涼宮ハルヒのSS in VIP@Wiki内検索 / 「空気の読める国木田」で検索した結果

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  • 空気の読める国木田
    ハルヒ「あいつ、遅いな」 ハルヒ「うぅ、なんだか緊張するな……」 ハルヒ「今日はキョンのやつ、野暮用でデパートに行くって言ってたし」 ハルヒ「私もデパートに行く用があるという名目で、偶然を装って交差点でバッタリ出くわせば一緒にデパートに買い物に行けるはず」   ハルヒ「違う違う、ちがうのよ! これはデートなんかじゃないの。一人で買い物できるかどうかもわからないキョンのために、私もお目付け役として同行してやろうという団長の優しい心遣いなんだから!」 ハルヒ「そうよ。私がキョンとデパートに行きたいんじゃないのよ。あいつに私が仕方なく、休日返上でついて行ってやるだけのことなんだから。そうよ!」   ハルヒ「……遅いな、キョンのヤツ」   ハルヒ「あ、きた!」   ~~~~~   キョン「妹がランドセルを壊しちまってな。創立記念日で学校休みの俺が、デパートまで買い物に行くはめになっちまっ...
  • 下衆谷口がやってきた
    ...被害妄想   17.空気の読める国木田   18.下衆谷口の聖夜   19.下衆谷口の聖夜2   20.下衆谷口の聖夜3   21.下衆谷口の聖夜~その後~   22.下衆谷口の約束   23.ゾクゾクする谷口   24.下衆谷口vs朝倉涼子~前哨戦~   25.下衆谷口vs朝倉涼子~大激突~   最終話.【さよならは】下衆谷口の未来【言わないぜ】
  • 国木田少年の純愛
    出会いは一期一会。恋愛だってそうだ。 谷口と二人でナンパを続けるような毎日に変化が起こったのはひょんなことからだったんだ……。   入学して、一年とどのくらい経ったかな?まだけっこう寒い春の日だった。 寒さのせいか、ちょっとだけ頭が痛い。 僕は何にもない日常につまらなさを覚えつつも、その日の学校生活を昼まで終えていた。 「国木田よぉ、今日も行くよな、な!?」 僕にいつもこんなことを言ってくるのは谷口だ。 ナンパじゃ連戦連敗。たまに成功したかと思うと一週間も経たないうちにお別れ。 まったく学習能力は無いけど、憎めない親友だ。 「谷口、いい加減に国木田を引き摺り込むのはやめろ。こいつはお前と違って頭もいいし、意外とモテるんだぞ」 こっちはキョン。中学からの親友で、僕をいつも援護してくれたりする。 涼宮さんというとんでもない人に捕まっているけど、少しだけそれが羨ましい。 何故ならキョンの学校生活...
  • 国木田日記
    ①入学式   僕は国木田。フルネームはまだ禁則事項らしい。   幼い頃から「国木田くんはできる子ねぇ」という同級生の保護者からの賛辞や、「やーん、この子、カワイイ~!」という年上の女性からのラブコールを受けて、何を考えているのか分からない笑顔とどす黒い本音を持った高校生に育った。 というのは冗談で、とりあえず無難な、一般的な高校生に育っていると自分では思っているから安心して続きを読んでほしい。   今日は北高の入学式。 僕の学力では県外の進学校にも行けた。北高の理数コースだって余裕だったけどね、なんだかんだで普通科に進学している。おっと、別にレベルの低い集団に混じって優越感に浸ろうとか、そんなことはいくら僕でも考えちゃいないさ。もちろん、普通科のレベルだったら特に熱心に学業に専念しなくても問題ない、と認識してるけどね。 これは慢心でも自意識過剰でもなんでもない。冷静な現状の分析だよ。 ...
  • 国木田の驚愕・前編
    …さて今の状況を説明しなければならない。こういう時はまずいつ・どこでを明らかにするのが正道だろう。 放課後、文芸部室だ。大体のイベントはここで我らがSOS団団長によってもたらされるが、 今回ばかりはハルヒも原因のほんの一端を担ったに過ぎず、 本日のイベンターの言葉に元々規格外にデカい口と目を更に拡張している。 つまり驚愕してるって事だ。 かく言う俺も予想だにしなかった真相に驚きを隠せない。 落ち着いて見えるのは…トンデモ三人組だけだ。 今回のゲスト、鶴屋さんは大口開けて爆笑しているから落ち着いてない方に分類するべきだろう。 三人組?朝比奈さんは卒業しただろう? ごもっともな指摘だ。だが、卒業したからといって涼宮ハルヒが彼女を解放すると思うかい? SOS団専属メイドたる彼女は団活には自由参加でいいとの辞令を受けながら、定期試験の時期以外はここで給仕してくれている。 しかし、それにして...
  • 谷口と国木田の恋
    「まったく世の中広いな、涼宮とつきあう奴がいるとは……」 隣にいた谷口が、数人の人だかりができている方向に視線をやり、そうつぶやいた。 今日は北高の卒業式の日。空は澄み渡るほど青く雲ひとつない。淡いピンクの花びらをつけた桜の木は、その花びらを惜しげもなく舞い散らし、僕達の門出を祝福しているかのようだった。 谷口の視線の先にはキョンと涼宮さん、そして彼らとともに高校三年間を過ごしてきた長門さんと古泉くん、彼らの卒業を祝福するために駆けつけた朝比奈さんと鶴屋さんの姿があった。 「いまじゃあ涼宮も少しはおとなしくなったのかもしれないが、中学の時は本当にすごかったんだぜ。あの時は絶対関わりたくないと思ったものだ。 いまでも中学時代のダチに涼宮に彼氏ができたって話をすると、最初は『冗談だろ』と言って笑い、最後は顔をしかめるんだ。中学時代を知ってる奴なら、絶対アイツとはつきあえないわな」 SOS...
  • 森園生の電子手紙 国木田君と森さんと野良猫さん
    森園生の電子手紙   国木田君と森さんと野良猫さん   それは森さんが退院して入院から通院に切り替わった時のお話。   その日、たまたま僕は森さんの通院に付き合っていて、森さんからお礼に一緒に夕食でもと誘われ繁華街を2人並んで歩いていた。   隣を歩く森さんは僕に勿体無いほど美人で可愛くて少し緊張してしまう。本当に僕みたいな子供が彼氏でいいのかな?と不安になるよね……っとか考えてたら……森さんが隣に居ない? 焦って辺りを見回すと少し後ろでしゃがみ込んで何かしている。 「…可愛い…あっそうだ猫さん、これ食べる?」 どうやら野良猫に構っているみたいだった。 「クスっ…美味しいかった?……そう、良かった。」 猫の頭を撫でニッコリ微笑む………可愛い。猫もだけど森さんが可愛い過ぎる。この人と別れる事になったら…僕は発狂するんじゃないだろうか?改めて彼女の素敵さを実感し側に寄るのも忘れて彼女に見入っ...
