涼宮ハルヒのSS in VIP@Wiki内検索 / 「ブレイクスルー倦怠期」で検索した結果

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  • ブレイクスルー倦怠期
     ご近所のおばさま方――と言うとといじめられるので奥様方と言おう。  そんな人たちとの井戸端会議というものは、殆どがつまらない雑談ばかりだけれど、たまに会議という冠に相応しい主婦の知恵を聞けたりするので侮れない。  何処何処のスーパーは何時あたりが狙い目、漂白剤はあそこのメーカーのやつが抜群……などなど。  そういう訳であたしは、今日も今日とて近所づきあいもかねて会議に列席していた。 「お宅さんは良いわよねぇ、新婚さん……あぁ、懐かしいやらうらやましいやら」 「いえ、そんな。普通です、普通」  一番年上の奥様は、決まってあたしにその台詞を言う。  それに毎回何が普通なんだろうと自分でも疑問に思いつつ愛想笑い。 「そんなことないわよ。だって貴方の旦那さんは男前だしねぇ、はぁん」 「いえいえ。アイツなんて甲斐性なしもいいところで……」  本当は「見る目があるわねアンタ!」と肩を叩いてあげたいと...
  • 長編・涼宮ハルヒ2
    ...ローゼンメイデン) ブレイクスルー倦怠期 涼宮ハルヒの相談 お悩みハルヒ 絡まった糸、繋がっている想い 恋は盲目(捉え方によっては微鬱End注意) 涼宮ハルヒの回想 小春日和 春の宴、幸せな日々 春の息吹 おうちへかえろう あなたのメイドさん Day of February ハルヒと長門の呼称 Drunk Angel ふたり バランス感覚 Swing,Swing,Sing a Song! クラス会 従順なハルヒ~君と僕の間~ B級ドラマ~涼宮ハルヒの別れ~ ハルヒがニート略してハルヒニート 涼宮ハルヒの本心 涼宮ハルヒのDEATH NOTE 思い込みと勘違い 束の間の休息・二日目 束の間の休息・三日目 涼宮ハルヒの追想 涼宮ハルヒの自覚 永遠を誓うまで 涼宮ハルヒの夢現 Love Memory 友達以上。恋人未満 恋人以上……? 涼宮ハルヒの補習 涼宮ハルヒの感染 雨がすべてを 涼...
  • コードブレイカーの説明
    こんにちは、こちらのサイトでコードブレイカーを作っている、CPJと申します このSSは週刊少年マガジンで掲載中のコードブレイカーをハルヒでやってみようと言う事です。 あと、これは二次元作品です コードブレイカー視点でやっているので、涼宮ハルヒシリーズとは違う所があります。 (ハルヒがモテテいること、キョンの名前もですが、) これでも、SS初心者ですのでよろしくお願いします。 あと、本家コードブレイカーと涼宮ハルヒをよろしくお願いします
  • スイング・スコア(目次)
    スイング・スコア(目次) あなたも自由な音楽の世界へ… 人物紹介! リード・キョン※1 第一楽章(前奏) 第二楽章(バース)※2 第三楽章(コーラス) 第四楽章(ブリッジ) リード・涼宮ハルヒ 第五楽章(コーラス) 第六楽章(バース) 第七楽章(ブリッジ) 第八楽章(リフレイン) リード・長門有希 第九楽章(バース)※3 第十楽章(チェイス) 第十一楽章(ブレイク) 第十二楽章(オブリガード) 発表会 最終楽章(コーダ) フィーネ(終止) 闇/常識 矛盾/光 ※1 リード...
  • ハルヒが母さん!?
    ある日、妹のダイブが来る前に目を覚ました。 珍しい事もあるもんだなぁ。 なんて思ってしまう俺も俺なのだが・・・ 目を覚ました俺は自分の部屋に何か違和感を感じた。 何だ?この感覚は・・・ それを気にしていたらあっという間に時間が無くなった。 俺はその違和感が気になったものの遅刻しては堪らないのでさっさと着替えを済ませ、リビングへと向かった。 「おはよう、母さん」 「おはよー!!あんた、相変わらず時間ギリギリね」 「あぁ、いつもすまな・・・」 思わず俺の時間が止まったね。 なんたって台所に立って朝食の準備をしていたその人はなんとハルヒだったんだからな。 「何?朝からポカーンとしちゃって、まだ寝ぼけてるの?」 「は、ハルヒ!!こんなとこで何してるんだお前!?」 「朝っぱら母親を呼び捨てにするなんていい度胸ねぇ?」 危険だ・・・・・ ハルヒは顔は笑っているが声が笑っていない・・・・ 持って...
  • アンリミテッドブレイドワークス
    Fateのアーチャーのアレです   無限の剣製 無限の剣製2 無限の相談 無限の結論 無限の休息 無限の輪舞(ロンド)Ⅰ 無限の輪舞(ロンド)Ⅱ 無限の分岐 エピローグ~肯定~ エピローグ~否定~
  • 家族事情
    ※主用キャラの家族を勝手に妄想したSSです。  もちろん家族キャラのほとんどはオリジナルであり、原作とはまったく関係ありません。 そういうものが苦手な方は、スルーを推奨します。   朝比奈みくるの家族事情 古泉一樹の家族事情 涼宮ハルヒの家族事情 キョンの家族事情
  • 台風一過のハレの日に
    『台風一過のハレの日に』   『梅雨空に舞う雪』の続編です。   オリジナルのキャラが登場しますが、基本的にはSOS団の愉快な仲間たちがメインのお話です。どうしてもオリキャラは受け付けられない方はスルーしていただくようお願いします。     ○ プロローグ ○ 第一章:再会 ○ 第二章:親睦 ○ 第三章:願望 ○ 第四章:ハレの日 ○ 第五章:旅立ち ○ エピローグ        
  • 朝倉涼子の軌跡 TOP
     この作品は、原作の流れに沿って描いている描写もありますが、オリジナルで展開 していく予定です。 内容に納得がいかない、これは違う、これは苦手だ、などの不満 を抱かれた方はそこで読むのを止めて出来るだけスルーでお願い致します。  以上を踏まえて、『朝倉涼子の軌跡』宜しくお願いします。   ──────────────────────────────────────────────────  本編   ・『SOS団』 ・『朝倉涼子の思惑』 ・『この世の真実』 ・『涙』 ・『絶体絶命』   ──────────────────────────────────────────────────  断章   ・『心、通わせて』
  • クラスメイト 序章
    プロローグ 俺はSOS団に入って、 まあハルヒはもちろんの事宇宙人未来人超能力者に振り回された事はある訳だが、 何でもないクラスメイトに振り回された覚えはないね。 朝倉・・・あいつの正体は長門と同じ宇宙人製アンドロイドだったし、 喜緑さん・・・あの人もやっぱり同じだ。あっ、そもそも上級生だったか。 鶴屋さんも大きな力を持ってるらしいが、振り回されてるというよりも見守ってくれている立場だ。 コンピ妍の面々や谷口国木田だって当然そうだ。むしろこちらから迷惑を掛けてると言った方が正しかろう。 唯一の例外は生徒会会長だが、あのお偉そうなお方にも古泉の息が掛かっていたので、 純粋な意味で振り回された訳じゃないだろう。大体俺は当人の本心も知ってるしな。 まさかこれで今更谷口辺りがハルヒの世界改変に絡んだりしたら、 俺はいよいよ持って自分の首にロープを巻き付けるに違いない。 少なくともあいつが宇宙人未来...
