涼宮ハルヒのSS in VIP@Wiki内検索 / 「お姉さんなのです。」で検索した結果
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お姉さんなのです。
みくるちゃんは、みんなのお姉さん。 と言うお話。 ハルヒ編 キョン編 長門編(このお話は「教科書文通8」へ微妙に繋がっています) 古泉編(このお話は「教科書文通10後編(最終話)」の翌日の設定になっています) お姉さんシリーズ・待たせたシリーズ・教科書文通シリーズなどは繋がったお話で、時系列は以下の様になります。 お姉さん(ハ)→お客様は宇宙人→超能力者を訪ねて→待たせたな。→お姉さん(キ)→教科書1~7→お姉さん(長)→教科書8~10→お姉さん(古)→お待たせしました。
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お姉さんなのです。 古泉編
関連:お姉さんシリーズ、教科書文通シリーズ 「朝比奈さん……。」 こ、これは一体どういうことでしょう? 放課後の2人きりの部室。 目の前には真剣な顔をしてわたしの目をじっと見つめる古泉くん。 そんな顔も出来るんですねぇ。 はっきり言ってしまえばいつもの笑顔よりその真剣なお顔の方が好みです。 カッコいいです。 ああ! でも、ごめんなさい。 わたしは所詮未来人。 この時間平面の人との恋愛は出来ないんです。 それにあなたには長門さんが……! ハッ! これは、修羅場!? 三角関係!? 長→古→みくる!? そんな! 高校生なのにそんなドロドロとした恋愛は……燃えるじゃないですかッ! 結ばれてはならぬ2人の恋路! 一途な文学少女と綺麗なお姉さんと真面目な好青年! まるでメロドラマ……! なんて、妄想したところで悲しくなるだけです。 解かってます、解かってますとも。 一人身万歳!...
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お姉さんなんです。 キョン編
関連:お姉さんシリーズ、教科書文通シリーズ 「あの、朝比奈さん。 ちょっといいですか?」 コンコンッとすこし乱暴なノックに返した返事のすぐあとに文芸部部室に入ってきたキョンくんは、第一声をこう切り出しました。 その表情はいつもより真剣で、 一体あたしに何の用だろう……? だめ! キョンくんには涼宮さんが……!! なんて妄想が頭をかすったのは、禁則事項です。 ……あたしだって未来人である以前に女の子なんです、ちょっとの妄想くらいいいでしょう? ああ、お話がそれてしまいました。 キョンくんのお話でしたね。 キョンくんは先ほど同様、いつになく真剣な表情のまま私の目をじっと見て、搾り出すようにこう言い出したのです。 「朝比奈さん。 こんな事を聞くのは反則かもしれません。 でも、なんと言うか、朝比奈さんしか相談できそうになくて……。 ハルヒに聞くのは本末転倒で...
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おねえさんなのです。 ハルヒ編
関連:お姉さんシリーズ、教科書文通シリーズ 「ちょっと、みくるちゃん聞いてよ!! キョンったら……!!」 ばぁん! と言うすごい音を立てて涼宮さんが文芸部部室入ってきたのは、あたしがいつものメイド服に着替えようと北高指定のセーラー服のすそにクロスした手をかけた時でした。扉を開けたのがキョンくんや古泉君でなくて良かった。 まぁ、紳士なお2人は入室する際には必ずノックをしてくださるのであまり心配していないのですが。 いえ、そんなことより涼宮さんです。入ったときの口調からしてきっと眉間に皺を寄せ、あの大きな目をキッと鋭くさせているのだろうと思っていたのですが、そうではないのです。あたしの前で、ご自分より身長の低いあたしを体を屈めてまで上目遣いで見上げる彼女の瞳は涙で潤み、桃色の唇がふるふると凍えるように震えていて、女のあたしでも思わず可愛い!と抱きしめてしまいそうなのです...
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おねえさんなんです。 長門編
関連:お姉さんシリーズ、教科書文通シリーズ 穏やかな午後の昼下がり。 いつもよりほんの少し早く授業が終わってルンルン気分で向った文芸部部室。 今日は新しいお茶っ葉を用意してきたのです! 黙っていつもどおりに出したとして、一体誰が最初に気がつくのだろうかと考えただけでワクワクします。 勢いよく飲んですぐ真っ先に感想をくれる涼宮さんでしょうか? 対照的にゆっくりと味わって飲んでくれるキョンくんでしょうか? 知識が豊富な古泉くんならじっくり吟味した後に銘柄まで当ててくれるかもしれません。 ああ、でもやっぱり一番最初に気がつくのは…… そこまで考えてから、目の前の文芸部部室と言う名のSOS団本部へと繋がるドアノブに手をかけます。 すると―― 「朝比奈みくる。 待っていた。 相談がある。 聞いてもらいたい。」 部室のドアをあけると、長門さんが、あの長門さんが、...
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長編・朝比奈みくる
...る時空を超えた戦い お姉さんなのです。 朝比奈みくるの総当り戦! 朝比奈みくるのドッキリ大作戦! 朝比奈みくるのレズレズ大作戦! 未来からのメッセージ 未来へのメッセージ 書き初め 運命と選択 『未来を紡ぐ絆』の歌 朝比奈みくるの逃避行*バッドエンド注意 ~みちる再び~ 神と神 (グロ描写注意) 朝比奈みくるのなんちゃって時間解釈 朝比奈みくるの挑戦 朝比奈みくるのブラックコーヒー(キャラ崩壊、パロディ、メタネタ過多注意) 朝比奈みくるのゴーヤチャンプルー(キャラ崩壊、パロディ、メタネタ、自作品弄り、他作品ネタ過多注意)
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教科書文通
教科書系列は、古長SS教科書文通を中心とした同作者の関連作品になります。 SS内に捏造設定(古と橘が幼馴染等)や、オリジナルキャラの登場があります。 苦手な方は、ご注意下さい。 4年前~分裂時 「とある超能力者の動機」 9~10月 『お客様は宇宙人』『超能力者を訪ねて』 『教科書文通1/2/3/4/5/6/7/8/9/10(前/後)』 「お姉さんなのです(ハ/キ/長/古)」『待たせたな』 10月末 『Please wait for someday in the rain.』 『水族館へ出発!』『水族館へ到着!』『水族館のその後に』 11~12月 『お待たせしました』「愛にあるのは真心、恋にあるのは下心」 以下、後日談 ...
