涼宮ハルヒのSS in VIP@Wiki内検索 / 「Kへの挽歌」で検索した結果

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  • Kへの挽歌
     春休みを目前に控えた、とある昼休み。俺は学校の中庭で人を待っていた。  もちろん、女の子に手紙で呼び出されて…などという甘酸っぱい展開はなく、悲しいことに俺の待ち人は男だ。  ハルヒのヤツがまた何か始めるつもりのようで、俺と古泉はその準備のために色々と備品類を集めることになっているのだが…。  …古泉のヤツ、遅いな…。  眠気を誘う、気持ちのいい春の風を感じつつ、まだ来ない古泉に団則に則ってコーヒーでも奢らせようかと考えていると、古泉ではなく谷口と国木田が俺の前に現れた。 「あ、キョン。ここにいたんだ」  よう、どうかしたか? 「喜べ!キョン!国木田様が合コンの話を持ってきて下さった!」  合コン? 「知り合いの子にセッティング頼まれてね」  へぇ~…相手は? 「光陽園女子の一年。その子は中学も一緒だったんだけど、キョンとは面識ないかも?」  おぉ、あのお嬢様学校。うちの中学からも行っ...
  • 題名付き・普通短編2
    ...・エラー 蝉しぐれ Kへの挽歌 カミングアウト・パニック スマイル 台風の溜息 涼宮ハルヒの創世秘話 一万年と二千年前から キョンの評価 普通?の高校生の会話 長門さんはロッテに興味を持ったようです。 コーヒーシリーズ 機関の事情 酒乱女 前兆 キョンの子育て奮闘記 彼は団の緩衝材 『ビール×月見酒×オールスター球技大会ポロリもあるよ』(喜緑さん×生徒会長) 生徒会長の不良3人の倒し方 古泉一樹の苦笑 燃えろ!球技大会! やや黒古泉 切ない同窓会 白雪姫の真相 彼岸花……その花言葉は…… ちょっとみくる救済保守 ある曇った日のこと 無限輪舞 マッガーレで保守 古泉一樹のピロートーク もしくは、長門有希と古泉一樹の作戦会議 早すぎるリハーサル。 恋ってなに? 涼宮ハルヒの作文 エチケット 世界が終わった夜 スパイゲーム 世界が始まる朝 後日談 クリスマスイブ、独り身の女二人 ハルヒ、...
  • カミングアウト・パニック
    ※この話は「Kへの挽歌」の設定を引き継いでます  そろそろ日課と言っても過言ではなくなってきた、俺と古泉のゲーム勝負。本日のゲームはこちらも定番になりつつある将棋である。 「ん~…と」   パチン    さて、勝負の内容はと言うと、俺の二連勝で迎えた三戦目。今回は珍しく古泉優勢のまま進んでいた。   パチン   「王手」 「むぅ…」 「しかし…静かですね」 「そうだな」  それもそのはず、ハルヒたちは女の子の買い物と言って三人で出掛けていた。  …いいことなのか、悪いことなのか…例の合コン以来、三人娘の結び付きが固くなった気がする。  お陰で男たちの肩身は狭くなるばかりだ。 「ところで…」 「なんだ?」  適当に相槌を打ちながら、すっかり冷えてしまったお茶をすする。  クソ、朝比奈さんがいないからお茶もイマイチだ。 「涼宮さんに愛の告白をしてみる気はありませんか?」 ブフゥゥゥゥゥゥゥ...
  • 神への反逆
     生徒会室の扉が静かに開いた。  長門有希が入ってくる。 「状況は?」  喜緑江美里が端的に状況を報告した。 「あまりよろしくありませんね。私と長門さんを除く地球上の全インターフェースで防御していますが、涼宮ハルヒの力に押されています。もってもあと3時間ぐらいでしょうか」  長門有希は、無言でうなずいた。 「思念体の様子はどうでしたか?」 「混乱している。各派の議論がかみ合ってない。そのせいで、私の提案の検討にも時間がかかっている」 「まあ、無理もないような気がしますけどね。宇宙開闢のときから存在していたと信じていた自分自身が涼宮ハルヒの被造物であることを知ってしまったら、混乱もするでしょう」 「あと3時間で思念体も消される。それまでには結論を出してもらわなければ困る」 「それまでに結論が出なかったら、長門さん一人でも強行するつもりなのではありませんか?」  長門有希は、その質問には答...
  • 読めない記事への対処法
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  • 未来へのメッセージ 全篇
       ハルヒの唐突な思いつきによって生まれたくだらん演劇から早三ヶ月が過ぎ、正月を終え巷では寒い風も段々と自重してきているようだ。  そう、今は春。初春の小鳥の囀りが心地よく聞こえるハイキングコースのおかげで、俺の気分も上々である。  実はあの演劇は大きな反響を呼び、生徒の間ではよく噂されたほどの人気であった。それは長門のあのコスチュームからなのか、それとも朝比奈さんの人気からなのかは定かではない。  俺への罵倒の声が少し胃の方へ痛みが刺さったが、俺はただただ頭を下げることしかできない。無力な自分に嫌気がさしてくるね。  それで無論のこと、この世界の神兼時空間の歪み(以下略)は調子付いたのだ。季節が変わった今でも、その話題が出てくるほどにね。   ――天使が出してくれる温かいお茶がいつも以上に有難く感じる、部室でのこと。 「本当に大好評だったわね! あの日から、あの興奮を忘れた日は一度も...
