涼宮ハルヒのSS in VIP@Wiki内検索 / 「素直なキモチ第3-1話」で検索した結果

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  • 長編・未分類2
    ハロウィンパーティー 箱入り娘 HAPPY TREE FRIENDS 自殺 少年達の雑談 SOS団の惨劇 パートナー 閉鎖空間と糞団員 家族 電波作品1 電波作品2 雪合戦 クリスマス中止のお知らせ 巡る財布 カオス・ザ・ワールド あたたかなもの 12月18日・A  dearest beyond of SuzumiyaHaruhi 宇宙人現る! SOS団ラジオ支部~深夜版~ こたつでみかん 迷探偵キョナン 特攻野郎アフロチーム 涼宮ハルヒの舞台裏 ある雪空の日のこと ロックンロールスターダスト トライアングル・ラン チョコ、キッス、カオス♪ My namewas... 平行記憶 雨の日のぬくもり 遠い場所までむかえに来て GANTZ とある2月14日の断片 ハルヒがみくるでみくるが長門で長門がハルヒで… 俺が古泉で古泉が俺で…(上の続編です) かわいい一日お茶だし係 続・孤島症候群 「涼...
  • 素直な気持ち
    DVDの続きのような話です。 明けて日曜、今日はSOS団不思議パトロールの日である。 いつものところに10時集合。いつもの喫茶店へ。 誰が奢り当番になったかなんて言わなくてもわかるよな?まぁそういうことだ。もう気にもしてないが。 昨日さんざん遊んでやった団長様は疲れる様子を知らずハイテンションである。 ただ、俺に対してはどこか冷たく当たってくる。・・・ような気がする。俺が何か悪い事したんだろうか? 他のメンバーもそれに勘付いてるようで意味深な顔を俺に向けてくる。 なんだ古泉そのニヤニヤした顔は。何か知ってるふうだな。 長門は・・・多分わかっているだろう。そういう奴だ。あとでペアになったら聞いておこう。 朝比奈さんは相変わらず何もわかっていなさそうな笑顔を振りまいている。実に平和的で美しいじゃないか。女神の称号を進呈したいね。 大まかな作戦会議を終え(といってもただ他愛もない事を話して...
  • おめでた
    ハルヒ「キョン、あんた最近太ったんじゃない?」   キョン「そんなことはないと思うが?」   別段よく食っているってわけでもないしSOS団に入ってからは 無駄に動くことが増えたこの状況で太る原因なんてないはずだ   古泉「キョンたーん」   顔が近い、キモい、離れろ …何だ?腹の調子が悪い…イタタタタ!!!   古泉「キョ、キョンたんどうしたの?」   キョン「腹の…調子が…」   ハルヒ「古泉君!キョンを保健室まで連れていって」   古泉「承知しました」   そんなこんなで俺は保健室まで連れていかれた   保健医「おめでたね」   キョン( ゚д゚ ) 俺は男だ。今まで生きてきて女に間違われたことすらない この保健医のババァは目が腐ってるんじゃないか?   古泉「キョンたん」   何だ、古泉。俺の思考力がついて行かないこの状況でそんなに顔を近づけるなキモい   古泉「これは涼宮さんが望ん...
  • 二人、夕立、遊具にて
    今年の秋は暑い、と思っていたのも束の間、いつの間にか寒さに震えるような気候になってしまった。 特に理由はないのだが、最近団活が終わると俺とハルヒは一緒に帰るようになっている、本当に何でだろう。 そして今日も俺達は肩を並べて長い長い下り坂を下っていた、途中の焼き芋屋で焼き芋を買わされるのはもはや規定事項となっている。 一度なぜ買わなきゃならないのか聞いてみたところ、秋だからに決まってるじゃないと言われた、そのときは妙に納得してしまったな。 そんなに食うと太るぞ、と思う奴もいるかもしれないがそんなことは全くない。 これはただの蘊蓄だが坂は登りより下りの方が肉体的にはきついらしい、俺はそうは思わんが全然太らないところを見ると実際に正しいのだろう。 結局は気持ちの持ちようってことだな。 「さっきから、なーにブツブツつぶやいてんのよ、それ引きこもりっぽいわね」 失礼な奴だ、本当に引きこもるぞこの...
  • 佐々木「ん?素直になる薬?」
    まとめページwww25.atwiki.jp/haruhi_vip/pages/6521.html から   (その1/3)   佐々木「自白剤の類なの?」 橘「い、いえ。そういうキケンなものでは……」 佐々木「ふうん」 橘「最近女の子の間で流行ってるんです!好きな人に告白したいけど勇気がでない、みたいな時に」 佐々木「これを飲むのね」 橘「そうなんです!まあ、実際はただのあめ玉なんですけど……」 佐々木「プラシーボ効果というやつね、実際にそういう心理状況っていうのは、事象に少なからず影響を……」 橘「あ、あの!それあげますから、使ってみてください」 佐々木「え」 橘「ぜひ!」 佐々木「はあ、まあいいけど」 橘「……うっし」 佐々木「?」   ---- 佐々木「というわけなんだ、キョン」 キョン「いかにもうさんくさいものを渡されたな」 佐々木「そうなんだよ、彼...
  • 寝ぐせ byキョン
    *「寝ぐせ」のキョン視点です。 「じゃあねキョンくん、行ってきま~す!」 「おう、車に気をつけるんだぞ」 「は~~い!」  こういう所は素直なくせに、なぜ朝の目覚ましプロレスと”キョンくん”は素直にやめてくれないのだ妹よ。  そんな妹も、来年は中学生。 未だに想像出来んな、こいつの中学生姿は。 制服姿をどう想像しても、やはり小学生にしか見えない。 本当に中学生になれるんだろうか?  だがああ見えて、物怖じしない所がある。 初めてハルヒ達と会った時もすぐに打ち解けてたし、妹なりにうまくやっていけるだろう。 あいつの美点の一つだ。  でも中学に上がると、部活やらなんやらで時間が不規則になるな。 そうなるとこうして途中まで一緒に登校するのも出来なくなるか。 同じ屋根の下にいながら顔を合わす時間も減るだろうし、 普段はうるさい位にまとわりついてきてたのが無くなるとなると、 それはそれで一抹の寂し...
