涼宮ハルヒのSS in VIP@Wiki内検索 / 「ガール・ミーツ・ガール2」で検索した結果

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  • ガール・ミーツ・ガール
    ...・ミーツ・ガール1 ガール・ミーツ・ガール2 ガール・ミーツ・ガール3 ガール・ミーツ・ガール4   ガール・ミーツ・ガール アフター ガール・ミーツ・ガール コスプレ衣装の現実? ガール・ミーツ・ガール 始まりの無い物語の始まり ガール・ミーツ・ガール 放課後少年記 ガール・ミーツ・ガール Books Games 前編 後編 ガール・ミーツ・ガール 捕手と四番打者について
  • ガール・ミーツ・ガール1
    女の筈の俺がどうして男言葉で且つ「俺」などという一人称を使っているかと言えば、 それはまだ俺が小学校に上がる前に俺に面白がって男言葉を仕込んだ人物が居るからとい う単純な理由でも有ってそれ以上でもそれ以下でも無い。 でもってその人物はと言えば近所に住む女子高生だったのだが、 彼女は俺が小学校に上がる頃と前後して引っ越していってしまったので、 下手をすると彼女の記憶には俺のような子供が居たことさえ残ってないのだろう。 少なくとも、今でも男言葉とは思っていないだろうな。 まあ、それ以降全然連絡は取ってないんで確証は無いんだが。 家族はどうだったかって? 妹が姉のことを「キョンちゃん」などという間抜け極まりないあだ名で呼ぶのを放置す るような家族なんだ、押して知るべしって感じだな。 そんなわけで俺は今になってもこの一人称と男っぽい言葉使いが全く抜けないわけだが、 中学の真ん中辺りからは言い訳する...
  • 長編・キョン2
    涼宮ハルヒのロックバンド キョンとキョン Happiness! 『思い出の結晶』 『キョンの悪夢』 志 ハルヒの好きな人 『lakeside love story』 真夏の日の夢 3人娘の本音 BR 未完? キョンの突撃 To非日常 from日常 初恋 in the middle of nowhere カントリーロード ガール・ミーツ・ガール 涼宮ハルヒの微笑 とりあえず無題(仮) 宇宙戦争 SOS団お掃除大作戦 全力疾走!ロミオ&ジュリエット ただ一人のための物語 ある日のイベント 緋色の媚薬 命の価値 キョンの日常 ) 幸せの定義 尾行大作戦? あるカップルの優劣 And everyone passed away リセット(微鬱描写有) 虫歯と歯医者 恋愛お試しお手伝い! 涼宮ハルヒの中秋 ハルヒになっちゃった 月で挙式を 三者面談 とびだせ大作戦はサイケデリック 親愛の情 デッサン ...
  • スタンド・バイ・ミー
    「廃墟探索よ!」 ハルヒがまた何かを思いついたらしい。 「あまりにもベタすぎて考慮から漏れてたけど、基本あってこその応用よね。」 どうせどっかのサイト見るまで思いもつかなかったんだろ。 「もうひとつ報告。今年の夏合宿はたった今、軍艦島に決定しました。その肩慣らしの意味でも 今週の不思議探索はMホテル跡にします。」 勝手に決めるな。 「軍艦島もMホテル跡も有名ですからね。不思議なんてとっくに荒らされて無くなってませんか?」 「古泉くんも甘いわね。そういう所にこそ見逃されたお宝が眠ってるわけじゃない。」 「でも怖くありませんかぁ?」 「大丈夫よ。有名ということで安全性は確保されているわ。」 さっきから矛盾だらけで無茶苦茶なことをいってないか? 「有希ー、軍艦島と言えばあんたの苗字って…」 「戦艦長門。八八艦隊計画の第一号艦として生まれた。当時世界最大の41cm主砲を2連装4砲塔の計8門を搭載。...
  • リバーシブル2
        俺の予想通りの一日が無事……いや無事と言うには程遠いがどうにかこうにか終了し今は放課後。  授業時間を含む今までの間、世界は何事も無かったかの様に回転していた。性別以外は。  谷口や国木田含むクラスメイト全員の性別全とっかえ。しかしこれはこれで新鮮と言うかなんと言うか。  普段女子に囲まれての生活など送ったことの無い昨日までの俺が一転、話しかけてくるのは女子ばかり。急にモテる様になったようで何となく気分が良い。  無論俺も女になってしまってるわけだが。それに俺もこいつ等も元々野郎じゃねーか。結局の所、虚しい。  そして男になってもやはり整った顔立ちの、俺の後ろに座っていたあの女、いや男。今日一日何やらニヤニヤしたりして実に気持ち悪い感じだった。  明らかに何かを企んでいる顔で、そう言う時に限って俺ばかりが無駄な労力を使わなければならない仕組みになっていると言うこ...
  • 長編・キョン4
    キョンの完全犯罪 涼宮ハルヒの記憶 涼宮ハルヒの軌跡  絶対に… 卒業式の約束 キョン100%(2) 涼宮ハルヒの逆転(キョンの消失) すれ違う想い 家出少女 Love Letter from …? 好感日記 好感日記Ⅱ アルバム巡り 「涼宮ハルヒの憂鬱」改 (欝エンド) Park Golf in Summer !! 北高生の告白ラッシュ 二人、夕立、遊具にて やりすぎた嘘 儚い想い出  where Justice... 裏切り者 涼宮ハルヒの再会 神が手にした力のリスク まとめ 涼宮ハルヒの時駆 雛見沢・SOS (クロスオーバー) ツインズパニック! キョンは別れを惜しむようです キョンがアンケートから情緒不安定になりました 扇子 涼宮ハルヒの盗賊 キョンのその後 (MGS4とのクロス) トナカイからのプレゼント Am I father? ロマンティックが止められない(※ホモ・百合ネタ注...