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その技の名は
もくじ 実は8.365秒のその後の話です ……パチン 「む、そこか…」 …パチン 「ふむ…」 ………パチン 「んー…長考していいか?」 「どうぞ」 静かですね… こんにちは、古泉一樹です。 あぁ、名乗ることのできる素晴らしさ。 今日もまたいつのように彼とゲームで勝負をしてるのですが、 珍しく女性陣の方は1人も着ていないようです。 …そこ、期待するような目で見ないでください。 しかし、彼が長考するのも珍しいです。 久しぶりに勝つことができるかもしれません。 パチン 「よし、これで王手飛車取りだ。」 …少し浅はかだったようですね。 しかし僕にはコツコツと積み立ててきた戦略があるのです。 この飛車を動かして… パチン 「これは…」 「詰みですよ。あなたがどの駒をどこに動かそうと、『次の僕の番』に勝利が確定するわけです」 どうやら森さんの特訓が功を成したよ...
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橘京子の退屈(前編)
それから数十分後…… 「…………」 「――――」 「…………」 「――――」 「……むにゃ……」 「――――」 「……た、助けて……」 「――――」 「……うわ……捕ま……」 「――いい加減――起きろ――」」 「へぶぅ!!!」 あたしは突然九曜さんに殴られました。しかもグーで。 「何をするんですか九曜さん!」 「暇だ――からといって――時間を――蔑ろに――すべきではない――」 「無駄になんかしてません! あたしは……その……」 徐々に昇りつつある太陽を眺め、ふんっと鼻を鳴らし、気合を一発注入しました。 「今まで別世界の旅人となってアナザーワールドをさまよっていたのです。そして異世界の悪魔に追いかけられていたのです!」 そう、そうなのです。あたしは異世界へと降り立ち、右も左も分からないこの世界を彷徨っていると、突然この世のものとは思えない何か――悪魔が、あたしに襲い掛かってきたので...
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放課後恋愛談 鶴屋さんと長門っちと編
(古泉一樹×鶴屋さん前提です) 「やっほー、ってあれ、今日は長門っちだけかあ」 そろそろと文芸部の部室、というよりSOS団の溜まり場になっている場所の扉を開いたあたしは、そう言ってパタパタと中へ入った。 今日は長門っちだけ。他は誰も居ない。 「あ、ねえ」 「古泉一樹は掃除当番」 「あ、そう……」 即答されちゃったよ。 いやいや、お姉さんびっくりだね。 「長門っちも、一樹くんが掃除当番だって知っているんだねえ」 「昨日もそうだったから」 「そっか」 この学校の掃除当番って、一日毎じゃないしね。 うーん、しかし、掃除当番かあ。 長門っちも察している通り、あたしがここへ来た理由の半分以上は一樹くんだ。 付き合い始めてというよりも、付き合っているのが全校に知れ渡って早一ヶ月。 あたし達二人は順調なお付き合いとやらを続けている。 「ねえねえ、長門っち」 あたしは、読書に舞い戻っ...
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『二人だけのクリスマス・イヴ』
「そういえばそろそろクリスマスね」 カレンダーを見ながら涼宮さんが言う。 「最近、親父が妹の為におもちゃ屋を巡ってるぞ。」 「へぇー妹ちゃんサンタ信じてるのね。」 「もう小五なのにな。」 「いいじゃない。夢があって」 クリスマスか…。サンタさんか…。信じてた頃が懐かしいな。 私はキョンくんと涼宮さんの会話を聞きながら思った。 「私は小四まで信じてたわ。アンタは?」 「小三くらいまで信じてたな」 私もそれぐらいまでサンタさんは居ると思ってたっけ。 「有希は?いつまで信じてた?」 「貴方と同じくらいまで」 本から目を離さないまま長門さんが答えた。…それって嘘ですよね? ふーん、と言いながら涼宮さんは私のほうを見て私に言った。 「みくるちゃんは?」 「私は小四の時まで信じてました」 その言葉にキョンくんは『未来にもそういう風習はあるのか』みたいな顔をした。 「そんなもんよねー。古泉君は?」 「僕...
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熊と魔法使い
そろりそろりと春の足音が聞こえ始めた、三月の何の変哲もない一日のことだ。 俺の隣には目をキラキラと輝かせるハルヒ。もう半日も俺を引っ張り回しておいて、まだそのエネルギーは衰える様子がない。 ……おっと、勘違いしないで貰いたいんだが、これはデートじゃない。同じ空の下にはちゃんと朝比奈さんと長門、ついでに古泉も一緒にいる。ただ単に別行動をしてるだけだ。 俺たちは今日、フリーマーケットに参加している。名目はいつぞやと同じ、部室内の整理。 なのに、この団長様ときたら下手をすれば部室から持ち出した質量と同じか、はそれ以上の粗大ゴミ予備軍を購入しようとするんだから困りものだ。 古泉は言わずもがな、朝比奈さんや長門がついていても団長様のご乱心を止めることはかなわないだろうから、仕方なく俺が監視役を買って出た訳だ。 「おい、ハルヒ。行くぞ」 「ん~……」 そんなこんなで、今も冒頭で言ったよ...
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Project512_Part10
Project512_Part10-もくじ- クイックメニュー ●<何か保守したくなりましたよ! キ<アッー! ─本スレ掲載順収録─ 【チャックお題・中河が●or○に襲われる!?】 【チャックお題・森園生”適当な接続詞”誘拐される?】 【朝比奈みくるの超展開】#オリキャラ? 【ヤンデレ友紀(仮名)ちゃん】 【ただ一つの願望が持てるなら】(7月7日記念) 【チャックお題・涼宮ハルヒにナイフで刺される!!】 【チャックお題・古泉一樹が誘拐される!?】 【チャックお題・朝比奈みくる(大)がプールで溺れる!?】 【チャックお題・周防九曜の手料理が食べられる】 【森DVD】 ─この辺から保守小ネタ多め特集─ 【納豆(北大西洋条約機構)】(7月10日記念) 【納豆(北大西洋条約機構)Episode Re 】 【樋口さんに憧れる保...