  • 冬風のマーチ 第一章
     2月も下旬から3月にさしかかろうとしていた。 いつもはやる気のなさそうに飛ばされていた枯れ葉も、冷えた風が嫌で有給をとったのだろうか。 舞う葉すらなくなったと思えるくらいの強い風が、この辺り一帯を寒さで包んでいる。 俺は暖かい季節を待ち遠しく思えながらも、まだ続くと思われるこの寒さに非常に深いため息を漏らしていた。 まあ、俺がため息を漏らしていたのは、勿論そんなセンチメンタルな理由だけじゃない。そんなに繊細でもないと我ながら思っているさ。 そう、その理由の一つが目の前で繰り広げられている光景だ。当然、いつものことである。 「あんたも参加すんのよ、いいわね!」 毎度お馴染み涼宮ハルヒが教室で会話をしていた。 というかこの怒鳴り声は会話と呼ぶに値するのであろうか。俺ならば恐喝と答えるだろう。そのマシンガントークはまさに弾の尽きることなど知らぬが如しだ。 だがしかし、いつもと違う点がある。それ...
  • Project512_Part2
     Project512_Part2-もくじ- Part1はこちら Part3はこちら Part4はこちら Part5はこちら Part6はこちら Part7はこちら Part8はこちら Part9はこちら     ──●<アッー!──   【チャック・朝倉涼子誘拐事件】   【チャック・国木田くんの憂鬱】   【小ネタ・鬱木田くんの保守】   【チャック・国木田くん誘拐事件】   【チャック・長門有希の鬱系SS】   【チャック・中河に禁則事項?!】   【書き下ろし・中河が来る!】   【お題短編・五輪とカオスとメタミドホス】     #今回収録を減らして読みやすさを狙って見ました。    ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・              _人人人人人人人人人人人人人人人_            __>   ゆっくりしていってね!!!   <-─ - 、 ...
  • 遠距離恋愛 第十五章 前日2
    第十五章 前日2   一通り試験会場と大学構内を見て回った俺たちは、大学そばのファミレスで少々早めのランチを取っていた。 国木田と阪中の志望は、それぞれ理学部と教養学部とのことだった。ランチを食いながら、大学の感想やそれぞれの志望学部への感想や希望を一通り話し合った後で、国木田が切り出した。   「キョン達はこれからどうするんだい?」 うーん、実は考えてない。予定ではこれからホテルに戻って受験科目の最後の確認って所なんだが、何だかそんな気分じゃないな。 「おいおい、キョン。試験日は明日というのにずいぶん余裕じゃないか。キミは僕なんかよりも確認項目は沢山あると思っていたのだが」 へいへい、分かりましたよ佐々木さん。じゃあホテル帰って……って待てよ?確か午後2時以降じゃないと俺は部屋に入れないんだっけ。佐々木、お前の所はどうだ? 「ああ、そう言えば僕の宿泊予定のホテルもそんなことを言っていた...
  • ハルヒ能力喪失・SOS団解散編 1.5話
    ハルヒ「あ、あは。そ、そうよね。あんたは、晴れあるSOS団員の第1号だもんね!     そんなわけないわよね!あは、あははははははは、は………」 キョン「…ハルヒ」 ハルヒ「ねぇ、キョン。……………キス、して」 (1話の途中よりここから下が本編) キョン「ってんなわけねーだろバーカ!    お前何やってんの?顔赤くして「キスして」だ!?    誰がお前みたいな奴とキスなんかするかぺっぺっぺ。    ああ、もちろんSOS団に残るってのも嘘な。残る訳ねーだろボケ! 谷口「なぁ、キョン。涼宮と何があったんだ?」 国木田「何かふたりの間に見えない壁が見えるんだけど」 キョン「さらりと矛盾した事を言うな国木田。    端的に言えば・・・SOS団は解散、俺はハルヒに、もう口も聞かんだろうな」 谷口「は!?お前とハルヒって付き合ってたんじゃねぇの!?」 キョン「ちょwwwそんなわけねーだろバ...
  • 涼宮ハルヒのお願い!ランキング
    新川「涼宮ハルヒのお願い!ランキング!!」  多丸兄「今回のテーマはこちら!!」  森「本当に可愛い北校生がしりたーい!!」  多丸弟「そしてそれらの美少女たちを審査する美食家アカデミーはこちらぁっ!!」   キョン「どうも、キョンです。座右の銘はポニーテールは人類の宝です」  古泉「これはこれは……古泉です。今回はよろしくお願いしますよ、んっふ」  谷口「女の審査は任せろ!!!なんなら俺的北校美少女ランキングを公開してm」  国木田「国木田です。始めまして」  多丸弟「以上の四人の美食家アカデミーが、それぞれ10点ずつの持ち点、合計40点満点で審査してランキングを作成するぞ!!」  新川「機関のブレインたちが汗水垂らして作成した予想ランキングはこちらぁっ!!」  第一位 涼宮ハルヒ  第二位 朝比奈みくる  第三位 長門有希  第四位 鶴屋さん  第五位 喜...
  • 森園生の電子手紙 エピローグ2
    「ふ…ふぁぁぁ」 眠い…夜中彼と長電話し過ぎたようだ…。 「大きな欠伸ですな。会議が終わった後飲み会にも出ずに、サッサと帰ってしまいましたから…てっきり今日に備えて寝ているのかと。」 「ん…そのつもりだったんだけどね…」 理由を話すと生暖かい目でこちらを見てきた………こっち見んな。 「少し寝ては如何ですかな?まだ到着まで時間はあります。」 そうね…でも個室に男性と2人きりの状況で寝るのは無防備じゃない?まぁ新川なら心配ないか。 「そうね…じゃあその前に少し一服してくるわ。」 言いながら私は旅行鞄から煙草とライターを取り出し、ジーンズのポケットに突っ込むと立ち上がる。 「ここで吸ってもよろしいですよ?」 「せっかくフェリーに乗ってるのに、個室に居るのもったいないでしょ?」 私は新川に手を振ると船室を出て階段を上りデッキに出た。 太陽が夏の終わりを惜しむようにギラギラと照りつける。もう8月も後...
