涼宮ハルヒのSS in VIP@Wiki内検索 / 「黒みくるの憂鬱な日々」で検索した結果

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  • 黒みくるの憂鬱な日々
    私の名前は朝比奈みくる。私には人には言えない秘密がある。 実は、私はこの時代の人間ではない。この時代の遥か先の未来からやって来た未来人である。 こういうと頭のイタい子と思われるかもしれないが、事実なので仕方がない。 それでは、何故こんな原子力で電気を発電している化石のような時代に 私がいるのかそれには深い、ふかぁ~~い理由がある。 今から少し過去のこと、あ、これは私のいた未来でのこと。 そこで起こりえない事が起こった。それは、今から3年前(これはこの時代)より 昔の過去にどうしても遡れなくなってしまったのである。 私たちは混乱し、原因を究明したところひとつの原因にあたる存在が浮き上がった。 それが、『涼宮ハルヒ』である。彼女は過去に遡れなくなった時間振動のその歪みの中心にいた少女だ。 私たちは驚愕した。それもそうだ私たちは今より更に高い科学力も持っているが、 それでも、一人の人間が時間平...
  • 長編・朝比奈みくる
    ...ME キョンの枠外 黒みくるの憂鬱な日々 あなたと仲良く SOS団ドリフ 朝比奈みくるの弁明 鶴屋さんのおかげ ある夏の水色 選択(朝比奈みくる) 朝比奈みくるの思惑 『God knows』 上級生下級生 お祭りの後で 朝比奈みくるの場合 風に消えないで 壊れたパズル 叶わぬ恋と知りながら 本当の気持ち 3人娘のそんな放課後 うそなき みかんとりんご 蜃気楼 予防接種 朝比奈みくる一年生 ずっとあなたに…… みくるの告白 二人三脚手作りケーキ 二人だけの時間 朝比奈みくるのクーデター 笑顔の向く先 神様に祈るあの人との日常 二人きりと匂うは紅茶 未来からのエージェント 未来恋物語~一時の温もり~ お幸せに 未来のお姫様 pure heart 朝比奈みくるの未来 たのしいお買い物  マタ逢ウ日マデ 朝比奈みくるの一人身万歳! 朝比奈みくるの仲裁(らき☆すたパロ要素あり) 涼宮サスペンス...
  • 題名付き・普通短編
    ひぐらしのなくハルヒ カセットテープ 興味 Stairwayto Haruhi SIRENOF Haruhi 長門猫化 日常あるいは平穏な日々:ハルヒ篇 仮入部 最後の手紙 長門さんとギター 二人で、校舎にて 携帯電話 コミケにて 長門有希の体温 ある雨の日のこと 遺書 気のせい・・・? 感情 1.35倍 俺・・・実はポニテ萌えなんだ(憂鬱後記) 俺・・・実はポニテ萌えなんだ 涼宮ハルヒのエロゲー 朝比奈みくるとポケモン 憎悪、拒絶、少女 長門有希の虐待 日常 大切な君達へ……… 長門さんと白雪姫 えいえんのせかい だーれだ? 『きっかけ』 忘れな草 『涼宮ハルヒのコミケ』 涼宮ハルヒのカラオケ 涙 オセロ三番勝負 焼いた芋 酒と桜と…… 海の家のラーメン キッドナップ・テレフォン のれん 遊○王 赤服親父捕獲戦線 プリン作戦 カッコイイキョン君 くじびき妙バランス 未だ来ない日の一頁 鬼...
  • 朝比奈みくるの憂鬱
    ふと、気がつくと、俺はひとりで公園のベンチに座っていた。 光陽園駅前公園、古泉が転校してきた日に長門と待ち合わせをした場所。 そして、三年前に戻ったあの日には、朝比奈さんの膝枕で眠り、朝比奈さん(大)と会った、俺にとっては思い出の多い場所でもある。 だが、どうやらここは現実の光陽園駅前公園ではないようだ。 周囲を見渡しても、人っ子ひとり居らず、空は灰色の雲に覆われ、薄ボンヤリとした光を放っている。 閉鎖空間 いままでの人生で数えるほどしか入り込んだことのない、現実の世界とは少しだけズレた場所にある異世界、ハルヒが無意識のストレスを発散させる空間に、いま俺はいる。 俺は大きくため息をついた。 ハルヒの無意識が俺をこの空間へと導いたことを瞬時に悟ったからだ。 そして、このようなハルヒの我侭に起因する、微妙にズレた日常に慣れてしまっている自分に、ほとほとあきれていた。 さて、今回ハルヒはどのよ...
  • 朝比奈みくるの妊娠
    今日、わたしはキョン君に犯されました。 それは突然のことでした。わたしが部室でいつものメイド服に着替えている時のことです。 キョン君は不注意からなのか、ノックもなしに部室に入ってきました。 私は丁度その時上を脱いでいて、上はブラジャーだけの恥ずかしい姿でした。 「あ、キョン君。わたしまだ着替えて……」 わたしは声をあげようとしましたが、キョン君のいつもとは違う顔つきに怯んでしまいました。 ごめんなさい、その言葉をわたしは期待していましたが、叶うことはありませんでした。 キョン君は無言でわたしに近づくと、わたしが持っていた服でなんとか隠していた胸をとても強く掴みました。 「痛っ!」 あまりの痛みに声をあげてしまいました。でも、それだけしかあげることはできませんでした。 キョン君のあまりの形相にわたしは完全に腰砕け状態だったのです。 それに、わたしはキョン君に淡い恋心を抱いていましたから、キョ...
  • みくるの反抗(仮)
    ※グロ・BAD END注意   ここは部室。 今日もいつものようにハルヒのいいように扱われているみくる。 「みくるちゃん、お茶」   「…はい、ただいま」 そういうとみくるは、ハルヒにお茶をいれて、渡した。 しかし、みくるは心の中で嫌なものは嫌とはっきり言いたいと、強く思っていた。 次第に彼女をこき使うハルヒの態度に、憎しみを抱くようになった。 それがついに爆発するときが来る。   その数分後。 「みくるちゃん、これ着けてみようか」 そういってハルヒが袋から取り出したのは、スクール水着だった。 みくるは思い切って彼女に言った。 「着けたくありません」 その一言に彼女の動きはピタリとやみ、 態度と表情が変わった。 どす黒い声で、 「なんですって? もう一度言ってみなさいよ」 「だから、着けたくありま…」 「ふざけないで!!私は団長よ!!はっきり言うわ!! あんたに自由なんてない!! 認めな...