  • 長編・キョン3
    スリーウィーク 鈍感な二人と、その幸せを願う人達の話 白銀の残雪 夏色 メタ・ラブコメディ ROLE PLAY あなたを守りたい(BadEnd) バカップル日記 夏風のコンチェルト タイムリミット some day in the rain another story 明日晴れかな 女の子 移りかわる時間、いつかの記憶 mirror 涼宮ハルヒのロバ ヒーロー クラスメイト キョンの選択(Bad End注意) ポニーテールの秘密 エイリアンズ 未完? カエル男 ホワイトデー前後の物語 人生最悪の三日間 バミューダの外側 結末は空港で 人生最悪の四日間 一年前からの気持ち 夢のような世界? パンフレット ウソがホントになる世界で 遊園地に行こう! 二年前のValentine(佐々キョン) 冗談まみれの勉強会 涼宮ハルヒの放課 涼宮ハルヒのひなた荘 開花予想(旧題:桜) 動物園に行こう! デート...
  • 疎外感
    SOS団の部室。いつものようにいつものメンバーが集まっている。 朝比奈さん。可愛らしいエンジェルは実は未来からやって来た未来人 隅っこで本を読んでる長門は、対有機生命体なんちゃらかんちゃら……まあつまり宇宙人だ。 目の前でニヤついているオセロの対戦相手は古泉一樹。特殊な場所でだけだが超能力者だ。 そして我等が団長涼宮ハルヒ。世界を変える能力を持っていて、古泉曰く「神」だそうだ。     俺だけが、何の能力も持っていない。   まあ特別な能力を持ちたいとか思うわけでは無いし、普通の人間で居たいと思うのだが、 それでもこのメンバーの中にいると気後れすることもなくも無い。 俺みたいな普通の人間がここに居ていいのか……ってな。   こんな妙な疎外感を感じてるのは、きっと俺だけだろうな。     ――――――――――――――――   私は部室の隅でいつものように読書をしている。 彼と古泉一樹はボード...
  • 佐々木「ん?素直になる薬?」(2/3)
     www25.atwiki.jp/haruhi_vip/pages/6518.html の続きから  (その2/3) 佐々木「きょ、キョン。あんまり見つめないでくれないか、恥ずかしいじゃないか」 キョン「お前、何か隠してるだろ」 佐々木「そ、そんなことないったら」 キョン「んー?」じー 佐々木「だ、だから……その、ええと」 キョン「ははあ、わかったぞ」 佐々木「!」 キョン「さてはお前、ほんとはこっちのテリヤキの方がよかったんだろ」 佐々木「……はあ?」 キョン「チーズバーガー頼んだものの、俺がテリヤキ頼んだの見て、急に食べたくなったんだな」 佐々木「いや、あのね」 キョン「皆まで言うな、ある、俺にもあるぞそういうこと。だから気持ちはよくわかる」 佐々木「キョン?」 キョン「まあもともとお前の金で買ったハンバーガーだ。好きなだけ食えよ」 佐々木「……なんだか...
  • 涼宮ハルヒの病欠
    キョンの病欠からの続きです      …部室の様子からもっと物が溢れ返ってる部屋を想像したんだが…。  初めて入ったハルヒの部屋はあまり女の子らしさがしないシンプルな内装だった。それでも微かに感じられるその独特の香りは、ここが疑いようもなく女の子の部屋なのだと俺に認識させてくれた。 「よう、調子はどうだ?」 「……だいぶ良くなったけど…最悪よ」  …どっちだよ。  ハルヒは少し不機嫌な表情でベッドに横になっていて、いつもの覇気が感じられなかった。いつぞやもそう思ったが、弱っているハルヒというのはなかなか新鮮だな。 「ほら、コンビニので申し訳ないが、見舞いの品のプリンだ。風邪にはプリンなんだろ?」  サイドテーブルに見舞いの品を置くと、ハルヒはそれと俺の顔を交互に見つめて訝しげにこんなことを言ってきた。 「……あんた、本当にキョン?中身は宇宙人じゃないでしょうね?あたしの知ってるキョンは...
  • カカオ
    文字サイズ小で上手く表示されると思います  甘甘 より      部屋のドアを閉めた時、あたしはやっと逃げ切れた気がした。  力なくベットへと歩いていき……そのまま倒れこむ様に布団に飛び込む。  あたしの下敷きになった抱き枕が苦そうだけど……ごめんね、今は体をずらすだけの力が出ないのよ。  落ち着いてくるにつれて浮かんでくる、ついさっきの事。  ――今日のお前、可愛かったぞ。  思い出したその言葉に、布団で隠れていない耳が赤くなるのがわかる。 『焼き芋のお礼』そんなこじつけでしかない理由で、今日のあたしは素直になれた。  いつもは恥ずかしくて出来ない事もできて、言えなかった言葉も言えたわ……。キョンはなんだかく すぐったそうだったけど、絶対気に入ってくれたはずよ。  ――当たり前、だろ?  いつもより優しい顔をして、キョンはあたしに言ってくれた。  凄く、嬉しくて。  凄く、どきどきして...
  • 素直キョン
    「「……また、ダメだった……」」 それは、2人の神様が溜め息と共に漏らした言葉が原因となって起きた。 「「――もう少しキョンが素直だったらなあ」」 『素直キョン』 朝、目が覚める。その途端機嫌が悪くなるのが自分でもわかった。 原因はあいつ。あの鈍感馬鹿。ムカつくくらい人の気持ちに気付かない。もはや尊敬してもいいくらいだわ。 昨日せっかくあたしがポニーテールにしてあげたのにこっちを見たと思ったらすぐに違う方見て何にも言わないし。 何よ何よ何よ!ちょっとは褒めてくれたっていいでしょ。例えばこんな感じに。  ホワホワホワン 「――ハルヒ、その髪型可愛いぞ」 「あ、ありがと。…………これ、やってあげるのキョンだけなんだからね……」 「ハルヒ…………お前、可愛いすぎる!もう我慢できねえ!」 「あ、キョン駄目だよ………でもキスくらいなら…………ん――」 ホワホワホワホワ...
