涼宮ハルヒのSS in VIP@Wiki内検索 / 「夏の夜の・・・」で検索した結果

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  • 夏の夜の・・・
    「もう あっついわね」 季節は夏、昼間の炎天下にあぶられて夜になっても 気温は一向にさがらない、風でもあればまだ幾分 気持ち的にも楽になろうかというのに、風鈴も宝の持ち腐れ でもなんといっても一番の問題は、家の電気系統が壊れてしまった現実 そう 冷房が効かない    最悪 それでも しばらくは窓を開け放って部屋で我慢大会の参加者のごとく がんばってはみたものの   も う 限 界     【夏の夜の・・・】 夜で人目もないだろうから、寝巻きがわりにきているT-シャツに短パンの軽装で 私は夜の散歩へでることにした 別段にあてがあっての散歩ではない、とくかくあの蒸し風呂のような部屋から 逃げ出したいだけ 適当に角をまがって進んでゆく 歩いていると多少なりとも風を感じるのか、結構な距離をあるいたと思う 気がつくと中学校の前にたっていた そしてそこに人影があった    ...
  • 題名付き・あま~い短編
    ... 涼宮ハルヒの決意 夏の夜の・・・ 不治の病 未来 お揃い 『居眠り』 涼宮ハルヒの発熱 おとめごころ 長門と古泉 Strawberry Of Shortcake それって迷信じゃないのか? カンケリ 進路 年明けバカポー 凡人に泣いた日 ニチジョウ 従順なハルヒ 寒中暖あり ONE DAY ON THE SNOW ツンデレマフラー ピロートーク Pretty Devil Remedy of love 桜風 俺の右隣には アル雨ノ日ノコト 日常じゃない日常 4月1日の長門 結婚後の橘キョン アフター ザ ナイトメア ミッドナイト・コーリング アニマル涼宮(旧題動物シリーズ) バカップル保守 胸焼けプリン 朝倉涼子のグサデレ 魅惑の王様ゲーム 最後の王様ゲーム 喜緑さんinハワイ 頑張って朝倉さん 喜緑さんその3 喜緑さんその2 喜緑さんその1 犬を飼ってみた喜緑さん アホな会長さん...
  • 第四回SOS団ラジオ支部~深夜版~
    wawawa忘れもの~♪♪チャチャチャ!wawawa忘れ物~♪♪♪   ハルヒ「はぁい!こちらはSOS団ラジオ支部~深夜版~よぉ!」 古泉「昼間では絶対言えない」 みくる「あなたの夜のお悩みを」 長門「私たちSOS団が解決する・・・」 キョン「てなわけで・・・深夜ラジオ支部SOS団をヨロシク!」   古泉「今日は全員揃っていますね」 みくる「この方が落ち着きますぅ」 長門「ゲスト・・・・・・」 キョン「あっ!俺休んでいたから呼ぶの忘れたよ・・・」 長門「そう思って私が再構せ・・・もといゲストを呼んだ・・・」 ハルヒ「流石ね有希!みくるちゃんも見習いなさい!」 みくる「ふぇぇぇぇぇ」 長門「では紹介する・・・おでまし・・・」 ダダダダダダァーダダダダダン!!   朝倉「うん♪それ無理」   キョン・古泉・ハルヒ「なっ!なんだってぇ!!??」   長門「私が再構せ・・・・...
  • あなたと仲良く
    「いいですか、朝比奈さん。あまり視覚を頼りにしないで、心で感じるんです」 「はぁ・・・」 「ジーッと見てもダメです。パッと見てパッと離す。それでなんとなくは分かる筈です・・・よ?」 「はぁ・・・」 「・・・」 「・・・」 ・・・おっす、オラキョン。今回も何かよく分かんねぇことになってるぞ。 などと、キャラを変えてみても、この状況は打破できない。俺は今、ある意味では東大の入試問題より難しいことを、朝比奈さんに教えようとしている。 「それでは、部室に入って、長門の顔を見てみてください」 「はい・・・やってみます・・・」   小学2年生のときの担任の先生は、逆上がりの出来なかった俺に対して言った。 「だからね!こうちゃんと鉄棒を握って、タタタッって助走して、ポーンって踏み切るの。そしたらクルッって回るから。じゃぁやってみなさい」 そんな感覚的な説明で分かるわけ無ぇだろ!と子供心ながらに思ったのだ...
  • ウィザード オブ レニーデイ
    いつものように、閉鎖空間へ入った僕は、いつもと違うその光景に驚きました。 空間の灰色はいつもより白寄りで、『壁』も少々柔らかくなっていました。 それは別に気になることではありませんが、驚くべきはそこに現れたモノです。 《神人》が現れるのを察知した僕達は、その方向へ目をやりました。 しかし、そこで破壊を行っていたのは、《神人》ではなく・・・   青い、獣でした。   「あれは・・・何ですか?」 僕が仲間の一人に聞くと、その人は「解からん」と答えました。 まぁ当然でしょう。僕に解かっていないのに他の人が解かっている筈がありませんから。 「いつもより慎重に対処しよう。行くぞ」 仲間の一人のこの言葉で僕達は、力を解放し赤い玉に変身しました。 その獣は、《神人》に比べて動きは素早かったものの、強さは《神人》とさほど変わらず、意外にあっけなく倒されました。 そして、閉鎖空間が崩壊したとき僕は・・・いえ...
  • 夏の少女
      夏休みが始まり数日経ったある日のこと。 午前八時半。 僕はSOS団お馴染みの待ち合わせ場所にいた。蒼穹に浮かぶ真夏の太陽は、まだ朝だと言うのに灼熱の光を惜しみなく地上に降り注いでいる。 今日は言わずと知れた恒例の不思議探索の日。いつもと違うのは虫取り網と虫かごを持っていることだ。 本日は涼宮さんの思いつきで、近所の公園でカブト狩をすることになったのだ。 なんでも、レアな大物を見つけてオークションで売りさばき、SOS団の今後のイベント資金にするつもりらしい。 こんなところにレアな大物がいるとは思えないが、涼宮さんのことだからそれはきっと上辺だけで、単に皆で虫取りを楽しみたいだけだろう。 それにしても、七月は色んなことがあったな。SOS団としての活動でという意味ではなく、個人的な意味で。 長門さんをかき氷屋に誘ってから、彼女とは随分話す機会が増えた。喜ばしいことだ。 二度目に誘った時なんか...