  • みくるの湯
    姉妹編『長門の湯』『鶴屋の湯』『一樹の湯』もあります。     ====== 『みくるの湯』 台風の季節が過ぎ、本格的な秋を迎えると、さすがに朝夕の寒さが身にしみるようになってきた。怒涛の文化祭やらコンピ研とのインチキ宇宙艦隊対戦でドタバタした去年に比べて、今年の秋は至って平和だ。 放課後の部室も、すっかりやわらかくなった秋の日差しが差し込んでいるが、あと一ヶ月もすると、ハルヒが大森電器店からせしめてきたストーブが活躍することになるだろう。 そんな部室にいるのは、朝比奈さんと長門、そして俺の三人、ハルヒは掃除当番であり、古泉はホームルームでも長引いているのかも知れない。また今日もまったりとした午後のひと時の始まりである。 「お茶です、どうぞ」 「ありがとうございます」 熱いお茶が美味しい季節を迎えたわけだが、朝比奈さんのお茶は季節に関わらず美味しいわけで、俺は、そんな至福の時を...
  • 憂鬱な金曜日
    憂鬱な金曜日   梅雨。 雨は嫌いではない。 でも、あの湿気だけはどうも苦手。 ま、得意な人なんていないか・・・。 そんなことを、考えて外を見る。 すると、窓の縁の方にナメクジが這っていた。 「キモチワルイ」 「ちょっと、キョン塩持ってない?」 返事が、無い。 代わりに聞こえる声。 「彼は、寝てしまいました。涼宮さん。」 振り向くと、机に突っ伏してマヌケな顔 にヨダレまで垂らしている。 「全く、団長の命令なのに何寝てるわけ?」 「顔に、落書きでもしてやろうかしら・・・・・」 まぬけだから、気づかずにそのまま帰っちゃうんだろうな ふっ・・・。   まあ、いいか。 それにしても、よく眠れるわね。 こんなに、ジメジメしてるのに。 そして、また窓の外を眺める。 雨はまだ、止みそうもない。 傘、もって来たっけな? ふと、窓のふちを見ると ナメクジは、にげていた。 そして、また、外を、ボーっと眺めな...
  • 朝比奈みくるの挑戦 その4
     水先案内人が必要である。  過去へ、過去のわたし宛てに指示を送る。  時間の操作を行うことに罪悪感を感じていた時期もあった。必要悪だと割り切っていた頃もあった。  今は、何も感じない。ただ、やるべきことをやるだけ。笑うことも泣くことも忘れた。   「あ、気が付いた。おかえりなさい」  あいたた、ここはどこだ?なぜ朝比奈さんがここにいる?   「キョンくん、まずはかるく息を吸って。深呼吸して。」  落ち着いて周りをみると、ここは屋上前の物置。目の前にいるのは朝比奈(大)さんだ。  あなたがここにいるということは、やはりあの別世界の出来事は未来の既定事項ってやつですか。 「今は**月**日。お昼休みよ。」  確かに時計にもそう表示されている。あのハルヒは俺の希望通り時間移動させてくれたようだ。 「おちついたようね。まだ少し時間あるから簡単に事情を説明させてね。今回もキョンくんにお願いしたい...
  • 朝比奈みくるのクーデター
    朝比奈みくるのクーデター その1 朝比奈みくるのクーデター その2 朝比奈みくるのクーデター その3 朝比奈みくるのクーデター その4 朝比奈みくるのクーデター その5 朝比奈みくるのクーデター エピローグ  
  • 朝比奈みくるのバット
     (※ これは鬱エンドのssです。人が死にます。ご注意ください)     みくる「キョンくん、来てくれたのね」 キョン「どうしたんですか朝比奈さん。突然、校舎裏にきてくれなんて」 みくる「キョンくんに話があるの。聞いてくれる?」 キョン「話ですか。部室や電話じゃできない話なんですか?」 みくる「うん……。実はね。昨日、街へ買い物に行った時に私、すごい物を拾っちゃったんです」 キョン「すごい物?」 みくる「キョンくん、デスノートって知ってる? 名前を書かれた人が死んでしまう、ノートの話」 キョン「知ってますよ。有名な漫画だし、映画化もされてますから」 みくる「……あのね。驚かないで聞いてね。こんな現実離れした話をできるのは、キョンくんだけだから」 キョン「まさか、デスノートを拾った、なんて言うんじゃないでしょうね。そんな物が実在するわけないじゃないですか。あれはフィクション世界のアイテムなん...
  • 朝比奈みくるの挑戦 その2
      さっと報告書に目を通した後、まずお茶を一口含んでからわたしは質問に答えた。 「最初の週は予想の範囲内です。ただ、涼宮さんと古泉くんサイドはちょっとずれすぎているかもしれません」 「機関より最初に提示された計画と、実際の計画の差異は内部にスパイが居たためと考えられる」 「情報統合思念体は、それを誤差の範囲と判断しこのまま計画を続行する」 「わかりました。わたし達もそれでかまいません」  報告書は計画の最初の週の観察結果。    公舎に戻ってから、報告書を詳しく読むことにしました。  まるで三流作家の恋愛小説に登場する主人公二人の交際を見ていると、口元が緩んできます。  当時のわたしの立場であれば、キョンくんと交際するということは禁則事項でした。しかも涼宮さんとキョンくんの絆は、彼女にとっては羨ましくもあり理想でもあります。  わたし自身がヒロインになれる話、うまくその役割を演じて王子様...