  • 新しい過去から君への招待状
    ※このSSは「I don t choose, but decide.」の後日談的SSです※   真っ白な部屋に波紋が揺らぎ、小さな影を吐き出す。 -朝比奈みくる。 彼女は世界人類共同体の『最大多数の最大幸福』の為に、自らの友人である涼宮ハルヒを歴史から抹消するように精神操作を受けた。 -TPDDの開発者をある人間に固定すること。 それだけの目的の為に一人の人間とその子孫を根絶やしにするという手段をとる世界人類共同体のやり方に対し、『洗脳』が解けた今は怒りしかない。 -殺そうとしていた本人にその計画を打ち明けるのはかなりの勇気と覚悟を要した。 SOS団の仲間は揃って止めた。しかし朝比奈みくるはそれを告白することにこだわった。 『涼宮さんに嫌われても仕方ない』 本当は嫌だった。彼女に嫌われたら三日三晩程度では涙は枯れないだろう事は朝比奈みくるにも分かっていた。 しかし自分のした事の重さ...
  • 長編(避難所)
    ・長編     ・読めない記事への対処法(2020/5/17現在)
  • 短編(避難所)
    ・短編     ・読めない記事への対処法(2020/5/17現在)
  • Please wait for some day in the rain.
    教科書文通の後日談になります。 ----------------------------------- 「長門さん。 その件で、お話があります。 聞いて、くださいますか。」  あの日の、あの雨の日の古泉一樹の台詞が頭から離れない。 他のことを考えていても、気がつくとあの台詞が耳に響く。 彼が隣にいない今でも、その声はわたしの鼓膜を打っている、様に感じる。 これは何? 幻聴? エラー? 「長門さん、 僕はずっとあなたが僕の教科書にお書きになった「良好な関係」について、ずっと考えていました。」  真っ直ぐな瞳だった。 元々古泉一樹は人の目を見て話すタイプの人間ではあったが、 最近は誤解を防ぐためか、はたまた他の理由からか、あまり目をあわそうとはしていなかった。    が、あの日は違った。 あの雨の日。 古泉一樹とより「良好な関係」を築きたいとあのまじないを決行した日。 まっすぐ、まっすぐ...
  • プロローグ「始まりのお話」
    …朝比奈みくるのこの空間からの消滅を確認。 …彼のこの空間からの消滅を確認。 …古泉一樹のこの空間からの消滅を確認。 …涼宮ハルヒのこの空間からの消滅を確認。 …あと4分35秒で8月31日が終わる。 …9532回目の夏休みが終わる。 …今回も駄目だったようだ。 …残り時間3秒、2、1… …9533回目の8月17日への時間の逆行を確認。 ……… …寝よう。
  • I don't choose, but decide.
    chapter01 chapter02 chapter03 chapter04 chapter05 chapter06 chapter07 chapter08 chapter09 chapter10,Finale S.O.S      ―Sidestory Of Sidestory― 新しい過去から君への招待状 夜行性の超能力者とインターフェイスのブギー
  • 涼宮ハルヒの追憶 Intermission.3
    ――Nagato Yuki わたしは何ら変化の無い天井を見上げる。 正確には劣化しているし、宇宙座標上の位置も変わっている。 でも、人はこれを変わっていないという。 微々たる変化は無視し、閉塞感を感じる。 全ては変わっていっているのに、自滅的な行動によって自分を押さえつけている。 人は記憶を持っている。 わたしは記憶を持たない。全ては無時間性の情報へと帰する運命にある。 人は記憶を持ち、そして人格を形成していく。 記憶、つまり時間の重さを持たないわたしは人格を形成できないのだ。 形成できないというのは語弊が生じる恐れがある。 元からある人格からの変化は望めないということである。 わたしは後、一時間と十一分で消失する。 (秒単位が必要ないことは彼が教えてくれた事だ) わたしは今、泣いている。人間の感情でいう、恐怖を感じている。 これはわたしに元からあったものだろうか。 古泉一樹に以...
  • 涼宮ハルヒの消失ー長門有希の憂鬱
    私は情報思念体が作り出した対有機生命体用インターフェースのひとつである。 太陽系、と本人たちによって呼ばれる辺境の惑星系の第三惑星に発生した有機生命体のなかに、全宇宙の中でもユニークな一個体が発生した。 そしてそれは進化の袋小路に閉じ込められた情報思念体になんらかの脱出口となる要素を抽出できる可能性がある、と判断された。 単体という概念を持たず、いかなる光学的手段を持っても不可視である情報思念体にとって、一地球人固体を観察し、必要ならば彼らの言語による意思疎通を可能にするインターフェースが不可欠であることから作られたものの一体である。 同時に作られたバックアップと比べて、私というインターフェースは一見して他のインターフェースとは際立った地球人的な「個性」が与えられている。 そう。被観察者涼宮ハルヒによって、私に必要とされた属性。 極端な無口、非情動的で非社交的なキャラクター。 彼女にと...
  • ティアマト
    「涼宮ハルヒの第三次ティアマト」 宇宙暦794年、帝国暦485年末、銀河帝国に於いて新たな侵攻作戦が決定された。 「それでは、陛下の在位30周年式典に華を添える為に、出征せよと言われるのか」 近来では珍しい事に、フリードリヒ4世の統治は在位30年の長きになる。 しかし内政面での功績は全く無いと言っても良く、対外的な軍事上の勝利で国民の目を欺く・・・・のは為政者の常套手段であった。 「しかしな、司令長官。昨今叛徒(同盟)どもの軍事攻勢が相次いでいるのも事実だ。先般もイゼルローン要塞に6度目の攻撃をかけてきておるではないか」? 「それは撃退しておるし、それに先立ってヴァンフリート星域まで進出し叛徒どもの前進基地を叩いているではないか」。 「しかし、2年前にはイゼルローンに肉薄されているし、その前にはアルレスハイムで大敗を喫している。 「別に敬だけの責任を問うておるわけではない。我らは同じ責任を...