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涼宮ハルヒの誤解 終章
終章 回復 土曜日の十時。 あたしたちSOS団の待ち合わせ時刻。 横には今聞いた言葉の衝撃に固まる古泉君にみくるちゃんに有希。 あたしも固まっている。 目の前にはキョンとこの間の女の人。 楽しそうにニヤニヤしながら二人がこっちを見ているが、 あたしは頭の整理が追いつかない。 今、なんて言ったの?この人。 それはつまり―― その日あたしは時間ギリギリに駅に着いた。 「これはおごりね」 普段キョンがいたから……って何を考えているの? あいつのことは忘れる、もう決めたことよ! 案の定待ち合わせ場所にはもう三人が来てた。 「早いわねえ、みんな。いつもどれくらいに来てるの?」 「さあ」 にこやかに笑う古泉君。 「そんなことより、喫茶店に行きましょうか?」 うー、おごりかあ。 まあ、四人分だし軽い軽い。 そのとき。 「ハルヒっ」 聞きたくない声が聞こえる。 あたしは三人に目配せした。 ―...
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買い物日和
この話は3月14日の出来事の続編です 今はゴールデンウィークが終わり、後2週間もすれば梅雨に移るかと 言った所の5月の中ごろです。 新学期が始まってからというもの、世界が分裂しかけたり、 長門さんが雪山に引き続き倒れたり、その長門さんを助けたことにより 機関の反感を買い危うく転校させられそうになったり…、 そのような非日常な出来事から、鶴屋さんの家での花見大会第2弾のような日常的な出来事までイベント目白押しだったわけですが、 それらもひと段落して、僕ははおそらく束の間であろう平穏な時間を 満喫していました。 そんなある日のことです、 「いよいよ明日だねっ。今から待ち遠しいよ!」 今、僕は鶴屋さんと電話中です。ホワイトデーの1件以来、毎晩鶴屋さんに 電話するのが僕の日課になってまいす。 「そうですか。そんなに楽しみにしていただけると僕も嬉しいですよ。」 「おっと、もうこんな時間だっ...
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お姉ちゃんと一緒
ある日のことだ。 SOS団の面子全員が俺の家で遊びまくっていたその一日、俺は籤引きにより長門を家に送っていくことになった。 「……わたしはあなた達が羨ましい」 歩く間中無言だった長門は、別れ際に唐突にそんなことを言い出した。 「は?」 長門に羨ましいと思われる心当たりなど一つも無いし、複数形だというのが余計に謎を深める。はて、あなた達とは俺と誰のことだ? 「あなたとあなたの妹」 「妹?」 「そう」 「何で妹、いや、俺と妹なんだ?」 「……兄弟姉妹といった人間同士の関係は、わたしには縁が無いもの」 長門は淡々と、しかしどこか寂しげな様子を纏いつつ答える。 そういや、長門は宇宙人製ヒューマノイドだからな。 「あー……」 さて、どう答えたものか。 長門が俺を羨ましがっているのは分かるんだが、俺はこういう時に有効に回答するスキルを持っていない。 俺の知り合いには天涯孤独なんて奴は...
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キョンは大変なものを盗んでいきました in ハロウィン
もし全世界からお菓子が消えてしまった場合、僕達はどうなってしまうのか。 そんなことを考えるのは象がタマゴから生まれた場合の殻の厚さを考察する行為に似て無意味なもので、僕達はもっと他の、先に繋がっていくようなことに頭を使っていくべきなのです。 しかし、それが実際に起きてしまえばそうも言ってられません。 つまり現在、僕達の大切なお菓子がその姿をくらましてしまっているのです。もっともこれは世界規模の話ではなく、極小規模な僕の周囲でのみ発生しているだけなのですが。 話を戻すと、僕個人としては通常お菓子が消え去ろうとも特に支障はありません。元々甘いものに頓着はありませんし、それが誰かに食べられてしまったからといって声を荒げたりなんかも僕はしない。 ですが、今だけは非常に困るんです。 何故ならば、今日はハロウィンなのですから。 そして僕は現在、お菓子を何処かへ持ち去っ...
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お姉ちゃん
冬の寒い日。 わたしは自宅の近くの公園で一人、本を読んでいた。たまに、こうして外で本を読む。寒いけど空気が気持ちよく、気分を入れ替えることができるから。 「あっれー!?そこにいるのは有希っこかい?」 「あ……鶴屋さん」 長い髪の綺麗な女性が立っていた。鶴屋さん、とても明るくてかわいい性格をしていて、少し憧れてしまう。 「なにしてるんだい?こんなに寒い中で読書かい?相変わらずの本の虫っぷりだねぇ!!」 ゆったりとした空気の寒い冬に、ほんのりとあたたかい陽が射したような感じ。鶴屋さんと喋ると世界に明るい色がつくような感覚を覚える。 「一緒に読む?」 わたしは尋ねた。たぶん返ってくる返事はNO。だけど聞いておくのが人間の礼儀。 「いやいや!あたしは遠慮しとくっさ!それより有希っこ、一緒にご飯食べにいかないかい?あたしが奢るからさ!」 わたしは少し考えた。確かに昼食はまだ食べていない。でも、わたし...
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Project512_Part3
Project512_Part3-もくじ- Part1はこちら Part2はこちら Part4はこちら Part5はこちら Part6はこちら Part7はこちら Part8はこちら Part9はこちら ──阪中が主役のSSに挑戦なのね、の巻── 【プロローグ】 【阪中大地に立つ!】 【阪中の孤島症候群】 【阪中の古都珍騒動】 【阪中の退屈】 【阪中の憤慨(偏執者一直線!)】 -特別書き下ろし- 【阪中の紹介(1)】 【阪中の紹介(2)】 #あははははははははははははははははははははははははは!!!!!!!!!!!!!!!! ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ _. ‐  ̄ ヽ、 / ヽ-、 / _. -、 ヽ . / ,. / ...