  • 古泉一樹の青春
    「ねぇ、キョン?最近古泉君おかしいと思わない?」 ハルヒは団長席に座り頬杖をしながらパソコンを弄りつつ俺に言った。 「ああ、お前もやっぱそう思うか?」 確かに最近の古泉はおかしかった。少年エスパー戦隊の古泉がまともか?と言われりゃまともじゃないだろうが、最近団活を欠席しがちなのだ。俺が“例のバイトか?”と聞いてもデフォルトのニヤニヤ笑いのまま「違いますよ」と言うだけだ。何かがおかしい。 「キョン!これは事件よ!きっと何か大変なことに巻き混まれんだは!」 「大変なことってなんだよ?」   それを聞くとハルヒは目を輝かせて答えた。 「きっと誘拐とかなんかね!犯人に口止めされてあたし達に言えないのよ!」 まったくこいつの発想には脱帽だ。どうすりゃこんな話しになるんだか。 「ただ忙しいだけだろ?家の用事とかで」 「違うわよ!家の用事ならそう言うでしょ。でも古泉君何にも言わないんだ...
  • 夏の夜空と家無き子
    もくじ     「んー…今日も良い天気ですね」   学校の屋上は密かにお気に入りの場所です。 行くと決めた日は誰も登校してないくらい早く学校に行き、のんびりと空を見る。   「…最近は閉鎖空間ばかりで睡眠優先でしたからねぇ」   久しぶりだなぁ、ここに来るのも。 まだ太陽も上がりきっていないせいか、夏の空気は程よい温かさとなっていた。   風が気持ちいい。   フェンスから町を見て、ひたすらにボーッとする。 時間を忘れるほどに、次第に暑くなるのも気が付かない程にその行為に夢中になる…まぁボーッとするだけですが…   しかし、それも何時もならばのことである。   風が気持ちよくないわけではない。 別に自分の体調が不良だとかそんなわけではない。   いつもの屋上と、今日の屋上を比べてはっきりとわかるイレギュラー要素。     …なんであんなところにダンボールハウスがあるんでしょうか。    ...
  • SOS団ラジオ支部~深夜版~ 
    wawawa忘れもの~♪♪チャチャチャ!wawawa忘れ物~♪♪♪   ハルヒ「はぁい!こちらはSOS団ラジオ支部~深夜版~よぉ!」 古泉「昼間では絶対言えない」 みくる「あなたの夜のお悩みを」 長門「私たちSOS団が解決する・・・」 キョン「てなわけで・・・深夜ラジオ支部SOS団をヨロシク!」   ハルヒ「キョン!今日の特別ゲストは誰なのかしら?」 キョン「今日は初回放送だから大物を連れてきたぜ!」 みくる「うわぁ楽しみですぅ」 キョン「それでは紹介だ!入ってきてくださーい」 ダダダダダダァーダダダダダン!!   谷川流「こんばんは!」   キョン除く一同「なっ・・・なんだってぇ!?」   キョン「初回放送の記念すべき第一ゲストは、俺たちの生みの親の谷川流さんだぁ」 ハルヒ「ちょ・・・ちょっと!大物すぎでしょあの人は」 古泉「僕たちの生みの親ですからねぇ・・・」 み...
  • スペシャルデイ
    今日は12月31日。 今年も今日で終わりだ。 さて、明日、1月1日といえば、お正月だ。お正月といえば、何と言ってもおせちだ。   俺はおせち料理が好きなので、毎年のごとく、31日の夜はなぜか嬉しい気持ちになる。 しかし、その楽しみな気分に浸かって、適当にカウントダウンのテレビを見ていると、 携帯が鳴った。 見ると、涼宮ハルヒ と出ていた。やれやれ、今年の最後くらい ゆっくりさせてくれんかねぇ、と思いつつ電話に出た。 「もしもし?」 「あんた明日の朝、暇?」 全く、こいつはいつも用件をいきなり言うよな。 「朝って、どのくらいだ? 10時とかか?」 元旦くらいはゆっくりしたいと思ったが、まあ10時とかなら時間的にも余裕だし、 どうせ午前中は家にいてもやることは特にないしな。   「そうねぇ・・・8時くらいかしら」 8時って・・・AMの8時だよな? 朝っていってたし。 しかし8時ってどういうこと...
  • 夢の中なら
        トンネルを抜けるとそこは雪国だった。 という有名な一説をご存知だろうか。これは川端康成が1937年に出版した「雪国」の冒頭部分である。 いや、今はそんなことを話している場合じゃなかった。 雪国やら川端康成やらはどうでもいいんだ。ひとまず俺が話さなきゃいけないのは今自分が置かれている身の上についてだ。 そう。 まぶたを開くとそこは閉鎖空間だった。 上半身をガバッと起こす。俺は地面にそのまま寝ていたらしく、身体の節々が痛い。 ・・・・・・待て待て。この状況はなんだ?どうして俺はまたこんなところにいるんだ。ホワイ、なぜ? 「もしかして昨日俺なんかやっちまったか?」 だが必死に頭をフル回転させて考えてみたが、思い当たる節何もは無かった。 学校に行って、つまらん授業を受けて、文芸部室に行って、古泉とボードゲームに興じる。 夜には飯だの風呂だの明日の英語で当てられそうなところの予習だのを...
  • ウィザード オブ サムデイ
    サンタクロースをいつまで信じていたかなんてことはたわいもない世間話にもならないぐらいのどうでもいいような話ですが、それでも僕がいつまでその夢のような老人の存在を信じていたのかと言うと、まぁ・・・5歳ごろまででしょうか。 そして宇宙人や未来人や・・・その他諸々が本当はこの世界に存在しないと気付いたのも、小学校にあがる前の話です。 特にそれらに居て欲しい、存在して欲しいと考えたことはありません。それになりたいと思ったことも。 しかし、そういうものは求めている人より、求めていない人のところへやってくるものなのかも知れません。 まぁいろいろあって僕は、なりたかった訳でも無いのに超能力者となり――、 涼宮ハルヒと出会いました。 これが偶然などでは無いことを、僕は知っています。 それは高校生活2回目の夏休みのことです。 この猛暑をかの松尾芭蕉ならどう形容するのか、気になるところですが現代にそれを知...