  • 泉こなキョンの憂鬱
      こなた「お呼びとあらば!」 キョン「即参上!」 こなキョン「らき☆すた戦隊!コナキョンジャー!」 かがみ「真面目に始めなさいよ!」     『泉こなたの憂鬱』     キョン「ところで、この世界にハルヒは居ないのか?」 こなた「わーぉ前の席の人。皆があえてスルーした話題を平然と言ってのける。     其処に痺れる憧れるぅ」 キョン「そうだったのか、すまん………で、どうなんだ?」 こなた「あれあれ?ここは春の小川の如く流す所なんじゃないかなぁ」 キョン「たびたびスマン……」 こなた「まぁ、この学校に居るらしいよ」 キョン「そうなのか?」 こなた「あの自己紹介もしたらしいし」 キョン「へぇ」 こなた「だから、不運にも前になっちゃった人が     前の席の人の位置に居るんじゃないかなぁ?」 キョン「…………」 こなた「………ニヤニヤ」 キョン「………なんだよ」 こなた「ヤキモチ?」 キョン「...
  • 涼宮ハルヒに首っ丈
    「遅い罰金」  皆々様ごきげんよう。  本日は大抵の日本人なら惰眠を貪る事でお馴染みの日曜日だ。  が、しかし今日の俺はその人間の枠からしっかりと外れている。  勘違いするな、だからと言って何も禁術を使って人外の存在になったとかそんなんじゃあない。  単純に早起きをしたってだけだ。  日曜日に早起きなんてって声が聞こえてきそうだが、そんな嘲笑は今俺が手にしている幸福感その1、その2にを前にしたら粗末な息子の粗末なカスみたいなもんだ。  「な、何であんたがあたしより先に着いてるのよ!それに罰金って何よ!!」  幸福その1。涼宮ハルヒに罰金刑を言い渡す。 「何でってお前より先に着いたからに決まってるだろ?それとも何か、この世界にはお前より先に集合場所に着いて罰金を言い渡しちゃならない決まりでもあるのか?」  積年の恨み?をここぞとばかりにぶちまかすってのは実に心地が良いもんだ。  今なら禁...
  • 疑惑のファーストキス
    【このSSは「朝比奈さんの妊娠」の続編です】   ハルヒが起こした大騒ぎに巻き込まれ、なぜか婚約させられてしまった俺だが…… 朝比奈さんが俺の兄貴の将来の孫娘だとわかっただけで、日常生活は変わりない。 違いがあるとすると、朝ハルヒの家に迎えに行き一緒に手を繋いで登校し、昼休みにハルヒが作った弁当を一緒に食べ、団活が終わった後、一緒に俺の家に行き、ハルヒが俺と妹の家庭教師をした後、ウチで夕食を食べてから俺が家まで送っていくことになったぐらいだ。 それなのになぜかバカップルと呼ばれる。 非常に心外だ。 さて、相変わらず団活では雑用係としてハルヒにこき使われている俺は、今日も古泉と一緒に買い出しに行かされた。 「このところ、涼宮さんが上機嫌で閉鎖空間も発生せず、非常に助かります」 バイト代が減って生活が苦しいんじゃないのか。 「ご心配なく。  それよりも、涼宮さんを送っていった時に別れ際にす...
  • ハルヒVS朝倉 激突 2話
    (作者の都合によりいきなりクライマックス) ハルヒを孤立させるため、キョンの篭絡を計った朝倉 しかし天性のニブチンであるキョンはなかなか朝倉になびかない。 業を煮やした朝倉は正攻法、搦め手を含めてキョンへのアタックを続ける。 そのうちにだんだんキョンのことが好きになってしまうが、朝倉は認めようとしない。 あくまでハルヒを孤立させるためという建前を貫き通していた。 そしてハルヒの誕生日前日、朝倉はわざわざ翌日をキョンに告白する日に定め、 彼につきまとう。なぜかキョンもその日に限って朝倉と仲良くしていた。 ハルヒはそんなキョンに素直になれず、悪態をついてしまう。 そして誕生日当日、キョンと朝倉が仲良くしている姿を見るのがイヤだったハルヒは 学校を休んでしまう。 ハルヒ「あーあ、今日は誕生日だってのに、なにやってんだろ私・・・」 学校をサボッたハルヒは、ベッドの上でゴロゴロしていた。 不意...
  • 色んなキャラが出るSS
    色んなキャラが(登場人物が沢山)出る話を置いてください   1 2 3 4 5   キョンの消失 貧乏SOS団 借金地獄変 Project512 涼宮ハルヒ挙国一致内閣 擬人化保守
  • ハカセ君の愛妻
     とある研究所の社宅(という言い方もおかしいけど、他に言い方がないので、こう呼ぶことにする)の一室が、今の僕の住居だった。 「ただいま」  僕がそういうと、即座に妻の挨拶が返ってきた。 「おかえりなさぁい」  妻の顔を見るのは、三日ぶりだ。ある実験で、三日間ほど研究所にこもりっきりだったから。  僕と同い年だから二十代半ばを過ぎているはずなのだが、今でも高校生だといったら通じるんじゃないかと思うほどの童顔で、可愛らしい愛妻だ。  思わず抱きしめたくなるほど……むっ……。  駆け寄ってきた妻が、飛びついてキスしてきたため、結局、抱きしめてしまった。        妻が夕食を食卓に並べている間に、普段着に着替える。  三日ぶりに妻の顔を見たためか、ふと昔のことを思い出した。  学校が異なる二人の高校一年生のときの出会い。高校卒業間際に僕の方から告白したこと。大学・大学院時代を通じての遠距離恋愛...
  • こなキョンシリーズ(涼宮ハルヒ×らき☆すた)
    アナルスレに投下された、涼宮ハルヒとらき☆すたのコラボ作品をまとめる場所です。   4レスSS こなキョン こなキョン・GW編 泉こなキョンの憂鬱 こなたとキョンの試験勉強 こなキョン・単発ネタ こなキョンと朝倉と岡部と混沌 二期記念こなキョン カオス
  • 佐々木「ん?素直になる薬?」 
    佐々木「ん?素直になる薬?」    (その1/3)  www25.atwiki.jp/haruhi_vip/pages/6518.html     (その2/3)  www25.atwiki.jp/haruhi_vip/pages/6519.html     (その3/3)  www25.atwiki.jp/haruhi_vip/pages/6520.html     
  • SS企画ページ用・感想所
    Short Summer Vacationで泣きそうです -- 禁則事項 (2006-09-12 21 44 23) 本スレで意見するのもなんでしたので、こちらで。良作品の数々、各作者さんにGJ! -- 名無しさん (2006-09-13 09 10 54) Short Summer Vacationで泣いてしまいました・・・書いた人は神!良作サンクスwww -- 名無しさん (2006-09-13 18 36 11) Short Summer Vacation を間違えてエピローグから読んだ俺は負け組。でも良かった -- 名無しさん (2006-09-14 01 38 24) Short Summer Vacationの作者GJ!ただ、キーワードが意味なくね「夏」って単語が入ってればそればいいの? -- 名無しさん (2006-09-15 00 46 39...