  • 朝比奈みくるの挑戦
       この仕事で最初に貰ったテキストに書いてあったこと 「時空管理者が恋をした場合の選択肢は、記憶を失うか心を殺すことである」    高校卒業の後、元の時間にもどったわたしはがむしゃらに努力してそれ相応の権限を手に入れました。  そしてあの時代に干渉した結果、規定事項はすべて遵守、今の未来も確定してわたしの仕事は終わりました。  わたしに残ったのは、過去の記憶と現在の管理局トップとしての地位。  ここは広大な敷地にある図書館の館長室。 「機関の提案に対して、情報統合思念体は同調することにした。あなた達の結論を聞きたい」 「わたしたちも賛同します。今回の提案は、こちらにも利あるものですから」  話し相手は長門さん。アカシックレコードとすら評されるこの図書館の館長をしている彼女の正体を知るひとは少なく、知る人にとってはこの建物の二つ名は皮肉ですらあります。  配属前の研修生として一度だけお...
  • 題名付き・普通短編2
    ある晴れた休日(キョン&古泉) 「LOVE」 お客様は宇宙人 ドライブ セリフ九割で展開してみた~こいずみくんはガチじゃない~ エンドレス・エラー 蝉しぐれ Kへの挽歌 カミングアウト・パニック スマイル 台風の溜息 涼宮ハルヒの創世秘話 一万年と二千年前から キョンの評価 普通?の高校生の会話 長門さんはロッテに興味を持ったようです。 コーヒーシリーズ 機関の事情 酒乱女 前兆 キョンの子育て奮闘記 彼は団の緩衝材 『ビール×月見酒×オールスター球技大会ポロリもあるよ』(喜緑さん×生徒会長) 生徒会長の不良3人の倒し方 古泉一樹の苦笑 燃えろ!球技大会! やや黒古泉 切ない同窓会 白雪姫の真相 彼岸花……その花言葉は…… ちょっとみくる救済保守 ある曇った日のこと 無限輪舞 マッガーレで保守 古泉一樹のピロートーク もしくは、長門有希と古泉一樹の作戦会議 早すぎるリハーサル。 恋ってな...
  • 【朝比奈みくるの妊娠】
    朝比奈みくるの妊娠 私、朝比奈みくるといいます。西暦2XXX年、涼宮新暦XXX年の地球連邦政府内務省直属機関、 惑星公安委員会時空管理事務局の諜報員です。 涼宮新暦っていうのは今から…あっ今って言うのは私と涼宮さん達がいる時間平面のことで、そこから3年前、 つまり涼宮さんがこの宇宙を創造したとされる年を0年にした暦のことです。 ここで私は涼宮さんについて色々調べるように言われたんですが、私ったらドジばっかり。 そういう訳だからこの時間平面上の権限が小さくて禁則事項も多いんです。 この時間平面上の人達との接触は最大限控えないといけないの。私も頑張って早く権限を拡大しなくちゃ。 同時間平面上に派遣された他の先輩諜報員さん達みたいになるんだぁ!辛くても頑張れます! だってこの時間平面上には… 「キョン君…」 キョン君の写真にキスをしておやすみをすると明日も頑張れるんです。でも… ―――私が彼...
  • 朝比奈みくるの結婚生活
     いや~、穏やかで結構だ。  愛すべき家族と来るピクニックがこんなにいいもんとは思わなかったね。  全く、日々の疲れも吹っ飛ぶってもんだな。 「キョンくん、お茶でもどう?」 「ああ、貰おうかな」  …にしても、我が妻みくるよ、お前は何故そんなにも美しいのだ。  歳を重ねるごとにキレイになってくな。  昔の庇護欲をかきたてまくっていた雰囲気も勿論良かったんだが。  今の大人の色気を醸し出しまくってるのは尚良しだ。 「おとおしゃん、あしょぼ~」  なあ、お前さんはみくるに似てホント可愛いな。  純真無垢って言葉はお前の為にあると言っても過言ではないだろう。  …悲しいが俺に似なくて良かった。 「はいはい、じゃあ何して遊ぶか?」 「ええ~っと…、う~んとね…」  ああ、もういじらしいな、可愛い過ぎるな。  今なら若紫を見ているときの源氏の気持ちが分かる気がするよ。  …おい、勘違いするな。  俺...
  • 朝比奈みくるの挑戦 その3
       時空管理局の管理者達は、特殊な能力を持っている。  わたし達はTPDDを用いることで特定の時間座標に移動することが出来る。時間を一冊の本のようにみることができる。  時間平面上で座標を正確に把握できる。これは生まれつきの才能であるし、訓練で磨かれる能力。    わたしはある時から思うことがあった。  なぜわたしは自身の過去に干渉しないといけなかったのか。  涼宮さんの「未来人に会いたい」という願望によって、わたしはあの時代で彼女と出会った。  彼女の能力によって書き換えられる規定事項、それを守れるのは「わたし」しかいない。  そのために彼女のそばにいる当時の「わたし」とは別のそれより未来の「わたし」が重要な場面で干渉することになった。  でも、重要な局面でそれらを決定し実行したのはキョンくんでわたしではない。わたしは彼を導いただけ。  わたし自身がキョンくんに言った言葉。 「彼女の一...
  • みくるの告白
    目が覚めると、朝日が完全に昇りきってない空からは本日の晴天ぶりが覗える窓の外を見ながら、とても悲しい気持ちになった。 夢の中で何か大切な物を失ってしまう、そんなありきたりだけどめったに見ることの無い妙に現実染みた嫌な夢。 そんな夢を見ただけでとても悲しい気持ちになった。そんな幸先の良くない一日から動いた運命の話である。   悪夢で目が覚めた俺は、朝から憂鬱な気分で過ごした。学校へ行ってもどこか集中しておらず上の空だった。 ただ過ごしているだけの決して充実していない日常。少しだけハルヒの持ってくる非日常が恋しくなった。   「キョンくん、大切なお話があるんです。部活が終わったら少し待っててもらえませんか?」   たまたま廊下で会った朝比奈さんに突然そんなこと言われて焦ったが俺は了解する旨を伝えたのは今日の昼休みの事である。 SOS団の活動中の俺は、また未来絡みか、と戦々恐々とし...