  • 高校生クイズ
    SOS団の5人で下校していたときのことだ。 俺達の先頭を行っていたハルヒが、帰り道にある電気屋の前で何故か立ち止まった。 「どうしたハルヒ?」 「別に、テレビがあったから。なんとなく」 サイズ違いのテレビが5台、外に見えるように展示してある。全て同じチャンネルに合ってるもんだから、見てたら目がチカチカしてくる。 「クイズ番組のようですね。以前見た記憶があります」 古泉がいつものようにニコニコ、いやニヤニヤしながら言った。そのくらい俺でも見れば分かる。以前見た記憶も無い。 「あ、これの答え3じゃない!?」 「え?これは2じゃぁ・・・」 「僕は・・・4かと思いますが」 ハルヒと朝比奈さんと古泉で勝手にクイズ大会を始めてしまった。・・・まぁなんとなくオチは読めるんだが。 『正解は・・・1番で~す!』 テレビの出演者が「え~」っと声をあげる。おっと、出演者だけじゃ無かった。 「え~?何で何で!?説...
  • ハートレスエンジェル
    大きな白い翼で空を飛ぶそれは、まるで天使のようだった。 だが、そいつは幸福を届けるエンジェルでは無い。 敵意を湛えた目が俺を捕らえる。 解かってる。 逃げることは出来ない。 この戦いは避けられないんだ。 夏。それが待ち遠しかったような頃が、俺にもありました。 「暑い・・・暑すぎる・・・」 俺の言葉とは関係無く、太陽は容赦無く熱と紫外線を放射し続ける。 俺はこの暑い日にも、SOS団団員の義務としてこの部室に来ている。本音を言うといますぐ家に帰ってクーラーの効いた部屋で寝たい。 当然だろう?人間だったらそう思う筈だ。 「畜生・・・太陽なんか爆発しちまえ・・・」 「そんなことになったら、人類は滅亡ですよ」 古泉が微笑みながら言う。 うるせぇ、解かってるんだよそんなこと、いちいち突っ込むな! と言ってやりたかったが、それに使うエネルギーがひどくもったいないように感じられ、俺はそっぽを...
  • 涼宮ハルヒのX-FILES <終章>
    ストーリー参考:X-FILES シーズン1「三角フラスコ」 X-FILE課が設立された後、あの長門が俺たちを殺そうとしたり、 喜緑さんが俺たちを救ってくれたり、『機関』のスポンサーが アメリカ政府になったことを鶴屋さんに告げられたりと、 俺の周りではSOS団時代と違った新しい歯車が回っている事を 常に気にせずにはいられなかった。ただ、ハルヒとそのことに ついて話し合ったことはなかった。お互い、『何を信じればいいのか』 ということが胸につっかえていたのだろうと思う。 そしてついに回っていた歯車は急速にスピードを上げ、俺たちの 前に危機として襲い掛かってきたのだった・・・ 一台の車がパトカー2台とカーチェイスを繰り広げている。車は暴走したかの ごとくスピードを上げ倉庫が立ち並ぶ場所へと逃げ込んだ。 『応援を送ります。現在位置を報告してください。』 警察無線がけたたましく鳴る。 「現在エイ...
  • 普通短編71
    キ「好きだ」 ハ「///」 キ「(プリンじゃなくてプチダノン食ってる!?)」 プチデレ=もう何も言うまい   キ「長門、可愛いな」 長「・・・」 キ「(長門の体が金属になっていく!?)こ、これは」 コンコン キ「チタンか」 長「そう」 ちたデレ=デレると体がチタン化する。じつは頬が赤くなるのを見られたくないというテレ隠しである。 亜種も多々ある。     キョン「今日という今日は頭に来た!SOS団なんて辞めてやる!」 いってやった・・・どうせ怒鳴りつけられるんだろ? ハルヒ「・・・・・・いいわよキョン・・・さよなら」 えっ!?今あいつはなんていったんだ?? ハルヒ「出て行きなさい早く・・・SOS団辞めるんでしょ?」 聞き間違いではない・・・どう対応をとればいいのだろう 古泉「あなたとは気が合いましたが残念ですさようなら」 長門「さよなら」 みくる「キョン君・・・残念ですけど・・...
  • 涼宮ハルヒの共学 3
    2人の絶叫だけが長門の部屋に残り、俺たちは奈落の底に落ちていった 永遠とも思える落下の後、ドスンと落ちた俺は腰を打ちつけていた しかし思ったほど衝撃は少ない やれやれと思って立ち上がろうとしたら、上からハルヒが落ちてきた ぐえっ 「アイタタタ・・・・・・」 おいハルヒ、早く下りてくれ。かなり重いぞお前 「ハァ?女子に向かって重いだって? あんた、全地球人類を敵に回すつもり?  それとも何よ、あたしが重いって言うの? 重い女は嫌いって事?」 いやハルヒさん それとこれとは別でしょう ただ上から落ちてきただけですから 「やっぱちょっとダイエットすべきかなー。あたしさー、最近もしかしたらみくるちゃんより重いかも知れないのよね  ねえキョン、どう思う? あたしもうちょっと痩せた方がいいの?まあ・・・あんたがそう言うんなら、頑張ってみないことも...
  • 何よりも宝物
    「キョン君、おきてーーー」 「ぐはっ」 いつもどおりの起き方。なんだかんだいってこれになれてしまっている自分が怖い。 今日は日曜日。今日は奇跡的にSОS団の活動も無く、かといって特にやることも無い。まあ今日はだらっ~と過ごすか、とそんなことを考えていた矢先だった。 携帯がなる。嫌な予感がする。メールだ。 [ハルヒ] これを見たとき、ああ、俺には休みというものが無いんだとつくづく思った。 内容は「キョン、今日暇?」 それだけ。 前にも書いたとおり、まあとりたててやることもないので暇、と送り返す。 こんなときにその場で嘘を言って休めない自分が嫌だ。 まあハルヒのことだ。どうせ用事があってもSOS団がなんたら・・・で無理やりこさせるだろうが。 俺が「暇」の一文字を送ってから5分くらいして、メールが来た。ハルヒからだ。 どうせミーティングか不思議探しなんかだろうと予想していた。 ...
  • 繋がる絆、変わりゆくもの
    太陽が本領発揮し過ぎ感が否めない茹だるような暑さの8月、 自宅から10分ほど離れたビルの一室にある仕事場で夏の休暇を前におれは一人黙々と仕事に励んでいた。 時刻は昼前、本来ならハルヒや有希も一緒なのだか子供達が夏休みであるためハルヒは自宅に、朝は一緒だった有希は一時間ほどで自らの仕事を全て片付け早々に自宅に戻り、今はハルヒと共に昼食の支度でもしているのだろう。 仕事といっても休暇前の残務処理が残っている程度であり、まぁ、幾分のんびりとした気分で残りの仕事を片付けていたわけだが、そんなのんびりした雰囲気も一本の電話で脆くも崩れさることになる。   昼を少し回った頃そろそろ自宅に戻り昼食にしようかと思い始めたとき唐突に携帯がなりだした。 着信はハルヒからで飯が出来たから早く戻れ!なんて催促だと思い出てみると、いきなり耳元に大音量か響き渡った。   ハ「キョンっ!大変なのっ!ハルカとハルキが...
