カヌー・カヤック用語辞典 @Wiki内検索 / 「バウステーション」で検索した結果
-
バウステーション
瀞場を下るときに観光客にアピールしながらするもの。 バウを水中に沈めて舟を立たせた状態で安定させること。略称はバウステ。英語では、バウストール(Bow stall)と呼ぶのが普通のようだ。 バウステの際、乗り手は前のめりの姿勢になり、前方に投げ出した両腕と、完全に水中に入れたパドルで微妙なバランスを取る。両足の踏み込み、前傾の具合も微妙に調節する。アゴを上下させるくらいの微妙な変化で、艇の立つ角度も変わってくる。 バウステに持ち込むには、漕ぎながら前荷重していく方法(プロウイングエンダー)と、ダブルポンプによる方法がある。 最初は1秒もキープできないが、5〜10秒の壁を越えれば、1分以上のバウステもすぐ出来るようになる。 2bowstall.jpg -
バウステ
バウステーションの略語。 -
スターンステーション
スターンを水中に刺したまま、静止する技。 関連語:バウステーション -
バウストール
...スを取る。 バウステーションと呼ぶ方が国内では通りが良いが、英語圏ではバウストールと呼ぶようだ。 この技のバウとスターンが入れ替わると、スターンストール?またはスターンステーション。 -
パーティートリック
...り返った状態から直接バウステーションに移行する技。 バックデッキロールの途中、バウが刺さりやすい角度のところでタイミングよく、グッと前傾&ブレイスするらしい。 このときって、ブレードの向きはオープンフェイスなの?それとも逆? 教えて下さい>出来る人。 スターンステーションに移行する場合はゼロトゥヒーロー。 -
パーティトリック
...り返った状態から直接バウステーションに移行する技。 バックデッキロールの途中、バウが刺さりやすい角度のところでタイミングよく、グッと前傾&ブレイスするらしい。 このときって、ブレードの向きはオープンフェイスなの?それとも逆? 教えて下さい>出来る人。 スターンステーションに移行する場合はゼロトゥヒーロー。 -
プロウリングエンダー
...法。そこで静止すればバウステーション。 ボリュームが小さい艇ほど簡単にできる。 -
プロウイングエンダー
...と。そこで静止すればバウステーション。 艇と体重の組み合わせ次第ではあるけれど、初心者が最も簡単にバーティカルの世界へ最初の一歩踏み込むことのできる手段。 前加重の時には猫背になるよりも、ちょっと胸を張る感じかな。最初のうちは前に倒れるつもりで、前加重した後もガンガン漕ぎ続けるといい。 ちなみに英語でSnowplowと言うと、除雪車のこと。 -
ダブルポンプ
...。 ここからバウステーションや、静水カートホイールなどの技に入っていく。 静水トリックでは、ダブルポンプから入ることが最も多い。(他にもプロウイングエンダーやパーティートリックから始める方法もあるが。) 参照:ダブルポンプのの連続写真 -
メニュー
... バウステーション ├ バウドロー ├ バウラダー ├ パウラタロール ├ ... -
ゼロトゥヒーロー
ZERO to HERO 静水テクニックの一つ。 ひっくり返った状態から直接スターンステーションに移行する技。 その方法とは・・・、誰か教えて〜(笑) バウステに移行する場合はパーティトリック。 英語で書いて気がついたんだが、韻を踏んでるんだね〜。 -
バウスクリュー
バウピロエットと同じ。 バウを水面に沈めて、そこを軸にクルリと横回転すること。 -
スターンスクォート
スタンを沈ませて艇を立たせる技。 流水でのやり方は、エディからピールアウトの要領で上流向きにエディラインを越え、バウを下流に向ける振り向きざまにリーンを逆に切り替え、スターンを水流に食わせることによって、バウが浮き、艇が立ちあがる。このときリーンをかけたのとは逆側にバックスウィープを適度に入れて、バランスを取る。(かならずしも必要不可欠ではない。) 体重を思いきり後ろにかけすぎると、その後のコントロールが効かない。リーンの切り返しのタイミング、腰のひねりの方が重要。 静水で行う場合には、ある程度助走をつけてからスウィープ→リーンの切り替えし&逆サイドにバックスウィープの順番で行う。 そのままバンザイして静止すればスターンステーションになり、スターンを静めたままクルっと回ればスターンピロエットになる。あるいはスターンの次にバウを沈めてカートホイールにもっていく... -
