涼宮ハルヒのSS in VIP@Wiki内検索 / 「髪プレイ」で検索した結果

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  • 長編・その他
    ...滅ぼし 最後の最後 髪プレイ 阪中から見たSOS団員 谷口の歓喜 リトルラヴァー 鶴屋さんとキョン ブーン 涼宮ハルヒと異世界人 谷口の恋愛 谷口の思い出 ハルヒVS朝倉 激突 朝倉涼子の逆襲 鶴屋さんの困惑 不機嫌な朝倉たん 鶴屋さんと笑顔とお茶 ビツパの1日 キョン×鶴屋さん 以下、名無しにかわりまして朝倉がお送りします 鶴屋さんと古泉 デスノート谷口 偽SOS団結成 LAST 鶴屋さん姉妹 朝倉涼子の終焉 アホの谷口冒険記 やさしい人 舞台裏 プロジェクトT 喜緑さんのお料理教室 非凡なる凡人 風鈴 谷口のおかげ キョン妹の憂鬱 喜緑さんと家事と旅行 谷口×朝倉の恋愛革命 コンピ男 僕とみくるとメイドさん~狂気の弾丸ドライブ~ 真夜中の情事 恋文 朝倉涼子の面影~恋文~ 【朝倉涼子の帰還】 鶴屋少女の孤独 キョンの妹がデート!? 『雪の降る街で』 谷口の日記 love in v...
  • その他短編60
    朝倉 「ふふふ・・・じゃぁ、死んで」 キョン 「ふ・・・一つ一つのプログラムが甘い!!」 朝倉 「ぶげはっ!!あごがはずれた」 キョン 「ふ・・・今のうちだ!!!死ね!!!!!1(朝倉からナイフを奪う」 朝倉 「ごばぁ!!」 キョン 「その眼球ひっこぶいて血まみれにして殺してやる!!!!!」 長門 「・・・」 長門 「・・・(怖くて立ちすくんでいる。」   ハルヒ「遅刻したものは死刑よ!わかってるキョン!」 キョン「あぁ、わかってるさ。」 古泉 「すみませぇん遅刻してしまいました!」 キョン 「お前死刑な。お前の腹を切り開いて内臓をみんなでいただくとしよう。」 古泉 「それだけは・・・グサッ」 キョン 「アヒャヒャヒャヒャ・・・内臓パーティーの始まりだぜwwwwwwwwww」 長門 「・・・」 長門 「・・・(怖くておしっこ漏らした」     谷口「WAWAWA忘れ物ガララ...
  • 長門有希の虐待
    私は先日まで子猫を虐待していた。 夏だというのに肌寒い雨の日に私はその子猫と出会った。 親に見放されるような汚らわしいその子は両目が目ヤニで塞がりフラフラしてた。 「おいで」 虐待の限りを尽くすべく捕獲し連れ帰ることにする。 「江美理。猫拾った」「じゃん」という効果音とともに子猫を江美理の鼻先につきつける。 「わぁ~可愛い~!どこで拾って来たのこの子?」 可愛くなんかないよこんな汚い猫。 「帰り道」 「へぇ~あ、くしゃみした。寒いんだよお風呂入れてあげよ?」 「うん。あの……」 「なに?」 「涼子には黙っててね」 「そか。涼子ちゃんうるさいもんね。内緒で飼おうね」 私はコクリと肯首した。 「ありがと」   私は早速江美理が沸かしてくれた江戸っ子が入ったら悲鳴を上げるであろう38度のぬるま湯に小汚い子猫をぶち込み、ボロボロでクタクタになったタオルで手早く擦る。 ……水に怖がる子猫に何度も...
  • love and music
    あたしは、普通なものが嫌い。有名なものや、流行に流される奴等も嫌い。 今日のあたしのクラスの話題は、昨日新曲をテレビで歌ったっていうあるアーティストの話ばかり。 うるさい。嫌でも聞こえてくるメロディー。 そんなに歌いたいならENOZの人達みたいに自分らで作って歌いなさいよ。 「ハルヒ。なに朝から思いっきり不機嫌な顔してんだよ。」 キョンが来た。それだけで、あたしのストレスは少し無くなったみたい。 「朝来たらまずはおはようでしょ!?お・は・よ・う!!」 「やれやれ、何言ってんだよまったく。…おはよう、ハルヒ。」 珍しくキョンが素直に言う事を聞いた、…明日は雨ね。 「よろしいっ!」 あたしはそう言うと、さっきから何度も同じメロディーを繰り返す教室に嫌気がさして、窓の外を眺めはじめた。   休み時間、昼休み。 何処にいようと噂のアーティストの新曲のメロディーが聞こえてくる。 ウンザリする。 音楽...
  • クリスマスプレゼント
    今日は12月24日、いわゆるクリスマスイヴだ。 今年は諸事情により、SOS団のパーティーは26日になるらしい。 そして、何故か俺の家にはハルヒが来ているわけだ。 「かわいい妹ちゃんのためにプレゼント持ってきたげたのよ。悪い?」 いや、悪くはない。むしろ助かる。……だが、それだけが目的じゃないんだろ? 「よくわかってるじゃない。明日、期待してるわよ?どうしても欲しい物があるの。それを当てて、あたしにくれたらお返しは期待していいわよ」 ハルヒの期待出来るお返しか……少し真面目に考えてプレゼントしてみるかな。 「……今日も明日も一人だから、暇潰しに来たのよ。ほんとは……ね」 唐突にうちに来た理由みたいなものを語り出した。 「なんで一人なんだ?」 俺は、なんとなく聞かないといけないような気がして尋ねてみた。 「……ママ達は二人とも仕事の関係のパーティーなの。ほんとは今だって家で留守番してなきゃいけ...
  • コードブレイカーの説明
    こんにちは、こちらのサイトでコードブレイカーを作っている、CPJと申します このSSは週刊少年マガジンで掲載中のコードブレイカーをハルヒでやってみようと言う事です。 あと、これは二次元作品です コードブレイカー視点でやっているので、涼宮ハルヒシリーズとは違う所があります。 (ハルヒがモテテいること、キョンの名前もですが、) これでも、SS初心者ですのでよろしくお願いします。 あと、本家コードブレイカーと涼宮ハルヒをよろしくお願いします
  • グサデレ その3
    第51話 キョン「朝倉、消しゴム落ちたぞ」 朝倉「あら拾ってくれるなんて優しいのね」 キョン「普通だよ」 朝倉「あたしが褒めてるのに素直に受け取らないなんてどういうこと?じゃ死んで♪」 キョン「ちょww謙遜しただけwww」 朝倉「もっと素直にならなきゃね♪」 キョン「(朝倉に褒めてもらった…はぁはぁ)グフッ」 第52話 キョン「朝倉、野球って知ってるか?」 朝倉「馬鹿にしないでほしいわねバットで相手をボコボコにするスポーツでしょ?」 キョン「ちょww乱闘www」 朝倉「でもあたしはバットよりナイフね、じゃ死んで♪」 キョン「俺ズサズサwwww」 朝倉「ちょっとは見た目が良くなるわよ?」 キョン「(朝倉の見た目はやっぱり最高…はぁはぁ)グフッ」 第53話 キョン「朝倉、サッカーなら知ってるだろ?」 朝倉「あたしだってワールドカップくらい見るわ。あれでしょ?選手たちが怒って頭突きするんでし...
