【ジェットアローンで使徒を殲滅せよ】まとめ@ ウィキ内検索 / 「第拾九話」で検索した結果
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第拾九話
496 :199-200 ◆/Pif9px8OM :2006/06/20(火) 01 17 54 ID ??? 「・・・それは一体どういうことでしょうか?」 「つまり、おとり役のエヴァの危険性を限りなく低くし、さらに確実に狙撃する方法を考え付いた、ということです」 一瞬沈黙するミサト。だが。 「残念ながら、すでにヤシマ作戦は先の立案どおり計画が進んでいます。よって、現段階で作戦内容の変更は認めません」 思わず口から出たのは拒絶、否定の言葉。軍人としての的確な判断――そのつもりだった。 一体どんな方法かは分からないが、今の段階で計画の変更をすれば確実に間に合わない。 使徒が本部に到達したら、それこそ迎撃は難しくなる。 そんなミサトを見つめながら、しばしの沈黙ののちに口を開く時田。 「・・・目標の加粒子砲を簡単によける方法を思いついた、... -
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...七話|-第拾八話|-第拾九話|-第弐拾話|-第弐拾壱話|ヤシマ作戦|-第弐拾弐話|} EPISODE 07 treemenu2(title=第弐拾参話~第弐拾四話,none,treeline=0){-第弐拾参話|-第弐拾四話|-第弐拾五話|-第弐拾六話|-第弐拾七話|-第弐拾八話|} EPISODE 08 第弐拾九話 我らのJA(設定など) -
第拾八話
...かった。 第拾九話 -
第弐拾九話
871 :199-200 ◆/Pif9px8OM :2006/10/16(月) 00 31 57 ID ??? 年中、初夏と晩夏をいったり来たりしているような第3新東京市であるが、今日は思いのほか湿気が少なく過ごしやすい日である。 だが、いつものごとく、熱い男の集まり・日重工の温度は第3新東京市より+2度… そして、今日はさらに+1度であった。 すでにクーラーの設定温度は23度にまで下げているのだが、それでも、この人だかりのせいで蒸し暑い。 本来、この視聴覚室は、会議室などがつかえない場合に使うことを想定されているもので、 せいぜい50名ほどの収容力しかない。 しかし、昼食の休憩時間ということもあってか、今文字通り、第二研究所中の職員が視聴覚室へと押しかけていた。 あまりの人の多さに、急遽、会議室なども開放し、そこでも同じ映像を流しているのだが、... -
第拾弐話
328 :199-200 ◆/Pif9px8OM :2006/06/03(土) 00 45 59 ID ??? ―― 一方で・・・ 雨の降りしきる第3新東京市、その郊外の日重工第ニ研究所。 かつてはJAのためのケージビルだけだったここは、この数週間で大きく様変わりしていた。 二度にわたる使徒襲来、そしてその撃破。 第三使徒殲滅によってその必要性を認められたJAは、第三使徒戦後、 日本政府から予算がおり、より大規模な施設へ改築された。 そして、・・・。 - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - 時は先週にさかのぼる。 第二研究所内、第一会議室。 各部署の管理職を務める人間が、時田の来室を待ちかねていた。 バタンっ ドアが開き、時田が入っ... -
第九話
216 :199-200 ◆/Pif9px8OM :2006/05/19(金) 19 01 35 ID ??? 「すまない、敷島!君達の足止めのおかげで・・・」 「そんな社交辞令なんか言ってる場合じゃねーぞ。戦自もそろそろ撤退する。 時間がないぞっ!」 「あぁ、分かってる」 時田の耳には、SOUND ONLYと表示された画面の向こう側でも、ここと同じく 大声が飛び交っているのが聞こえた。 「だが、俺たちは技術屋だ・・・何か、いい案はないか?」 「言うと思ったぜ。いいか、よく聞けよっ!」 ヤツの武器はあの変てこな触手だけだ!前のヤツみたいにビームは持ってねぇっ!」 彼の作戦とはこうだった。 JAは、使徒に対して当然近接戦闘を挑む必要になるが、それにはあの鞭をさける必要がある。 先の戦自の攻撃で使徒の鞭は、後方からの攻撃に対し... -
第拾壱話