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長門有希の憂鬱III A new romance
A new romance 翌朝、まるで誰かが意図したかのような雲ひとつない快晴だった。 俺は待ち合わせより三十分も早く駅に着いた。長門のマンションはすぐそこなんでドアまで迎えに行ってもいいんだが、押しかけるのも野暮なので待つことにした。長門も女だ、身支度には時間かかるだろう。 十五分くらいして長門がやってきた。いつものように制服を着てくるものと思っていたので、向こうからやってくる小さな女の子の姿がそれだと分かるのにしばらくかかった。渋めの濃いグリーンと新緑の明るいグリーンの、ツートンカラーのワンピースだった。胸元に大きなリボンがついている。足元を見ると、濃いグリーンの、かかとの低いパンプスを履いていた。 俺は手を振った。長門はじっとこっちを見つめたまま歩き、俺のそばにやってくるまでずっと目をそらさなかった。俺もじっと長門を見つめていた。なぜ...
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Project512_Part7
Project512_Part3-もくじ- Part1はこちら Part2はこちら Part4はこちら Part5はこちら Part6はこちら Part7はこちら Part8はこちら Part9はこちら ──●<再開ですよ!── 【チャック・阪中がジャイアントスイングされる】 【鶴屋さんの策略】 【オマケ&小ネタ・鶴屋さんの策略ダイジェスト版&俺ハード】 【チャック・藤原が部屋を荒らされる】 【チャック・神人が●or○に誘拐される!?】 【チャック・森園生”適当な接続詞”監禁される!】 【チャック・森園生”適当な接続詞”誘拐される!】 【チャック・多丸兄弟が飛び膝蹴りされる!】 【チャック・朝比奈みくる(大)”を”監禁される!?】 【チャック・新川にPCを破壊される!? 】 【かわいそうなほも】 【あたしは死んじゃったのです】 ...
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教科書文通6
くしくも山田くんが言ったとおり、僕らの教科書でのやり取りはまるで文通のように続いた。 大抵は僕から何の気ない話題をふり、長門さんがそれに短く答える。 極稀に彼女から授業内容から派生したような話題提供が会ったりもするが、基本的な流れは変わらない。 週休二日制で五日ある授業のうち、互いに四回ずつある日本史Bのたびに僕たちは教科書を行き来させ、互いにメッセージを残す。 それは殆ど毎日の光景で、まさしくそれは文通そのものだった。 この長門さんとのやり取りは、朝比奈さんにも、涼宮さんにも〝彼〟にも知られていない。 僕と長門さんの秘密。 ただ単なる言葉の羅列の交換だと言うのに、こんなに毎日期待してこんなにもそれが秘密のやりとりであることに執着している僕はさぞや滑稽だろう。 笑いたければ笑うがいい。 僕は嬉しいのだ。 能力が目覚めてからこんなにも学校生活が楽しいと思ったことはない。 勿論、僕が...
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教科書文通10後編
関連:お姉さんシリーズ、教科書文通シリーズ 効果音をつけるなら、まさしくしとしとと言うほどの雨が、文芸部部室の窓ガラスを伝っていく。 文芸部部室には、今現在、1人チェスボードに向う僕と沈黙を保ったまま活字の海に身を投じる長門さんしか居ない。 それは、ある一つの事件をきっかけに発生した、奇跡の様な機会。 彼女が待てといった雨の日に彼女と2人きり。 いつもの様に例え試験を明後日に控えようが槍が降ろうが参加を余儀なくされるSOS団の活動。 しかし、流石に受験の迫った3年生の朝比奈さんを試験前に拘束することは涼宮さんにも出来ないらしく、「試験が終わったら、絶対戻ってくるのよ!!」とまるで今生の別れの様に半泣きになりながら、朝比奈さんの長期(実際は1週間)のSOS団活動休止を許した。 朝比奈さんが居ないSOS団アジトは、なんと言うか、何かが違っていた。 強いて言うなら、お姉さんがお...
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牧場に行こう!
「ね、みんなで牧場にいきましょう!」 放課後、けだるい時間が流れる部室で突然ハルヒが大声を出した。 副団長以下、誰もそれに異議を唱える事なく無言のうちに了承しているようだ。 長門は読書をしつつもコクンと頷いたように見えたし、古泉は白く輝く歯を見せて大きく頷いた。 「牧場はいいですねぇ~」朝比奈さんはうれしそうに呟いた。「大きな牛とかいるんですよね、あと羊とか豚とかも」 「……馬も捨て難い」長門が呟いたが、俺には良く分からない。 「馬は、ちょっと癖があって苦手なんですぅ」朝比奈さんは長門に言った。 「そう?」長門は小首をかしげただけだ。 二人の会話が良くわからないが、それ以上話は続かなかった。 「いつどこの牧場にいくんだ?」俺はハルヒに尋ねた。 「週末に、山の上にある牧場によ」当たり前のことを聞くなという表情でハルヒが答える。 「そこに不思議が待ち構えているとでもいうのか?」 「そうね、もし...
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Project512_Part8
Project512_Part8-もくじ- Part1Part2Part3Part4Part5Part 6Part7 Part9 Part10 Part11 Part12 Part13 Part14 キョン「あー、何故か今回収録分はハジケたネタが多々含まれているので、 覚悟して見てくれ」 ハルヒ「ちょっとキョン!なにエロサイトの免責事項みたいな事言ってんのよ! 平安時代からあるちゃんとした日本語だから問題ないわ!」 佐々木「ふーむ、学問的に研究してみても面白い話題かもしれないね。 ちなみに漫画家でこんな人がいるよ、参考になるかな?」 ──おしながき── 【中西貴子劇場!】ENOZ注意! 【チャック・佐々木と結婚できる?】オチなし注意! 【チャック・涼宮ハルヒが《禁則事項》できる】とりあえずR15とか書いとく。 【くに☆きだ】 (チャック・国木田がいじめ...
