涼宮ハルヒのSS in VIP@Wiki内検索 / 「バカップル日記―いじわるキョン×鶴屋さん―」で検索した結果

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    ...るキョン×森さん― バカップル日記―いじわるキョン×鶴屋さん―
  • バカップル日記―いじわるキョン×鶴屋さん―
    「いっやー! めがっさ待たせちゃったみたいだねっ、ごめんっさ!」  待ち合わせ時間の30分後か。ようやく鶴屋さんは現れた。 「遅すぎです……」 「ほんとごめんねっ! ……あれれ? 本気で怒っちゃったかな?」  今の俺の顔は相当、不機嫌顔になっているだろうな。ここは一つ、面白そうだから怒ったフリをしておくか。 「当たり前です。今日のデートはやめにしましょう」  さぁ、どう出るかな。もちろんデートを中止にするつもりなど毛頭ない。 「ごめんなさい……」  なんと! 真面目に謝る時はしゃべり方が普通だ。これは新鮮だな。 「……なんてねっ! キョンくんも怒ってないのが丸分かりさっ。お姉さんを騙すならもっと演技の練習をするにょろよっ!」  ……やられた、一枚も二枚も向こうが上手か。  そういうことなら……今日のデートの中で絶対に一泡吹かせてやる。  驚いた顔か、やられたって顔を見たら俺の勝ちだ、いいな...
  • バカップル日記―いじわるキョン×みくる―
     非常に幸せな時間とは、このような時間のことを指すのだろう。  もうね、たまりません。財布の中身が減っても、この笑顔が見れるならゼロにしたって構わないね。 「何を笑ってるんですかぁ? あー、またいやらしいこと考えてたんでしょ? ダメだよぅ、今日はお買物だけです!」  そんな、ほっぺたにクリームを付けた状態で怒られてもな。  今日は、朝比奈さんとのデートだ。任務や探索で二人きりとかじゃないぞ。  正真正銘、付き合ってる二人のデートだ。どうだ、羨ましいだろう。  そして、俺は待ち合わせに遅れてパフェを奢ることになったのさ。……もちろん確信犯だ。  なんたって、パフェの一つでこの幸せそうな笑顔が見れるんだぞ? 安いもんじゃないか。 「ん~、やっぱりおいしいです! そ、そんなに見てもあげないですよ、遅れてきたキョンくんが悪いんですから!」  最近は少し打ち解けてきたけど、やはり俺はこの丁寧語をどう...
  • バカップル日記―いじわるキョン×森さん―
    「ごめんなさい、キョンさん。少し仕事があって……」 「わかってますよ。森さんも大変ですね、あの厄介なうちの団長のせいで」  一週間に一、二回の幸せな日。土日が俺の最高の楽しみである。森さんに会えるこの日だけがな。  この、幼いように見える顔を見る度に俺はうれしくなるのさ。  平日は仕事と学校で会えないから毎日メール、たまには電話だ。そして週末はどちらかの家に泊まる。  とは言え、まだやらしい関係にはなっていない。泊まると言っても話をしたりするだけだしな。やってもキスまでだ。 「行きませんか? とりあえず……ご飯でも食べましょう?」 「あ、そうですね。今日は俺が奢りますよ」 「いいんですか? 実は欲しい物があったから助かります」  森さんは照れくさそうに笑いながら頭をかいた。……こういう表情を見るといじめたくなるのが俺の性格だ。 「500円毎にキス一回ですよ?」  ふふふ、真っ赤になるがいい...
  • バカップル日記―いじわるキョン×ハルヒ―
     付き合って3ヶ月目の俺とハルヒ。今日は日曜日。  昨日は探索をこなし、今日はデートの予定だ。天気は快晴、気候もよし。 「なのに、なんでお前の部屋で二人で寝てんだろうな」 「知らないわよ、そんなの。あ~、良い天気ね」 「ハルハル~、外にデートに行こうぜ~」 「行かない、疲れてるもん。それとキョン、その呼び方やめなさいって何度言ったかしら?」  自分だって、俺を名前で呼ばないじゃないか。とは言えない。  だから、俺は何度でもそう呼ぶことで反抗するのさ。 「ハルハル~。昼飯も食べないといけないだろ~?」  やはり、ポカポカ陽気のせいか話し方までダラダラしてしまう。 「後であたしが作ってあげるわよ。……今度『ハルハル』って言ったら別れるわよ」 「そんなこと言うなよ、ハルハル~」 「あ、もう怒った。二度と口きかないんだから」  ハルヒは俺に背を向けるように寝返りをうった。……本気で怒ったか?  し...
  • バカップル日記―いじわるキョン×有希―
    「悪い! 待ったか?」  俺達のデートは毎回、この言葉から始まる。俺はいつも長門を待たせて遅刻するのさ。  気持ちはわかるだろ? わからないか? なら教えてやろう。 「……いい」  こうやってな、少しふてくされたような表情をするだろ。俺にしかわからないくらいだけどな。 「ほんとに反省してるからな。だから、今日はまず図書館に連れて行ってやる」 「ほんと? ……うれしい」  そして、次はよろこんだ表情を見せただろ? また、俺にしかわからないくらい小さな変化だけどな。  こんな小さな表情の変化をたくさん見たいから、わざと遅刻したりするのさ。わかったか?  いつも、俺は長門の少し前を歩くんだ。それも早足でな。そうするとこいつは俺の袖を摘んでくる。  小さな手で、弱っちい力でな。でもこんな関係がうれしいんだよ。  普段は無表情で何を考えているかもわからないような宇宙人が、俺と一緒に居たいと思ってつい...
  • 鶴屋さんとキョン
    ストーブを持って部室へ帰ると、そこには誰もおらず、机の上にメモと鍵が残されているだけだった。   どうやら先に帰るから部室に鍵掛けてくれってことらしい…随分薄情な団長だな、おい。誰か一人くらい残って待っててくれてもいいじゃないか。まぁ雨足も強くなってきて、さっさと帰りたい気持ちはわからんでもないが。   と考えつつ、俺は下駄箱で靴を履き替え、外を見ていた。しまった!傘がない…。 雨が止むまで待とうにも、いっこうに止む気配がない。むしろ激しくなってきている。   「参ったな……これじゃあ帰るに帰れないぜ…」   しかしずっと立ち往生しているわけにもいかないので、濡れるのを覚悟して学校を出ようとすると   「おやっ?そこにいるのはキョン君じゃないかい?」   振り返るとそこには、鶴屋さんがいた   『鶴屋さん?どうしてここに?』   鶴屋さん「ぐ~ぜんさ~。ところでキョン君、うszhぢおhう...