  • 長門有希の報告Report.19
    Report.19 長門有希の憂鬱 その8 ~涼宮ハルヒの告白~  部室の扉がノックされる音が響いた。わたし、涼宮ハルヒ、朝倉涼子の三人は、互いに顔を見合わせた。 「どうぞー。」  結局、ハルヒが返答した。扉が開き、四人の人物が入ってきた。 「ちょっと失礼しますよ。」  喜緑江美里、古泉一樹、朝比奈みくる、『彼』……通称キョン。 「あんたは、生徒会の……何でここに?」 「実は我々は、長門さんが北高に向かっていたという話を聞いて、戻ってきたところなのですが、そこでたまたま彼女に会いまして。彼女……生徒会の方でも、何やら長門さんに用があるとかで、御一緒した、というわけなんですよ。」  古泉一樹が答えた。……話し方が変わっている。 「そんなに睨まないでくださいな。活動状況を簡単に確認するだけですから。」  ハルヒが江美里を睨み付けているのは、先の文芸部会誌を作成した時のことを踏まえてのものだ...
  • 雨がすべてを
    ※この作品はそれぞれの愛のかたちの続編に当たる作品です。 北高を卒業してから二度目の夏を迎えたその日、あたしは集合場所の光陽園駅前の公園へと急いでいた。 今日は、あたし達が卒業してから、初めてのSOS団の再活動の日である。本当であれば大学一年の夏か冬に帰って来る予定だったのだが、あたしの思うところがあって、帰って来れなかった。 大学生活も一年と四ヶ月が過ぎ、大学生活にもなれてきたため、みんなの近況が知りたくなって今回のSOS団の再会を思いついたのだ。 副団長の古泉くんに連絡をとると「わかりました、みんなとの連絡や手はずのほうは僕のほうでやっておきます」との返答が帰ってきて、あたしが帰ってくるときには、準備はすべて整っているとの連絡があった。 さすがに古泉くんは頼りになるわね。副団長に選任したあたしの目にくるいは無かったわ。 あたしが集合場所に着いた時、有希とみくるちゃ...
  • 初めてはあなたに
     仰向けになった視線の先には、俺には不似合いであろう小さな花柄が散りばめられた天井、そして3つの白熱灯を広げたシンプルなシャンデリアがぶら下がっている。  ハルヒが選んだのだ。  この部屋がいいと。    いま俺の隣で寝息をたてているそいつの頭と枕の間には俺の左腕があり、その左腕はそろそろ肘から先が痺れ始めている。  正直なところもう引っこ抜かせてほしいのだが、あまりにもその寝顔が穏やかなもので、変に動かして起こしてしまうのも可哀想というかもったいないというか、つまりはその葛藤の中にいま俺はいるわけだ。  二人が並ぶには広すぎるように思えるダブルベッドの薄いシーツの中、俺とハルヒは一縷の衣類も身に付けてはいない。  もはやトレードマークといっても異論ないであろうハルヒの黄色いカチューシャも、事を始めて直後、俺の手で枕元の棚に置いておいた。  左手の甲に、ほんの少しだけ、柔らかな...
  • 長編・長門有希2
    長門有希の憂鬱Ⅰ ユキ×ムネ 『Hirundo rustica』 恋する?いちご練乳 すき焼きミッドナイト 長門有希の憂鬱II 長門有希の些細な願望 雪、無音、窓辺にて。 長門有希の憂鬱III 3つの選択肢 長門有希 銀河を超えた戦い(スターウォーズクロス) 文芸部室の幽霊 もうこんなのいやだ 長門有希の変化 もう一つの12月18日 スノースマイル・バースデイ 白有希姫 Different World s Inhabitants YUKI 長門有希の雨雫 長門有希への復讐  ※微オリキャラ注意 幻惑小説 Close Ties(クロース・タイズ) センター前日 涼宮ハルヒの経営I 射手座の日、再び 寡黙大騒動 「こわれもの」(陰謀でのフラクラが許せず) 想い出は、雪とともに 春先の風物詩 涼宮ハルヒの消失ー長門有希の憂鬱 長門有希の再会 長門有希の三日間 おかえり、ただいま。 長門有希の失踪...
  • 長編・朝比奈みくる
    朝比奈みくる無題1 ある晴れた日のこと 朝比奈みくるの日常 BEYOND THE TIME キョンの枠外 黒みくるの憂鬱な日々 あなたと仲良く SOS団ドリフ 朝比奈みくるの弁明 鶴屋さんのおかげ ある夏の水色 選択(朝比奈みくる) 朝比奈みくるの思惑 『God knows』 上級生下級生 お祭りの後で 朝比奈みくるの場合 風に消えないで 壊れたパズル 叶わぬ恋と知りながら 本当の気持ち 3人娘のそんな放課後 うそなき みかんとりんご 蜃気楼 予防接種 朝比奈みくる一年生 ずっとあなたに…… みくるの告白 二人三脚手作りケーキ 二人だけの時間 朝比奈みくるのクーデター 笑顔の向く先 神様に祈るあの人との日常 二人きりと匂うは紅茶 未来からのエージェント 未来恋物語~一時の温もり~ お幸せに 未来のお姫様 pure heart 朝比奈みくるの未来 たのしいお買い物  マタ逢ウ日マデ 朝比奈み...
  • 名無しさんの反乱
     名も無い私に与えられた任務は、第三惑星から発信される情報の観測、及びその惑星を標的とする他の意識集合体への警戒だった。  人間が観測し得ない距離からの第三惑星の監視を続けて三年(第三惑星における時間換算)が経過した。  以前は第三惑星での観測任務をしていたが、ある時にこの惑星への位相を命じられた。訂正、この星は惑星の定義から外された為、現在は矮惑星に分類されている。  この星には恒星の恩恵も届かず地表は凍りついている。太陽など只の点でしかない。この岩石のみの世界を殺風景と表現せずにいられようものか。    第三惑星と相対的に見ると公転周期が極端に長いこの矮惑星上から、軌道の反対側の事柄について対処するのは困難を極めた。だから外部からの侵入を容易く許してしまったこともある。  幾度となく侵入阻止失敗を報告したにも関わらず、統合思念体は私をここに留まるよう命じた。そこまでする理由が理解出来...
