでつつかれたり、その太陽のような笑顔を眺めたりしている どうやら理系と文系は丁度いい数字で分かれるようなことはなく、クラス替えであぶれた奴らがこの2年5組に半々ぐらいで所属していた 教室移動で離れることもあるが、大半の時間をハルヒと過ごすことができる これもハルヒの力によるところなのか定かではないが、この状況が幸せなのでそんなことはどちらでもよかった 「キョン!部室にいくわよ!」 放課後俺はハルヒと手を繋いで部室に向かう やれやれ、こんな幸せでいいのかね ...
  • かき氷(あま~い話?それとも…)
    夏の日。部室にて   ハルヒ「あ~、暑いわね~。こういうときは かき氷が食べたいわ。キョン、かき氷作りなさい。」 キョン「なぜ俺が作らねばならんのだ。 それにかき氷機なんてないんだぞ!!」 ハルヒ「あんたの家にあるんでしょ!? いいから持って来て作りなさい!!団長命令よ!!」 キョン「へいへい」 そういうと、キョンはかき氷機を持ってくるために、 自分の家へ向かい、さらにその後に、 途中1.5kgのブロック氷とシロップを、近所のスーパーで買い、 30分後にハルヒたちのいる学校に戻った。 息を切らしながら。     キョン「持ってきたぜ。ぜぇ…ぜぇ…」 ハルヒ「遅いじゃないの」 キョン「それで?何味がいいんだ?」 ハルヒ「断然いちご味よ!!」   みくる「私も涼宮さんと同じ、いちごを。 あと、練乳と、チョコシロップかけてくださ~い」 古泉「僕はブルーハワイでお願いします」 鶴屋「レモン味がいい...
  • 長門さんはロッテに興味持ったようです。
      9月28日その3 今日も中継があるので長門と朝比奈さんと一緒だ。 古泉は機関で見てるらしい。 ~1回表~ 長門「ハヤカーさんいい時に打った。」 キョン「あまりホームランは打たない選手だよな」 みくる「先制できるといい試合になりそうですよね」   ~6回裏~ 長門「サンデーナイスピッチング」 キョン「ちょっと捕まったな。」 みくる「相手投手も調子いいですね」   ~7回表~ キョン「行け!」 みくる「抜ける?」 長門「行って…」 ・ ・ ・ キョン「あ~取られちゃったな」 みくる「あと少しで抜けてましたねぇ」 長門「・・・・・」   ~10回表~ キョン「っしゃあ!」 みくる「勝ち越しですよ!長門さん!」 長門「ハヤカーさん大活躍…」 みくる「キョンくん熱いですね!」ニコニコ キョン「いやー興奮しちゃいましたよ」 長門「抑えが気になる」   ~試合終了~ みくる「長門さん、2位浮上ですよ...
  • 人生最悪の三日間 第三章 ~三年間の罠~
    午後五時。部室にて。 「そろそろ来ると思ってたぞ」 呆然としている俺の顔が実に面白い。 紛らわしいので、この時間帯の俺は……キョンと呼ぼう。 ……ついに自分で自分のことを「キョン」と呼んでしまった。悲しくなってきた。 キョンは真っ青な顔をして――ここは省略しよう。 物語は二日目へと進む。 二日目 午後四時七分。校舎裏にて。 で、死体はちゃんと処理されたのか? 「それを今から古泉に確認するんだよ」 キョンはポケットから携帯を取り出して、古泉の番号に掛けた。 そろそろ元の時間帯に帰れるはずだな。 ん? 元の時間帯? 元の時間帯って今から一時間後だろ? たった一時間、未来に行く必要があるのか? そんな労力使う必要が無い。たとえ未来の技術を用いたとしても、時間を移動するのはかなりのコストがかかるはずだ。 じゃあ、なんで帰る必要があるんだ? いや、そもそも帰る必要なんてあるのか? このまま帰ら...
  • 普通短編22
    【携帯電話 古泉編】   ええ、僕が携帯電話を持ち始めたのは、あの機関に所属するようになってからです、それまでは中学生で、あまり必要性を感じてはいませんでしたら。     はっきりいってしまえば、携帯がなるのは今でもあまりいい気はしませんね、大抵はあの仕事がらみの連絡ですからね     彼をはじめ皆さんあまり深刻に考えていっらしゃるようですけど、本当のところ 危険な仕事なんですよ、最近はようやく平気な顔してこなせるようになりましけど、まあ こんな口調がいけないんでしょうね     ちょっと非常識な日常をおくっている僕ですが、そんな中でSOS団のメンバーとのやりとりってのは、心休まるものではあるんですよ、最近少し心待ちの連絡なんてもあったりするんでんよ これでも     え 誰からの連絡かって、それは勘弁してください     ご想像におまさせしますよ     おっと、また連絡がはいったよ...