  • 規定事項の流れ星
    もくじ 「えっと、このお話にはあるアーティストさんの歌詞の表現を借りたものが一章ごとにひとつ入っているっさ」 「うーん…気にならない程度に入れたつもりですが、嫌な人はスルーして下さい」 「まぁ何のアーティストさんかは物語の最後に記載するかもしれないにょろ。それと、この話はハルにゃんとキョン君の話じゃないのだよ」 「詳しくは禁則事項とういうかネタバレになってしまうので……」 「まぁ原作ファンの方は注意して欲しいっさ!ところでみくる!私の出番は!?」 「…禁則事項です☆」 「にょろーん…」 プロローグ 「始まりのお話」 第一章 「気付かない気付けない」 第二章 「本当はりんご飴」 第三章 「喜劇役者でいよう」 第四章 「気まぐれな切り札」 第五章 「忘れないで欲しい」 最終章 「約束」 エピローグ 「お話の始まり」 番外章 「誰も知らない2日間」
  • 長編・キョン3
    スリーウィーク 鈍感な二人と、その幸せを願う人達の話 白銀の残雪 夏色 メタ・ラブコメディ ROLE PLAY あなたを守りたい(BadEnd) バカップル日記 夏風のコンチェルト タイムリミット some day in the rain another story 明日晴れかな 女の子 移りかわる時間、いつかの記憶 mirror 涼宮ハルヒのロバ ヒーロー クラスメイト キョンの選択(Bad End注意) ポニーテールの秘密 エイリアンズ 未完? カエル男 ホワイトデー前後の物語 人生最悪の三日間 バミューダの外側 結末は空港で 人生最悪の四日間 一年前からの気持ち 夢のような世界? パンフレット ウソがホントになる世界で 遊園地に行こう! 二年前のValentine(佐々キョン) 冗談まみれの勉強会 涼宮ハルヒの放課 涼宮ハルヒのひなた荘 開花予想(旧題:桜) 動物園に行こう! デート...
  • 涼宮ハルヒの遡及
    涼宮ハルヒの遡及     どうもご無沙汰してます。 『涼宮ハルヒの異界』、『涼宮ハルヒの切望―side K―』、『涼宮ハルヒの切望―side H―』の作者です。今回はこのシリーズの完結編をお送りさせて頂きます。 『戸惑・完成ゲーム』、『DQ6』、『YU-NO』、『涼宮ハルヒちゃんの憂鬱01』等のネタが含まれていますが、どこか分かったてもスルーよろしくです。分からなかった方はニコ動かようつべで探ると分かるかも。 このたびは、賛否両論のオリジナルキャラクターが登場する、当シリーズを、最後までお付き合いくださり、心より感謝申し上げます。 では、どうぞ。       涼宮ハルヒの遡及Ⅰ 涼宮ハルヒの遡及Ⅱ 涼宮ハルヒの遡及Ⅲ 涼宮ハルヒの遡及Ⅳ 涼宮ハルヒの遡及Ⅴ 涼宮ハルヒの遡及Ⅵ 涼宮ハルヒの遡及Ⅶ 涼宮ハルヒの遡及Ⅷ 涼宮ハルヒの遡及Ⅸ 涼宮ハルヒの遡及Ⅹ 涼宮ハルヒの遡及ⅩⅠ 涼宮ハルヒ...
  • >>DEAR.
    3/25 0.5,追加    『 DEAR.』(キョン×ハルヒ←古泉) 1, 2, 0.5   *途中で数字の順番変じゃね?って思っても気にしないで上から順に読んでください。 *カップリング表記について 雑談所で少し話題になってしまったようで申し訳ないです。 少し、意見を拝見させて頂いたのですが、結果としてカップリング表記はさせて頂きたく思います。 人には好き好きがあると思いますし、ましていつ終わるか分からない長編ですので読み進めてたら嫌いなカプだったーなんてことになったら申し訳無いので、させて頂きます。 ですので、苦手な方はスルーでお願いします。読んでやるぜっ!という方はどうぞ温かい目で見て頂けたら幸いです。   こういう形で自分の意見を書くことになりましたが一番管理人様、利用者の方々に迷惑を掛けない形かなと思ってのことです。 何か問題がありましたら、ご指南よろしくお願いします。 長...
