涼宮ハルヒのSS in VIP@Wiki内検索 / 「君が望む憂鬱」で検索した結果

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  • 君が望む憂鬱
    当面の敵はみくるちゃん、有希も以外と侮れないかもしれない。 みくるちゃんはおっぱい揉めばなんとかなりそうだけど、有希にはないからなあ、おっぱい。 本でも渡せば無問題かしら。 でも、あの娘って案外頑固なところがあるし、中々言うことを聞かないかも知れない。 こういう時の無表情キャラは難敵ね。 うーん……ん、胸がない? ふふ、これ、結構いい案かもしれないわね。 明日にも試してみようかしらね。   ねぇ有希、あなた、悩みなんかない? 「特にない」 へぇ、そうなの。 でも、私はあるのよ、聞いてくれる? 有希は無言でこちらをみている。 ちょっと強引だったかな?まあいいわ、このまま押し通そう。 私ね、最近なんだか肩凝るのよね、おっぱいがどんどん大きくなってるみたいなの。 成長期だから当然かもしれないけどね。 「そう」 これって、結構つかれるのよ――有希にもそんな事なかった? 「……特にない」 有希の反応...
  • 長編・未分類
    ... 涼宮ハルヒの期待 君が望む憂鬱 涼宮ハルヒ大外伝 涼宮ハルヒの童話~マッチ売りの少女編 ハルヒの幸せとは? 涼宮ハルヒの小質 涼宮ハルヒの退屈Ⅱ 平行世界の消失 If 食わず嫌い王 涼宮ハルヒの入替 涼宮ハルヒの童話~シンデレラ編 フィクション 涼宮ハルヒの鋼鉄 性格入れ替え茸 涼宮ハルヒの恋慕 閑話休題 涼宮ハルヒの悋気 カオス祭りの序章 悪霊退散! キョンとハルヒのドタバタ日常 キョンの財布 レッスルエンジェルス 花火大会SOS 涼宮ハルヒの嫉妬Ver.カオス 涼宮ハルヒの冒険 涼宮ハルヒの怪談 涼宮ハルヒの仮面 プレゼント キョンの暴走 涼宮ハルヒの幕張 / 涼宮ハルヒの幕張【完全版】 涼宮ハルヒの弱点 逆の世界 涼宮ハルヒの64大乱闘スマブラ第1試合 朝比奈みくるの釣堀 涼宮ハルヒの童話~赤ずきん長門編~ アブダクション 笑わない少女 涼宮ハルヒの不思議 戦慄の肉じゃが 星...
  • アル日と佐々木、アル人佐々木
     それはアル晴レタ日ノ事。  夏から秋に成り代わろうとする九月手前の八月末の事。  俺は偶然ブックオフでテニプリのアンソロジーを立ち読みしている佐々木と出会った。  いや、偶然なのか必然なのかは俺の独断で判断出来るようなものではないのだが、  運命によって位置づけられた必然とも言えるし全く予測されない偶然とも言えるのである。  まぁ、SOS団という連中や、橘京子達のような存在に今まで遭遇した俺にとっては、  必然だろうが偶然だろうが個人的にはこの小さな出来事は気にしなくて良いことなのだと思う。  さて、そんな訳で出会った俺達は流れで喫茶店に入る事になったわけだ。  その喫茶店というのが妙な作りで普通の席と何故か個室があった。  俺はどちらでも良かったのだが佐々木が個室を望むから俺達は個室へ入る事となった。  最初のうちはコーヒー等を口に入れながら本当にただ単に普通の会話を楽しんでいたのだが...
  • LOST プロローグ
    プロローグ 率直にそして端的に今の状況を言おう。 俺は長門とキスをしている。しかも、腰に手までまわしてしっかりと抱き合っている。 だけど、これは俺が望んだことではない。だからといってハルヒが望むようなことでもないはずだ。 俺の意思とは関係なく、傍から見れば「下校時間が過ぎた夕暮れの教室でアイを確かめ合う二人」 見たいな非常に青春なシュチュエーションなんだが・・・・ 話は結構前、にさかのぼる。たいして面白くも無いような話なんだが良かったら聴いてってくれ ・・・ ・・ ・   1話
  • 涼宮ハルヒの未練
    「やれやれ」     あの言葉が愛しい   もういちど聞きたい   でももうあいつはいない     ―――――――     北高を卒業、自然とSOS団は解散した。 あたりまえのことでしょうね。だって部活だもん あたしはあたしのレベルにあった大学へ進学した。 ホントはキョンといっしょの大学に行きたかったけど あいつは卒業とほぼ同時に田舎へ引っ越した。 おばあちゃんが亡くなったらしいわ。それでおじいちゃんひとりで可愛そうだからってキョン一家は田舎に帰った。 他の三人とは音信不通。あたしにまわりで変化したことってのは4人がいなくなった。それだけ。 それだけなんだけど、あたしにとってはそれだけなんてことばじゃ済ませられない。だってあたしはみんなの事がホントに・・・。   もうひとつ変わったような気がするのは、なんか最近おもいどおりに事が進まなくなったの。北高にいる時はなんだか自分が望む事が何気に...
  • 橘京子の憂鬱
    ※橘京子の動揺の続編です   橘京子の憂鬱(プロローグ) 橘京子の憂鬱(前編) 橘京子の憂鬱(後編) 橘京子の憂鬱(エピローグ)
  • 長門有希の憂鬱Ⅰ
    目次長門有希の憂鬱Ⅰプロローグ 長門有希の憂鬱Ⅰ一章 長門有希の憂鬱Ⅰ二章 長門有希の憂鬱Ⅰ三章 長門有希の憂鬱Ⅰ四章 長門有希の憂鬱Ⅰおまけ 関連作品(時系列順)長門有希の憂鬱II 長門有希の憂鬱III 涼宮ハルヒの常駐(◆eHA9wZFEww氏による外伝) 涼宮ハルヒの経営I 古泉一樹の誤算 元テキスト(AAData形式) 青空文庫版
  • キョン妹の憂鬱
    キョン君が5年前に入学し、2年前に卒業した場所。わたしは今その場所に向かっている。   わたしがこの北校に入学してから1週間がすぎた。 相変わらずこの坂はきつい。 いったいなぜこんなところに学校を建てたんだろう? 地震になったときに土砂崩れの危険があるからこんなところに避難できないと思うんだけど・・・ 学校はそういう緊急時のことも考えて作るべきだと思う。   初めてここを上ったのはいつだったっけな? 確か、キョン君が高校一年生のときの体育祭・・・だったかな? あの時は有希もハルにゃんもすごかった~ ハルにゃんはすべての徒競走競技で優勝をかざり。 有希なんて目が追いつかないような速さ。   2回目に行ったのは文化祭だったかな? SOS団の映画が面白かった~。 わたしとシャミセンもアップで映ってたから文句なし。 今でもあのフィルムが残っているのかなー? でも、1日目のハルにゃんのライブを見てい...
