カヌー・カヤック用語辞典 @Wiki内検索 / 「ハンドパドル」で検索した結果
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ハンドパドル
...クで用いる場合には、ハンドパドルを装着した状態で、スプレースカートのグラブループを掴んで外せるほうが良い。 関連:ハンドロール -
パドラー
...ブギに乗ってる人や、ハンドパドルでしか漕がない人(そんな人はいないだろうが)は、パドラーとは呼べないかもしれない。そういう人たちも全部ひっくるめて川でよく遊ぶ人たちのことを『リバーピープル』と呼ぶ。 -
パドル
[1] Paddle 漕ぐための道具。 非常に多くの種類のパドルがある。 021400.jpg ボート競技に使われるオールとの最大の違いは、オールが舟に固定されているのに対し、パドルは全く固定されていないことである。また、漕ぐ向きが異なる。オールは基本的に進行方向に背を向けて使用されるが、パドルは進行方向を向いた状態で使用されることが多い。 棒状のシャフトと棒の両端かまたは片方についた板状のブレードからなる。シャフト部分を手で握り、ブレード部分で水をキャッチする。 カヌー用のシングルブレードパドル(シャフトの片方の端にブレードがある)と、カヤック用のダブルブレードパドル(シャフトの両端にブレードがある)の2種に大別される。 素材として、木、アルミ(シャフトのみ)、プラスチック、グラスFRP、カーボンFRPなどで作られる。それぞれ、硬さ、しなり、... -
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ダブルパドル
ブレードが二つあるパドルのこと。 通常、カヌーではなく、カヤックタイプの舟に用いる。 参照:シングルパドル -
シングルパドル
ブレードが一つだけのパドル。 通常、カヤックではなく、カヌーを漕ぐのに用いる。 パドルの項を参照。 -
カヤック
カヤック(英語:Kayak、ドイツ語:Kajak) ダブルブレードパドルを用いて漕ぐ舟の総称。 リバーカヤックとシーカヤックに大別される。 リバーカヤックの中でも、 ダウンリバーあるいはリバーランニング ツーリング フリースタイル スラローム ワイルドウォーター クリーキング など、遊び方や競技よって分類される。 その他に、 カヌーポロ フラットウォーターレーシング といった静水専門競技もある。 艇の構造で分類するならば、 FRP艇 ポリ艇 ファルトボート インフレータブルボート などに分けられる。 さらにそれぞれ細かく分類されるが、誰かそのうちよろしく。 -
パドリングスポーツ
パドルを用いて漕ぐスポーツ全て。 シングルパドルもダブルパドルも含む。 トリプルパドルは存在しない・・と思う。 -
ロングロール
ロールの一種。 パドルを持ち替えて、なるべく遠くの水を掴む。 テコの原理により起き上がりやすいが、タイムロスとパドルを手放す危険性のために、ホワイトウォーターでは実用的ではない。 パドルの持ち方により、ロングロールの中でもいくつか分類できるようだ。パウラタロールもロングロールの一種。 一方、パドルを持ち替えないC to Cやスウィープロール等を、ロングロールに対して、ショートロールと分類することもある。 -
シーカヤック
海でカヤックに乗ること。 通常、海である程度の距離をツーリングすることを意味する。 狭義には、リジッドなシーカヤック専用艇を指す。リバーカヤックに較べ全長が長く、キールを有しており、直進性・スピードに優れ、長距離漕行に向いている。形状により、アリューシャンタイプとグリーンランドタイプに大別される。川用のパドルに較べて、シーカヤック用のパドルのシャフトが長く、ブレード幅は狭い。 ファルトボートにもシーカヤック用のモデルがある。 初心者体験シーカヤック・ツアーでは、若い女性が大半を占めるらしいという噂を聞いて、私のまわりの川馬鹿野郎共が色めきだったことを記しておこう。 100136.jpg -
フェザーアングル
フェザーアングル(Feather Angle) ダブルパドルにおける左右のブレード面の相対角度。 片方のブレードが水の中に入っているときに、もう片方のブレードは空中を動いている。このとき空中にあるブレードの空気抵抗を減らすため、フェザー角がついている。特に向かい風の中でのツーリングにおいては、フェザー角によって疲労度がかなり違ってくる。 理屈としてはアングルが90°に近いほどパドリングの際に受ける風の影響を軽減できるが、角度が大きいほどフェザリングの動作が大きくなるために、手首への負担が増す。 一般的に、シーカヤックやファルトなどのツーリング系では45~90度のパドルが、ホワイトウォーターやプレイボート用では30か45度のパドルが使われる。静水プレイなどがやりやすいため、0度を好む人もいる。個人的な好みに合わせてフェザー角を調節してくれるショップも多い。 ... -