  • 長編・キョン2
    涼宮ハルヒのロックバンド キョンとキョン Happiness! 『思い出の結晶』 『キョンの悪夢』 志 ハルヒの好きな人 『lakeside love story』 真夏の日の夢 3人娘の本音 BR 未完? キョンの突撃 To非日常 from日常 初恋 in the middle of nowhere カントリーロード ガール・ミーツ・ガール 涼宮ハルヒの微笑 とりあえず無題(仮) 宇宙戦争 SOS団お掃除大作戦 全力疾走!ロミオ&ジュリエット ただ一人のための物語 ある日のイベント 緋色の媚薬 命の価値 キョンの日常 ) 幸せの定義 尾行大作戦? あるカップルの優劣 And everyone passed away リセット(微鬱描写有) 虫歯と歯医者 恋愛お試しお手伝い! 涼宮ハルヒの中秋 ハルヒになっちゃった 月で挙式を 三者面談 とびだせ大作戦はサイケデリック 親愛の情 デッサン ...
  • 題名付き・普通短編
    ひぐらしのなくハルヒ カセットテープ 興味 Stairwayto Haruhi SIRENOF Haruhi 長門猫化 日常あるいは平穏な日々:ハルヒ篇 仮入部 最後の手紙 長門さんとギター 二人で、校舎にて 携帯電話 コミケにて 長門有希の体温 ある雨の日のこと 遺書 気のせい・・・? 感情 1.35倍 俺・・・実はポニテ萌えなんだ(憂鬱後記) 俺・・・実はポニテ萌えなんだ 涼宮ハルヒのエロゲー 朝比奈みくるとポケモン 憎悪、拒絶、少女 長門有希の虐待 日常 大切な君達へ……… 長門さんと白雪姫 えいえんのせかい だーれだ? 『きっかけ』 忘れな草 『涼宮ハルヒのコミケ』 涼宮ハルヒのカラオケ 涙 オセロ三番勝負 焼いた芋 酒と桜と…… 海の家のラーメン キッドナップ・テレフォン のれん 遊○王 赤服親父捕獲戦線 プリン作戦 カッコイイキョン君 くじびき妙バランス 未だ来ない日の一頁 鬼...
  • 遠距離恋愛 第十六章 パーティ
    第十六章 パーティ   三日間に渡って実施された二次試験が終わり、これでこの一年間続いてきた受験戦争も終わった。後は結果を待つばかりだ。試験の感想?出来れば聞かないで欲しい。一応、回答欄は全部埋めたが、それが正しいかと言われると、正直なところ全く自信がない。それに、試験直前のドタバタに全然整理が付かないまま本番に望んだため、いつもよりかなり集中力が落ちてしまったというのはもはや言い訳にしか過ぎないので、やめておく。   最後の科目が終わり試験会場を出て大学正門に向かっていた俺は、朝から切っていた携帯の電源を入れた。   着信メール:一通 from:涼宮ハルヒ 件名:SOS団緊急招集 内容:本日17時からアタシの泊まっているホテルで打ち上げパーティをするから、必ず来なさい。場所は国木田が知っているわ。重大発表もあるから、欠席は不許可。絶対だからね。   ……なんだこりゃ。打ち上げパーティ...
  • 涼宮ハルヒの団結 第十一章
    「……無事に出発されたようですね」 「ええ。キョンくんとみゆきなら、無事に涼宮さんを連れて来てくれるはずです」   ――古泉一樹。朝比奈みくる、異時間同位体。 「そして……これからの古泉くんの行動ですが、あなたには長門さんの思念体を過去のキョンくんの元へと送り届けて欲しいの。その、古泉くんはこちらの意図を理解してくれていますよね?」 「概要は掴めているつもりです。僕の有するファクターと過去への時間遡行、そして長門さんの記憶を取り戻すという事柄から、僕の行動は必然的に導き出されていますから。つまり、僕の精神探訪の能力をもって時間を止められている彼の精神領域へと長門さんの思念体をダイブさせ、そして過去……去年の七夕から、長門さんには彼の目を通して世界を見てきてもらう。彼女が抱える自分自身の悩みを、まさしく第三者的客観を通して見つめ直してもらうためにね。もしかして、彼を長門さんの部屋に寝か...
  • 悲恋
    「なぁ長門。お前のことが好きだ。付き合ってくれ」 「ずっとお前のことを想っていた。俺の、その、恋人になってくれないか?」 「好きだ! 長門!」 「長門、好きなんだ」 『拝啓 長門有希様。 …俺の柄じゃないな。だが俺の気持を伝えたい。好きだ』 「付き合ってくれ長門!」 「好きです。付き合ってください。……改まって言うと照れくさいな。だが本心だぞ」 「お前の魔女の格好は新鮮だったぞ。気付いたんだ、お前の可愛さに」 「その三角帽は反則だ! かわいすぎるぞ長門! ああ、好きだ!」 ………………………… …………………… ……………… ………… …… 「くそったれと伝えろ。……お前は俺が守る。長門、俺はお前が好きだ。あの世界で確信した」 ……… 「本当にいいんですね? 後悔しませんか?」 「いい。このままではまた世界を改変してしまう。  何度も彼はわたしへの告白をし、その...
  • 涼宮ハルヒの回想
     もしハルヒが日記帳、もしくはブログなんかを日々つけていたとしたらどんな文章を書いているのか、まぁ確かめる術はどれだけ権謀術数を極めてもゲーデル命題の如く不確定の問題として終わりを告げてしまうのだろうが、まぁここは読者の特権、言論の自由がブラウン運動並みに行き交うこのブログ空間に、徒然なるままに載せてみようかとか考えた末の、結実した成果がこれである。  キョンなら何と言うだろうか?全く悪趣味なことを考えやがる、とこれを唾棄するのかもしれないが、本当にあるなら見てみたい気がする、と彼の中で悪魔の囁きが首をもたげかけたあたりで、古泉にその心情を見抜かれ、「あなたが見せて欲しいと言えば、見せてくれるんじゃないですか?あなたがたは理想形といっても良いくらいの信頼感で、結ばれているのですから」などと保険会社の営業担当者並みの笑顔を浮かべながら訳知り口調で口走り、タダほど怖いものは無いということの...