  • ピロートーク~リクスー編
    その1 …駅前… ハ「遅いわよ、キョン!」 キ「すまん、出掛けにお袋が…」 ハ「まぁいいわ、今日のデートはスーツを買いにいくわよ!」 キ「スーツってなんで?」 ハ「馬鹿ねぇ、就職活動のために決まってるじゃない、もう大学三年なんだから就活は始まってるのよ! それともニートにでもなる気?」 キ「いやぁ今月金欠で……」 ハ「お金はあんたのおかぁさんからとっくに預かってるわよ、あたしの分は貯金下ろしてきたしね」 キ「お袋め余計な事を……ってハルヒの分って…お前就職するのか? てっきり大学院かと思ってたぞ」 ハ「まぁそっちも考えたんだけど、あたしみたいな優秀な人材を象牙の塔に閉じ込めておくだなんて社会の損失よ! なるべく早く実社会にでて働くのが世のため人のためよ、いわば社会貢献ね」 キ「……(ハルヒに宮仕えが出来るとは思えないが……まぁいざとなりゃあの手でいくか)」 ハ「さぁいくわよ、デパートで...
  • コードブレイカー「エピローグ」
    それは、ある遅くの雨の日の事 ハルヒ(今日はずいぶん遅くなってしまったわね) ハルヒ(明日は「犬」の所へ行かないと・・ハラを空かして待ってるわ) かすかに見えた ハルヒ「・・・え?」 ゴォォォォ ハルヒ(人・・・!?) ハルヒ(人が燃えているーーー!?) それは、熱くて冷たくて激しくて静かで残酷で優しげな そんな青い炎だったーーー・・
  • 女古泉'ちゃん'の憂鬱 第一話「梅しば」
    「おはようございます、キョンくん」 「あぁ、おはよう」 無愛想ながらもきっちりと挨拶をしてくれる男子生徒、キョンくん。 機関やその他大勢の場所から重要人として扱われる人。 そして、叶わない僕の片思いの相手。 ―――お前は、涼宮ハルヒとあのアナルの美味しそうな男子を監視しろ。 そんな任務があって、出会った彼。 別の教室である僕達は朝出会うと廊下で手を振って分かれる。 その度に後姿が、遠く感じる。そう見えても、仕方が無い。 彼の前で僕はあくまで男の子だから。偽りの姿の僕。 彼に恋を抱いているのは、彼の知らない僕。本来の姿。すなわち、女の子としての。 見せて良いのは偽りの姿。見せては駄目なのは本来の姿。 本当は逆が良い。でも、仕方ない。僕は機関の中に居るんだから。 だから、遠く感じる。だから、叶わない。 「・・・・・はぁ」 叶うのなら、貴方に抱かれたい。そして、犯されてると思うぐらい愛されたい。...
  • 涼宮ハルヒの不覚5
     あーあ、ヤんなっちゃうな。  キョンのシャツに濡れた頬をうずめながら、あたしは心の中で溜め息を吐いた。一度タガがはずれちゃったら、子供みたいに脆いのはあたしの方じゃない。そんなあたしの背中を、キョンは優しく撫ぜてくれている。  今日は、あたしがキョンの奴を励ましてやるはずだったのに。いつの間にこうなっちゃったんだろう。なぜだかこいつ絡みだと、物事がいちいちうまく運ばない。  どうしてキョンが相手だと、こんなにも調子が狂っちゃうのかな。理由を知っていたら、誰か教えてほしい。  うん、でもそんなに悪い気はしない。っていうか、むしろあたしはずっとこうしたかったのかな…? 弱みも何も全部さらけ出して、キョンにぶつけてみたかったのかも。  ひょろっとしてる印象だったけど、キョンの胸、意外とガッシリしてる。やっぱり男の子なんだなぁ。クーラーが強めに効いた部屋の中、こいつの体温が心地いい。もう、...
  • おはぎ
    「ちょっと長門さん!私のおはぎ食べたでしょ!」 そう言って部室に入ってきたのはなんと朝倉だった! 何でお前がここにいる! 「そんなことはどうでもいいの!キョン君はだまってて!」はい。 突然の朝倉の来襲にハルヒですら固まっている。朝比奈さんはオロオロしてるし。古泉は…知らん。 にしてもだ、おはぎを食われたぐらいで学校まで来るか普通? コンビニでも売ってるだろう? 「江美里が作ってくれたのよ!それにちゃんと長門さんの分だってあったのに!」 江美里って…喜緑さんか?ああ、料理とか得意そうだしな 長門を見ると本を持つ手が震えてる。 「わ、私は食べてない」噛んだ! 長門、それじゃあ思いっきり食べましたって言ってるようなもんだぞ 「嘘よ!長門さんの部屋で一緒に住んでるんだから、食べたとしたら長門さんしかいないもの!」 とりあえず落ち着けよ朝倉、長門だって怯えてるしさ。 とりあえず、最悪の事態を避けるた...
  • key scramble
    全てはある空き缶から始まった…これはそんな物語 key scramble ~第1幕~ プロローグ 坂中んとこの幽霊騒ぎも終わり、そのまま無事に終了式を終えた俺達は、春休みをやはりSOS団的な活動をして過ごしていた。 そんな毎日も悪くないなぁ。なんて思っていたが、結局はそんな平穏は崩されるのが今までパターンであり、 もちろん今回も例外ではなく、とんでもなく面倒なことに俺は巻き込まれるわけなんだが……取り敢えずそのとんでもなく面倒なことの元凶とも言うべき話をしよう。 春休みが終わり、新学期。何と今年は特別なケースでクラス替えは無しなのであった。よって俺は去年と全く同じ顔ぶれの新しいクラスになったのだ。 もちろんあの迷惑団長様も引き続き俺の後ろに居座り続けている。たまには違う席に行きたいとは思わないのかコイツは。 ところで、今回の騒動の元凶だが…実はコイツではない。別の人間。しかも全く予測...
  • 普通短編30
    古泉「いや~、ですがさすが涼宮さんと言ったところでしょうか」 キョン「何がだよ?」 古泉「冷静に考えてみてください。 ツンデレ万能美少女 天然ドジッ娘(巨乳) 無口貧乳美少女(眼鏡) 爽やか方言美少女(おでこ) これだこの人材を一つところに集めるなんてたいしたものですよ? おまけに全員あなたに好意を抱いている(もちろん僕も…) さすがとしかいいようがありません。 いや、本当に羨ましい」   キョン「(どのルートを選んでもBADEND直行な気がする…新世界創造とか世界改変とか)」         以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日: 2006/08/30(水) 01 48 00.77 ID B0NDTHexO       ハルヒ「何よこのID!中途半端なのよッ!ボンドザエックスオーかと思ったのにー!!orz」       キョン「……」         長門「ラ...