  • シュールな短編置場
      ここにはシュールな短編を置いてください   1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25   26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50   51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 61 62 63 64 65 66 67 68 69 70 71 72 73 74 75 76 77 78 79 80 81 82 83 84   涼宮ハルヒのウイルス トライフリング・コーダ 長門有希の1日 もしもハルヒがゲームだったら 涼宮ハルヒのネットサーフィン 巨人の☆ 環 涼宮ハルヒの憂鬱?パロ フルーチェネタ 長門有希と愉快な獣達 バレンタインカオス 涼宮ハルヒの脱毛 ハル...
  • 朝比奈みくるの未来・第2章
    第2章 鶴屋さん(ここはあたしの報告です:みくる☆)      昨夜のお酒のせいもあるのでしょうか、頭が重たいです。ペットボトルの麓甲のおいしい水を飲みながら、お家まで送ってくれたキョンくんのこと考えてたら、嫌われちゃったかもって思って、悲しくなって涙が出てきました。よせばいいのに、一人で考えているとどんどん悪い方向に考えちゃって、大泣きしてしまいました。 鶴屋さんがあたしが二日酔いで潰れていないか、心配の電話をかけてくれた時、ちょうどその時だったんです。そんな変なことで泣いていたので、ちゃんと理由を説明できなくて、変に誤解されちゃったかもしれません。夜にでもまた謝っておきます。 ところで、今何時頃でしょう。壁時計を見ました。お昼を少し廻ったところです。昨日はお食事もお酒もあたしにしてはたくさんだったので、まだお腹は空いてません。それよりも胃のあたりが少し気持ち悪いです。講義もありませ...
  • 朝比奈みくるの一人身万歳!
    どうもこんばんは。朝比奈みくるです。 実は最近、悩みがあるんです。 最近の部室でのことなんですけど、右を見れば……   「キョン!ちょっと来なさい!」 「まったく、なんだよ……。」 「キスしなさい!これは命令よ!」 「わかったよ。団長様。ほら、目を閉じろ」チュッ…   うわぁ…… あまりの熱々っぷりに見ていられなくなって、左を見れば…… 「……古泉一樹。」 「どうかしましたか?長門さん。」 「あなたは私の頭を撫でるべき。」 「はいはい。長門さんは甘えん坊ですね。」ナデナデ……   ……もうお分かりですね? 私だけ一人身なんだよコンチクショウ!!!! 居づらいですよぉ~居場所無いですよぉ~。助けてくださ~い…   ――――――――――――――――――――――――――――   今日は不思議探索です。 さて午前中のペアは……   「キョン!今日はこの前のデートで回りきれなかった場所に行くわ...
  • 朝比奈みくるの未来・第8章
    第8章・時のパズルの完成  朝と同じ待ち合わせ場所、今度は朝比奈さんの方が先に待っていた。 憂いを帯びた潤んだ瞳で、どこを見るでもなくぼんやりと広場の壁にもたれかかっている。 周囲の男共がちらちらと盗み見てやがる。心配しなくていいぞ、彼女が待っているのは俺だからな。 俺は朝比奈さんに正対して近づいていったが、一向に気づく気配がない。 いろいろと考えていることがあるのだろうか、本当にどこも見ていない胡乱な目をして。ただ瞼が開いているだけ。ボウっとした鈍い光を放つ魚眼石のような目で。 5mくらいの距離まで近づいて、やっと気がついてくれた。 「あっ、キョンくん…」 吐息に消されてしまいそうなか細い声だった。 古泉の指摘通り、やはり一人にしたのは良くなかった。一緒でなくともいい、同じ空間にいるようにすべきだった。 その間の彼女の気持ちを考えると申し訳ない気持ちが俺の心の枡から溢れ出る。枡の大きさ...
  • 朝比奈みくるのブラックコーヒー
    『朝比奈みくるのブラックコーヒー』 ――こぽこぽこぽ。  あたしはいつも通り、部室のお茶くみ係としてがんばっています。皆さんこんにちわ。朝比奈みくるです。  ところで最近、あたしには気付いたことがあります。  アタシオワッテマス?  あたしだって、未来から来たって以外は花の女子高生です!だから恋の一つや二つ体験したいんです!  でも皆さん、考えてみてください。……みくキョン小説ってありますか?  みくキョンじゃなくてもいいです。古みくでも国みくでも、この際谷みくでもかまいません。……あたしの恋愛小説って読んだことありますか?  ええ、ハルキョンならたくさんあります。長キョンだって次いでおおいですよね?他にも古長、キョンオリ、この世界の創造主(作者)にいたっては佐々キョンまで執筆してるんですよ!?  しかしです。  なんであたしだけ恋愛ヒロインになれないんじゃー!!  だから朝比奈み...
  • 橘京子の憂鬱
    ※橘京子の動揺の続編です   橘京子の憂鬱(プロローグ) 橘京子の憂鬱(前編) 橘京子の憂鬱(後編) 橘京子の憂鬱(エピローグ)
  • 長門有希の報告
    はじめに  この作品は、キャラクターの台詞を一部『現地語』で表記してあります。その場合は、“【 】”で囲まれた斜体の部分が、対応する台詞の共通語訳(字幕)です。 もしも涼宮ハルヒたちの会話を、舞台のモデルとなった兵庫県西宮市の言葉で表現したら? そんなifの世界をのぞいてみてください。  字幕付きPDF版はこちら(PDF/610ページ/3.43MB)又はこちら 注意事項  この作品には、オリジナルキャラクター、暴力シーン及び女性同士による性的な表現が含まれています。 作品構成 Report.01 単独の序。以降の話とのつながりはありません。 Report.02~09 ある出来事と、それにまつわる涼宮ハルヒと長門有希の交流記です。 Report.10 もしも彼女が、こんな性格だったら? Report.11 もしも彼らが、こんな人物と出会ったら? Report.12~25 SOS団全員+...
  • 朝比奈みくるの総当り戦!