  • マグロは急には止まれない
    部室の扉がノックされ、誰だと扉を開いた瞬間の俺達はきっと 時間凍結された有機生命体、 もしくは深夜に動き出す寸前の蝋人形の館のような状態だったであろう。 長門が立っていた…それは構わない…   何故か、どデカイ本マグロを丸々一本ひきずって……   「な、長門、それは一体…」 「…黒いダイヤ」 く、黒いダイヤ? 「太平洋沖の北緯40度付近にて生息する天然資源。硫黄島付近にて捕獲」 部室に入ってこようとする長門からは生魚の血生臭い匂いが漂い、 年季が入って古くなった木造の部室棟の床はマグロの重みで軋む音を立てている。 「…それマグロだな?」 「…そう」 「なんでマグロが丸々一本…」 「…嫌い?」 いや、好きとか嫌いの問題じゃなくてだな…。 「…あなた達にはいつもお世話になり感謝している。お礼をしたい。 お礼やお返しで心を掴むには サプライズ、心を込めたプレゼント、手料理の三点セットだと本に書い...
  • キーワードは恋愛
    いつものSOS団部室にて いつものように、騒々しく扉が開く   ハルヒ「みんなーー聞いて!すっごく楽しいこと思いついたの! って、あれ?キョンあんたしかいないの?」   キョン「みんな、不思議な用事で、今日は俺だけだ」   (古泉曰く「今日だけはあなたと、涼宮さんだけのほうが都合がいいと思いますので」 朝比奈さんが言うには「キョンくん頑張ってね!えへ」 長門「今日はあなたと、涼宮ハルヒだけが好ましい。それが情報統合思念体の意思」   と、俺を残してみんな、どこかへいってしまったわけだ 全く、責任の押し付けにもほどがある。)   ハルヒ「ちょっとあんた、なに目そらしてんのよ! いい!?団長の言うことを聞かない奴は死刑だからね!」   (好きにしてくれ・・・)   ハルヒ「ま、いいわ!聞きなさい、キョン!やっと分ったのよ! SOS団に足りないもの!それは、恋愛よ!「恋愛」!」   キョン「・・...
  • おはぎ
    「ちょっと長門さん!私のおはぎ食べたでしょ!」 そう言って部室に入ってきたのはなんと朝倉だった! 何でお前がここにいる! 「そんなことはどうでもいいの!キョン君はだまってて!」はい。 突然の朝倉の来襲にハルヒですら固まっている。朝比奈さんはオロオロしてるし。古泉は…知らん。 にしてもだ、おはぎを食われたぐらいで学校まで来るか普通? コンビニでも売ってるだろう? 「江美里が作ってくれたのよ!それにちゃんと長門さんの分だってあったのに!」 江美里って…喜緑さんか?ああ、料理とか得意そうだしな 長門を見ると本を持つ手が震えてる。 「わ、私は食べてない」噛んだ! 長門、それじゃあ思いっきり食べましたって言ってるようなもんだぞ 「嘘よ!長門さんの部屋で一緒に住んでるんだから、食べたとしたら長門さんしかいないもの!」 とりあえず落ち着けよ朝倉、長門だって怯えてるしさ。 とりあえず、最悪の事態を避けるた...
  • 結婚後の橘キョン
    ホースで保ー守 お出かけ~帰路にて~
  • 朝倉涼子迷走記 後編
    読む前にこのページにも目を通していただけると嬉しいです。 そんなこんなで目を覚ますと 「あーさだよー!!」 またまた妹が空中にいた。 ってかその構えは…フライングクロスチョッ「ぶはっ!!!!」 …これは…効いたぜ… 「あれ…キョンくん?」ペチペチ …頼む…頬を叩くのを止めてくれ… 「キョンくん動かなくなっちゃった…」バチンバチン 「…頭を叩くな」 「あ!キョンくん生きてた!!」 勝手に殺すな。 「…あのな、人を起こすときくらい普通に起こしてみたらどうだ?声をかけるだけでいいだろう?」 「えー…でもハルにゃんがキョンくんを起こすときはこうした方がいいって言ってたよ?」 …あのやろう。 まぁいい。どうせハルヒに注意しても無駄な気がする。 そういや今日は朝倉が計画を話すとかなんとか… そんなことを考えながらのんびりと学校へと向かう。 「お、キョンじゃねぇか!」 ...