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涼宮ハルヒの団結 第九章
そして時間遡行。亀的TPDDの内部には、後部にやたらでかいグラウンド整地用のローラーみたいなものが取り付けられており、みゆきが稼動させている間中、それに対応するように幾何学的な模様が描き出されていた。これが技術革新によって、あの小さい金属棒へと変貌するんだろう。 とまあ、これ以外に時間遡行中に特筆すべきものはなかった。そして俺たちが着いた先は……。 「……同じ公園、か?」 多分、さっきまで居た公園と一緒なのは間違いない。ただ、備え付けの設備が若干綺麗だったり、後でペンキの塗り替えでもしたのだろうかという感じで俺の知っているものとは色違いな遊具がある。それに……、 「フフ。ちゃんと時間が止まってるみたいですね」 なんで時間を止めなければならないのかも疑問だが、それは瑣末な問題でしかない。朝比奈さん(大)に聞けばわかるかも知れんが、俺は実行あるのみだ。よって聞かない。 「…...
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Project512_Part2
Project512_Part2-もくじ- Part1はこちら Part3はこちら Part4はこちら Part5はこちら Part6はこちら Part7はこちら Part8はこちら Part9はこちら ──●<アッー!── 【チャック・朝倉涼子誘拐事件】 【チャック・国木田くんの憂鬱】 【小ネタ・鬱木田くんの保守】 【チャック・国木田くん誘拐事件】 【チャック・長門有希の鬱系SS】 【チャック・中河に禁則事項?!】 【書き下ろし・中河が来る!】 【お題短編・五輪とカオスとメタミドホス】 #今回収録を減らして読みやすさを狙って見ました。 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ _人人人人人人人人人人人人人人人_ __> ゆっくりしていってね!!! <-─ - 、 ...
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長門さんはロッテに興味持ったようです。
9月28日その3 今日も中継があるので長門と朝比奈さんと一緒だ。 古泉は機関で見てるらしい。 ~1回表~ 長門「ハヤカーさんいい時に打った。」 キョン「あまりホームランは打たない選手だよな」 みくる「先制できるといい試合になりそうですよね」 ~6回裏~ 長門「サンデーナイスピッチング」 キョン「ちょっと捕まったな。」 みくる「相手投手も調子いいですね」 ~7回表~ キョン「行け!」 みくる「抜ける?」 長門「行って…」 ・ ・ ・ キョン「あ~取られちゃったな」 みくる「あと少しで抜けてましたねぇ」 長門「・・・・・」 ~10回表~ キョン「っしゃあ!」 みくる「勝ち越しですよ!長門さん!」 長門「ハヤカーさん大活躍…」 みくる「キョンくん熱いですね!」ニコニコ キョン「いやー興奮しちゃいましたよ」 長門「抑えが気になる」 ~試合終了~ みくる「長門さん、2位浮上ですよ...
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地味ないじめ
キョン「長門アメ食べるか~?」 長門「…………」 コクリ 古泉「長門さん、この推理小説なかなか面白いですよ」 長門「………」 コクリ 鶴屋「やっぽー有希にゃん!有希にゃんはいっつも可愛いね~!お姉さんついついぎゅーってしたくなっちゃうよっ!」 長門「………///」 コクリ ハルヒ「有希!私の膝の上に座りなさい!その本読んであげるわ!」 長門「………」 コクコク みくる「あの…みなしゃん」 ハルヒ「な~にみくるちゃん?」 みくる「私、この前長門さんに相談されたんだけど…」 長門「(……え?) みくる「長門さんは…その…今みたいになれなれしくされるのあまり好きじゃないって、ここにいるのが苦痛だって言ってたの」 長門「(言ってない…私そんなこと言ってないよ!?)」 フルフル みくる「だから、みなさん盛り上がるのもいいんですがもう少し相手のことを思いやった盛り上がり方をしてください。長門さんが...
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ブレイクスルー倦怠期
ご近所のおばさま方――と言うとといじめられるので奥様方と言おう。 そんな人たちとの井戸端会議というものは、殆どがつまらない雑談ばかりだけれど、たまに会議という冠に相応しい主婦の知恵を聞けたりするので侮れない。 何処何処のスーパーは何時あたりが狙い目、漂白剤はあそこのメーカーのやつが抜群……などなど。 そういう訳であたしは、今日も今日とて近所づきあいもかねて会議に列席していた。 「お宅さんは良いわよねぇ、新婚さん……あぁ、懐かしいやらうらやましいやら」 「いえ、そんな。普通です、普通」 一番年上の奥様は、決まってあたしにその台詞を言う。 それに毎回何が普通なんだろうと自分でも疑問に思いつつ愛想笑い。 「そんなことないわよ。だって貴方の旦那さんは男前だしねぇ、はぁん」 「いえいえ。アイツなんて甲斐性なしもいいところで……」 本当は「見る目があるわねアンタ!」と肩を叩いてあげたいと...
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初恋4
その日、相変わらず何をするまでもなく部室に溜まっていた俺達は、 ハルヒの「じゃあ今日は解散」という一言でお開きになった。 そしてこの日に限って俺は他の4人と途中まで帰路を共にしたわけだ。 正直、この日に限ってなぜそうしたのかはわからない。 ただの偶然か、それともこれも古泉の言うようにハルヒの仕組んだことなのか。 帰り道。先頭を歩くはハルヒと朝比奈さん。 新しいコスプレの話でもしているのだろうか、時々朝比奈さんの 「そんなの着れませ~ん・・・」という嘆きが聞こえる。 その後に続く長門。歩きながらも相変わらず本を読んでいる。 そしてそれに続いて最後尾を並んで歩く俺と古泉。 ふと前方に見覚えのある人影・・・。 もうお気づきだろう。何とそれはねーちゃんだったのだ。 「あれ?キョン君じゃない?」 ああ・・・とうとう声をかけられてしまった。 昨日の今日で俺以外の団員達がねーちゃんと鉢合わせするなんて・...
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家族
「じゃあ今から役割を決めるわ!」なんのだ? 「決まってるじゃない!」だからなんのだ? 「ホントあんたはバカキョンね!人の話を理解できないなら最後まで聞いてから質問しなさい!」はいはい。 ここはSOS団のアジトで時は放課後。 今ここにいるのは俺とハルヒと窓際で本を読んでる長門だけど。 ハルヒはホワイトボードに『キャスト』『父1』『父2』『母1』『母2』『子ども』と書き 「じゃあまず子役からね」ちょっとまて!なぜ子役がでてくる? 「あたしは有希がいいと思うんだけど、みくるちゃんがいい?」 「キャスティング以前に質問だ!今回のコンセプトはなんだ?」 「しょうがないわね、説明するからしっかり聞きなさい!」やれやれ。 「あたしはSOS団と言ったら家族のようなものだと思うのよね。実際家族だったらどんなんだろうって思ったわけ。」 まあある意味家族のような付き合いをしてなくもないが。 「だけど...