  • 涼宮ハルヒの理想
    ある日の事だ。 教室に行くとハルヒが先に来ていた。 「よ、おはよハルヒ」   「キョン」   「ん?なんだ?」   「キョンキョンキョンキョン」   「一体どうしたんだハルヒ?」   「キョーンキョンキョン」 これは何事だ? するとハルヒはルーズリーフを取り出しこう書き殴った。 『何しゃべっっても「キョン」になっちゃう。どうしよう』 何がどうなってるんだよ、おい・・・   ふと廊下に目をやると古泉と長門が立っているのを発見した。 俺は二人に相談しようと立ち上がったがブレザーの裾をハルヒに掴まれ動けなかった。 「ちょっと、トイレに行ってくるだけだから」   「・・・キョン~・・・」 そんな涙ぐんだ瞳でかつ上目遣いで見ないでくれ。 思わず抱きしめたくなるじゃないか。 「お前ら、朝っぱらから何してるんだ?」 出た。アホの谷口の登場だ。 「なんだ?プレゼントでもせがんでるのか?」   「違う。どう...
  • キョンのサイズ
    妹にフライングボディプレスで叩き起こされるという、いつも通りの朝の筈だった。 しかし改変はこの時すでに始まっていた。 俺が異変に気がついたのはトイレにいった時だった。   「あれ、俺のってこんな……」   日本人男子の平均値より多少は上と自負していた筈の俺のナニだったが 今朝見るそれはいつもの半分くらいの大きさだった。   「えと……おっきしてないからかな、これは……」   などと自分を無理やり納得させて学校へといそいだ。   下駄箱をあけると手紙が入っていた。 手紙には「至急部室に」と特徴のないのが特徴な長門の筆跡で書かれていた。   俺が部室にいくと長門だけでなく古泉も朝比奈さんもいた、よほどの緊急事態なのか?   「昨夜局所的な世界改変が観測された、改変対象はあなた、改変箇所はあなたの……」 と長門は俺を指差す。そして長門の指差す方向を確認すると……えっと……それって俺の股間?   ...
  • 甘いプリンの秘密 第1話
    とある放課後の部室での事だ。 俺とハルヒは、一緒に部室に入り、他の団員が来るのを待っていた。 ハルヒはパソコンにかじりついてるし、 俺はやることがないので、ただ机に突っ伏して寝ていた。   と、そんな時のことだ。   ハルヒは腰掛けていた椅子から立ち上がり、 なぜか部室にある冷蔵庫に手を伸ばし、冷蔵庫を開けた。 「今日はあんたのためにあたし自ら手作りプリンを作ってあげたわ! 大きいプリンと中ぐらいのプリンと小さいプリンのどれが食べたい?」 ハルヒは唐突に言い出した。 ハルヒのことだ、おそらくは大きいプリンはバケツプリン、 小さいプリンは喫茶店のミルク入れで作ったような小さいヤツに違いない。 悪いが、俺はそんなその手には乗らんぞ。 「大きいのは身に余る、小さいのはモノ足りそうにないからな。俺は中くらいのがいいな」 俺がそう言うと、ハルヒは冷蔵庫から大きめの皿を取り出し、俺の目の前に置いた。 ...
  • アナル短編51
    ・谷口がお送りする、カオスな日常の一部   「キョンターン!」朝から大声を上げながら教室に乱入してくる古泉。 「今日こそはやらせん!死ね!」その古泉に綺麗な蹴りを入れるキョン。 あ、紹介が遅れたな、どうも、存在自体が危うくなってる谷口です。 相変わらずカオスな教室からお送りしています。 「おはよう谷口」ああ、国木田おはよう。「また古泉君来てるんだねぇ?」 またと言うより毎日だけどな。 「いやぁぁぁぁぁ!」悲鳴を上げながら教室に入ってくる涼宮。 「涼宮さーーん!私と一つになるのね!」はぁ、古泉の次は阪中か… ガチホモにガチレズ、俺の周りには何でこう、同性愛者が多いんだろう… 古泉に会長に阪中に朝倉…他にもたくさん居る。 「や、やめろ古泉!せめて部室かトイレで…」 「我慢できません!ふんもっふ!」「アッーーー!」 「阪中さんお願い、みんなの前だけは!」 「人に見られながらするのもたまにはいい...
  • マグロは急には止まれない
    部室の扉がノックされ、誰だと扉を開いた瞬間の俺達はきっと 時間凍結された有機生命体、 もしくは深夜に動き出す寸前の蝋人形の館のような状態だったであろう。 長門が立っていた…それは構わない…   何故か、どデカイ本マグロを丸々一本ひきずって……   「な、長門、それは一体…」 「…黒いダイヤ」 く、黒いダイヤ? 「太平洋沖の北緯40度付近にて生息する天然資源。硫黄島付近にて捕獲」 部室に入ってこようとする長門からは生魚の血生臭い匂いが漂い、 年季が入って古くなった木造の部室棟の床はマグロの重みで軋む音を立てている。 「…それマグロだな?」 「…そう」 「なんでマグロが丸々一本…」 「…嫌い?」 いや、好きとか嫌いの問題じゃなくてだな…。 「…あなた達にはいつもお世話になり感謝している。お礼をしたい。 お礼やお返しで心を掴むには サプライズ、心を込めたプレゼント、手料理の三点セットだと本に書い...
  • チェリーブロッサム・レイン
    ふと、空を見上げる。 雲ひとつ無い空。太陽のポカポカとした陽気が心地よい。そして、満開の桜。     『チェリーブロッサム・レイン』     今日は土曜日。カップルが多い公園を一人で軽快なテンポで歩く少女がいた。長い栗毛の小柄な少女。 彼女は頬についた桜の花びらを摘んで天使の様に微笑む。もう春なのね、と。 かつて映画を撮ったこの公園の桜はあの時の様な満開だが、それは涼宮ハルヒの為せる技ではなく単に季節がそうさせただけだ。やはり桜は秋に見るより春に見た方がいい。 こんなポカポカとした陽気の中で見る桜は格別だ。   寒いかな、と思って羽織ったカーディガンも必要なかったみたい。そう思って朝比奈みくるはクリーム色のカーディガンを脱いだ。 卸したてのシフォンワンピースの裾をひらめかせて、少し踵の高いミュールでリズムを刻む。 うんっ、と少し背伸びをして太陽のシャワーを存分に浴びると心の中がスッキリと...