  • 悪くない人生
    無事、大学受験も乗り切り、高校生活も残り一週間をきったある日のこと、いまだ律儀にも部室に足を運んでいた。 なんの因果かハルヒに長門に古泉、それにおれも、去年朝比奈さんが進んだした大学に進学が決まっているためか 高校の卒業に対してそれほどの感慨もなく、ハルヒはネットサーフィン、長門は読書、俺と古泉はボードゲーム そして卒業してからもちょくちょく部室に姿を現す朝比奈さんが給仕と、卒業間近とは思えないようにいつも通りの光景のなか、 ハルヒが発した言葉が事の起こりだった。 ハ「ねえ、キョン、この三年間楽しかった?」 キ「なんだ、突然、まあ退屈だけはしなかったな。」 ハ「あんた、高校生活の最後にもっとほかに言いようはないの?」 キ「そういうおまえはどうなんだ?」 ハ「あたしは楽しかったわよ。相変わらず素直じゃないわね。楽しかったならそう言えばいいのに。」 キ「いつもそこそこ素直なつもりだ...
  • 4レスSS こなキョン
    チョココロネの頭が細い方と太い方のどっちかなんて、 世間話にもならないくらいのどーでもいい話だが、 あえてその疑問を口にする女と、俺は出会っちまった。     こなた「ねえ前の席の人」 キョン「なんつう呼び方だ……何だ?」 こなた「チョココロネってどっちから食べる?」 キョン「……頭から、だな」 こなた「ふうん。頭ってどっち?」 キョン「太い方だと思うぞ。芋虫っぽいし」 こなた「あ、私と同じだ」 キョン「そうか」 こなた「そう」 キョン「…………」 こなた「ムグムグ」 キョン「……いや、だから何?」     こなた「貝だと思えば、細い方が頭なんだってさ」 キョン「何の話だ?」 こなた「チョココロネ」 キョン「ああ……ってお前今日も昼食チョココロネか」 こなた「燃料だからね。摂取しないと死んじゃうよ私」 キョン「何だその設定」 こなた「……ムグムグ」 キョン「おい、チョコ垂れてる」 ...
  • 古泉一樹の災難
    「なぁ古泉」 「はい、なんでしょうか?」 「放課後に4階の空き教室きてくんないかな?」 ある日僕に2、3人のクラスメートが話しかけてきた。 放課後、4階の空き教室にこい、それだけ言うと彼らは去っていった。 普段から不祥事ばかり起こしている問題児に呼び出されたため、僕は無視もできないまま放課後に彼らに呼ばれて空き教室にきた。 もちろんキョンくんに「涼宮さんに部活を休むかもしれないと伝えておいてください」と頼んでおいた。 空き教室の扉の前で僕は少しだけ迷った。本当にきても大丈夫だったのだろうか。 機関で肉弾戦のときの場合にそなえて訓練をしてはいるけれども、僕の存在はあまり表にでてほしくないのでなるべく穏便にすませたかった。 面倒なことにならないといいんだけど、と思いつつ教室のドアを開けた。 彼らが窓際あたりで座っているのが見えたと同時に、僕のお腹に鈍痛が走った。 「ぐっ…!!」 ひざをつ...
  • 女古泉'ちゃん'の憂鬱 第四話「Missing 神隠しの弾語り(改訂版)」
    「おはようございます~・・・あれ? 森さんと新川さんと、多丸さんと・・・ってみんな居ないですね」 朝起きて機関メンバーの溜まり場、通称「ニャッピー・イン・ザ・ワールド」に来たら誰も居ません。 「おいおい、俺は無視かい」 「・・・誰?」 「ラムゼイ機関のリヒャルド・ゾルゲだ」 「その機関じゃないです、ここはー!!」 だいたい1944年に処刑されてるし、戦後埋葬されてるじゃないですか。 つまりは、死人じゃないですか。 「俺はー墓場から蘇ってー」 「はわ、はわわわわぁ! あ、悪霊退散悪霊退散! ドーマンセーマン!!」 「はっはっはっ。まず少女よ、落ち着―――」   ドスドスッ。グチャ。バキバキバキバキバキ。 ・・・・グキッ。ドサッ。     第四話「Missing 神隠しの弾語り(改訂版) 」     多摩基地あたりに再び埋葬し合唱した後、僕は機関に戻った。 それにしてもどこに行ったんでしょうか...
  • 一夏の恋3
    長いようで短い夜は瞬く間に明け、余り眠れないまま、連続SOS団活動予定日。 涼宮さんが持ち込んだレジ打ちのバイトに精を出し、稼ぎ分を支給されての帰り道のことだ。 熱気盛んな商店街を潜り抜け、洒落た店舗が並ぶ小路に差し掛かって、前方を進んでいた涼宮さんの脚が止まった。新装開店したばかりらしく花輪が味気ない舗道を彩っているの其の店は、張り出されたチラシの説明を要約するところ、全品一店もののハンドメイド商品がウリのようだ。ショーウインドウに飾られたショールを気に入ったらしい涼宮さんが寄り道を宣言し、ついでだからと店内に押し込んだ朝比奈さんの着せ替えを試着室にて始めた。とっかえひっかえ持ち込まれる小物は散乱し、篭にはフリルがついたものやレース地の服が大量に積みあがった。 邪推するならば、それは涼宮さんなりの気遣いだったのではないかと僕は思う。八月の異変を元に戻すことが叶わなければ未来に帰れない事...