  • 家族旅行 第4話
    翌朝はすっきりと目覚め。小鳥のさえずる声や朝の強い日差しで起こされるのは、健康的よね。 ベッドの中で大きく背伸びをしてから、ベッドから抜け出た。 リビングに出ると、ソファにすわった親父がいた。バスタオルで頭を乾かしてるところをみると、シャワーでも使ったのかしら。 「おはよ。シャワー?」 「おはよう。さすがにちと暑いんでな」 「母さんもシャワー?」 「いや、母さんはまだ寝てる。じき起きると思うけどな」 親父が頭を乾かすのをやめ、あたしをみた。その瞬間、がっかりしたような表情を見せると、また髪を乾かし始めた。 「どうかした?」 「なんてだらしない格好だろうと思ってな」 「別に家族なんだし、いいじゃないの」 「年頃の娘がだらしない格好してれば、親としてはいろいろ心配だ」 「そぉ?」 「おはよう」母さんがベッドルームから出てきた。ちょっと眠そうね。夜更かしでもしたのかしら。 「あ、ハルヒったら、ま...
  • アナル短編34
    長門「来て……」グイグイ キョン「なんだ?」 長門「……ひっかかりましたね!」 キョン「ゲェッ、古泉!……と思ったら、そのままじゃないか」 長門「でも……掘る」 キョン「どうやって?」 長門「……ここに、こけしがある」 キョン「アーッ!」 古「韓国語でネックレスはなんと言うのでしょうか?」 キ「もっこり」 古「では、もっこりしてる所はどこでしょうか?」 キ「………股間///」 古「ご飯を食べる時に言うことは何でしょうか?」 キ「いただきます」 古「では、いただきます」 キ「アッー アナルだけは!アナルだけは!」 マッガーレを苦にしたふんもっふを予告する文部科学相あての手紙が6日、文部科学省に届き、 同省は7日午前零時過ぎ、銭谷真美・初等中等教育局長が異例の緊急会見を開いた。 封筒の宛名には「伊吹文明大臣様」と書かれ、中にキョン、谷口、国木田、新川に向けた計4通の手紙が入...
  • みんなSS大好きだよ保守
    問題になりそうなネタもありますが、そこはスルーしていただけると嬉しいです。   キョン(俺の番か…)ドキドキ   キョン「えー…はじめまして。好きなことはSS書くことです。好きなジャンルは喜緑×会長です。よろしくお願いしまーす。」  「「パチパチパチ」」   キョン(ふぅ…緊張したな…)  ハルヒ「東中出身涼宮ハルヒ。ただの住人には興味ありません」 ハルヒ「このなかに作品叩き厨、カップリング厨、夏厨、微笑厨がいたら雑談室まで来なさい。以上」  「「シーン……」」  キョン「これ、笑うとこ?」  来ないことを祈るよ保守。    キョン「なあ」  キョン「しょっぱなの自己紹介のアレ、どのへんまで本気だったんだ?」  ハルヒ「自己紹介のアレって何」  キョン「だから微笑厨がどうとか」  ハルヒ「あんた、微笑厨なの?」  キョン「……違うけどさ(言うならば俺は悪辣...
  • フルーチェネタ
    キョン「俺のフルーチェ(桃)が無い!誰だ食べたのは!!お前か!古泉!」 古泉「僕じゃないですよ、大体僕がそんな泥棒みたいな真似するわけ無いじゃないですか、せいぜいキョンたんの跡を付けて キョンたんがオナニーするのを見ながら一緒にオナニーするぐらいですよ」 キョン「そうか、疑って悪かった」 古泉「僕の疑いは晴れたようですね・・・そういえばさっき朝比奈さんが何か食べてましたよ」 キョン「何だって?まさか朝比奈さんが・・・・」 みくる「ち・・・ちがいます!わたしじゃありません!」 キョン「・・・いくら朝比奈さんだからといってアリバイ無しに信用は出来ません、今回の事件はそれほど重大なんです」 みくる「・・・・・・私は・・・・フルーチェが嫌いなんです!トラウマがあるからフルーチェだけは駄目なんです!」 キョン「・・・そのトラウマが事実なら朝比奈さんを信用しましょう」 みくる「・・・あの頃の私は無知で...
  • 私の選んだ人 第3話
    私の選んだ人 第3話 「古泉一樹の告白」 「赤、黄、ピンク、青。でどうだ」 「お見事。4回目にして的中です。先程僕が6回目でしたので、あなたにプラス2点ですね」 「お前、よもや手を抜いてはいないだろうな。この手の理論ずくのゲームで、9組のお前に俺が勝つ理由が見当たらんのだが」 現在僕は、文芸部室にてテーブル越しに彼と向かい合い、かなり古いボードゲームに独自の得点加算方法を加えた勝負に興じている所です。 朝比奈さんはいつものコスチュームに身を包み、テーブルの反対側の端で雑誌を広げ熱心にご覧になられています。 少しでも彼のストレス発散になれば。と、ゲームではいつも必ず負けるようにしているのですが、既に17点差ですか。今日は少しやりすぎたかもしれません。僕が手加減している事を彼に勘付かれました。とりあえず適当に誤魔化す事に致しましょう。 「まさか。あなたの勘が鋭いと云うだけの事です...
  • 脇役サミット
    【1】サミット開幕   皆さん。初めての方は初めまして。初めてでない方はこんにちは。まあなんだ、初めての方が居られるとしたら原作をきちんと読め、といいたいところだけど、いまひとつ存在感のない僕がそんなことを言うと自意識過剰かそれとも負け組の僻み、皮肉か。それはさておいて。 あどけないベビーフェイスと闇より黒い腹、心でお馴染みの名脇役、国木田です。 フルネームは禁則事項なんだ。どうしても気になったら谷川流か京アニか、とにかく君の納得の行くまで調べてみたらいいんじゃないかな?どうせ答えは出ないけどね、ブツブツ…   今回は特別に僕の発案で『涼宮ハルヒの憂鬱・脇役サミット』略して脇役サミットを開催させていただこうと思う。全然略せていないような気がする、という意見は申し訳ないがスルーしよう。 僕を筆頭に、多くの脇役がこの物語で不遇の扱いを受けている。心象描写も台詞も登場シーンも少ないが故...