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周防九曜の溜息
※橘京子の溜息シリーズのおまけ話です 長らく沈黙を保っていた太平洋高気圧もその重い腰をようやく上げ、北から押し寄せて来る高気圧との接戦に備えて湿気を日本中にばら撒いている今日この頃。 六月の終盤からしとしと降る雨は決して強いものではないものの、何日も何日も降り注ぐものだから結果としてかなりの降水量をもたらしている。 気温が高く飽和水蒸気量が上がるっているにも関わらず湿度もそれに比例して上昇の一途を辿るものだから、汗は表皮で気液平衡となり潜熱を奪って気化しようとはせず、それどころか空気中の水分すら凝集して汗と交わっていそうな感覚が支配する。 何が言いたいのかと言うと、汗をかくだけで全く涼しくならいんだ。 じめじめむしむし。 誰が考えたのかは知らないが。的を射た表現である。 こんな天気だと言うのにハルヒのパワーは留まること知らず、年中照りつける真夏の太陽の如く俺達を...
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ハルヒがキョンを夢の中で殺しているようです。
鬱グロ注意 [朝比奈みくる編] 最近キョン君の様子がおかしいです。何か変です。もうかれこれ1ヶ月も休んでます。どうしたのでしょう? もう一つ変な点があります。それは涼宮さんです。何故かキョン君が休んでいるにも関わらず特に心配している様 子もなくお見舞いにも行きません。これはおかしいです。絶対に何かあります。そう思ってわたしは長門さんと古泉く んに相談してみました。 「実はここ一ヶ月の間、彼はずっと自宅から出ていません。窓にはカーテンがかけられていて中の様子を確認できま せんでした。家族の方々にも伺ったのですが、ずっと閉じこもったままでいるんだそうです。そしてこれが最も気に なることなのですが、どうやら一ヶ月前の閉じこもる前日から毎晩うなるような悲鳴が聞こえてくるんだそうです。 恐らくこれは大変危険な状況でしょう。何とか手を打たねばもしかすると彼の命が……」 「そんな……...
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朝比奈みくるのブラックコーヒー
『朝比奈みくるのブラックコーヒー』 ――こぽこぽこぽ。 あたしはいつも通り、部室のお茶くみ係としてがんばっています。皆さんこんにちわ。朝比奈みくるです。 ところで最近、あたしには気付いたことがあります。 アタシオワッテマス? あたしだって、未来から来たって以外は花の女子高生です!だから恋の一つや二つ体験したいんです! でも皆さん、考えてみてください。……みくキョン小説ってありますか? みくキョンじゃなくてもいいです。古みくでも国みくでも、この際谷みくでもかまいません。……あたしの恋愛小説って読んだことありますか? ええ、ハルキョンならたくさんあります。長キョンだって次いでおおいですよね?他にも古長、キョンオリ、この世界の創造主(作者)にいたっては佐々キョンまで執筆してるんですよ!? しかしです。 なんであたしだけ恋愛ヒロインになれないんじゃー!! だから朝比奈み...
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SOS団は無職のようです
1.SOS団の無職 無職人生の始まりの1話。 キョン妹が公務員試験第Ⅲ種に受かってるので、時期は10月くらいだと思います。 2.SOS団の無職2 SOS団はみんな元気です。 やろうと思えばなんでもできます。不可能なんてないんです。免許だってとれます。たぶん。 3.SOS団の無職3 不必要なほど、周囲に対して過剰に申し訳なく思ってしまうことってありますよね。 自分では 「もうダメだ!」 と思っても、でも大丈夫。 けっこうみんな、そんなのさして重大だとは思っていないですよ。 4.SOS団の無職4 こないだラーメン屋に行った折。後ろの席に座っていたカップルの彼氏が、「いつまでも子供心を持ち続けていたいよね」と言ってるのを聞いて、ラーメン噴き出しそうになりました。 子供心を持ち続けるどころのレベルじゃねえよ。ロマンチストぶってんじゃねえよwww 今回の話の中...
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超絶探偵、谷口
背中に鈍く熱っぽい痛みを感じ、目覚めるともう23時だった。 ベッドに潜り込んだのが、確か14時前だった記憶がある。ということは、俺は9時間も寝ていたことになるのか。 ベッドに潜り込んだと思ったが、よく見るとここはカーペットの上だった。こんなところで9時間も寝ていれば、そりゃ背中も痛くなるってもんだ。 くそ。電気もつけっぱなしだ。そういえば帰ってきた時は昼間だったから電気をつけたりしてないはずだ。ってことは、昨夜からずっとつけたままだったってことか。 乾燥したゴムみたいに縮んでいた体を起こして背伸びすると、眠気もなにもかもが一斉に飛んでしまった。 俺は夜型の人間というわけでもないが、さすがに今から歯を磨いて風呂にはいって、また朝までぐっすり眠る気はしない。 倦怠感をひきづりながら洗面所まで移動し、顔を洗い冷蔵庫の中にあったパンを食べて外へ出た。 心許ない街灯の明かりをたよりに歩いているうち...
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crane love ~EP1~
今キョン君は私の隣で寝息をたてている。部屋には私達二人だけ。 と、ここだけ聞けば何があったと誤解されるかも知れないが、 なんてことは無い。キョン君は布団の中であり、私はそのキョン君の布団の隣で正座をして彼の寝顔を見ている。 何もいかがわしいことは無い。 しかし、とんでもないことをしてしまった。 よりにもよってあのキョン君を投げ飛ばしてしまうなんて。 あの後、キョン君の状態をよく観察してみるとその耳にはイヤホンが装着されていた。どうやら音楽を聴いていたようだ。 察するにそのせいで私の声が聞こえなかったようだ。 そのあとこれも鶴屋家お抱えの救護班が到着、事情を説明する段階になった。 こうなってしまっては言わざるを得まいと私は事情を隊員の洗いざらい話した。 動転していたので途中で何回も舌をかんだり、声が裏返ったりしていた。 隊員達がキョン君の容態を確認するのと私の説明が終わるのがほぼ同時であ...