マックナスティ
マックナスティ(McNasty) 上手い人達がホールでやっている、なにやら怪しげで不思議な動き。ウェーブでやるとピストルフリップという名前になるらしい。 バックサーフィンからバウスクリューしてフロントループに持っていくらしい。 なんでこんな名前なのかというと、EJとJay Kincaidがファーストフードのマクドナルド好きだかららしい。 参照:EJの解説(英語)(リンク先にビデオもあり) -
フォニックスモンキー
フォニックスモンキー(Phonics Monkey) クロスバウスウィープを入れてバウスクリューでグルッと回ってループ。 トップクラスの選手達が見せてくれる凄い技。 ずっとフェニックス・モンキーだと思ってた・・・。 名前の由来は、アメリカの人気アニメ、サウスパークのこのエピソードらしい。こういうアニメが好きな若手パドラーが名付けたらしい。Phonicsというのは「音声学」という意味で、英単語の綴り方を発音と関係づけて教える方法。 参照:EJの解説(英文)と動画 -
ピロエット
ピロエット(Pirouette) 初めて知ったとき、なるほどコミカルな動きだからピエロットって言うんだな~と思っていたのは秘密だ。 バウあるいはスターンを水に沈めて、その部分を通る鉛直線を軸にしてクルリと回る技。それぞれバウピロエット、スターンピロエットと呼ぶ。最近はバウスクリュー、スターンスクリューと呼ぶ人の方が多いみたい。 バレエダンサーが片足で爪先立ちして、その足を軸にクルリと回るのもPirouette。ただしバレエではピルエットと呼んでいる。 -
バインバイン
俗語。でも他に何て言えばいいの? バウストールをした状態で体重を使って上下に揺さぶりをかけ、立てたままの艇を浮き沈みさせる動作を指す。静水ループの前の助走的な意味もある。 -
バウ
Bow 船舶共通用語で船首あるいは舳先のこと。タンカーや戦艦みたいな巨大な船でも、舳先はバウと呼ばれる。 kayak_drawing.jpg 対義語:スターン -
バウドロー
文字どおりバウの近傍でドローストロークをすること。 ストリームインの際に、よく用いられる。この場合、ブレード面で川の流れをしっかりと掴んで、視線を下流に向けると、まず体がひねられる。次いでボートをパドルに近づけるように体をひねり戻していくと、綺麗に流れに乗れる。もちろんリーン必要。 同じようにエディキャッチでも使う。エディに入り始めはオープンフェイスのバウラダーで、終わりはバウドローだったりすることもあるが、そこらへんは、流れの強さやエディの状況によるし、どこに止まりたい、あるいは突き抜けたいこともあるので、一概に言えない。意図を持って、いろいろな技術を自然に使い分けるもの。 静水でスピードに乗っている時に、バウの横にボートに水平にパドルを刺し固定するだけで、ターンが出来る。ボートに向けてドローしていないのだけど、EJのビデオを観ていると、これもバウドローと呼... -
バウラダー
バウ近傍でラダーを入れること。 回転半径の小さなターンをしたいときに用いる。バウドローよりもオープンフェイス気味に入れるため、より急激に回るが、抵抗が増えるためにスピードは落ちる。エディキャッチなどで頻繁に用いられる。 -
ブラスティング
ブラスティング ホールにおいて、上流側のグリーンウォーターに近いところに位置取りながら、バウを持ち上げてフロントサーフィン、あるいはスターンを持ち上げてバックサーフィンすること。 -
スプリットホイール
右やると見せかけて左 左やると見せかけて右 カートホイールのバリエーションで、右のカートホイールをしている間に、その回転を殺さずに体勢を切り替えて、左のカートホイールにつなげること。あるいは左カートから右カートへ。 -
ラウンドハウス
低角度ブラント。ウェーブのショルダーをクルッと回る。ボードサーフィンのラウンドハウスカットバックみたいな。 -
シャフト
