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樹形図の設計者(ツリーダイアグラム) - (2010/10/28 (木) 19:26:19) の編集履歴(バックアップ)


【種別】
コンピュータ

【初出】
一巻

【解説】
いわゆるラプラスの魔。
ものすごい高性能な並列コンピューターで、
正しいデータさえ入力してやれば、完全な未来予測(シミュレーション)が可能。
そのため学園都市では天気予測は「予報」ではなく「予言」、
確率ではない完全な確定事項として扱われる。

表向きは完全な天気予報を行うために作られた代物だが、主目的は研究の予測演算。
なので天気予報は一ヶ月分をまとめて出力し、残りの時間で予測演算を行っている模様。
そのため、実験をしない研究者もいるとか。
どうやら使用権限は上層部が握っており、
特に暗部に踏み込みそうな事柄に関しては好き勝手に使えないようである。
(実例としては、木山春生が使用申請を23回も申し出ているが、全て却下されている。)
その性能故さまざまな組織に狙われており、安全確保のため人工衛星『おりひめ1号』に入れられていた。

七月二十八日、インデックス竜王の殺息がおりひめ1号を直撃し大破。
残骸が衛星軌道上を漂うのみとなる。
当然ながら、時間単位で予測できていた天気予報は文字通りの「予報」に戻ってしまった。
超電磁砲第三十二話時点で天気予報がまだ正確なのは、
 出力した予測分がまだ残っていたため)

後に中枢部は“残骸”として回収され、新たな騒動の火種になる。