  • 長門有希の憂鬱Ⅰおまけ
    長門有希の憂鬱Ⅰ おまけテキスト集 谷川流の憂鬱: 「二人とも行ってしまったなぁ……」 グランドに広がる炎の絵文字をぼんやりと眺めながら僕は、ここ数日の出来事を思い返していた。 思えば、あのときはびっくりしたよなぁ。 コスプレどころじゃない、キョン成りきりなんてとんでもないアニヲタだと思ったが 実は本人だったなんてなあ。 これからはもっとまともな話の展開を考えてやろう。いや、それじゃ面白くないか。 そうだな……煮て食うも焼いて食うも僕次第か。僕はニヤリと笑った。 もう実際に会うことはないんだろうな。もっと向こうの世界の話を聞いておけばよかった。 それにしても長門有希があんなに美人だったとは。 やっぱり僕の思い入れが他のキャラクタとは違うからかもしれない。 もしハルヒが来たら、やおら胸ぐらを掴んで「ちょっと谷川!もっとあたしを活躍さ...
  • BEYOND THE TIME
    朝比奈さんは、未来人である。 朝比奈さんの大人版も会った。 俺は、いつまでも抱き締めたかった… だけど、時間はあるのだろうか… 張り裂けそうになる胸をあなたに差し出して…   キョンくんは、普通の男の子。 キョンくんは、優しい人で安心したよ。 わたしは、遥かな宇宙からやって来たような気分になって来た… 悲しみはそこから始まり、愛しさがそこに帰れるよね… あなたが望む全てだから離れても変わっても見失っても 輝きを消さないで   俺は朝比奈さんを見てると癒される 夢と言う風に導かれてるような感じがした… 生きてゆけるのなら…いつかまた戻れる日あるんですか? 朝比奈さん           ああ メビウスの宇宙を越えて          いくつかの出会い繰り返す            BEYOND THE TIME   私はあなたを愛してました…だけど、私は未来人… あなたとは付き合えな...
  • 長門有希の憂鬱II
      長門有希の憂鬱II 目次    長門有希の憂鬱II プロローグ 長門有希の憂鬱II 一章 長門有希の憂鬱II 二章 長門有希の憂鬱II 三章 長門有希の憂鬱II 四章 長門有希の憂鬱II 五章 長門有希の憂鬱II 六章 長門有希の憂鬱II エピローグ 長門有希の憂鬱II 外伝 長門有希の憂鬱II おまけ 未公開シーン(外部リンク)   関連作品(時系列順) 長門有希の憂鬱Ⅰ 長門有希の憂鬱Ⅱ 長門有希の憂鬱III 涼宮ハルヒの経営I 古泉一樹の誤算    共著: ◆kisekig7LI ◆nomad3yzec   青空文庫版(携帯電子ブック,PDAブンコビューワルビ対応) 元テキスト(Nami2000データ形式)   Special thanks to どこここ プロローグへ  
  • サムナンビュリズム‐プロローグ‐
    俺は雨の中傘もささずに自転車を走らせていた。 どうして俺がそんな熱血漢よろしくびしょ濡れ全力自転車疾走しているのかというと、まあどうということはない。 例の如く素敵団長様こと涼宮ハルヒがらみである。 傘をさしていなかったのは別に俺が雨に濡れながらのサイクリングをこよなく愛していたわけではなく、ただ そう、このときの俺はそりゃあもう驚天動地を通り越して呆然自失していたからな。   事の始まりは古泉からの電話だった。   「もしもし!?」 『おや? 遅かったですね、何かあったんですか?』 「何でもねぇよ」 『そうでか。それでは、いきなりで申し訳ないのですが、今すぐ市立病院まで来てください』 「いきなりそんなこと言われてもな」 『すみませんが一刻を争う事態なんです。取り乱さず落ち着いて聞いてください』 電話越しの古泉の声はいつになく真剣だった。 「何だ? もったいぶらないでさっさと言え、俺は早...
  • 長門有希の憂鬱III
      長門有希の憂鬱III   長門有希の憂鬱III 恋するウィルス 長門有希の憂鬱III The melancholy of Cupid 長門有希の憂鬱III Someday over the rainbow 長門有希の憂鬱III A new romance 長門有希の憂鬱III The ecstasy of Yuki Nagato   関連作品: 長門有希の憂鬱Ⅰ 長門有希の憂鬱II 長門有希の憂鬱Ⅲ 涼宮ハルヒの常駐(◆eHA9wZFEww氏による外伝) 涼宮ハルヒの経営I 古泉一樹の誤算   共著: ◆kisekig7LI ◆nomad3yzec   青空文庫版(携帯電子ブック,PDAブンコビューワルビ対応)   恋するウィルスへ
  • 長門有希の憂鬱IV もくじ
    長門有希の憂鬱IV 「お前のために世界を失うことがあっても、世界のためにお前を失いたくない」                               ジョージ バイロン もくじ プロローグ 一 章 二 章 三 章 四 章 五 章 六 章 七 章 エピローグ おまけ(外部リンク) 関連作品(時系列順) 長門有希の憂鬱Ⅰ 長門有希の憂鬱II 長門有希の憂鬱III 涼宮ハルヒの経営I 古泉一樹の誤算 長門有希の憂鬱IV そのほか 共著:kisekig7LI nomad3yzec イラスト:どこここ 連載期間:2008年9月28日~10月4日 データ類 青空文庫版 プロット(Nami2000データ形式)  Special thanks to どこここ このSSはTFEIキャラスレで連載されたものです
  • 長門有希の憂鬱Ⅰプロローグ
    長門有希の憂鬱Ⅰ プロローグ 窓の外は曇っていた。 今年ももうすぐクリスマスだねー、などとクラスの女子がのたまっているのを、 俺はぼんやりと眺めながら次の授業がはじまるのを待っていた。 高校に入って二度目の文化祭を終え、やっと落ち着いたとため息をついたばかりだ。 そういやハルヒのやつ、今年もやるんだろうなクリパ。また俺にトナカイやらせるつもりじゃあるまいな。 長門が暴走したりSOS団が消えちまったり、朝倉に二度も襲われたり、去年はいろいろあった。 俺も長門には気を配るようになった。あいつは感情が希薄なわけじゃなくて、 実は表に出ないだけなんだと知ってからは。おかげさまで落ち着いてるようだが。 振り向いて後ろの席にいるやつに、今年のクリパはやっぱ部室でやるのか、と尋ねようとしたらいきなり首根っこを掴まれた。 「キョン、あんた進学するの?」 いきな...