  • ブレイクスルー倦怠期
     ご近所のおばさま方――と言うとといじめられるので奥様方と言おう。  そんな人たちとの井戸端会議というものは、殆どがつまらない雑談ばかりだけれど、たまに会議という冠に相応しい主婦の知恵を聞けたりするので侮れない。  何処何処のスーパーは何時あたりが狙い目、漂白剤はあそこのメーカーのやつが抜群……などなど。  そういう訳であたしは、今日も今日とて近所づきあいもかねて会議に列席していた。 「お宅さんは良いわよねぇ、新婚さん……あぁ、懐かしいやらうらやましいやら」 「いえ、そんな。普通です、普通」  一番年上の奥様は、決まってあたしにその台詞を言う。  それに毎回何が普通なんだろうと自分でも疑問に思いつつ愛想笑い。 「そんなことないわよ。だって貴方の旦那さんは男前だしねぇ、はぁん」 「いえいえ。アイツなんて甲斐性なしもいいところで……」  本当は「見る目があるわねアンタ!」と肩を叩いてあげたいと...
  • 長門有希のエロゲ
    放課後の部室にて。 「…これ」 そう言って長門が渡してきたのはなにやらPCゲームだ。 なになに……『妹ぉ、ちゃんとしようよ』って…… なぁ長門。一つ聞いてもいいか? 「なに」 これなんてエロ○? 「妹ぉ、ちゃんとしy」 それは分かってる。俺が聞きたいのはなぜエロゲなのかっていうことだ。 少し悩むように眉を寄せ、長門は俺にこう答えた。 「……私がコンピ研に参加している間にコツコツと作成した」 おい、答えになってないぞ。 「やってみて」 すると長門は俺の前にいつぞやのゲーム勝負で獲得したPCを一台持ってきて、 起動させ、例のエ○ゲのディスクを挿入した。 タイトル画面が出た。 ……って長門?!なぜお前がタイトル画面に?! 「これはあなたが主人公の○ロゲ。私はあなたの妹として登場している。」 おいおい。俺には妹属性無いぞ。 「あなたは自覚していないだけ。あなたの潜在能力には含まれている」 ...
  • ピロートーク~コスプレ馬鹿夫婦編
    その1 ハ「只今、未希はもう寝た?」 キ「おかえりハルヒ、さっきまで起きて待ってるって騒いでたけどもう疲れて寝たぞ」 ハ「そう、はいお土産よ明日食べましょ」 キ「でどうだった古泉達は? 元気にしてたか?」 ハ「それが聞いてキョン、あのふたりすごいのよ、有希ったらまだ制服着てるの、ドアを開けたら制服着ててびっくりしたわ」 キ「制服って北高のか? 俺達が卒業したのは10年近く前だよな? まぁアイツは昔から普段着が制服だったからな、あの格好が一番落ち着くんじゃないか?」 ハ「それがね古泉君も同じの着てるみたいなのよ」 キ「同じのって古泉がセーラー服をか? 確かに元は水兵の衣装だから男も着てたが……」 ハ「馬鹿ねぇそっちじゃなくて男子の制服よ、古泉君があわてて隠してたけどあれは北高の男子制服だったわ」 キ「えっ?じゃぁ二人で高校の制服を……」 ハ「いわゆるコスプレってやつね」 キ「……」 ハ「ねぇ...
  • 色んなキャラが出るSS1
    ハルヒ 「じゃ、隠れるわよ!」 キョン  「なんでこんなことを…」 古泉  「シッ!来ましたよ…」 キョン  「顔近!わかったから離れろよ!」   ガチャ   長門  「…」   みくる  「何事もなく本を読み始めましたよ…」 ハルヒ 「そのうち不安になるわよ♪」   長門  「…スー…」 みくる  「ね、寝ちゃいましたよぉ!?」 ハルヒ 「…つまんなぁい。折角、不安げな顔の有希が見れると思ったのに…」 古泉  「ん~、じゃ、起こして部活を始めましょうか?」 ハルヒ 「待って!もう少し観察してみましょう!」   …   ハルヒ 「飽きたわ。」 キョン  「∑身も蓋もないことを言い始めた!」 ハルヒ 「じゃ、キョンが隠れて見張っててよ。」 キョン  「なぬ!?」 ハルヒ 「明日、ちゃんと何があったか報告するのよ!」 キョン  「あ、ちょ!」 古泉  「すいませんね、では!」 みくる  「がん...
  • ●えもん 第4話
    第4話「うほールライト」   キョンの妹「キョン君!!朝だよ!起きてっ!!」ドスンッ キョン「うッ!?おま、ボディプレスはキツいぞ・・・」 妹「えへへ、早くしないと遅刻だよ♪」 キョン「あぁ、わかったよ・・・え?今日は日曜だろうが!!」 妹「えへへ♪朝ご飯もうできてるよ~♪下に行ってるね~」 キョン「全く・・・」 ●「おはようございます、相変わらず朝からにぎやかですね」 キョン「にぎやかすぎてかなわん・・・あぁ、朝飯だってよ」 ●「今イきますよwww」 キョン「字が違うだろ!!!朝からそういうのは止めろ!!」 ●「わかってますよww本番は夜ってことですねwww」 キョン「ちっがぁう!!!」 ●「さて下におりましょうか」 キョン「ったく・・」 妹「おはよう2人とも♪」 ●「おはようございます」 母「あらあら日曜なのにずいぶん早いわね」 キョン「こいつに聞いてくれ」 妹「えへへ♪」 父「今日は...
  • HOME…SWEET HOMEのChristmas
    …━━━いやいや、今日も冷えますねぇ。 ところで、最近どうです? こちらは…まあ、ボチボチですよ。 今年はサンマが豊漁だったから、トナカイの餌には困りませんけどね。 えっ?アンタは誰かって?見て判りませんか? いゃだなあ、サンタクロースですよ! 今年も無事にクリスマスを迎え、いよいよ私共の出番がやって参りました。 何?「丁度良いから何かオモチャをくれ」? いや、あの…誤解されてる様だから敢えて言ておきますけど、私共は何もオモチャを配って回ってる訳ではありません! 私共がプレゼントして回るのは基本的に「素敵な時間」です。 まあ、中にはオモチャを配る事で、そこに素敵な時間が生まれる…なんて屁理屈を言う邪道もいますが… サンタが金で買えるモノを配ってどうするんだっ!…ていうのが私の持論でして。 そうそう!ついでに言わせてもらいますけど、私共は何も子供達だけにプレゼントをする訳でもないんですよ? ...