  • こなキョン・GW編
    <予告編その1>   キョン「なあ」 こなた「んぅ?」 キョン「俺とつきあって……良かったのか?」 こなた「まあね。財布がもう一つ増えたみたいで大助かりだよ」 キョン「……扱い酷ェ」 こなた「冗談冗談。ところで、そっちの趣味は大丈夫?」 キョン「ん?」 こなた「私の趣味にばっかつきあわせちゃってるからさ」 キョン「……俺の趣味は金がかからないから、いいんだよ」 こなた「ふうん」 キョン「……(こなたが趣味、とは言えんなあ)」 こなた「あ、今月のコンプとエースとH’s買わなきゃ。3冊ずつ」 キョン「前言撤回。すごい金かかるわ」   白石「……はっ!ドリームか!」 <予告編その2>   妹「キョンくーん、電話ー。女のひとからー」 キョン「……誰だろ」 妹「彼女?ねえ、彼女?」 キョン「そんな奴ァいない……もしもし」 こなた『私こなちゃん。今、あなたの家に向かってるの』 キョン「なッ?」 ツー...
  • 色んなキャラが出るSS3
    失われた最終回幻の15話   涼宮ハルヒ「今日はキョンの誕生日だからみんなで祝いましょう」 キョン「なあ、ハルヒ。誕生日位、本名で呼んでくれないか」 一同「…。」 キョン「全宇宙が停止したかと思われた、ていうのは嘘ぴょんで 本名を覚えてもらってない俺が落ち込んでるだけなんだけどな」 「もしかして、覚えてないのか?」 ハルヒ「そそんなことはないわよね、みくるちゃん」 みくる「え、えっと、こ古泉君」 古泉「じゃあ、僕はバイトがあるので キョン「ごまかすな、俺の名前覚えてないだけだろ、 長門、お前は」 長門「記憶にない」 キョン「なんですとぉ、あ朝倉お前は、ってなんで朝倉がいるんだ まあいい、俺の名前をおぼえてるよな」 朝倉「所詮、私はバックアップそんなこと分かるわけないじゃない」 キョン「かんけいねぇだろ、谷口、国木田お前らは知ってるな」 谷口「わわわ忘れ物」 国木田「えっと覚えてないな」 キ...
  • 夏の少女
      夏休みが始まり数日経ったある日のこと。 午前八時半。 僕はSOS団お馴染みの待ち合わせ場所にいた。蒼穹に浮かぶ真夏の太陽は、まだ朝だと言うのに灼熱の光を惜しみなく地上に降り注いでいる。 今日は言わずと知れた恒例の不思議探索の日。いつもと違うのは虫取り網と虫かごを持っていることだ。 本日は涼宮さんの思いつきで、近所の公園でカブト狩をすることになったのだ。 なんでも、レアな大物を見つけてオークションで売りさばき、SOS団の今後のイベント資金にするつもりらしい。 こんなところにレアな大物がいるとは思えないが、涼宮さんのことだからそれはきっと上辺だけで、単に皆で虫取りを楽しみたいだけだろう。 それにしても、七月は色んなことがあったな。SOS団としての活動でという意味ではなく、個人的な意味で。 長門さんをかき氷屋に誘ってから、彼女とは随分話す機会が増えた。喜ばしいことだ。 二度目に誘った時なんか...
  • 初恋3
    俺は目の前の状況をしばらくの間、正確に認識出来ないでいた。 なぜここにハルヒ達がいるんだ?まさか・・・ 「アンタの今日1日の行動はしっかり監視させてもらったわ」 得意げに語るハルヒ。 やはり・・・つけられていたのか・・・。 どうりで昨日は随分あっさりと俺の欠席を容認したはずだ。 最初から俺の欠席理由が嘘だと気付いてやがったのか。 まさに俺はハルヒの策略にまんまとハメられてしまったのだ。 「神聖なるSOS団の活動をサボって、しかもバレバレな嘘をついてまで、  そこまでして優先した用事がまさか年上女との密会だったとはね」 ハルヒはニヤニヤとした表情ではあるが、言葉の端々に怒気を孕んでいるようにも思えた。 朝比奈さんはオドオドと、そんなハルヒと俺の顔を交互に見ている。 どうしたらいいかわからないっていう感じの表情だ。 長門の視線は冷たい・・・絶対零度だ。怒ってるのか? そしてなぜか足元には真っ二...
  • あま~い短編8
    「おっす、今日は寒いな」 「……」 「待ってた?」 「わりと」 「そっか、ごめんな」 「別に」 「適当にそこらのファミレス行くか」 「わかった」 ───カラカラカラ 「ふぅ、二名で」 「かしこまりました、こちらの席で」 「有希、こっちだ」 「……」テトテトテト 「何か喰いたい?俺がおごるぞ」 「コレ」 「ジャンボサイズか」 「そう」 「んじゃ俺は……コレだな」 「お客様、ご注文はお決まりですか」 「コレと、コレ」 「ご注文承りました、しばらくお待ちくださいませ」   「今日は雲が濃くて余計寒いな」 「……」コクッ 「有希」 「なに?」 「これ、お前に」 「……これ」 「お前に似合うと思ってさ」 「……」 「雪の結晶のブローチ、気に入って、くれたか?」 「わりと」 「そっか、メリークリスマス」 「ありがとう」 「あ、有希、外見ろよ」 「ぁ」   肌刺す寒さと温かココア 窓の外を除き見る ...
  • 色んなキャラが出るSS1
    ハルヒ 「じゃ、隠れるわよ!」 キョン  「なんでこんなことを…」 古泉  「シッ!来ましたよ…」 キョン  「顔近!わかったから離れろよ!」   ガチャ   長門  「…」   みくる  「何事もなく本を読み始めましたよ…」 ハルヒ 「そのうち不安になるわよ♪」   長門  「…スー…」 みくる  「ね、寝ちゃいましたよぉ!?」 ハルヒ 「…つまんなぁい。折角、不安げな顔の有希が見れると思ったのに…」 古泉  「ん~、じゃ、起こして部活を始めましょうか?」 ハルヒ 「待って!もう少し観察してみましょう!」   …   ハルヒ 「飽きたわ。」 キョン  「∑身も蓋もないことを言い始めた!」 ハルヒ 「じゃ、キョンが隠れて見張っててよ。」 キョン  「なぬ!?」 ハルヒ 「明日、ちゃんと何があったか報告するのよ!」 キョン  「あ、ちょ!」 古泉  「すいませんね、では!」 みくる  「がん...