  • 今夜はブギー・バック
    鈴の音、響き渡る。 靴音。 近づいてくる。 この店は貸切。 ウェイタすらいない店で一人佇んでいた僕は侵入者に声を掛ける。 「お一人様ですか?」 「知らん。後から誰か来るのかも知っているのは俺じゃない。お前だ」 僕は微笑む。君も苦笑い。 「ご注文は?」 「何が有るんだよ」 「何でも有りますよ」 まるで手品の様に。 「望むなら、何だって。貴方の手に入るでしょう」 「そっか。そうだな。そんなつまらない生き方はお断りだが」 「相変わらず欲の無い人だ」 「俺が欲なんざ持ってたら、きっとお前は今でもあの制服を着てるだろうさ」 「貴方も、ね」 とりあえず、と僕はグラスを差し出す。氷が揺れる。硬質の音を立てる。 「ロックでよろしかったですか?」 「尋ねるまでも無いよな。望むものが出て来るだろ?」 「それが、この店の売りです」 二つのグラスを打ち鳴らす。 「お帰りなさい」 「遅いんだよ、迎えに来るのが」 彼...
  • 泉こなキョンの憂鬱
      こなた「お呼びとあらば!」 キョン「即参上!」 こなキョン「らき☆すた戦隊!コナキョンジャー!」 かがみ「真面目に始めなさいよ!」     『泉こなたの憂鬱』     キョン「ところで、この世界にハルヒは居ないのか?」 こなた「わーぉ前の席の人。皆があえてスルーした話題を平然と言ってのける。     其処に痺れる憧れるぅ」 キョン「そうだったのか、すまん………で、どうなんだ?」 こなた「あれあれ?ここは春の小川の如く流す所なんじゃないかなぁ」 キョン「たびたびスマン……」 こなた「まぁ、この学校に居るらしいよ」 キョン「そうなのか?」 こなた「あの自己紹介もしたらしいし」 キョン「へぇ」 こなた「だから、不運にも前になっちゃった人が     前の席の人の位置に居るんじゃないかなぁ?」 キョン「…………」 こなた「………ニヤニヤ」 キョン「………なんだよ」 こなた「ヤキモチ?」 キョン「...
  • ながとぅーみー 第六話「逃げてるぜベイベー★★」
    <SIDE KUNIKIDA> 「国木田、後ろだ!」 生徒会長に言われ僕は後ろに向かって銃を放つ。 後ろから遅い掛かろうとしたゾンビの頭が文字通り吹っ飛ぶ。 「ありがとうございます、生徒会長」 「生徒会は学校の生徒の為に行動するのが義務なのでね」 会長がクールな笑顔をにやりと浮かべる。 ナクドマルドでの攻防戦。大量に攻め込んでくるゾンビをひたすらに撃ち殺す。 弾はまだある。日頃運動して無いから結構つらい作業だ。 「由良さん、成崎さん、大丈夫かい?」 「うん、大丈夫」 「涼宮さんは?」 「私がピンチなわけないでしょうが!」 本当だ。ほぼ一発で頭撃ち抜いてるから無駄がないや。 会長さんは涼宮さん以上の腕、というか映画のワイヤーアクションみたいな動きだけど何か運動してたのかな。 それよりも、僕には気に掛かる事があった。 あれからもう長い時間が過ぎてるはずなのに、一向に谷口が姿を現さないことだ。 ...
  • 二人きりと匂うは紅茶 第二話「雨の日には訪ねてお茶を」
    ザー。 「・・・」 雨の日は憂鬱になる。理由は空が重いから、というわけではない。 いつもいつも大変で疲れる不思議探索は無いが、だからこそ憂鬱なんだ。 マイ・スウィート・エンジェルの朝比奈さんに出会えないからな。 家の窓から外を眺めても、雨は止まない。そりゃそうだ。 妹が隣でせっせと照る照る坊主を作っているが、それが効くかも解らないんだからな。 まぁ、願うなら効き目抜群のを妹が作ってくれる事を祈るさ。 そう思わずにはいられない。 だが、どうしても某魔法陣漫画に出てくる褌穿いた風の精霊にしか見えないんだが。 あれは角があってこれは角は無いけど。 まぁ、効き目があればそれで良いんだ。俺としてはね。 だって、晴れたら会いに行けるからな。 ―――ピンポーン。 そんな事を考えていると、玄関で呼び鈴が鳴った。 「キョンくん、出てー。私、照る照る坊主さん作りで大変だから」 そんなん打ち切れ。 って言っ...
  • 長門有希の憂鬱Ⅰ一章
    長門有希の憂鬱Ⅰ 一 章 やれやれだぜ。俺は朝比奈さんを待ちながら呟いた。このセリフ、何回言ったことだろう。 ハルヒがSOS団を立ち上げてからというもの、このセリフを吐かなかったことはない。 俺はきっと死ぬまでこの言葉を言いつづけるに違いない。 さて、今年も残すところあと数日だが、年が明ける前に俺は朝比奈さんに折り入っての頼みごとをしなければならなかった。 俺は十日前の十二月十八日に戻らなければならないことになっている。 戻ってなにをするのかと言えば、特別なことをするわけじゃない。 ただ自宅から学校に通って、一度やった期末試験を受けなおさなければならないだけだ。 試験はどうでもいいんだが、考えようによっちゃこれ、百点満点を取るチャンスかもしれないな。 ハルヒに国立を受けろと言われたので、ここで成績アップしといても天罰はくだらないだろう。 本当は俺...
