涼宮ハルヒのSS in VIP@Wiki内検索 / 「殺し屋ですのよ」で検索した結果

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  • 殺し屋 キョン
    文字サイズ小で上手く表示されると思います    その男は、普段は温厚な青年にしか見えなかった。  人当たりもよく、基本的に従順。  波風立てるような行為に興味を持つ事も無く、平凡な人生を歩む事を好んでいる様に思える。  ……だからこそ、彼の本性に気づく者は少ない。  そして、不幸にもその事実に気づいてしまった者は生き延びる事はできないのだろう。  今の、自分の様に。  殺し屋 キョン  彼の中に羅刹が住むことに私が気づいたのは、彼がその行為に及んだ後だった。  結果として、私が今もこうして生き延びていられるのは運がよかっただけの事としか思えない。  悪夢としか思えないあの日以来、私はあの男を常に避け続けてきた。  だが、それももうすぐ限界を迎えるだろう。  何故なら、彼の目にあの日と同じ「決して目的を達成するまでは行為を止めないであろう決意」を 見てしまったのだ。  このままではい...
  • お題+他 目次
    トリップ ◆1/dtGJfhU6.F ◆TZeRfwYG76(企画用) ◆Yafw4ex/PI (旧トリップ仕様)   以下のSSは全て文字サイズ小の環境で編集しています 背面が灰色になっているSSがあるのは仕様です(等幅フォントを使いたいので書式付き設定)     更新SS  11/22 未来の古泉の話   11/6 簡単でおいしい!おかずレシピ「キョンの夕食」 7食目 「ふわふわ」「天麩羅」   10/25  罪の清算 「朝比奈さん大活躍(微糖)」 「かんざし」 「時限爆弾」 言いたい事は言えない話         停滞中の連載SS   甘 1 甘甘 2 カカオ → IFエンド 「これもまた、1つのハッピーエンド」 注意! 欝展開あり 3 甘甘甘 4 HERO  5 「お酒」「紙一重」 *微エロ注意     森さんと古泉の話  カプ:森古泉 注意! 森さんのキャラがオリジナル設定...
  • ハルヒがキョンを夢の中で殺しているようです。
    鬱グロ注意   [朝比奈みくる編]      最近キョン君の様子がおかしいです。何か変です。もうかれこれ1ヶ月も休んでます。どうしたのでしょう?    もう一つ変な点があります。それは涼宮さんです。何故かキョン君が休んでいるにも関わらず特に心配している様 子もなくお見舞いにも行きません。これはおかしいです。絶対に何かあります。そう思ってわたしは長門さんと古泉く んに相談してみました。 「実はここ一ヶ月の間、彼はずっと自宅から出ていません。窓にはカーテンがかけられていて中の様子を確認できま せんでした。家族の方々にも伺ったのですが、ずっと閉じこもったままでいるんだそうです。そしてこれが最も気に なることなのですが、どうやら一ヶ月前の閉じこもる前日から毎晩うなるような悲鳴が聞こえてくるんだそうです。 恐らくこれは大変危険な状況でしょう。何とか手を打たねばもしかすると彼の命が……」 「そんな……...
  • SOS団は無職のようです
      1.SOS団の無職  無職人生の始まりの1話。  キョン妹が公務員試験第Ⅲ種に受かってるので、時期は10月くらいだと思います。   2.SOS団の無職2  SOS団はみんな元気です。  やろうと思えばなんでもできます。不可能なんてないんです。免許だってとれます。たぶん。   3.SOS団の無職3  不必要なほど、周囲に対して過剰に申し訳なく思ってしまうことってありますよね。  自分では 「もうダメだ!」 と思っても、でも大丈夫。  けっこうみんな、そんなのさして重大だとは思っていないですよ。   4.SOS団の無職4   こないだラーメン屋に行った折。後ろの席に座っていたカップルの彼氏が、「いつまでも子供心を持ち続けていたいよね」と言ってるのを聞いて、ラーメン噴き出しそうになりました。  子供心を持ち続けるどころのレベルじゃねえよ。ロマンチストぶってんじゃねえよwww  今回の話の中...
  • 笑顔は癖のような感じですよ
    「お疲れ様、古泉」 閉鎖空間で一仕事を終えると、森さんが黒塗りの車にて僕を待っていた。 「これから会議…ですか?」 「その通り。よくわかったわね、『機関』にも慣れてきた…ってところ?」 バックミラーに映った森さんの整った笑みを一瞥すると、 「いえ。今回で閉鎖空間の発生は26回目ですが、未だにちっとも慣れませんね」 皮肉を言ってやる。こういったやりとりも何度繰り返したことだろう。さすがに回数は数えていないのだが。 僕にこの能力が芽生え、『機関』が発足してからまだ1ヶ月半しか経たないというのに、涼宮ハルヒは何がそんなに不愉快なのか、 こちらとしてみれば知ったことではないのだが、ただ世界の壊滅を防ぐため、超能力者である僕はそれに従うしかないのだ。皮肉の一つくらい言わせて欲しい。 一方で森さんは僕の物言いにも慣れたかのように溜め息交じりの微笑を漏らしていた。 貴女には毎日のように危険な灰色世界に狩...
  • あらしのよるに
    暴風のせいでがたがたと不規則に鳴るサッシに目を向ける。カーテンを閉める前に確認した限り、帰宅した夕方にくらべてずいぶん風も雨も強くなっていた。 台風が近づいているせいで天気が不安定になっているらしい。 こういう日には、閉鎖空間には発生して欲しくないと特別強く思ってしまう。 暴風雨の吹き荒れる夜と、あの空間の中の色はとてもよく似ているから尚更。 ああ、でも最近はずいぶん閉鎖空間の発生頻度も規模もおさまってきている。 良い傾向だ。 軽く頭を振って思考を切り替え、数学の予習をしようと教科書とノートをひらいた時、時計がわりに手元においてあった携帯電話が着信を伝えた。 短いメロディが五秒間だけ流れて止まる。メールだ。 閉鎖空間の発生は感知されていないし、そもそも機関からの連絡は電話で来るのが常だったし確実なはず。 涼宮さんがまたなにか思いつきでもしたのだろうか。それとも、彼がなにか悩み事でも相談しよ...