  • 鶴屋さんとキョンの展開
    「鶴屋さん」 「なんだいっ!?」 「その…なんというか…鶴屋さんってかわいいですね」 「どうしたんだいキョンくん!!!は…恥ずかしいにょろ」 「鶴屋さん好きだ」 「キョンくんホントにどうしたんだいっ!?」 「いや…なんでも…ありません」 「キョンくん!うちもキョンくんのことめがっさ好きだよっ!!!」 「は…はい…」 「……」   END
  • バカップル保守2
    バカップル保守2     「おい。どうして一人だけ先に起きて準備してんだよ」 「…………」 「なんとか言えって」 「……あんたが手を離したからじゃない」 「お前な……寝返りをうって布団を全部持って行きながら手を離したのは誰だ?」 「へ……?」 「あー、悪かったな。俺は今日風邪で休むから学校行っていいぞ。お前は準備してるもんな」 「ちょ、ちょっと?」 「うー、さむ。母さーん、薬出してくれ」 「キョン? ごめんってば!」 「あー、さむ……」 「あ……う……」   たまにはバカップル喧嘩保守      「キョン……怒ってるわよね……はぁ」 「それよりキョン大丈夫かしら? 本当に震えてたし……」 「帰っても怒ってたらどうしようかしら……」 「涼宮。HR中に回りに聞こえる大きさの一人言はやめろ」 「うるさい、ハンドボールバカ。やっぱりあたし早退するわ」   声に出るほど心配なバカップル保守   ...
  • バカップル保守1
    バカップル保守1     「あのね、キョン。あたしがこだわってるんじゃないの。あんたがこだわってるんじゃない!」 「俺はこだわってなんかいない。なんなら今すぐ別れてやるぞ」 「うぐ……卑怯者……」 「ほら。やっぱりお前が俺にこだわってるんじゃないか。認めたんならここに来ていいぞ」 「……あたしが悪かったわよ」  そしてハルヒは俺の布団の中に潜り込んできた……。   バカップル喧嘩保守     「だーかーら! 悪いって謝ってるだろ?」 「バカバカバカバカ!」 「あのな。今時クラスメートと言葉を交わしただけで嫉妬する奴がいるか?」 「だってあんた地味にモテるし……」 「大丈夫だ。俺はお前だけだからな」 「いつもそればっかり……ずるい」 「いつもこればっかりで悪かったな」 「ほんと最低」  ハルヒはそう言いつつも俺を抱き返してきた。   バカップル喧嘩保守2     「もういい! 別れるわ...
  • バカップル保守
      バカップル保守1 バカップル保守2 片思いキョン保守 第2次バカップル保守 バカップル保守 ちょっとした同棲編 バカップル保守 同棲編 バカップル保守 同棲編2 バカップル保守 同棲編3 ツン+デレカップル~第三次バカップル保守  
  • バカップル保守同棲編
    バカップル保守 同棲編     「お前の部屋か……」 「な、なによ。そんなにマジマジ見ないでよ!」 「意外に可愛い部屋だな。黄色が基調か」 「好きなのよ、黄色。カチューシャもそうでしょ?」 「確かにな。んで人形も多い、と。……ん? 一個落ちてるぞ」 「あーバカバカっ! それ触んないでっ!」 「……俺、か?」 「み、見りゃわかるでしょ。服に名前書いてあるんだから……」 「ハルヒ」 「なによ……もう……」 「顔真っ赤で可愛いぞ」 「う……う……バカっ!」   バカップル保守      「うおっ、俺の部屋よりいいベッドだな」 「でも、あたしはあんたの部屋のベッドのが好きかな……」 「どうしてだ?」 「ほ、ほら。狭い分だけ距離が近く感じるしさ……」 「ハルヒっ!」 「あんたキャラ違う! いきなり抱き付かないでっ!」   バカップル保守      「そろそろ離してよ。ご飯作んなきゃ」 「………...
  • キョン×鶴屋さん
    キョン『あ、鶴屋s…』 鶴屋さん『やーあキョンくんッ☆ 全ッ然変わってないねー!!』   …相変わらずなハイテンションだな。 高校を卒業して3年後、俺は同窓会に出席し、 とある居酒屋で旧友と杯を交わしている訳だが… 久しぶりに会った鶴屋さんの方こそ全く変わっていない。   キョン『卒業式の打ち上げ以来だから2年半ぶりってとこですかね。』 鶴屋さん『えーッ、もうそんなになるのかー!! その後どうにょろ??』   まだにょろにょろ言ってたんだ、この人。 まぁ高校時代、俺は密かにこの にょろ に萌えてた訳だが。   キョン『今は普通に大学に行ってますよ。、ハルヒと同じ大学にね…(苦笑』 鶴屋さん『あー、谷口くんから聞いたよソレー☆ まさに運命ッて感じだねーッ☆』 キョン『ははは……』   ハルヒ『ちょっとーキョンっ!? 今私の話しなかったー!?』   その時後ろでハルヒの声がしたが──えーい、聞...
  • バカップル保守 同棲編2
    バカップル保守 同棲編2   「……学校行きたくない」 「はぁ? いきなり何言ってんだ」 「ママー。今日学校休むから。……ん、違うわよ。ちょっとさ……ね?」 「おいおい。本気か? お前が休むなら俺も行かないが……」 「あんたは行かなきゃダメよ。早く行ってらっしゃい」 「おわっ! 押すな……ってオイ! 鍵までかけるこたねーだろ! ……なんなんだよ、畜生」   バカップル保守   「ハルヒー。電話出ろよー。寂しいぞー」 「ハルヒー。メール返せよー。寂しいぞー」 「頼むってー。……俺、何か悪いことしたか?」 「してるな。授業中に携帯を使っている上に授業妨害の一人言。許してやるから保健室に行って頭冷やしてこい」 「……すいません」     バカップル保守       「ハルヒ……なんでだよ……」 「やっぱり帰って理由を聞くべきか……」 「そうだ、そうしよう。とりあえず腹が痛いということ...
