涼宮ハルヒのSS in VIP@Wiki内検索 / 「陰謀の舞台裏」で検索した結果

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  • 長編・未分類2
    ハロウィンパーティー 箱入り娘 HAPPY TREE FRIENDS 自殺 少年達の雑談 SOS団の惨劇 パートナー 閉鎖空間と糞団員 家族 電波作品1 電波作品2 雪合戦 クリスマス中止のお知らせ 巡る財布 カオス・ザ・ワールド あたたかなもの 12月18日・A  dearest beyond of SuzumiyaHaruhi 宇宙人現る! SOS団ラジオ支部~深夜版~ こたつでみかん 迷探偵キョナン 特攻野郎アフロチーム 涼宮ハルヒの舞台裏 ある雪空の日のこと ロックンロールスターダスト トライアングル・ラン チョコ、キッス、カオス♪ My namewas... 平行記憶 雨の日のぬくもり 遠い場所までむかえに来て GANTZ とある2月14日の断片 ハルヒがみくるでみくるが長門で長門がハルヒで… 俺が古泉で古泉が俺で…(上の続編です) かわいい一日お茶だし係 続・孤島症候群 「涼...
  • 余ったピース・足りない欠片の舞台裏
    朝比奈「お疲れさまでした」 古泉「こちらこそ、今回後半は大活躍でしたね」 朝比奈「いいえ、こちらこそ、あの、長門さん?」 長門「……」 古泉「どうも、友達扱いされたようで、ご機嫌がよろしくない」 朝比奈「ふふ、でもキョン君とお出かけがあったじゃないですか」 長門「ふん」 古泉「でも一応最後までたどりついたじゃないですか」 朝比奈「まあ、内容が内容ですからね、物語の起伏もないし、ただ延々と長いだけ、 伏線っぽいのも放置しっぱなしだったし」 古泉「中の人がよければいいんじゃないですか、僕達とすれば」   朝比奈「あれ、長門さん、ネックレスにしたんですか、それ」 長門「そう」 朝比奈「涼宮さんからはペンダントトップでもらったんですよね どーしてなのかぁ」 長門「むむむ」 朝比奈「顔赤くなってますよぉー、一体誰に買ってもらったんでしょうねぇ いいなぁ ふふ」 長門「知らない」 古泉「朝比奈さん、そ...
  • 橘京子の退屈
    ※ 橘京子の陰謀の続編です     橘京子の退屈(プロローグ) 橘京子の退屈(前編) 橘京子の退屈(後編)
  • 機械知性体シリーズ メニュー
    □機械知性体シリーズ   □『機械知性体たちの輪舞曲』      長門有希個別キャラスレッドまとめサイトさんにて掲載。    内容としては長門有希を中心として、朝倉涼子と喜緑江美理たちインターフェイスたちが、原作時系列順にその舞台裏を描写していく長編となっています。    長門有希による一人称。      長門誕生の三年前から、最終的には「消失」を独自解釈で記したもの。    「朝倉青鬼説」を元に、主に長門と朝倉の関係性に比重を置いています。    一部オリジナルキャラクターが登場するのでご注意ください。      綺麗にまとめていただいたサイトさんへのリンクです。    http //detourist.net/post/lond_of_tfeis     □『機械知性体たちの協奏曲』      上記の『輪舞曲』の外伝扱いのもの。    朝倉視点による長門と朝倉が幸せに暮らしていた三年...
  • 題名付き・普通短編2
    ある晴れた休日(キョン&古泉) 「LOVE」 お客様は宇宙人 ドライブ セリフ九割で展開してみた~こいずみくんはガチじゃない~ エンドレス・エラー 蝉しぐれ Kへの挽歌 カミングアウト・パニック スマイル 台風の溜息 涼宮ハルヒの創世秘話 一万年と二千年前から キョンの評価 普通?の高校生の会話 長門さんはロッテに興味を持ったようです。 コーヒーシリーズ 機関の事情 酒乱女 前兆 キョンの子育て奮闘記 彼は団の緩衝材 『ビール×月見酒×オールスター球技大会ポロリもあるよ』(喜緑さん×生徒会長) 生徒会長の不良3人の倒し方 古泉一樹の苦笑 燃えろ!球技大会! やや黒古泉 切ない同窓会 白雪姫の真相 彼岸花……その花言葉は…… ちょっとみくる救済保守 ある曇った日のこと 無限輪舞 マッガーレで保守 古泉一樹のピロートーク もしくは、長門有希と古泉一樹の作戦会議 早すぎるリハーサル。 恋ってな...