  • 長門有希に首っ丈
     静寂。それからは何故だかよく分からないが心の平安を与えられる様な気がしないだろうか?  …決して頭のネジが捩曲がった上にぶっ飛んでしまって空いた穴に石油が溜まってしまったからこんな訳の分からん事を言っているのではない。  元来、スローライフやらなんやらに対して少なからず憧れを抱いていた俺だからこそ感じれる感覚なんだよ。  だからそんな俺にとって今隣で置物以上に置物っぽく座っている番の片割れはまさしくベストパートナーと言うに相応しいんだな。  長門有希。なんたらこうたらうんたら体がハルヒの唐変木な力を調査するために生み出したなんちゃらフェース。  なんていうものは過去の認識であり、今は多少人間には出来ない事が出来たり、多少普通の人間とは違った習性を持ってはいるものの今そんなインターなんちゃらなんて風に読んだら人権擁護団体が騒がしくなってもな不思議ではない位、人間らしくなっている。  そし...
  • 女古泉'ちゃん'の憂鬱
    女古泉 ちゃん の憂鬱   プロローグ 第一話「梅しば」 第二話「テドドンの孤独も、存在も、お前が与えるであろう全ての影響をアナルは受け入れよう」 第三話「僕と彼と時々機関」 第四話「涙の宅配CoCo」 第四話「Missing 神隠しの弾語り(改訂版)」 第5話「私の狼さん。 THE OTHER SIDE OF TDDN (第二版)」 第6話「The simple 2000前編 ~トーゼンメイワク~」   番外編「St.バレンタインデー」 第二話の番外「生徒会長のなく頃に」
  • 長門有希の憂鬱Ⅰ二章
    長門有希の憂鬱Ⅰ 二 章 目の前に、口をあんぐり開けたおっさんがいた。 よれよれの服を着てベンチに座っている。 「あんた……今、そこに現れなかった?」前歯が一本欠けている。 「え……ええ」 「ワシゃずっと見てたんだが。あんた、そこに、いきなり現れた」 「そうですか……?たいしたことじゃありません」人がいきなり出現したなんて全然たいしたことだろうよ。 ホームレスっぽいおっさんは俺をまじまじと見つめていた。 やがて飽きたのか、目を閉じ、うとうとしはじめた。 ここはいったいどこだろうか。俺は目をこすって周りを見た。 ほっぺたをパシパシと叩いてみた。これは夢じゃない。人が大勢歩いてる。閉鎖空間でもないようだ。 どこからか列車の発車を告げるアナウンスが聞こえた。どうやら駅のコンコースらしい。 駅の名前は見慣れない、俺の知らない地名だった。 さて...
  • 佐々木さんの憂鬱
     その風景は、俺の出身中学校の校庭だった。  ただし、見渡す限り360度がセピア色で染まっている点で、現実のものではないとすぐに分かった。 「私の世界へようこそ」  俺の目の前には、佐々木がいた。  なぜか、いつもの口調とは違う女口調だ。 「せっかくのご招待だが、モノトーンの空間にはいい思い出がないんでね。さっさと帰りたいんだが」 「相変わらず、つれないわね。帰り方については、橘さんや周防さんから、ヒントをもらってないかしら?」  俺は、忌々しい二人のセリフを思い出した。  白雪姫。  sleeping bueaty。  ふざけるな!  俺の感情がそう主張する。  これには、俺の理性も満場一致で賛同していた。 「断る」  佐々木の表情が曇る。 「そんなに嫌なの?」 「好きでもない女にするもんじゃないだろ、そんなことは」 「私のことが嫌い?」 「嫌いってわけでもねぇよ。た...
  • 長門有希の憂鬱Ⅰ四章
    長門有希の憂鬱Ⅰ 四 章 長門有希の日記 こちらの世界へ来て二年が過ぎた。 情報統合思念体からの連絡はない。支援もない。誰も助けに来ない。 このまま時が過ぎれば、わたしの有機サイクルはいつか性能の限界に達し寿命を遂げる。 それまで、色がない世界でわたしの思考回路は物理的に機能するだろう。 それならばわたしはいっそ、目を閉じ、耳を塞ぎ、口をつぐんだ生命体として生きようと思う。 わたしは長期の待機モードを起動させた。 果たして奇蹟は起きるのだろうか。 タクシーの運転手に住所を棒読みで伝えると、十分くらいでそのアパートの前に着いた。 二階建ての二階、二〇五号室……。郵便受けにもドアにも表札らしきものはなかった。 呼び鈴を押した。こんなにドキドキするのは久しぶりだ。 赤の他人だったらなんとごまかすか、新聞の...
  • ファーストキス
    「なんなのよあれはっ!!」 「……」 さて、誰が怒ってるか、なんて今更説明するまでもないだろうな。 ついに怒りをおさえきれなくなったハルヒが、喫茶店への移動中にそう叫んだ。 「仕方ないだろ。大きく宣伝して回ってる映画でも、 つまらないものは世の中いっぱいあるんだ。今回はハズレだっただけだろ?」 そう、俺達は今日映画を見にきていた。 けっこう有名で奇抜な作品だということで、団長様の目に止まったのだ。 実際に見ての感想は見てのとおりだが。 「そうですかぁ?わたしはけっこう、おもしろかったですけど」 我等がSOS団のエンジェル、朝比奈さんがそう言った。 しかしハルヒは聞く耳もたず、一気にまくしたてる。 「おまけに女のほうは21歳でラストシーンのアレが初キス? ありえないでしょ?」 映画の監督さんも、お前にだけは常識について語られたくないと思うぞ。 ──そう言ったら2発殴られた。 ...