  • 涼宮ハルヒの終焉 プロローグ
    涼宮ハルヒの終焉 プロローグ 学年末の幽霊騒動も終了し、なんとか留年を避けた俺は新たな2つの懸案事項を抱えていた。 昨日まで冬休みだったのだが結局ハルヒに振り回されすぐに終わっていた。 なぜか俺の目にはハルヒが無理しているように見えた、今度古泉にでも聞いてみようと思う、きっと気のせいだと思うが…。 俺が抱えている懸案事項とはそのことではない。 1つは今日は始業式だ。そして昨日は入学式だったのである。 ということはSOS団に新入部員が入るかもしれないということなのである。 まあどうせ傍から見たらただのアホな団体にしか見えんだろうから誰も入らんと思うが… しかしハルヒのことである、どうせ1年生全員をSOS団にいれるわよとか言い出すかもしれない。 1年前の春のようにバニーガールでビラを撒き始めるかもしれない。 また朝比奈さんのバニーガール姿が見れるということはうれしいのだが、 入学して早々美...
  • 涼宮ハルヒの仮入部おまけ
    ハルヒとキョンがSOS団を設立した後、みなさんからひと言コメントをいただきました。 岡部 「騒動だけは起こしてほしくなかった!!」 山根 「What!?」 榊  「何だあの古泉というヤツは!!女をとっていくな!!」 柳本 「あたしには何も関わりあいませんように」 阪中 「涼宮さんから手作りのチラシをもらったのね。机に大事にしまっておくのね。あのバニーガールも素敵だったのね」 鈴木 「アチャー!なんか作っちゃったよー!」 荒川 「やっぱ、あいつはアホだな」 高遠 「また、一緒にソフトボールできたらいいんだけどな」 花瀬 「先輩に髪無理やり剃られました・・・にしても、千本ノックはきついいです」 日向 「ねぇねぇパパ、わたしのクラスの涼宮さんっていう人が新しい部活作ろうとしてるんだよ」 西嶋 「枕カバーにYesとNoってあれなんだったんだろう?剣持さんも瀬能さんもそれは嫌って言ってたけど」 垣...
  • シュール短編84
    キョン「お、今日は長門だけか。」 長門「そう。」 キョン「これなんだ?ペロ……これは………タバコ!!」 長門「そう。」 キョン「長門……まさかお前ッ!!」 長門「おいしい。」 キョン「そうか……いや、お前もハルヒからのストレスが溜まっているんだよな。仕方ないさ。」 長門「あなたも。」 キョン「俺も!?」 長門「そう、あなたも。」 キョン「………じゃあ一本だけ。」 長門「どうぞ。」 キョン「ライター貰える?」 長門「ない。」 キョン「無い!?」 長門「おいしい。」 キョン「ちょww食べるなwwwwwでもわやうめぇwwwwwwwwww」 kyon「スゥイッチィ! オォォォン!」 koizumi「NOOOOOOOOOOOO! ストッッピン!」  POCHI!!  DOGOOOOOOOOONNN!!! 山根「バカヤロ」 古泉「八時までオナ禁しましょう!」 キョン「バカヤロ! ...
  • 涼宮ハルヒのライバル
    キョン「なぁ、しょっぱなの自己紹介のアレ、どのあたりまで本気だったんだ?」 ハルヒ「『しょっぱなのアレ』って何?」 キョン「いや、だから宇宙人がどうとか」 ハルヒ「あんた宇宙人なの?」 キョン「んなわけねえだろ!!お前のその自己紹介のせいで誰一人俺の自己紹介を覚えてねえんだよ!    俺より目立ちやがって!絶対ゆるさん!」 いきなり怒鳴られた、後から聞いた話によると。 キョンは目立ちたがり屋で、しかも極度の負けず嫌いらしい。 それからというものの、キョンはアタシのすることにいちいち突っかかってくるようになった。 こうしてアタシとキョンは出会ってしまった。 ある日、次の時間は体育で着替えなければならないというのにクラスの男子はなかなか教室から出て行かなかった。 アタシはかまわず男子達の目の前でセーラー服を脱いでやった、すると女子の「キャー」悲鳴と供に一目散に教室から出て行った。 だけどキ...
  • 涼宮ハルヒのユカイなハンバーガー
      涼宮ハルヒのユカイなハンバーガー(前編) 涼宮ハルヒのユカイなハンバーガー(後編)    
  • 普通の短編置場
    ここには普通の日常系とかのSSを置いてください。   1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25   26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50   51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 61 62 63 64 65 66 67 68 69 70 71 72 73 74 75   【題名付き・短編保管庫】 1 2   小説 Please tell a final lie こわれてしまった少女のはなし 五月の風、ふぁいなる 艦長ハルヒ保守 寝ぐせ byキョン 長門有希のカラオケ 谷口と国木田の恋 長門有希の密度 ある日の活動 スタンド・バイ・ミー うちゅうせんそう ...
  • 普通短編19
    「……カチ」     「……カチカチ」         「……『mikuru』フォルダ」         「……」         「……(ちら)」                 「……ぺたぺた」                   「地面まで視界を遮る障害物はない」       「本を読む際にもこれはすぐれた体型といえる」                   「……ぺたぺた」                     「情報統合思念体に接続、身体データ、主に身体測定用の情報の再確認」       「……朝比奈みくる、涼宮ハルヒの同データを要求する」         「……」         「……」         「あくまで情報の再確認であり、一部データの対比を取っていたわけではない」         「信じて」               「……ぺたぺた」            ...