  • love in vain~谷口の恋~
    大騒動の文化祭から1ヶ月が過ぎ、俺の学校生活も、 比較的穏やかなものに戻っていた。 季節は11月、深まる秋の気配が色づいた木々の葉の色にいやがおうにも感じられる。 そんな今日この頃。 今日も今日とて、俺は退屈な授業に欠伸を抑えながら、 貴重な青春時代のひと時を、こうして教室で過ごしている。 2年生の秋といえば、そろそろ大学受験の足音が聞こえてくるようにもなり、 予備校に通いだす者、授業に一層に身を入れるようになる者、と様々だ。 俺はというと、母親が予備校の取り寄せる予備校のパンフレットに目を通すこともせず、 だからといって学校の授業に身を入れるわけでもなく、 テストの成績は相変わらず平均ライン。 可もなく不可もなくという、そんな怠惰な学校生活を送っていた。 そんなある日、いつものように登校し、教室のドアを開けた俺に、 嬉々として話しかけてくる男がいた。 谷口である。 「オイ!キョン!ビ...
  • 涼宮ハルヒの選択
    谷口「なぁ、キョン。涼宮と何があったんだ?」 国木田「何かふたりの間に見えない壁が見えるんだけど」 キョン「さらりと矛盾した事を言うな国木田。    端的に言えば・・・SOS団は解散、俺はハルヒに、もう口も聞かんだろうな」 谷口「は!?お前とハルヒって付き合ってたんじゃねぇの!?」 キョン「ちょwwwそんなわけねーだろバーローwwwwwwww    あんな奴となんて死んでも付き合いたくねーよwwwwwwwwww」 谷口「そ、そうだよな…」 キョン「でも、あいつけっこう良い体してるしな。一回くらいヤってから捨てれば良かったかwwwww」   国木田「それ、まだ出来るんじゃない?」   谷口「…どういうことだよ国木田」 国木田「だって、涼宮さんは明らかにまだキョンに未練タラタラだよ?     キョンが涼宮さんに声かければ、1発ヤルくらいなんでもないと思うんだけど・・・」 谷口「ちょw何でお前ま...
  • Project512_Part8
     Project512_Part8-もくじ- Part1Part2Part3Part4Part5Part 6Part7 Part9 Part10 Part11 Part12 Part13 Part14   キョン「あー、何故か今回収録分はハジケたネタが多々含まれているので、 覚悟して見てくれ」   ハルヒ「ちょっとキョン!なにエロサイトの免責事項みたいな事言ってんのよ!  平安時代からあるちゃんとした日本語だから問題ないわ!」   佐々木「ふーむ、学問的に研究してみても面白い話題かもしれないね。  ちなみに漫画家でこんな人がいるよ、参考になるかな?」   ──おしながき──   【中西貴子劇場!】ENOZ注意!   【チャック・佐々木と結婚できる?】オチなし注意!   【チャック・涼宮ハルヒが《禁則事項》できる】とりあえずR15とか書いとく。   【くに☆きだ】 (チャック・国木田がいじめ...
  • 初恋1
    皆さんは自分の初恋の記憶を今でも持っているだろうか? そしてそれが悲しい失恋に終わった人や見事に成就した人、様々ではあろうが 誰もが淡い「思い出」として、それなりに美化された人生の1ページとして刻まれているに違いなかろう。 さて、今回はそんな「初恋」にまつわるお話・・・。 短い春休みも終わり4月、俺も無事2年生に進級し、初々しい新入生を横目に見つめながら、 相変わらずの長くてキツイ坂を上り、学校へと重い足を運ぶ日が始まっていた。 進級してクラス替えが行われたにもかかわらず、俺のクラスのメンツは1年生の時と殆ど変わらなかった。 中学からの親友国木田に、アホの谷口も一緒のクラス。 そして俺の所属する謎の組織、SOS団の神聖にして不可侵な団長、涼宮ハルヒもまた、 1年生時と変わらず俺の席の後ろに、あたかも不動明王か金剛力士像のように陣取っているのである。 そんな新学年としての新鮮な気持ちを少し...
  • Kへの挽歌
     春休みを目前に控えた、とある昼休み。俺は学校の中庭で人を待っていた。  もちろん、女の子に手紙で呼び出されて…などという甘酸っぱい展開はなく、悲しいことに俺の待ち人は男だ。  ハルヒのヤツがまた何か始めるつもりのようで、俺と古泉はその準備のために色々と備品類を集めることになっているのだが…。  …古泉のヤツ、遅いな…。  眠気を誘う、気持ちのいい春の風を感じつつ、まだ来ない古泉に団則に則ってコーヒーでも奢らせようかと考えていると、古泉ではなく谷口と国木田が俺の前に現れた。 「あ、キョン。ここにいたんだ」  よう、どうかしたか? 「喜べ!キョン!国木田様が合コンの話を持ってきて下さった!」  合コン? 「知り合いの子にセッティング頼まれてね」  へぇ~…相手は? 「光陽園女子の一年。その子は中学も一緒だったんだけど、キョンとは面識ないかも?」  おぉ、あのお嬢様学校。うちの中学からも行っ...
  • SOS団のメタボ
     太ってしまった。  と一言で済ませるのは容易いことだが、この状態にいたるには数々の複雑なプロセス、要因が積み重なっているんだ。とても一言でなんか言い表せない。  冬の間、寒い寒いと言いながら中華まんを食べたりホットドックを食ったりしていたが、その上さらに温度調整の効いたあたたかい小春日和のような部屋に閉じこもって、冬眠中の熊のようにグダグダしていたのが大きな原因であることに間違いはない。  年が明けて正月には、調子に乗ってバカスカと餅やら栗きんとんやらカロリーの塊のような物を食べまくっていたのも、この腹回りをしげしげと見るたびに思い出されて悔やまれる。あそこでもう少しセーブしておけば……。  春になったら春になったで、SOS団の全員で春休みを利用して連日のように花見ツアーを敢行していたのだから、その数日間の摂取熱量など考えたくもない量に達しているに相違ない。  つまり。俺は、いや、...