  • 朝倉涼子のグサデレ・日常編
    ~日常編~     第1話   キョン「世間では試験シーズン真っ只中だな」 朝倉「そうね、いつかはあたしたちにも来ることなのよね…ふぅ」 キョン「朝倉は進学先をもう考えてるのか?」 朝倉「うーん……そうね、だいたい確定してるって言ってもいいかもね」 キョン「将来のことなんかもう考えてるのか?」 朝倉「大体ね」 キョン「ちなみに何がやりたいんだ?」 朝倉「それは…」 キョン「それは?」 朝倉「ひ・み・つ♪」 キョン「なんだよ、教えてくれてもいいだろ?」 朝倉「そうね、ヒントはあたしにしかできないことね」 キョン「朝倉にしかできないこと?」 朝倉「ふふ♪」 キョン「う~ん……殺し屋?」 朝倉「……どうして?」 キョン「いや、朝倉っていっつもナイフ持ってるからさ」 朝倉「キョン君はあたしにそんなイメージしか持ってなかったの?あたしをなんだと思ってるの?そんなキョン君にはこれね、じゃ死んで♪」 キ...
  • ミルキーウェイ
    涼宮「不思議なスプーンを貰ってきたのよ! みくるちゃん ミルク頂戴」 朝比奈「はぁい ただいまぁ」   涼宮「ミルクの入ったカップのこのスプーンを入れると ほら カップの中が  夜空に見えるの」 朝比奈「ふぇー 不思議ですねぇ いったいどうゆう仕掛けなんですかぁ」 涼宮「詳しくはしらないんだけど、うーん、結構綺麗ねこれ、もうけもんだわ」 朝比奈「わたしもやって見ていいですかぁ ミルクまだあったかなぁ」 涼宮「いいわよ、はい、スプーン」 朝比奈「へー、スプーン外すと普通のミルクに戻るんですね、あれ   スプーンで星まで掬っちゃいましたぁ」 涼宮「別にかまわないんじゃない、ただのミルクだし」 朝比奈「この星どうしましょう、ちっちゃくてかわいいな これ」   長門「戻してくる」 朝比奈「へ」 長門「夜空に戻してくるので、星とスプーンを預けて欲しい」 涼宮「まあ いいわ、はい、じゃおねがいね」  ...
  • ある晴れた日のこと 
    私は朝比奈みくる 未来から来たから未来人ってことになってるわ。 今何してるかって? SOS団とかいうわけの分からない集団の集まる部活の部室に向かってるところよ。 幸か不幸か私は涼宮ハルヒに強制的に入団させられたの。 かわいそうでしょ? まったくなんでこんなに廊下は長いの!? 未来は当たり前のようにスライド型のエスカレーターがあるのに! だから過去に行くのは嫌だったのよ…。 チラッ まただわ…。 すれ違う男はみんな私の胸を見るのよね! たしかに私はかわいいし、胸は大きいし、ロリキャラだし、 ケチのつけどころもないわ。 でも毎回こうだと金も払わねぇ奴のに見せてやる穏やか心もなくなるってんだよ! しかもこんな身長にこの胸ってメチャメチャ肩凝るんだぞ? ふざけんなって話だよ! そんなに羨ましいならくれてやるからてめえで付けてみろ! しかもさっきの男チャック開いてたしよ! 人の胸見てる...
  • >>DEAR.
    3/25 0.5,追加    『 DEAR.』(キョン×ハルヒ←古泉) 1, 2, 0.5   *途中で数字の順番変じゃね?って思っても気にしないで上から順に読んでください。 *カップリング表記について 雑談所で少し話題になってしまったようで申し訳ないです。 少し、意見を拝見させて頂いたのですが、結果としてカップリング表記はさせて頂きたく思います。 人には好き好きがあると思いますし、ましていつ終わるか分からない長編ですので読み進めてたら嫌いなカプだったーなんてことになったら申し訳無いので、させて頂きます。 ですので、苦手な方はスルーでお願いします。読んでやるぜっ!という方はどうぞ温かい目で見て頂けたら幸いです。   こういう形で自分の意見を書くことになりましたが一番管理人様、利用者の方々に迷惑を掛けない形かなと思ってのことです。 何か問題がありましたら、ご指南よろしくお願いします。 長...
  • お悩みハルヒ~1部・片思い発覚編~
    はぁ……何かしら。ダルいわね。顔が熱くてポーッとする。  全部、こいつが来てからね。朝は特に何もなかったのに。……あー、イライラするわ! ペンでつついてやる! 「痛ぇ! 何しやがる!」  ちょっとした憂さ晴らしよ。 「人に迷惑をかけるような憂さ晴らしはするな。わかったか?」  顔が近い。あ、また熱くなってきた。……まさか、このバカキョン、風邪ひいてるとかじゃないわよね?  バカは風邪ひかないからそれは無いと思うけど。……まぁ、いいわ。  今日はずっと眠って過ごそう。そうすれば放課後までには治るわよね?  キョンの言葉を無視しながら、あたしは顔を伏せた。もう……なによ。  放課後になっても取れない顔の熱。これは病気かもしれないわね……。  あたしは部室へと歩を進めていた。キョンは掃除当番だから、今は一人。  そして、あたしが普通にドアを開けると、古泉くんだけがそこにいた。 「おや、元気が...
  • 涼宮ハルヒの仮入部~新体操部編~
    わたしは涼宮ハルヒが苦手だ わたしは涼宮ハルヒが苦手だ 「そりゃあ、あの女が苦手じゃない人なんていませんよ」 と、今にも鏡に映ったわたしが言いそうな今日この頃。 そんなわたしは今、新体操部で、リボン回しの練習をしている。 わたしがこんなにも涼宮ハルヒに苦手意識するようになったのは、あの新体操部に入部したばかりのときに遡る。 その日はわたしが新体操部に入部した初日であった。 わたしは昔からバトンを習っていたし、運動神経もそれなりにあるので、こんなの楽勝だと思っていた。 だけど、これが意外とむずかしい。 リボンは思ったように動いてくれないし、ボールは腕をスーと通ってくれないし。 で、そのころはまだ仮入部してくる人も多く、その中にあの奇人変人で有名な、わたしと同じクラスの女の子もいた。 涼宮ハルヒ 話によると、いろんな部活に仮入部してるらしいので、ここもその一つなんだろう。 多分、こ...