  • あるビニール傘
     ふと、空を見上げた。  あたり一面どころか、この世の果てまでも続いてるんじゃないかって錯覚してしまうほどに、どんよりとした灰色の雲が、ほどかれたターバンみたいに広がっている。  そのぐしゃぐしゃになっているターバンからはシトシトと無数の雫が降り注いでいる。雨粒がお洒落もへったくれもない、ただ大きいだけの黒い傘を叩く。その音が心安らぐような曲を奏でてくれるなら、俺の憂鬱も少しは晴れたかもしれないが、生憎、そんな風流なことはなかった。  雨の日特有である、葉がしけった匂いが鼻腔を刺激していた。  止みそうで止まない。もう十分に潤いを与えてくれたはずなのに、雨雲はまだ満足できないのか。これでもかってくらいに、延々と雨を降らせ続けている。  梅雨。  ただそれだけのことだった。が、季節柄的にしょうがないと分かっていても、やっぱりダウナーになるのは避けられない。雨が好き、なんてロマンチスト気取...
  • シュール短編3
    古泉「いいですか。涼宮さんが望んだから今僕はここにいる。そして僕がホモなのも涼宮さんが望んだからです。   つまり僕とあなたはホモセックスしなければいけないということです」 キョン「キモイし顔近い市ね」       キョン「俺達は・・・・だまされていた・・・・」 みくる「えっ・・・・・・」 長門「・・・・・・・」 ハルヒ「ちょっ、どういうことよキョン」 キョン「俺達は今まで古泉が顔を近づけていると思ってウザがっていたよな?    しかし、実はそうじゃなかったんだよ。古泉は・・・・・」         キョン「あいつは、元から顔がでかかったんだよ!!!1!!!1」             ハルヒ長門みくる「な、なんだって~!!11!!?」 ガチャ 古泉「おや、何の話をしているんですか?」 ハルヒ長門みくるキョン「こいz・・・って顔近!」             キョン「こな~ゆき~ねぇ ...
  • 一夏の恋3
    長いようで短い夜は瞬く間に明け、余り眠れないまま、連続SOS団活動予定日。 涼宮さんが持ち込んだレジ打ちのバイトに精を出し、稼ぎ分を支給されての帰り道のことだ。 熱気盛んな商店街を潜り抜け、洒落た店舗が並ぶ小路に差し掛かって、前方を進んでいた涼宮さんの脚が止まった。新装開店したばかりらしく花輪が味気ない舗道を彩っているの其の店は、張り出されたチラシの説明を要約するところ、全品一店もののハンドメイド商品がウリのようだ。ショーウインドウに飾られたショールを気に入ったらしい涼宮さんが寄り道を宣言し、ついでだからと店内に押し込んだ朝比奈さんの着せ替えを試着室にて始めた。とっかえひっかえ持ち込まれる小物は散乱し、篭にはフリルがついたものやレース地の服が大量に積みあがった。 邪推するならば、それは涼宮さんなりの気遣いだったのではないかと僕は思う。八月の異変を元に戻すことが叶わなければ未来に帰れない事...
  • 喜緑さんその2
    喜緑「会長、タバコは少し控えたほうがいいと思います」 会長「な!?どうしてわかったんだ?ファブリーズしたのに・・」 [バリバリバリ] 会長「お、お前は!?」 ??「わたしは、コスの天使!!あと月の戦士!!あと、あと・・」 会長「思いつかないならもういい、あまり無理するな喜緑くん」 喜緑「・・・うるさいうるさいうるさい」 喜緑「最近わたしのことデコだのワカメだのいってる人がいるみたいですけど       わたしが本気をだしたらこんな星すぐに潰せるんですよ?一回本気出しましょうか?」 会長「どうした喜緑君、なにかあったのか?」 喜緑「いえ、先日コンサートにいったんですけど、ふざけたガンダムオタクのせいで時間がなくて、    なんのために行ったのかわからないまま帰らされたんです」 会長「それじゃあ俺だけのために歌ってくれるか?」 喜緑「198000円になります」 会長「カードで」 喜緑「ほら...
  • 涼宮ハルヒのユカイなハンバーガー(後編)
       手遅れだった。色々と。 「長門!?」 「大丈夫。情報統合思念体との連結が途切れているだけ」 どこら辺が大丈夫なのか小一時間問い詰めたいが、長門だから許そう。かわいいとは正義なのだ!なんて親馬鹿やってる場合じゃねえ。長門は団活時の四割り増しの無表情をしてちょこんと座席に座っていたが、俺の長門センサーはいつ倒れてもおかしくない状況だと大音量で警報を鳴らしている。これじゃあまるで雪山の再来だ。すぐにでもヒューマノイド・インターフェイス用の病院に担ぎ込みたいが、あいにくと住所が分からん。 「連結が途切れてるって、この空間のせいなのか?」 「そう。涼宮ハルヒの発生させた異空間は情報統合思念体からのいかなる干渉も一切受け付けない。原因は不明。情報統合思念体は自らの統制下にない空間が広がることに危機感を抱いている。よって主流派を含む大多数の派閥はあなたに事件解決の望みを託すことを決定した」 ヘ...
  • ハルヒになっちゃった
    朝起きると――ハルヒになっていた。 いやマジで。頬をつねってみたが悲しいことに夢じゃないらしい。 まず違和感を感じたのは髪の毛だ。 どうもムズムズすると思ったが何故か肩まで伸びている。 しかし寝ぼけたアタマでは「あれ?俺ってこんな髪長かったけ?」ぐらいにしか思えなかった。   次に違和感を感じたのは・・・下半身だ。 いつもなら爽やかな朝を告げるかのごとく、 雄々しく(誇張アリ)そびえたっているハズの『アレ』の感触がない。 この年にしてイ○ポかと一瞬絶望しかけたが、それ以前の問題だった。   「ついてない・・・!?」   ここまで認識して初めて俺は自分の身体の異常に気がついた。 そして極めつけは寝ていた部屋である。 散らかったいつもの俺の部屋とは違う、小奇麗に整理された部屋・・・。 そして所々に置いてあるぬいぐるみやら明るい色を基調としたカーテンや ハンガーにかかってるメイド服やバニーガール...