  • 失ったもの・得たもの 第一話「幸福からの転落」
    なにかおかしいと思ったのは次の日だった。 昼休み、いつも通り谷口、国木田と飯を食べようと鞄から弁当を取り出すと谷口からこんな事を言われた。   「悪いキョン、今日は一緒に食えねえ」 「ん?なんかあるのか?」   「国木田と二人だけで話したいことがあるんだ」   そう言うので国木田の方をみると、国木田も手を顔の前にあげてごめんのポーズをとっていた。   「まぁ…そういうことならしゃあないか」   「悪いな」   教室の中で一人食べるのも寂しいので、部室に行って食べることにしようと部室に向かう。 多分長門がいるだろうが、まぁ飯食うぐらいは許してくれるだろうさ。   そんなこんなで部室に向かうと、案の定長門がいた。   「悪いな長門、今日はここで食べさせてもらうぞ」   長門はなにも言わないので了解の意を得たと思い弁当を開こうとしたら、思わずびっくりするようなことを長門が言った。   「今は一人...
  • ハートレスエンジェル
    大きな白い翼で空を飛ぶそれは、まるで天使のようだった。 だが、そいつは幸福を届けるエンジェルでは無い。 敵意を湛えた目が俺を捕らえる。 解かってる。 逃げることは出来ない。 この戦いは避けられないんだ。 夏。それが待ち遠しかったような頃が、俺にもありました。 「暑い・・・暑すぎる・・・」 俺の言葉とは関係無く、太陽は容赦無く熱と紫外線を放射し続ける。 俺はこの暑い日にも、SOS団団員の義務としてこの部室に来ている。本音を言うといますぐ家に帰ってクーラーの効いた部屋で寝たい。 当然だろう?人間だったらそう思う筈だ。 「畜生・・・太陽なんか爆発しちまえ・・・」 「そんなことになったら、人類は滅亡ですよ」 古泉が微笑みながら言う。 うるせぇ、解かってるんだよそんなこと、いちいち突っ込むな! と言ってやりたかったが、それに使うエネルギーがひどくもったいないように感じられ、俺はそっぽを...
  • 非凡なる凡人
    涼宮ハルヒの変人奇人っぷりは今更何も言わなくても解かると思うが、そうでなくても変わっている奴というのは意外とたくさん居る。 自己紹介で宇宙人に集合をかける奴は居なくても、「趣味は石集めです」とか言うやつは居るし。 SOS団なる団を立ち上げる奴は居なくても、サッカー部とコンピ研とミステリ研を兼部する奴は居る。 ハルヒの常軌を逸した変人ぶりに隠れて目立たなくなっていても、そんな奴らはまぁ普通に生息していると言うことだ。 前置きが終わったところで、本題に入ろう。 国木田という奴は、これはこれで変わった男だ。   「SOS団文芸支部機関誌、第2巻を発行するわ!」 ハルヒが団長席の前で声高らかにこう宣言したとき、俺は目眩を覚えたね。 一応もう一度聞こう。 「ハルヒ、何だって?」 「だから、SOS団文芸支部の機関誌よ!あれをまた作るの!」 SOS団文芸支部なんて団体は存在しないぞ。 「何故だ?」 「頻...
  • 涼宮ハルヒの邁進 その2
    「それがよー、結構ドジっ子なんだよなー。炊出し所でも皿をよく割っていたし」 「ほほう、それはそれは」 「でもよっ! それがまたかわいくて仕方がないんだ! んんーもうっ、こう抱きしめてしまいたいほどに母性本能を くすぐられるって感じだ! わかるだろ!?」 「そうであるかも知れませんな」 「しっかし、そんな彼女も結構頑固だったりするんだよなぁ。いや、どっちかというと意志が強いといった方がいいかも。 一度、言い始めたら絶対にやり通そうとするからなぁ。でもそんなところもかわいくってたまらないんだよ、これが!」 「それはそれは」 「でも、甘やかしすぎはどうかと思ったりもするんだよー。少しはこっちの意見も言っておかないと ただのわがままになっちまうかもしれねーし」 「そうであるのかもしれません」  おい、谷口。自分の彼女自慢は結構だが、少しは大人しくできないのか。大体、新川さんは完全にスルーモードだぞ...
  • 涼宮ハルヒの誰時 朝倉ルート
    文字サイズ小でうまく表示されると思います   涼宮ハルヒの誰時   「ご、ごめんね?」  手を振り払ったのは俺なのに、何故か慌てて謝ったのは朝倉の方だった。 「こんな大変な時なのに、変な事言ってごめんなさい」  そう言って立ち上がった朝倉は、そのまま逃げるように隣の部屋へいってしまった。  見間違いでなければ、朝倉の顔は真っ赤だった様な気がするんだが……まあ気のせいだろう。なんだか一気に疲れた気がする、というよりも疲れてるのに 無理やり動いてただけなんだろうな、実際。このままここに居たら、本当に泊めてもらう事になりかねん。  朝倉。  呼びかけてみるが返事はない、だがそんなに広い部屋でもないんだから聞こえていないって事はないはずだ。  今日は帰る、また話を聞かせてくれ。  俺はしばらく待ったが朝倉からの返事はなかった。  なんなんだろうな? これは。  でもまあ朝倉は聞いているんだろうな...
  • 少年達の雑談
    俺は今、谷口の家に来ている。 なんでかって?今日はSOS団の活動が休みだからだ。理由は知らん。 部活がないと早く帰れるから家でゴロゴロしようと思ったのだが 帰り道で話が盛り上がってしまい谷口の家で雑談をすることになったのだ。 ちなみにいるのは谷口、国木田、古泉、俺だ。 そして今何の話をしているかと言うと・・・・ 「俺が思うにやっぱ胸は大きい方がいいと思うんだ!!」 「いや、そんなことないです。大きさより形の方が重要ですよ」 「僕も古泉君に同意するね」 好みの胸の話だ。 思春期の男だからな。こういう話をしたっていいじゃないか。 そして今、最もくだらなく熱い闘いをしているわけだ。 「なんでだよ!!男だったら巨乳を愛せよ!な、キョン?」 「あぁ、そうだな。夢が大きい方がいいように 胸だって大きいほうがいいに決まってる」 「よく分からない例えをするのが好きですね。貴方は」 会話からも分かるように俺...
  • 長門有希の密度
    『長門有希の密度』     やっと衣替えになった。しかしいくら半袖でもこの時期の湿度の高いじめじめ天気では、あまり効果は感じられない。教室にクーラーを設置しろとは言わないが、せめて除湿機能だけでもあれば、快適に勉学に励めるのだが……。睡眠ではないぞ、一応言っておく。 教室にさえないんだから、この旧校舎・部室棟にはクーラーなどと言う文明の利器は存在するわけがない。いろいろ文芸部室に持ち込んでいるハルヒでさえ、クーラーまでは手が回らないらしい。ただし、いつの日かあの大森電器店の店主がクーラーを設置するために部室を訪れそうな気がしないではないが。   そんな蒸し暑い放課後の部室にいるのは、今のところ俺と長門の二人だけだ。他の連中は掃除当番かなんかだろう。俺は、いつものようにきりっと背筋を伸ばし、不動の体勢でハードカバーを読みふける小柄でスレンダーな長門の姿をぼんやりと見つめながら、昼飯時の谷口や...