  • みくると鶴屋さん
    ~朝比奈宅・夜~   prrrprrr ピッ   みくる「はい、あさひn」   鶴屋「みっくる~!!」   みくる「ひゃっ!つ、鶴屋さんですかぁ?」   鶴屋「そうさ!鶴屋ちゃんさ!」   みくる「聞こえてますから、あんまり大きな声出さないで下さいよぉ」   鶴屋「ん?そうだね、ごめんよ」   みくる「もう、驚いちゃいましたよ?」   鶴屋「あはは」   みくる「それで何のようですかぁ?」   鶴屋「可愛いみくるが暇してないかなぁ、と思ったんだよ」   みくる「ふふ、なんですかそれ?」   鶴屋「それとも男でも連れ込んでる最中だったかい?」   みくる「お、お、お、男の子なんていませんよぉ~!」   鶴屋「冗談だよ冗談!全くみくるはいいリアクションしてくれて助かるよ~」   みくる「ひどいですよぉ」   鶴屋「ところで何やってたんだい?」   みくる「いまさっきお風呂からあがったんで、髪...
  • 眠気と休日~キョンと鶴屋さん編~
    久しぶりの探索のない土曜日。俺は妹とミヨキチを連れて河原に来ている。 なんでも、理科の実験の為の石がどうとか、自然の粘土がどうとか言っていた。 んで「危ないからキョンくんもついて来て~!」だそうだ。 まぁ、確かにヒマ人だが。 そして、河原で何があったかというと…何もねぇ。 俺は、川に足をつけながら何やら石だの泥だのを取っている妹とミヨキチを見ながら、斜面に寝転がっていた。 今日は、見事に眠気を誘うポカポカ陽気。 俺はその陽気に身を委ね、そのまま目をつぶった。   しばらくたつと、不意に目が覚める。俺の側に立つ、二人の人間、逆光でよく見えねぇ。 「おやまっ!やっぱりキョンくんだねっ!!」 この声……鶴屋さん? 「近くから見ると、よく分かりますねぇ……遠くからだと、別人みたいです。」 こっちは朝比奈さんか? 雲で太陽が隠れて、二人の姿が見えた。 ロングスカートの似合う笑顔の眩しい女性と、中くら...
  • 第2次バカップル保守
    第二次バカップル保守     「もしもし」 「何よ。さっきまで一緒に居たのに何の用?」 「そんなに冷たくするなよ。もう俺の前でそんなに強気な態度取らなくてもいいだろ?」 「あ、そっか。付き合うんだったわね……」 「そうだ。だからって何やればいいかわからないから電話をかけて見たわけだ」 「それで……いいと思うわよ。あたし、ディスプレイにあんたの名前が出て……その、すっごくうれしかったし……」 「あ、おい! ……切れた。違うな、切りやがった……」 「言っちゃった……。やっばい、すごく嬉しすぎて言っちゃった……あぁ! 夢みたい!」   バカップル保守      「……もしもし、キョン?」 「あぁ、誰かと思えばさっき電話を一方的に切った涼宮ハルヒさんですか」 「あ、あはは……ごめんって」 「でもな……まぁ、その……なんだ。お前の言葉、メチャクチャうれしかったぞ!」 「え……あ! 切れちゃった…...
  • 第三次バカップル保守
    「ま、待って! 待ちなさいよキョン! 手、繋ごうよ!」 「うるさいな。いいから早く帰るぞ」 「手、繋いでくんなきゃあたし帰らないわよ……?」 「そーか。じゃあまた明日な」 「あーもうっ! 冗談だからもう少し優しくしなさいよ! あんたは冷めすぎなのよ!」 「お前はベタベタしすぎだけどな」   ツン+デレカップル保守   「眠いな」 「あ、じゃあ放課後に屋上で昼寝するわよ!」 「いや、SOS団があるだろ」 「そんなの臨時休業よ! あんたのためなら……」 「みんなに迷惑がかかるだろ。普段通りだ」 「……バカ」   ツン+デレカップル保守   「……ねぇ」 「どうした?」 「なんでそんなにあたしに冷たいの?」 「…………」 「あたしが告白して、OKしてくれてからずっとよ。あたし何か悪いことした?」 「……いや」 「好きじゃないならフってくれてもよかったのよ?」 「……いや」 「逆に辛いって...
  • バカップル保守 同棲編3
    「久し振りね。あんたとこうやってこの坂を登るの」 「そうだな。いつも途中で街とか行ってたからな」 「んふふ、なんかしあわせだわ」 「そうか? 俺にとっては相変わらず地獄の坂道なんだが」 「しあわせなの!」 「はいはい。しあわせだな。しあわせしあわせ」   バカップル保守   「そういえば弁当も久し振りだな」 「よね。今日もあたしは頑張ったわよ」 「ん?」 「今日も! あたしは! 頑張って作ったわよ!」 「あぁ、1回だったか? ……ちゅっ」 「へへ~、毎度あり! それじゃ、いただきまーす!」   バカップル保守   「なぁハルヒ」 「なに? 早く帰りましょ?」 「いや、谷口達に遊びに誘われたから一緒に行かないか? ……ゲーセンだが」 「ん……まぁ、あんたもたまにはあいつらと遊びたいだろうし……いいわよ」 「よし。じゃあ行こうぜ」 「……でも手は繋ぐのね。うれしいけどさ」   バカップ...
  • 長編・キョン3
    スリーウィーク 鈍感な二人と、その幸せを願う人達の話 白銀の残雪 夏色 メタ・ラブコメディ ROLE PLAY あなたを守りたい(BadEnd) バカップル日記 夏風のコンチェルト タイムリミット some day in the rain another story 明日晴れかな 女の子 移りかわる時間、いつかの記憶 mirror 涼宮ハルヒのロバ ヒーロー クラスメイト キョンの選択(Bad End注意) ポニーテールの秘密 エイリアンズ 未完? カエル男 ホワイトデー前後の物語 人生最悪の三日間 バミューダの外側 結末は空港で 人生最悪の四日間 一年前からの気持ち 夢のような世界? パンフレット ウソがホントになる世界で 遊園地に行こう! 二年前のValentine(佐々キョン) 冗談まみれの勉強会 涼宮ハルヒの放課 涼宮ハルヒのひなた荘 開花予想(旧題:桜) 動物園に行こう! デート...