  • 普通の短編置場
    ここには普通の日常系とかのSSを置いてください。   1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25   26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50   51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 61 62 63 64 65 66 67 68 69 70 71 72 73 74 75   【題名付き・短編保管庫】 1 2   小説 Please tell a final lie こわれてしまった少女のはなし 五月の風、ふぁいなる 艦長ハルヒ保守 寝ぐせ byキョン 長門有希のカラオケ 谷口と国木田の恋 長門有希の密度 ある日の活動 スタンド・バイ・ミー うちゅうせんそう ...
  • 普通短編2
    ~~~もしハルヒがアスカだったら~~~ ハルヒ「これこそが世界で初の、本物の、SOS団なのよっ!」 ハルヒ「キョンがオフェンス! 優等生がバックアップ! いいわねっ!」 ハルヒ「これを失敗したら多分、団長から降ろされる…行くわよ、ハルヒっ!」 ハルヒ「うるさいっ! 古泉君の人形のクセに! あんた古泉君が死ねって言ったら死ぬんでしょ!!」 ハルヒ「汚された…! 汚されちゃったよ………キョン……」 ハルヒ「死ぬのはイヤ…死ぬのはイヤ…死ぬのはイヤ…死ぬのは、イヤァァァァァッッッッ!!!」 ハルヒ「みくるちゃん! そこに居たのね、みくるちゃんっ! 分かったわ、閉鎖空間の意味! 私を守ってくれてるっ!」 ハルヒ「殺してやる殺してやる殺してやる殺してやる」 ハルヒ「・・・むー」 キョン「どうしたんだ?浮かない顔して」 ハルヒ「どうしたもこうしたも!SSの投下がないのよ!...
  • 涼宮ハルヒいじめ短編2
    ハルヒ「SOS団で野球大会に出ましょう!」 キョン「人数が足りないだろ知障。考えてから発言しろ」 ハルヒ「集めればいいじゃないの。そっちこそ頭使いなさいよ」 キョン「お前友達いないだろ? いや、話相手もいなかったか」 ハルヒ「……うるさいわねえ、じゃああんたが集めてきてよ」 キョン「お前の名前を出すと、クラスの十割方が逃げ出すって知ってるか?」 ハルヒ「知らないわよ。何よさっきから、機嫌でも悪いの?」 キョン「ああ、お前と一緒にいるからな。自覚がないって本当怖えよ」 朝比奈「あの、お茶入りましたけど」 キョン「お、ありがと朝比奈さん。聞いてくださいよ、ハルヒが――」       キョン「…掃除めんどくせ。 ハルヒ後頼む。」     ハルヒ「ぇ?嫌よ!! 当番何だからきちんとしていきなさいよ!」 キョン「は? 嫌われ者の癖になに言ってんの?こんな事でしか役にたたねぇんだからやれよ。」 ハル...
  • 笑顔記念日
    四月の下旬、俺達は二年生に無事進級していた。 ・・・いやまあ、「無事」というのは実際俺だけのことなんだが・・・。 クラス分けもハルヒの能力が発動しなかったのか、俺達SOS団は別々になってしまった。 別々といっても、俺とハルヒは一年の時から変わらず同じクラスである。 席も去年と変わらず、俺の後ろを陣取っている。何故だ?   気だるい授業の終わりを告げるベルが鳴り、HRもそこそこにその日の学業は終わった。 いつものように、俺はハルヒと共に部室に向かおうとしたが 「ちょっと職員室に用があるの、先に部室行ってて」 面倒くさそうにそう言うと、ハルヒは鞄を引っつかんで教室を出て行ってしまった。 ここでボーっと立っていてもしょうがない。部室に向かうとするか。 グラウンドで練習をしている野球部の怒声を聞きつつ、俺は文芸部室に着いた。 もうとっくの昔に、SOS団の団室と相成ってるがな。 俺は軽いノックを二回...
  • 鶴屋少女の孤独外伝 SIDE.E.
    - 鶴屋少女の孤独外伝 SIDE.E. -   ある夏の夜 皆で時を刻む   海辺で皆で花火大会   俺は、ハルヒと結ばれて 鶴屋さんとは、ずっと親友   「ちょっと、夜風を浴びてくるさ」 そうやって一人席を立つ鶴屋さん   俺は黙ってその姿を見る 「何やってんのよ」 「へ?」 「行ってあげなさいよ」 ハルヒがそう言って俺をにらむ   「ああ、そうだな」   「どうしたキョンくん?」 「いえ、ちょっと俺も疲れただけです」 「……そっか」 「鶴屋さん?」 「キョンくんの嘘つき、ずっと一緒にいてくれるって言ったのにさ」 「ごめんなさい」 「……なんてね」   鶴屋さんはそう言って 夜の闇の中、俺を振り向く   「あっかんべ」   その笑顔はいつまでも変わらない    END of END -
  • 涼宮ハルヒの共学 2
    その2 俺とハルヒの前に姿を現したのは佐々木だった ニッコリ微笑みながら、静かに歩いてきた おい佐々木 お前がこの閉鎖空間を作り出したのか? 「僕は閉鎖空間とは呼ばないがね。君がそう呼びたいのなら否定するつもりはない」 お前が作った閉鎖空間の中にどうやって自分が入れるんだ? 「はっはっはっ  キョン、君は何でも自分を中心に考えてはだめだよ  僕もあれからいろいろ話を聞いて、それなりに勉強したんだ  君たちの事も、僕の事も、そして橘さんや藤原さん、周防さんの事もな  僕と涼宮さんがあそこから飛ばされたのにもきっと理由があると思う  涼宮さんをあの中に入れない方がいいのなら、それができるのはおそらく僕だけだろうからね」 俺は無意識にハルヒをかばうように立っていたが、俺の腕のすり抜けてハルヒがわめいた 「ちょっとあんた、これは...