  • 色んなキャラが出るSS3
    失われた最終回幻の15話   涼宮ハルヒ「今日はキョンの誕生日だからみんなで祝いましょう」 キョン「なあ、ハルヒ。誕生日位、本名で呼んでくれないか」 一同「…。」 キョン「全宇宙が停止したかと思われた、ていうのは嘘ぴょんで 本名を覚えてもらってない俺が落ち込んでるだけなんだけどな」 「もしかして、覚えてないのか?」 ハルヒ「そそんなことはないわよね、みくるちゃん」 みくる「え、えっと、こ古泉君」 古泉「じゃあ、僕はバイトがあるので キョン「ごまかすな、俺の名前覚えてないだけだろ、 長門、お前は」 長門「記憶にない」 キョン「なんですとぉ、あ朝倉お前は、ってなんで朝倉がいるんだ まあいい、俺の名前をおぼえてるよな」 朝倉「所詮、私はバックアップそんなこと分かるわけないじゃない」 キョン「かんけいねぇだろ、谷口、国木田お前らは知ってるな」 谷口「わわわ忘れ物」 国木田「えっと覚えてないな」 キ...
  • 下衆谷口のなくころに ~尻隠し編~
    谷口「頭の中には夢いっぱい。おならのにおいが部屋いっぱい」   谷口「どうも。”何周しても花嫁はフローラ”谷口です」   谷口「本日は近所のレンタルビデオ店からお届けしております」 国木田「お届けするのはいいけど、堂々と山積みでAVを持ってこないでよ」 谷口「おやおや、レンタルビデオ店アルバイターの国木田くん。お客さんに向かってそんな言い方はないんじゃないかな? かな?」 国木田「宜しくない行為をするお客さんをたしなめるのも、店員の仕事だよ」 谷口「たは! これは手厳しい! 申し訳ない。実に申し訳ない。反省いたしました」 国木田「分かってくれればいいから。土下座はやめてよ。ものすごい当てつけがましいよ」 谷口「いやはやどうも」   谷口「それじゃあ、和やかな空気になったところで。手早く商品を袋につつんでくれたまえ」 国木田「ぜんぜん反省してないよね、キミ」 谷口「バカになっちゃうわよ!?...
  • その他短編60
    朝倉 「ふふふ・・・じゃぁ、死んで」 キョン 「ふ・・・一つ一つのプログラムが甘い!!」 朝倉 「ぶげはっ!!あごがはずれた」 キョン 「ふ・・・今のうちだ!!!死ね!!!!!1(朝倉からナイフを奪う」 朝倉 「ごばぁ!!」 キョン 「その眼球ひっこぶいて血まみれにして殺してやる!!!!!」 長門 「・・・」 長門 「・・・(怖くて立ちすくんでいる。」   ハルヒ「遅刻したものは死刑よ!わかってるキョン!」 キョン「あぁ、わかってるさ。」 古泉 「すみませぇん遅刻してしまいました!」 キョン 「お前死刑な。お前の腹を切り開いて内臓をみんなでいただくとしよう。」 古泉 「それだけは・・・グサッ」 キョン 「アヒャヒャヒャヒャ・・・内臓パーティーの始まりだぜwwwwwwwwww」 長門 「・・・」 長門 「・・・(怖くておしっこ漏らした」     谷口「WAWAWA忘れ物ガララ...
  • ある雪空の日の事 前編
    「いい、みんな!!アタシ達の辞書に敗北の二文字は無いのよ!!」 …。 ハルヒの声が響く。 …。 「やれやれ」 「ふふ、かしこまりました。元帥閣下」 「が、がんばります!」 「コクン」 「オッケ~にょろ♪」 「血が騒ぐぜ!」 「出来るだけ頑張るよ」 …。 決戦の時は来た!!。 …。 …状況がわからない? OK 今回の出来事を振り返ってみよう。 …。 …。 …。 …。 「明日雪合戦をするわよ!!」 …。 ……はい?。 …。 今日は一年生最後の日、明日から春休みだ。 終業式を終えた俺達は春休み中に行う合宿についての最後の打ち合わせを行う為部室に集まっていた。 一通り話し合いを終え さあ帰るか…。 と思った時にハルヒの声が部室に響いた。 古泉も朝比奈さんも目を丸くして驚いている……まぁ、長門はいつも通りだが。 …。 「……ハルヒ」 「何よ!」 「……今、何をするって言った?」 「雪合戦よ!アン...
  • 森園生の電子手紙 2
    「…んっ…ふぁっ…あっ…そうか…」 夢か…既に忘れてしまったが、起きるのが残念な夢を見ていたらしい。 「……おはよう。」 黒猫の縫いぐるみにキスし、私はベッドを出た。   [おはようございます。 昨日の猫のおかげで素敵な夢を見る事が出来ました。]   と彼にメールを打ってみる。朝からは迷惑かも…と思わないでも無いが一通位良いわよね。   憂鬱なはずの月曜日の朝も気分よく過ごせる。恋や愛だのは気の迷い何て言うけど…それ以上に素敵な物だと改めて思う。 などと妄想しても、私達はまだ付き合ってもいないのが現状だ。[片想い中が一番楽しい]なんて何かで読んだ気もするが、やはり好きな相手に遠慮無く好きと言える両想いが私はいい。     っと…考えながら歩いていたら駅を通り過ぎかけた…危ない。いくら気分が良くても、朝から遅刻して上司にブチブチ言われるのは精神衛生上よろしくない。 と言うか倍ムカついて古泉...
  • キョンは大変なものを盗んでいきました in ハロウィン
     もし全世界からお菓子が消えてしまった場合、僕達はどうなってしまうのか。  そんなことを考えるのは象がタマゴから生まれた場合の殻の厚さを考察する行為に似て無意味なもので、僕達はもっと他の、先に繋がっていくようなことに頭を使っていくべきなのです。    しかし、それが実際に起きてしまえばそうも言ってられません。  つまり現在、僕達の大切なお菓子がその姿をくらましてしまっているのです。もっともこれは世界規模の話ではなく、極小規模な僕の周囲でのみ発生しているだけなのですが。  話を戻すと、僕個人としては通常お菓子が消え去ろうとも特に支障はありません。元々甘いものに頓着はありませんし、それが誰かに食べられてしまったからといって声を荒げたりなんかも僕はしない。  ですが、今だけは非常に困るんです。    何故ならば、今日はハロウィンなのですから。    そして僕は現在、お菓子を何処かへ持ち去っ...