  • 鶴屋さんの隷属 前編
      さて、これから俺が語るのは突拍子の無い事である。だからして、ちょっとでも違和感を感じたらすぐにプラウザバックで前ページに戻って頂きたい。 なんで、こんな書き出しで始まるのか? 決まっている。万人受けする話では、コイツは絶対に無いからだ。 そして、これまた唐突だが……皆様はメイドとか、奴隷とかは好きだろうか? ……俺だってこんな質問はしたくないし、する趣味は無い。だがしかし、こいつはこれから始まるお話にとって、非常に大事な設問であることをどうか理解して読み進めて頂きたく思う。 そんなこんなで質問に立ち返る。 皆様はメイドとか、奴隷とかは好きだろうか? イエスとか、大好物だとか言った、そこのアンタはこのまま読み進めて頂いて構わない。お友達にはなれんだろうが、今回の話に限っちゃアンタみたいな人が一番の読み手であろう。 ……谷口辺りが光速で食い付きそうな話題だな。俺、なんでアイツと友達や...
  • 鶴屋さんの憂鬱
    「ねぇねぇ。キョン君はハルにゃんの事どう思っているんだい?」 「へ?」 初めて昼食を誘われて何を言われるかと思っていたら予想外の質問。 「どうって・・・・・まぁ、厄介なことを飽きもせず持ち込んでくるトラブルメーカーですかね」 興味津々に俺の顔をジッと見つめてくるから弁当に手が付けられない。しかも珍しく真剣な顔だから余計に困ってしまう。 「なるほどなるほど。じゃあみくるとかは?」 とか?とかってことは長門も入っているのだろうか。 「朝比奈さんは素晴らしい先輩ですよ。長門は・・・・・・どうなんですかね。よくわかりません」 「ほほう。と言うことはみくるが有力候補にょろね」 なににですか。 「キョン君の彼女にさっ」 ごふっと緊張を抑えようと飲んだ烏龍茶を危うく噴出しかけた。 「な、なんてこと言うんですか!」 いつもの笑顔になっているってことは冗談だったのか?悪気は無いともとれるな。とりあえず笑顔...
  • バカップル保守ちょっとした同棲編
    バカップル保守ちょっとした同棲編     「キョンくん起きて~!」 「ぐっ……妹よ。顔に乗るのは反則だ」 「ハルにゃんとおかーさんの手作りご飯が待ってるよ! 先に行ってるねっ!」 「……朝ちゃんと起きれないのは俺だけか。やれやれ」 「そうよ。ちゃんと早起きしなさい」 「ハルヒ。おはよう。何しに2階に来たんだ?」 「…………。こ、これだけ! 早く降りて来なさいよ!」  今のはアレだろうな。おはようのキスってやつだろうな。きっと。   バカップル保守      「キョン、おかわりは?」 「いらん」 「妹ちゃんは?」 「いる~!」 「あ、えっと……キョンのお母さんはいりますか?」 「うふふ……『おかあさん』でいいわよ。あたしはいらないわ」   「どうしてうちの親のことを『キョンのお母さん』なんて長ったらしく呼んだんだ?」 「……あんたには一生わかんないわよ。って、離しなさいよ。何で抱き付いて...
  • 鶴屋さんの隷属 後編
      さて、入浴も済んだ俺達が居間に向かうと、そこには出来立てで湯気を立てているご飯が当然と並んでいたりする。 しかし、人の気配は俺達以外には全くしない訳で。取りようによってはちょっとしたホラーだな、これ。 で、夕食を食べながらの会話である。 「ところで、鶴屋さん?」 「んっ? なんだい、ご主人様っ」 「その……俺の家族は一体どこに行ったんですか?」 ここぞとばかりにずっと気になっていた話題を切り出す。俺だって、けっして鶴屋さんの痴態に目を奪われていたばかりではないんだよ。 朝倉に襲われた時ですら冷静だったと一部で大評判だしな。情に厚いってのも、自覚は無いが評判らしい。 ま、俺でなくとも誰だって家族の事くらい、心配するだろうさ。 ……無いだろうけれど、もし万が一鶴屋家黒子部隊によって軟禁されてたりしたら困るしなぁ。 「ご主人様のご両親と妹ちゃんは同じ町内にプチお引越しして貰ったにょろよ」 「...
  • 鶴屋さんと笑顔とお茶
    「やっぽー、おっじゃまするよーっ」 朗らかな声と共に部室に登場したのは我等がSOS団名誉顧問、鶴屋さんだった。 「ありゃ、キョンくんだけかいっ?」 部室に入るなり辺りをキョロキョロと見回しながら鶴屋さんは聞いてきた。 「ええ。あいにくと今は俺だけです」 「そっかー。ちょろんとおじゃましてもいいかなっ?」 「ええ、どうぞ。お茶も出せませんけど。」 「あっははっ。いいよいいよ。そだっ、あたしが入れてあげよっか?」 「え? そんな、悪いですよ。」 「いーのいーの。あたしが飲みたいだけなんだからさっ。遠慮しなさんなっ!」 そう言って鶴屋さんはいそいそと薬缶に水を注いでコンロにセットし、火を点ける。 「キョンくん、お茶っ葉はっ?」 「ああ、こっちですよ」 俺は言いながらいつも朝比奈さんがお茶っ葉を入れている棚へと近付き、戸を開けた。 「鶴屋さん、これ――」 「うん? どれどれ」 「うぉあっ!?」 驚...