  • シュール短編63
    長門「数多くのカレーを食してきた私でも、いまだ口にしたことのないカレーがある」 キョン「なんだ、それは」 長門「それは…『豆のカレー』」 キョン「…要するに豆入りのカレーか?そんなのいくらでも作れるだろう」 長門「駄目なの駄目なの!教科書で読んだあのカレーじゃないと駄目なの!」 キョン「わっびっくりした!」 みくる「『ネズミの作った朝ごはん』…美味しそうでしゅた、食べてみたいでしゅ」 鶴屋さん「キモイ喋り方(苦笑)」 古泉「えいっ!えいっ!…おかしいですね、何回やっても信号が変わらない」 キョン「おい皆どうした、変だぞ!?」 ハルヒ「もーいやーこんなカオスな団はこりごり!解体してやるゥ!」   みくる「でしゅ~ましゅ~」 キョン「朝比奈さん、あの年であの口調はまずいよな」 ハルヒ「そうでしゅかね?」 キョン「へ?」 鶴屋さん「あいちゅのでしゅましゅ、あいかわらじゅきめぇでし...
  • お悩みハルヒ~2部・決意と告白編~
    『ハルヒ……俺、ずっと前からお前のことが……』  あ、あたし……も。 『目、瞑れよ……ハルヒ。力を抜いて……な?』  うん……。  ……うわぁっ! なんて夢を見てんのよあたしはっ!  キョンが出てきただけならまだしも、夢の中とはいえ何してんのよっ! キスなんて……あたしのバカッ!  そんな夢からあたしの1日は始まった。昨日、中途半端な気持ちを変えるために発した言葉。 『あたしはキョンが好き! それでいいわ!』  この言葉のせいかしら。わけのわからない夢を見たのは。  これがあたしの願望だっていうの? まさか! そんなはずは……無いとは言えないけど……。  それでも! あたしは今の生活に満足してるの。変えたくないのよ!  あぁもう! 朝から気分悪いわね……って、もうこんな時間!?  学校行かなきゃ! ご飯食べる時間……より、髪とか整えなくちゃ!  あたしは朝ご飯を食べる時間を削って身だし...
  • 涼宮ハルヒの仮入部~ハンドボール部編~
    「おかしい」 これが今の俺にとって全く持ってふさわしい言葉だ。 もう一度言おう。 「おかしい」 俺は2週間ほど前、1年5組の担任となった岡部というものだ。 「おかしい」 俺は確かに、そのときに言ったはずだ。 「ハンドボールより面白い球技スポーツなんてあるはずがない。みんなは分からないかもしれないが、やったら分かる。だから、まずはハンドボール部に仮入部するのも悪くないと思わないか?」 ・・・と なぜだ?なのになぜだ? なぜ、今俺の目の前でやっているハンドボールの練習の中に、俺のクラスメートが入っていないのだ。 そりゃあ、ハンドボールは、サッカーやバスケットボールと比べると圧倒的に知名度は低いさ。 だからこそ、俺は入学式のときに教えたはずだ。 ハンドボールより素晴らしい球技はあるか?いいや、ない。 即レギュラーになれる部活なんてほかにあると思うのか?いいや、ない。 言わすなバ...
  • 三者面談1
    俺達が北高に入学して、もうすぐ1年になる。 季節は、まだまだ春にはほど遠い、冬。 俺は朝から憂鬱であった。   自分の成績があまり良くない、もしくは悪い人なら必ず、 先生の前で親とケンカになる日。 前日からもうやってますって人もいるだろう。   そんな、おそらく生徒の大半から嫌われているであろう、この行事。 もちろん俺もこいつが大嫌いだ。   しかしヤツは必ずやってくる。年に2度も。   そいつの名は「三者面談」   くそいまいましい。   岡部と親による連携ばっちりな二段攻撃をくらいつつ、 荒む心を抑えながら、やっと面談時間が終わった。 親はまだまだ説教し足りないって顔をしている。   やれやれ、今回も親の説教を聞きながら帰らなけりゃならんらしい。 岡部にあいさつをして、教室を出た。   「あっ、キョン」   教室を出てすぐの廊下のパイプ椅子に、ハルヒが座っていた。 苦い物を口に含んで我...
  • アナル短編51
    ・谷口がお送りする、カオスな日常の一部   「キョンターン!」朝から大声を上げながら教室に乱入してくる古泉。 「今日こそはやらせん!死ね!」その古泉に綺麗な蹴りを入れるキョン。 あ、紹介が遅れたな、どうも、存在自体が危うくなってる谷口です。 相変わらずカオスな教室からお送りしています。 「おはよう谷口」ああ、国木田おはよう。「また古泉君来てるんだねぇ?」 またと言うより毎日だけどな。 「いやぁぁぁぁぁ!」悲鳴を上げながら教室に入ってくる涼宮。 「涼宮さーーん!私と一つになるのね!」はぁ、古泉の次は阪中か… ガチホモにガチレズ、俺の周りには何でこう、同性愛者が多いんだろう… 古泉に会長に阪中に朝倉…他にもたくさん居る。 「や、やめろ古泉!せめて部室かトイレで…」 「我慢できません!ふんもっふ!」「アッーーー!」 「阪中さんお願い、みんなの前だけは!」 「人に見られながらするのもたまにはいい...