  • 未来の過去の話 2話
    文字サイズ小で上手く表示されると思います    壁に貼られた大きな紙を背に、長い髪を揺らした笑顔の先輩が立っている。 「みんな集合~! こっちにきて、あたしの顔か胸か後ろの成績表に注目するっさ!」  彼女の声に引き寄せられるようにして、部屋に居た社員達はぞろぞろと集まってくる。  全員が揃って静かになったのを確認すると、社員達の視線の先に立つ彼女は豊かに育った胸元 からクラッカーを取り出し、天井に向かって破裂音と紙ふぶきを飛ばした。 「今月の契約トップは……ぶっちぎりでハルにゃん! 2位はあたし! さっすがハルにゃんだ ねっ! 産休から復帰してたった半年で営業部のトップセールスに返り咲くなんてお姉さんびっ くりだよ~」  誰からともなく拍手が始まり、それを無視するような顔で――頬の端で照れながら――ハルヒ は黙って聞いていた。 「でも、あたしの成績はキョンと有希の手助けがあってだもの。鶴...
  • エピローグ~否定~
      (これは、無限の分岐の続きであり、アンリミテッドブレイドワークスの終章です)       ―――っ出来ない…! いくらハルヒがいたとしても、やっぱり俺は人の命と引き換えに生き返ることは出来ない。 「…やっぱり、生き返れない」 「…!」 俺の言葉に、後ろの女は驚いたようだった。 「…何故?涼宮ハルヒのことはいいの?」 焦るように、俺に尋ねる。 「…確かに、ハルヒのことは心残りだ。でもやっぱり…俺は人の変わりに生き返るなんてのはごめんだ」 「………」 「…ハルヒには悪いと思う。…でも、あいつは俺が惚れるくらい美人だ。きっと、俺より良い男と幸せになってくれるさ」 「…そう」 「ああ」 俺がそう言うと、後ろの女は抱きつくのをやめた。 「では…私は現実世界に戻る。…40年後、また逢えることを祈っている」 「ああ判ったよ。名も忘れちまった誰かさん」             キョンが入院してからもう...
  • 『lakeside love story』 0日目
    『lakeside love story』   《0日目》 7月。学校もあと1週間で終わるところだ。 加えて今年は何故か暑い日が続いている。 「キョン。暑いわ」 「今に始まったことじゃないだろ」 「どうにかしなさいよ」 そりゃ無茶だ。 むしろお前の力でこの暑さを吹っ飛ばしてくれと言いたい。 が、言うわけにもいかないので俺はスルーした。     授業も終わりハルヒと並んで部室に向かう。 クーラーもない部室にな。 「暑いし退屈ね……。今日は夏休みの予定についてミーティングしましょ!」 「暑いし退屈だとミーティングをするのか?」     俺は苦笑しながら言った。 「じゃあアンタは一人で校内探索ね。運動場を中心に……」 「俺が悪かった」 ハルヒが全て言い終わる前に謝った。 ハルヒは少し笑って言った。 「冗談よ。許したげるわ」     部室ではすでに全員が揃っていた。 汗一つかかずに本を読んでいる長...
  • ある日の活動
    「よし、今日は何賭ける?」 「おでん。牛すじ。」 「もうこの時期には無いんじゃないか?」 「じゃあカレーまん。」 「それもないと思うが。」 「じゃあフランクフルト。」 「それならあるだろうな。」 「今日こそ勝つ。」 「いや、俺が勝つ。つーかオセロくらいしかお前に勝てん。」 「長門さん、応援してますよ。僕の仇を討ってください。」 「お茶が入りましたよ。」 「どうしてその上のマスじゃないんですか?3つ損しましたよ?」 「それを取ってもすぐ返されるだろ。目先しか見てないからお前は強くなれないんだ。」 「…長門さん?」 「……難しい選択を迫られている。どこに打っても反撃される。」 「僕にはさっぱり。」 「あたしにも…」 「やっほー!遅れてごめーん。」 「どうした長門?降参か?」 「……降参。」 「涼宮さんお茶をどうぞ。」 「あれー?有希、まだ3分の1も残ってんじゃない。可能性がある限り足掻かなき...
  • Lolita's love complex 第二話「遊園地でつかまえて 前編」
    朝の十時。 今日は休日。と、いうわけで家でゴロゴロしている・・・と見せかけて外出中だ。 不思議探索、では決してない。何より集合場所が違うし、ハルヒ達が居る地区とは少し離れた場所に居るしな。 まぁ、彼氏(らしい)になった以上は休日になれば街中歩かないといけないわけだしな。 と、言うわけで集合場所に時間より約三十分前にここに来ていた。 そして俺が着いてからだいたい約十五分後、つまり集合約十五分前に、相手が来た。 服装は至ってシンプルだった。白いロングスカートが落ち着いて清楚な印象を与えている。 「あ、待たせて申し訳ありません、お兄さん」 ペコリ、と可愛らしく謝ってくる。俺はその頭をそっと撫でてやる。 「いやいいさ、俺が早く来すぎたんだからな。それに初デートに男が遅刻するわけにもいかないしな」 「デート・・・そうですね、これデートなんですよね・・・」 俺の彼女(らしい)となったミヨキチはそっと顔...
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    ●本まとめページではトップページ画像を常時募集中です あなたの作品がまとめの顔になる。絵師の方々の鋭意力作をお待ちしています。 作品はまとめ専用うpロダに上げてください。 その際、雑談所に一報をくださると管理人が泣いて喜びます ここは2ちゃんねるニュース速報(VIP)で投稿された涼宮ハルヒのSSまとめ専用Wikiサイトです。みなさん気軽に閲覧・投稿・編集していってください! メニューへ 検索 and or 注意!作品を編集するにあたっての約束事 ページ作成はなるべくワープロモードのみでお願いします。 作品を編集する時は必ず左メニューから検索できるよう外部リンクをはりましょう。 【ページ編集容量制限】 Wikiモード編集:1200行、50000バイト(50KB),ワープロモード・テキストモード編集:10万行、200KB ワー...