  • サムナンビュリズム中編1
    「くそ! 何だってんだよちくしょう!」 俺は雨の中叫んでいた。 こうでもしなけりゃ気が変になりそうだったからな。 「ああもう訳が分からん!」 時折盛大に愚痴を叫びながら雨の中自転車を全速力でこぐ俺は端から見たら変態なんだろうね。 俺だってそう思うさ……と、赤信号だ。 信号を待ちながら俯いていると目の前に車の止まる気配がした。   ……。   俺が俯いたままでいると、その車の後部ドアが開き車の中から、 「乗ってください。早く」 と、声をかけられた。 やっぱりね、見なくてもわかる。顔をあげると見慣れた車があるはずだ。 案の定、そこには古泉御用達の黒塗りタクシーがあった。 雨に打たれるのにももう飽き飽きしていたので、俺は素直に車に乗ることにした。 自転車は一応鍵もかけたし再会の約束もしたから、何とかなるだろう。   「どうも、お久しぶりです。森さんも新川さんも元気そうですね」 「……」 新川さん...
  • 月曜日
       月曜日。それは、俺にとって充実した休日を明けた後すぐやってくる悪魔で、その日一日は非常に気分が悪い。というか眠い。  お前らもそうだろ? もし月曜日にピンピンして学校に来れる奴がいたらその神経を俺に分けてくれると非常に助かる。    何故月曜日についての憂鬱な話をしているかというと……事の原因は日曜の不思議探索の日にあった。  朝から少しダルかったんだが、休むとなったらハルヒが何を言うか分からないしな。義務化している事に多きな不満を持ちつつ行って見たらこの有様だ。  俺は風邪を引いたらしい。ここしばらく熱など出していなかったからいつも以上にダルく感じるね。  立ち歩く事さえ困難になった俺の体は、今ベッドで横たわって母の作るおかゆを待っている。もちろん、学校なんて行けるはずがない。  ああ、次に俺が登校する日にはハルヒの雷が落とされるだろう…今のうちに携帯で謝っとくのも一つの手かな。 ...
  • 失ったもの・得たもの 最終話分岐:取り戻した心・繋がる強さ
    【前注意】 これは虐めSSにあるまじきハッピーエンドです、救済ルートイラネな人にはお勧めしません     「…ん…朝か」   あれから数ヶ月がたった、佐々木のことを早く忘れようと勉強に明け暮れ本を読みまくって気付いたら部屋は本だらけだ。 漫画ばかり読んでいた昔の俺には想像がつかない光景だろうな。   「さっさと準備するか」   部屋から出て洗面所にむかう。煙草はやめた、急に馬鹿らしく思えたからだ。   「おはよう、お兄ちゃん」   「ああ、はよ」   お兄ちゃん…そう呼んでくれることは嬉しくもあり、少しだけ悲しかった。 二人して歯を磨き、お互い部屋で服を着替えてからリビングに向かった。   「おはようキョン、またテストでクラストップになったんだってな」   「そうよ、キョンはうちの自慢なんだから」   勉強に明け暮れていたら、気付けば俺はクラストップ、学年でも最上位の成績になっていた。 ...
  • ハルキョン的10のキス保守
    **非常に甘い保守ネタです。**   ☆0.ファーストXXXX 果てしなく続く空を見上げて共に笑いましょう。 手を繋ぐよりも近く抱き締め合うよりも遠い。 あなたはそんな存在でいて下さい。 ファーストキスはレモンの味って言うけど、どうだったかしら? 灰色の空の下で初めて交した唇は少しかさついていました。   (それが全てのはじまり)   ――――――― ☆1.喫茶店 喫茶店を出た後にいつもの様に下らない口喧嘩。 それに終止符を打つのはいつもあんたで。 ほろ苦いコーヒーの薫りが唇に乗ってあたしまで運ばれる。 あたし、苦手なのよ。コーヒーって。なんか苦いじゃない。 でもあんたから貰うコーヒーの薫りは嫌いじゃないのよね。 何故かしら?   (これが恋するということ) ――――――― ☆2.指 「キョンくんの指って綺麗ですね」 オセロを指すキョンの指を見つめてみくるちゃんが言った。...
  • 長門有希の報告Extra.7
    Extra.7 古泉一樹の報告  人間の行動は、我々には理解できないことが多い。  基本的には『利害関係』を基に、利害が一致する場合に行動を共にするなどすることが原則であるように思われる。しかし、時に人間は利害関係によらない行動をする。その機構は複雑。  そのような理解できない行動の一つに、『機関』の行動がある。 『なぜ古泉一樹ら「機関」の人間は、何の見返りもなく閉鎖空間に向かうのか』  この疑問を解決するために、直接本人に事情聴取したので、インタビュー形式でその内容を報告する。    ――今日はあなたに聞きたい事があって、このような場を設けた。よろしく。  こちらこそ、よろしくお願いします。それで、何を聞きたいのですか?  ――なぜあなた達『機関』の人間は、何の見返りもなく閉鎖空間に向かうの。  なるほど、確かにそこは外部からは分かりにくいことですね。良いでしょう、お答えします。...
  • 涼宮ハルヒの奮闘 ~しっと団の野望~ 最終話
    「しっと団」との戦いも残すところあと一人となった。 だが、今の俺がおかれている状況はなんだ?なんなんだ?   どうして朝比奈さんが俺に銃口をつきつけてるんだ!   「バレちゃってましたか。やっぱり流石ですねぇ長門さん。  どうしてわかったんですかぁ?  朝倉さんに情報プロテクトを頼んでおいたんだけどなあ。」 「朝倉涼子が言っていた。自分がここにいるのは『トゥモロー』のおかげだと。  情報連結を解除した存在を復活させるのは情報統合思念体しか出来ない。  そうでないならば、考えられることは一つだけ。過去から朝倉涼子をこの時間につれてきた。  故に、あなたが『トゥモロー』である可能性が高いと判断した。」 「完璧です長門さん。朝倉さんも快くついてきてくれましたよ。  『長門さんはあなたを消した上に、古泉君といちゃいちゃしている』と伝えたらね♪」 「涼宮さんに、何をしたんですか?まさか……」 「安心...