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    目次   「さよーならー」 さて、今日もかったるい授業を終えて放課後の部活の時間に入る。 高校2年生になってもハルヒの破天荒ぶりは相変わらずで今日も新団員探しに精を出しているそうだ。 …しかし 「ふぁ…」 …眠いなぁ。 「あ、キョン。今日も部活かい?」 「おぉ国木田。そんなところだ…まだ帰らないのか?」 「谷口が眠ったままなんだよ」 「…こんな奴はこうすりゃいいんだよ」バシン 近くにあったノートで叩いてみた。 「うぉっ!?」 「な?起きただろ?」 「ホントだ…というかキョンって容赦ないね」 「まてまて、俺に謝罪は?」 「まぁ毎日のように妹に叩き起こされてるからな。これくらいは優しい方だ」 「妹さんと仲いいんだね」 「…まぁな」 「おい…謝罪は?」 「うるさいぞ谷口。じゃな国木田。早く行かないとハルヒが黙っちゃいないから」 「うん。またね」 不毛なやり取りを終えて部室に...
  • ●えもん 第2話
    第2話「ホモでもドア」 キョン「ただいまぁ~、ふぅ~疲れた・・・えっ?何母さん?お使い!? なんで俺が!?・・・はいはい、わかったよ・・・」    ・    ・    ・ ●「おかえりなさい!キョンたん!」 キョン「あぁ・・・」 ●「おや、どうしたのですか?元気がないようですが」 キョン「あぁ、ちょっとこれからお使いなんだ。だけど疲れていく気がしなくてな・・・」 ●「それでは僕の道具の出番ですね。(ガサゴソ・・・)」 キョン「なぁその道具をブリーフの中から出すの止めてくれないか?」 ●「このブリーフは4次元空間と繋がっていてどんな大きさの物も出し入れ自由なんで   すよ。もちろん僕のアナルもどんなモノでも出し入れ自由ですよ♪」 キョン「うるせぇ!だまってさっさと出しやがれ!!!」 ●「そんなに照れなくても・・・これです!」 たららたったた~♪ ●『ホモでもドア』 キョン「なんだこりゃ?普通...
  • 涼宮ハルヒの戦場 その2
     前線基地に向かうトラックを激しい爆発音が揺さぶる。突入前の準備として、学校の砲撃隊が北山公園の植物園に 120mm迫撃砲による徹底した砲撃を行っているのだ。空気を切り裂くような音が頭上をかすめるたびに 身震いを覚える。あれに当たれば、身体が傷つくどころか粉々に吹っ飛ぶんだろうな。  そんな中、前線基地に到着し、古泉小隊と鶴屋さん小隊の入れ替えが始まる。 「やあっ! キョンくん! また、会えてうれしいよっ! これから一緒にめがっさがんばろうね!」  鶴屋さんのテンションの高さは相変わらずだ。そんな彼女にハルヒも満足げのようである。  てきぱきとしたハルヒの指示により、2分とかからずに入れ替えが完了し、 「さて! いよいよ突入よ! 気を引き締めなさい!」  ハルヒの声が合図となり、またトラックが動き始める。  植物園が近くなるにつれて、爆発音が激しくなってきた。激しい土煙が植物園を覆っている...
  • Project512_Part6
     Project512_Part6-もくじ- クイックメニュー    ──(*゚q゚)<ウッウッーウマウマー♪ウッウッーウマウマー♪──   【偽チャック・橘京子に過去話暴露!?】   【保守小ネタ・がんばれ柳本さん!】   【偽チャック・橘京子危機一髪!?】   【保守短編・三月九日】ロンリーバースデー俺2   【偽チャック・カマドウマの逆襲・・・?】   【偽チャック・ポンジー藤原の逆襲?】   【チャック・古泉一樹にヤンデレCDを無限ループで聞かされる】   #バルサミコ酢、やっぱいらへんでー。    ・ ・ ・ ・ ・ ・         _r‐-、―- 、       /   、   ヽヽ      / 〈 i 、、 〉 ハ  } !      |! ヽルヾ∨イテト、l、N      ヾヽ{セリ  ` ′ _ノ       ` ヽ  l二}  ノ          `ー...
  • 涼宮ハルヒの戦場 その5
     さて、静かな時間が進んだのは、翌日の朝までだ。どうやら嵐の前の静けさって奴だったらしい。 日が昇るぐらいの時刻、前線基地の北1キロの辺りを警戒中だった小隊が数十両に上る車両に乗った敵が 南下してきていたのを発見したのだ。ハルヒと一緒にいた俺は小隊を引き連れて迎撃に向かったのだが…… 「おいドク――じゃなくて衛生兵! 負傷者だ来てくれ!」  俺は道の真ん中で鼻血を垂らしている生徒を抱えて叫ぶ。 だが、民家の路地で敵と撃ち合っていた彼には声は届かない。幸い、近くにいた別の生徒が俺の呼びかけに気がつき、 衛生兵の生徒をこっちによこさせる。  どこを撃たれたんだ!と叫ぶ彼に、俺は、 「足だ! それでもつれた拍子に頭から転んだ! 意識もなさそうだ!」  彼はわかったと言い、処置を始めようとするが、なにぶん道のど真ん中だ。そんなことを敵が許してくれるわけがない。 近くの民家の二階からシェルエット野郎...
  • 色んなキャラが出るSS4
    キョン「なんかしべれょー」 イチャイチャ 長門「なんか」 イチャイチャ キョン「こいつー」 イチャイチャ ハルヒ「………」 イライラ 古泉「みくるさん…」 イチャイチャ みくる「一樹くん…」 イチャイチャ ハルヒ「………」 イライラ ハルヒ「(くそーでおくたー!だっていつのまにかみんなカップル成立してるんだもんなー…)」 阪中「大丈夫涼宮さんには私がいるのね」 ハルヒ「マンモスだけは!うれPだけは!」 鶴屋「(くそー先越されたにょろー)」   谷口「DOCHIのペニ男ショー! 司会はおなじみ西麻布の『チャック・ウィルス』こと谷口どぅえ~っす!」 新川「いいぞチャック・ウィルソーンwwwww」 谷口「そして次に紹介するのはもちろんこの方!この番組始まって以来なんと15連勝と爆勝街道爆進中の超カリスマ! 捻れたペニスが奥様方に大人気!アナル界の王子『44口径マグナム』ことこい...