316 :199-200 ◆/Pif9px8OM :2006/05/31(水) 00 52 14 ID ??? E P I S O D E 4 「 雨 、 し ば し の 静 寂 」 ――ブゥウウン 「NERV技術者の民間企業への派遣・・・これはNERV司令の権限を逸脱している」 「碇・・・一体どういうことか説明してもらおうか」 人類補完委員会――現在の国連の最高幹部会であり、NERVの直属の上位組織である。 「詳細は報告書のとおりです。使徒殲滅を優先しました」 暗い防諜室内では、碇ゲンドウの表情は伺えない。そばに立つ冬月も同じだ。 「・・・言い訳にはもっと説得力を持たせたまえ」 「左様、本来エヴァが殲滅すべき使徒を、民間の兵器が迎撃することとは、我々のシナリオにはない」 「何のために我々が多額の費用をかけたと思... -
第拾六話
435 :199-200 ◆/Pif9px8OM :2006/06/13(火) 02 10 39 ID ??? 「一体どういうつもりなんですか、葛城さん」 「そうね、いつも目の敵にしてるあのロボをかばうなんて、貴方らしくないわよ」 「違うわ、かばったわけじゃないわよ」 ここはNERV本部作戦課 第二分析室である。 「あのままエヴァ二体でまともに戦っても、私達が勝てる見込みは薄かったわ」 「どういうことですか?」 「敵のビーム、あの農協ロボを吹っ飛ばしたわ。普通に考えて、あれは零号機、初号機のATフィールドを 貫くのには十分のエネルギー量よ。それに、初号機はともかくとして、シンクロ率の低い零号機じゃ、 あの攻撃にはまともな回避行動もとれないわよ」 「たしかに・・・」 「・・・そこまでミサトが考えていたなんて驚きだわ。ミサトの言う通りよ。こ... -
第拾話
251 :199-200 ◆/Pif9px8OM :2006/05/26(金) 00 47 10 ID ??? 使徒は背後から近づくJAに気づいていなかったのか、あるいは単に無視していたのか。 JAの手が、なんの困難も使徒の尾を抱えるようにしてつかむ。 「位相空間は観測されません。ATフィールドは展開されていない模様!」 「よし、そのまま振り回して山にぶつけてやるんだ!」 使徒が保有する絶対防壁、ATフィールド。それさえなければ勝機はある。 そのうえ今回の使徒は、前回の第三使徒より明らかに反応が鈍い。 ――グゥウウウン・・・・・・ドカーン! JAはそのまま使徒を右手の山肌に向かって吹き飛ばす。 やはり、まだあの赤い壁はあらわれない。 「(なぜATフィールドを展開しない・・・?体力でも温存しているのか・・・?)」 ... -
第拾四話
376 :199-200 ◆/Pif9px8OM :2006/06/08(木) 01 07 58 ID ??? 「そうですね、あと二時間すれば修復作業も終わります」 日本重化学共同体第一研究所。 水没してしまったかつての東京都直上を埋め立てて作られた広大なコンクリートばりの土地。 再開発が断念され、いまや”放置区域”の名をかせられたそこは、過去の栄光の面影などない。 埋め立てが決定した直後から、日重工の本拠地として使われ始め、今や35区ある放置区域のうち 30区画が日重工の土地であり、各種実験場や研究施設が立ち並んでいる。 「残っている作業は?」 「OS側の微調整だけです」 「分かった。これなら今日中に第二まで運べるな」 「主任、こっちにも中継で映像まわしてくださいよ?JAに武器を持たせる瞬間を」 「心配するな。なんならハイビジョンで送... -
第拾五話
396 :199-200 ◆/Pif9px8OM :2006/06/08(木) 20 59 07 ID ??? 突然のことに、日重工はちょっとしたパニックに襲われていた。 ほとんど、いや全職員がJA武装披露の様子をモニターで見ており、自分の配置を離れていたからである。 「いったいどういうことだっ?」 「はいっ、たった今、国連軍より連絡、太平洋沖で、第3新東京市に向かう未確認飛行物体の接近を感知したとのことです!」 「みんな、自分の配置に戻れ!」 鳴り響く警報の下、先ほどの恍惚感は一瞬で吹っ飛び、あわただしくJA出動準備に入る日重工の面々。 「装備はどうしますかっ?」 「何言ってる!当然、このまま出動させるぞ!何のための武装なんだ!」 「分かってますよ、主任!確認しただけです!」 多くの指示の放送が飛ぶ中、時田と加藤は急いで中央管... -
第拾参話