ドローストローク
Draw Stroke 基本的ストロークの一つ。 最初に覚えるドローストロークは、艇がほぼ静止している状態で、体の真横にパドルを入れて、そのまま引きつける。横方向に移動でき、接岸時などに利用する。 また、艇がある程度スピードに乗っているときにも、同様のドローストロークを行うことができる。進行方向をキープしたまま、横移動可能。その移動距離は小さいが、2回ターンを行うよりも迅速に対応できるので、岩を頻繁に避けるようなコースでは役に立つ。 ターンのときにもドローストロークを用いる。ブレードの入れ方までは上と同様だが、そのままの位置でパドルをキープして、手元には引き寄せない。気持ちリーンをかけてると、パドルを入れた方向にターンしていく。回転半径は大きいが、スピードを落としたくない場合に用いるターン。(ドローしてないじゃないか?という気もするが、EJのビデオではドローと言っ... -
クリーンカートホイール
一漕ぎで1回転するカートホイールのこと。 通常、ダブルポンプで刺して、後半部でパドルを使わずに回す。さらにパドルなしで回転すればスーパークリーンカートホイールになる。 -
クリーン
通常パドルを使って行う技を、ブレードを水に刺さずに行うこと。より精密なエッジコントロール、荷重移動が要求される。 クリーンスピン、スーパークリーンスピン、 クリーンカートホイール、スーパークリーンカートホイール、 クリーンブラント、クリーンバックスタブ、 俺はパドルを使ってないぜ!って感じでアピールする。 どうしても小指が立ってしまう人がいるらしい。 参照:リーンクリーン -
ブレード
パドルの端に付いた、水を捉えるための板状の部分をいう。 水を掴み易いように曲面になっており、凹面をパワーフェイス、凸面をバックフェイスと呼ぶ。特殊用途のパドルは、スプーン状だったりもする。 ブレードの材質としてはFRP製のものが主流。安価なプラスチック製もあるが、やわらかい上に重い。FRPでもグラスファイバーとカーボンのものがあり、特性が異なる。 -
スライス
パドルの使い方の1つで、ブレードで水を切るように動かすことを言う。 一見、何の意味も成さないようであるが、最短距離でパドルを動かすことが出来るので、有効な局面が多々ある。たとえば、2種類のストロークの繋ぎとして多用する。 また、ターンする時もスライス気味にブレードを使うことは多い。単純にスライスするだけでも、ゆっくりターンしていく。このとき、どこにブレードを入れるかで、ターンの仕方が微妙に変ってくる。 -
クロスストローク
通常漕ぐ側とは逆側のブレードを使って漕ぐ技術。 たとえば右ブレードを左側に入れておこなう。すると両腕がクロスする形になる。 シングルパドルで漕ぐカヌーの場合、持ち替えないで両側を漕ぐことがあり、特に競技系やWW系カヌー(C-1やOC-1等)ではクロスストロークが頻繁に用いられる。 ダブルパドルを用いるカヤックの場合には、多用することはないが、フォニックスモンキーなど、この技術を必須とする技もある。 -
リーンクリーン
パドルを使用せずに荷重移動とリーンの切り替えだけで艇を立てること。 上手くなれば、そのままカートホイールに持って行ける。 パドルを持つ両手を上げて万歳の格好でまずは前後に艇を揺すってみる。そこにリーンを加える。前へ荷重した時に右へリーンを掛けたなら、後ろへ荷重した時には逆にリーンを掛ける。これを繰り返す。 練習する様子は、まるで幼児が「やだやだやだやだ~!!!」と、手足をバタバタさせてダダをこねて暴れているかのよう。だから通称、「駄々っ子」・・(^^;。 -
C to C
ロールの一種。 パドルが水を掴み始める時の体の形と、起き上がった時の形が、丁度Cの字と逆Cの字を描いているために、C to Cと呼ばれる。技術としては、ハイブレイスの延長線上にある。 手順がシンプルなため、最も覚えやすいロールと言われている。 空気混入率が高いホールや激しいホワイトウォーターでは、パドルが水をキャッチする瞬間を明確に感じられず、腰を返すタイミングを失い、ブレードが沈んでしまうことがあるため、他のロールの方が良いという意見もある。また、水のキャッチが直線的で短時間なため、修得の過程でパワーロールに陥りやすい。完璧なC to Cであれば問題は無い。 C to Cとスウィープロールを組み合わせたものが、ブレイスロール。 -