  • 古泉くんと鶴屋さん
    「ねえキョン、古泉くんの恋人が誰だか知ってる?」 それは多分朝の何気ない会話の時の出来事だったんだろう。 ハルヒが突然切り出した、衝撃的な話題。 おかげで俺は今日のそのときまでの会話をさっぱり忘れてしまった挙げ句、これ以上無いくらいの呆れ顔をハルヒに晒すことになってしまった。 「……はあ?」 「あら、あんた、知らないの? ていうかあんた今凄く間抜けな顔しているわよ、まあそれはどうでもいいことだけど」  どうでもいいならわざわざ言うな。 「知らないも何も、古泉に恋人が居るなんて初耳だぞ」 古泉に恋人か……、改めて考えてみると、ちっとも想像がつかないな。 ハルヒ、それはおまえの勘違いじゃないのか? 「失礼ね、ちゃんと本人に聞いたのよ」 ……ハルヒが言うには、今週末の市内探索に関する相談をしようと電話をしたところ、先約があるので断られたとのことだった。 態度がちょっとおかしかったので問いつめたと...
  • 長編・その他
    ここはSOS団以外のキャラやオリキャラの長編を置くところです。例)鶴屋さん、朝倉、谷口etc   その他無題1その他無題2その他無題4その他無題6 ある少年の日記 罪滅ぼし 最後の最後 髪プレイ 阪中から見たSOS団員 谷口の歓喜 リトルラヴァー 鶴屋さんとキョン ブーン 涼宮ハルヒと異世界人 谷口の恋愛 谷口の思い出 ハルヒVS朝倉 激突 朝倉涼子の逆襲 鶴屋さんの困惑 不機嫌な朝倉たん 鶴屋さんと笑顔とお茶 ビツパの1日 キョン×鶴屋さん 以下、名無しにかわりまして朝倉がお送りします 鶴屋さんと古泉 デスノート谷口 偽SOS団結成 LAST 鶴屋さん姉妹 朝倉涼子の終焉 アホの谷口冒険記 やさしい人 舞台裏 プロジェクトT 喜緑さんのお料理教室 非凡なる凡人 風鈴 谷口のおかげ キョン妹の憂鬱 喜緑さんと家事と旅行 谷口×朝倉の恋愛革命 コンピ男 僕とみくるとメイドさん~狂気の弾...
  • 鶴屋さんのおかげ
    ガシッ 突然に肩をつかまえられた。後ろをむくと……知らない人。私の名前を呼び、意味不明なことを言っている。 怖い……… 私が怯えていると親友の鶴屋さんが助けてくれた。 「きみぃ、みくるファンクラブの子ぉ?こういうことは早過ぎるんじゃないかなぁ?」 鶴屋さんは頼りになるし、とても楽しい人でいつも笑っているのに、この時はとても怒っているようだった。 「朝比奈さん。胸のここんとこに星型のほくろがあるでしょ?見せて下さい!」 男の人が変なことを聞いてくる。 私は恥ずかしくて走って逃げてしまった。鶴屋さんをおいて…   なんでほくろのこと知ってるんだろぅ? もしかしてストーカー? そんなことを考えていると、鶴屋さんが追い掛けてきた。 「待ってよ!みっくる~」 「いやぁ、散々だったねっ。気にしちゃだめだよっ!みくるは笑ってるのが1番可愛いにょろよ」 やっぱり鶴屋さんはやさしい………あれ、なんだろ?こ...
  • 幸福な鶴屋さん
    幸福な鶴屋さん 幸福な鶴屋さん ふたつめ 幸福な鶴屋さん みっつめ 幸福な鶴屋さん よっつめ 幸福な鶴屋さん いつつめ 幸福な鶴屋さん むっつめ 幸福な鶴屋さん もう、げんかいです 幸福な鶴屋さん やっつめ 幸福な鶴屋さん ここのつめ 幸福な鶴屋さん とお 幸福な鶴屋さん じゅういち 幸福な鶴屋さん じゅうに 幸福な鶴屋さん じゅうさん 幸福
  • ちょっといじわる
    俺と長門が隠れて付き合いはじめてから2ヶ月が立つ。 おそらく古泉は気づいてるだろうが何も言ってこない。まあいいだろ、そのほうがこっちも楽だ。   最近になって長門の新たな一面を発見した。 それは、SOS団がいつも集まる喫茶店での話だ。   俺がトイレで用を足して出てくると長門が目の前にいた。   キョン「・・お、長門もか・・・」   俺はあたふたしてそう言った。なんてデリカシーのないセリフだ。 けど自分の後に好きな女の子がトイレに入るのかと思うと、なんともいえない嫌な気分になる。   しかしそのとき長門は用を足しにきたわけではなかった。   長門「キスしてほしい」   俺は驚いた。確かにみんなのいる位置からここの通路は見えない。 しかし長門からそんなお願いをされるとも思っていなかったし、他の客だっている。 それに万一SOS団の誰かが来たら・・・・   長門「キスしてくれないのならまた世界を...
  • 北高生人気投票
    「北高新聞号外です、宜しくお願いします。」 毎朝おなじみのハイキングコースを踏破してやっとこさ校門にたどり着くとそこにはビラらしきもの配っている連中がいた。彼らの腕には新聞部と書かれた腕章を装備されている。 腕章といえば某団長さまの標準装備であり、某団長とビラと校門といえば朝比奈さんのトラウマとなった例のバニーでビラ配りなわけだが……。 新聞部の面々は普通に制服だった、ちょっとつまらない、まぁもっとも北高生でバニーが似合うなんてのは数えるほどしか居ないわけだし……。 などとどうでもいいことを考えながら歩いていたら、新聞部の女子と目があった。 「こちらが号外です。あっ、おめでとうございます。」 一体なにがおめでとうなんだろうな、おっとコレが号外だな、なになに… 『緊急速報! 北高生人気投票結果発表!』 ……学食後援、北高新聞部主催で行われた人気投票の結果が発表されました。 結果は下馬評...
  • ヤンデレーズ
    早朝。肌寒くなってきた今日この頃。俺は朝比奈さんと手を繋いで北校に続く長いハイキングコースを歩いていた。 何故かって?そんなもん二人は恋人同士だからに決まってんだるぉ!!(←巻き舌)もはや俺達は家族公認のバカップル、毎朝毎晩しっぽりずっぽりよろしくやってんだよぉ!! 「今日だって一発かましてきあとだぜぇ!」 「いひぃっ!TITITIちくしょー!お幸せに~」 はんっ!見ろよみくる。谷口がまるでゴミのようだ!w 「も、もうキョンくんのバカ!………そんな恥ずかしいこと大声で言わないでください///」 「なら今度から小声で言いますね」 「小声でもダメでしゅ!」 ああ…心が洗われる…彼女の仕草の一つ一つがまさに俺の心(キョンの心の半分は下半身で出来てます)を直撃ですよ?ちなみになんで恋人相手に敬語なの?なんて細かいことは気にするな。 さて、俺の心(テドドン含有率87%)が教師ビンビン物語を始め...