  • 微睡の試練
    もくじ     中学生の時、私は独りだった 高校生になって暫く経った今、私は一人になった 戻らなきゃいけない いつもの日常に 古泉くんが頷いて みくるちゃんが驚いて 有希が静かにこっちを見て キョンが大げさにため息を吐いて 何の変哲もない SOS団の1ページ だから私は叫んだ 「こんな世界なんか――――」       春眠暁を覚えようが覚えまいが眠いものは眠い。 あー頭がボーっとする やかましく鳴り響く目覚ましを止めて、私は目を擦った。 今日は…あれ?月曜日? 日曜日じゃなかっけ? 時計の針は平日にいつも起きる時間を指している。 …まだ寝ぼけてるのかしら このままだと遅刻してしまう。 私は急いで身支度を整え、腰の当たりまで伸びる髪を黄色いリボンでポニーテールにした。 家を出てしばらく歩くと、5組の朝倉さんと会った。 確かクラスに馴染もうとしなかった私に気遣...
  • 長門有希の憂鬱Ⅰ三章
    長門有希の憂鬱Ⅰ 三 章 俺はひどい頭痛と轟音とともに目が覚めた。 自分がどこにいるのかしばらく分からず、起き上がったところで天井に頭をぶつけた。 あれ、こんなところに天井があったかな。 そうだった。俺は泊まるところがなくてホームレスに段ボール箱を借りたんだった。 頭上では電車がひっきりなしに行き来している。 俺はそろそろと箱の外に出た。寒い。震え上がってまた中に戻った。 段ボール箱の中、意外に保温性があるんだな。手放せないわけだ。 俺はジャンパーを着込み、身をすくめてやっと外に出た。 一晩の宿は冷蔵庫の箱だった。それを見てまた寒気がした。 時計を見ると七時だった。おっさんたちはまだ寝息を立てているようだ。 俺はサンちゃんの家に、その玄関らしきところからありがとうと書いたメモに千円札を挟んで差し込んだ。 もしかしたら明日も世話になるかもしれない、などと不安と期待の入り混じった気...
  • 憂鬱な金曜日
    憂鬱な金曜日   梅雨。 雨は嫌いではない。 でも、あの湿気だけはどうも苦手。 ま、得意な人なんていないか・・・。 そんなことを、考えて外を見る。 すると、窓の縁の方にナメクジが這っていた。 「キモチワルイ」 「ちょっと、キョン塩持ってない?」 返事が、無い。 代わりに聞こえる声。 「彼は、寝てしまいました。涼宮さん。」 振り向くと、机に突っ伏してマヌケな顔 にヨダレまで垂らしている。 「全く、団長の命令なのに何寝てるわけ?」 「顔に、落書きでもしてやろうかしら・・・・・」 まぬけだから、気づかずにそのまま帰っちゃうんだろうな ふっ・・・。   まあ、いいか。 それにしても、よく眠れるわね。 こんなに、ジメジメしてるのに。 そして、また窓の外を眺める。 雨はまだ、止みそうもない。 傘、もって来たっけな? ふと、窓のふちを見ると ナメクジは、にげていた。 そして、また、外を、ボーっと眺めな...
  • 長門の日々 第13話『"長門"有希の憂鬱Ⅰ』
    第13話『 長門 有希の憂鬱Ⅰ』   彼がいなくなる。 こんな暗い公園に一人ぼっち。   わたしは情報改変を施し、憂鬱な毎日を過ごす。 彼がいない毎日は、わたしにとって憂鬱そのものでしかなかった。 ……会いたい。   それからわたしは毎晩この公園に通っていた。 寒々しい夜の公園はわたしの身を……心も……冷たい風で冷やす。   静けさに抱かれながら今日もまた待っている。   「……今日こそ彼が帰ってくる……?」   誰がいるわけでもないのに口に出してしまう。 早く。早く帰ってきて。 わたしは彼を渇望している。 理由は、彼が好きだから。   「……キョン……」   彼が居ない事をいいことに彼をあだ名で呼んでみる。 わたしはそれがなんだかとても恥ずかしいことに思えてくる。 なんで?……わたしと彼は一般から見ても恋人同士。 なのに、あだ名で呼べないのはなぜ?   ……次、会った時から彼を「キョン」...
  • 二人きりと匂うは紅茶 「夏のアイスのように」
    「不思議探索スペシャル、夏の不思議大操作は終了よ!」 「ふぁ~・・・暑いから物凄い疲れたぜ」 「谷口はナンパしかしてないよ」 「あ~めがっさ面白かったにょろ~」 「そう・・・」 「さて、では帰りましょうかね」 「そうですね」 「ルソー、おいでなのね」 「由良達は帰り道解るか?」 「うん」 「ここら辺はよく来てたから」 「今日は楽しかったよ。皆さん、またね~」     二人きりと匂うは紅茶  第二話「夏のアイスのように」     「キョンくん、家に寄りませんか?」 夏休み中。 いつものメンバーに谷口やら阪中やらを加えて大人数となったSOS団の夏の不思議大捜査の終わった後。 夕暮れの帰り道で俺は朝比奈さんに誘われた。 「え?」 珍しい。いつもは俺の家でお茶などをするのに。 そんなわけで驚いて声を上げてしまった。   「あ、ハーゲンダッツのバニラを大量に鶴屋さんに頂いたんですよ。それを一緒に食べ...
  • 橘京子の憂鬱(後編)
     ”――橘京子とは?”  それは、涼宮ハルヒに備わった力――自分が願ったことを実現・具現させる力――を、本来の持ち主である佐々木に還元し、そして彼女に帰結しようと企む『組織』の一員にして、一介の少女。  愛嬌のある、かつ幼げの残る顔立ちとは裏腹に、『組織』内での地位はかなりのもの。  事実、朝比奈さんをかっさらったあの一件では自分よりも年上の男共に指令を下していたし、『機関』の一員である古泉――言い換えれば敵対勢力――に近しい俺に対し、しれっと協力要請をしたのも、それなりの力を見込んでのことだと思う。  そう言った意味では、下働きばかりが目立つ『機関』の若手構成員、古泉一樹よりかは格が上なのかもしれない。  ”――彼女の目的は?”  先にも言った通り、ハルヒに宿っている力を佐々木に移すこと。彼女ら『組織』は、その方が安全だと主張する。  彼女の主張はこう。 『ややもすれば世界をへんて...