  • 長編・その他
    ここはSOS団以外のキャラやオリキャラの長編を置くところです。例)鶴屋さん、朝倉、谷口etc   その他無題1その他無題2その他無題4その他無題6 ある少年の日記 罪滅ぼし 最後の最後 髪プレイ 阪中から見たSOS団員 谷口の歓喜 リトルラヴァー 鶴屋さんとキョン ブーン 涼宮ハルヒと異世界人 谷口の恋愛 谷口の思い出 ハルヒVS朝倉 激突 朝倉涼子の逆襲 鶴屋さんの困惑 不機嫌な朝倉たん 鶴屋さんと笑顔とお茶 ビツパの1日 キョン×鶴屋さん 以下、名無しにかわりまして朝倉がお送りします 鶴屋さんと古泉 デスノート谷口 偽SOS団結成 LAST 鶴屋さん姉妹 朝倉涼子の終焉 アホの谷口冒険記 やさしい人 舞台裏 プロジェクトT 喜緑さんのお料理教室 非凡なる凡人 風鈴 谷口のおかげ キョン妹の憂鬱 喜緑さんと家事と旅行 谷口×朝倉の恋愛革命 コンピ男 僕とみくるとメイドさん~狂気の弾...
  • 余ったピース・足りない欠片
    余ったピース・足りない欠片1 余ったピース・足りない欠片2 余ったピース・足りない欠片3 余ったピース・足りない欠片4 舞台裏
  • 橘京子の陰謀   
     ※ 橘京子の憤慨の続編です     橘京子の陰謀(プロローグ) 橘京子の陰謀(合宿一日目) 橘京子の陰謀(合宿二日目) 橘京子の陰謀(合宿三日目)
  • 鶴の舞
    鶴の舞 始まり  第一幕  第二幕  第三幕  第四幕    第五幕  第六幕  第七幕  第八幕  第九幕  終幕
  • 古泉一樹の陰謀
    「はじめまして」 「誰だお前は」 「古泉一樹と申します。あなたより一学年下の後輩です」 「何の用だ?」 「生徒会長になってみる気はありませんか?」 古泉一樹の陰謀―生徒会会長選挙・秋― 昼休み。 文化祭が終わってようやくくつろげると思っていたら、まるで知らない一年が俺を訪ねてきた。 「生徒会長だ?」 「えぇ。今から約二週間後、生徒会会長選挙があるのはご存知でしょう?」 知らない。北高に通って一年半以上になるが、学内行事など基本的にどうでもいい。 だから俺はそのまま答えることにする。 「知らんな。もちろん興味もない。何の企みか知らんが、帰れ」 だが、その古泉一樹なる一年は他に表情を知らないかのような笑みを崩さず言う。 「あなたには今度の会長選で得票数一位になってもらいます」 何やら勝手に話を進めようとしている。 「とりあえず僕について来ていただけますか。ここでは何かと話しにくいこと...
  • 気持ち - 注意点など
    このページでは、「気持ち」の物語中での注意点などを記載したページです。 特に読む必要はないですが、気になる方がいらっしゃる場合がありますので一応書き記しておきます。 【設定上の注意点など】 ・スレに投下したものと多少違う部分がありますが、単に修正をしているだけなので物語の仕様に大きな変更はありません。 ・物語の舞台は原作と同じくキョン達が住む町は西宮市、隣町は神戸市として書いています。またモールやレストランなどについては実在しないと思われます。 ・キョンの回想部分は原作本ではなくアニメ版を参考に書きました。 ・ハルヒの携帯はソニーエリクソンのPremium-IIをモデルに、キョンの携帯はパナソニックのP902iをモデルに書いています。 それに伴い、キョンのアドレスもドコモのものにしました。機種の特定はアニメ版ハルヒの検証ブログなどを参考にさせていただきました。 ・隣町から北口駅...