シャフト
パドルの構成要素で棒状の部分をいう。 大別するとストレートシャフト?とベントシャフト?の2種類がある。 ベントシャフトはちょうど手で握る部分が曲げてあり、手首の角度が自然になる様、工夫されている。腱鞘炎を防ぐなど体の負担を軽減する効果があるほか、ブレードの向きも把握しやすいメリットもある。曲げ方にはメーカ毎に工夫されている。 因みにストレートパドルは握る部分が僅かに潰されて断面が楕円状になっており、この感覚でブレードの角度を知る。 素材にはグラスファイバー、カーボン、プラスチック、木、アルミなどが使われる。 太さにもバリエーションが用意されているので実際に握ってみて選びたい。 -
フォワードストローク
パドルの使い方として最も基本的な、前へ進むための漕ぎ方。フォワードと略される。 ブレードを前方、足先の真横辺りに入れ、水を掴んで胴の真横辺りまでゆっくり引き付ける。これを左右、ほぼ交互に漕ぐ。 初心者がまず習得する技術でありながら、中級者も様々な課題を残していることが多く、オリンピック選手クラスのパドラーにとっても新たな発見があるという、どこまでも奥の深い技術。 初めはまず直進することが難しい。多くのリバーカヤックは舟の底が平らで、直進性を助けるキールやスケッグが備わっていない。河では岩などの障害物を素早くかわせるよう、旋回性を重視した舟の方が安全だからである。このため、舟の性能に頼って直進することはできない。 全く漕いだことのない初心者が、まず覚えるのはパドルを握った両手を交互に前に出して、カヤックの側面を漕ぐことである。通常、フェザーアングルが付いている... -
バウドロー
文字どおりバウの近傍でドローストロークをすること。 ストリームインの際に、よく用いられる。この場合、ブレード面で川の流れをしっかりと掴んで、視線を下流に向けると、まず体がひねられる。次いでボートをパドルに近づけるように体をひねり戻していくと、綺麗に流れに乗れる。もちろんリーン必要。 同じようにエディキャッチでも使う。エディに入り始めはオープンフェイスのバウラダーで、終わりはバウドローだったりすることもあるが、そこらへんは、流れの強さやエディの状況によるし、どこに止まりたい、あるいは突き抜けたいこともあるので、一概に言えない。意図を持って、いろいろな技術を自然に使い分けるもの。 静水でスピードに乗っている時に、バウの横にボートに水平にパドルを刺し固定するだけで、ターンが出来る。ボートに向けてドローしていないのだけど、EJのビデオを観ていると、これもバウドローと呼... -
バックスウィープ
パドルの使い方の1つで、スウィープストロークの逆。 艇の向きを変えるパドリング?であることは同じ。スタンの近くにブレードを入れ、自分の体を中心に大きく半円を描くようにバウの近くまで動かす。 -
クリーンブラント
パドルを使わず、エッジの切り返しと荷重移動だけで行うブラント。 -
スーパークリーンスピン
スーパークリーンなスピン。 まったくパドルを使わずに360度以上回転するか、一漕ぎで540度以上回転すること。 -
ニンジャウィール
Ninjawheel 森田恒陽氏作。カートホイールしながらパドルを回すムーブ。 参照:御本人による解説と動画 -
バックフェイス
パドルの凸面のこと ローブレイスやスターンラダーで頻繁に使う。 同義語:クローズドフェイス 対義語:パワーフェイス -
スーパークリーン
一漕ぎで540度以上。あるいは、まったくパドルを使わないで360度以上回転。 参照:スーパークリーンスピン、スーパークリーンカートホイール -
フェース
[1] 下流に向かって滑らかに持ち上がっている、ウェーブの上の水面のことをいう。 [2] パドルのブレードの表の面(水をキャッチする側の面)をフェイスと呼ぶ。 → オープンフェイス -
キャッチ
文字通り、パドルのブレード面で水を掴むこと。 基本的にどのストロークでも、水をしっかりキャッチすることが重要。 逆に、あえてキャッチしない、スライスという技術もある。 -
パワーフェイス
パドルのブレードの凹んでいる側のこと。 フォワードストロークの際には、スターン側も向いているが、向きを変えて使うストロークもある(オープンフェイス) 対義語:バックフェイス -
軸手
パドルを漕ぐときに、水に入ったブレードと反対側の手。 一応テコの原理の支点ということになるが、軸手は固定されているワケではなく、フォワードストロークの場合には、おでこから前に押し出していく動きをする。 -