  • Happiness! 中編
    十二月二十二日(水曜日) 曇り   一昨日、昨日と平和な日が続いてきたがそろそろ超常が日常な俺にしては退屈に感じてきた。 ハルヒに振り回されるのが慣れてしまったのか、それがないとなると退屈してしまう自分は相当にハルヒに毒されているなと自負できる。 今日辺りにいつものように振り回されないとなると禁断症状がでるかもしれない。いや嘘だが。   そう適当に考えながら学校への坂道を登る。これも約八ヶ月も登れば慣れないわけがないぜ。   学校に到着。ハルヒの姿は…いた。机に突っ伏した状態で既に寝息をたてていた。   コイツは本当にこんなに疲れる程何を何のためにがんばっているのだろう?ここまでなるんだからよっぽどだな。少し心配になってきたな…   真相を確かめようとも考えたが…コイツの寝顔が…その…可愛いってやつか。その寝顔を壊すような事は出来ない。てか起こしたら何されるかわかっているようなもんだ。 ...
  • 無限の休息
    (この話はアンリミテッドブレイドワークスの一つです) 「…鬼」 「何とでも言いなさいよ」 今現在、いつもの駅前付近の商店街。 そのうちのゲームセンターの一角、俺は全てのUFキャッチャーの景品を取らされていた。しかも太刀の―――と、間違った。最近、戦ってばっかりだからなぁ―――改め、性質の悪いことにこのゲーセン、結構大型のものだから全部で二十五台、しかも一台につき二つあるもんだから五十個。そして極めつけはほとんどが二百円台ということ。 「俺の財布の中身は無限じゃないんだぞ…」 「浮気の慰謝料よ?当然じゃない!!」   あの後、俺と長門は古泉と朝比奈さんの出て行った―――出て行かされた―――部室で仁王立ちのハルヒを正面にして床に正座し(長門はイス)色々と弁解していた。 「…んでキョン。あんたいつの間に有希に手を出したの?彼女のあたしを差し置いて」 回りから見たら中々シュールだよなぁ。この光...
  • 「学校に行きたくない○○」
     古泉曰く、外見の変化に気づけないってのは何気に女子の機嫌を損ねる事らしい。  そんな事を聞いたからって訳じゃないが俺はその頃、朝比奈さんや長門、ついでにハルヒの変化に多少ではあったが気を使う様にしてみていた。  でもまあ、そんな一般常識が通用する相手じゃないよな。ハルヒは。  ハルヒの髪、結構伸びてきたよな。  放課後の部室、俺は朝比奈さんの髪型をいじっていたハルヒを見てそう呟いた。  当たり前だが朝比奈さんの髪程長くはないにしろ、短かった髪はいつの間にか肩に触れる程度までの長さになっている。 「え、そうね。……また、前髪だけ切ろうかな?」  前髪をつまみながら俺の顔を見て動きを止めるハルヒ。なんだろう、お前はいったいここでどんな台詞を期待してるんだ?  しばらく誰も口を開かない時間が続いた後、ハルヒはつまらなそうな顔をして朝比奈さんの髪型いじりに戻っていった。  さて、今のはなんだ...
  • 鶴屋さんと古泉
    「ここはカメラ屋……というよりも写真屋ですか」 文芸部部室から半ば強引に連れ出された古泉一樹がたどり着いた場所は、大手のカメラ メーカーが運営を委託しているような店とは違い、建物の造りも古風な個人経営の写真屋 だった。   店先に飾られた人物写真や風景写真は、店主の写真好きが高じて店を開いた……そんな 雰囲気が漂っている。今ではひとつの街に一件あるかないかというその場所に彼を連れて 来たのは──SOS団のメンバーではなかった。   「さっすが古泉くんっ! いやぁ~、物わかりがよくて助かるよっ!」   はっはっはーっと笑いながら、こんなところまで古泉を連れてきた張本人の鶴屋は、い つものハイテンションを維持したまま、「じゃっ、行くよーっ」と宣言して写真屋の中に 突撃していった。   鶴屋がこの店にどんな用事があるのか、いまだに分からない。そもそもどうして自分が ここへ連れてこられたのかさえも...
  • キョンの涙
    「ちょ、ちょっと・・・・なに泣いてんのよ!」 ・・・・・・・俺は泣いているのか? 毎日繰り返される、何の変哲も日常。たまに変なことに巻き込まれたりもするが今日はその類ではない。普通、極々普通の日。いつものように、ただ学校に行き、授業を受け、部活に参加する。変わったことなどなかった・・・・・ 自分の意識下ではなく涙が頬を伝わっていく。悲しいのか俺は? なんだ?なに泣いてるんだ、俺は・・・・・・・・・ 「キョン!今日も部活に来るのよ!」 俺の席の後ろから話しかけてくる団長は、ちなみに授業中ですよ?ハルヒさん、俺が部活・・・・・団活を無段で欠席したり辞めようとしたことなどないにもかかわらず、毎日同じ台詞を3回ははいてくる。なにも別にそこまで釘刺さなくたって・・・・ 「ハルヒ、俺が1度だってぶかt・・・団活を理由もなしに休んだことがあったか?」 「・・・ないわ!」 「ならいいじゃ...
  • 長門有希いじめ【陰湿】
    「あーあ、なんか退屈ね。どこかにおもしろいことでも転がってないかしら」 さっきからパソコンで2ちゃんねるを覗いていたハルヒが実に退屈そうにしている!いつもならば聞き流してしまうところなのだが、最近のハルヒのいらいらは相当ひどいらしく、閉鎖空間の発生が件数、規模共にこれまでの記録を1桁上まわっているだとか、次の閉鎖空間の発生が世界の最後になってもおかしくないとかいう話を古泉から聞いた直後だった俺は、焦って古泉と朝比奈さんに目配せした。 朝比奈さんの方を向くと、自分のメイド服とハンガーに掛けてあるナース服を見比べて、頭を振る。さすがにもうコスプレではハルヒも満足しないだろう。古泉もちょっと思案顔をしていたがお手上げのポーズをしてため息をつく。いくら機関でも準備なしにイベントは用意できないのだろう。二人ともネタなしか、ここは一つ、俺が何とかしなければ…そうだ! 「長門、お前友達いるのか?」...