  • 誰も知らない二人のためのフィルム
      二人のために用意されたステージは、雪の中に浮き出た木造りの円形の踏み台だった。粉雪は、公園内の遊具の殆どを穢れのない白に沈めてしまっていた。浅い雪が絨毯のように敷かれた土台の上に、古泉は真っ先に足を掛けてよじ登り、次いで長門を引き上げた。 すっくと台の上で立ち上がり、地上よりも一段上となった場所から見渡した世界にあったものは、穏やかに降り積もり続ける氷の結晶と、白濁した空模様と、冷たさを湛えすぎたためにこの上ない無色である鋭利な寒風。それがすべてだった。 薄い雪を踏みしめた足を動かすと、シャーベットをスプーンで掬い取ったときのような、心地いい音が耳に跳ね返る。 一歩を踏み出したところで立ち止まり、古泉は綺麗に靴を模写した、白い下地にかたどられた己の足跡を振り返って眺めた。長門は動かず、やはり無言で、古泉の靴跡を眺めていた。 この広場から突き出たような円い壇の上で、ちょっとした...
  • 普通短編40
    「もう冬だな、長門。」 「・・・冬」 「寒いな・・・」 「・・・寒い」 「けど、それがいい。」 「・・・いい」 「・・・・・・」 「・・・・・・」 古泉「オチはありません。ですがそれがいいのです」   長門「……」カチャカチャ キョン「……なあ長門」 長門「なに」モグモグ キョン「うまいか?」 長門「カレーは私の大好物。おいしくないはずがない」モフモフ キョン「そうか……」 長門「そう」カチャカチャ キョン「なあ長門」 長門「なに」モクモク キョン「それ、ハヤシライスだ」     キョン「なあ長門」 長門「なに」カチャカチャ キョン「おまえってカレー食ってるときは本当に幸せそうだな」 長門「……そう」モフモフ キョン「なあ長門」 長門「なに」モグモグ キョン「そのカレーの感想、聞かせてくれないか?」 長門「……」ピタッ キョン「あ、いや、無理しなくていい...
  • 長編・その他2
    再会と再開、そして開始 テレビ出演 パラレルワールズ プレゼント ツイスト・オブ・フェイト-キョン殺害命令 SONGOF KUNIKIDA -MELTY CADENZA OF SECRET- ノンフィクション・ストーリー ひぐらしの憂鬱 鶴の舞 朝倉と 一日おにいちゃん 一日おにいちゃん 後日談 涼宮ハルヒの怪談 fixed mind 狙われた憂鬱 One Day.... ハルヒ親父シリーズ ずるい二人 ササッキーシリーズ ●えもん 朝倉涼子の再誕 幸福な鶴屋さん そしてイブはリンゴを齧る えれべーたー☆あくしょん 生徒会長の悪辣 いつも曜日は九曜日 佐々木さんの憂鬱 眠たくないけど……シリーズ crane love 橘の香り 月間佐々木さん 佐々木の囁き Lolita s Love Complex ネクストジェネレーションの憂鬱 谷口探偵の事件簿 SOS団が家族に? えれべーたー☆あく...
  • 鶴の舞 第六幕
    今俺は、鶴屋さんと夜の庭を散歩している。 心地よい風と、春を感じさせる木の葉の茂みが心を透き通らせる。 俺の手には、鶴屋さんの滑らかな手が握られている。 鶴屋さんは俺の腕をぶんぶん振り回しては、夜の散歩を楽しんでいるようだ。 痛い腕なんぞ、鶴屋さんのパワーが大きすぎてまるで塵のようだ。まったく気にしない。 いや、いちいち気にする必要も無いと言ったほうが明確であろう。 俺もこの雰囲気が気に入っているからだ。 遡る事30分前。 温泉からあがって一息ついた頃、鶴屋さんから 「庭に・・・出ようかっ」 夜の散歩に誘われた。当然断る理由もなく、 (鶴屋家の庭というのもどうなのか気になるなという興味心もあるが)、 そのお誘いを承諾した。まあ、鶴屋さんの願いを断れるやつなんて見たことないがな。 こうして今俺たちは、夜の庭を散歩しているわけだ。 手を繋いでいるのは何故かって? では逆に聞くが、もしお前...