  • 佐々木の災難な日常
      ※カオス & キャラ崩壊注意    ザザァーと押し寄せる波の音。今年は残暑という事もあって海は人いっぱいだ。  そんな中……わたしは砂に埋まって耳かきをしている。  なんでこんな状況なのかって? いや、わたしはただ海に涼みに来ただけなんだが……何故かポケットに耳かきが入っていたのだよ。  丁度最近耳かきをしていなかったし、せっかくだから耳かきをしていたんだ。    だがその時、スイカ割りをしている人が誤ってわたしの頭に棒を思い切り振り下ろした。  スコーン!! という音とともにわたしは見事砂に埋まってしまってね。くっくっ、全く面白い話だよ。    おや……? この何かが耳から垂れ流れる感触はなんだろう。  赤い液体……? まるで血のようだな……って、これは血なのか……!?  ど、どうする。耳から血なんて流した経験なんてない。対処方など勿論知らない……!  さっきの大きい衝撃で耳が傷つい...
  • 長編・その他2
    再会と再開、そして開始 テレビ出演 パラレルワールズ プレゼント ツイスト・オブ・フェイト-キョン殺害命令 SONGOF KUNIKIDA -MELTY CADENZA OF SECRET- ノンフィクション・ストーリー ひぐらしの憂鬱 鶴の舞 朝倉と 一日おにいちゃん 一日おにいちゃん 後日談 涼宮ハルヒの怪談 fixed mind 狙われた憂鬱 One Day.... ハルヒ親父シリーズ ずるい二人 ササッキーシリーズ ●えもん 朝倉涼子の再誕 幸福な鶴屋さん そしてイブはリンゴを齧る えれべーたー☆あくしょん 生徒会長の悪辣 いつも曜日は九曜日 佐々木さんの憂鬱 眠たくないけど……シリーズ crane love 橘の香り 月間佐々木さん 佐々木の囁き Lolita s Love Complex ネクストジェネレーションの憂鬱 谷口探偵の事件簿 SOS団が家族に? えれべーたー☆あく...
  • 男だらけの修学旅行
    一日目の夜、男部屋の連中は全員布団に入って修学旅行ではお約束のあの話題で盛り上がっていた。 谷口「誰にも言うなよ!?」 垣ノ内「言わない言わない。口堅いからさ。」 谷口「俺は2年の・・・朝比奈みくるさんが好きだ!」 手島「フォ――www」 榊「レベルたけーなオイw」 岡部「おいお前ら!もう消灯時間だぞ。騒いでないで寝ろ。」 は~い、すいませ~ん。おやすみなさ~い。 ・・・・・ 国木田「先生行った?」 山根「行った行った。」 吉崎「何して遊ぶ?」 松代「修学旅行と言~え~ば?♪」 あソレ♪ソレ♪ソレソレソレソレ♪ 枕 投 げ ! ♪ 谷口「オラ死ねー!」 新川「くらえー!」 キョン「オイ!オイ! お前らちょっと待て!」 キョン「そんなに騒いだら先生に怒られんだろ!」 谷口「何だお前?w 先生が恐いのか? オラくらえー!」 手島「オラオラオラーw」 バシバシバシバシ! キョン「...
  • 欲望
    一週間前のことだ。SOS団が根城にしている文芸部室にハルヒが鶴屋さんを連れてきた。 鶴屋さんの誕生パーティーを鶴屋邸で開催するらしく、その会にSOS団の面々にも出席を願いたいという話だった。 しかしその誕生会というものがただの誕生会ではなく、鶴屋さんの誕生日を祝ってくれた出席者の一人に 鶴屋家の財産を半分譲渡するということなのだ。 鶴屋さん「ウチのお爺ちゃんがめがっさ情に脆い人でさ。孫の誕生日を自分のことのように祝ってくれるような人には      お金で御礼をしても足りないくらいだとさ!財産の半分でよければいくらでもくれてやるってさ!」 阿呆だなその爺さん。でもこれはものすごく有難い話じゃないか?友達である鶴屋さんの誕生日を祝ってあげたいという気持ちは普通にあるが、 それだけで鶴屋家の財産を半分も貰えるんだぜ?でも出席者の一人にしか譲渡しないって? ということは鶴屋さんの誕生日を一番祝...

  •  「あんたって変な顔してるわよね」 ハルヒが唐突に変なことを言い出した。 「なんだ、藪から棒に」 「いや、あんたの顔じーっと見てたら変な顔だなあって思って」 なんだこいつ。 「よくもまあそう失礼なことを真顔で言えるもんだなお前は」 「いや別にあんただし良いでしょ」 理由になってねえよ。明確な根拠と論理過程を述べろ。 「キョンの顔を見ました。変な顔でした。証明終了」 「勝手にQEDするなぼけ。お前しか納得できてねえじゃねえか」 「そんなことないわよ。ねえ?あんたもそう思うでしょ?」 たまたま通りかかった国木田に話をふるハルヒ。国木田はいきなりの質問に少しばかり驚きを浮かべながらも、 「えっ、そうかなあ。実に平均的で平準化されたありふれた日本人顔だと思うけど」 こいつも真顔でひどい事を言う。そこはお世辞でもそんなことないよーイケメンだよーとか言えよ。てかすんなり答えられたってことは...
  • 森園生の電子手紙 3
    放課後。帰り前のショートホームルームが終わると同時に僕は走って昇降口に向かった。   学校終了 即帰宅 夕食 お見舞い   がここ最近の僕の毎日の過ごし方だ。森さんの入院している病院は、僕の家からだと少し距離があり急がないと森さんに会える時間が減ってしまうのだ。 学校終了後すぐにお見舞いに行ければ良いが、家は家族揃って晩御飯を食べるのが決まりなので、なかなか思い通りにはならない。   因みに森さんが事故に遭った日、朝帰りを怒られそうになったが、一緒に来てくれた古泉君と新川さんがフォローしてくれた。古泉が森さんの弟で新川さんが父親って言う無理な設定だったけど…… まぁ、そのお陰で問題無くお見舞いに行けるんだし…2人には本当にどんなに感謝しても足りないと思う。   一度ちゃんと古泉君にお礼を言おうとしたが、いつもの微笑でお気にせずとだけ言われてしまった。何か今更だけど古泉君も不思議な人だよね...