  • 神聖モテモテ憂鬱
    ファーザー「キョンスキーよ、時代は強い女なのじゃよ!」 ハルヒ「いいから、黙ってとんかつ食え」 ファーザー「いただきます」   10分後   ファーザー「キョンスキーよ、時代は強い女なのじゃよ!」 ハルヒ「またなの…」 ファーザー「いいかキョンスキーよ今の時代は強く自立心が強い女がもてるのじゃよ」 ハルヒ「何言ってるのあんた?」 ファーザー「男ってものは95%はマザコン、ならばそこに包容力たっぷりの女性が現れればころりってわけよ」 ハルヒ「まったく下らない」 ファーザー「もちろんあのキョンって男も例外じ「続けなさい」   (中略)   ファーザー「―というわけなのじゃよ」 ハルヒ「なるほどよくわかったわ(肝臓の仕組みが)それにしてもあんた、その格好はなんなのよ?」   八百屋ボクサー   ファメ田興毅   ファメ田興毅は世界を股にかける超A級ボクサー今日もとんかつと 引き換え...
  • 長門の日々 第10話『長門"有希"の憂鬱Ⅰ』
    第10話『長門 有希 の憂鬱Ⅰ』   サンタクロースをいつまで信じていたか、 などというたわいも無い世間話にもならないくらいのどーでもいいような話だが、 それでも俺がいつまでサンタなどという想像上の赤服じーさんを信じていたかというと これは確信を持って言えるが最初から信じてなどいなかった。   小さい頃、俺は未来人・宇宙人・超能力者や、 またはそれに準ずる何かの存在を認めたかった。 だが、いつまで経っても俺の目の前には出てこない。 もしかしたら存在しないんじゃないかという、 俺の中の疑問の答えが「存在しない」になった頃、つまり俺が中学を卒業する頃には、 俺はもうテレビが組むようなUFO特番などはそう熱心に見なくなっていた。   いるワケねー……でもちょっとは居て欲しい、 みたいな最大公約数的な事を考えるくらいにまで成長したって事さ。   学校に着いた。 すると俺と他の俺と同じクラスの奴等は...
  • お姉さんなのです。 古泉編
    関連:お姉さんシリーズ、教科書文通シリーズ       「朝比奈さん……。」  こ、これは一体どういうことでしょう? 放課後の2人きりの部室。 目の前には真剣な顔をしてわたしの目をじっと見つめる古泉くん。 そんな顔も出来るんですねぇ。 はっきり言ってしまえばいつもの笑顔よりその真剣なお顔の方が好みです。 カッコいいです。 ああ! でも、ごめんなさい。 わたしは所詮未来人。 この時間平面の人との恋愛は出来ないんです。 それにあなたには長門さんが……! ハッ! これは、修羅場!? 三角関係!? 長→古→みくる!?  そんな! 高校生なのにそんなドロドロとした恋愛は……燃えるじゃないですかッ! 結ばれてはならぬ2人の恋路! 一途な文学少女と綺麗なお姉さんと真面目な好青年! まるでメロドラマ……!  なんて、妄想したところで悲しくなるだけです。 解かってます、解かってますとも。 一人身万歳!...
  • 人生最悪の三日間 最終章 ~デズデモーナ~
      もっと早く、気づくべきだった。 朝比奈さんは三年以上前に遡れないと言ったし、古泉はもしかしたら昨日世界ができたのかもしれないとも言った。 朝比奈さんの言ったことはわからないし、古泉が言ったこともありえないと思って、別に気にしなかった。 でも、そのときに気づくべきだった。 単独で考えれば、どちらもありえない話だが、併せて考えれば答えは出るのだ。 神が憎い。 こんな奴が神だなんて信じられない。 俺は神に反乱を起こすぞ。     午後六時二十分。部室にて。   銃声は二回だった。 ひとり一発ずつ。 だが、それで十分だった。 笑う女は笑うのを止め、床に崩れ落ちた。 部屋の隅にいた未来人も同じように倒れた。 銃口から出た煙は天井に向かって昇る。 死体が二つ、床に転がっている。頭からは血を流して、床に血溜りを作っている。 「……よく撃てたな」 「団員のピンチよ。撃てないわけ無いでしょ」 「……...
  • 涼宮ハルヒの遡及Ⅷ
    涼宮ハルヒの遡及Ⅷ     「あの波動に飲み込まれる前にテレポテーションを発動させて難を逃れたってこと。さっきも言ったけど、あたしの防御結界術を全部、打ち破ってきたわ。なら避けるしかないじゃない」  場所はあの巨人竜から距離を置き、茂みと木々に囲まれた、昼間だったはずなのだがやけに薄暗い森の中だ。 「今は冷静に振り返っていますけど、あの場面では随分、焦った顔をしておられたようですが?」 「はいはい。気まずくて強がるしかできない気持ちは分からないでもないけど、あたしに当たらないように」  む…… 「くすっ、それにしてもあなたの取り乱す姿というものはなかなか見ものでしたよ。僕が落ち着いているということは、涼宮さんの感知ができていた、という意味であるのに、それにまったく気付かなかったんですから」 「ですよね。あたしと長門さんも前から見てましたけど、あんなキョンくんは初めて見ました」 「興味...
  • 古泉一樹の陰謀
    「はじめまして」 「誰だお前は」 「古泉一樹と申します。あなたより一学年下の後輩です」 「何の用だ?」 「生徒会長になってみる気はありませんか?」 古泉一樹の陰謀―生徒会会長選挙・秋― 昼休み。 文化祭が終わってようやくくつろげると思っていたら、まるで知らない一年が俺を訪ねてきた。 「生徒会長だ?」 「えぇ。今から約二週間後、生徒会会長選挙があるのはご存知でしょう?」 知らない。北高に通って一年半以上になるが、学内行事など基本的にどうでもいい。 だから俺はそのまま答えることにする。 「知らんな。もちろん興味もない。何の企みか知らんが、帰れ」 だが、その古泉一樹なる一年は他に表情を知らないかのような笑みを崩さず言う。 「あなたには今度の会長選で得票数一位になってもらいます」 何やら勝手に話を進めようとしている。 「とりあえず僕について来ていただけますか。ここでは何かと話しにくいこと...