  • 涼宮ハルヒのX-FILES <クリスマス・イブ>
    ストーリー参考:X-FILESシーズン6「クリスマス・イブの過ごし方」 早いもので今年ももうクリスマス・イブである。 ハルヒとX-FILE課を設置してから色々な事件があった・・・ それらの嫌なことをすべて雪が洗い流してくれると思いたい。 さて、俺のクリスマス・イブの予定だがあいにくハルヒとの 約束は無い。 なぜなら成長し朝比奈さんに似るようになった妹がクリスマス頃に 遊びに来る予定だからだ。 成長した妹との再開が楽しみであり、毎日のように顔をあわせている ハルヒから逃れるのもいいだろう・・・と、考えたのが甘かった。 クリスマス・イブの昼、ハルヒからメリーランド州のある屋敷の 前に夜来るように電話が来た。 もちろん『来なければスキナー副長官のカツラ用にあんたの髪の毛 刈るからね!』ときたもんだ。 しかし、あいかわらず上司のことを無礼に言うな、こいつ。 ~メリーランド州 古い洋館前 PM...
  • ママはTFEI 端末
    「起きなさい」 ある朝、その声で俺は目を覚ました。母親と思わしき人物が下の階に下りていく足音が聞こえてくる。 んん・・・? 何か違和感を覚えるが、寝惚け頭では何も考えられない。 そういや妹が珍しく来なかったな。風邪でも引いてるのか。 とりあえず顔を洗おうと思い下の階に行く。そこで俺は度肝を抜かれた。 エプロンを着けた長門が台所に立っていたのだ。・・・どういうことだ。 「お、おい。長門」とりあえず声を掛けてみる。 「お早う」 「あ、ああ、お早う・・・じゃなくて! ここで何してるんだ!」 「・・・? 寝惚けているの?」 駄目だ、頭がおかしくなりそうだ。何故長門が俺の家で味噌汁を作っているんだ。 「いやいやいや、何で長門がここに・・・」 「母親を旧姓で呼ぶのは好ましくない。顔を洗う事を勧める」 棘のある声で言われたので、とりあえず頭を覚醒させるため洗面所に行く。 洗面所には既に妹が居たので、何故...
  • 普通短編56
    キョン「なぞなぞです。『彼女といるとたっちゃうのはな~んだ?』」 ハルヒ「はあ? あ、あんたバカじゃないの! (///)」 みくる「ふぇっ!? (///)」 長門「………エッチ (///) 古泉「『時間』ですか?」 キョン「古泉くんびんかーん!ところで何が『エッチ』なのかなぁ、長門ちゃん?(゚∀゚)ニヤニヤ」 古泉「何故みなさんは頬を赤らめているのですかぁ?(゚∀゚)ニヤニヤ」 ハルヒ・みくる長門(((くっ…こいつら…!!)))   キョン「もう、別れよう」 ハルヒ「へ!? な、なんでなんで!?私の事嫌いになっちゃったの!?」 キョン「いや… ピリリリリ♪ 古泉(キョ、キョンた~ん……) キョン「な、な~んちゃって!冗談に決まってんじゃーん!たははwww」 ハルヒ「ほっ、良かったぁ… もうっ!キョンがいない世界なんて私には必要ないんだからねっ!?(///)」 キョン「アハハハ...
  • キョンの告白
    皆「王様だーれだっ!」 ハルヒ「あたしよー!じゃあ1番の人、後ろ向いて振り返りながら大好きって言ってー!!」   おぃおぃ待てよ!1番ってまさか・・・ まさかではない。俺の持ってるものには間違いなく1番の文字が。   朝比奈「一番だーれ?」   俺は恐る恐るモノを持ち上げる。 キョン「あ・・・・・俺なんだが・・・」   その瞬間、空気が凍りついた。   しばらくして、古泉はやれやれ、といった様子で肩をすくめるとなぜか部屋から出て行く。 朝比奈さんも赤い顔をして妹を連れて部屋を出て行く。 長門はいつもどおりの表情で部屋を出て行く。   部屋には俺とハルヒだけ。   「なあ・・・ホントに言うのか?」   しばらくして固まっていたハルヒがようやく落ち着いたらしく、答える。   「え…あ…あぁ…た、ただのゲームなんだからねっ!!・・・は、はやく言いなさいよ!!」   やれやれ。本当はもっと後になっ...
  • 「涼宮ハルヒのビックリ」第五章α‐10 β‐10
    α‐10  午後の授業中、俺は考えていた。入団試験を受けた結果、新一年生は全員合格、俺だけ不合格になったらたまったもんじゃないしな。SOS団の活動内容を思い出せば簡単に解けるか・・・SOS団が設立されて役一年たつ。一般人にはありえないことがたくさんあったな。季節が変わるのも早し、こんな風に考える俺も年を取ったもんだ。  ようやく授業が終わり部室へと向かった。試験の前に早く朝比奈印のお茶を頂きたいもんだ。二、三杯飲めば頭もすっきりするはずさ。朝比奈さんにも事情を話せば快く向かいいれてくれるに違いない。そう思いながら部室の前に着きノックすると、中からは困惑したような声で迎えてくれた。  「キョンく~ん・・・」  朝比奈さんどうしたんですか。ドアを閉め中に入ると、  「テーブルの上に変なものが置いてあるんです。あの・・・長門さんに聞いたら来たときにはもう置いてあったって・・...
  • キョン無題11
    今日も、平凡な一日が訪れようとしていた。 いつものように授業を受け、いつものように弁当を食べ、そして、未来人、超能力者、 宇宙人、神様のいる部室へと向かう。   ドアを叩くと、部室の向こうから「はぁ~い」という可愛らしい声が聞こえる。 myエンジェル、朝比奈みくるさんだ。 「おいっす。」 部室に入った瞬間、罵声が聞こえる。 「遅いわよ!キョン!」 ・・・この学校、いや、全世界において厄介な女、ハルヒだ。   「早く座りなさい、今、いいこと考えたから!」 ハルヒのこの言葉に、古泉、朝比奈さんの目に不安な色が現れる。 長門は・・・まぁ、いつもどおりだ。 「で、何を思いついたんだ?」   「肝試しよ!!!」 「・・・・は?」 思わず間抜けな声が漏れてしまう。   「ちょっと待てハルヒ、今、11月だよな。」 「ええ、そうよ。」 ・・・あれ?俺の頭がおかしいのか?本来肝試しは夏にやるような気がするん...