  • 涼宮サスペンス劇場~メイドさんは見た~
                涼宮サスペンス劇場 静かなBGMと一緒にタイトルが出てくる。 文化祭1か月前。ハルヒが映画を撮ろうと言い出した。 ドロドロだが甘くかつシリアスなサスペンス映画だそうだ。 完成したので、SOS団他出演者で試写会をしている最中だ 私は朝比奈みくる。職業はメイドさんです。 今お世話になっているのは、投資家の鶴屋さんのお宅。 家主の鶴屋のお嬢様は、若くして投資家トップだったお父さんを亡くして後を継いでます そのため、いろんな投資家の息子から結婚を責められて大変そうです。 鶴屋嬢「みくるさんっ!塩・・プクク・・塩をまいておきn・・あっははは」 みくる「ふぁ~い」私は言われたとおりに塩をまいた。 塩をまくってことがよくわからないから玄関先にちょろっとまいた。 鶴屋嬢「みくるさ・・ププ・さん、今日のご飯はなんだい?」 みくる「ハ、ハンバーグです。おおお嬢様今日もしつこくされて...
  • 超絶探偵、谷口
    背中に鈍く熱っぽい痛みを感じ、目覚めるともう23時だった。 ベッドに潜り込んだのが、確か14時前だった記憶がある。ということは、俺は9時間も寝ていたことになるのか。 ベッドに潜り込んだと思ったが、よく見るとここはカーペットの上だった。こんなところで9時間も寝ていれば、そりゃ背中も痛くなるってもんだ。 くそ。電気もつけっぱなしだ。そういえば帰ってきた時は昼間だったから電気をつけたりしてないはずだ。ってことは、昨夜からずっとつけたままだったってことか。 乾燥したゴムみたいに縮んでいた体を起こして背伸びすると、眠気もなにもかもが一斉に飛んでしまった。 俺は夜型の人間というわけでもないが、さすがに今から歯を磨いて風呂にはいって、また朝までぐっすり眠る気はしない。 倦怠感をひきづりながら洗面所まで移動し、顔を洗い冷蔵庫の中にあったパンを食べて外へ出た。 心許ない街灯の明かりをたよりに歩いているうち...
  • 森園生の電子手紙 エピローグ2番外編 涼宮ハルヒの誘拐
    高校に入学して2回目の夏。俺達はまた例の機関所有の孤島に合宿に来ていた。その2日目の話だ。 孤島の別荘から伸びる三叉路、俺はそこで途方に暮れていた。向こうから古泉が走って来る。 「駄目です……島の東側では見付ける事が出来ませんでした。」 その顔には普段の余裕の微笑みは無く、焦燥に満ちている。さっき国木田が北側を探したが居なかったらしいし…俺が調べた南側も人影なんてまるでなかった。 「後は新川さんが捜索している西側だけですか……これはいったん別荘に戻って情報を整理した方が良いですね。」 「それしかないな……分かった。」   やれやれ、なんだよこの状況は…また機関絡みか?     午前7時過ぎに目を醒ました朝比奈さんによると、既にハルヒは居なかったらしい。その時は朝比奈さんは、天気も良いし朝の散歩にでも行ってるのだろうと気にしなかったらしい。 しかし朝食時になってもハルヒは戻らなかった。おか...
  • SOS団プレゼンツ 第一回 涼宮ハルヒ争奪戦 ―最終試練(前編)―
    最終試練の準備とやらが結構かかるとのことで、俺は独り暇を持て余していた。 だが、これからする内容を思い出し、反芻すると意気消沈してしまう。 最終試練の内容は、参加者が俺と一対一の勝負をすると言うものだ。 何を勝負するかは参加者が任意に決めることができ、その勝負に勝ったものがハルヒに告白できる、ということになるらしい。 だが、なんでハルヒはこんな大一番を俺に任せたのだろうか? その気になれば、俺がわざと負けてさっさとハルヒの彼氏を作り上げることも可能なのに。 鶴屋さんが言ってたように、俺を信頼しているというか? …うーむ、わからん。なんで俺がこんな大事な場面を任されたのか… 「そんな理由は簡単だ」 ―谷口!?いきなりなんだ?何を言いやがる!? 「いきなりなのはお前だ。突然ぶつくさ喋り出しやがって」 うをっ!俺は独り言を喋っていたのか!しかもそれを谷口に聞かれていたとは、何たる不覚! 「全...
  • 長編・その他3
    SOS団お天気シリーズ 国木田の・・・ 涼宮ハルヒのストリートファイター 梅雨空に舞う雪 本名不詳な彼ら in 甘味処 沈黙の日 国木田の憂鬱 原付免許 クロトス星域会戦記(銀河英雄伝説クロスオーバー) 分裂、或いはSのモノドラマ(佐々木×キョン) セーラー服とメイドさん ユ・ビ・レ・ス Missing you関連 涼宮ハルヒの奇妙な冒険 ドラえもんとハルヒの鏡面世界(仮) (ハルヒ×ドラえもん) Macross Cross (MacrossF x 涼宮ハルヒ) 宇宙人は情報羊の夢を見るか? プロローグ ピノキオ 月の微笑シリーズ(佐々木×キョン) ランキング by.キョン(佐々木視点、オール物) お隣さんはすごいヒト 空と君とのあいだには 消失異聞 切り札と悪魔 谷口のTOT団 涼宮ハルヒの誰時 朝倉ルート 雷の夜のこと Live A Cat~シャミセンさんシリーズ~ 台風一過のハレの日...
  • 白有希姫 前篇
      「もちろん、去年学校祭で行った映画撮影は覚えてるわよね?その時の主役女優と男優を答えなさい、キョン!」 「朝比奈さんと古泉だろ。」 「そう!有希も大事な役だったけど、ちょっと刺激が足りないのよ!だから、今回は脇役だった者に大チャンスを与えようと思ってるわ!」   今回は、って…やはりまた何かするつもりなんだろうな、コイツは。   「で、何をする気なんだよ。」 「演劇よ!学校祭で演劇をするの!」   反論はしなかったさ。無意味な抗議ってことはもう分かりきってるからな。ハルヒはホワイトボードに何かをいきなり書き始め、演劇の題名を高らかに宣言した。   「その名も…『白有希姫』!!!」 「…やれやれ。」   白有希姫。童話『白雪姫』の事だろう。   「今時白雪姫の話なんか平々凡々に演じてどうする。何の楽しみもなさそうだ。」 「普通にやるわけないじゃない!アレンジよ、ア・レ・ン・ジ!!」   ...
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