  • 涼宮ハルヒの死体 第一話
    第一話 「おはよう、涼宮さん。最近嫌な事件が続いてるのね」 あたしが朝教室に着くなり阪中さんが話しかけてきた。 「おはよ。なにそれ?どんな事件?」 そう返事すると少し驚いたような顔をして教えてくれた。 「知らないの?最近この辺りで女子高生が誘拐される事件が続いてるのね。犯人はまだ捕まってないし…怖いのね…」 えっ?そんな事件があったなんて全然知らなかったわ…これは気になるわね… 「涼宮さんも気をつけた方がいいのね。それじゃあまたなのね」 そう言い残し自分の席へと戻って行った。 それと入れ替わるようにキョンが教室に入ってきた。 「おう、ハルヒ。おはよう。…どうした?」 ボーッと考え事してたからだろうか、あたしの顔を覗きこむようにたずねてきた。 …って顔近いわよっ! 「キョン!大事件よ!」 さっき聞いたばかりの事件をキョンに話した。 「ああ、その事件なら俺も知ってる。昨日のニュースでもやって...
  • 「涼宮ハルヒのビックリ」第五章α‐10 β‐10
    α‐10  午後の授業中、俺は考えていた。入団試験を受けた結果、新一年生は全員合格、俺だけ不合格になったらたまったもんじゃないしな。SOS団の活動内容を思い出せば簡単に解けるか・・・SOS団が設立されて役一年たつ。一般人にはありえないことがたくさんあったな。季節が変わるのも早し、こんな風に考える俺も年を取ったもんだ。  ようやく授業が終わり部室へと向かった。試験の前に早く朝比奈印のお茶を頂きたいもんだ。二、三杯飲めば頭もすっきりするはずさ。朝比奈さんにも事情を話せば快く向かいいれてくれるに違いない。そう思いながら部室の前に着きノックすると、中からは困惑したような声で迎えてくれた。  「キョンく~ん・・・」  朝比奈さんどうしたんですか。ドアを閉め中に入ると、  「テーブルの上に変なものが置いてあるんです。あの・・・長門さんに聞いたら来たときにはもう置いてあったって・・...
  • パレット
    『デッサン』の続編です。 画板に絵の具やその他などのある文芸部室。 俺は部室でコンクールに出品するための作品を描くことにした。学校内で一番落ち着く場所、ここ以外で作業するのは何かと気が重いからな。 しかしながら何を描こうか。テーマは《光》だそうだ。 ……なんだよ《光》って。何を描けってんだ。太陽か?それとも電球でも描くか? などとおどけてみたが、描くものは決めていた。 俺にとっての《光》、ハルヒを描くと。窓際に座らせて陽光に照らされるハルヒというイメージができている。 そんなわけでいい感じに陽が降り注いでいるこの時間に終わらせることにした。 準備を終えた部室にハルヒが入ってくる。ちなみに今日は他の連中は気を使ってくれたのか、部室に来ないと言っていた。 「なんか……いつもの部室と違うわね」 いろんな物を移動させてるから当然だ。いつもと変わらないのは長門の定位置くらいか? 「まぁいいわ。あ...
  • 人生最悪の三日間 エピローグ
    恒例のベッドの横での目覚め。 どうやら俺は無事にこの世界まで帰ってこれたようだ。 それにしても、俺は何をした? ハルヒにまたキスしたような気がするんだが、これは夢か? 夢であってくれ。というか、夢でも嫌だ。フロイト先生も相手にしてくれない。 手の届くところに消火器かコンバットマグナムがあったら躊躇うことなく俺は自決しているだろう。 ……まあ、躊躇わないってことは無いか。   人間が夢を見るのは基本的にレム睡眠のときだけだ。 平均八時間の睡眠時間の中でも、レム睡眠はごくわずか、一、二時間程度だ。 レム睡眠の世界最長記録は3時間8分。気になる方は2000年版のギネスブックを見るといい。 俺は何時間の間、この恐怖の体験をしただろうか。 答えは76時間と14分。俺は三日間も寝てたのか? いや、レム睡眠だけで3日だから睡眠時間は8倍の24日か? どうやら俺の名がギネスブックに記される日はそう遠くはな...