  • 朝倉涼子迷走記 前編
    読む前にこのページにも目を通していただけると嬉しいです。 「キョーンくーん!!」 …その一声で目を覚ますと。 「あーさーだーよ!!」 妹が空中にいた。 ドスン!! 「ぐはっ!!」 「早く来ないとご飯食べちゃうよ!?」バチンバチン 頭を叩きながら話しかけてくる。 …こないだ家に置き去りにしたことをまだ根に持ってやがるな。 元気に部屋を出て行く妹を見ながらあと3分後に鳴る予定だった目覚ましを手に取る。 …あいついつの間にムーンサルトプレスなんか覚えたんだ? 「キョンくん早くー!」 「あぁ、今行く」 また平凡な1日の始まりだ。 身支度を整えて家をでると谷口がいた。 …お前の家は遥か彼方じゃないのか? 「そんなことどうでもいいんだよキョン!聞いて驚け!!なんと今日は転校生が来るらしいぞ!!」 「あぁそう」 「あれ!?反応薄い!?お前しかも女子だぞ女子!!」 というかこの...
  • HAPPY TREE FRIENDS
    部室にて―― ハルヒ「ねぇねぇキョン、こっち来て」 キョン「?なんだ?」 ――ハルヒ、パソコンのディスプレイを指す ハルヒ「これ見て」 キョン「――『HAPPY TREE FRIENDS』?外国のアニメか?」 ハルヒ「まぁ見てごらんなさいって」 ――ハルヒ、マウスを再生ボタンに移動させダブルクリック http //happytreefriends.atomfilms.com/ ↑ある意味強烈なので心臓が弱い人は見るのを止めようね☆ ――終了 キョン「……で、なんなんだ?この道徳的に悪い病んでるアニメは?」 ハルヒ「……何その反応……」 キョン「いや、なんでおまえそんな不満気な顔なんだ?」 ハルヒ「なんでそんなに反応薄いのよ!?」 キョン「質問に質問で返すな」 ハルヒ「こんな可愛らしい絵なのにこのグロさ!!     あんた神経一本とんでるんじゃないの!?」 キョン(お前に言われたくないわ...
  • それは部活?
    放課後の掃除当番に当たってしまった俺は、かなり遅れて部室へと向かっている。 ハルヒは先行くわねとの言葉を残して消えてしまった。 おとなしく部室に行くのか、それともどこかほっつき歩いているのかもしれん。 部室棟への渡り廊下を歩けば、新鮮な風が心地いい。 軽く喉の渇きを覚えたものの、部室に行けば朝比奈さんがいれてくれるお茶が楽しめるだろう。ペットボトルのような無粋なものは不要だ。 早いもので4月も中旬だ。 佐々木や橘はまったく音沙汰がない。一体何をやってるのかはわからんが、できればあと100年ほどでいいから、おとなしくしていてほしいもんだと思う。 部室の扉を開けると、団長席に座ったハルヒの姿が見えた。うっかり飲み物を零した幼稚園児のような笑顔を浮かべた。 「あれ?みんなは?」 ハルヒは肩をすくめて話し出した。 「古泉くんはなんかバイトが忙しくて、みくるちゃんは風邪でお休み。有希はとなりで遊んで...
  • 柑橘空にレモンのあわを
     旨そうだと言われればそう見えなくもない、歩みを止めて青へと移り変わるのを待ってしまいかねない原色を放ったそれを笑顔で咀嚼し続ける目の前のカラーコーディネーターに向かって、俺は折衷案を投げ掛けた。 「とにかくだ。お前の料理があらん限りの試行錯誤の末に生み出されたシロモノだということは解った。それは素直に評価したい」  そう切り出した俺の顔色を尻目に、なおも咀嚼を続けている自称料理の鉄人。判定をフランス語で行えと言わんばかりに、その丸い瞳に僅かな鋭さを乗せつつ口を開く。 「あら、不満足だった? あたしには充分美味しいんですけど」  などと嫌味を吐きながら舌づつみを打っているこいつとは裏腹に、俺の真っ赤な顔はもはや戦隊ヒーローのリーダーさながらである。なんせ素顔が赤いんだから変身の必要すら無い。  かと言ってビームも出ないし合体もしないし、怪人はおろかそこらのノラ猫にだって勝てるかどうか...
  • Swing,Swing,Sing a Song!
    「みっみっ、みらくる、みっくるんるん、みっみっみらくる、みっくるんるん・・・」 「(なんでこんな曲がカラオケにあるんだ・・・?)」  音程はいつものように外れっぱなしだが、天使の歌声をいっしょうけんめい響かせている朝比奈さん。  歌っているのは、去年の文化祭でOP・EDテーマとして挿入された例の曲である。 「こいのっまじかるっ、みっくるんるん! ・・・はぁはぁはぁはぁ」 「きゃほー! いいわよみくるちゃん! さすがはみくるちゃんね!」 「はぁはぁ・・・、そ、そうですかぁ?」 「次はあたしよっ! こらキョン! 曲ばっかり選んでないでこっち向きなさい!」  今、俺たちがいる場所はもうお分かりのようにカラオケボックス。  何でこんなことになっているのかは、3日ほど時間をさかのぼらないと説明できないだろう。   Swing,Swing,Sing a Song!        2年生に進級し、しばら...
  • 人生最悪の三日間 最終章 ~デズデモーナ~
      もっと早く、気づくべきだった。 朝比奈さんは三年以上前に遡れないと言ったし、古泉はもしかしたら昨日世界ができたのかもしれないとも言った。 朝比奈さんの言ったことはわからないし、古泉が言ったこともありえないと思って、別に気にしなかった。 でも、そのときに気づくべきだった。 単独で考えれば、どちらもありえない話だが、併せて考えれば答えは出るのだ。 神が憎い。 こんな奴が神だなんて信じられない。 俺は神に反乱を起こすぞ。     午後六時二十分。部室にて。   銃声は二回だった。 ひとり一発ずつ。 だが、それで十分だった。 笑う女は笑うのを止め、床に崩れ落ちた。 部屋の隅にいた未来人も同じように倒れた。 銃口から出た煙は天井に向かって昇る。 死体が二つ、床に転がっている。頭からは血を流して、床に血溜りを作っている。 「……よく撃てたな」 「団員のピンチよ。撃てないわけ無いでしょ」 「……...