  • 凉宮ハルヒの暇潰@コーヒーふたつ
    ━━━━普段、「自習」となれば騒がしくなるこのクラスも、「試験の二日前の自習」ともなると流石に静かだ。 あの谷口ですら、神妙な面持ちで机に向かっている。 まあ、谷口の場合は中間試験が散々な結果だったから、今回で何とかしないと非常にマズい…あ、それは俺も同じか。 と、とにかく教室の中は試験前の張りつめた空気で満たされていたっ! …俺の後ろの席の約1名、ハルヒを除いて。━━━━━━ 【凉宮ハルヒの暇潰@コーヒーふたつ】 自習となった今の時間…四時間目が始まってから10分余りが過ぎた頃、俺の背中に予想通りの攻撃が開始された。 初めは間欠的に「チクッ、チクッ」、そして気付かない振りを続けていると「チクッ」は「ブスッ」に変わってくる。 まったく、ある偉人が「ペンは剣より強し」という言葉を残したが、ハルヒの場合は違う意味でそれを実証しかねない。 「ブスッ」とやられた時の痛みは、本気で殺意を覚...
  • ♀ブタハルヒ☆
    (この物語は主人公二人の性格を激変させております。ハルヒにいたってはド変態です。そして随所に女性を蔑むようなネタが折り込まれていますが、それは絶対に日常生活では使用しないでください。そしてこれを完全なギャグと理解できない方は閲覧を控えてください。見ても後悔しかしません)   ♀ブタハルヒ☆   キョン「ノックしてもしも~し」 ハルヒ「あらキョン」 キョン「……なんだその格好は?新手のコスプレか?」 ハルヒ「今回の保守テーマはこれ!メスブタハルヒよ!」 キョン「チェストォォ!」 ハルヒ「ぶほっ!?」 キョン「女の子がメスブタなんて言葉使うんじゃねー!大体なんだそのピッチピチのエナメルハイレグは!しかも上はトップレス!これがSSじゃなかったら上半身はモザイクしか映ってねーよ!」 ハルヒ「うっさい!こうでもしなきゃ人気でないのよ!人目を惹くにはこれしか!」 キョン「人目を惹く前に俺が引くわ!な...
  • セカンド・キス 1
      1 その日の放課後のことだ。 ホームルームが終わり、今日も俺は部室へと足を運ぶ。 ハルヒはと言うと、6限が終わるや否や後部座席から忽然と姿を消していた。 いつものことだ。そう驚くことでもない。 「ホームルームなんて時間の無駄よ。あたしはもっと生産性のある時間の使い方をしたいの。」 と、これはいつかのハルヒの台詞だが、どの口が時間の生産性について説いているんだよ! しかし、一体どこで何をやっているのやら。 嫌な予感に苛まれつつ、俺は部室のドアノブに手をかけた。      部室に足を踏み入れた途端、嫌でも目に付いた。 いつかのサンタコスチュームに身をまとい、満面の笑みを浮かべ仁王立ちするハルヒがそこにいた。 右手には去年のクリスマスイブ、俺がハルヒにかぶらされたトナカイの頭を握り締めている。 後方のホワイトボードには、「SOS団緊急ミーティング!」と書きなぐってあり、 その傍ら...
  • 各ハルヒスレのテンプレ案
      これはVIPにあるアナルスレやプリンスレのテンプレ例である。 新しくスレを立てる人は参考にするといいかもね? 注意)AA省略   【アナルスレ】   ・SS投下の際は空気を読んでくださぁぃ。byみくる ・長編は完結できるように、途中放棄した日にはあなたのアナルはいただきますよ!by ふんもっふ ・長編投下はわかりやすいようにトリップや文頭にアンカーを付けなさい!by ハルヒ ・…キャラクターの口調、及びそれぞれの呼称についてはまとめサイトを参照すること。by ユキ ・自分で投下した長編はなるべくWikiで自分で編集したほうがいいと思うぞ。by キョン ・落ちを予想するのはやめ・・うをっ チャック開いてるぞ!by wawawa ・荒らしさんにはスルーなのね。by 阪中 ・とりあえず気楽に投下するっにょろよ。by めがっさ ・1レスには最大30行、全角で2048文字、1行全角120文字まで...
  • 白有希姫 後篇
      学校祭まであと20日、演劇は6割方進行した。俺は王子役の台詞、そして何故かアクロバットな運動を命じられ、そしてスポットライトの練習までやらされることになっている。 これならまだ『その他雑用』の方が良かったぜ…畜生。 コンピ研の奴らが素直に演技の練習を続けているのが少し気がかりだが…まぁ俺は自分の事で精一杯だ。   いまいち進度が遅い為、ハルヒは文芸部室にメンバーを集め、ミーティングを開始した。   「うーん…皆はよく頑張ってくれてるんだけど…ちょっと練習時間が短いのかしら?」   いや、十分にハードなスケジュールだと俺は自負してたんだが?   「そもそも、お前のシナリオが無理矢理すぎるからいけないんじゃないか?」 「まぁ大変ではあるけど…これが成功すれば、きっと素晴らしいものになる事間違いなしよ!」   この自信はどこから沸いてくるのか。もし沸き場所を知っている方が居れば連絡を取り合...
  • 寒中暖あり
     俺とハルヒの腐れ縁ももうすぐ2年になる。別に二人揃って仲良くデートだのするわけでも手を握り合うわけでもなく、ましてやどちらかが好きだとも言ったわけでもないのだが、何も言わずともお互いの気持ちは通じているように思う。ハルヒはハルヒのままで変わらないが、気がつくとお互い側にいる。そんな関係だ。そんな俺たち二人を長門は無表情で、古泉はそれこそ生暖かく、朝比奈さんは時々残念そうに(なぜ?)見守ってくれている。  籠城していた冬将軍も追われるように遠ざかり教科書のような西高東低の天気図が崩壊した寒気も緩んだある冬の日の放課後、俺は部室のドアを開けた。部室にはパイプ椅子にちょこんと座ってこんにちはとにっこりと微笑んでくれる朝比奈さんと、いつものように分厚いハードカバーから目を離さない長門。ハルヒは、今週は掃除当番なので遅れてくるだろう。古泉もまだ来ていなかった。  二人に軽く挨拶しながら俺の定位...