  • 涼宮ハルヒの自覚 「転」
      「あたしも、混ぜてよ。」   昼休み、部室で緊急会合を開いていた俺達の前に、ハルヒが現れた。 ハルヒの顔にいつもの無邪気な笑みは無く、静かに不敵な笑みを浮かべている。 おいおいハルヒ、それはどちらかというと古泉の笑い方だ。お前にそんな笑いは似合わねぇよ。 「いっつもそうやって、あたしを除け者にして面白いことしてたってワケね。」 「なんで朝比奈さんの未来を消した。」 「だって、未来があったらみくるちゃんいつか帰っちゃうじゃない。」   ハルヒはしれっと言ってのけた。そうだ、ハルヒは俺以外の三人の正体についても理解している。 朝比奈さんはいつか未来に帰ってしまうってことも。 でもだからってこれは……ねぇよ。   「涼宮さん、お願いします!未来を返してください!」 「ダーメよ。みくるちゃんは大事なSOS団のマスコットなんだから!未来に帰るなんて許さないわよ!  でもみくるちゃんの未来人設定っ...
  • コードブレイカーの説明
    こんにちは、こちらのサイトでコードブレイカーを作っている、CPJと申します このSSは週刊少年マガジンで掲載中のコードブレイカーをハルヒでやってみようと言う事です。 あと、これは二次元作品です コードブレイカー視点でやっているので、涼宮ハルヒシリーズとは違う所があります。 (ハルヒがモテテいること、キョンの名前もですが、) これでも、SS初心者ですのでよろしくお願いします。 あと、本家コードブレイカーと涼宮ハルヒをよろしくお願いします
  • 犬を飼ってみた喜緑さん
    喜緑「はぁ」 会長「どうした?」 喜緑「昨日捨て犬を拾ったんですけどうちのマンションペット禁止なんです」 会長「ほう・・・うちで飼おうか?」 喜緑「いいんですか?」 会長「ああ、ちなみに種類は?」 喜緑「ボルゾイです」 会長「で、でかいな・・・」 喜緑「だめなんですか?」 会長「いや・・・一つ条件がある」 喜緑「なんでしょう」 会長「週に一回でいいから一緒に散歩にいこう」 喜緑「・・・・仕方ないですね」 喜緑(今日はプー(犬の名前)の散歩のために会長の家にきました・・・まったく人間の分際でわたしを呼び出すとはいい度胸です) [ピンポーン] 会長「おおいらっしゃい、さあ上がりたまえ」 喜緑「今日はプーの散歩に行くために来ただけですから」 会長「そのプーなんだがまだ寝ているんだ。寝顔を見たくはないか?」 喜緑「・・・見たいです」 会長「どうだ?可愛いだろう」 喜緑「わぁ、可愛いですね」 会...
  • 箱入り娘 第1話
    「あの…何をしているのですか?」 「着いた?」 …。 …。 …??? …。 …。 状況がわかりませんか? 僕にもさっぱりわかりません…最初から振り返りましょう。 …。 …。 …。 この日はSOS団の活動は急遽中止となり(涼宮さんの用事の為)早めに帰宅しました。 部屋でのんびりテレビを見ている時に…それは来ました。 …。 ピンポーン …。   「こんにちは、お届け物です。」 …。 …。 …。 「サインをお願いします。」 「ご苦労様です。」 「いえいえ、それでは。」 …。 …。 珍しいですね、宅配便です。 大きなダンボールが二つ…機関からでしょうか? 差出人を見てみると…長門さん? 中を見てみると…。 …。 …。 「あの…何をしているのですか?」 「着いた?」 「着いたと言うか…ここは僕の部屋ですが…とりあえず出て来て下さい。」 …。 彼女は…長門さんは頷きダンボール箱から出てきた。 しばらく...
  • がんばれ、生徒会の喜緑さん!1
    Q.ファスナーとジッパーはどっちがチャックなんですか?    同じだろ!(チャックマン)         A.ファスナーとジャッパーとは、この場合、衣類等についているものを指すのでしょうか?         (それとも人物名か何かですか・・・?)     推測の域は出ませんが、ファスナーは正式にはスライドファスナー(Slide Fastener)という英国式名称で一般名詞。 ジッパーはZipperまたはZip Fastenerと呼ばれ、もともと米国式の呼び方でこれも一般名詞。どちらも同じものと思われます。     ちなみに、チャックは英語のChuckとは関係なく、巾着(きんちゃく)をもじってできた日本の一般名詞です。(喜緑)         Q.あのーエターナルフォースブリザードの威力はどの程度か教えてください!(パソ君)         A.一瞬で相手の周囲の大気ごと氷結させる。   ...
  • 秘めてた想い
    この作品は基本的にキョンと谷口の視点を行ったり来たりなのですが、一回だけストーリーの都合上ハルヒ視点がありますがあまり気にしないでください。 これがいわゆるデビュー作なので、まだ実力がないので「これはダメかなぁ」とか思った人はすぐに読むのを中断しちゃってください。 また、いくつかのほかの作品の文章と似ている文や、ほとんど同じ文があるかもしれませんが、ご容赦ください。 あと、前半で「後藤」という名のオリキャラが出ますが朝比奈さんの中の人とは一切関係があるわけではありません。たまたま思いついた名前を使っただけですので気にしないでください。 それでも読むというお方はどうぞご覧ください。 秘めてた想い(前編) 秘めてた想い(後編)
  • 長門有希の退屈 3話
    キョン「(結局ここまで来ちゃったが・・・)」 キョン「長門、出るかな」   ピーンポーン   キョン「やっぱり出ないか・・・」   ガチャ   キョン「!な、長門!?」 長門「何」 キョン「い、いや・・・ちょっと近くまで来たもんだから」 長門「・・・あなたと私は会ってはいけないはず」 キョン「・・・そうだな」 長門「・・・」 キョン「入っていいか?」   長門「・・・」   ガーッ   ガチャ   キョン「よ、よぅ」 長門「早く入って」 キョン「え?」 長門「涼宮ハルヒに見つかったら・・・危険」 キョン「(今さらだな)」 長門「早く」 キョン「あ、あぁ。邪魔するぞ」 長門「・・・」   長門「お茶」 キョン「・・・ありがとな」   コトッ   長門「・・・」 キョン「・・・」   キョン「なぁ長門、どのぐらいしたら学校に来るつもりだ?」 長門「・・・はっきりとは決まっていない」 キョン「大...