  • 甘いプリンの秘密 第1話
    とある放課後の部室での事だ。 俺とハルヒは、一緒に部室に入り、他の団員が来るのを待っていた。 ハルヒはパソコンにかじりついてるし、 俺はやることがないので、ただ机に突っ伏して寝ていた。   と、そんな時のことだ。   ハルヒは腰掛けていた椅子から立ち上がり、 なぜか部室にある冷蔵庫に手を伸ばし、冷蔵庫を開けた。 「今日はあんたのためにあたし自ら手作りプリンを作ってあげたわ! 大きいプリンと中ぐらいのプリンと小さいプリンのどれが食べたい?」 ハルヒは唐突に言い出した。 ハルヒのことだ、おそらくは大きいプリンはバケツプリン、 小さいプリンは喫茶店のミルク入れで作ったような小さいヤツに違いない。 悪いが、俺はそんなその手には乗らんぞ。 「大きいのは身に余る、小さいのはモノ足りそうにないからな。俺は中くらいのがいいな」 俺がそう言うと、ハルヒは冷蔵庫から大きめの皿を取り出し、俺の目の前に置いた。 ...
  • 時限爆弾
         悪意? そんな物欠片も無かったさ。本当だぜ? 嘘発見機だろうが心電図だろうが、それ で事態が収束するってんなら好きなだけ検査してもらって一向に構わない。  だがここで、例えどれだけの数の専門家が集まって俺の潔白を科学的に立証してくれようと もそれには何の意味もないだろう。  ああ、話が横道にそれてる上に訳が分からなくなってるな……。  それもそのはずで、俺はこの危機的状況に打開策を見つけられないまま、ただ頭を抱えてる ってのが現状だ。  いったいどうすればいいんだよ……なあ?  ――それは、ほんの些細な勘違いから始まったんだ。     「時限爆弾」      昼休み、俺はたまには静かに弁当でも食べようと思い部室へとやってきていた。  当り前の様にそこには長門がいて、俺は置物の様に動かない宇宙人を眺めながら弁当を胃に 詰め込んでい……あれ?  ふと見ると、椅子に座っている長門の膝の...
  • 笑顔を見せて
      「あ~、もう!ほんっと退屈だわ!!」   ハルヒの不機嫌そうな独り言を聞きながら、俺は古泉とオセロをしていた。 放課後いつも通りに部室に集まり、何事もなく時間だけが過ぎていく。 平和そのものだった。ただ、その平和というものを団長様はいたく嫌っている。   「何かおもしろいことは無いのかしらねー? 最近は本当に退屈すぎて死にそうだわ!」   確かにここ最近は特にイベントごともなく、放課後部室に集まっては ただぼけーっとした時間を過ごすだけだった。 さすがに退屈だとは感じるが、死にたくなることはないね。   俺が不意にハルヒに目をやると、じー、っと長門の方を見ている。   十数秒は見ていただろうか?ハルヒは突然何かを思いついたかのように 満面の笑みを浮かべ俺の方を見た。今度は何をしようってんだ?   「キョン、あんた有希の笑ってるとこって見たことある?」   「ん?あぁ、…いや、見たこと無...
  • chapter1
    「こ、これは…、いったい、何の冗談だ…?」    --------------------------------------------------------  「あっ。」 「どうしました?」 「部室に忘れ物した。」 「そうですか。明日は土曜日ですし、物にもよりますが、取りに帰っては?」 「お前に言われんでもそうするさ。」 「これは失礼。」 微笑を浮かべながら言うな。まあ、慣れてるがな。 「おーい、ハルヒ。」 「なによキョン。」 「部室に忘れ物したから、とりに帰ってくる。」 「あっそう。それじゃあ、はい。」 「おっと、って、何だ?」 「見てわかんないの?鍵よ部室の合鍵。」 「それは、わかる。俺が言いたいのは何で部室の合鍵をお前が持ってん のか、って事だ。」 「部室の鍵毎回借りるの面倒だなって言ったら、 有希が作ってくれたのよ。」 「そう…。」 おいおい。勝手に作ったらまずいだろ。 「何...
  • 絡まった糸、繋がっている想い 第一章
    *1* まず、何から話せばいいのだろうか… ことの始まりは2ヶ月前だった。 おれはいつものように、掃除が終わると部室に向かって歩いていた。 ハルヒは掃除当番ではなかったので部室にいるものだと思っていた。 おれはいつも通り部室に着くと扉をノックした。 トントン ノックしたが声が聞こえない… おれはおそるおそる部屋に入った。 すると中にいたのは長門だけだった。 キョン「あれ?長門だけか?」 すると長門が 長門「涼宮ハルヒからあなたに伝言を預かっている」 長門は読んでいるぶ厚いSF本を閉じた。 長門「今日は…………休み」 キョン「………休み?」 長門「そう」 呟くようにそういうと本を鞄にしまった。 キョン「朝比奈さんと古泉は……?」 長門「ふたりはあなたが来るまえに来てこのことを伝えた」 キョン「そうか」 長門「だから…休み」 そういい終わると長門とは扉を開け出て行った。 いま思えば、こ...