  • 朝比奈みくるの挑戦
       この仕事で最初に貰ったテキストに書いてあったこと 「時空管理者が恋をした場合の選択肢は、記憶を失うか心を殺すことである」    高校卒業の後、元の時間にもどったわたしはがむしゃらに努力してそれ相応の権限を手に入れました。  そしてあの時代に干渉した結果、規定事項はすべて遵守、今の未来も確定してわたしの仕事は終わりました。  わたしに残ったのは、過去の記憶と現在の管理局トップとしての地位。  ここは広大な敷地にある図書館の館長室。 「機関の提案に対して、情報統合思念体は同調することにした。あなた達の結論を聞きたい」 「わたしたちも賛同します。今回の提案は、こちらにも利あるものですから」  話し相手は長門さん。アカシックレコードとすら評されるこの図書館の館長をしている彼女の正体を知るひとは少なく、知る人にとってはこの建物の二つ名は皮肉ですらあります。  配属前の研修生として一度だけお...
  • 愛しき、七夕の日に
    俺は今無心にキーボードを叩いている。 今週末にある会議の資料を作成するためだ。 31になった俺はまあそれなりの役職に着き、会社に対し奉仕活動を続けている。 大学を適当に過ごし、適当に卒業し、適当な就職活動で内定を手に入れた会社がここだ。 根気の無い俺がどうしてここまで、辛抱強く奉仕活動を続けられているのかというと 俺には妻と子供という守るべき存在が出来たからさ。 「愛しき、七夕の日に」 残業を早々に切り上げ、俺は帰路に着く。どれだけ疲れていても足取りは軽い。 家では愛する妻と目に入れても痛くない我が子らが待っているからさ。労働のよる疲弊なんて何のそのだ。 そして数年前に必死こいて購入した我が城、マンションに着いた。 オートロック式の自動ドアを鍵で開け、エレベーターに乗って家がある階のボタンを押す。 「ただいま」 帰ってきた時の挨拶はなるべく明るい声で言う事にしてる。何故かと言うと 「お...
  • 涼宮ハルヒの共学
    涼宮ハルヒの共学 何か胸騒ぎがする それもものすごくイヤなヤツが ゆっくりと窓の外を流れる見慣れた景色を眺めながら 俺は安易に単独行動をしてしまった 相変わらず行き当たりばったりの自分の行動力を悔んでいた 俺は今、鶴屋家差し回しの車の助手席に乗っていた 運転しているのはあまりよく顔を知らない、鶴屋家の使用人だった これが新川さんならば ものの1分もかからずに到着できるぐらいの近距離なのだが 鶴屋家の運転手さんはひたすらゆっくりと まるでリムジンでも運転するような丁寧さで車を走らせていた 鶴屋邸から長門のマンションまでは車ならそう遠い距離ではない なだらかな下り坂を下りていると、見慣れたレンガ造りのマンションが見えてきた もうすぐだぞ長門 ハルヒに古泉、朝比奈さん 早くみんなの顔が見たくて焦る 横道に逸れてしばらく走れば長門のマンシ...
  • 「涼宮ハルヒのビックリ」第六章
    第六章  虹色に輝くオーパーツ。その光がやみ終える。  「変な気分だ」  「ええ、無理も無いでしょう」  部室を出て、二人は長門の住むマンションにと向かった。ここ数日分のの記憶が二つ存在している。むこうの世界の俺がそう判断したんだからしょうがない。こうなることが分かっていたら、俺はどうしていただろう。くだらないことしか思いつかない。同時刻にチェスと将棋で古泉を打ち負かしてやるってのはどうだ。  こっちの世界・・・正規の世界では俺は無様にも何もすることが出来なかった。長門が倒れている中で古泉や喜緑さんに頼りっぱなしだった。しかし向こうの世界では少しは貢献できただろう。しかも今回は長門と古泉が毎度のように奔走する中、あの朝比奈さんが許可なしでは禁止されている時間移動をしてみんなを助けに来た。そしてSOS団に対する俺の気持ちが分かったような気がする。そう考えると同じ記憶を持...
  • 涼宮ハルヒの共学 4
    さすがのハルヒもめまぐるしい出来事に疲れを見せていたが 俺にはもう1つだけやる事があった 通りがかったタクシーを呼び止め、鶴屋さんの家に向かった 車の中で初めて知ったのだが、もう夜の11時を回っていた ハルヒがうとうとしかけた頃、タクシーは鶴屋邸の前に止まった 俺は代金を払ってハルヒを車から降ろし、悪代官の象徴のような玄関に立った チャイムを鳴らしてしばらく待つと、着物姿の鶴屋さんが出てくれた 「やっほーハルにゃんにキョンくん、ずいぶん遅かったにょろね」 はい、遅くなってしまいました これ何とか見つけましたのでお返しします 俺はハルヒが握っていたオーパーツを鶴屋さんに返した 「ほーっ、探してくれたんだーありがとうねキョンくんっ!」 いえあの、探してたって言うか偶然見つかったって言うか 「まあいいさっ!無事に見つかったんだし、これ...
  • 涼宮ハルヒのユカイなハンバーガー(前編)
      「ドナルドを探しに行くわよ!」 一週間の学業が全て終了したという、達成感と脱力感に満ち溢れた金曜日の放課後。俺は慣性の法則に基づいて文芸部室へ向かい、小泉の持ってきたチェッカーなるボードゲームでだらだらと時間を潰していた。朝比奈さんの御手から差し出されたホット聖水をありがたく頂きながら、相変わらずゲームに弱いニヤケ面から三回目の勝利を奪い取ろうとした刹那、パソコンの画面とにらめっこを興じていた我らが団長様が唐突に宣言した。ドナルド?誰ですか? 「あー、ハルヒよ。お前が言っているドナルドってのは、夢の国でネズミと戯れてるアヒルのことか?」 ハルヒのトンデモパワーによって瞬間冷凍された部室内で最も早く解凍することに成功した俺は、しぶしぶながらハルヒに質問した。損な役だと分かってながら演じてしまう己が情けないぜ。 「はあ?そのドナルドじゃないわよ。あたしが言ってるのは・・・ほら、こっちの...
  • 本命は誰だ
    私はキョンと付き合いだしてから三ヶ月になる。 告白したのは私。キョンによく我が儘を言うからOK貰えるなんて思ってなかったの だから勇気を出してみて本当に良かったと思ってる。 付き合い出してからの毎日は楽しいわ。まるで人生がかわったみたい! ・・・ただ一つだけ問題があるの。 三ヶ月付き合っててもキスで止まっちゃってるってこと。 私はもっとガンガン先に進みたいのに・・・。 もちろんそんなことキョンには言えないけどね。 あ、もう部室に行かなくちゃ   「ごめーん!!掃除当番だったから遅くなっちゃったわ」 私はいつもどおり勢いよく部室の扉を開けた 「すす涼宮さん!?い、今お茶いれますね」 ・・・驚いたのかしら?みくるちゃんらしいわねと思いながら私はキョンに話しかけた 「あれ?アンタとみくるちゃんだけ?」 「あぁ、古泉と長門は掃除当番だ」 「ふーん」 随分素っ気ない会話だけどそれは仕方ない。 だって...