  • 憂鬱アナザーエンド
    気が付くと、俺は自分の部屋の床に寝転がっていた。視界の端にベッドの足が 見える。着ているものはブレザーの制服などではなく、当然のように スウェットの上下。 夢か? あれは夢だったのか? ぐあ、今すぐ首つりてえ! よりによってハルヒと二人で異世界に紛れ込み、 キスをする夢だと? 猛烈な自己嫌悪に頭を抱え込み、俺はしばらく足をバタバタさせていたが、 やがてのっそり立ち上がらざるを得なかった。 寝よう。寝なおして忘れちまおう、あんな若さ故の過ちは。そうして、 憔悴しきった顔でベッドに向き直った俺が見たものは。 俺のベッドの上で、パステルピンクの少女趣味っぽいパジャマを着たハルヒが 背中を丸めてくーくー寝息を立てている姿だった。 一瞬おそろしく混乱したのち、俺は古泉が「閉鎖空間は次元断層の隙間」とか何とか 言っていたのを思い出して、ぽんと手を打った。 なるほど、A地点から空間の歪み...
  • 夏祭り
    夏祭りの話 ハルヒ「キョン!遅いわよ!」 古泉はフッと笑いやがった。 まぁいつもの事だな。 キョン「悪い悪い、どうせ罰金だろ?」 ハルヒ「今日は祭りなんだし固いルールは一時抹消よ」 はて・・・・どういう風の吹き回しだろう? まぁそんなことはいい 助かった・・・・ キョン「ふぅ~」 ハルヒ「じゃあみんな集まったしグループ分けしましょ。」 と言うと爪楊枝を取り出した。 俺たちは順次に楊枝を取る。 俺は印無し。朝比奈さんは印あり。古泉、長門も印ありだった。 と言う事はハルヒは印なしか・・・。 耳元で古泉が囁いた。 古泉(これも涼宮さんが望んだのです。不機嫌にならないよう お願いしますね) スマイル野郎の都合で命令を聞かなくては ならないと考えると楽しい祭りにはなりそうに無いな・・・。 ハルヒは俺の事をお構いなしに荷物運びとして 雑用してやがる。 ハルヒ「次は金魚すくいしましょ!」 お前は小学...
  • 長門有希の資料
    長門有希の資料 ~『長門有希の報告』別冊資料~ この報告は、かつて別の名前、別の文言で存在していた。それらをまとめた、いわゆる『初出リスト』。 ■本編 Report.01 長門有希の流血 原題 『長門有希の報告』 初出 2006/09/05 51スレ目 754 Report.02 涼宮ハルヒの認識(前編) 原題 涼宮ハルヒの気付き(前編) 初出 2006/09/09 53スレ目 70 Report.03 涼宮ハルヒの認識(中編) 原題 涼宮ハルヒの気付き(中編) 初出 2006/09/13 54スレ目 85 Report.04 涼宮ハルヒの認識(後編) 原題 涼宮ハルヒの気付き(後編) 初出 2006/09/15 54スレ目 407 Report.05 涼宮ハルヒの困惑 原題 同じ 初出...
  • 長門有希の憂鬱III Someday over the rainbow
    Someday over the rainbow     「長門、頼むからSOS団に戻ってくれ」 「……イヤ。わたしは間違ったことは言っていない。涼宮ハルヒが謝るべき」 「そりゃ分かってるさ。だがなぁ……」 長門はけして首を縦に振らなかった。こんな強情なやつだとは思わなかった。一難去ってまた一難か。    長門はあれからコンピ研に身を寄せていた。まあSOS団とは目と鼻の先、同じ軒を連ねる文化部部室棟の二軒隣の部屋なんだが。前部長氏の推薦で、今は部長の肩書きらしい。  文化祭でコンピ研の展示物がやたら派手になったのは、長門テクノロジーの恩恵かもしれない。学生ソフトウェアコンクールなるイベントにもいくつか応募して賞を獲得したようだ。  部室にはいろんな機材が増えていた。生徒会から支給される予算も増額されたらしい。長門が入部したことで、一年のときハルヒに強奪された機材はモトが取れたようだ...
  • 長門有希の報告
    はじめに  この作品は、キャラクターの台詞を一部『現地語』で表記してあります。その場合は、“【 】”で囲まれた斜体の部分が、対応する台詞の共通語訳(字幕)です。 もしも涼宮ハルヒたちの会話を、舞台のモデルとなった兵庫県西宮市の言葉で表現したら? そんなifの世界をのぞいてみてください。  字幕付きPDF版はこちら(PDF/610ページ/3.43MB)又はこちら 注意事項  この作品には、オリジナルキャラクター、暴力シーン及び女性同士による性的な表現が含まれています。 作品構成 Report.01 単独の序。以降の話とのつながりはありません。 Report.02~09 ある出来事と、それにまつわる涼宮ハルヒと長門有希の交流記です。 Report.10 もしも彼女が、こんな性格だったら? Report.11 もしも彼らが、こんな人物と出会ったら? Report.12~25 SOS団全員+...
  • 神への反逆
     生徒会室の扉が静かに開いた。  長門有希が入ってくる。 「状況は?」  喜緑江美里が端的に状況を報告した。 「あまりよろしくありませんね。私と長門さんを除く地球上の全インターフェースで防御していますが、涼宮ハルヒの力に押されています。もってもあと3時間ぐらいでしょうか」  長門有希は、無言でうなずいた。 「思念体の様子はどうでしたか?」 「混乱している。各派の議論がかみ合ってない。そのせいで、私の提案の検討にも時間がかかっている」 「まあ、無理もないような気がしますけどね。宇宙開闢のときから存在していたと信じていた自分自身が涼宮ハルヒの被造物であることを知ってしまったら、混乱もするでしょう」 「あと3時間で思念体も消される。それまでには結論を出してもらわなければ困る」 「それまでに結論が出なかったら、長門さん一人でも強行するつもりなのではありませんか?」  長門有希は、その質問には答...