  • 生徒会の陰謀
    ~昼休み生徒会室~ 俺は今、生徒会室にいる。 …。 コンコン …。 「古泉です。」 「入れ。」 俺がそう言うとにやけ顔の男子生徒が入って来た。 「お呼び立てして申し訳ありません、会長。」 「用件は何だ、古泉。」 まぁ、予想はつくがな。 「最近また涼宮さんが退屈し始めましてね。また協力願えませんでしょうか?」 「協力願えませんでしょうかって…俺がどう答えようと協力させるつもりなんだろ?」 「ははは、分かっておられるなら話は早い。 それでは、今回のシナリオですが…。」 俺は古泉の言葉を遮り声をあげた。 「待て、古泉。」 「なんでしょうか?」 「いや、最近な…教師どもや生徒会執行部の連中からの突き上げがひどいんだ…。」 「?。」 「いつまであの連中を放っているんだ…とな?」 「…それで?」 「お前はいつか言ったな? 『我々はいかなる敵と戦っても必ず勝利するでしょう』 …と。」 「……。」 「…...
  • Project512_Part6
     Project512_Part6-もくじ- クイックメニュー    ──(*゚q゚)<ウッウッーウマウマー♪ウッウッーウマウマー♪──   【偽チャック・橘京子に過去話暴露!?】   【保守小ネタ・がんばれ柳本さん!】   【偽チャック・橘京子危機一髪!?】   【保守短編・三月九日】ロンリーバースデー俺2   【偽チャック・カマドウマの逆襲・・・?】   【偽チャック・ポンジー藤原の逆襲?】   【チャック・古泉一樹にヤンデレCDを無限ループで聞かされる】   #バルサミコ酢、やっぱいらへんでー。    ・ ・ ・ ・ ・ ・         _r‐-、―- 、       /   、   ヽヽ      / 〈 i 、、 〉 ハ  } !      |! ヽルヾ∨イテト、l、N      ヾヽ{セリ  ` ′ _ノ       ` ヽ  l二}  ノ          `ー...
  • 橘京子の陰謀(プロローグ)
     明けましておめでとうございますというのは年を重ねて朽ちていくだけの人間にとって何がおめでたいのやらさっぱり理解不能であるし、高校生である俺にとっては受験という嘆きの壁が刻一刻と迫ってくる一里塚のようなもんだ。  高校生活もはや半分以上が過ぎたある冬の出来事である。俺は毎週恒例の団活である、市内不思議探索パトロールにいつも通り参加していた。  勿論俺だけじゃない。団長こと涼宮ハルヒ以下、団員全員の参加である。  さて、ここで少し疑問に思う人がいるかもしれない。俺は団員全員が参加していると言った。高校二年生である俺達はともかく、高校三年生……言い換えれば、受験生でもある朝比奈さんが、何故今日このタイミングで参加できるのだろうか?  この疑問はもっともである。ハルヒが時節に関係なく招集をかけたからといってしまえばそれまでだが、実際にそうは言っても、入試試験前に部活に参加する高校生など皆無...
  • 間違いだらけの文化祭 Scene1
    「おお、ロミオ。どうしてあなたはロミオなの?」 「君がロミオという名が気に入らないなら、もう僕はロミオではない」    体育館のステージに、やる気のない声と凛とした声が響く。  名前が連呼されたのですぐわかったと思う――ロミオとジュリエットを演じている最中だ。  日本でも知れ渡っている有名な恋愛劇。  イギリスの劇作家ウィリアム・シェイクスピアが作った戯曲だ。  詳しい内容は知らなくても、大体の人がロミオの名前をどこかで聞いたことがあるだろう。    俺のクラスは文化祭の出し物でこれを演じる。  俺が体調を崩して学校を休んだ日に決まっていた。  やれやれだ。適当に歌でも歌うほうが手間がかからないんじゃないか?  せめて舞台裏なら良かったんだけどな。  俺も舞台で演じる一人だ。なお悪いことにセリフがとても多い。  配役まで知らぬ間に決まってたんだ。知ってたら無理にでも学校に来たぞ。  クラス...
  • 長門有希の報告Extra.6
    Extra.6 長門有希の対訳 ~Report.01 対訳版~  現地語表記による報告は、当該観測対象の行動の把握に一定の成果を挙げた。  しかし、情報伝達に想定以上の齟齬が認められたので、会話部分を従前通り表記した報告を行う。  Report.01の内容をそのままに、会話部分を従前通りの表記とした。 【追記】  本報告後、試行として現地語表記と一般表記を併記した形での報告を求められたため、本報告を元にReport.01を改稿した。その結果が良好だったため、すべての報告について、同様の形で改稿している。   「アルー晴レータ日ーノコト~♪ んんーんんーんんーんんん~♪」  涼宮ハルヒが歌を口ずさみながら部室に入ってきた。普段の学生鞄とは別に、大きな鞄を肩に掛けている。 「んっん~♪ みくるちゃんっ! 今日も相変わらず可愛いわね♪」  笑顔、『彼』の表現を借りると『100Wの笑顔』で...