  • がんばれ、生徒会の喜緑さん!2
    Q 近頃ホモキャラがついてしまって困ります。普通に女子にだって好意を持っているのに… どうすればホモキャラを脱出できるでしょうか。(テトドン)     A.いわれなき中傷というのは、困ったものですよね。       しかし近年同性愛者は世間的にも認められつつあります。     ここは一つ、脱出などという悲観的考えではなく、     女子も男子も大丈夫という     懐の深いキャラクターを打ち出してみてはいかがでしょうか?     女性だけ、男性だけを好む方は多いですが、     両方、それも周りにまで認められたという方はあまりいません。     チャンスですよ。(喜緑)         Q.購買で素早くパンを買う方法を教えて下さい。(一応十代・後光輝く高一女子)       A.昼食時の購買は激戦区です。       かく言うわたしは、購買の戦いについていけずお弁当派です。     よっ...
  • 壊れた記憶
    病院 古泉「キョンたん、僕のことがわからないんですか?」 キョン「うん・・・っ」 古泉「困りましたね…」 キョン「…あなたの名前はなに?」 古泉「僕は古泉、あなたの恋人です」 古泉「本当に?」 キョン「…うちに…帰りたい、ハルヒは?」 古泉「おや、涼宮さんはわかるんですか?」 キョン「長門…、朝比奈さん…」 古泉「キョンたん…」 キョン「みんなどこへいったの?」 古泉「…みんな元気ですよ、それより医師を呼んできましょう」 キョン「うん…」 僕は、医師と話す古泉という人の顔を見た なかなかいい顔をしていてモデルのようにも見える 医師は簡単な質問をしていく 医師「この人のことがわかりますか?」 キョン「ううん…わかんない」 古泉「……」 医師は渋いような顔をして出て行った 古泉「涼宮さんや他のみなさんのことはわかるんですか?」 キョン「うん…名前はわかるんだけど、もやもやしてよくわから...
  • 鶴屋さんと古泉
    「ここはカメラ屋……というよりも写真屋ですか」 文芸部部室から半ば強引に連れ出された古泉一樹がたどり着いた場所は、大手のカメラ メーカーが運営を委託しているような店とは違い、建物の造りも古風な個人経営の写真屋 だった。   店先に飾られた人物写真や風景写真は、店主の写真好きが高じて店を開いた……そんな 雰囲気が漂っている。今ではひとつの街に一件あるかないかというその場所に彼を連れて 来たのは──SOS団のメンバーではなかった。   「さっすが古泉くんっ! いやぁ~、物わかりがよくて助かるよっ!」   はっはっはーっと笑いながら、こんなところまで古泉を連れてきた張本人の鶴屋は、い つものハイテンションを維持したまま、「じゃっ、行くよーっ」と宣言して写真屋の中に 突撃していった。   鶴屋がこの店にどんな用事があるのか、いまだに分からない。そもそもどうして自分が ここへ連れてこられたのかさえも...
  • 【K.B.F.】~killing baby-face~
    …━━真っ青に澄みわたったアンダルシアの空でもなければ、果てしなく続くアタゴオルの草原でも無い… 午後の部室…窓の外に広がる淀んだ空の下の校庭、舞い上がる砂埃でくすんだ周囲の森、そしてその彼方に見える灰色の街並み… それでも僕は、この景色に何度でも心を惹かれてしまう。 この歳になって訪れた「高校生」として過ごす時間も、それほど悪くないと思える程に… 窓を少し開け、ネクタイを緩めて軽く目を閉じる。 校庭から聞こえてくる少年達の凛々しい掛け声や、校舎から聞こえてくる調子の外れた金管楽器の音… 深く息を吸い込むと、乾いた冬の風の匂いがした。 「あら…今日も古泉君だけですか?」 背中から不意に聞こえる聞き慣れた声に、驚いて振り返る様な事はしない。 僕は窓の外を見つめたまま「ええ…そのようですね、朝比奈さん」と静かに応えた━━… 【K.B.F.】~killing baby-face~ ━1━ ...
  • コックリさん
    「コックリさんやるわよ!!」 また涼宮さんが騒ぎだしました。 「キョン! なにやってんの!? 早く500円玉出しなさい!」 「なんで俺なんだ!? でなんで500円玉!?」 「高額の方が御利益があるのよ。」 いつもの夫婦漫才です。 詳しい手順は知りませんが、涼宮さんはどこからか取り出した模造紙に『はい・いいえ』 とかひらがな50音、テンキーの並びで数字を手早く書き込んでいきます。 鳥居の絵が禍々しいですね。 「さあみくるちゃん! 有希! 指を出すのよ!」 「コックリさんコックリさん、みくるちゃんに恋人はいますか?」 なんだかよくわからない手順のあと、質問が始まりました。 「へぇぇ!? いきなりそんな質問なんですか!?」 「みくるちゃん静かに! 指を離しちゃ駄目よ!  最後に手順通りに終わるせないうちに指を離しちゃ何かに憑かれるから!」 「何かって何なんですかぁ!?」 「何かって何なん...
  • 涼宮ハルヒの追憶 Intermission.1
    ――Koizumi Itsuki 真っ白な天井を見上げ、僕は思い出します。 闇に消えていった荒川さんは今、どこにいるのでしょうか。 そして、僕が少女に会う前までの地獄を。 僕があの力に目覚めたのは中学一年の時です。 突然、僕の頭の中を膨大な数の映像が駆け回り、僕はそのまま気絶しました。 訳の分からぬまま学校に通っていました。 あの恐ろしいまでの映像が流れてくることがたびたび起こりました。 そのたび僕は失神して、余りの恐怖に失禁することもしばしばありました。 そんな狂った僕をクラスメイト達は明らかに避け始め、 僕はとうとうクラスの中で孤立していました。 僕は言われもないいじめを受け、気持ち悪がられ、そして殴られました。 もともと人当たりのよいほうでしたから、友達は多かったのです。 今までの日常とのギャップは僕の精神を蝕んでいきました。 それに加え、あの映像が流れる現象の頻度は増加して...