  • 鶴屋さんと古泉
    「ここはカメラ屋……というよりも写真屋ですか」 文芸部部室から半ば強引に連れ出された古泉一樹がたどり着いた場所は、大手のカメラ メーカーが運営を委託しているような店とは違い、建物の造りも古風な個人経営の写真屋 だった。   店先に飾られた人物写真や風景写真は、店主の写真好きが高じて店を開いた……そんな 雰囲気が漂っている。今ではひとつの街に一件あるかないかというその場所に彼を連れて 来たのは──SOS団のメンバーではなかった。   「さっすが古泉くんっ! いやぁ~、物わかりがよくて助かるよっ!」   はっはっはーっと笑いながら、こんなところまで古泉を連れてきた張本人の鶴屋は、い つものハイテンションを維持したまま、「じゃっ、行くよーっ」と宣言して写真屋の中に 突撃していった。   鶴屋がこの店にどんな用事があるのか、いまだに分からない。そもそもどうして自分が ここへ連れてこられたのかさえも...
  • 涼宮ハルヒの追憶 chapter.5
    涼宮ハルヒの追憶 chapter.5 ――age 25 「じゃあ、行ってくるな長門」 俺は長門に出がけの挨拶を済ませ、ドアを開けた。 いつもなら、彼女が「いってらっしゃい」って笑顔で送ってくれるんだがな。 でも、無言で送ってくれるのも嬉しいぞ、長門。 花はもう飾ってあるから。 鍵を閉め、言われたとおりに郵便受けに鍵を入れておく。 じゃあ、学校にでも向かうか。 マンションを出るとき、センサーが反応しないので、人が来るのを待った。 その時、人とすれ違ったが、見えていないようなので安心した。 そういえば、これからあの坂を上るのか。 車で行きてえな、最近ろくに運動もしてないし、疲れるだろ。 まあ、過去の俺の為に頑張ってやるか。 坂を上るぐらい、あの時の苦しさに比較にもならんからな。 学校へと向かう。 その間、いろいろな人とすれ違ったが、やはり誰も気付かないようだった。 なんか悪戯したく...
  • エロキョンの暴走
    夏休み前の、いつもと変わらない日のことである。その日、俺の体は普通の状態では無かった。 長いオナ禁の最中、授業中もビンビンのその怒張はクラスメイトの目を釘付けにし、変な目で見られていた俺だが、 何故オナ禁をしていたのかなんてことは今になってみれば瑣末な問題にすぎないのでここでは割愛させていただく。 糞つまらない授業も終わり、いつも通りに部室に来ると、彼女はいつも通りにそこに座っていた。 長門有希・・・彼女が人間では無いことは身をもって知っている。しかし、少し開いた窓から灌ぐそよ風に揺れるショートカットヘアー、 見つめていると吸い込まれそうになる漆黒の瞳は、既に理性を失いつつある俺を覚醒させるのには殺人的なほど充分であった。 キョン「イイイヤッホホオオオオァァァァアアアッー!」 長門「・・・・・!」 ドンッ 細い腕を引っ張り、机の上に上半身を押し付ける。 キョン「今からお前を犯すッ」 長門...
  • 【鶴屋家物語】
    『鶴屋家物語』   祇園精舎の鐘の声   諸行無常の響きあり   沙羅双樹の花の色   盛者必須の理をあらはす   おごれる人も久しからず   ただ春の世の夢の如し   たけき者も遂には滅びぬ   偏に風の前の塵に同じ   「鶴屋ホールディングスの上半期計上利益は前年度の約600億円を大きく下回り約30兆円の赤字を…」 「鶴屋HLDとその関連銘柄は鶴屋HLDの上半期における赤字発表を受け、連日のストップ安に…」 「鶴屋HLDの経営悪化について速報が入りました。同社は先程、本日付けでの現経営陣の退陣を発表し…」 「鶴屋HLD及び関連株暴落の反動により買収を主にした外資が集中しており…」   1 【俺】鶴屋HLD暴落【オワタ】(1001) 3 鶴屋株を買っていた香具師で樹海オフ(1001) 4 【練炭】鶴屋株1万株を買った俺は負け組【樹海】(1001)   「速報です!鶴屋ホールディングスは経...
  • 題名付き・あま~い短編
    ちょっといじわる 結婚記念日 長門とアイス キーワードは恋愛 甘える キョンの告白 長門さん、へい! 涼宮ハルヒの願望  涼宮ハルヒの奇跡 涼宮ハルヒの理想 甘いプリンの秘密 涼宮ハルヒの決意 夏の夜の・・・ 不治の病 未来 お揃い 『居眠り』 涼宮ハルヒの発熱 おとめごころ 長門と古泉 Strawberry Of Shortcake それって迷信じゃないのか? カンケリ 進路 年明けバカポー 凡人に泣いた日 ニチジョウ 従順なハルヒ 寒中暖あり ONE DAY ON THE SNOW ツンデレマフラー ピロートーク Pretty Devil Remedy of love 桜風 俺の右隣には アル雨ノ日ノコト 日常じゃない日常 4月1日の長門 結婚後の橘キョン アフター ザ ナイトメア ミッドナイト・コーリング アニマル涼宮(旧題動物シリーズ) バカップル保守 胸焼けプリン 朝倉涼子のグ...
  • キョンにゃん、或いはネコキョンの可能性
             退・屈。  そうとしか形容の仕様が無い一日も、もう半分が過ぎている。無意識的に口を尖らせていたのに、今更気がついた。  今は昼の休憩時間、いつもであれば直ぐに学食へ行って今頃あたしのお気に入りのメニューの半分が胃と言う名の一つの消化機関い収容されている頃だけど、今日に限って財布を忘れたらしく、それに気がついたのは食券を買おうとしているところ。勿論、お腹も空いてたからその辺の適当なヤツから借りようかとも思ったけど、ふと良い事を思いついた。  丁度良い口実があるのだから、目の前の席に座っているあたしの部下、キョンの弁当でも貰ってやろう。  確かキョンの食事のペースはあたしに比べて遅いはず。それに、今日のキョンは調子が悪そうだった。あたしが話しかけたり背中を触ったりすると異様にビクッて反応してたり、日直だったあいつの頭にチョークの粉がのってたから払った時、顔が凄く赤かっ...