  •  「涼宮ハルヒの陰謀」改(ギャグ)
    *注意:この物語はフィクションです。実在の人物とは一切関係ありません。   シーン0 プロローグ  佐々木がおとなしい。  憂鬱そうでも溜息を漏らすわけでも、実を言うと退屈そうにも見えないのだが、ここ最近奇妙な静けさを感じさせ、その正体不明なおとなしさが俺なんかにはけっこう不気味だ。  もちろん、ただ物理的に静かにしているわけではなく、ましてやあの小難しいおしゃべりがなくなったわけでもない。でも、何というか、いつものキレがないように思われたのである。  (中略)  一時的な平穏は、次に来る大津波を予言する確かな前兆に他ならない。いつもがそうだったようにさ。    ──という、適当な文章で、強引に開幕。     シーン1 豆まき 「僕はね、『泣いた赤鬼』を読んで以来、周囲の評価のみに流されず自己の目で客観的な判断を下すことの重要性を認識しているというわけだ。だからね、キョン。君も青鬼に会...
  • やさしい嘘(後編)
    その日、わたしは涼宮さんを見送るために駅へと向かう高架下の道を走っていました。普段から人通りの少ない道で、この日も周囲にはまったく人影が無く、わたしの息を切らした音だけが聞こえていました。 「もしかしたらわたしが一番最後になってしまうかもしれない。涼宮さんに罰ゲームを与えられるかも」 そんな考えがふと頭に思い浮かびました。同時に、涼宮さんが嬉々としてキョンくんに罰ゲームの内容を告げる高校時代の情景が頭の中に思い浮かびます。まるで、昨日の出来事であるかのように。 高校時代、罰ゲームを受けるのはいつもキョンくんでした。涼宮さんがそれを望んでいたし、キョンくんも心のどこかではそうなることを望んでいたから。 でも、キョンくんはもうこの世にはいない。そのことを考えると、わたしだけがこの世界に取り残されたような、そんな気持ちに苛まれてしまいます。 そんな思いに少し気持ちが落ち込んだものの、涼宮さん...
  • 橘京子の溜息
    橘京子の溜息(前編) 橘京子の溜息(後編) ○<シリーズ一覧なのです!(時系列順) 橘京子の溜息 橘京子の―― 橘京子の憤慨 橘京子の陰謀 橘京子の消失 橘京子の退屈 橘京子の分裂 周防九曜の溜息 橘京子の暴走 橘京子の驚愕 橘京子の動揺 藤原くんの溜息 橘京子の憂鬱
  • 橘京子の陰謀(合宿三日目)
        「ひどいじゃないですかぁ!!」 「うをわっ!!」  草木も眠る丑三つ時……って、少し表現が古風過ぎることもあるかもしれないが、気にしないでくれたまえ。  つまり、辺りは真っ暗、深夜の出来ごとである。  本日……いや、もう昨日か……の練習でクタクタになった俺は、ペンションに戻ってゆったりと休み、温泉で体をほぐし、疲労回復効果とスタミナが満点の夕食を食べ、皆との楽しいゲームもそこそこに切り上げ、就寝についたのだ。  慣れない運動は不必要な筋肉を過度に行使するため、筋肉痛による痛みと倦怠感が毛細血管の末端まで行き届いていた俺は、ものの数秒で意識が墜ちた。  心地よい睡眠が俺を包み込み、そのまま次の日の朝を迎える――はずだったのだが、橘の悲壮なまでの叫び声がそれを妨げた。  橘は全身雪だらけで、顔は霜焼けになったみたいに赤く腫れ、ガタガタ震えていた。  自慢のツインテールはバサバサにな...