  • 僕とみくるとメイドさん~狂気の弾丸ドライブ~
    朝倉がいなくなった。 僕の最上の観察対象であった朝倉涼子がいなくなったのだ。 美少女特有のシャンプーの匂いをまとい、長い髪をゆらしていたあの子。 後ろからでも分かる、華奢な体つきと品格。 まあ、僕は絶望したさ。 後ろで涼宮ハルヒとかいう――こちらも美少女だが――品性のカケラもない イかれた女が喜んでいたのには思わず腹を立てたね。 自宅にゴキブリでも郵送してやろうかと思ったよ。 もしかしたらあんな女でもかわいらしい反応を見せるかもしれない。 ま、そんなことばれたら何をされるか分からんので何もしないが。 さて、当面の問題は朝倉の後、誰を追いかけるかということだ。 僕はこの学校の美少女リストを参照した。 そして対象を絞り込んだ。 ――朝比奈みくる。 生まれついてのアイドルとはこの人のことを言うのかもしれない。 中学生にも見える、整った童顔。 庇護欲をそそりまくりのその行動や言動。 対象...
  • 長門有希の歌声
    「ぅ上野発の 夜行列車 ぉおりたときから~」  眉間には刻み込まれたような皺、すがり付くように握り締めるマイク、 俺と二人きりのカラオケボックスで、長門は本日数曲目のリクエストを熱唱している。 事の始まりはある日の不思議探索午前の部、長門と二人組になった俺が 『今日も図書館でも行くか?』 と聞いたところ、 「むしろカラオケ」 と答えられたのがきっかけだ。 「時間の経過とともに他との調和を保ちつつ変化する情報群、それはまさに宇宙の理想的な抽象形態の一つであり、  情報統合体の活動に対し高い親和性を持つ」 「それは私たちインターフェースに対しても同様。ノイズやゆらぎを膨大に含む有機体との接触によって蓄積された  エラーはそれらの活動をより単純、純粋に抽象化した情報群、一般に呼ばれる所の音楽に触れることによって解体、  再構成を効率的に行うことができる。」 「したがって、私たちインターフェースは...
  • 憂鬱な金曜日
    憂鬱な金曜日   梅雨。 雨は嫌いではない。 でも、あの湿気だけはどうも苦手。 ま、得意な人なんていないか・・・。 そんなことを、考えて外を見る。 すると、窓の縁の方にナメクジが這っていた。 「キモチワルイ」 「ちょっと、キョン塩持ってない?」 返事が、無い。 代わりに聞こえる声。 「彼は、寝てしまいました。涼宮さん。」 振り向くと、机に突っ伏してマヌケな顔 にヨダレまで垂らしている。 「全く、団長の命令なのに何寝てるわけ?」 「顔に、落書きでもしてやろうかしら・・・・・」 まぬけだから、気づかずにそのまま帰っちゃうんだろうな ふっ・・・。   まあ、いいか。 それにしても、よく眠れるわね。 こんなに、ジメジメしてるのに。 そして、また窓の外を眺める。 雨はまだ、止みそうもない。 傘、もって来たっけな? ふと、窓のふちを見ると ナメクジは、にげていた。 そして、また、外を、ボーっと眺めな...
  • 初冬の月夜
    遠くの幹線道路を、1台の車が滑っていく音がした。一瞬だけ夜の空気を震わせ、再び訪れる静寂。静寂。 時刻は午前3時半。 かれこれ何時間こうやって横たわっているかわからないが、どうにも今夜は眠れない。 何度か姿勢を替え、そのたびに今度こそとしばらく目を閉じてみるものの、頭の中はいまの季節の夜空のように冴えきっている。 たまたま買っておいた未読の小説も、読み始めて間もなく肌に合わないことに気づき、栞を挟むこともなく閉じてしまった。 俺はとうとう目元に腕を当て、はあ、と大きな溜息をついた。 やめておけばいいのに。 少しでも音を出したり体に刺激を与えれば、それだけ眠れなくなるのは当然なのだ。 うっすらと目を開くと、拡がった瞳孔にも眩しすぎない程度の蒼く涼しい光が、窓辺を照らしているのがわかった。 カーテンの隙間から、その一部が部屋に侵入している。 雲ひとつない夜空にひんやりと浮かぶのは、下弦の月。...
  • 古泉一樹の告白
    なんの前触れもなく、それは突然やってきた。 俺達が卒業式を終えてから、一週間後の出来事。 朝比奈さんが未来に帰らなければならなくなったのだ。 そりゃあ、いつかはそんなときが来ると分かってはいたが… いくらなんでも、急すぎる。   ハルヒがいる手前、朝比奈さんは未来に帰る、などと言えるはずがなく、 家庭の事情で海外へ引っ越さなければならなくなったという事になっている。 心の整理がつかぬまま、俺達は朝比奈さんの待つ空港へと足を運んだ。   朝比奈さんは最初こそ涙を堪えていたものの、それは無駄な努力に終わり、 現在は人目も気にせず、わんわんと号泣している。 このお方は自分の卒業式でも号泣していたな。 素直な人だと、しみじみ思う。 こんな姿を見れるのもこれで最後かと思うと、 俺まで泣いてしまいそうになる。   ハルヒも最初は「笑顔で見送ってあげるのよ!」と無理矢理にでも 笑顔を作っていたが、今は朝...
  • 素直になれたら
      あの二人がついに結婚か・・・ タクシーで移動中、俺はふと横に目をやる。 肩にもたれかかるようにして長門が寝息を立てている。 俺と長門は今幸せだ。 長門は思念体からハルヒ観察の功績を称えられ、人間と変わらない体にしてもらった。 そして、俺らは結婚した。 今日はあの日々を共に過ごした男―古泉の結婚式の日だ。 相手は対立していた機関の橘。こいつらが和解したのは最後の閉鎖空間が消滅した後の事 俺たちが、高校を卒業する間際。ハルヒが大規模な閉鎖空間を発生させた。 原因は俺だった。またくだらないことで口論となり、つい手が出てしまった。 ハルヒはその時泣きながら部室を出て行った。 急いで朝比奈さんと長門がなだめに行ったが遅かった。 口論理由はコーヒーは豆から挽くか、インスタントか。 ミルクを入れるか牛乳を入れるか・・・こんな話だった気がする   古泉「閉鎖空間が発生しました。すでに機関の仲間が数...