  • 朝比奈みくるの挑戦 その4
     水先案内人が必要である。  過去へ、過去のわたし宛てに指示を送る。  時間の操作を行うことに罪悪感を感じていた時期もあった。必要悪だと割り切っていた頃もあった。  今は、何も感じない。ただ、やるべきことをやるだけ。笑うことも泣くことも忘れた。   「あ、気が付いた。おかえりなさい」  あいたた、ここはどこだ?なぜ朝比奈さんがここにいる?   「キョンくん、まずはかるく息を吸って。深呼吸して。」  落ち着いて周りをみると、ここは屋上前の物置。目の前にいるのは朝比奈(大)さんだ。  あなたがここにいるということは、やはりあの別世界の出来事は未来の既定事項ってやつですか。 「今は**月**日。お昼休みよ。」  確かに時計にもそう表示されている。あのハルヒは俺の希望通り時間移動させてくれたようだ。 「おちついたようね。まだ少し時間あるから簡単に事情を説明させてね。今回もキョンくんにお願いしたい...
  • サイレント・ホスピタル
    「そこにもう一つ、ソファーが欲しいわね」 それは、ハルヒのそんな一言から始まった惨事だった。 ハルヒのその一言のせいで、俺は古泉と二人でこのソファーを部室まで運ぶことになった。 学校に余ってるソファーがあったのは不幸中の幸いだ。ここに無ければハルヒは外まで探しに行かせるか、悪ければ新品を買わされることになったかも知れん。俺の自腹で。 しかし、こんなくそ重いソファーを持たされてよくそんな顔してられるな、古泉。仏の顔も三度までと言うが、こいつは何度何をやってもスマイル顔のままだろう。少々薄気味悪いが。 「遅い!何やってるの二人共!ちゃっちゃと運んじゃって!」 やっとの思いで部室棟の階段を半分上ると、ハルヒが上の階から怒鳴ってきた。やかましい。 相手は女というだけに「交代しろ」とも言い難い。忌々しい。 「はいはい・・・」 そう言うことしか出来ない自分を非常に情けなく思うね。 そして、事件が起...
  • 普通短編25
    古泉「1,2レス前で機関の予算調達の為に物販作戦を行ったのを覚えているでしょうか」 キョン「ああ、等身大抱き枕とかのあれな」 古泉「そうです。その最新試作品が完成したのでテスターに」 キョン「まだやってたのか。今度はなんだ?」 古泉「今回は朝比奈さんたちのお力をお借りして[未来の放送が聞けるラジオ]というものを作ってみました。」 キョン「朝比奈さんの協力が得られるなら普通に鶴屋さんとかに協力を求めればいい気が…ま、とにかく聞いてみるか」 プチン 「さあ、XXXX年度レコード大賞も、あとは大賞の発表を残すところとなりました!」 キョン「ほー、20年後もレコ大ってやってるんだな。」 古泉「そのようですね。興味深いです。」 「栄えある今年度のレコード大賞は…」 キョン・古泉「…」 「T・CHACKで[WAWAWA 恋のWAスレ物~I`M FORGOT A LOVE]です!」 キョン・古泉「…!!...
  • 不眠症候群
    こないだ涼宮さんが彼に告白して彼はそれをあっさりOKし、二人は付き合い始めた 彼らが付き合いだして僕は正直嬉しかった。 二人の関係は見ていてもどかしかったし、涼宮さんの恋が上手くいけば 閉鎖空間が発生しなくなるかもしれないと思っていたからだ。 けれどそんな考えは甘かった。 彼等はしょっちゅう喧嘩をするのだ。そうするともちろん閉鎖空間が発生する。 そのため僕はここ一週間ほどまともに寝ていない。 しかし授業中寝るわけにもいかないし、部活をサボるわけにもいかない。 なんでって?機関がそう指示してくるからだ。 そんなわけで僕は重い身体を無理矢理動かして部室に来ている。 いい加減だるい。早く帰って眠りにつきたい。 そう思いながら扉を開けた瞬間涼宮さんの怒鳴り声が聞こえた。 「そんなにみくるちゃんがいいならみくるちゃんと 付き合えばいいじゃないの!このバカキョン!!」 「俺は朝比奈さんにちょっかい出し...
  • 長門さんはロッテに興味持ったようです。
      9月28日その3 今日も中継があるので長門と朝比奈さんと一緒だ。 古泉は機関で見てるらしい。 ~1回表~ 長門「ハヤカーさんいい時に打った。」 キョン「あまりホームランは打たない選手だよな」 みくる「先制できるといい試合になりそうですよね」   ~6回裏~ 長門「サンデーナイスピッチング」 キョン「ちょっと捕まったな。」 みくる「相手投手も調子いいですね」   ~7回表~ キョン「行け!」 みくる「抜ける?」 長門「行って…」 ・ ・ ・ キョン「あ~取られちゃったな」 みくる「あと少しで抜けてましたねぇ」 長門「・・・・・」   ~10回表~ キョン「っしゃあ!」 みくる「勝ち越しですよ!長門さん!」 長門「ハヤカーさん大活躍…」 みくる「キョンくん熱いですね!」ニコニコ キョン「いやー興奮しちゃいましたよ」 長門「抑えが気になる」   ~試合終了~ みくる「長門さん、2位浮上ですよ...
  • 朝比奈みくるの挑戦 その3
       時空管理局の管理者達は、特殊な能力を持っている。  わたし達はTPDDを用いることで特定の時間座標に移動することが出来る。時間を一冊の本のようにみることができる。  時間平面上で座標を正確に把握できる。これは生まれつきの才能であるし、訓練で磨かれる能力。    わたしはある時から思うことがあった。  なぜわたしは自身の過去に干渉しないといけなかったのか。  涼宮さんの「未来人に会いたい」という願望によって、わたしはあの時代で彼女と出会った。  彼女の能力によって書き換えられる規定事項、それを守れるのは「わたし」しかいない。  そのために彼女のそばにいる当時の「わたし」とは別のそれより未来の「わたし」が重要な場面で干渉することになった。  でも、重要な局面でそれらを決定し実行したのはキョンくんでわたしではない。わたしは彼を導いただけ。  わたし自身がキョンくんに言った言葉。 「彼女の一...