  • 橘京子の陰謀(合宿一日目)
    「はあ……」  ――バタンッ――  帰宅するや否や、抱擁するかのごとくベッドに吸い込まれた。理由は簡単だ。めっちゃ疲れたからである。 あの後、橘京子も何故か市内探索に参加する事になった。理由はハルヒ曰く、『変なものが寄せられつけるかもしれないしね。ほらよく言うじゃない、類は友を呼ぶって』って事らしい。なるほど納得。その意見に橘は『ちょっとひどいじゃないですか!あたしはゴキブリほいほいですか!』等と叫んでいたが、突っ込むところが間違っていると思うのは俺だけではないと思う。それとも自分が変なキャラだって言うのを自覚しているのだろうか?  まあ、不思議探索に橘を参加させるだけならまだいい。いや、結果的には良くなかったんだが、それ以上何事も無く慎ましく事を運んでくれたらそれでいいのだ。だが橘の存在そのものが大問題だったんだろうな、あれは……  スマン、つい愚痴ってしまった。本筋に話を戻そう。...
  • 橘京子の陰謀(合宿二日目)
       俺は悩んでいた。どうしてこんな事になったのだろうか?どうしてこんな目にあわなければいけないのだろうか?  艱難辛苦を引き起こすその原因は言うまでもない。橘京子のことである。  最初の出会いは最悪なものであった。あいつは非道にも朝比奈さんを誘拐した。そして佐々木をハルヒに取って代わる神だと主張し、俺に対し協力せよと要請してきたのだ。  ここまではまだよかった。いや、十分良くないのであるが、それ以降の振る舞いからすればずいぶんまともな物であったと徳川綱吉も東条英機も認めてくれるであろう。  しかしその後の立ち回りは度を超えていた。佐々木の閉鎖空間に侵入してブートキャンプを行ったり、朝比奈さんの胸にヒステリーを起こしたり、そして今回のように意味不明な旅行に誘ったり……  十分頭のネジが緩みきったその言動は、さながら風車に立ち向かうドンキホーテである。  こいつのアレっぷりもそ...
  • 下衆谷口の聖夜2
      前回のうらすじ          ┌──┐      ↓   │     鶴 屋  │      ↓   │     古 泉  │      ↓   │     ハルヒ  │      ↓   │     キョン  │      ↓   │     みくる  │      │   │      └──┘    (※以下エンドレス)           谷口「聖夜をいろどるイルミネーションにかまけていちゃつくアベックたち」   谷口「天より舞い降りる純白の白雪と一緒に溶けてなくなればいいのに」   谷口「タニーです」   長門「………今はそんなことを言っている場合ではない」 谷口「おっとそうだった」 長門「………それに少子高齢化が叫ばれる昨今、これはこれで日本としては助かる現象といえる」 谷口「夏の終わりから秋にかけてが誕生日の子供たちで溢れかえる世界に乾杯」   長門「………本当...
  • 長門有希の報告Report.1
    Report.01 長門有希の流血  観測経過を報告する。  より正確に有機生命体の行動様態を把握するための試行の一環として、特定波形の音波(以下、『音声』という。)による意思疎通(以下、『会話』という。)の内容の表現を一部変更するようにとの要望が情報統合思念体からあったため、今回の報告では試験的に変更する。  まず、今回の要望の背景を説明する。  この惑星に生息する『人間』という有機生命体は、主に『言語』という、音声を用いた会話によって意思疎通を行うが、言語の種類は人間の生息する地域等により、複数の類型に分かれる。  本報告は、より正確に観測対象の行動様態を把握するために、観測対象である『涼宮ハルヒ』らが使用する『言語』(以下、『日本語』という。)を用いて記述している。しかし、同じ言語でも、使用される地域によって『方言』と呼ばれる差異が複数存在することが確認されている。  また、言...
  • 射手座の日、再び
    1.プロローグ  2月上旬のある日のこと。  それは、SOS団団員にして文芸部長兼コンピ研部長たる長門有希の唐突な宣言から始まった。 「あなたがたに勝負を申し込みたい」  唖然とする俺たちに対して、長門は淡々と説明した。  長門を含むコンピ研 vs 長門を除くSOS団(名誉顧問を加えてもよいとのことだった)。勝負は、去年やった宇宙戦闘ゲーム The Day of Sagittarius 3 を大幅に改良した The Day of Sagittarius 4 で行なわれる。  賭けるものも指定してきた。  コンピ研側が勝った場合には指定する日に一日限定でSOS団団長権限を長門に委譲、SOS団側が勝った場合にはデスクトップパソコンを一台進呈する、とのことだった。  堂々たる果たし状であり、こうまで言われて、ハルヒが応じないはずもない。 「相手が有希だからって、容赦しないわよ!」 「望...