  • 本音
    どうすりゃいいんだろうね?俺は。 この状況を。   顔から血がでてる古泉。 俺も似たようなもんだな。 ずいぶんと口の辺りがひりひりする。 こりゃ、口の中が切れてるかな?   「あなたに僕のことがわかるわけがない」 「あぁ、同意見だよ」   本当に、どう収拾つけるべきかね、この状況?   その日、些細なことで俺はハルヒと喧嘩した。 普段ならどうってことないことが、その日ばかりはなぜか許せなかった。 部室を飛び出していったハルヒ。   俺は深いため息とともに椅子に座る。 「閉鎖空間のでるような真似は慎んでくれませんか?」 こんなことを言うのはニコヤかスマイル・古泉しかいない。 普段なら同意する俺だが、まだカッカしている。 「知ったことか、そのための機関だろう」 ふう、と一つため息をつき古泉が言う。 「確かにそのための機関です」 ならいいだろう。 「けれどあなたは作らなくてもすんだはずの閉鎖空間...
  • 私の選んだ人 第6話~6 1/2
    私の選んだ人 第6話 「真実の言葉」 目を覚ますと、そこはかなり天井が低く狭い場所で、僕は硬めのベッドに寝かされており、柔和な笑顔の森さんが横に座っていた。 ここはどこだ?それにしても狭い。機械類が所狭しと並んでいるし、薬品の匂いが僕の鼻腔を刺激する。 ……なるほど、救急車の中。か。 救急車?待てよ?そうだ、僕は死ぬ筈だったのに何故目が覚めた? 毛布の中、自分の体をまさぐり調べる。腹部をに手を伸ばした僕は先程の激痛を思い出し、本能的に躊躇した。でも、もしあのままだったら目を覚まさないな。大丈夫な筈だ。思い切って触ってみる。 ……正常だ。 この場合、逆に異常と言える。 確か車に担架で乗せられて、森さんの震えている嫌に冷たい手を必死で握り返そうとしていた事だけは、ハッキリ覚えている。 森さんの手が震えるなんて。……やっぱり優しいな。森さん。 僕は嬉しくなり、自然に少し頬が緩むのを...
  • シスターパニック! 第2話
    2話   「わたしがうかつだった。わたしのせい」  喫茶店に着くと、いきなり反省モードの長門がいた。  いったいどうしたってんだ?  そこからは、長門は黙り、古泉が話し始めた。 「実はですね、僕達の周りの環境が少しだけ改変されたのですよ。世界的には全く影響はありませんが」  ……もっと詳しく分かりやすく説明しろ。 「ですから、昨日の僕達の会話を涼宮さんは聞いていたのでしょう。そして、あなたの妹という立場に興味を持った……。  たぶん、あなたが妹さんを抱き締めたのも見てたのでしょうね」 「わたしが、《兄妹》という概念についてあなたの妹に聞いたのが原因」  あぁ、あれか。となると、あいつはあの時寝たフリ状態だったわけだ。やっかいな奴め。  それで、何であいつが俺の妹になりたいと願ったんだ? そしてお前等は何故、改変の影響を受けていない? 「後者の質問については、朝比奈さんが『涼宮さんの様子が...
  • My little Yandere Sister Another Epilogue「もしものエンディング~How to Tell You Farewell~」
      ・ご注意  この最終章アナザーはある作品を心の底から本気でリスペクトして書かれてます。 そこそこ暗い作品ですので、暗いのが苦手な人は控えてください。  なお、個人的に正史はあくまでも本編のエピローグで、こちらは 「ミヨキチの独り勝ちみたいじゃないか」 という意見を元に書いたifのエピローグでございます。  あくまでもこんな可能性もあるかな、っていう。   ===============    ここは学校。放課後の学校。今日も妹ちゃんが笑っている。平穏がここにはある。  ちょっと前までの物騒な時代は過ぎて、それはまるで凪のように。 「おはよう、ミヨちゃん。もう帰りの会終わったよ」 「あ、ごめんね。いつの間にか寝てたみたい」  私は妹ちゃんの手を取って今日も遊ぶ。誰も居ない教室で響く、楽しそうな笑い声。  私達は、一杯いろんな人を殺したけど、でも大丈夫。何だかんだで上手くいった...
  • 涼宮ハルヒの旅路
    もうとっくに梅雨が過ぎてもいい時期にもかかわらず いつまでもずうずうしく居座り続ける梅雨前線のせいでムシムシジメジメしている今日この頃 期末試験も終わり我が高校における高校生活最大のビックイベント「修学旅行」の季節がやってきた   「ついにやってきたわ修学旅行が!行き先はハワイかしら?それともロンドン?もしかしてイタリアとか!?」   俺はというと今日も今日とてこのなにか修学旅行を勘違いしている団長様に振り回される日々   「んなわけねーだろだいたいなんでうちみたいなしょぼい高校が修学旅行で海外なんて行けるんだ}   「涼宮さん先ほど僕たちの学年全員を集めて修学旅行の説明があったのをご存知ありませんでしたか?」 どうしてこの蒸し暑いのにこの爽やか男はここまで爽やかでいられるのか やつの爽やかさの源はなんなのであろうか1980円以内ならばぜひとも買い求めてみたいものだ   「説明?あーなんか...
  • 続く空AFTER
    『続く空AFTER:A』 翌日、あたし達は久々にあの喫茶店で不思議探索の班分けをしていた。 その日は珍しく古泉君がくじを用意していた。 くじの結果、あたし1人のグループと残りの3人のグループになった。 「では、これで決まりですね」 「え?ちょっと、あたし1人なんだけど・・・なんで?」 「涼宮さんには急ですがちょっと遠征して頂きます」 「は?何言ってんの古泉君?」 「実はアメリカに住んでいる知り合いから連絡がありまして。あっちでUMAらしきものが目撃されたそうなので現地に行ってもらいます。こちらがアメリカ行きのチケットです」 「ちょっと待ってよ!!いきなり過ぎるわ!!それにあたしパスポート持ってないし」 「これ」 有希があたしの名前が書かれたパスポートを差し出してきた。 「ゆ、有希?これってまさか偽ぞ「違う」 有希があたしの手にパスポートを握らせながらあたしの言葉を遮った...
  • ツンデレマフラー
      このところ一段とドジっ子属性に磨きがかかっていた朝比奈さんだったが今日は団活終了間際のタイミングで俺のマフラーにピンポイントで紅茶をこぼすというドジっ子イベントと相成った。 「ごめんなさいです~、代わりにあたしのマフラー使ってください~」 これは何のフラグだろうと一瞬思ったがオロオロする朝比奈さんに紳士的なところ見せるべく俺はフォローしようと試みた。 大丈夫ですよ朝比奈さん、どうせ100円ショップで買ったものですし今日くらいならマフラー無しでも~ 「仕方ないわねキョン、マフラー無しでみくるちゃんが風邪をひいても困るしあたしのマフラー貸してあげるから有難く使いなさい」 えっお前のってハルヒはどうするんだ? 「気合の問題ね!今日だってサムイわけないじゃない、あんたみたく弛んでるとサムイとかいいだすのよ!」 そういうなりハルヒは有無を言わせず自分のマフラーを俺の首に巻きつけた。 おいハル...