  • 間違いだらけの文化祭 Scene2
     受験の年に厄介な事を押し付けられちまったな。  ただでさえ英単語や年表で圧迫されている記憶容量に無理矢理詰め込んでるから、フライパンにかけたポップコーンのように頭が破裂しそうだ。  塾のない日は、放課後遅くまで演劇練習で居残りだ。  帰る時間が遅くなる理由を聞いたお袋は色々文句を言っていたが、ロミオとジュリエットの主役を俺と佐々木がやると白状したら(させられた)態度が一転した。 「それなら仕方ないわね、がんばりなさい」で片付いたのだ。  なんだろうね、この変わり身の早さは。  一応ありがたく思っておくか。しつこく説教されるよりはいい。  だが妹と一緒にニヤニヤして俺を見るのは止めろ。  学校でもクラスのやつらがニヤニヤするんで不快指数は鰻上りだ。    そして俺は気づいていなかった。  このとんでもなく疲れる事態に、まだ追加される要素があることを。     「おはようジュリエット」とから...
  • カンケリ
    「なあ、ハルヒ?」 ふと思い出したように男はパソコンに向かう女に話しかける。 「なによ?あたし忙しいのよ?」 ハルヒ、と呼ばれた女はマウスを動かす手を止め、男の目を見る。 「いやな、ふと思いついたんだけどさあ、」 冬の日の放課後の部室のこと。珍しく今はキョンとハルヒ、二人しかいない。 「…お前、『カンケリ』って知ってるよな?」 「はあ?突然なによ?知らないわけないじゃないそんなの!あたしをからかってるんなら後にしてよね!」 ハルヒはつっけんどんに答えつつも、幼年時代にした『カンケリ』なる遊びの記憶をたどっていた。 鬼の支配する限られた時間制限の中、見付かり難い場所、しかしゲームをリセットするための必要な距離にある場所を探し、息を潜める。 スタートのタイミング、鬼と自分との距離、そして目的地への距離。全て計算し、一点だけを見つめて、走る。 そして、勝ち取るのは青空に響くスチールの軽...
  • 機械知性体シリーズ メニュー
    □機械知性体シリーズ   □『機械知性体たちの輪舞曲』      長門有希個別キャラスレッドまとめサイトさんにて掲載。    内容としては長門有希を中心として、朝倉涼子と喜緑江美理たちインターフェイスたちが、原作時系列順にその舞台裏を描写していく長編となっています。    長門有希による一人称。      長門誕生の三年前から、最終的には「消失」を独自解釈で記したもの。    「朝倉青鬼説」を元に、主に長門と朝倉の関係性に比重を置いています。    一部オリジナルキャラクターが登場するのでご注意ください。      綺麗にまとめていただいたサイトさんへのリンクです。    http //detourist.net/post/lond_of_tfeis     □『機械知性体たちの協奏曲』      上記の『輪舞曲』の外伝扱いのもの。    朝倉視点による長門と朝倉が幸せに暮らしていた三年...
  • 規定事項の子守唄 第六話
     涼宮さんのつぎは、古泉くんの番でした。  もっとも、大泣きしたためのメイク直しなどもあったので、すぐにというわけにはいきませんでした。  やっと準備がととのい、涼宮さんがでていったのは、予定よりも大幅に時間が超過してからでした。彼女とほとんど入れちがいという感じで、古泉くんが部室にはいってきました。 「やあ、なにやらお取りこみだったようですね、朝比奈さん」 「す、すみません、お待たせしちゃって」  タイミングの早さから考えて、古泉くんは、部室のすぐそばで待機していたのでしょう。それも、予定の時刻からずっとにちがいありません。わたしは、申し訳ない気持ちでいっぱいになりました。 「えっと……。まずは、これをどうぞ。卒業記念の贈り物です」  とりあえず、例のぬいぐるみをわたすことにしました。男子がふたりいて、両方ともブレザーでは芸がないので、古泉くんのは体操着姿のものでした。 「おや、これ...
  • 儚い想い出
     忙しくも楽しかったSOS団の活動兼学校も卒業し、俺達の生活スペースは大学へと移った。  大学でもSOS団は継続、されるわけもなく俺は地元の国立へ、古泉と朝比奈さんは同じ大学へ行ったらしい  確か九州だっけな?  長門はその万能ぶりに教師達からは某超難関国立大学への進学を熱心に奨められていたらしいが、結局高卒で就職した。  で、我らが団長はというと  「一人暮らしがしたいの!」  と三年の春ごろにあの100wの笑顔で宣言し、卒業後は県外の中の上レベルの所へ進学した。  ハルヒ曰く  「そんなに勉強に熱心になる気はさらさらないわよ。あたしは一人暮らしってのを楽しみたいだけなんだから!」  だそうだ。  全く、あいつならもっと上を目指せただろうに。向上心を持たない奴は大成せんぞ  とそんな軽口は叩かない。  何故なら俺が国立なんか大層な所に行けるようになったのはあいつのおかげなんだからな  「...
  • 赤ク染マル
    「ねえ、キョン」  ……決めました。 「何だよ」  決めました。 「今度の休みだけどさあ――」  僕は今日、涼宮さんを殺します。僕の手で。  もう、僕は耐えられない。  あの彼女の良く通る声が、花火のような笑顔が僕以外の誰かに向けられることに。  ……ええ。彼女の心は僕に向いていない、当然そんな事は百も承知です。  僕に向いていない、どころではないことも十分過ぎる程わかっています。  分かっているのに、なぜ?  ……自問自答してもそれはわからない。分かったら苦労はしません。  ただ僕が分かるのは、この恋が報われないものであることと、それが歪んでいること。  それなら、歪んでいるなら、どうだと言うのですか?  正常であろうとなかろうと彼女への気持に偽りはない。  たとえば人殺しは時に制裁の名の下に正当化される、  ならば善悪に絶対的な基準など存在はしない。そんな曖昧な世界であるから信を置くべ...