スーパークリーンカートホイール
パドルを使わずに1回転、あるいは一漕ぎで1.5回転以上回るカートホイールのこと。 精密なエッジコントロール、適切な荷重移動、ブレない軸など、多くの技術が要求される。 上級者は静水でもおこなうことが出来る。 -
ヘッドロール
ロールの一種。 パドルはもちろん、腕すらも使わずに、上半身の振りと腰の返しだけでおこなうロール。腕は体にぴったりつけるか、あるいは組んでいる。 究極の一発芸ロール。噂だけで見たことない。多分、それが可能な艇種は限られると思う。 -
フェザリング
フェザーアングルが付いているパドルを使ってフォワードストロークをする際に、1ストローク毎に手首を返す動きのこと。 これによって、左右とも同じように、ブレードが水をしっかりキャッチできる。 右利きの人は、右手の握りを固定して、左手の握りをスリップさせて行う。 -
ラダー
Rudder 舵のこと。 [1]パドルにラダーの役割をさせる技術。 スターンラダー、バウラダー。 [2]主にシーカヤックなどで用いられる装備(まさに舵)。フットペダルで操作する。 よほど穏やかな下流域でなければ、川では基本的に用いられない。 ファルトは着脱可能な場合もある。 kayak_drawing.jpg -
オープンフェイス
Open faced stroke パドルの凹面を意図的に使うストローク。 凹面は、パワーフェイスとも言う。 スターンラダーの時には同じサイドにブレードを入れていても、手首を返してオープンフェイスにすると、ターンする方向が逆になる。 バックデッキロールの時には、オープンフェイスで水をしっかり掴むことによって起き上がる。 -
C-1
競技カヌーのカテゴリー名。クローズドデッキカヌー1人乗り。CはCanoeのC。 二人乗りの場合にはC-2。オープンデッキカヌー一人乗りの場合には、OC-1という。 正座が大好きな礼儀正しい人たちの乗る舟。C1乗りなのにダブルパドルを持っているなと思ったら、単に座高が高いカヤッカーだったりする。 -
リバースストローク
フォワードストロークの逆で、舟を後ろにバックさせる漕ぎ方。 パドルのバックフェイスで水を掴み、舟の側面近くを直線的に体の近くからバウの横まで押し出して遠ざけるように漕ぐ。フォワードストロークと同じく、慣れないと真っ直ぐ進めることが難しい。 初心者がこれを習得すれば、流れている川の上で留まることが出来る。 スピンのリカバーなどでも重要になる。 -
一発芸ロール
実用性に欠けるロールの総称。 多人数でするシンクロ・ロール、逆手でパドルを握った逆手ロール、タバコの火を消さずに片手でロール、バックデッキにのけぞった状態でスターン方向にしばらく漕いでからロール、起き上がるや否やそのまま倒れて際限なくロール、一人艇のハル側にもう一人が足でしがみ付いて二人で連続ロールとか。 浜の真砂がつきるとも、世にお馬鹿さんの種はつきまじ。 -
FRP
Fiber Reinforced Plastic(繊維強化プラスティック)の略。樹脂と繊維の複合材料の総称。 繊維としては、グラスファイバー、ケブラー、炭素繊維があり、 樹脂としては、ポリエステル、エポキシ等などを用いる。 カヤックの船体のみならず、パドルのブレードおよびシャフトにも素材としてよく用いられる。ヘルメットにも外殻がカーボンFRPのものがある。 参照:繊維強化プラスチック(Wikipedia) -
Jストローク
カナディアンの基本ストローク。 シングルパドルで片側だけ漕ぐとカヌーが回転してしまうので、その回転を殺す方向に最後にちょっとだけブレードの向きを変えて漕ぐ。すると、左側を漕いだ場合、ブレードの描く軌跡がちょうど「J」みたいな形になる。もっとも、本当にJの字を書いてしまうと、やりすぎだが。 また、当然の事ながら、右の場合はJの字にはならないが、ストロークの名前が変わることはない。 -
Cストローク
前進している舟の進行方向を変えつつ、変えた方向へ前進する漕ぎ方。 バウの右にパドルで「C」の文字を書くようなのでこう呼ばれる(左は「C」の鏡文字になる)。 スライスと組み合わせて、連続的にCストロークを行い、円を描くように進む練習をする。 Cストロークにスウィープストロークとエッジの切り替えを組み合わせると、一漕ぎで小さなターンを2回行うことができる。小さな障害物をとっさに避けるときなどに便利。 -
チュービング