  • 涼宮ハルヒの進路
    『涼宮ハルヒの進路』 3月。鶴屋さんと朝比奈さんはそろって卒業し、鶴屋さんは地元の大学へ合格した。 朝比奈さんは・・・試験当日、高熱を出して文字通り昏倒し、結果、一年を棒にふった。 おかげでというか、卒業後も文芸部室のマスコットを継続していただけることになった。 予備校とか、いいんですか?と控えめに聞いた俺に対し朝比奈さんは泣きそうな声で 「私は! 試験に落ちたんじゃないですから!」 と叫んだ後なにやら呪うようにつぶやいていた ウケテサエイレバ ウケテサエイレバ ウケテサエイレバ 聞かなかったことにしよう 4月がきて、俺たちは最上級生へと進級した。このままいけば来年で卒業であり 本格的に進路を考えざるを得ない状況に追い込まれたわけだ。 職員室の岡部のところまで日誌を届けに行くと、先客がいた。ハルヒだ。 聞くともなく聞いた内容によると、ハルヒは進路調査を白紙で出したらしい。 「どうした...
  • 長門の日々
    長門の日々 第1話『右手が恋人』 長門の日々 第2話『秘密な関係』 長門の日々 第3話『熱愛たる理由』 長門の日々 第4話『甘すぎる暴走』 長門の日々 第5話『恋のスクランブル』 長門の日々 第6話『愛の証明』 長門の日々 第7話『淡い想い』 長門の日々 第7.5話『淡い想い』 長門の日々 第8話『はじめてのゆうえんち』 長門の日々 第9話『新たな世界』 長門の日々 第10話『長門 有希 の憂鬱Ⅰ』 長門の日々 第11話『長門 有希 の憂鬱Ⅱ』 長門の日々 第12話『長門 有希 の憂鬱Ⅲ』 長門の日々 第13話『 長門 有希の憂鬱Ⅰ』 長門の日々 第14話『ど根性右手』
  • 長門と古泉
    いつもの昼下がり。文芸部室には長門が一人。時おり、ぱさり、ぱさりとページをめくる音だけが聞こえる。がちゃり、とドアノブを回す音がして入って来たのは古泉だ。 「おや、めずらしい、長門さんおひとりですか。他の皆さんは?」 長門は本から顔をあげもせずに、校庭の方を指さす。 「またですか」 と古泉はいつもの笑顔で苦笑いしながら席についた。最近、ハルヒは来年の文化祭で撮影予定の「朝比奈ミクルの冒険01」の企画に夢中で、「カメラテストをする」と言ってはカメラマンにキョンを指名して、朝比奈ミクルに片っ端から様々な衣装を着せて校庭でテスト撮影を繰り返している。衆人環視のもとで奇妙キテレツな服装をさせられる朝比奈さんこそいい迷惑だ。 「....」 朝比奈ミクルも、キョンも、ハルヒもいない部室と言うのも妙に静かだ。長門はもともと何も話さないし、古泉はハルヒやキョンとしか基本的に会話しない。実際、長門と古泉...
  • サムナンビュリズム-エピローグ-
     あれから一週間が過ぎ去り、日曜日である今日、俺はバス停に来ている。  何故お馴染みの駅前ではないのかというと、そりゃあ俺にだって個人的な用事を済ませるくらいの権利 はあるのであり、そんなことを疑問に思うことすらちゃんちゃらおかしい。今日はSOS団による不思議 探索ツアーなどではなく、俺個人としてのイベントなのだ。  行先は先週と同じ場所。  あの事件の始まりであり、終わりである場所へと俺は向かっている。ここに来るのはこれで通算三回目。 前回は走ってこの坂道を上ったわけだが、今回はそんなことはしない。一応、病み上がりだからな。  山頂には誰もいなかった。こんな天気のいい日に皆何をしてんだろうね。こういうときにこそ、この自 然溢れる緑豊かな山頂公園が有効活用されるべきだというのに。  まあ、天気がいいといっても、その恩恵を与り知れる時間はあとわずかとなっているわけだから、当然 と言えば当然の...
  • 涼宮ハルヒの経営I 目次
    涼宮ハルヒの経営I 目次プロローグ 1 章 2 章 3 章 【仮説1】その1 【仮説1】その2 【仮説2】その1 【仮説2】その2 【仮説3】その1 【仮説3】その2 【仮説4】その1 【仮説4】その2 【仮説4】その3 【仮説4】その4 【仮説5】その1 【仮説5】その2 4 章 5 章 6 章 エピローグ おまけ 未公開シーン(外部リンク) 関連作品(時系列順)長門有希の憂鬱Ⅰ 長門有希の憂鬱II 長門有希の憂鬱III 涼宮ハルヒの経営I 涼宮ハルヒの常駐(◆eHA9wZFEww氏による外伝) 涼宮ハルヒの経営Ⅱ(外部サイトへ) 古泉一樹の誤算 長門有希の憂鬱IV 共著:◆kisekig7LI ◆nomad3yzec イラスト:どこここ Special thanks to どこここ データそのほか青空文庫版 元テキスト(Nami2000データ形式)
  • 古泉一樹の誤算 もくじ
        古泉一樹の誤算     この物語にはアレルギーを引き起こす恐れのある展開が含まれています。古ハルに拒絶反応が生じる方はご利用をお控えください。症状が見られた場合にはハルキョン甘々系を服用されることをお勧めします。      「……高度に発達した恋は、魔法と区別がつかない」   もくじ 古泉一樹の誤算 プロローグ 古泉一樹の誤算 一 章 古泉一樹の誤算 二 章 古泉一樹の誤算 三 章 古泉一樹の誤算 四 章  古泉一樹の誤算 五 章 古泉一樹の誤算 六 章 古泉一樹の誤算 七 章 古泉一樹の誤算 エピローグ おまけ(外部リンク) 関連作品(時系列順) 長門有希の憂鬱Ⅰ 長門有希の憂鬱II 長門有希の憂鬱III  涼宮ハルヒの経営I  古泉一樹の誤算 長門有希の憂鬱IV データ類 青空文庫版 プロット(Nami2000データ形式) 共著:◆kisekig7LI ◆n...
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