  • 佐々木の囁き 第一話「CoCo壱番屋で捕まえて」
    「やぁ、キョン。奇遇だね」 「あぁ、奇遇だな。そして、意外だな」 「僕がここに居ることがかい?」 「あぁ。佐々木には似合わない店だからな。お前にはもっと上品な店が似合う」 「そうかい?でも、僕はこういう店の方が好きだよ」 空気に漂うカレーの匂い。俺達が居るのは言わずと知れたCoCo壱番屋。 俺達はカウンター席で隣同士でカレーを頬張っていた。 ちなみに佐々木は見る限りではどうも200gのようだ。 その横で俺は400g。 「キョンはよく来るのかい?」 佐々木がそう聞いて頬張る。 「あぁ、結構来るな」 答えて頬張る。 「実に意外だね・・・」 「そうか?」 「君は、家でカップラーメン食べてそうだからね。豚骨しょうが味とか」 「そんなのあるのか?」 「さぁ?僕には知り及ぶところではないよ」 佐々木はそう言って実に愉快そうに笑った。 何が面白いのかは俺には知り及ぶところではないな。まったくな。 「とこ...
  • 朝倉涼子の恋愛
    その日の授業を終えた女子生徒は教室で友人達と談笑していた。 急に大きな声で「助けて!」と叫ぶのを聞いた彼女等は驚いて廊下に飛び出すと 気絶した男子生徒とそれをささえる朝倉涼子が立っていた。 よく見ると男子生徒は腹部から血を流していて制服が真っ赤に染まっており 朝倉涼子のほうも、腕から血が流れでていた。   「助けて!ナイフを持った人が突然襲い掛かってきて!」   それを聞いた女子生徒はすぐに警察と救急車をよんだ。   「………くん」 「…ョンくん!」 声が五月蝿い… 誰だ俺を呼ぶのは…… 「んっ……あ?」 「キョン君!」 目が覚めて最初に飛び込んできたのは、泣き顔で飛び付いてきた朝倉だった。 「っぐ……痛い」 「あっ!ごめんなさい。キョン君怪我してるのに…嬉しくてつい。 だって、もう起きないかと思ったし…」   あたりを見渡すと、俺の部屋ではないことは確かだ というか、病室にしかみえん。 ...
  • キョンフィルター強制解除
           いつも通りまったりとした時間が過ぎていく放課後の部室。しかし、  「はいっ、みんな注目っ!」  この穏やかなる時間をぶち壊すのは、いつも通り涼宮ハルヒである。  「今日はみんなのSOS団に対する忠誠心をテストするわっ!」  「…どうやってだ」  誰も質問をしようとしないので俺が質問する。  「催眠術よ。これでみんなの本音を聞きだすのよ!」  「アホかお前は」  「あ、何よその言い方。それじゃ、まずはあんたが実験体ね!後で後悔しても遅いんだから!」  そう言いつつハルヒはどこから用意してきたのだろうか、占いで使いそうな振り子を俺の目の前にぶら下げて、  「いい?この振り子をよく見てなさいよ?…あんたはあたしの命令に逆らえなくなーる、逆らえなくなーる…」  などと言いながら振り子の先を左右に動かす。そんなのでは3歳児すら引っかからないと思うのだが。    「…よし、まあこんなもん...
  • 下衆谷口vs朝倉涼子~前哨戦~
    長門「………もち巾着」   長門「………今日の夕食はおでん」   長門「………♪」   長門「………私は長門有希」   長門「………あ」   朝倉「あら。お久しぶりね」 長門「………ひさしぶり」 朝倉「お元気そうね。どう? あのSOS団とかいう集団とは、その後も仲良くやってるかしら?」 長門「………もち巾着」 朝倉「……そう」 長門「………そう」 朝倉「……もち巾着なの」 長門「………もち巾着」     長門「………なぜあなたがここに」 朝倉「ふふふ。驚いた? そうよね。1年近く前に情報連結を解除された自分のバックアップが、こうしてまた有機生命体として存在しているんだものね」   長門「………あなたの目的は何」 朝倉「そう質問してくると思ったわ。でも安心してくれていいわよ。私の目的は彼の命ではないんだから」 長門「………」 朝倉「疑ってるの? じゃあ情報統合思念体にアクセスしてみるといいわ...
  • 機械知性体たちの即興曲 第二日目/夜
      機械知性体たちの即興曲 メニュー http //www25.atwiki.jp/haruhi_vip/pages/5972.html   □第二日目/夜   喜緑          「ただいま」 あちゃくら  「あ、おかえりなさーい」トテトテ 喜緑          「あら。長門さんは?」 あちゃくら  「することないって、ずっとごろごろ寝てます。今も」 喜緑          「……ニート端末」 あちゃくら  「すごく……駄目人間ぽいです」   にゃがと    「……よく寝た」 あちゃくら  「緊張感ないなー……」 喜緑          「……さて。気を取り直して、今後のことをお話しましょう」 あちゃくら  「はーい」 喜緑          「長門さんの話を信じるならば、時間さえ経過すれば元通りに復元されると。そうですね?」 にゃがと    「おそらく」 喜緑          ...
  • 下衆谷口保守 ~うとんじられてホーリーナイト~
     (※ ゲスな谷口が頻発します。下郎になりさがった谷口を見たくない方は、ご注意ください)     谷口「コソコソ」   谷口「だれもいない?」 谷口「ワッショイするなら今のうち」   谷口「これが朝比奈さんのメイド服……くんかくんか」 谷口「ふひひひひ」   谷口「これが長門有希の蔵書」 谷口「……801ばっかじゃねぇか」 谷口「フヒヒヒwwwサーセンwwwww」   谷口「そうです。俺が下衆の谷口でゲス」       谷口「へはあ。涼宮の腕章。涼宮のにおいがする」 谷口「ぶふん。よく見たら副団長って書いてあるじゃねえか」 谷口「ゲスゲスゲス。ゲスでゲス」   谷口「はあはあはあ。朝比奈さんの湯のみ……」 谷口「こ、これは!?」 谷口「涼宮のバニー衣装!?」 谷口「なんとあられもない……。ありがたや、ありがたや」 谷口「………」 谷口「…………」 谷口「せっかくだし、ちょっと試してみるか…...