トラック用タイヤの空気チューブなどを浮き輪のように使って、川を下る遊び。 川の流れになされるがままに近いが、チューブ自体に大浮力とショック吸収性があるので、ホワイトウォーターでも遊ぶことができる。 リバーブギ同様、視点が低いことによる楽しさがある。普段パドルで漕ぎなれている人にとっては、コントロールが効かないスリルを満喫できるだろう。 white_water_tubing_hacienda_guachipelin_picture_12b.jpg -
沈
舟がひっくり返ること。 初めての沈はパニックになりますが、まずは落ち着くことが大事。サポートがいるでしょうから、フネもパドルも荷物も流されていいんです。自分の身体が一番大事。ディフェンシブスイミングを覚えてから、少しずつ沈の仕方も上手くなりましょう。 フリースタイルでは、遊んでるんだか沈してるんだか良く分からないので、スポットでプレイ中の沈は普通カウントしない。 ダウンリバー中に意図せず沈した場合を『マジ沈』と呼ぶ。 参照:沈脱 -
パウラタロール
ロングロールの一種。 パドルを持ち替えて、片手でブレードを掴み、その凹面をお腹にぴったり固定する。漕ぎ手はシャフトを持ち、スウィープロール同様の動きで起き上がる。 お腹のところで作用点が固定され(他のロールで、軸手が固定され(脇が締まっている)ることに相当)、また、力点(もう一方のブレード)が遠いため、梃子の原理により、より簡単に起き上がれる。 しかしながら、岩の多い川、浅い川では、そんなことをやっている暇はないので、誰も実用していない。海用のロールと言えるだろう。 -
スカーリング
Sculling 体の真横辺りでパドルを前後に往復させて、艇を横に移動させる漕ぎ方。 その際、ブレードの角度を変えて、常にパワーフェイスで水をキャッチする。また、体をできるだけ横に向ける、軸手は額の前に固定、軸手も同時にこねる、艇をフラットに保つなどがポイント。 原理は飛行機の翼やヘリのローターと同じ。 フォワードストロークやスウィープストロークとは、ブレードの使い方が異なる。この2つが「櫂」(かい)で、スカーリングは和船の「櫓」(ろ)に通じる。そもそも「Scull」という単語は「櫓」という意味。 -
スウィープストローク
Sweep Stroke フォワードストロークに次いで基本的なパドルの使い方で、舟の向きを変える漕ぎ方。スウィープと略すことも多い。 ①自分の上半身を思いっきりひねる。(これから行く方向を見るのがカヤックの基本) ②バウの近く、体からは遠めのところに、ブレードがちゃんと沈むよう置く。 ③ブレードを支えにして、体のひねり戻しでボートを回転させる。 昔は、自分を中心に大きな弧を描くように漕ぐと教わったものだが、 現在は、あまりそういう教え方はしない模様。 なお、最初に練習する時は、ボートをフラットにする。 その後、リーンをかけたり、逆リーンをかけたりして練習すると良い。 バックスウィープも理屈は同じ。 -
バウストール
前のめりになって舟のバウを水に刺し、スタンが上向きに突き出して舟が立っている格好で安定させる小技。主に静水での技。 全体の浮力中心と重心が鉛直線上に重なっている時に、静止できる。 やり方はダブルポンプから入る方法と、二輪の「ジャックナイフ」のようにフォワードストロークで前進し、勢いをつけて前荷重する(ギリギリの加減をして倒れる前に止める)方法がある。 両手を前方に投げ出し、パドルを完全に水中に入れた状態でバランスを取る。 バウステーションと呼ぶ方が国内では通りが良いが、英語圏ではバウストールと呼ぶようだ。 この技のバウとスターンが入れ替わると、スターンストール?またはスターンステーション。 -
初心者の方へ
<まだカヤックに乗ったことのない初心者の方へ> カヤックに乗って、まず静水で漕ぎ出すために最低限覚えるべきことをリストアップしておきます。 基本的な動き フォワードストローク フェザリング スウィープストローク リーン スターンラダー リバースストローク 沈 沈脱 基本知識 ハイポサーミア(低体温症) ハイパーサーミア(熱中症) 基本用語 パドル カヤック PFD バウ スターン コーミング スプレースカート フットブレイス サイブレイス グラブループ ブレード これでもう漕げますね~。でも安全には気をつけて。 ウォータースポーツでは、誰かが危険に晒された時、周りの人がすぐに助けられない状況もありえます。さらに顔が水の中だとすると、それはもう致命的ですよね。 今いる状況下で、どういう危険がありえるのか、常に考えておくことが必要です。 - @wiki全体から「ハンドパドル」で調べる