  • 鶴屋少女の孤独 SIDE.B.「畏怖」
    恐れるもの   怖れるもの   自らを蝕む自らの鎖   誰しもが持ち、誰しもが嫌うもの   そしてそれゆえに、決して逃れられないもの              - 鶴屋少女の孤独 Side.B -   ……… …… …   静かに繋がれる手   二人で歩く夕焼けの道 互いに何も話さない 話さなくても、わかっている 俯いたまま、いつもと違う鶴屋さん   今更ながら恥ずかしくなってきた だけど、その手を離すことはできなかった 鶴屋さんが俯いててよかった 多分今俺の顔は真っ赤だろうから   「鶴屋さん、つきましたよ」   無情にも、時間は過ぎていった 昨日もここで別れた もうすぐ鶴屋邸だ 俺はその事実を俯いたままの鶴屋さんに告げる   残酷だろうか? そんなわけない 明日になったら皆と会える   だけど、鶴屋さんは手を離さずにじっと俯いたままだ むしろ、俺が声をかけたことにより...
  • その他短編置場
    他の短編ページに含まれないジャンル、その他の人たち、オリキャラが出てくる短編   1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25   26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50   51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 61 62 63 64 65 66 67 68 69 70 71 72 73     『涼宮ハルヒの怪談』 情報統合思念体の観察日誌 涼宮ハルヒの歌集 灼眼の古泉 天災 君のいない部室 グラップラーハルヒ 鶴屋さんの奮闘 黒鶴屋さんの陰謀 最強の異世界人 長門の戦い~熱戦!激戦!超決戦! 1000取り合戦 谷口の日常 涼宮セルヒの憂鬱 谷川流の暴走 神聖モテ...
  • 放課後恋愛談 鶴屋さんと長門っちと編
    (古泉一樹×鶴屋さん前提です) 「やっほー、ってあれ、今日は長門っちだけかあ」  そろそろと文芸部の部室、というよりSOS団の溜まり場になっている場所の扉を開いたあたしは、そう言ってパタパタと中へ入った。  今日は長門っちだけ。他は誰も居ない。 「あ、ねえ」 「古泉一樹は掃除当番」 「あ、そう……」  即答されちゃったよ。  いやいや、お姉さんびっくりだね。 「長門っちも、一樹くんが掃除当番だって知っているんだねえ」 「昨日もそうだったから」 「そっか」  この学校の掃除当番って、一日毎じゃないしね。  うーん、しかし、掃除当番かあ。  長門っちも察している通り、あたしがここへ来た理由の半分以上は一樹くんだ。  付き合い始めてというよりも、付き合っているのが全校に知れ渡って早一ヶ月。  あたし達二人は順調なお付き合いとやらを続けている。 「ねえねえ、長門っち」  あたしは、読書に舞い戻っ...
  • 鶴屋の湯
    『鶴屋の湯』 「へぇー、そうなんですか、給湯器がこわれちゃったんですかー」 「それで銭湯にでも行くかってね……」 「え、せんとう、って? お風呂に入るために戦うんですか?」 「いや、あの……」 目の前で、大きな瞳をさらに大きく見開いて、疑問の渦でうるうるさせている、愛らしい上級生に対して、俺はどう反応すれば良いのか、すっかり迷ってしまった。ひょっとして、いやひょっとしなくても未来から来た女神様は銭湯がなにかをご存じないらしい。 放課後の部室はすっかり憩いの場だ。机をはさんで向かい側の古泉も、目を細めて俺と朝比奈さんのやり取りを見つめている。長門は、うん、まぁ、あえて描写するまでもないな。 「あの、銭湯っていうのはですね……」 と、説明しかけたところで、団長席でハルヒと一緒にモニタを覗き込んでいた鶴屋さんが頭を上げた。 「おや、みくるは銭湯を知らないのかい?」 今日は珍しく鶴屋さんも...
  • あま~い短編置場
    www25.atwiki.jp/haruhi_vip/pages/16.htmlここにはあま~い短編を置いてください  1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 【題名付き・短編保管庫】 1   たまにはコンピ研部長だって! 幸せの連鎖 抱き枕と二人のコミュニケーション 長門有希の贈呈 嘘とエネルギーの等価性 ハルキョン的10のキス保守 花言葉シリーズ? 鶴のロンド 魔法の言葉~would you marry me?~ 勝ち?負け? 「カレンダー」 カレンダー(H-side) ミイラ盗りのミイラは犬も喰わない (古泉×阪中) 谷口の恋心 hug(古泉×鶴屋さん) シフォンの幸福論(藤原・橘) 言葉にできない (長門×朝倉) かき氷(あま~い話?それとも…) 医者も匙を投げ出す病気の話 谷口の痴漢 結婚しよう ハルヒと春日 甘いのは飴かそれとも… 二年越し勘違い ゆきどけ デートしよう アイ...
  • 朝比奈みくるのレズレズ大作戦!
      こんにちは。朝比奈みくるです。 今日は日曜日!不思議探索もありません!つまりなーんもすることが無い日です! なーんもすることが無い上にだーれとも会う予定がありません。 特にSOS団の皆さんと会うことは無いでしょう。何故かって? それはキョン君は涼宮さんと、古泉君は長門さんと……デートしてるからだよこの野郎!!!     ……あ、別に私自身はそのことをなんとも思ってはいませんからね。 彼らがデートでいちゃいちゃしてるおかげで私はこうしてひたすらグータラ出来るワケですからね。 親元を離れ別の時代で過ごす私にとって精神的な疲労は蓄積される一方なのです。 だからこそ一週間に1回は誰にも会わずに引き篭もる休息日が必要なワケですよ。 それなのにもしもですよ?もしも私が誰かと付き合ったりとかしたら、 本来休息日のはずの日曜日ですらデートとかしなきゃいけないんですよ。 ワクワクして待ち合わせ時間より1...