  • 涼宮ハルヒの64大乱闘スマブラ第1試合
    今、俺達SOS団の面子は全員俺の部屋にいる。   ハルヒ「ちょっとキョン!?あんたマジでTVゲーム機を64とスーファミしか持ってないわけ!?」   キョン「しょーがねえだろ。金ねえし」   ハルヒ「ゲームキューブ…ましてやプレステすらないなんて…あんたセンスなさすぎ、ってかダサいわよ!!」   こいつは今の俺の金がないという言葉を聞かなかったのか   キョン「お前にいっつも奢られてるせいで金がないんだ。それ以上でもそれ以下でもない」   ハルヒ「あんた私のせいにするつもり!?責任転嫁もいいとこね。あんたが早く来ればいいだけのことなのに」   それができねえから苦労してんだよハルヒさん   ハルヒ「まあいいわ、64で我慢してあげる。カセットはどこにあるの?」   キョン「そこのタンスの中にある」   それを聞くと、早速ハルヒはプレイするカセットを探し始めた。 そんな中、古泉はいつものニヤニヤ...
  • 簡単でおいしい!おかずレシピ「キョンの夕食」 3食目 「鏡」
    文字サイズ小だと上手く表示されると思います    今日も団長さんは不機嫌だった。 「あーもー! 何で何も面白い事が起きないのよ? みんな出し惜しみしてるんじゃない?」  やれやれ……なあハルヒ、不思議な出来事はありませんかーなんて聞いて、はい! あります! なんて言う奴が居ると思うか?  それにこんな県立高校の一角で謎の宇宙人が密かに暗躍してるとか、それに対抗する組織が確実に勢力を拡大してるとか そんな事があるわけが「それは事実。それはいいとしてまた貴方に頼みたい事がある」  ……長門、俺のモノローグに平然と突っ込みを入れるのは勘弁して欲しいんだが。    簡単でおいしい!おかずレシピ「キョンの夕食」 3食目 「鏡」   「申し訳ない。事は一刻を争う」   「え、有希何かあったの?」   コクコク「これを」   「! これは」    長門、お前まさか……。   「昼食に、昨日貴方に作...
  • 人生最悪の三日間 第五章 ~笑う女~
    勘が良い読者は、すでに気づいているだろう。 しかし、それは本当に勘の良い人間だけだ。 それは、この事件の犯人が見せた本性だ。 その本性は、普段の性格とは正反対で、非常に冷酷で残酷だ。 『ヤツ』は少しだけ、本当にわずかだったが本性を見せた。   午後五時五十七分。一年五組の教室にて。     目を覚ますと、教室に居た。 窓の外を見ると、すでに日は暮れていて真っ暗だった。 目の前には長門が居た。長門は俺のほうではなく、黒板のほうを見ていた。 黒板の前にはあいつが立っていた。   朝倉。 ホントにカナダに行っちまえばいいのに。 この光景は見たことがある。俺の心の傷がサバイバルナイフでさらに広げられる。 全身に鳥肌が立つ。やっぱり、朝倉には慣れん。 「情報連結を解除」 長門はそう呟いた。 朝倉は足元から光の粒となって消えていく。 なんだ? いきなり決着がついたのか? 俺が寝ている間に激しい戦いが...
  • ポニーテールの秘密・エピローグ
    エピローグ  ついこの間までゴチャゴチャになっていた俺の記憶と谷口の証言との齟齬は、完成されたパズルの絵の様に組み上がっていた。無論、俺とハルヒの間柄もな。  ちなみに今は4月の2日で、9時に駅前に集合して俺の奢りの喫茶店にてくじ引きをした後の不思議探索午前の部だ。悲しいかな、俺の隣にいるのはお得意の営業スマイルを顔に貼り付けた古泉であり、たった今、昨日のタイム・リープ紀行の顛末を話し終えたところだ。所々端折りはしたが。  「いやぁ、助かりましたよ。それまでのあなたと涼宮さんの目に見えぬ争いと言いますか、緊迫した様子は決して見ていて気持ちの良いものではありませんでしたからね」  目に見えないんじゃなかったのか。  「僕は例外ですよ」  古泉は含んだような微笑みをして間を置いた。  「彼女の精神状態に異常をきたした場合、閉鎖空間内の神人の活動によってそれを知ることが出来ますから」  そ...
  • 『God knows』 11章
    『God knows』 ~11章~ 寒い冬。 俺は冬服とコートに身を包んだみくるさんと手を繋ぎ、坂を登っている。 「もう、すっかり真冬……ですねぇ…寒い、です。」 俺はクリスマスにみくるさんからもらったマフラーをかけてやった。 「これ、使ってください。俺はみくるさんと手、繋ぐだけで暖かいですから。」 我ながら歯の浮くようなセリフを吐いたな。 「あ、ん~…でもぉ……せっかく、作ったんですよ?キョンくんに……つ、使って欲しい、です……。」 みくるさんは少し膨れっ面で俺を上目遣いで見てくる。 何度見ても、正直、たまりません。 俺は、少し長めに作ってあるマフラーを少し自分の首にかけた。 「これなら、一緒に使えますね。……少しくっついて窮屈ですけどね。」 「うふふふふ、窮屈だけど……あったかい、です♪」 最近は家の中でも外でもくっつく事が多いな。だって、寒いだろ? だからと言って、俺達はまだ、...