パドルの構成要素で棒状の部分をいう。 大別するとストレートシャフト?とベントシャフト?の2種類がある。 ベントシャフトはちょうど手で握る部分が曲げてあり、手首の角度が自然になる様、工夫されている。腱鞘炎を防ぐなど体の負担を軽減する効果があるほか、ブレードの向きも把握しやすいメリットもある。曲げ方にはメーカ毎に工夫されている。 因みにストレートパドルは握る部分が僅かに潰されて断面が楕円状になっており、この感覚でブレードの角度を知る。 素材にはグラスファイバー、カーボン、プラスチック、木、アルミなどが使われる。 太さにもバリエーションが用意されているので実際に握ってみて選びたい。 -
ショートジョン
Short John 袖無しで腿まであるウェットスーツ。 shortjohn.jpg 参照:ロングジョン -
カウテール
Cow tail カウテール 沈脱した人の舟を引っ張るためのひも状の道具。直訳すれば、牛の尻尾。 ウェストに巻いたレスキューベルトに一端がつながり、反対側の端がカラビナなどになっていて、脱した舟のグラブループなどに素早く接続できるようになっている。 106_15_s.jpg これをつけてると、ちょっと偉くなった気分になれる。 2人のダウンリバーで相棒がこれをつけてると信用されてないみたいでショック。 逆に「今日はカウテール要らないよね」と言われると、ロールが上がり始めの初級~中級者にとってはプレッシャー・・・。 でも、他のグループの沈脱者に会うかもしれないし、持っているに越したことはないですね。 類義語:トーイングライン -
ブレイスロール
ロールの一種。 手順の最後がブレイスであることが特徴で、スウィープロールとC to Cを組み合わせたロールと言える。 ブレードが水をキャッチしている時間が長いため、腰をゆっくりと確実に返す時間的余裕があり、反作用によりブレードが沈むことがない。ゆえに、体力が消耗した状態でも成功し易く、使用するパドルのキャッチ性能にも影響されにくい。 動きが複雑になるため、人によっては、他のロールよりも習得に時間がかかる。 やり方は、セットした状態から体の真横あるいは少し後ろまで、水面をスウィープして、同時に腰の捻りを腰と両の膝で船体に伝えて50%くらいまで舟を起こす。このときブレードの角度は一定にキープする。 次に、ブレードの角度を変え(猫手を解除)、ハイブレイスの要領で残りの50%を起き上がる。このとき、どのロールでも共通だが、頭を上げるのは一番最後である。 ... -
ダイナミックフラットスピン
Dynamic Flat Spin 通称:DFS 別称:気持ちだけブラント 本人はブラントをしているつもりで、上半身をダイナミックに動かしているものの、ボートの動き方はフラットスピンというムーブ。 ブラントやラウンドハウス練習中パドラーのDFSは微笑ましいが、ブラントを習得したはずの人のDFSは失笑を買う。馬鹿にしているというよりも、動きがコミカルなので。 スポットによっては岩にバウがヒットするために通常のブラントが出来ず、あえてラウンドハウスするつもりが、DFSになっていることはよくある。 ダイナミックスピンと字面は似ているが、全く異なるものである。 -
ロングジョン
袖無しで足首まであるウェットスーツ。 略称:ロンジョン サーフィン用ウェットスーツは背中にジッパーがあるのに対し、パドラー用は前にジッパーがある。男性が小用を足すときには、前ジッパーの方が明らかに便利。また座った姿勢に合わせて立体裁断&補強がしてあるので、専用のものを買った方が良いでしょう。 ljdag.jpg 参照:ショートジョン -
ピストルフリップ
Pistol Flip ホール技のマックナスティと、ほぼ同じ動きのウェーブ技。 バックサーフィンからオーリーして、斜め後ろにブレードを入れて、そこへひねりながらループのように飛び込み、スターンを突き刺して起き上がり、フロントサーフィンになって完了。 <参照> 動画1、 インストラクション動画(途中までコメディ?)ピストルフリップとマックナスティの違いについても述べている。 -
ルナー・オービット
Lunar Orbit ブラスティングしてバウを持ち上げ、そこから180度スターンスクリュー(スターンピロエット)して、バックループ。 関連技:オービット -
オービット
Orbit フリースタイルのホール技の一種。 ブラスティングしてバウを持ち上げ、そこから180度スターンスクリュー(スターンピロエット)して、カートに繋げていく。 関連技:ルナー・オービット -
ホワイトウォーターフローティングポジション
Whitewater Floating Position ディフェンシブスイミングと同義。 -