  • Happiness! 後編
    十二月二十四日(金曜日)   今日はいつもより寒い感じの中に目がさめた。だが起きたのは十時。当たり前だが、妹が起こしに来るわけもなく、自然に目がさめたのも充分寝たからなのだろう。 本来ならば今日は終業式。妹もちょうど俺が出ていく頃には帰って来るであろう。   昨日は今頃に集合だったのだが、今日は違ったのでこんな時間まで眠ることができた。   昨日、あの後ハルヒを連れてゲーセンに行き、連れて行った俺の方が疲れる事態になり、その後ハルヒを家まで送っていき、なんともハードな一日を終えたのだった。   ハルヒの家に到着し、別れ際に、 『明日は午後からでいいわ。そうね…明日午後二時に今日と同じように集合!遅れたら、死刑なんだから!』 と、指で銃をつくってバンっと撃って見せた。何をそんなガキみたいな…まぁ可愛らしいくもあるが…   それなのでまだ時間はある。とりあえずのんびり準備しながら、昼食の準...
  • 森園生の電子手紙 エピローグ
    森園生の電子手紙 エピローグ1 side国木田 森園生の誕生日   「ねえ…新川さんは何が良いと思いますか?」   ザッと事務所の清掃を終えた僕は、残って書類整理をする新川さんに尋ねてみる。 「そうですなぁ…森はあの様に見えて可愛い物が好きなようですからな。」   何故僕が事務所の掃除をしていたかと言うと、最近ここでアルバイトを始めたからだ。 森さんや新川さん、古泉君が使う、この「機関北口支部」という所の事務所の清掃が僕の仕事となっている。 因みに紹介は森さん。別の仕事が終わってから、ここの掃除をするのは疲れるらしい。 「可愛い物ですか?」 「そうですな…可愛いものに限らずとも、貴方からの贈り物なら森は何でも喜ぶでしょうな。」 「それじゃあ身も蓋も無いですよ…。」 「まぁ今日含め、後3日あります。ゆくっり悩むのもよろしいでしょう。」   収穫なし。新川さんに聞いてもしょうがないか…仕方ない...
  • 『God knows』 2章
    『God knows』 ~2章~ 何故この場面で俺はデートに誘われてるんだ? 確かにおいしい誘いだ。 北高生の憧れの的、朝比奈みくるにデートしてくださいなんて言われたら……なぁ。 それでも疑念が出るわけだ。 「や、やっぱりダメ………ですかぁ?」 朝比奈さんは涙ぐみながら上目遣いで俺を見てくる。 正直、騙されても悔いはないと決めた。 「いえ!いいですよ!じゃあ次の土曜は団活があるから、日曜でどうですか?」 朝比奈さんの顔がパアッと明るくなった後、安堵の表情を浮かべた。 「ほ、ほんとですかぁっ!?よかったぁ……です…。」 真意はわからんが、俺が出来る範囲で、この笑顔を無くさないように努力するか。 「あ、でも……詳しい予定はまたメールで決めませんか?わたし、長門さんにいろいろ……相談したいん…です。」 それもそうか、こう見えてショックは大きいはずだ。 「長門、出来るだけ、朝比奈さんの力にな...
  • 長門有希の調教
    ガチャ ハルヒ「あれ、有希だけ?まあいいや、今日の活動は休みにするから。あんたといてもつまらないから私は先に帰るね!」 バタン   ガチャ みくる「うわ、こいつだけかよ……根暗がうつるといけないから帰ろーっと」 バタン   ガチャ 古泉「おや、長門さんだけですか。キョンたんのいない部室などに用はありません。帰らせてもらいます」 バタン   長門「初めてですよ……この私をここまでコケにしたおバカさん達は…… …ゆ……ゆるさん……絶対に許さんぞ虫けらども!!じわじわとなぶり殺しにしてくr」 ガチャ キョン「あれ、長門だけか」 長門「……」コクン キョン「そっか。今日の活動は休みらしいぞ。せっかくだから一緒に帰るか?」 長門「……」コクン   ――次の日 ガチャ ハルヒ「あれ今日も有希だけ?まあいいや、私帰るから。それにしても有希って本読んでばっかだから、本当に置物みt」 長門「...
  • 10月8日、曇りのち雨 前編1
    「う~…今日は冷えるな…」 休日の今日、俺は商店街に買い物に来ていた。 秋もズイブン深まり、街路樹が黄色に染まっている。 冷たい風が吹き、俺はそれを避けるためにジャンパーの襟を立てた。 「なにが私の分もよろしくね、だ…」 手に持った本屋の紙袋を眺めながら呟く。 今日はいつも読んでいる漫画の発売日だったので本屋に行ったのだが、 その出掛けに妹に捕まってしまった。 ゆらりん・レボリューション。 表紙を見ただけで分かる、バリバリの少女漫画だ。 まぁあれで可愛い妹の頼み。 しかもついでだ。 俺も鬼じゃない。 買って来てやると軽く答えたものの、買った時の女性店員の目は思った以上に気恥ずかしかった。 エロ本を買う方がまだマシだ。 …妹にエロ本を頼まれたら死にたくなるが。 ………何を考えてるんだ俺は。 ……妹はまだ小学生だぞ? …いや、しかしだな。小学四年生でもママになる昨今。 いつか俺が...
  • 七夕プレリュード
    「みくるちゃん、急に呼び出して何のよう?」 「実は涼宮さんに行って欲しい所があるんです。」 「珍しいわね、みくるちゃんがあたしにお願いなんて。」 「あの…詳しくは言えないんですけどとても重要なことなんです。今は何も聞かずにうんって言ってくれませんか。」 「団員の願いを聞くのも団長の仕事よね、いいわよ。それで?あたしは何処に行けばいいのかしら?」 「その――――」   7月6日、七夕前日。あたしたちは有希のマンションの屋上で天体観測をしていた。 「わぁ、お星様がきれいです」 「夕立が降ったおかげで空気が澄んでいますからね。」 おかげで去年の夏休みのときよりずっと星が見える。 「今日はよく星が見えるわね。みくるちゃん、望遠鏡をもう少し東に向けて見なさい。夏の大三角形が見れるわよ。」 「あっ、はぁーい。」 「夏の大三角形と言えばやっぱりベガとアルタイルよね。別にデネブがダメってわけじゃない...
  • 長門の日々 第6話『愛の証明』
    第6話『愛の証明』   昼休みにSOS団室でちょっとしたトラブルがあったが、 ともかく楽しい弁当の時間を過ごせた。少なくとも俺は満足しているつもりだ。 俺の弁当はいつも母さんが作ってくれるわけだが、 実は俺の母さんの弁当は物凄くうまいのだ。 どれくらいかっていうと、これで店を出せるんじゃないかってほどに。 身内びいきが1割ほどあるかも知れんが、とにかくうまい。 あのハルヒもうまいって言ったしな。 ……なんで弁当のことばっか考えてるんだろうか、俺は。   そんなことを考えているうちに教室に着いた。 それにしても俺の隣があの長門なんて、信じられん。   「ちょっとキョン!」 ん?なんだ? 「着いてきなさい!」 お、おい!授業始まるぞ?! 「関係無いわよ!」 いや、無くは無いだろ! 「うるさい!」   俺はハルヒにあの階段に連れられてしまった。 今日、2度目だな。ここに来るのは。   「あんた…...