  • サムデイ イン ザ サニー
          「あーづーいー・・・ああもうっ、キョン!あんた雑用でしょ、何とかしなさいよ!」 「うるさい、俺だって暑くて死にそうなんだよ。それに雑用って何の関係があるんだ」   ・・・・・・夏。 ・・・・・・暑い。 ・・・・・・死んでしまう。 その日を一言で表すなら、そんな言葉しか浮かばないような日だった。     ~サムデイ イン ザ サニー~ 「あー、死ぬー」 そんな事をブツブツ言いながら机に突っ伏しているのは何を隠そう我らが団長・涼宮ハルヒである。 地球の気温が年々上昇し続けているというのは今やごく当たり前の話だがそれはこの県立北高文芸部室も例外ではないらしく、太陽は暖かいを通り越してもう灼熱地獄でしかない日差しやら紫外線やらその他いらない放射線やらを無慈悲に俺たちに浴びせていた。 「確かに、流石にこれは・・・堪えますね」 オセロのボードを挟んで俺の正面に座っている古泉も、石を...
  • 涼宮ハルヒの経営I プロローグ
    プロローグ       ある日の午前十一時半、倦怠生活に身をやつしている身分の俺には一日のうちでもっとも夢膨らむ楽しい時間。このところ妙に開放感を感じているのは、きっと束縛感の塊のようなやつが俺から少なくとも十メートル半径にいないからだろう。精神衛生的にも胃腸の機能的にも正常らしい俺は、さて今日はなにを食おうかとあれこれ思案していた。その矢先に机の上の内線が鳴った。無視して昼飯に出かけるにはまだ二十分ほど早いので仕方なく受話器を取ると総務部からの転送だった。お客様からお電話よ、と先輩のお姉さまがおっしゃった。俺を名指しで外線?先物取引のセールスとかじゃないだろうな。 「キョン、今日お昼ご飯おごりなさい」 あいつ俺に電話するのに代表にかけやがったのか。 「職場に直接かけてくんな。携帯にメールでもすりゃいいだろ」 「いいじゃないの。あんたがどんな人たちと働いてるか知りたかったのよ」 俺の周...
  • Black Lily・第三章
     翌日――。  登校して、真っ黒な髪の長門由梨を見ると思う。  物事の終わりは、こんなに静かなものなのだろうか? と。 「あんた、元気ないけどどうしたの?」  俺が教室に着いてイスに座るより早くハルヒが言った。さて何と答えればいいのだろう。 「お前さ、長門が転校するってことになったら、どうする?」  ハルヒは宇宙の広がりを思わせる大きな瞳を一度パシリと瞬きさせてから、 「有希が……転校?」  二つ隣の列にいる長門の後ろ姿に目をやった。 「どうしてよ。妹が入ってきたばかりで今度は有希がいなくなるの? それっておかしくない?」  だよな。状況をまるっと全て説明されなければそう思うだろうさ。 「やっぱりあの二人、仲が悪いとか?」  ハルヒは不思議顔のまま訊いてくる。そうじゃないんだ。むしろそのほうが俺としてはよっぽど分かりやすくてよかったんだがな。  もう遥かな昔にも思える入学したての五月...
  • 無限の輪舞(ロンド)Ⅰ
    (アンリミテッドブレイドワークスの一つです)       ―――、紅い荒野に人影三つ――― 「ぐっ―――!」 ―――、一人が人で二人が情報――― 「「防戦一方だね、お兄さん♪」」 ―――、一人の腕には双剣が――― 「っは、はぁはぁ…っだあ!」 ―――、二人はそれぞれ片手に太刀を――― 「「あはははは!息も絶え絶えじゃないか!」」 ―――、そして終焉は来たる―――     「「やあっ!」」 目の前から双子(という設定で今まで過ごしていた待機モードの)急進派兄弟は同時に振り下ろす形で白銀の刃を俺に振るった。 「っぐ!」 それを、愛双刀干将莫耶を顔の前で交差させて防ぐ。 カキーーーン! 「「もう終わりだよ、お兄さん。最初から二対一なんかで勝てるわけ無かったんだよ」」 まだ年端もいかないように見える容姿、しかし剣戟はとても重い。 「ったく、言うじゃないか…。うちの妹もこれくらい饒舌なら兄として文句...
  • 古泉一樹の誤算 プロローグ
      プロローグ     そろそろ本格的な夏がはじまりそうな七月中旬の、政府推進の省エネ週間なんかがはじまりそうな憂鬱な月曜日の出勤。 「あっついわねー。キョン、この地球温暖化なんとかなんないの」 「肺から二酸化炭素を出してるお前に言われても困る」 「ったく、寒いギャグのひとつでも言いなさいよ」 「……隣家の小規模和風庭園に、高さ二メートル幅五メートルの密集型低木の境界線が施工された模様」 「なによそれ」 「……へー、かっこいい」 「有希、それって寒いというより永久凍土で化石になりそうな勢いね」 長門の込み入った回りくどい古典的ダジャレに俺とハルヒは冷や汗を垂らした。長門は汗ひとつかかないからいいよな。   「皆様おはようございます。職場のプリンス、古泉一樹です」 「なんだその寒い登場の仕方は」 古泉はどっかのファーストフードの店員が着るようなパステルグリーンのストライプの制服を着ている...
  • 憂鬱アナザーエンド
    気が付くと、俺は自分の部屋の床に寝転がっていた。視界の端にベッドの足が 見える。着ているものはブレザーの制服などではなく、当然のように スウェットの上下。 夢か? あれは夢だったのか? ぐあ、今すぐ首つりてえ! よりによってハルヒと二人で異世界に紛れ込み、 キスをする夢だと? 猛烈な自己嫌悪に頭を抱え込み、俺はしばらく足をバタバタさせていたが、 やがてのっそり立ち上がらざるを得なかった。 寝よう。寝なおして忘れちまおう、あんな若さ故の過ちは。そうして、 憔悴しきった顔でベッドに向き直った俺が見たものは。 俺のベッドの上で、パステルピンクの少女趣味っぽいパジャマを着たハルヒが 背中を丸めてくーくー寝息を立てている姿だった。 一瞬おそろしく混乱したのち、俺は古泉が「閉鎖空間は次元断層の隙間」とか何とか 言っていたのを思い出して、ぽんと手を打った。 なるほど、A地点から空間の歪み...
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