  • 涼宮サスペンス劇場~メイドさんは見た~
                涼宮サスペンス劇場 静かなBGMと一緒にタイトルが出てくる。 文化祭1か月前。ハルヒが映画を撮ろうと言い出した。 ドロドロだが甘くかつシリアスなサスペンス映画だそうだ。 完成したので、SOS団他出演者で試写会をしている最中だ 私は朝比奈みくる。職業はメイドさんです。 今お世話になっているのは、投資家の鶴屋さんのお宅。 家主の鶴屋のお嬢様は、若くして投資家トップだったお父さんを亡くして後を継いでます そのため、いろんな投資家の息子から結婚を責められて大変そうです。 鶴屋嬢「みくるさんっ!塩・・プクク・・塩をまいておきn・・あっははは」 みくる「ふぁ~い」私は言われたとおりに塩をまいた。 塩をまくってことがよくわからないから玄関先にちょろっとまいた。 鶴屋嬢「みくるさ・・ププ・さん、今日のご飯はなんだい?」 みくる「ハ、ハンバーグです。おおお嬢様今日もしつこくされて...
  • SOS団コント
    旅館の宿泊部屋にて 布団が5人分敷いてある   ハルヒ「おお~~w 今日はここで寝るのね。 私ここ~!w」 古泉「はっはっは。よーし、じゃあ僕はここで!」 みくる「わーい、私はここーw」   三人とも小学生に戻ったかのようにハシャいでいた。おいおい、いい年して興奮するなよな。 長門はスタスタと歩いて布団に向かう途中、古泉を軽く踏みつけた。おそらく故意であろう。   バシッ! 古泉「ぶえ!痛いですよ~w」   長門も柄に無く興奮しているようだ。あいつのカワイイ姿を見れたのは儲けだ。 全員が布団に入り、うつ伏せになってみんなで向き合っていた   ハルヒ「こんな夜は語り合うわよ」 キョン「語らねーで寝ようぜ?電気消すぞ」   しかし興奮しているSOS団の面々が素直に寝付くわけもなかった・・・   俺は布団を一旦出て電気を消して部屋を暗くし、再び布団に戻って眠りにつこうとした   キョン(ハァ~・...
  • 古泉一樹の出会い
    「そう思わない?古泉君!」 「まったくその通りかと」 そう返した僕に彼は不満そうに話し掛けてきた 「お前は自分の意志が無いのか。何でもかんでもハルヒの言う事聞きやがって」 「僕は自分の意志で涼宮さんに同意していますよ?」 「俺には例の空間を発生させない為に無理矢理同意してるようにしか見えん」 涼宮さんに聞かれたら不味い話題のせいか彼は小声になる。 涼宮さんは朝比奈さんと喋り始めた・・・というか苛め始めたから 小声で話していれば彼女には聞こえないだろう。 「そんなことないですよ。 それに彼女が考えることは面白いことばかりじゃないですか?」 「あいつの考えてることは人に迷惑かけることだけだろ。」 「ちょっとみくるちゃん暴れないの!!」 いきなり涼宮さんが叫ぶ。 彼はそれを合図かのように椅子から立ち上がると涼宮さんを止めにはいった。 確かに涼宮さんの機嫌をとるために彼女の意見に賛成することはある...
  • エロ物無題3
    「長門、何読んでるんだ? いつもの部室でキョンが長門に声を掛ける。 「・・・本。」 本に目を落としたまま返事をかえすという素っ気無い態度をとる長門。 「どんな・・・本だ?」 キョンが少し声を荒げて質問を繰り返す。 「・・・ユニーク。」 パーーーン! 一瞬の出来事であった。 長門が返答したのと同時にキョンは長門の読んでいた本を平手で叩き落す。 キョン「てめぇな・・・・・」 キョンが・・・怒っている? さすがに無表情な長門にも、顔には焦りの色が見えた。 「・・・理解不能。」 長門がキョンの顔を見上げて小さな声で訴える。 「ああ、こっちもお前がなに言ってるのかわかんねぇ。」 キョンは部室の椅子に座ってる長門の髪の毛を引っ張り無理矢理椅子から立たせる。 「・・・・・・理解不能・・・。」 長門はうっすらと目に涙を浮かび上げながら、何かを訴えるようにキョンの顔を見つめる。 「・・・ど...
  • 「涼宮ハルヒのビックリ」第四章α‐8 β‐8
    α‐8  「キョンくん、ただいま!」  玄関に入るや否や、妹がかけよってきた。おいおい、ただいまではなくて、おかえりなさいだろ。やっと小学校最上学年にもなってそんな調子でいいのか。こんな時にも、機関の関係者が俺たちを警備しているに違いない。俺の部屋に入ろうとする妹を退け、ベッドに飛び込んだ。なんだってんだ、SOS団に入団希望者が来てただ事ではない事件が起きようとしているのに、長門のあの言葉。  「キョンくん、ごはんだよ!」  悩んでも仕方ない。後で長門に電話するか。夕食を終えた後、部屋へと戻り、長門に電話することにした。  スリーコール待たされた後、  「・・・・・・・・・」  「長門、俺だ」  「・・・・・・・・・」  相変わらず無言の相手に、俺は続けた。  「今日のことなんだが、どういうことか説明してくれないか」  「あなたが九曜周防と呼称される...
  • 夏の日より エピローグ
     エピローグ  ……暑い。  俺の意識が最初に感知したのは不快感であった。前髪が汗でべったりと額にくっついている。うだるような暑さ。俺は否応なしに目を覚まし――そう、確かに俺は目を覚ましたのだ。眼は見慣れた、自分の部屋の天井を映している。何度見上げたか解らない自室の天井。俺はその不思議さよりもまず汗が気持ち悪くて、手の甲で額を拭った。拭った手を目の前にかざすと、寝汗でキラキラと光っている。  俺が横たわっていたのは、もう何年使っているか解らない俺のベッドであるようだった。水色のシーツ。もちろん他に目覚めるべき場所のあてなどなかったわけだが、この時の俺には、その当たり前のことがひどく新鮮なことのように感じられた。ごろりと寝返りを打つと、勉強机の上にほったらかしになった夏課題が見えて、床にはシャミセンがべったりと伸びており、ここが正真正銘、自分の部屋であることを示していた。外の様子はカ...
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