  • いじっぱりの本音
    「帰ってしまっていいのですか?」 隣のニヤケ顔が覗き込んできた。なんと返していいものか何故か言葉が見つからず、 しらばっくれるというよりも視線から逃れるように顔をそむける。 三月に入ったとはいってもまだそれなりに寒く、しかも日が沈んでから下る北高から 駅までの坂道はどことなく寂寥感を煽る。隣を歩く長門に一言ふたこと話しかけては みるものの、会話が続かなくて困り顔を浮かべた朝比奈さんと、どこ吹く風で 無機質な表情のまま規則的な足音を響かせる長門が前を歩いているのが見るとも なしに視界に入った。ハルヒはいない。本人の申告通りなら、部室で機関誌に載せる 論文を執筆しているはずである。なんでも筆がのってきたとかで、中断したくない らしい。先に帰ってていいわよ! というありがたい団長のお言葉どおりに、俺たち 四人は肩を並べて下校中、という訳である。 「駅まで一本道、街灯があるとはいえ暗い。若い女性が...
  • 医者も匙を投げ出す病気の話
    部室の窓から見上げた空は清々しく晴れ渡り、朝比奈さんの煎れてくれたお茶も美味い。 長門は定位置でページを繰り、古泉はオセロのコマを片手に爽やかスマイル。 この上なく平和な放課後。 なのに俺の気分が晴れないのはどうしてだろうね。 いや、原因はわかってるんだが。 つまり…… どうやら俺は普通の人間には興味のない、恋愛感情なんて精神病の一種だと言い切る女のことが好きらしい。 自分のことなのに伝聞形はおかしいと思った奴は俺の複雑な心境を察してくれ。 告白? そんなことしてみろ。精神病の烙印を押されて可哀相な目で見られるのは目に見えている。 あいつの興味を引く要素なんてひとつも持ち合わせていないと胸を張って断言できる、 機関とやらのお墨付きまでいただいた正真正銘普通の人間である俺は溜息を吐くしかない。 現在全力でなかったことにしようと努力中なんだが、一旦自覚してしまうとどうにも上手く行かない。 ...
  • HAPPY TREE FRIENDS
    部室にて―― ハルヒ「ねぇねぇキョン、こっち来て」 キョン「?なんだ?」 ――ハルヒ、パソコンのディスプレイを指す ハルヒ「これ見て」 キョン「――『HAPPY TREE FRIENDS』?外国のアニメか?」 ハルヒ「まぁ見てごらんなさいって」 ――ハルヒ、マウスを再生ボタンに移動させダブルクリック http //happytreefriends.atomfilms.com/ ↑ある意味強烈なので心臓が弱い人は見るのを止めようね☆ ――終了 キョン「……で、なんなんだ?この道徳的に悪い病んでるアニメは?」 ハルヒ「……何その反応……」 キョン「いや、なんでおまえそんな不満気な顔なんだ?」 ハルヒ「なんでそんなに反応薄いのよ!?」 キョン「質問に質問で返すな」 ハルヒ「こんな可愛らしい絵なのにこのグロさ!!     あんた神経一本とんでるんじゃないの!?」 キョン(お前に言われたくないわ...
  • あたしのものよっ!
    「ハルヒ、別れてくれ」 有希が帰った後の文芸部の部室で、夕日に赤く染まったキョンは突然別れを切り出した。 「嘘でしょ?」 この時一瞬にして頭の中が真っ白になった。いつもの席に座ったキョンは申し訳なさそうに目を泳がせている。   あたしは高校二年のクリスマスにキョンに告白をされた。 ツリーやモールが放置された二人以外誰もいない部室で、キョンは何かを搾り出すように告白したことは今でも覚えている。 あたしはその時大泣きした。やっとあたしに近い人が見つかって、その人に女として認められた。それだけで嬉しかった。 それ以来あたし達は校内で誰もが知ってるカップルとなり、キョンとはいつも一緒にいた。そのせいかSOS団の活動も次第に疎遠になり、気づけばみんな結団する前の生活に戻っていた。みくるちゃんは卒業して、有希も文芸部の活動を再開させた。古泉くんは同じクラスの女の子とつき合い始めたらしい気づけば、あたし...
  • ハジメテノヒト
    世界中の大多数の人間が翌日から待っているだろう休日に浮かれているだろう週末の金曜日の事である。 俺はいつものようにだらだらと先生の声を右から左に聞き流してようやくたどり着いた放課後SOS団が 占領している文芸部の部室で朝比奈さんの入れてくれたお茶を飲みつつ古泉とボードゲームをして時間をつぶしていた。 明日市内探索が無かったら妹と遊んでやるか、なにして遊んでやろうなどと考えていたら いつものように凄まじい轟音と共にドアを勢い良く空けて登場したのはハルヒに他ならない。 「みくるちゃんお茶」と言ってドカッと団長席に腰掛け「今日はちょっとみんなに聞きたい事があるの。」と言った。 古泉はニヤケ面のまま、おや?っと言った表情を見せた。朝比奈さんは怯えの表情の中に好奇の表情が少し、ほんの少しだけ浮かんでる。 長門は・・・俺にもどういった表情なのか理解できない、と言うより聞いてなかったんじゃないかという...
  • 赤ク染マル
    「ねえ、キョン」  ……決めました。 「何だよ」  決めました。 「今度の休みだけどさあ――」  僕は今日、涼宮さんを殺します。僕の手で。  もう、僕は耐えられない。  あの彼女の良く通る声が、花火のような笑顔が僕以外の誰かに向けられることに。  ……ええ。彼女の心は僕に向いていない、当然そんな事は百も承知です。  僕に向いていない、どころではないことも十分過ぎる程わかっています。  分かっているのに、なぜ?  ……自問自答してもそれはわからない。分かったら苦労はしません。  ただ僕が分かるのは、この恋が報われないものであることと、それが歪んでいること。  それなら、歪んでいるなら、どうだと言うのですか?  正常であろうとなかろうと彼女への気持に偽りはない。  たとえば人殺しは時に制裁の名の下に正当化される、  ならば善悪に絶対的な基準など存在はしない。そんな曖昧な世界であるから信を置くべ...