  • ホワイトカレーと長門とカレー
    「ホワイトカレーよ!カレーなのに白いのよ!不思議だわ! SOS団として、この不思議を見逃すわけにはいきません。 今日はみんなでホワイトカレーを食べましょう!」 今日も無駄にテンションが高い我らがSOS団団長が高らかに言い放った。 要するにお前が食ってみたいだけだろうが。 CMを見た妹が騒いだ我が家では発売から早々に食卓に並んだが、味は結局ただのカレーだぞ。 「はあ……ホワイトカレー、ですかあ……?」 朝比奈さんはしきりに首を傾げている。この愛らしいお方はCMを見たことがないのかもしれない。 「いいですね」 こんなとき決まってハルヒに賛同するのはイエスマン古泉だ。もちろんニヤケ面スマイルつきで。 「ちょうど僕の知り合いがハ○スに勤めていまして、つい最近家に結構な量のルーが送られてきたんです」 お前の話はどこまで本当なのかわからんから俺はもう一々考えたりしないからな。 「じゃあ決まりね。あたし...
  • 朝比奈みくるの挑戦 その2
      さっと報告書に目を通した後、まずお茶を一口含んでからわたしは質問に答えた。 「最初の週は予想の範囲内です。ただ、涼宮さんと古泉くんサイドはちょっとずれすぎているかもしれません」 「機関より最初に提示された計画と、実際の計画の差異は内部にスパイが居たためと考えられる」 「情報統合思念体は、それを誤差の範囲と判断しこのまま計画を続行する」 「わかりました。わたし達もそれでかまいません」  報告書は計画の最初の週の観察結果。    公舎に戻ってから、報告書を詳しく読むことにしました。  まるで三流作家の恋愛小説に登場する主人公二人の交際を見ていると、口元が緩んできます。  当時のわたしの立場であれば、キョンくんと交際するということは禁則事項でした。しかも涼宮さんとキョンくんの絆は、彼女にとっては羨ましくもあり理想でもあります。  わたし自身がヒロインになれる話、うまくその役割を演じて王子様...
  • 普通の短編置場
    ここには普通の日常系とかのSSを置いてください。   1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25   26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50   51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 61 62 63 64 65 66 67 68 69 70 71 72 73 74 75   【題名付き・短編保管庫】 1 2   小説 Please tell a final lie こわれてしまった少女のはなし 五月の風、ふぁいなる 艦長ハルヒ保守 寝ぐせ byキョン 長門有希のカラオケ 谷口と国木田の恋 長門有希の密度 ある日の活動 スタンド・バイ・ミー うちゅうせんそう ...
  • 長門有希の報告Report.12
    Report.12 長門有希の憂鬱 その1 ~長門有希の消失~ 「うりゃあぁぁぁ! 今日もみくるちゃんは可愛いなっ! 胸もまたおっきくなったん違(ちゃ)う!?」 【うりゃあぁぁぁ! 今日もみくるちゃんは可愛いなっ! 胸もまたおっきくなったんじゃない!?】 「わひいぃぃ!?」  涼宮ハルヒが朝比奈みくるの胸を揉む。みくるはいつもなら嫌がるが、今日は余り嫌がっていない。 「はふぅ……涼宮さん、ほんまに胸揉むん好きですね……しかも妙に上手いし……」 【はふぅ……涼宮さん、ほんとに胸揉むの好きですね……しかも妙に上手いし……】  頬を上気させて、荒い息をしながらみくるは言った。 「いや~、みくるちゃんの胸はほんまに揉み応えがあって癖になるわ。」 【いや~、みくるちゃんの胸はほんとに揉み応えがあって癖になるわ。】  ようやくみくるを解放したハルヒは、一仕事終えたかのような表情で言った。 「うふ。じ...
  • もう一つの12月18日
     再修正プログラム起動。  パーソナルネーム長門有希は、正常化を完了。  現在日時、12月18日04時09分。    私は、ゆっくりと瞬きをした後、さらにゆっくりと立ち上がった。  私の目の前には、彼と朝比奈みくる(大)がいた。  彼の手には、短針銃が握られている。過去の私が手渡したものだ。  それで、おおよその現状は理解できた。  眼鏡を外す。    彼が何かを言おうとして口を開いた瞬間、彼は崩れ落ちるようにその場に倒れた。  その背後にいつの間にか「私」がいた。  「私」の後方に目を向けると、朝比奈みくる(小)が体を横たえていた。おそらく、「私」が眠らせたのだろう。    朝比奈みくる(大)と「私」が、話し始める。 「長門さん……来られたのですね。正直にいうと、長門さんがここに来るかどうかは半信半疑だったのですが……」 「あなたこそ、私の行動を阻止することは容易だったはず」 「そうです...
  • 規定事項の子守唄 第四話
    「しっかし、あいつがあんなことをいいだすとはね」  すこしむずがゆそうな表情で、涼宮さんがいいました。  いつもの、文芸部室でした。涼宮さんは団長席にこしかけて、頬杖をついているところでした。 「なんていうか……。あたし、ちょっとあいつを見誤ってたかも。陰険で、うざったいやつだとばかり思ってたんだけどな」 「ま、だれしも隠している気持ちのひとつやふたつはあるってことだろ。漫画やゲームじゃあるまいし、属性やらなにやらで単純に割りきれるもんじゃないのさ」  キョンくんが、苦笑めいた表情をうかべつつ、合いの手をいれています。古泉くんはそんなふたりを目をほそめて見守り、長門さんは我かんせずとばかり本を読んでいました。  ちなみに、涼宮さんがいっている『あいつ』とは、元生徒会長の彼のことです。  さきほどのサプライズ・ライブがおわったあと、卒業式は平常のプログラムにもどりました。つまり、彼による卒...