351 :199-200 ◆/Pif9px8OM :2006/06/05(月) 00 19 28 ID ??? 「シンジくん、それじゃいつものとおり始めるわよ。 インダクションモード、スタート」 モニタに映る影に狙いを定めて、スイッチを押す。 「・・・目標をセンターに入れてスイッチ・・・」 初号機のスクリーンに映っているのは第三、第四使徒を解析して そのデータをもとにシミュレートされた仮想の敵だ。 ここ第二実験場で行われる初号機の実戦想定訓練プログラムは、 今回で27回目を迎えている。 『目標、沈黙・・・使徒殲滅です』 モニタに映る”作戦成功”の文字。 「シンちゃんやったじゃない!」 「え?」 「パーフェクトよ、 パ・ー・フ・ェ・ク・ト !」 モニタにはミサトの満面の笑みが映っている。 そ... -
第拾七話
454 :199-200 ◆/Pif9px8OM :2006/06/14(水) 22 34 39 ID ??? NERV内、廊下。 「JAのほうはどうだって?」 時田はリツコからの資料を見ながら、先ほどまで第二研究所に電話をしていた加藤にたずねた。 「あと3時間ほどもあれば修理は終わると言ってました」 「3時間だって?随分と早いんな」 「どうやら先の制御不能のトラブルの原因はは制御用コンピュータにあったようです。 吹っ飛ばされた衝撃でSSメモリーが全部飛んでしまったとかいう話で・・・」 「・・・そうか!それで各種モニタにも異常が現れたわけか」 「えぇ、JA自体は、胸部装甲板の融解だけですから、メモリ差し換えて、装甲板を換装すればまたすぐに実戦に出れるとのことです」 すでにNERVは、作戦の具体的検討に入っている。リツコとマヤは... -
第弐拾八話
802 :名無しが氏んでも代わりはいるもの :2006/10/08(日) 15 48 57 ID ??? 『一号機の識別信号を追跡するようにセットしました。行動制限はレベル3まで開いてます』 「分かった。一号機はそれほど速度を出していない。それで行けるだろう」 いくら高度な人工知能を持っているとはいえ、やはり遠隔制御のように融通が利くわけではない。 あくまで二号機は一号機を足止めさせるだけだ。暴走を止めるのは人の手で行うしかない。 「こちらも間もなく管制復旧する見通しだ。ひとまず本部のほうに戻ってくれ」 『分かりました。…ようやっと、なんとかなりそうですね』 「だといいが…」 ――ドッシーン!ドッシーン!… 二号機が足を踏み出すたびに、その振動が床から体に伝わってくる。 ロールアウトしてすぐの半自律制御には若干の不安もあったが、... -
日本重化学工業共同体
概要 正式名称 日本重化学工業共同体(Japan Heavy chemicals industry Complex) 略称 日重工、日重、JHC 代表 時田シロウ 日重工の成立 成立前 特務機関NERV(NERV成立以前は人類進化研究所、ゲヒルン)が国内に拠点を持ったことで、使徒迎撃を目的とした第3新東京市やジオフロントをはじめとした各施設建造のために、国連から多額の予算が国内につぎ込まれた。だが、その利潤のほとんどはNERVや大規模な多国籍企業が独占するばかりであり、日本国内の工業、特に建築、機械、重化学、電気といった分野は、その勢いを急激に落としつつあった。 成立動機 そこで、2009年、事態を重くみた日本政府は、NERVに対抗すべくあるプロジェクトを提唱。そのプロジェクトとは、内務省がNERVから手に入れた資料に記載されていた"使徒を唯一倒しうる兵器"... -
第八話
201 :199-200:2006/05/17(水) 11 59 27 ID ??? ――――時は少しばかりさかのぼる。 「敵使徒に上陸されましたっ・・・!」 モニターには、数時間ほど前に発見された使徒の姿が映っている。 昆虫のような、爬虫類のような、なんともいえないフォルムは、神の使いの名にふさわしいとも言える。 「引き続き、誘導爆撃を続けろ!」 発見直後から、国連軍と戦略自衛軍は使徒への攻撃を続けていたが、 予想通り、ATフィールドにはばまれ、髪の毛一本ほどの傷もつけられずにいた。 「どんな手段でもかまわん!目標の進行速度を抑えろ!時間を稼ぐんだ!」 ここにも一つの戦いが生まれていた。 202 :199-200:2006/05/17(水) 12 14 56 ID ??? 「日重工からの連絡はっ!」 ... - @wiki全体から「第拾九話」で調べる