  • 長編・長門有希2
    長門有希の憂鬱Ⅰ ユキ×ムネ 『Hirundo rustica』 恋する?いちご練乳 すき焼きミッドナイト 長門有希の憂鬱II 長門有希の些細な願望 雪、無音、窓辺にて。 長門有希の憂鬱III 3つの選択肢 長門有希 銀河を超えた戦い(スターウォーズクロス) 文芸部室の幽霊 もうこんなのいやだ 長門有希の変化 もう一つの12月18日 スノースマイル・バースデイ 白有希姫 Different World s Inhabitants YUKI 長門有希の雨雫 長門有希への復讐  ※微オリキャラ注意 幻惑小説 Close Ties(クロース・タイズ) センター前日 涼宮ハルヒの経営I 射手座の日、再び 寡黙大騒動 「こわれもの」(陰謀でのフラクラが許せず) 想い出は、雪とともに 春先の風物詩 涼宮ハルヒの消失ー長門有希の憂鬱 長門有希の再会 長門有希の三日間 おかえり、ただいま。 長門有希の失踪...
  • 夢見ぬ蛙は終末に鳴く3
      「ねえ、古泉くん。もしかして、有希と付き合ってるの?」 授業終了後、まもなくの部室。 僕が部室を訪れての涼宮さんの第一声が好奇心に満ち満ちたそれだったのには、「彼」は「なんと露骨に…」と呆れたような顔をし、朝比奈さんは顔をうっすら赤らめて俯いている。 団員のプライベートに一々首を突っ込むような真似はしない、というのが涼宮さんの最低限の礼儀を踏まえた信条であったはずで、その彼女がこうも直接的に僕に事を問うというのは、疑問の形を呈しつつも殆ど確信の域にあるとみていいだろう。 長門さんは我関せずといったように読書を続けている。 涼宮さんが長門さんを問い詰め、納得いく回答が得られずに、矛先が此方を向いたといったところだろうか。 元々隠していたのは機関の命令から様子見をしていただけであり、一寸の露見もならない極秘情報というわけでもない。下手に繕うことはしない方がいいだろうと判断し...
  • 涼宮ハルヒの軌跡 情報統合思念体からの独立(後編)
      ◇◇◇◇    翌日、のんびりと一人で早朝ハイキングコースを上っていく。  前日のごたごたのおかげで少し緊張感がぼやけてしまっていたが、朝の職員会議が始まっていることを考えたとたんに、 それなりに緊張感が復活してきていた。    そんなそわそわ感を引きずりつつ、自分の教室まで行き席に座る。ハルヒはすでに俺の席の後ろでぼんやりと外を眺めていた。  ふと、俺のほうに視線だけを向けると、 「今日で良いんだっけ。文芸部の存続について話し合われているのは」 「そうだよ。今頃職員会議で話し合われているはずだ」  そんな話をするだけで俺はつい貧乏ゆすりを始めてしまう。  だがふと気がつく。俺も相当文芸部に思い入れができていることにだ。以前の俺ではとても考えられないようなのめりこみぶり。 変わったのは長門だけかと思っていたが、俺も実のところ相当変化しているんじゃないか? 自分からではよくわからんが。 ...
  • 題名付き・普通短編
    ひぐらしのなくハルヒ カセットテープ 興味 Stairwayto Haruhi SIRENOF Haruhi 長門猫化 日常あるいは平穏な日々:ハルヒ篇 仮入部 最後の手紙 長門さんとギター 二人で、校舎にて 携帯電話 コミケにて 長門有希の体温 ある雨の日のこと 遺書 気のせい・・・? 感情 1.35倍 俺・・・実はポニテ萌えなんだ(憂鬱後記) 俺・・・実はポニテ萌えなんだ 涼宮ハルヒのエロゲー 朝比奈みくるとポケモン 憎悪、拒絶、少女 長門有希の虐待 日常 大切な君達へ……… 長門さんと白雪姫 えいえんのせかい だーれだ? 『きっかけ』 忘れな草 『涼宮ハルヒのコミケ』 涼宮ハルヒのカラオケ 涙 オセロ三番勝負 焼いた芋 酒と桜と…… 海の家のラーメン キッドナップ・テレフォン のれん 遊○王 赤服親父捕獲戦線 プリン作戦 カッコイイキョン君 くじびき妙バランス 未だ来ない日の一頁 鬼...