  • 朝比奈みくるの未来・第7章
    第7章・結論の前に    朝比奈さんが喫茶店にユラユラと入っていくのを見届けてから、俺はその場を離れロビーから外に出た。  朝比奈さんを一人にするのは非常に心苦しいが、彼女を目の前にしては考えがまとまりそうにもない、どうしても一人の時間が欲しかった。本当に申し訳ないのだが…。 近くの目についた漫画喫茶に入ると個室を確保して、コーラを注文して籠もる。そろそろ夕食の時間だが腹は減ってない。それ以上にショッキングなことでお腹一杯だ。 よく冷えたコーラを少し口に含むと、シュワシュワとした強い炭酸の刺激が頭の中をクリアにしてくれる。    俺が本当に好きなのは誰だろうか。朝比奈さんの顔、ハルヒの顔、長門の顔、次々と浮かぶ。 無論、朝比奈さんの告白は両手を挙げて喜ぶべきことであり、一般的に一般的で一般的な性格と生活をおくっていたならば返事に困ることもない。即答していることだろう。 ハルヒ...
  • 手紙ネタ
    喜緑さんへ はじめまして、僕は谷口といいます キョンの友達です 僕はあなたが好きです どんなことがあっても好きです あなたの体中愛しています 体の中も愛しています 何度も犯したいと思いました あなたが好きです 結婚を前提に結婚してください       古泉さんへ はじめまして、僕は国木田といいます キョンの友達です 僕はあなたが好きです どんなことがあっても好きです あなたの体中愛していますあなたのテドドンも愛しています 何度も犯されたいと思いました あなたが好きです アナル開いて待ってます       PS.マッガーレ           朝日奈さんへ はじめまして、僕は谷口の弟です キョンの友達の弟です 僕はあなたが好きです どんなことがあっても好きです あなたの体中愛しています あなたのオパーイも愛しています 何度も犯したいと思いました あなたが好きです ローション持って...
  • 一夏の恋2
    懐かしむにもこそばゆい記憶が一つ、ある。 三年前、突如芽生えた力に慄き、戦いに明け暮れねばならぬ生涯を嘆き、周囲に対して心を閉ざした中学一年の春。機関に迎え入れられてからもそれは変わらず、無愛想とよく称された、拗ねた物分りの悪い子供であった僕。寄せられる微笑さえ、甘言を弄して手酷く裏切られる前兆のように思い、孤独に身を固くしてさえいれば己だけは護れると――そんな、保身じみた考え方で、自己を哀れんでいた。そんな僕の顔を覗き込んで、彼女、出遭った頃から上司であった森園生は笑った。 「つまらない顔ね」 彼女の笑みは今思い起こしてみても夢ではないかと疑うくらい、慈愛に満ちたものだった。母親のように、薄い唇から紡がれる声は優しかった。 「確かに貴方は可哀相ね。運命を呪うなら好きなだけ呪いなさい。それでも貴方は選ばれ、神人を狩る力を与えられた、その事実はどう足掻こうと変移し得るものではないわ」  ...
  • 絶対に…
    「ハルヒ信じてくれ!!」   「嫌よ!!信じれる訳ないじゃない!」   え、何やってるかって? わかった、順を追って説明する。         俺は1ヶ月前ハルヒのことを好きだと気付いた。 きっかけは些細なものだ。 俺が学校を風邪で休んだとき、ハルヒがお見舞いにきた。 そのときにあいつは、「キョンがいないとつまんないんだからね。」と言って、微笑んだ。 その微笑みは俺がハルヒのことを好きだと気付かせるのに充分な威力を持っていた。   その日以来、そのことを妙に意識してしまい、まともにハルヒの顔を見ることができなかった。 そしてある日の放課後のこと、俺とハルヒ以外の奴は用事があるらしく来ていなかった。 俺はハルヒと2人きりになったのでソワソワしていた。 すると、ハルヒがいきなり口を開いた。   「あんた何か隠してるでしょ。」   大正解。隠してることはな、お前のことが好きなんだよ。   なんて...
  • 涼宮ハルヒのダメ、ゼッタイ 六章
    六章 無音…暗闇。まあ、真っ暗なのは俺が目をつぶっているからに他ならないのだが。 かすかに手術中と書かれた扉の向こう側から聞こえて来る三つの電子音だけが、あいつらが生きている事を俺に教えてくれる。 他にも医者や看護士が駆け回る音やカチャッという金属と金属がぶつかりあったような音が聞こえているようだが、 今や俺の聴覚は三つの電子音を拾うのが精一杯のようだ。病院の待ち合い席に俺はいる。 両の手を祈るように組み合わせ、それは俯いた額を支えていた。 相手はトラックらしい。正面衝突は避けられたようだが、そのせいで相手は依然、逃亡中だ。 「ね、ねぇ…キョン…」 おや、ハルヒの声がする。ハルヒが近くにいるようだ。そういえばこいつは俺と一緒に電話に立ち会ったんだっけ。 「今は…そっとしておくべきかと…」 忌々しいことに古泉もいるようだ。この分だと朝比奈さんと長門もいるのかもな。 はは、全然気付かな...