    『キョン×みくる』   放課後、いつも通りの団活は長門さんの本を閉じる音で終わりました。 私はいつものように、メイド服から制服に着替えるためにみんなに先に帰ってもらいました。 そして着替えて外に出ようとドアを開けたら…… そこにはキョン君が居たのです。   「キョンくん、どうしたんですか?何か忘れ物?」 「いえ、お話したいことがありまして……」 「なんですか?」 「俺、朝比奈さんのことが好きです。愛しています。」 「そんな……ダメです!この時代ではキョン君は涼宮さんと一緒になるのが既定事項で……」 「そんなの関係ない!俺はもう……この気持ちを抑えることは無理なんです。」   そしてキョン君は私に口付けをしました。   「んっ……!」 「すいません、もう、我慢の限界なんです。」   そしてキョン君はそのまま私を押し倒し、そして……       ガバッ 「ハッ!ドリームかっ!!」   ――――...
  • 朝比奈みくるの思惑
    「あの、キョンくん。明日のお休みの日、一日空いてますか?」   この世でエプロンドレスがもっとも似合う女性にそんなことを言われれば、例え未来的 な厄介事を背負い込むことが確定的であっても、オレは首を縦に振るしかない。 とはいえ、出来ることならその意図の裏に何が含まれているのか、事前に教えておいて もらえると心の準備ができてとても有り難いんですが……。   「あ、大丈夫です。今回はホントのホントに何もありません。ただ一緒にお出かけしたい なぁって思って」   そういうことなら、オレが拒否する理由なんぞミジンコ程度もありゃしない。むしろ明 日を国民の休日にして祝いたいくらいだ。それどころか、本当にオレでいいのかと考える のは、これまでの人生で恋愛運がつねに1つ星だったせいだろう。   「でも……なんで急にそんなことを?」 「えっとぉ、急なのは分かってるんだけど……実はこれを鶴屋さんからもらっち...
  • 長門有希の憂鬱Ⅰ
    目次長門有希の憂鬱Ⅰプロローグ 長門有希の憂鬱Ⅰ一章 長門有希の憂鬱Ⅰ二章 長門有希の憂鬱Ⅰ三章 長門有希の憂鬱Ⅰ四章 長門有希の憂鬱Ⅰおまけ 関連作品(時系列順)長門有希の憂鬱II 長門有希の憂鬱III 涼宮ハルヒの常駐(◆eHA9wZFEww氏による外伝) 涼宮ハルヒの経営I 古泉一樹の誤算 元テキスト(AAData形式) 青空文庫版
  • 未来からのエージェント 第一部 朝比奈みくるの真実
    未来からのエージェント 第一部 朝比奈みくるの真実 プロローグ 時間とは不思議なものだ。かつて、とある科学者はこういった。 「時間について聞かれなければわたしは知っている。聞かれるとわたしは知らない」 実のところ、時間についての理解がそれほど進んだとは言えない。それは、 時間旅行が可能になった今の時代でもそう変わらない。 あの時間平面に常駐的な観察者を派遣することには多くの議論もあり、 反対も多かった。派遣が決した後も人選は難航した。 派遣するエージェントをどの様な人物にすべきか。 徹底的に優秀なエリートを送るという選択もあった。が、実際に時間管理局がした 選択は徹底的に無垢な観察者を送る、という決定だった。 人間にはミスがつき物だった。だが、何も知らなければ、真実をもらすこともなく、 間違った行動もとりようが無かった。実際、彼女が「禁則事項」として 教えられている『秘密』の殆どが嘘...
  • 朝比奈みくるの未来・第1章
    第1章・近況報告と忘年会      昨夜のことを話す前に、高校卒業あたりから今までの俺たちSOS団のメンバーの近況を少し説明しておこう。  北高での生活はハルヒ率いるSOS団の活動が中心となったのは言うまでもない。天敵とばかりに退屈を嫌うハルヒのパワーなのか宇宙人未来人超能力者の業ゆえか不明だが、数々の小イベントから中クエスト、中には身の危険が生じるほどの大事件を通じ、5人の親密度はさらに深まった。しかし深まっただけだった。 俺は親密度のパラメーター上昇に従い本命朝比奈さんの愛情パラメーターも上昇して校庭の木の下で卒業式の告白エンドなどを密かに期待していたのだが、対抗の長門エンドもなく、また隠れキャラによる隠れエンドや、望みもしない大穴ハルヒエンドすらも迎えないまま、期待虚しく卒業式を迎えてしまった。なんかのフラグが足りなかったのかもしらんが市販の女性攻略本にはそんなもん載ってないのでわ...
  • 朝比奈みくるのレズレズ大作戦!
      こんにちは。朝比奈みくるです。 今日は日曜日!不思議探索もありません!つまりなーんもすることが無い日です! なーんもすることが無い上にだーれとも会う予定がありません。 特にSOS団の皆さんと会うことは無いでしょう。何故かって? それはキョン君は涼宮さんと、古泉君は長門さんと……デートしてるからだよこの野郎!!!     ……あ、別に私自身はそのことをなんとも思ってはいませんからね。 彼らがデートでいちゃいちゃしてるおかげで私はこうしてひたすらグータラ出来るワケですからね。 親元を離れ別の時代で過ごす私にとって精神的な疲労は蓄積される一方なのです。 だからこそ一週間に1回は誰にも会わずに引き篭もる休息日が必要なワケですよ。 それなのにもしもですよ?もしも私が誰かと付き合ったりとかしたら、 本来休息日のはずの日曜日ですらデートとかしなきゃいけないんですよ。 ワクワクして待ち合わせ時間より1...
  • その他短編置場
    他の短編ページに含まれないジャンル、その他の人たち、オリキャラが出てくる短編   1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25   26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50   51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 61 62 63 64 65 66 67 68 69 70 71 72 73     『涼宮ハルヒの怪談』 情報統合思念体の観察日誌 涼宮ハルヒの歌集 灼眼の古泉 天災 君のいない部室 グラップラーハルヒ 鶴屋さんの奮闘 黒鶴屋さんの陰謀 最強の異世界人 長門の戦い~熱戦!激戦!超決戦! 1000取り合戦 谷口の日常 涼宮セルヒの憂鬱 谷川流の暴走 神聖モテ...