  • 消失世界
    俺が無口、無感動な長門がいる世界とちゃんとした人間である長門(会話では有希とします)のいる世界、 つまり改変世界のどちらかを選択した時から一ヶ月・・・ 俺は変わった世界を選んでいた。   キョン「始めは元の世界に戻そうと思ってたんだ。」 本当だ。あの日前の長門が用意してくれていたプログラム・・・俺は実行しようとしていた。 俺は前の世界が好きだった。   有希「そう・・・」   長門は悲しそうな表情をする。前ではほんの少ししかわからなかったことだ。表情がよくわかるぶん辛いものもある。   有希「どうして戻さなかったの?」   キョン「長門。」   有希「え?」   キョン「元の世界に戻そうとした時の長門の顔。寂しそうな長門の顔。だから。」   我ながらダメな答だと思った。   有希「それ・・・同情じゃないの?」   寂しげな表情がいっそうに増す。胸がいたい。   キョン「でも今は違う。わかっ...
  • 長門の日々 第5話『恋のスクランブル』
    長門の日々 第5話『恋のスクランブル』   起きる瞬間ってのは自分でも分からないもんだ。 そもそも、起きる瞬間ってやつの定義が分からん。 脳が起きた瞬間か?目を開けた瞬間か?体を起こした状態になった瞬間か? ……なぜこんな小難しいことを朝っぱらから考えなきゃならんのだ。 まぶたが重い。出来ることなら時間が許す限り布団にくるまっていたい。 が、しかし。 学校ってもんがそれを許してくれない。 まぁ、楽しいこともあるだろうからな。それはそれでいい。 だがここで一つ確認しときたいことがある……。 朝起きて気づいたら制服に着替えてて鞄の中も準備ができてるってのは、 一般論からいくと俺が寝ぼけてて、ただ覚えてないだけ、だよな?   本当に、そうだったら俺も苦労はしないんだろうけどな……。   おい、有希。 「……何」 ……なんで俺は制服なんだ? 「わたしが着替えさせた。……大丈夫。見てない。」   お...
  • 女古泉'ちゃん'の憂鬱 第一話「梅しば」
    「おはようございます、キョンくん」 「あぁ、おはよう」 無愛想ながらもきっちりと挨拶をしてくれる男子生徒、キョンくん。 機関やその他大勢の場所から重要人として扱われる人。 そして、叶わない僕の片思いの相手。 ―――お前は、涼宮ハルヒとあのアナルの美味しそうな男子を監視しろ。 そんな任務があって、出会った彼。 別の教室である僕達は朝出会うと廊下で手を振って分かれる。 その度に後姿が、遠く感じる。そう見えても、仕方が無い。 彼の前で僕はあくまで男の子だから。偽りの姿の僕。 彼に恋を抱いているのは、彼の知らない僕。本来の姿。すなわち、女の子としての。 見せて良いのは偽りの姿。見せては駄目なのは本来の姿。 本当は逆が良い。でも、仕方ない。僕は機関の中に居るんだから。 だから、遠く感じる。だから、叶わない。 「・・・・・はぁ」 叶うのなら、貴方に抱かれたい。そして、犯されてると思うぐらい愛されたい。...
  • Swing,Swing,Sing a Song!
    「みっみっ、みらくる、みっくるんるん、みっみっみらくる、みっくるんるん・・・」 「(なんでこんな曲がカラオケにあるんだ・・・?)」  音程はいつものように外れっぱなしだが、天使の歌声をいっしょうけんめい響かせている朝比奈さん。  歌っているのは、去年の文化祭でOP・EDテーマとして挿入された例の曲である。 「こいのっまじかるっ、みっくるんるん! ・・・はぁはぁはぁはぁ」 「きゃほー! いいわよみくるちゃん! さすがはみくるちゃんね!」 「はぁはぁ・・・、そ、そうですかぁ?」 「次はあたしよっ! こらキョン! 曲ばっかり選んでないでこっち向きなさい!」  今、俺たちがいる場所はもうお分かりのようにカラオケボックス。  何でこんなことになっているのかは、3日ほど時間をさかのぼらないと説明できないだろう。   Swing,Swing,Sing a Song!        2年生に進級し、しばら...
  • 凉宮ハルヒの編物@コーヒーふたつ
    …━━━━もうすぐクリスマスがやってくる…。 …街中が恋とプレゼントの話題で騒がしい。 ところで…「手編みのマフラーとかセーターとか…貰うと結構困るよね…」なんて言う輩を希に見掛ける昨今…… 実を言うと俺は、そういったプレゼントに僅かながらも、密かに憧れを抱いていたりするのだった━━━━━… 【凉宮ハルヒの編物@コーヒーふたつ】 吐息も凍る様な、寒空の朝… 俺は、相も変わらずいつもの公園でハルヒを待っていた。 つい先程まで、自転車を走らせる事により体温を気温と反比例させる事が出来ていた俺だが、公園に辿り着いてから暫くの間に指先は痺れる様な寒さを感じ始めていた。 (まったく…こんな日に限って待たせる…) 大体…ハルヒの奴はいつもそうだ。 来て欲しい時に来なくて、来て欲しくない時に限って現れる… 「まったく…俺に何か恨みでもあるのか…」 「ん?何か言ったかしら?」 「…………へ?…...
  • 長編・涼宮ハルヒ
    涼宮ハルヒ無題1 涼宮ハルヒ無題3 涼宮ハルヒの停学 涼宮ハルヒの改竄 涼宮ハルヒの入学 涼宮ハルヒの異変 涼宮ハルヒの悲調 花嫁消失 ハルヒの想い 世界の終わりに 涼宮ハルヒの赤面 ‐ 涼宮ハルヒの羨望 ‐ ハルヒの実験 涼宮ハルヒの秘密 プリンとケーキ 星に願いを 涼宮ハルヒの猛暑 涼宮ハルヒの結婚前夜 涼宮ハルヒの泥酔 長すぎる10分間 涼宮ハルヒの願望 涼宮ハルヒの憂鬱キョンとハルヒの絆 10月8日、曇りのち雨 閃光のハルヒ 涼宮ハルヒの預かり物 涼宮ハルヒのデート騒ぎ? それは誤解で勘違い 何よりも宝物 超能力 涼宮ハルヒの計算  涼宮ハルヒの嫉妬 ミニチュアハルヒ ベル 3点セット 涼宮ハルヒのネコ にわか雨の訪問者 ハルヒの寝言 涼宮ハルヒの独善(シュール・BadEnd?) 涼宮ハルヒの情熱  涼宮ハルヒの出産 あの日からの願い Amemorywithouttheend 涼宮...