  • 涼宮ハルヒの仮入部~バレーボール部編~
    今日もわざわざグリークラブの部室の前に遠回りしてから、部室に行って着替えてから体育館に行く。 今日も榊君かっこいー。 「はい、じゃあ次アタックの練習するよ!」 部長さんがみんなに呼びかけ、入部したばかりの1年、もしくは仮入部の人が列を作る。 と言ってるあたしは、入部してから3日になる。 中学のときもバレーボール部だったからね。高校でも入ろうと思って。 「次!」 よし、いよいよあたしの番。 いくわよ!スズキアタック!! 決まった!! あたしは、アタックの練習も終わり、のんびりと残りのアタック練習者を見ておこうと思ったんだけど、その中に一人。 あたしと同じ中学出身で、現在同じクラスの子が一人。 涼宮ハルヒ いやぁ、あの奇行っぷりは本当にビックリだったよ。 初めてその奇行っぷりを知ったときは、思ったね。 やっぱり、人間っていろんな人がいるんだな~って。 で、あたし思ったんだよ。 入学式...
  • 青年教師岡部の自慢
    「岡部先生」     放課後、日誌をつけていると苦々しい表情で三年進路指導の主任が声をかけてきた。     用件はだいたい察しがつく。俺だって教員生活が板についてきた頃なのだ。先日全学年で進路指導の個人面談があったばかりというタイミングで、この人がこの表情で俺に話しかけてくるってことは…… 「先生のクラスの、涼宮ハルヒについてですが」     うむ、予想通り。 「聞いたところ三年の朝比奈みくるを何だか妙な同好会に引きずり込んだとか」     だいぶ前の話を今更おっしゃる。こういう教員が進路指導の主任に就けるのだ。俺がそれなりのポストに就くのも夢じゃないかもしれないな。 「朝比奈と面談しましたが、辞めろと言っても『辞めたくない』の一点張りですよ。先生のところの涼宮に脅されでもしてるのでは?」     ……スポーツマンはどんなに呆れても溜息をつかないものだ。 「理由は何か言っていましたか?」...
  • アナル短編置場
      ここにはアナル・801系な短編を置く場所です。 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50   51 おめでた テドドンの憂鬱 キョンと長門と氷菓子 ダブル誕生日 長門平手打ち編 宇宙プリンの侵入 古泉一樹の苦悩 走り屋ハルヒ 古泉イツキの憂鬱 ある晴れた夜のキョン 【騙し騙され】キョンvs古泉【アナルの攻防】 SOS団的俳句 スカトロジカル・マッガーレ キョンが一番セクシー あほがき エロゲの始まり風SOS団 マッガーレの恐怖 わかめ伝説喜緑さん 谷口の忘れ物 ある日のこいずみくん保守 村上ハルキョン 阪中さんの(小)暴走 アナル的に挑戦シ...
  • 地獄少女
    キーンコーンカーンコーン 長門以外誰もいないSOS団の部室に休み時間終了の音が鳴る。   長門 「(・・・・授業。」 長門が部屋を出ようとしたとき、一人の着物を着た少女が現れた。 長門 「・・・・・誰?」 地獄少女 「私は閻魔あい。あなたを地獄に流します・・・。」   少女がそう答えた瞬間、長門は霧の濃い薄暗い川を浮かぶ小船に乗っていた。そして少女がその小船を漕いでいた。   長門 「(・・・閉鎖空間?・・・違う。)ここは何処?」 地獄少女 「・・・ここは地獄へ通じている川。」 長門 「・・・地獄?なぜ?」   長門がそう問うと少女はスッと霧だらけの空を指差した。そこには大きな人影が映っていた。   長門 「あれは・・・私のクラスの・・・。」   そこに映っていたのは長門の担任だった。   地獄少女 「あの人の依頼で貴方を地獄に流すことになった。」 長門 「先生が・・・。」   いつも無表...
  • 人生最悪の四日間 第四章 ~神の人質~
    自衛隊は我が国の平和と独立を守り、国の安全を保つため、直接侵略及び間接侵略に対し我が国を防衛することを主たる任務とし、必要に応じ、公共の秩序の維持に当たることを任務とするらしい。 ちなみに世界で一番給料のいい軍隊は日本の自衛隊だ。(政府は軍事組織じゃないって言ってるが、俺はそんなの信用しない) 日本はここ60年ほど戦争に巻き込まれていないので、自衛隊が自衛という任務で動いたことは一度も無い。 大抵は「自衛隊」という名前とはまったく関係の無い任務なのだ。   ああ……平和だなぁコンチクショウ。     午後六時五十五分。UH-60ブラックホーク内にて。   俺は結局ブラックホークに乗せられた。 ちなみにヘリコプターに乗るのは初めてだ。プロペラの音は思った以上に大きくて、自分が喋っている声も聞こえない。 マイクがついたヘッドフォンのようなものを渡されて、なんとか会話ができる状態だ。 「朝...
  • クールの誕生
    クールの誕生(目次) 『自分の音楽をジャズとは呼ぶな』              …マイルス・デイビス 人物紹介! 光 ロング・グッバイ 闇 ナイトメア・フラッシュ 前作
  • シュール短編51
    古泉「最近僕がマッガーレキャラからまともなキャラになってきたと一部で言われているようですが」 ブリブリッ 古泉「真っ向から否定します!」 ビチャビチャビチャ 古泉「僕は!生まれたときから!」 ドバドバドバドバ キョン「すげぇ…」 古泉「この世に生を受けたその日から!!」 ジョオバババッババッババアッババアア ドドババババババ 長門「980…990…1000!1000kg!!!」 ハみ長キ「「「「おめでとう!!」」」」 古泉「アリガトウ!君たちにもビチグソを」 水鉄砲ばりドババババッバー ハみ長キ「「「「うわーい!!」」」」 キ「ケツ毛バーガー一つ下さい…毛なしで」 長「………分かった」 『雪山症候群パロ』 「ねぇ、あんた有希となんかあったの?」 ハルヒはどうやら俺と長門の関係を勘違いしているようだ。これはまずい…なんとが誤解を解かねば… 「そ、そんな事よりハルヒよ、ちょいと...