  • 長門有希の資料
    長門有希の資料 ~『長門有希の報告』別冊資料~ この報告は、かつて別の名前、別の文言で存在していた。それらをまとめた、いわゆる『初出リスト』。 ■本編 Report.01 長門有希の流血 原題 『長門有希の報告』 初出 2006/09/05 51スレ目 754 Report.02 涼宮ハルヒの認識(前編) 原題 涼宮ハルヒの気付き(前編) 初出 2006/09/09 53スレ目 70 Report.03 涼宮ハルヒの認識(中編) 原題 涼宮ハルヒの気付き(中編) 初出 2006/09/13 54スレ目 85 Report.04 涼宮ハルヒの認識(後編) 原題 涼宮ハルヒの気付き(後編) 初出 2006/09/15 54スレ目 407 Report.05 涼宮ハルヒの困惑 原題 同じ 初出...
  • みくると鶴屋さん
    ~朝比奈宅・夜~   prrrprrr ピッ   みくる「はい、あさひn」   鶴屋「みっくる~!!」   みくる「ひゃっ!つ、鶴屋さんですかぁ?」   鶴屋「そうさ!鶴屋ちゃんさ!」   みくる「聞こえてますから、あんまり大きな声出さないで下さいよぉ」   鶴屋「ん?そうだね、ごめんよ」   みくる「もう、驚いちゃいましたよ?」   鶴屋「あはは」   みくる「それで何のようですかぁ?」   鶴屋「可愛いみくるが暇してないかなぁ、と思ったんだよ」   みくる「ふふ、なんですかそれ?」   鶴屋「それとも男でも連れ込んでる最中だったかい?」   みくる「お、お、お、男の子なんていませんよぉ~!」   鶴屋「冗談だよ冗談!全くみくるはいいリアクションしてくれて助かるよ~」   みくる「ひどいですよぉ」   鶴屋「ところで何やってたんだい?」   みくる「いまさっきお風呂からあがったんで、髪...
  • 朝比奈みくる一年生
    あたしは朝比奈みくるです 未来からある人物を調査するためにやってきましたぁ 彼女が行くだろう高校に一年早く入りました 上の人によると同じ学年だといろいろ面倒になるからと言う理由です 入学式 あたしは誰とも話さないよう心掛けた、この時代で友達を作ってもわかれるとき辛くなるだけだから… 「…あの…朝比奈みくるです…よろしくお願いしますぅ…」 自己紹介も好感を受けないように暗い子を演じた クラスみんなの自己紹介が終わりそうなとき彼女は突然やってきた 「先生ごめんよっ!いろいろ用事があって入学式から遅れちゃったよっ!!」 太陽のような笑顔を持つ女の子がそこにいた 先生「え〜、鶴屋だったかな。朝比奈の後ろがあいてるからそこに座ってくれ」 その女の子はあたしの後ろに座った 「初めましてっ!!よろしくにょろ、え〜と朝比奈なんて言うんだい?」 「あ、朝比奈みくるですぅ」 「朝比奈みくるかいっ、朝比奈ちゃ...
  • 朝比奈みくるのなんちゃって時間解釈
    このページの本日の公演スケジュール    その1「ぱらどっくす?」「どっぺるさん」 その2「笹の葉と消えた世界のお話だそうです」 その3「なんとか言語で概念を表現してみました」 最終話「だからわたしはここにいる」 おまけ「番外編らしいなにか」    みくる「あ。あ。マイクのテスト中」   みくる「本日はこのページにお立ち寄りいただきありがとうございます」 みくる「また、本SSをご覧頂きありがとうございます」   長門「時間連続体の移動プロセスには様々な理論がある」   ハルヒ「じゃあ、さっそく本日の公演をはじめるわ」   第五話へつづく   古泉「ところで僕の口上はないのですか?」 キョン「すきなだけ原作で語ってるだろうが。自重しろ」       (落書き1) キョン「そういえば、この突込みがありました」 みくる(大)「言わなくていいです」 キョン「ハルヒちゃん3巻の3...
  • 長門有希の憂鬱II
      長門有希の憂鬱II 目次    長門有希の憂鬱II プロローグ 長門有希の憂鬱II 一章 長門有希の憂鬱II 二章 長門有希の憂鬱II 三章 長門有希の憂鬱II 四章 長門有希の憂鬱II 五章 長門有希の憂鬱II 六章 長門有希の憂鬱II エピローグ 長門有希の憂鬱II 外伝 長門有希の憂鬱II おまけ 未公開シーン(外部リンク)   関連作品(時系列順) 長門有希の憂鬱Ⅰ 長門有希の憂鬱Ⅱ 長門有希の憂鬱III 涼宮ハルヒの経営I 古泉一樹の誤算    共著: ◆kisekig7LI ◆nomad3yzec   青空文庫版(携帯電子ブック,PDAブンコビューワルビ対応) 元テキスト(Nami2000データ形式)   Special thanks to どこここ プロローグへ  
  • 長編・未分類2
    ハロウィンパーティー 箱入り娘 HAPPY TREE FRIENDS 自殺 少年達の雑談 SOS団の惨劇 パートナー 閉鎖空間と糞団員 家族 電波作品1 電波作品2 雪合戦 クリスマス中止のお知らせ 巡る財布 カオス・ザ・ワールド あたたかなもの 12月18日・A  dearest beyond of SuzumiyaHaruhi 宇宙人現る! SOS団ラジオ支部~深夜版~ こたつでみかん 迷探偵キョナン 特攻野郎アフロチーム 涼宮ハルヒの舞台裏 ある雪空の日のこと ロックンロールスターダスト トライアングル・ラン チョコ、キッス、カオス♪ My namewas... 平行記憶 雨の日のぬくもり 遠い場所までむかえに来て GANTZ とある2月14日の断片 ハルヒがみくるでみくるが長門で長門がハルヒで… 俺が古泉で古泉が俺で…(上の続編です) かわいい一日お茶だし係 続・孤島症候群 「涼...