  • 下衆谷口のなくころに ~かつおぶし編~
    谷口「ブログなんてのはノリノリの時なら1日に何度でも書けるけど、ヘナチンの時は1ヶ月でも2ヶ月でも更新とまっちゃうよね」   谷口「赤外線のようにやさしくあなたを包み込む包容力の持ち主と名高き谷口です」   鶴屋「いいからそこに、座りなさい」 谷口「はい、おおせのままに。今日は鶴屋さまの方からご指名いただき、ありがとうございます。勝負パンツでやって参りました」 谷口「どんなパンツかと言うと、ノーパンです。ええ、そうです。ノーパンです。お察しの通り、穿いておりません」 鶴屋「キミがノーパン健康法に取り組んでいようが飲尿健康法に精を出していようがどうでもいいにょろ」 鶴屋「それよりも。今日なんで私に呼ばれたか分かってるのかい?」 谷口「さて。何故でございましょう。新しい下着を買ったからドレスアップ後の姿を品評してくれ、とかでござんしょうか」   谷口「おいどんならいつでもOKです! さあ、...
  • とんでも生徒ムテキョング
    古泉「どうやら、需要は『いじめ』だそうです」 キョン「『いじめネタ』な?」 古泉「というわけでさっそく長門さんをいじめてみましょう」 キョン「ちょっ、思いつきで行動したら危ないぞ!?」 古泉「長門さん、究極の選択です」 長門「…」 古泉「『カレー味のう○こ』と『う○こ味のカレー』、食べるならどちらですか?」 長門「…」 古泉「さあ、答えてください。さあさあ」 長門「カレー味のカレー」 古泉「フフフ、結構迷いましたね?困りましたか?困ったでしょう」 長門「残った方はあなたにあげる」 古泉「おっと、これはお優しいですね。これではいじめに手心を加えてしまいそうですよ」 長門「そう」 古泉「いかがでしたか、僕の羞恥プレイは。見てください、あの長門さんの困った表情」 キョン「あきれてる顔だと思うぞ」 長門「暑いからアナタも気をつけて」 キョン「あれは暑さ関係ないからそっとしといてやれ」 古...
  • 朝比奈みくるの未来・第2章
    第2章 鶴屋さん(ここはあたしの報告です:みくる☆)      昨夜のお酒のせいもあるのでしょうか、頭が重たいです。ペットボトルの麓甲のおいしい水を飲みながら、お家まで送ってくれたキョンくんのこと考えてたら、嫌われちゃったかもって思って、悲しくなって涙が出てきました。よせばいいのに、一人で考えているとどんどん悪い方向に考えちゃって、大泣きしてしまいました。 鶴屋さんがあたしが二日酔いで潰れていないか、心配の電話をかけてくれた時、ちょうどその時だったんです。そんな変なことで泣いていたので、ちゃんと理由を説明できなくて、変に誤解されちゃったかもしれません。夜にでもまた謝っておきます。 ところで、今何時頃でしょう。壁時計を見ました。お昼を少し廻ったところです。昨日はお食事もお酒もあたしにしてはたくさんだったので、まだお腹は空いてません。それよりも胃のあたりが少し気持ち悪いです。講義もありませ...
  • しっと団の野望 ~聖夜の復活~ 前編
      「いらっしゃいませ~、はい。チーズケーキですね。1200円になりまーす」   こんばんは。朝比奈みくるです。え?今何をしているのかって? 見ての通りアルバイトですよ。ケーキ屋さんでアルバイトです。 今ケーキ屋さんは大忙し!なんたって今日はクリスマス・イヴですからね! クリスマスイヴと言えば……思い出すのは去年のこと。同じ1人身の同士を集ってSOS団に闘いを挑みました。そう、「しっと団」として。 あれから何度かちょっかい出したり対決したりしましたが、全て失敗。今年の3月に解散しました。 そして私は今……浪人生。未来から指示されていた大学に受かることが出来なかったためです。 まあそりゃそうですよね。大事な受験の時期にあんなことしまくってたらそりゃ落ちるってもんです。 場合によっては未来から手を回して(裏金的な意味で)入れてくれたりもするんですが、私の場合は浪人を命令されました。 まあそりゃ...
  • 「もみじ」
    *微エロ注意*   「もみじ」      季節は秋――  色鮮やかな木々が適度な間隔で並ぶ林の中、まっすぐな歩道をのんびりと歩く俺達SOS団の一行。  ちなみにここは鶴屋さんのお家の私有地だそうで、鶴屋さんは先に目的地へ行って準備をしてくれている。  見上げる空には雲一つなく、絶好の行楽日和だな。 「ねえキョン。ところでもみじ狩りって何を狩るの? もみじなんて狩れるわけないんだから何かの当て字なん でしょ? キノコ? 猪? あんた?」  歩きながらシャドーボクシングを始めるハルヒ。  お前は誰と戦っているんだ。 「キョン君。実は私も、もみじがりって聞いた事なくって。あ、もしかして焼き芋とかだったりしませんか?」 「……」  朝比奈さんの微笑ましい回答に、何故か機敏に反応する長門。  焼き芋でもありません、残念ながら。  まあ、食欲の秋やスポーツ(?)の秋ってのもいいんだろうが今日の趣旨とは...
  • キョンいじめ短編2
    キョン「朝比奈さんってホントはいくつなんですか?」   みくる「フフ、禁則事項です♪」   キョン「えー、別にいいじゃないですかそれぐらい」   みくる「禁則事項です」   キョン「あ、干支はなんですか、干支」   みくる「禁則事項です」   キョン「そうですか……ちなみに、好きな食べ物はなんですか?」   みくる「禁則事項です」   キョン「それもですか?ええと、じゃあ、好きな飲み物とか……」   みくる「禁則事項です」   キョン「朝比奈さん、オレのこと嫌いなんですか……?」   みくる「気づくのおっせーんだよこの糞童貞。マスかいて死ね」     古泉「古泉一樹!こ~い~ず~み~い~つ~き~ こ・い・ず・み・い・つ・き こいずみいつき‥古泉一樹♪   古泉「…orz」   一同「あはははは」   みくる「朝比奈みくる あさひなみくる♪あ~さ~ひ~な~み~く~る~朝比奈‥みくる‥」  ...
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