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SOS団の無職11
前回のあらすじ 佐々木はとても小心者です。新しいことへのチャレンジをとても怖がります。新しいことになど興味ないのです。既存のことで満足なのです。 そういう意味では、ハルヒや鶴屋さんとは正反対の人物です。そこは個人の性格的なものもありますので、どちらが良いとも言えません。 どんな物事にも必ず長所と短所がありますが、佐々木はまだ、その短所を克服できていないようです。 ~~~~~ 彼のバイトが始まって以来、少しづつ閉鎖空間が発生する頻度が増えていたのですが、先日のバイト視察昼食会で彼と佐々木さんの仲むづましい場面を目撃してしまってから閉鎖空間の発生回数はさらに増えてきました。 閉鎖空間の発生は涼宮ハルヒの無意識的な部分が反応を起こして発生している物なので、一概に彼女が悪いというわけではありません。ですが、こう閉鎖空間が頻発してしまっては、僕も心身を休める暇が...
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教科書文通9
関連:お姉さんシリーズ、教科書文通シリーズ 「あほう。」 いや、いきなりそれはないんじゃないですか、山田くん。 いきなり電話をかけてきた上に、散々根掘り葉掘り人の休日に探りを入れといてそれはないでしょう。 あほうってそんな。 なんでだろう。 バカって言われるよりダメージが大きいような気がする。 前に僕が住んでた町ではあまり使わなかったからなぁ。 あほうって。 しかも電話越しで相手の声がくぐもって聞こえる上に表情が見えないから余計に心に来る。 「あほんだら、かす。 へたれ。 古泉、さすがにそれはないぞ。」 「一体何がないって言うんですか。 っていうか、何でいきなり僕が責められないといけないんです?」 僕のもっともな問いに電話口からはぁぁと言う無駄に大きい演技がかった溜息が聞こえる。 僕は、からかわれているのだろうか、それとも呆れられているのだろうか。 前...
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Project512_Part9
Project512_Part9-もくじ- Part1はこちら Part2はこちら Part3はこちら Part4はこちら Part5はこちら Part6はこちら Part7はこちら Part8はこちら みくる「あ、あの~、今回も妙にハジケたネタが多いんでしゅが・・・」 長門「地球人の変態嗜好…、ユニーク」 ──おしながき── 【ARAKAWASAN SOLID -The Snake Eater-】 【穏健派の性別が反転する】 【シルマミレファミリー ~東中地獄變~】 【古泉一樹の溜息(仮題)】 【週間少年キャベジン(仮題)】 【チャック・藤原が誘拐される?!】 【”お姉ちゃん”といっしょ】 【二人だけの文芸部】 【人に似て人にあらざるもの】 #へへへへ変態ちゃうわ! ・ ・ ・ ・ ・ ・ 【CM】世界の渇きにSOS! ...
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年上の女房は金の草鞋を履いてでも探せ
妹「キョン君、『年上の女房は金の草鞋を履いてでも探せ』を読んでみて~」 キョン「『としうえのにょうぼうはきんのわらじをはいてでもさがせ』」 妹「ちがうよ~。『きん』じゃなくて『かね』だよ。金のわらじだと高級品すぎるよぉ~」 妹「やっぱり、キョン君はだめだね。ははは」 キョン「・・・」 キョン「と、いうことがあったんだ」 キョン「大方授業中の小話だろうが、兄の威厳というものがだな」 古泉「それは災難でしたね」 古泉「そもそもは、鉄製の草鞋は磨り減らないので値打ちの品を探すときは鉄の草鞋を準備しろということだそうです」 古泉「それが『かね』という音から『金』という漢字を当てた結果、準備にお金をかけると勘違いされていると聞いたことがあります」 キョン「さすが、トリビア部」 古泉「(ちらりとハルヒを見て)僕から言わせて貰えば、あなたは彼女の金の草鞋だと思いますが」 ハルヒ「あんたは草鞋扱...
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喜緑さん
会長「暇だな」 喜緑「暇ですね」 会長「暇だ」 喜緑「暇です」 会長「今日は暇か?一緒にどこか」 喜緑「忙しいです」 会長「そうか・・・暇だな」 喜緑「暇ですね」 会長「お茶をくれないか?」 喜緑「自分でやってください」 会長「あ、ああ・・・(今日の喜緑くんは冷たいな) 喜緑「ついでにわたしの分も煎れてもらえますか?」 会長「あ、ああ(・・・) 喜緑「ありがとうございます、ゴクリ゙・・・不味いですね」 会長「あ、ああすまない。ところでさっきから何を作ってるんだ?」 喜緑「なんだっていいじゃないですか」 会長「あ、ああそうだな(冷たい・・・なにがあったんだ・・・いつもの俺の喜緑くんに戻っておくれ!) 喜緑「それから、集中できないので話しかけないでもらえますか?」 会長「わかった(・・・もう駄目だ・・・心が折れちまった、今日はひたすらに黙って下校時刻を待とう) [キーンコーンカーンコーン...
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下衆谷口の聖夜2
前回のうらすじ ┌──┐ ↓ │ 鶴 屋 │ ↓ │ 古 泉 │ ↓ │ ハルヒ │ ↓ │ キョン │ ↓ │ みくる │ │ │ └──┘ (※以下エンドレス) 谷口「聖夜をいろどるイルミネーションにかまけていちゃつくアベックたち」 谷口「天より舞い降りる純白の白雪と一緒に溶けてなくなればいいのに」 谷口「タニーです」 長門「………今はそんなことを言っている場合ではない」 谷口「おっとそうだった」 長門「………それに少子高齢化が叫ばれる昨今、これはこれで日本としては助かる現象といえる」 谷口「夏の終わりから秋にかけてが誕生日の子供たちで溢れかえる世界に乾杯」 長門「………本当...