  • 朝倉涼子のグサデレ・新年編
      ~新年編~     第1話   キョン「明けましておめでとう、朝倉」 朝倉「今年もよろしくね、キョン君」 キョン「はは」 朝倉「ふふふ♪」 キョン「なんだかこうやって改まると恥ずかしいな」 朝倉「でもお正月らしくていいじゃない♪」 キョン「しかしなぁ…」 朝倉「どうしたの?」 キョン「まさか、こうして朝倉の家で年を越すことになるとはな。去年までの俺たちじゃ考えられないことだな」 朝倉「そうね…でもまぁ、それは……その、あたしたちがこうして……ゴニョゴニョ」 キョン「こうして付き合ってるから、だろ?」 朝倉「う、うん(///)」 キョン「朝倉」 朝倉「?」 キョン「好きだよ」 朝倉「い、いきなり何言い出すのよ!!(///)」 キョン「俺はただ自分の思うがままのことを言っただけだ。朝倉は?」 朝倉「あ、あたしも……」 キョン「なんだって?」 朝倉「そ、その……」 キョン「どうした?全然聞...
  • 長門有希の退屈 2話
    キョン「おう」 長門「・・・」   スッ   キョン「もう・・・いいのか?」 長門「(コクッ)」 キョン「・・・」   ナデナデ   長門「?」 キョン「・・・」 長門「何」 キョン「あっ・・・いや、なんとなくだな・・・」 長門「?」 キョン「か、帰るか?」 長門「(コクッ)」   ハルヒ「はぁはぁ・・・!」 ハルヒ「あ、あれは・・・」 みくる「ひぃひぃ・・・す、涼宮さん、早すぎですよぉ・・・はぁはぁ・・・」 ハルヒ「な、何よアレ・・・」 みくる「えっ?・・・は、はわわ!キョン君たち、大胆・・・」 ハルヒ「・・・バカキョンッ!!!」 みくる「あっ!す、涼宮さん!?どこ行くんですかぁっ!?」   キョン「・・・」 長門「・・・」 キョン「・・・もう寒くないか?」 長門「(コクッ)」 キョン「そう・・・か」   ピタッ   長門「・・・着いた」 キョン「お、おぉ」 長門「今日は・・・ありがとう...
  • 古畑任三郎 VS SOS団 事件編(後編)
    SIDE 長門   以前撮影した映画の衣装を着て、朝比奈みくる、古泉一樹と共に寸劇をしていると、 舞台袖に涼宮ハルヒ、そして彼が戻ってきた 彼の方を向くと彼と目が合った。 すると彼は頷いた。……成功したようだ。 生徒会長を殺害したのならば、もうこのイベントを続けることに意味はない。 涼宮ハルヒもそう考えたのか、早々に結果発表へと移った。 結果は、寸劇で見事に演じたということで私が優勝。……何故? 参加者は文句を言っていたが、朝比奈みくるが私の頬に接吻をするのを見ると、何故か満足そうに引き上げていった。 イベントも終了し、後片付けをすましたら、ここからは私の役目となる。   ハルヒ「じゃあ、一旦解散ね。そして夜の9時、またここに来ましょう。」 キョン「長門、一人で大丈夫か?」 長門「……大丈夫。」 古泉「警備員などに見つからないようにしてくださいね?    まあ長門さんならばそんな心配はい...
  • 手紙ネタ
    喜緑さんへ はじめまして、僕は谷口といいます キョンの友達です 僕はあなたが好きです どんなことがあっても好きです あなたの体中愛しています 体の中も愛しています 何度も犯したいと思いました あなたが好きです 結婚を前提に結婚してください       古泉さんへ はじめまして、僕は国木田といいます キョンの友達です 僕はあなたが好きです どんなことがあっても好きです あなたの体中愛していますあなたのテドドンも愛しています 何度も犯されたいと思いました あなたが好きです アナル開いて待ってます       PS.マッガーレ           朝日奈さんへ はじめまして、僕は谷口の弟です キョンの友達の弟です 僕はあなたが好きです どんなことがあっても好きです あなたの体中愛しています あなたのオパーイも愛しています 何度も犯したいと思いました あなたが好きです ローション持って...
  • 私の選んだ人 第2話
    私の選んだ人 第2話 「僕は寝てはならぬ」 「いい車ですね。でも少し意外だな」 色の薄いサングラスをした運転中の森さんは、全くこちらを見ずに、 「皆そう言うのよね。水色は似合わないって。私にはカワイ過ぎるってどういう意味よ。私だって女よ?」 と、鋭い声で僕の「意外」に対する答えを返した。 僕は今、森さんの私用高級国産車の助手席に座っている。メタリックなライトブルーのコンバーチブルで、彼女の言う様に水色に見える。今はオープンカーだが、電動式のルーフを閉じると4人乗りの乗用車になる。内装は赤のレザー。今日は気候が丁度良く、開放感が気持ち良い。風は驚くほど感じない。 ちなみに先に断っておくと、どこへ向かっているのかはまだ聞いていない。 ……しかし相当高いなこの車。それになんというか、「カワイイ色」以前に、この車と持ち主を見てカタギだと判断する人間は100人中1人未満だろう。あ、今は僕...
  • 古泉とキョン
    ~部室にて~   ガチャ   鶴屋「やぁ!みんな!」   キョン「どうも」   みくる「鶴屋さんどうしたんですかぁ?」   鶴屋「今日はちょっとハルにゃんに話があるっさ!」   ハルヒ「え?あたし」   鶴屋「そっさ!」   ハルヒ「?」   鶴屋「明日、ハルにゃんと長門ちゃん、みくるとあたしで遊び行くよ!」   ハルヒ「でも明日は団活が」   鶴屋「名誉顧問の権限を行使させてもらうよ!」   ハルヒ「えっと……有希はいいの?」   長門「構わない」   ハルヒ「みくるちゃんは?」   みくる「わたしは鶴屋さんから、事前に言われてましたからぁ」   ハルヒ「古泉君とキョンは?」   古泉「つまり男性禁制ということですよね?僕は大丈夫ですよ」   キョン「あぁ、俺も問題ない」   鶴屋「ハルにゃんはどうなのさ?」   ハルヒ「う~ん、そうね。たまにはいいかも」   鶴屋「じゃあ決まりっさ!」...
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