邪気眼を持たぬものには分からぬ話 まとめ @ ウィキ

ラーニョ=フィーロ=ラニャテーナ

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jyakiganmatome

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名前:ラーニョ=フィーロ=ラニャテーナ(Ragno=Filo=Ragnatela)

種族:魔女
性別:女
年齢:
 「イザグラ! 何下半身を露出しているんだッ!? 彼女はまだ13なんだぞッ」
 「うっせェーぞッ! てめえーは黙ってろォオー――ッ」

一人称:あたし
二人称:(名前呼び)
三人称:あのひと
口調:基本的にビクついていて自信なさげ
口癖:しばしば物事を天気に例える

好きな食べ物:ミネストローネ(トマトベースの具沢山野菜スープ)、ブルーチーズ
苦手な食べ物:硬い食べ物

好きなもの:暗くて湿った狭い場所(←落ち着く)
嫌いなもの:明るくて広い場所、大きい生き物

容姿1:

 何よりも特異なのは、左右3本ずつ、6本ある腕。
 生まれつきの奇形であるが、全部問題なく健康に動いている。
 本人は便利だと思っているが、同時に倦厭される理由でもあるのでその内心は複雑。

 腕が邪魔なので、基本的に袖の無いワンピースやポンチョを着ている。
 好きな色は灰茶色。
 また、髪の毛がひどい癖毛なのを気にしている。むしろ腕よりも気になっている。

容姿2:126cm 58kg(腕の分平均より重たい)


魔女の印:背中の首筋寄りの辺りに刻印がある

装備:
 特注の裁縫針。
 合金製で丈夫であり、自身の魔術とあわせて用いる。
 縫い針とマチ針がそれぞれ13本で1セット。



使用技:
 基本的に面と向かった争いは嫌いだが、『糸』と『足音』を使った暗殺者染みた攻撃は得意。
 更に糸による状況把握等、バックアップに向いているようである。

職業:???

人間性:
 人間離れした不気味な外見とは裏腹に、非常に臆病者である。
 幼い頃の体験のせいか、何かに脅える癖が付いてしまっている節がある。

 しかし同時に好奇心と嫉妬心が強く、脅えながら恐る恐る怖いもの見たさで覗き込むタイプ。
 また、それ故に争いは嫌いなのだが、一度敵だと見なした相手に対しては容赦が無い。
 心変わりも激しく情緒不安定気味で、戦っている最中に新しい相手が現れるとそっちに突っ込んでしまう。

設定:

 彼女は、イタリアのとあるギャングのボスが、その愛人であった女性との間に作った不義の子として生まれた。
 生まれつき腕が6本ある奇形児だった彼女は、一家や街の住人たちからは不気味がられ、倦厭される。
 また母も、ボスの境遇からすぐに離れなければならず、外見のせいで友達も作れないまま、ラーニョは独り孤独な幼少期を過ごす。
 しかし父親だけは彼女を普通の子供としてとても可愛がり、彼女もまたその愛を一身に受けて育っていった。

 だがある日、幹部の一人の反逆によって父が暗殺される。構成員たちも次々と裏切り初め、事件を知り戻ってきた母も彼女を逃がして殺された。
 組織の支配下である上に元々彼女を嫌っていた街の住人たちも敵に回り、幼い彼女は独り逃亡の日々を送ることを余儀なくされる。

 狭い路地や、暗く湿った建物の隙間に身を潜めて眠る日々が続いたある日、彼女はついに追い詰められ死を覚悟した。
 しかし、そこに現れた絶望の魔女によって、彼女は命を救われることとなり、自身の魔女の才能について知る。

 魔女の魔術は、その者の持つ根源によって本質が決定する。
『糸』も『足音』も、臆病な彼女がただ“逃げるため”に身に着けた本能的な能力であった。
 ついに街から逃げ出した彼女は、命を救ってくれた黒い魔女を探し、世界を放浪する事になる。


 実は、この『ボスの愛人』は魔女であった。
 彼女はそれを隠して占い師として生活しており、よって、元々ラーニョには魔女となり得る才能は十分揃っていたと言える。

 ちなみに「ラーニョ(Ragno)」という名前は母が命名したもの。
 意味はそのまま『蜘蛛』であり、腕と脚が合わせて8本あった彼女を見てすぐに決めたという。
 また、蜘蛛はボスのギャング組織「ラニャテーナ」のシンボルでもあり、「ラニャテーナ」は『蜘蛛の糸』という意味であった。



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