  • 朝比奈みくるの未来・第3章
    第3章・朝比奈さんのお誘い      どうやら、どこかで何か情報の齟齬が発生しているらしい。さっきの二人の詰問内容から考えられる推論を出してみた。たぶん、大きくは間違ってないと思う。   朝比奈さんの体調を心配した鶴屋さんが電話をかけると朝比奈さんが泣いていた。 聞こえた俺の名前で、泣いているのは俺が原因と考えた。 そう思った鶴屋さんがハルヒになんかあったか聞いてみた。 俺が送って帰ったと聞いた。 どうやら俺が酔った朝比奈さんを手籠めにしたんじゃないかと早とちり。 二人して俺ん家に殴り込み。   …らしい。激怒するのも頷けないわけでもないが、間違ってるぞ。教室で長門を抱き起こす俺を見た谷口を俯瞰で見下ろすぐらい超越してる。早とちりが齟齬の原因なら俺のしなきゃいけないことはそんなにもないだろうし、難しいことでもないだろう。 朝比奈さんと話す>鶴屋さんの誤解を解いてもらう>ハル...
  • 朝比奈みくるのクーデター その2
     部室。俺がそこに飛び込むと、すでに朝比奈さんと長門の姿があった。どうやら事態を察知した長門が 朝比奈さんをここに連れてきたらしい。 「あ、あの……何なんですか? 一体何が……」  終始オロオロしている彼女を見ると、どうやら説明もされていないようだ。一方の長門は黙って外を眺めていたが、 やがて俺の元に駆け寄り、 「事態は把握している」 「ああ、いきなり俺の携帯に電話して来やがった。何が何だかさっぱりわからねえが、やばいことには違いない」  俺はそう言いながら、いらだって頭を掻き上げた。相手の目的――いや、ハルヒと朝比奈さんの命を奪うことは わかっているんだが、ここまでしてどうしてそんなことをしようとしているのかが理解できない。 見たところ、雪山の遭難や以前あった未来人やら古泉と敵対している組織の連中でもなさそうだ。 「あ、あのぅ……一体どうしたんですか?」  おろおろと朝比奈さんが俺に寄っ...
  • 朝比奈みくるの未来・第7章
    第7章・結論の前に    朝比奈さんが喫茶店にユラユラと入っていくのを見届けてから、俺はその場を離れロビーから外に出た。  朝比奈さんを一人にするのは非常に心苦しいが、彼女を目の前にしては考えがまとまりそうにもない、どうしても一人の時間が欲しかった。本当に申し訳ないのだが…。 近くの目についた漫画喫茶に入ると個室を確保して、コーラを注文して籠もる。そろそろ夕食の時間だが腹は減ってない。それ以上にショッキングなことでお腹一杯だ。 よく冷えたコーラを少し口に含むと、シュワシュワとした強い炭酸の刺激が頭の中をクリアにしてくれる。    俺が本当に好きなのは誰だろうか。朝比奈さんの顔、ハルヒの顔、長門の顔、次々と浮かぶ。 無論、朝比奈さんの告白は両手を挙げて喜ぶべきことであり、一般的に一般的で一般的な性格と生活をおくっていたならば返事に困ることもない。即答していることだろう。 ハルヒ...
  • 長門の日々 第13話『"長門"有希の憂鬱Ⅰ』
    第13話『 長門 有希の憂鬱Ⅰ』   彼がいなくなる。 こんな暗い公園に一人ぼっち。   わたしは情報改変を施し、憂鬱な毎日を過ごす。 彼がいない毎日は、わたしにとって憂鬱そのものでしかなかった。 ……会いたい。   それからわたしは毎晩この公園に通っていた。 寒々しい夜の公園はわたしの身を……心も……冷たい風で冷やす。   静けさに抱かれながら今日もまた待っている。   「……今日こそ彼が帰ってくる……?」   誰がいるわけでもないのに口に出してしまう。 早く。早く帰ってきて。 わたしは彼を渇望している。 理由は、彼が好きだから。   「……キョン……」   彼が居ない事をいいことに彼をあだ名で呼んでみる。 わたしはそれがなんだかとても恥ずかしいことに思えてくる。 なんで?……わたしと彼は一般から見ても恋人同士。 なのに、あだ名で呼べないのはなぜ?   ……次、会った時から彼を「キョン」...
  • テドドンの憂鬱
    ガチャ 古泉「おやめずらしいお一人ですか? キョン「ああそうだよ」 いつものようにそっけないキョンタン、でも知ってるよそれは属に言うツンデレなんでしょ? ああ、急いで座らなくちゃ僕のテドドンが膨れ上がってきた。 いつものようにキョンタンの正面に座る。これでゆっくり見つめ合えるねキョンタン♪ 沈黙じゃだめだ、キョンタンを退屈させちゃいけない 「オセロでもしますか?」 本当はオセロなんかよりもキョンタンとじゃれあいたいんだけどね、言えないな キョン「ああ、オセロでいいよ」 僕が困ってたとおもったのかな?、やっぱキョンタンかわいいw キョンタンと二人のところを機関の人に見られたらどうなるかな? 皆キョンタンのこと好きだからね、僕リンチになっちゃうかな♪ 「どうした?はやくやろうぜ?」 「あ、すいません少し考え事をしてまして」 くるみ「ねえねえおばあちゃん。それからハルヒたちはどうなっ...