ピニング
川底の凹みに舟のバウが刺さるようにはまって身動きが取れなくなる現象。非常に危険。 ダウンリバー中にドロップを通過する時など、間違ってバウを下向きにすると、バウが川底の岩の隙間などに嵌って、ピニングする可能性がある。 この状態になると、バウが川底の凹みに固定されている所へ後ろからの流れが舟底を押すことでバウが圧迫されてしまい、酷いとバウが変形して足が抜けなくなってしまう恐れもあり、非常に危険。 それどころか、大きなドロップを落ちてこの状態になった場合、背中が水流に押され、まったく身動きが不可能な状態になり、レスキューも困難なものになる。 さらに顔の周りも水流に覆われた場合には、数分以内に呼吸停止となり、死に至る。 -
パドル
[1] Paddle 漕ぐための道具。 非常に多くの種類のパドルがある。 021400.jpg ボート競技に使われるオールとの最大の違いは、オールが舟に固定されているのに対し、パドルは全く固定されていないことである。また、漕ぐ向きが異なる。オールは基本的に進行方向に背を向けて使用されるが、パドルは進行方向を向いた状態で使用されることが多い。 棒状のシャフトと棒の両端かまたは片方についた板状のブレードからなる。シャフト部分を手で握り、ブレード部分で水をキャッチする。 カヌー用のシングルブレードパドル(シャフトの片方の端にブレードがある)と、カヤック用のダブルブレードパドル(シャフトの両端にブレードがある)の2種に大別される。 素材として、木、アルミ(シャフトのみ)、プラスチック、グラスFRP、カーボンFRPなどで作られる。それぞれ、硬さ、しなり、... -
ショートロール
ロールは、ショートロールとロングロールに大別される。 通常、ホワイトウォーターで用いられるロールは全てショートロール。つまり、C to C、スウィープロール、ブレイスロールはショートロールに含まれる。 -
セット
ロールを始める時のポジション。 セットの体勢をしっかり取ることが、ロール修得の第一歩。 -
ハイテレマークターン
バウドローあるいはバウラダーを用いておこなうターン。 素早く回転半径の小さなターンができる。エディキャッチのときなどに頻繁に用いられる。 日本で昔はよく使われたカヌー用語だが、テレマークターン?自体がどうも和製英語らしい。 -
パンナム
Pan-Am エアブラントの凄いヤツ。 着水した時に、エアブラントが下流側をバウが向く(バックサーフィンになる)のに対して、パンナムは終了時点でバウが岸を向く。スターンは頭の真上を通って行く感じ。 パンアメリカン航空と関係があるかどうかは不明。 -
フラッシュアウト
Flash out フラッシュと略すことも多い。 ホールやウェーヴから落ちること。このときのリアクションで性格が見える。 フラッシュしやすことを、フラッシーと形容する。 -
ドローストローク
Draw Stroke 基本的ストロークの一つ。 最初に覚えるドローストロークは、艇がほぼ静止している状態で、体の真横にパドルを入れて、そのまま引きつける。横方向に移動でき、接岸時などに利用する。 また、艇がある程度スピードに乗っているときにも、同様のドローストロークを行うことができる。進行方向をキープしたまま、横移動可能。その移動距離は小さいが、2回ターンを行うよりも迅速に対応できるので、岩を頻繁に避けるようなコースでは役に立つ。 ターンのときにもドローストロークを用いる。ブレードの入れ方までは上と同様だが、そのままの位置でパドルをキープして、手元には引き寄せない。気持ちリーンをかけてると、パドルを入れた方向にターンしていく。回転半径は大きいが、スピードを落としたくない場合に用いるターン。(ドローしてないじゃないか?という気もするが、EJのビデオではドローと言っ... -
ウェーブホイール
スタンディングウェーブを用いてバウを振り上げ、そのままカートホイールしながら川を下っていく。 wavewheel2anim.gif なかなか豪快で楽しげな技である。 バウを刺すところまでは静水でダブルポンプするよりも簡単だが、その後ウェーブに邪魔されつつカートホイールを続けるのは難しい。 -
初級者の方へ