  • 涼宮ハルヒのユカイなハンバーガー(前編)
      「ドナルドを探しに行くわよ!」 一週間の学業が全て終了したという、達成感と脱力感に満ち溢れた金曜日の放課後。俺は慣性の法則に基づいて文芸部室へ向かい、小泉の持ってきたチェッカーなるボードゲームでだらだらと時間を潰していた。朝比奈さんの御手から差し出されたホット聖水をありがたく頂きながら、相変わらずゲームに弱いニヤケ面から三回目の勝利を奪い取ろうとした刹那、パソコンの画面とにらめっこを興じていた我らが団長様が唐突に宣言した。ドナルド?誰ですか? 「あー、ハルヒよ。お前が言っているドナルドってのは、夢の国でネズミと戯れてるアヒルのことか?」 ハルヒのトンデモパワーによって瞬間冷凍された部室内で最も早く解凍することに成功した俺は、しぶしぶながらハルヒに質問した。損な役だと分かってながら演じてしまう己が情けないぜ。 「はあ?そのドナルドじゃないわよ。あたしが言ってるのは・・・ほら、こっちの...
  • 橘京子の消失(佐々木さんの大暴走)
      ……ああ、見つかってしまったか。  出来れば佐々木の暴挙を他人に知らしめる事は良しとしなかったから、敢えて見つかりにくいようにしていたのだが、発見してしまうとは目敏いというかしつこいというか…… オホン、だが見つけてしまったものはしょうがない。俺が既定事項を守るため、佐々木がやっちまった失態をお見せしよう。  なお、お子様にはちょっと過激な内容を含んでいるかもしれないから気をつけてくれ。そんなに大したものじゃないが念のためな。  そして、ググって来た人、あるいは更新履歴から辿ってきた人は、物語の最初から読んで頂けば幸いである。  こちらだ。    時は流れて当日。  かったるい英語の授業はチャイムを持って終了を告げ、いよいよ問題の体育の時間前である。  俺はと言うと倦怠感溢れる授業からようやく解放され、腕を伸ばして背伸びをしながらどうやって佐々木をガードしようか、それとも知らん...
  • 銀河SOS伝説~射手座の光芒~終章
       ブ・イン・エー戦死に続いて教皇戦死の報が戦場を駆け巡ると、コンピケン連合軍将兵の戦意は跡形もなく消え去っていた。自然と砲火の応酬は止み、次々に艦の機関を停止して降伏していった。戦争を!勝利を!と呼号する総司令官が消滅したからには、圧倒的不利になった状況下で得ることの叶わない勝利を求める理由はどこにもなかった。 十一月三十日五時十一分、コンピケン連合軍の残存部隊をまとめたブ・イン・ビーが、全軍を代表してSOS帝国軍に降伏を申し出た。本国には名のある指導者や提督は存在せず、織的な抵抗はほぼ不可能なため、事実上のコンピケン連合の敗北宣言である。 ハルヒは即座に降伏を受理すると同時に、SOS帝国の勝利を宣言した。帝国軍の全艦艇で歓喜と興奮の活火山が爆発し、勝利の雄たけびと音階を無視した歌声が響き続けた。一時は不利かと思われたものの帝国軍の全将兵が信奉する英雄は辛くも勝利して、彼らは無事...
  • Project512_Part1
     Project512_Part1-もくじ- Part2はこちら Part3はこちら Part4はこちら Part5はこちら Part6はこちら Part7はこちら Part8はこちら Part9はこちら   ──チャックSS集── 【チャック・谷口、火あぶりにさる!?】  【チャック・古泉一樹にPCを破壊される。】 【チャック・阪中、情報連結解除!?】 【チャック・阪中、踏まれる!?】 【チャック・中河に飯を奢らされる】 【チャック・喜緑江美里NiceBoat?!】 【チャック・朝倉は大変なナイフで刺されていきました】#DeadEND注意 【チャック・山根に禁則事項】     ──小ネタ集── 【小ネタ・やっまーね↓スペクタクル】(未収録) 【小ネタ・プリンスレ落下】 【小ネタ・にょろーん】 【小ネタ・DejaVu←ってフランス語だったんですね。】     ──お題SS集── 【お題・ス...
  • 人生最悪の四日間 第二章 ~神は誰だ~
    窓が割れている。そして、その窓から「俺」が落ちた。 どうすればいい? 殺してしまった。 話が違うじゃないか。 俺は頭を撃ち抜かれるんじゃないのか? パニックになった俺は助けを求めるべく、ポケットから携帯を取り出した。 午後五時三十分。部室にて。 古泉、結局この世界の神は誰なんだ? 「貴方のほうから電話をくれるのは珍しいですね。一昨日お話したとおりですよ」 ……俺か? 俺なんだな? 「ええ、そうです」 じゃあ、俺が金持ちになりたいと望めば、俺は金持ちになれるのか? 「世界の基礎がすでに確立しているので、あまりにも突拍子もないものについてはわかりかねますが、 現実になったとしても不自然でないことなら貴方の望んだとおりになるでしょう」 じゃあ、俺が厄介ごとに巻き込まれたくないと願えばその通りになるんだな? 「ええ、そういうことになりますね」 例外は無いのか? 「例外は二つです。ひとつは先ほど...