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お客様は宇宙人
超能力者を訪ねてへ続きます 関連:お姉さんシリーズ、教科書文通シリーズ 何故か小、中、高校における学校生活において、他クラスへの侵入というのは憚られ、 他クラスの人間に用がある場合は廊下側の人間に目的の人物を廊下まで呼んでもらうというのが暗黙のルールである。 そこには、おそらくクラス間の見えない縄張り意識のようなものがあり、 そこを侵略しないと言う言外の言及が含まれているのだろう。 そして、その暗黙のルールを順守した者は、客として丁重に迎えられるのである。 これは、とある僕への客人の訪問が招いたちょっとした事件とも言えない事件のお話。 「おーい! 古泉。 客だぞー! ……女の!」 三時間目と四時間目の間の休み時間。 廊下側に居たクラスメートの呼びかけに視線を移すと同時に、 問題の呼びかけの後半部分が、嫌に鋭く、また何かしらのいやらしさを孕んで教室内に響いた。 ニヤニヤ...
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勝手にずらした時間軸
もくじ 「お、今回は俺の番か」 「ほらキョン!さっさと注意書きなんか終わらせましょう!」 「そうだな。っと、この話は「朝倉涼子迷走記」と「彼がバイトを始めた理由 前編」と言う話の狭間にあたる話になる」 「話の流れがわからないって言う人は前の話も読んでもらえると嬉しいわ!」 「あとは…そうだな、この話を読むにあたって軽い既視感を覚える方もいるんじゃないかと思う」 「後付け設定みたいになるけど、この話の有希はまったく別の話の有希と同一人物になるわ」 「まぁそこは気にしなくても読み飛ばせるレベルだ。気になった人だけニヤニヤしてもらえればいいかな」 「…こんなもんかしらね、あとなんか言うことある?」 「あぁ、ひとつだけ、この話のあたりから原作と時間軸がズレた話がでてくるが気にしないでくれ」 「と、言うわけで本編をどうぞ!」 「…お祭りに行きたい」 正月も過ぎ去り新年初となる不思議探索...
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SOS団プレゼンツ 第一回 涼宮ハルヒ争奪戦 ―試練その5―
…起きてください。 …ぁあ?古泉か? 探し物は自分自身と言う、RPGゲームの主人公にありがちな試練を何とかクリアした俺は、午前中の疲れもあってか少々寝ていたようだ。 「お疲れのところ申し訳ありません。少し話をしておきたいことがありまして、起こさせてもらいました」 起こしてもらうなら男にではなく、朝比奈さんか長門にしてもらいたいぜ。補欠でハルヒもいれてやってもいい。 「これは失礼しました。ですが、お三方は次の試練の準備のため、ご不在にしております」 …次の試練があるのか…。あの試練をクリアしたのはそれほど多くないんじゃないのか? 「あなたが正解の第一号ですが、それ以降は全員正解です」 何だと…!?あんな答えを俺以降の全員が全員とも出したと言うのか? 「ええ、ですがここで報告しなければいけない事があります。あなた以降の参加者が全員正解したのは、答えがリークしたからです。ですから、参加者全員...
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お待たせしました。
関連:お姉さんシリーズ、教科書文通シリーズ 「……はぁ。」 今、この人思いっきり解かりやすい溜め息つきましたよ。 隠す気ゼロですか、そうですか。 普段、感情を表に表さないくせにこんなときだけやたらこれ見よがしですね。 どうしたって言うんですか。 いや、なんでご機嫌を損ねているかは僕が一番解かっているんですけど……と、言うより僕のせいですよね。 解かってます。 解かってはいるんですが……、言い訳くらいさせてください。 閉鎖空間が原因じゃ、どうしようもないでしょう? 「確かにあなたがわたしとの約束を反故にした理由は閉鎖空間。 その発生は仕方のないこと。 しかし、約束は約束。」 はい。 その通りでごさいます。 まことに仰るとおりで。 いや、でも、しかし、反故って言い方はちょっと……。 確かに約束の時間には遅れてしまいましたが、ちゃんと約束どおりの場所に来たじゃないですか。 ...
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アナル短編46
ナルデレ 古泉「お話があるのですが…」 キョン「息を吹きかけるな、顔が近いんだよ、気色悪い」 古泉「おや?そんなこと言っていいのですか?」 キョン「…………」 古泉「やれやれですね…悪い子には罰を与えないといけません…ではいきますよ~ふんもっふ!」 キョン「アッー!!」 古泉「ふんもっふ!ふんもっふ!」 キョン「んぅ……はぁ……あっ、あっ……イツキ…たん………すき……///」 (アッー!)ナルデレ 『予-YOKOKU-告』 貴方に見せたい―――僕の本当の姿。見せてるのは偽りの姿。 貴方に伝えたい―――僕の本当の心。伝えてるのは偽り心。 傍に居られるなら「マッガーレ」「アッー」 ただの友達で良い「奢りますよ」「悪いな」 でも―――離れたくない。 泣きたいほど好きだから。 死にたいほど恋しいから。 妨げている事柄は運-fate-命。 立ちふさがるのは自-myself-分。...
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Project512_Part12
Project512_Part12-もくじ- クイックメニュー ●<規制に巻き込まれて大変でしたよ! 【チャック・涼宮ハルヒにいじめられる】 【多分消失世界】 【チャック・『涼宮ハルヒ+(適当な接続詞)面倒な事になる』】 【体育の日記念・前】 【体育の日記念・後】(時間切れ) 【体育の日記念・完結編】(後日追加予定) 【八月の思い出】 【チャック・橘京子が一緒にお風呂に入れる】 【続・橘京子が一緒にお風呂に入れる】 【風雲!涼子と有希】 【風雲!新アニメ!】 【五組の光景・一】 【五組の光景・二】 【五組の光景・三】 【五組の光景・四】 【五組の光景・五】 【五組の光景・六】 【五組の光景・七】 【ほげい船長門・甲】 【ほげい船長門・乙】 【ほげい船長門・丙】 【ほげい船長門・丁】 【意味不明小ネタ・たまには僕も】 【捏造!TVK版の憂鬱I】 【捏造!T...
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