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窒素装甲(オフェンスアーマー) - (2011/07/27 (水) 17:22:16) のソース

【種別】 
[[超能力>超能力(ちょうのうりょく)]]

【元ネタ】
Offense armor＝「攻性装甲」

【初出】 
十五巻 

【解説】 
『[[暗闇の五月計画>暗闇の五月計画(くらやみのごがつけいかく)]]』によって生み出された、
[[絹旗最愛>絹旗最愛(きぬはたさいあい)]]が所有するレベル4の能力。
空気中の『窒素』を自在に操ることが出来る。
効果範囲は「数センチ程度」と非常に狭いものの、
圧縮した窒素の塊を掌に集めて制御することで、自動車を軽々と持ち上げ、投げ飛ばすほどの威力を発揮する。

最大の特徴として、[[一方通行>一方通行(アクセラレータ)]]の演算パターンを参考に最適化された『自動防御能力』がある。
これは一方通行の持つ『反射』を擬似的に再現したもので、
攻撃を受けた際に本人の意思に関係なく『窒素の壁』が自動展開される。
自動防御の名に偽りはなく、あらゆる方向からの攻撃に対応できる上、
絹旗本人が全く気付いていない不意打ちの銃撃ですらも防ぐ、
まさに『装甲』と呼ぶに相応しい非常に優秀な防御能力。
しかし、『反射』と異なり「衝撃を殺す・あるいは受け流す」機能は無いために、
銃撃等の大きな衝撃を受けた際には、直接的なダメージは受けずとも吹き飛ばされてしまう事も。
また当然ながら防げる限界もあり、
作中では[[ステファニー＝ゴージャスパレス]]の[[軽機関散弾銃]]によって貫かれそうになった。
ちなみに軽機関散弾銃の威力だと『五メートル以内の距離から七連発以上を受ける』と非常にマズイらしい。

攻撃・防御共に非常に優秀な能力だが、
『窒素を自在に操る能力』＝『窒素を操ることしか出来ない能力』であるため、
空気中に窒素が存在しなければ、一切の能力が発揮出来ないの事が弱点。
本人もその弱点は理解しており、万一のためにヘアスプレーサイズの缶に入った液体窒素を持ち歩いている。

「一方通行の防護性」を植え付けたことで発現したテストモデルであり、
同じ方式で「一方通行の攻撃性」を植え付けられた『[[窒素爆槍>窒素爆槍(ボンバーランス)]]』とは対照的な存在。
思考パターンの一部を植えつけられた関係上、
能力使用時は一方通行の思考や言動に本来の人格も引き摺られてしまう。
そのため一度キレると[[麦野>麦野沈利(むぎのしずり)]]以上に危険な事になる恐れがある。

[[垣根帝督>垣根帝督(かきねていとく)]]は元は大気操作系能力であったと推測しているため、
計画以前の射程はもうちょっと長かったのかもしれない。
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