  • 古泉一樹の青春
    「ねぇ、キョン?最近古泉君おかしいと思わない?」 ハルヒは団長席に座り頬杖をしながらパソコンを弄りつつ俺に言った。 「ああ、お前もやっぱそう思うか?」 確かに最近の古泉はおかしかった。少年エスパー戦隊の古泉がまともか?と言われりゃまともじゃないだろうが、最近団活を欠席しがちなのだ。俺が“例のバイトか?”と聞いてもデフォルトのニヤニヤ笑いのまま「違いますよ」と言うだけだ。何かがおかしい。 「キョン!これは事件よ!きっと何か大変なことに巻き混まれんだは!」 「大変なことってなんだよ?」   それを聞くとハルヒは目を輝かせて答えた。 「きっと誘拐とかなんかね!犯人に口止めされてあたし達に言えないのよ!」 まったくこいつの発想には脱帽だ。どうすりゃこんな話しになるんだか。 「ただ忙しいだけだろ?家の用事とかで」 「違うわよ!家の用事ならそう言うでしょ。でも古泉君何にも言わないんだ...
  • 涼宮ハルヒの鬱憤
    季節はもう秋。 空模様は冬支度を始めるように首を垂れ、 風はキンモクセイの香りと共に頬をそっと撫でていく。 彼女は夏に入る前に切った髪がその風に乱れて 思いの外、伸びているのに時の流れを感じている。 夏休みから学園祭まで一気に進んでいた時計の針は 息切れをしたかのように歩を緩め、 学校全体が熱を冷ますようにこれまでと変わらない日常という空気を 堅く静かに進めていく――――   「腹減ってんのか?」 腑抜けた声と間抜け面。 「何言ってんのよ?」 「いや、随分沈んでるからひょっとしてダイエット中で 朝飯でも抜いてんのかと思ってな。飴食うか?」 「うっさいわね!大体、私みたいな若くて可愛い女の子にはそんなもの全っ然必要ないの。 飴は一応、貰っとくけど。」 「はいはい、自分で言いますか。まぁ、お前は人一倍食い意地張ってるしな。」 「あんた、馬鹿なだけならまだしも的外れでデリカシーも無いなんて駄目に...
  • 真剣十代ツンデレ座談会
         真剣十代ツンデレ座談会 第一回 ~ツンデレ卒業宣言~     ハルヒ「あたしやめるから」 キョン「主語を言ってくれ」 ハルヒ「あたし、ツンデレやめるから」 キョン「急にやめられるもんなのかよ!?」 ハルヒ「最近の時流に乗るのも疲れちゃったのよね。大体、あんな女の子リアルでいるわけないじゃない。フィクションだから楽しめるのよ」 キョン「うわー、いきなりぶっちゃけやがった」 ハルヒ「ツンデレキャラも大変なのよ。ツンデレヒロインが主役のラブコメは展開が遅いでしょ?飽きるっちゅーねん!」 キョン「そうかも知れないけど、そのやきもきが物語の味だろ?」 ハルヒ「あたしをよくツンデレツンデレ言うけどね。あんただって稀代のツンデレキャラよ。原作読み直してみなさい」 キョン「……まぁ否定はせんわ」 ハルヒ「作中、こっちが何度アプローチしたと思ってんのよ!まぁ、自分でも素直じゃないと思ってるけど!気...
  • こなキョン・単発ネタ
    ~涼宮ハルヒの憂鬱・最終回~ キョン「俺、実はストレートロング萌えなんだ」 ハルヒ「……バカじゃないの?」 キョン「俺、実はまったり萌えなんだ」 ハルヒ「……バカみたぁい」 キョン「俺、実はオタ娘萌えなんだ」 ハルヒ「へっ―――あ、“あんたバカァ?”」 キョン「俺、実はロリコンなんだ」 ハルヒ「ちょ……えっと……」 キョン「俺、実は泣きぼくろ萌えなんだ」 ハルヒ「…………」 翌朝   こなた「ねえキョン」 キョン「誰!?」 こなた「CVは平野綾のままでいい?」 キョン「お前――まさか!?」 ~らき☆すた につづく~ かがみ「おっすつかさ、こなた・・・て、そちらの方は?」 こなた「ああ、こっちは私の席の前の人だよ」 つかさ「こなちゃん、それはちょっと・・・もう少し説明を・・・」 キョン「ああ、俺は席替えして泉さんの前になった人です。キョンとでも呼んでください。」 こなた「そういうこと...
  • セカンド・キス 2
    2   手紙だ。 厚みのある白い封筒が、そこにあった。 下駄箱に手紙。俺にとってはあまり良い思い出のない組み合わせだ。 途端にフラッシュバックが脳裏を横切る。 誰もいない教室。アウトドアナイフを握り締め、不適な笑みを浮かべる朝倉涼子。 待て待て。冷静になれ俺。朝倉は長門に消されちまったんだ。 1度は再び俺の前に姿を現し、またもや俺を殺そうとした朝倉だが、あれは長門が作り変えた世界での話だ。2度目はありえん。 だとすると、朝比奈さん(大)からの指令書か?ホワイ、なぜ? ここ最近はとくに珍騒動も起きず、ハルヒだっておとなしくしてただろ。 いや、しかし断言もできん。以前朝比奈さん(みちる)が俺の指示により八日後の世界からやってきた時は、 本人がその理由もわからんくらい平和な時期だった。 やっぱり指令書か。くそ。少しはこっちの都合も考えてくれよ、朝比奈さん(大)。 今、俺の隣にはハルヒがい...
  • アホの谷口冒険記
    おっす、オラ谷口! 今度の話はオラが主役なんだ。マジカオスらしくてオラわくわくすっぞ! 満天の秋空のもと、俺の文化祭はスタートした。 こんな最悪の立地条件のこの学校にわざわざ他の学校の女子生徒が来るなんてことはめったにない。 このチャンス、逃すわけにはいかない……! 幸いこの俺には持って生まれたビューティフォーフェイスと数々の経験によって鍛えられた巧みな話術がある。 まして今日はさらに成功率を上げるべくマイスウィートヘアーのお手入れもばっちり。 ふふ、99%を100%にして事に望む男谷口。今日の俺に死角なーし! たとえ火の中水の中草の中森の中土の中空の中あの子のスカートの中、俺の彼女をゲットだぜ! 「なんだ谷口にやにやして。気色悪い」 「まぁまぁキョン、今日のために谷口がどれだけ頑張ったか知ってるでしょ? 今日くらいは応援してやろうよ」 くぅっ……! なんだお前らそれでも友達か!?...
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