  • 長編・エロ物
    はるひエロ物無題1 エロ物無題2 エロ物無題3 長門有希の絶望  エログロ注意 【罪と罰】 夏祭り 涼宮ハルヒの憂鬱-アナザーストーリー- 涼宮ハルヒの選択  BADEND 鬱物注意 かぐや姫 満淫電車 エロキョンの暴走 こんな長門が欲しい 妹×古泉 涼宮ハルヒの我慢 涼宮ハルヒの不覚 キョンと妹 【朝比奈みくるの妊娠】 【鶴屋家物語】 涼宮ハルヒの快楽 虐殺、呪い乃日  激グロ&凌辱&激鬱 注意 未完 【The Girl WhoWantedToBeARealHuman】完全版 朝比奈みくるの妊娠 放課後ジョーバ倶楽部 長門+古泉×キョン   性別反転、ふたなり 注意 涼宮ハルヒのラブストーリ 長門有希の結婚生活 佐々木×キョン(アダルトな関係)  
  • 長門有希の憂鬱III
      長門有希の憂鬱III   長門有希の憂鬱III 恋するウィルス 長門有希の憂鬱III The melancholy of Cupid 長門有希の憂鬱III Someday over the rainbow 長門有希の憂鬱III A new romance 長門有希の憂鬱III The ecstasy of Yuki Nagato   関連作品: 長門有希の憂鬱Ⅰ 長門有希の憂鬱II 長門有希の憂鬱Ⅲ 涼宮ハルヒの常駐(◆eHA9wZFEww氏による外伝) 涼宮ハルヒの経営I 古泉一樹の誤算   共著: ◆kisekig7LI ◆nomad3yzec   青空文庫版(携帯電子ブック,PDAブンコビューワルビ対応)   恋するウィルスへ
  • 朝比奈みくるのゴーヤチャンプルー
    (この作品は朝比奈みくるのブラックコーヒーの設定を継承したカオスSSです。メタネタやパロデイが苦手な方は閲覧を控えてください)     「こちらエージェントMA。こちらエージェントMA。待たせたな。ただいまよりミッションに入る」  現在の時刻は正午前。パラシュートを使用したヘイロー降下により、北高屋上に到着した。 「なにぃ!?ターゲットの接触まで残り五分だとぉ!?すぐ目的地に向かう。何かあったら無線で連絡をくれ!」  無線から聞こえてきた残酷な現実を理解しながらも、背負っていたパラシュートを捨て、屋上から全速力で離れていく。  この任務は正義ではない。  だが、絶対に遂行させなければならない。 「……おかしいです。昼休みで間違いないんですけど……やっぱりイタズラですかぁ……そうですよね。未来人のあたしなんかに、こんなリア充なラブレター来るわけが……こんちくしょー!」  体育館裏の木...
  • 長門有希の憂鬱IV もくじ
    長門有希の憂鬱IV 「お前のために世界を失うことがあっても、世界のためにお前を失いたくない」                               ジョージ バイロン もくじ プロローグ 一 章 二 章 三 章 四 章 五 章 六 章 七 章 エピローグ おまけ(外部リンク) 関連作品(時系列順) 長門有希の憂鬱Ⅰ 長門有希の憂鬱II 長門有希の憂鬱III 涼宮ハルヒの経営I 古泉一樹の誤算 長門有希の憂鬱IV そのほか 共著:kisekig7LI nomad3yzec イラスト:どこここ 連載期間:2008年9月28日~10月4日 データ類 青空文庫版 プロット(Nami2000データ形式)  Special thanks to どこここ このSSはTFEIキャラスレで連載されたものです
  • その他の短編18
    「長門・・」 「キョン君・・」 「あ、だめ・・」 「いいじゃねぇか」 「あ・・そんなに」 「くっ・・もう我慢できない」 「「アッー」」             「と、いうことがあったんだよ!!!昨日見たんだよ!!」                 国木田「妄想乙、いいかげんチャック閉めろボケ」 「(´・ω・`)」           「あんたなんか死んじゃえばいいんだっ!!」 「なんてこと言うんだ、楓っ! ……あれ?」 「稟くん、一体どうしたの? って、お父さんはでてこなくていいの!」             「……夢か」               「う、浮いてる! ……鶴屋さん、いったいあなたは何者なんですか?」 「わが鶴仙流独特の奥義、舞空術。私は鶴仙流の師範にょろ」 「はぁ、そうなんですか」 「あまり信用してないにょろ? だったらこの技をみるっさ!」   「どどん!」     ...
  • 朝比奈みくるに首っ丈
     男なら。  男だから。  男くせに。  先にあげた三つの言葉には共通のある言葉が続くんだなこれが。  そう『ビビるな』だ。 「あ、あ、朝比奈さん!!歩道をお、お婆さんが!止まっ、止まれええええ」 「ふ、ふえええええええええええ」  何とも可愛いらしい断末魔と何とも情けない男の断末魔が車内に響く。             「さっきはすみませんでしたあ…」 「いえ、お婆さんも無傷でしたしそんな朝比奈さんが謝る事ないですよ」  もっとも俺は人としての尊厳を失ってもおかしくないレベルにまで『漏れて』かけてしまったが… 「やっぱり、私なんかが車の運転するのが間違っていたんです…」  …また始まったよ『私なんか』 「さっきのだって一歩間違えたら…うんうん、たまたま運が良かっただけですs…「朝比奈さん」 「ひゃい!?」  そんなに落ち込んでたりしてたらせっかくの可愛いらしい顔、仕草が台なしになるでしょ...
  • 朝比奈みくるの日常
    「きょ、今日は皆さん、遅い…ですね」   「…そう」   困った。今日は部室に行ったら私と有希ちゃんの二人だった。 いつも明るくて、騒がしいって思ってた部室だけど、私と有希ちゃんの二人だと本当に静か。 …いつも騒がしいのは涼宮さん…だからかな。 あ、いけないいけない。こんなこと思ってたら怒られちゃう。   「…ふふっ」   そう考えたら自然と笑みがこぼれてしまった。   「………」   あ、有希ちゃんが見てる。   「………」   かと思ったらまた本に視線を戻してしまった。 うぅ…こんなんじゃ変な人だと思われちゃうよね。   有希ちゃんは苦手っていうんじゃないけど… 二人だと何を話していいのか分からなくなる。   うー…どうしたらいいんだろ………あ、そうだ!   「ねぇ、有希ちゃん、今は何を読んでるの?」   有希ちゃんの手に持っている本の事を聞いてみた。 うん、我ながらいい考えかもしれな...
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