  • 涼宮ハルヒのOCGⅡ   
    涼宮ハルヒのOCGⅡ  う、嘘だろ・・・。目の前には麗しの上級生朝比奈さんがいる。いつもなら俺を癒してくれるその笑顔も、今だけは俺に何の効力も持たなかった。何故かって? 俺のライフポイントは0。朝比奈さんは8000。んで今は朝比奈さんの先攻2ターン目。さて、何でこんな状況になったのか、まずはそれを説明しなければならんな。5分前に遡るとしよう。 古泉の関係者の売却と、長門の情報操作のおかげで文芸部室には大量のカードが集まっていた。前者はどうもハルヒの力らしいが、今回ばかりは俺にプラスに作用したぜ。デッキを調整しなおした俺は、何故かデュエルができるらしい朝比奈さんと決闘することになった。ゆっくりとデッキをシャッフルする朝比奈さん。何をやらしてもこの人は絵になるな、うん。そしてジャンケンは朝比奈さんが勝って俺は後攻になった。まずはお手並み拝見と行くぜ。というかこの時気づくべきだ...
  • アル日と佐々木、アル人佐々木
     それはアル晴レタ日ノ事。  夏から秋に成り代わろうとする九月手前の八月末の事。  俺は偶然ブックオフでテニプリのアンソロジーを立ち読みしている佐々木と出会った。  いや、偶然なのか必然なのかは俺の独断で判断出来るようなものではないのだが、  運命によって位置づけられた必然とも言えるし全く予測されない偶然とも言えるのである。  まぁ、SOS団という連中や、橘京子達のような存在に今まで遭遇した俺にとっては、  必然だろうが偶然だろうが個人的にはこの小さな出来事は気にしなくて良いことなのだと思う。  さて、そんな訳で出会った俺達は流れで喫茶店に入る事になったわけだ。  その喫茶店というのが妙な作りで普通の席と何故か個室があった。  俺はどちらでも良かったのだが佐々木が個室を望むから俺達は個室へ入る事となった。  最初のうちはコーヒー等を口に入れながら本当にただ単に普通の会話を楽しんでいたのだが...
  • Project512_Part6
     Project512_Part6-もくじ- クイックメニュー    ──(*゚q゚)<ウッウッーウマウマー♪ウッウッーウマウマー♪──   【偽チャック・橘京子に過去話暴露!?】   【保守小ネタ・がんばれ柳本さん!】   【偽チャック・橘京子危機一髪!?】   【保守短編・三月九日】ロンリーバースデー俺2   【偽チャック・カマドウマの逆襲・・・?】   【偽チャック・ポンジー藤原の逆襲?】   【チャック・古泉一樹にヤンデレCDを無限ループで聞かされる】   #バルサミコ酢、やっぱいらへんでー。    ・ ・ ・ ・ ・ ・         _r‐-、―- 、       /   、   ヽヽ      / 〈 i 、、 〉 ハ  } !      |! ヽルヾ∨イテト、l、N      ヾヽ{セリ  ` ′ _ノ       ` ヽ  l二}  ノ          `ー...
  • カオス・ザ・ワールド
      カオス・ザ・ワールド 前編 カオス・ザ・ワールド 後編
  • SOS団プレゼンツ 第一回 涼宮ハルヒ争奪戦 ―試練その1 その2―
    適性検査の後、「試練その1 知能テスト」を行うことになった。問題は中学生レベルの五教科総合百点満点の試験を行なうというものであった。 試験の内容は盛り上がりも何もない、単なるテストなので割愛させていただく。 分かっているかもしれないが、先ほどのハルヒの宣告により、俺もテストを受けさせられていた。 しかも俺の点数を基準にし、俺の点数未満のものを失格にするという。 『あんたわかってるんでしょうね?この前の期末テストみたいな点数取ったらタダじゃおかないからね!』と死の宣告を受けつつ。 …夏休みに宿題以外の勉強をさせられるハメになるとは、やれやれだぜ。 テストが終わると鶴屋家の助っ人数十人が採点をした。さすがにこれだけいるとあっという間だ。 先ほどのハルヒの宣言により、試験を受けるハメになった俺はひぃひぃ言いながらも問題を解いていた。 信じられないことは起きるものだな。俺自身が一番吃驚しているの...
  • ポニーテールの秘密・第3章
    第3章  4月になったというのに地球に野郎は冬の厳しさを伝え続けている。昨日の夜ちらりと見た天気予報によれば、今日の最低気温は1ケタらしい。そんな天候の中、布団剥ぎなんぞを食らおうものなら俺はシベリアに来た南国民のごとく体を震わせるだろう。  「キョーンくーん!」  そんな訳で俺は今シベリアにやって来た。別に南国民ではないが。ほら、起きたから先下いってなさい。  「はーい。シャミー、ごっはんっだよー」  調子外れな歌と共に妹が部屋を出て行くのを確認してから着替えた俺は、部屋を出る際そこら辺にほっぽってあった通学鞄に足を引っ掛けた。まるでちょっとお待ちと告げる様に。 ━━━しまった。  俺は慌てて鞄をあさる。そして長門から渡された文庫本を取り出し、栞を探す。いくら朝比奈さんの事があったにせよ、これじゃ最初の二の舞じゃないか。  栞には長門の整った字でこう書いてあった。  午後七時。光陽...
  • ポニーテールの秘密
    ポニーテールの秘密     プロローグ 第1章 第2章 第3章 第4章 第5章 エピローグ
  • アナル短編46
    ナルデレ 古泉「お話があるのですが…」 キョン「息を吹きかけるな、顔が近いんだよ、気色悪い」 古泉「おや?そんなこと言っていいのですか?」 キョン「…………」 古泉「やれやれですね…悪い子には罰を与えないといけません…ではいきますよ~ふんもっふ!」 キョン「アッー!!」 古泉「ふんもっふ!ふんもっふ!」 キョン「んぅ……はぁ……あっ、あっ……イツキ…たん………すき……///」 (アッー!)ナルデレ   『予-YOKOKU-告』 貴方に見せたい―――僕の本当の姿。見せてるのは偽りの姿。 貴方に伝えたい―――僕の本当の心。伝えてるのは偽り心。 傍に居られるなら「マッガーレ」「アッー」 ただの友達で良い「奢りますよ」「悪いな」 でも―――離れたくない。 泣きたいほど好きだから。 死にたいほど恋しいから。 妨げている事柄は運-fate-命。 立ちふさがるのは自-myself-分。...