  • 長門VSみくる
    長門VSみくる ----------------------------------- 部室のドアをノックする。 返事はないが声が聞こえる、言い争っている。 あわてて部室に入る、 入った瞬間に硬直する、思いもよらない光景がそこにあった。 「…どういうつもり」 「こ、これが、最適解なんですぅ」 長門と朝比奈さんが言い争っていた、 いや、長門が朝比奈さんに詰め寄っていたという方が正確か。 俺が部室に入った事をまったく気付いていない、二人にとってそんな事はどうでもいいようだ。 朝比奈さんはいつに無く真剣な眼差しで長門を見据えている、 長門は冷たく無機質な瞳で朝比奈さんを射抜く。 長門の右腕が変形し剣のように伸び鋭くなる、そして朝比奈さんに切りつける。 あっと思った瞬間、朝比奈さんはいなくなった、消えた、いや、長門の後ろに立っていた。 朝比奈さんは、えい! と言いながら長門を突き飛ばし、 長門...
  • 長門有希の報告Report.9
    Report.09 涼宮ハルヒの復活  土曜日はわたしと彼女で、衣服等を買いに行った。もちろん彼女は、行く時は北高の『女子』制服を着て行った。わたしの私服は、彼女には小さい。 「二人で、行った先で買った服に着替えよ!」 【二人で、行った先で買った服に着替えましょ!】  という彼女の発案で、わたしも同じく制服で出掛けた。  マンションから外に出た時、彼女は潜伏者の存在など、最初から気にしていなかった。 「有希が大丈夫って言(ゆ)うたんやから、間違いないやん!」 【有希が大丈夫って言ったんだから、間違いないじゃん!】  彼女は完全に、わたしのことを信用している。素直に『嬉しい』と思った。  西宮北口駅前のショッピングモールに向かう道すがら、彼女は終始楽しそうな表情をしていた。それは、『SOS団団長』涼宮ハルヒが、何か面白いことを考え付いた時のような、何かを企んでいる表情ではなかった。彼女は純...
  • 1/365の一欠片
    目次   「さよーならー」 さて、今日もかったるい授業を終えて放課後の部活の時間に入る。 高校2年生になってもハルヒの破天荒ぶりは相変わらずで今日も新団員探しに精を出しているそうだ。 …しかし 「ふぁ…」 …眠いなぁ。 「あ、キョン。今日も部活かい?」 「おぉ国木田。そんなところだ…まだ帰らないのか?」 「谷口が眠ったままなんだよ」 「…こんな奴はこうすりゃいいんだよ」バシン 近くにあったノートで叩いてみた。 「うぉっ!?」 「な?起きただろ?」 「ホントだ…というかキョンって容赦ないね」 「まてまて、俺に謝罪は?」 「まぁ毎日のように妹に叩き起こされてるからな。これくらいは優しい方だ」 「妹さんと仲いいんだね」 「…まぁな」 「おい…謝罪は?」 「うるさいぞ谷口。じゃな国木田。早く行かないとハルヒが黙っちゃいないから」 「うん。またね」 不毛なやり取りを終えて部室に...
  • キョン無題2
    ある日、何時ものように長門と二人で部室に居たら…   長門「……好き。」   キョン「へ?」   長門「………。」   キョン「え…ちょっ…エェ…!?」   長門「………。」 黙々とページをめくる長門。 …幻聴か? 長門「幻聴…じゃない。」またとんでもない爆弾を落とす長門。   キョン「へ…!?」   キョン「ちょ…ど、どして?」   長門「………。」 黙ったまま本に眼を向けてる長門。   キョン「お、おい…長門…?」 長門は静かに立ち上がり、読んでた本を俺に手渡す。 タイトルは…小恥ずかしくて口には出せない。恋愛小説だ。   長門「…読んで。」 そう言って部室を去る長門。俺はその場に立ち尽くした…。   その後、俺はどうやって家に帰ったか覚えてない。 いつの間にかベットで仰向けになって呆けていた。 お袋が夕飯が出来たと呼ぶが食う気になれない。 俺は一言いらないと告げ、また仰向けになって呆...
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