  • おあいこ(佐々木×キョン)
    (この作品には原作には名前しか出ていないキャラクター及び、キョンの母親が登場します。そのため、そのキャラクター性は想像です。ほとんどオリジナルキャラクターです。よってあらかじめ了承できない方はご遠慮ください)        夏休みは明けたが残暑という名の余韻に体を焦がし、季節は秋。校庭からは華々しいほどに煌びやかに着飾ったチアリーディング部の女生徒達、廊下にはトランペットやサックス等の演奏の間違いを減らしているブラスバンド部員、その他来週に控えた体育祭の中で披露するレクリエーションの関係者達が、校内のさまざまな場所に散らばって練習を行っていた。  僕達はその光景を視界の片隅に置いておく程度に眺めながら校門を通り過ぎた。 「やれやれ、たかだか中学校の一イベントだって言うのに熱心だな」  彼はチアリーディング部の華やかな音楽が鳴っている方角を見ながら呟いた。 「キョン、今すぐ鏡を見てみるか...
  • wish upon a star 一章
    一章   何かが変ね……。 あたしが部室のドアを開ける、いつものように本を読む有希、二人でボードゲームに熱中する古泉くんとキョン。 ここまではいつものみんな。ただ一人、みくるちゃんの様子が異常。 ボードゲームをするキョンの横に座り、盤面ではなくキョンの顔をじーっと見ている。 たまにキョンが気にして目が合うと、頬を赤らめて体をよじる。前から不思議な娘だったけど……おかしいわ。 「みくるちゃんお茶っ!」 「あ、す、涼宮さんこんにちわぁっ!いま、お茶淹れますぅっ!」 ……あたしは3分前くらいからずっと居たんだけどね。 いつもは、ムカつくけどキョンがみくるちゃんを眺めてるから、なんか入れ替わったみたいねぇ……ま、あたしには関係無いけどさ。 あたしは団長席に座り、パソコンを起動させた。 ディスプレイ越しに二人の様子を探る。 どうやら古泉くんが考えてる間にゴニョゴニョと内緒話をしてるみたい。なんかムカ...
  • HAPPY TREE FRIENDS
    部室にて―― ハルヒ「ねぇねぇキョン、こっち来て」 キョン「?なんだ?」 ――ハルヒ、パソコンのディスプレイを指す ハルヒ「これ見て」 キョン「――『HAPPY TREE FRIENDS』?外国のアニメか?」 ハルヒ「まぁ見てごらんなさいって」 ――ハルヒ、マウスを再生ボタンに移動させダブルクリック http //happytreefriends.atomfilms.com/ ↑ある意味強烈なので心臓が弱い人は見るのを止めようね☆ ――終了 キョン「……で、なんなんだ?この道徳的に悪い病んでるアニメは?」 ハルヒ「……何その反応……」 キョン「いや、なんでおまえそんな不満気な顔なんだ?」 ハルヒ「なんでそんなに反応薄いのよ!?」 キョン「質問に質問で返すな」 ハルヒ「こんな可愛らしい絵なのにこのグロさ!!     あんた神経一本とんでるんじゃないの!?」 キョン(お前に言われたくないわ...
  • 谷口の痴漢
      「じゃぁ行ってくるな。」 行ってらっしゃい、キョン。今日は何時ごろに帰ってくるの? 「ごめんな、最近。わからないんだ。」 そう…。でも、キョンも私のために頑張ってくれてるんだもん。お留守番頑張るね? 「分かったよ。じゃぁな。」 うん… 私たちは高校を卒業してから、結婚した。私は主婦になり、キョンは普通の会社員をしている。だけど、最近キョンの仕事が忙しく、新婚だというのにも関わらずなかなか、こう、すべきことというか…まぁ夜のベッドの中でやることが出来ないわけよ。 はぁ… 一人のときはこうやってよくため息をついている。 キョンは私のために頑張ってる事は分かるけど… やっぱり一人でやってても寂しいしね。 だから最近ちょっと溜まってる。 あーあ。   …あれ?考えてるうちに寝ちゃったわ。 ってもう夕方じゃない! 落ち込んでても仕方がないわ! 買い物にでも行きましょう!   ガタンゴトンカ...
  • ハルヒVSミヨキチ
    それはとある日曜日の朝のこと ハルヒに用事があるとのことで町内不思議探索は中止となり 布団に包まって気が済むまで寝ようとしていると携帯が鳴った ハルヒか?と思ってディスプレイを除いてみたが電話番号が表示されるだけで名前がない つまり電話帳に登録していない奴から電話がかかってきたと言うわけだな すでに5秒ぐらい着メロが鳴り続けているからワン切りでも無さそうだ これ以上鳴らして相手に迷惑をかける訳にもいかんだろう、間違いだったらその旨を伝えればいいだけだしな 「あ、もしもしキョンさんですか」 通話ボタンを押すと女の声が聞こえてきた 俺のあだ名を知ってると言うことは少なくとも間違い電話ではないと言うことだな もしこれで間違いだったらそのキョンとあだ名を付けられたやつに同情しよう 「え~っと失礼ですがどちら様で?」 「あ、ごめんなさい私は吉村美代子です」 思い出した、妹とは同級生だがとても同じとは...
  • 望まれた世界
    この状況はまたも俺の意向に関係無く降って湧いた様だ。   俺は確かに2年目の夏の休暇を有意義に楽しんでいた(まぁ半ば惰眠を貪っていた様なものだが)。 そう確かに俺は、自分の部屋の、ベッドで、下着姿のまま、眠りこけていたはずなのに。   1年通い続け見慣れた校舎、そこに似合わない活気を忘れた無音、色を忘れた灰色の世界。   またなのか?と考える理性と、その考えを拒絶したい、俺の本心とが交錯する。   ハルヒが創り出した世界、と アイツら は言うのだが実の所、いまだここの所は半信半疑であるのも事実だ。   いや、まぁ知覚という点では理解しているつもりだが、道理という面で見ればそうはいかない。 世間様から見てもハルヒは単なる1健全な女子であるのは周知の事実であり、 世界の創造主などという不似合いな称号とは無縁の様に思える。   だからこの世界(もとい現実世界)がハルヒによって創られた(操作された...
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