  • 長編・涼宮ハルヒ
    涼宮ハルヒ無題1 涼宮ハルヒ無題3 涼宮ハルヒの停学 涼宮ハルヒの改竄 涼宮ハルヒの入学 涼宮ハルヒの異変 涼宮ハルヒの悲調 花嫁消失 ハルヒの想い 世界の終わりに 涼宮ハルヒの赤面 ‐ 涼宮ハルヒの羨望 ‐ ハルヒの実験 涼宮ハルヒの秘密 プリンとケーキ 星に願いを 涼宮ハルヒの猛暑 涼宮ハルヒの結婚前夜 涼宮ハルヒの泥酔 長すぎる10分間 涼宮ハルヒの願望 涼宮ハルヒの憂鬱キョンとハルヒの絆 10月8日、曇りのち雨 閃光のハルヒ 涼宮ハルヒの預かり物 涼宮ハルヒのデート騒ぎ? それは誤解で勘違い 何よりも宝物 超能力 涼宮ハルヒの計算  涼宮ハルヒの嫉妬 ミニチュアハルヒ ベル 3点セット 涼宮ハルヒのネコ にわか雨の訪問者 ハルヒの寝言 涼宮ハルヒの独善(シュール・BadEnd?) 涼宮ハルヒの情熱  涼宮ハルヒの出産 あの日からの願い Amemorywithouttheend 涼宮...
  • 題名付き・普通短編2
    ある晴れた休日(キョン&古泉) 「LOVE」 お客様は宇宙人 ドライブ セリフ九割で展開してみた~こいずみくんはガチじゃない~ エンドレス・エラー 蝉しぐれ Kへの挽歌 カミングアウト・パニック スマイル 台風の溜息 涼宮ハルヒの創世秘話 一万年と二千年前から キョンの評価 普通?の高校生の会話 長門さんはロッテに興味を持ったようです。 コーヒーシリーズ 機関の事情 酒乱女 前兆 キョンの子育て奮闘記 彼は団の緩衝材 『ビール×月見酒×オールスター球技大会ポロリもあるよ』(喜緑さん×生徒会長) 生徒会長の不良3人の倒し方 古泉一樹の苦笑 燃えろ!球技大会! やや黒古泉 切ない同窓会 白雪姫の真相 彼岸花……その花言葉は…… ちょっとみくる救済保守 ある曇った日のこと 無限輪舞 マッガーレで保守 古泉一樹のピロートーク もしくは、長門有希と古泉一樹の作戦会議 早すぎるリハーサル。 恋ってな...
  • 規定事項の子守唄 第二話
     そのご、わたしと鶴屋さんは、すこし気持ちを落ちつかせてから、寝室を出ました。  客間のひとつで、使用人のかたに絞りたてのグレープフルーツ・ジュースを一杯ふるまっていただいたあと、武道場にむかいました。武術の鍛錬のためです。  というのも、この一週間は毎朝、鶴屋さんにつきあって武術を習っていたのです。彼女とのつながりにしたかったので、ひとつでも技を教えてもらおうと思って、こちらからお願いしたことでした。  ずいぶんと飲みこみの悪い弟子になってしまいましたが、鶴屋さんはいやな顔ひとつせずに教えてくれました。 「おおっ、今日はどうしたんだい? 動きが昨日までとちがうよ! 」 「そ、そうですかぁ? 」  おそらく、思考規制がゆるまっている効果でしょう。わたしの運動能力も、たぶん以前とくらべて三割ぐらいよくなっている気がします。  とはいえ、もとがたいしたことないので、そこまでいうほどかわりませ...
  • コメント室使用ルール
    コメント室使用ルール   コメント室をご利用なされる前に必ず御一読してください 尚、記載されているルールを確認せず、ペナルティが課せられてもこちらからの解除は『原則』行わないものとお考えください     基本、コメント室内での固定ハンドルネーム使用の禁止。ただし下記の場合はその限りではない ※管理人、SS作者様ご本人。管理人から指示があった場合、レス証明等本人確認を行う必要がある場合 雑談、感想、カップリング論、wiki重鯖時などの話題が長期化あるいは、議論すべき内容が出た場合は避難所へとの移動を行う。これは各自の判断に一存する 荒らし、アンチに対しては極力無視すること。悪質な場合は管理人に報告してください 個人、作品に対しての誹謗中傷は避けること     上記のルールを破った場合、もしくは他に問題を起こしそれが酷く悪質だった場合、アクセス禁止処置または内容に応じた罰則を科...
  • はるかぜふくまえに・エピローグ
    ○エピローグ   それから十日ほど後の話になる。俺はいつものように部室の扉を開けた。 「遅いわよキョン! さっさと準備しなさい!」 例によってハルヒの声。はて、準備とは一体何だろうね。 「しらばっくれるつもり? 無駄よ無駄。さ、みんなも準備はいい? 早速行くわよ! 新入生勧誘!」 ……そう。今日は新学年始まって三日目。つまり新一年生が今日から平常授業ってわけだ。 俺たちSOS団は全員がめでたく進級し、朝比奈さんは最上級生、他の四人、ハルヒ俺古泉長門は二年生になったってわけだ。 いや、実にあっという間だったなこの一年間は。だからといって何もなかったわけではなく、むしろ俺が今まで生きてきたどの一年よりも濃い、それこそジュースで言えば果汁100%でもまだ効かないような濃密な時間を過ごしてきた。 今だから言える。すべて楽しかった。あぁ、すべてさ。毎日、365日だ。 「す、涼宮さぁ~ん、またこの格...
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