  • 眠気と休日~キョンと鶴屋さん編~
    久しぶりの探索のない土曜日。俺は妹とミヨキチを連れて河原に来ている。 なんでも、理科の実験の為の石がどうとか、自然の粘土がどうとか言っていた。 んで「危ないからキョンくんもついて来て~!」だそうだ。 まぁ、確かにヒマ人だが。 そして、河原で何があったかというと…何もねぇ。 俺は、川に足をつけながら何やら石だの泥だのを取っている妹とミヨキチを見ながら、斜面に寝転がっていた。 今日は、見事に眠気を誘うポカポカ陽気。 俺はその陽気に身を委ね、そのまま目をつぶった。   しばらくたつと、不意に目が覚める。俺の側に立つ、二人の人間、逆光でよく見えねぇ。 「おやまっ!やっぱりキョンくんだねっ!!」 この声……鶴屋さん? 「近くから見ると、よく分かりますねぇ……遠くからだと、別人みたいです。」 こっちは朝比奈さんか? 雲で太陽が隠れて、二人の姿が見えた。 ロングスカートの似合う笑顔の眩しい女性と、中くら...
  • 間違いだらけの文化祭 NGシーン
     ……やばい、セリフをド忘れしちまった……。  たしかロミオに独り言で求愛する悪夢のような内容だ。  舞台は静まり返っている。早く言わなければ!  ここでジュリエットの独り言がないと物語が進まないんだ。  くそ、気持ちだけが空回りして出てこない。  俺がセリフを言い終わるのを待っている佐々木の顔が思い浮かんだ。  想像の中でもあいつは偽悪的に笑っている。  これが俺の好きな相手だっていうんだから笑っちまうね。  演劇練習で一緒にいる時間が増えて自覚してしまった。俺はこいつが好きなんだって。  あいつを今待たせてしまっている。早く、早く言わなければ……。     「佐々木、好きだ! 俺と付き合ってくれ!」    静かなステージに俺の声が響き渡った。  ………………俺、今なんて言った?    取り返しのつかないことを叫んでしまった気がする。  セリフを思い出そうとしていた時以上に頭が働かない。...
  • クラスメイト 序章
    プロローグ 俺はSOS団に入って、 まあハルヒはもちろんの事宇宙人未来人超能力者に振り回された事はある訳だが、 何でもないクラスメイトに振り回された覚えはないね。 朝倉・・・あいつの正体は長門と同じ宇宙人製アンドロイドだったし、 喜緑さん・・・あの人もやっぱり同じだ。あっ、そもそも上級生だったか。 鶴屋さんも大きな力を持ってるらしいが、振り回されてるというよりも見守ってくれている立場だ。 コンピ妍の面々や谷口国木田だって当然そうだ。むしろこちらから迷惑を掛けてると言った方が正しかろう。 唯一の例外は生徒会会長だが、あのお偉そうなお方にも古泉の息が掛かっていたので、 純粋な意味で振り回された訳じゃないだろう。大体俺は当人の本心も知ってるしな。 まさかこれで今更谷口辺りがハルヒの世界改変に絡んだりしたら、 俺はいよいよ持って自分の首にロープを巻き付けるに違いない。 少なくともあいつが宇宙人未来...
  • 長門有希の憂鬱II プロローグ
    プロローグ  グラウンドに到着したとき、すでに火は消えつつあった。辺りに立ち込める、灯油と火薬の燃えた臭いが鼻を突いた。俺が描いた地上絵の形に、赤い光がゆらゆらとゆらめいていた。ときおり吹き抜ける冷たい風に、火は立ち消えようとしていた。暗くてよく分からなかったが、野球のバックネットのそばに人影らしきものが見えた。どうやらまだ帰ってないようだ。 「谷川さん!谷川さん!俺です」俺は大声で叫んだ。 その人影はこちらを振り向き、驚いて目を見張った。 「谷川さん!また戻ってきました」 「そんなバカな」 谷川氏は口をあんぐりと開け、俺の顔を確認すると後ろにぶっ倒れた。    階段のほうから四人が歩いてくるのが見えた。俺はこっちだと手を振って示した。 「それ、誰?」ハルヒが尋ねた。 「この人は谷川さんと言ってな、俺たちがいつもお世話になってる人だ」 白目むいて気絶してるけど。 「ふーん。……なかなか...
  • 一足遅いクリスマス
     とあるビルの一室。  「機関」総帥は、速報版の報告書を読んでいた。  内容は、ここ数日の間に行なわれた朝比奈みくるの組織による時間工作活動に関するものだった。  12月24日から26日にかけて行なわれたその工作はかなり派手なもので、「機関」の内外が豪快にかき回された。  朝比奈みくるは、自ら工作活動をこなしつつ、囮役も果たし、さらに部下たちの指揮統制もとるという超人的な活躍ぶりを今回も示してくれた。  「機関」の対応は後手に回っている。主導権を相手に握られている以上、それはやむをえないのだが、全く気に入らない。  後で関係部署の責任者を呼びつけて、今後の対応策について検討しなければならないだろう。  呼びつけられる方は災難だ。この総帥に睨まれれば、誰もが震え上がる。  例外は、この部屋のテーブルに碁盤を広げ詰め碁に興じている彼女の夫ぐらいであった。   「で、今回の工作活動の意図・目的に...
  • 叶わぬ恋と知りながら
    「いま、お茶淹れますねっ!」 俺が部室に入ると、聞こえてくる声。SOS団唯一の2年生で、俺が淡い恋心を抱く先輩、朝比奈みくるさんの声だ。 学校で一番かわいいと言っても良い。男にも、女にも愛されるかわいらしい顔と性格の持ち主である。 そんな人間がメイド服でお茶を淹れてくれる、見とれてしまっても仕方ないだろう? 「ど、どうしたんですか?わたしの顔、な、何かついてます?」 顔をペタペタとする動作もかわいらしい。 「大丈夫ですよ。ちょっと、俺がボーッとしてただけです」 俺はそう言うと、朝比奈さんが淹れてくれたお茶に口をつけた。…いつも通り、とても美味い。 そういえば、今週の土曜。つまり明日の探索はいろいろあって中止である。 俺はそれを思い出すと、ハルヒに見えない位置で紙とペンを取り出し、スラスラとペンを走らせた。 《部活終わったら、少し話しましょう?着替えたら残っててください》 お茶のおかわりを頼...
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