  • 長編・キョン
    キョン無題1   キョン無題2 キョン無題3 キョン無題4 キョン無題5 キョン無題6 キョン無題7 キョン無題8 キョン無題9 キョン無題11 涼宮ハルヒの消失(偽) ハルヒ能力喪失・SOS団解散編 キョンいじめ 超能力テスト 朝倉涼子の逆襲 改造人間キョン サイレント・ホスピタル ワークテイカー・ラヴァ―ズ ハルヒの想い ~アニメ版エンディングの延長版~ 記憶喪失 影の世界 (BADEND注意) 王様ゲーム キョンの決意 想い 試験勉強 北斗のキョン 残された時間 洞窟にて 俺とハルヒと古泉の生きる道 (BADEND) 許婚と最愛の人 Another Story 涼宮ハルヒの変質 ストレンジデイ イン ザ レイン キョンの死、そしてその後 クリスマスイブ 憂鬱アナザーエンド 涼宮ハルヒの旅路 グラップラーキョン ハルヒが残した希望 1枚の写真 涼宮ハルヒの海遊 Verywhiteday...
  • 余ったピース・足りない欠片3
    【余ったピース】   昨晩あんなに月が綺麗にでていたのに、今日は朝からどんよりした曇り空、天気予報では 午後から雨になるそうだ。   あいつにどんな顔して会えばいいだろう 昨日のことどう切り出そうと思っているうちにあいつがやってきた   「ハルヒ 今日の部活なんだけどな」   なに、ひょっとして怒ってるの   「妹の奴が昨日から風邪ひいちまってな、家にいてやりたいんだ、申し訳ないけど欠席って ことでいいかな」   「妹ちゃん、風邪なの、放課後とはいわずに、こんなことに居ないで、傍にいてあげれば いいじゃないの」   「こんなことってのもないだろ、授業まで休んで看病するほどじゃなし、午前中は親もいる、 こっちまで休むんじゃ、あいつもかえって気をつかうそうだ」   なにいってんの、兄妹そろってへそ曲がりね、素直にいてあげればいいのに   「あ、そうだ、昨日鶴屋さんに会ってな、今年のクリパ宜しく...
  • I don't choose, but decide. chapter09
    「あれ、そうだったかしら。あの時名前言わなかったっけ。……ていうかあなた本当にジョン?」 まだ少しだけ疑いの篭った目でハルヒが尋ねてくる。そりゃそうだ、いくら髭が生えていようと俺の平凡としか形容できない顔が変わったわけじゃない。 だが今この時、過去の俺が確かに存在している。そっちがキョンだ。この俺は間違いなくジョンなのさ。 「さっきから聞いていると俺によく似たヤツがいるみたいだな」 「似てるなんてもんじゃないわよ。同じ顔じゃない……でもキョンは知らないはずだし……」 つと目を逸らし思案顔のハルヒを見ているのも悪くないと思ったが、時間を浪費するわけにはいかない。 「まぁ何だかよくわからんが、さっさと名前を教えてくれよ」 催促するとハルヒはやたらと恥ずかしそうに、 「涼……むぅ……」 と口ごもったと思うとこう言った。 「……ハル・テイラーよ」 二人して噴き出しそうな顔になる。妙な所で対抗心...
  • 人生最悪の四日間 第四章 ~神の人質~
    自衛隊は我が国の平和と独立を守り、国の安全を保つため、直接侵略及び間接侵略に対し我が国を防衛することを主たる任務とし、必要に応じ、公共の秩序の維持に当たることを任務とするらしい。 ちなみに世界で一番給料のいい軍隊は日本の自衛隊だ。(政府は軍事組織じゃないって言ってるが、俺はそんなの信用しない) 日本はここ60年ほど戦争に巻き込まれていないので、自衛隊が自衛という任務で動いたことは一度も無い。 大抵は「自衛隊」という名前とはまったく関係の無い任務なのだ。   ああ……平和だなぁコンチクショウ。     午後六時五十五分。UH-60ブラックホーク内にて。   俺は結局ブラックホークに乗せられた。 ちなみにヘリコプターに乗るのは初めてだ。プロペラの音は思った以上に大きくて、自分が喋っている声も聞こえない。 マイクがついたヘッドフォンのようなものを渡されて、なんとか会話ができる状態だ。 「朝...
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