まず流れに漕ぎ出して、ロールを覚えて、それなりのホワイトウォーターで漕げるようになるまでに覚えるべきことをリストアップしてみます。 基本技術 ピールアウト エディキャッチ フェリーグライド アングル ディフェンシブスイミング アグレッシブスイミング ドローストローク スカーリング バウドロー バウラダー ローブレイス ハイブレイス ロール スライス Cストローク 基本知識 右岸&左岸 本流 エディ エディライン ボイル 瀞場 隠れ岩 ピニング ラップ(ブローチング) フットエントラップメント ストレーナー スタンディングウェーブ ※他にもあったら誰か追加して下さい。 -
ピボットターン
ターンの一種。 ターンする向きとは逆リーンをかけることによってスターンを喰わせ、バウを浮き上がらせて行うターン。スターン付近が回転軸(ピボット)となる。技術的にはスターンカットと同様。 他のターンと較べて、回転半径が非常に小さい(というよりも、同じ場所に留まったまま、グルッと向きを変える技術)。その分、スピードはほぼ失われる。 トップレベルのスラローム選手のピボットターンは、観ていて惚れ惚れする。 逆にバウを喰わせて行うターンも、ピボットターンと呼ぶ。 -
ループ
Loop ホールまたは静水の技。後者の場合、静水ループと呼ぶ。 前方に一回転して元に戻る。 ホールでは、グリーンウォーターにバウを真っ直ぐにグッと突っ込み、エンダーしながらフットブレイスの上に立って、浮力の反発でボートが浮き上がる瞬間にうまくタイミングを合わせて、前方へ巻き込むように前転、その刹那、素早く体を伸ばしてスターンを突き刺す。あとは、なるべく真っ直ぐ起き上がってくる。 逆にバウではなくスタンを刺してバックエンダーから後方に1回転して元に戻る技を、バックループという。 -
スケッグ
カヤックの船底に装着されたフィン。 取り外し可能、あるいは、跳ね上げたりするタイプもある。ラダーと異なり、漕行中にその向きを変えることはできない。スケッグによって、直進性・スピードが増すが、小回りは効かなくなる。 Skeg.jpg サーフカヤック、一部のシーカヤックやプレイボートで用いられる。 取り外し可能なオプション品の場合も多い。 -
サイドサーフィン
艇を横に向けて波に乗るサーフィン。 下流側に入れたブレードをラダーとして使ったりブレイスしたりして、位置や向きをコントロールする。上流側を上げるリーンの角度もサジ加減が重要。スポットのコンディションによって最適なリーンが異なり、角度が大き過ぎるとフラッシュアウトしてしまい、足りないと上沈(かみちん)につながってしまう。 -
ブラント
Blunt その豪快さ、華麗さ、スピード感、楽しさゆえ、ウェーブの華と言える技。 フロントサーフィンの体勢から始まり、バックサーフィン状態で終わる。 ウェーブのトップからボトムへ、スピードをつけて滑り降りながら、急激なエッジの切り返しを行うことによって、バウが水に刺さり、スターンが空中で素早く円弧を描いて着水する。通常左右どちらかの方向に走り、下流側のエッジから上流側のエッジに切り替える。タイミングよくスターンのそばをぶっ叩くようにブレイスを入れる。 また、ウェーブの上をオーリーして、バウがハネ上がった瞬間に切り返す方法もある。 艇が完全に空中に浮く場合にはエアブラント、パドルを使わずに行われた場合にはクリーンブラントと呼ばれる。ブラントの発展技としてパンナムがある。 また、ブラントと同様の原理で、向きが反対のものをバックスタブという。 -
スウィープロール
Sweep Rolll 水上で逆さまになった舟の姿勢を自力で復旧させるロールの一種。 かつては(一部で?)スクリューロールという呼び方もされていたと聞く。 バウからスターンまでスウィープする間に腰を返すことから、スウィープロールと呼ばれる。 C to Cと並んで覚えやすいロール。 修得の際には、 腰の返し(すべてのロールに共通) ブレードが水面から沈まないようにしてスターンまでスウィープする。 水面に対するブレード角のキープ(猫手) 軸手の脇の引き締め 頭は最後 等に気をつける。 多少なりとも、バックデッキに仰け反りながら起きることになる。(より低重心の方が起き上がりやすいため) 一発でロールが上がり、なおかつ安定していれば良いのだが、失敗した場合や、すぐまたひっくり返ってしまった場合、川底の岩などに顔面を打つ可能性がある。起き上がってから漕ぐま... -
スターン
Stern スターンあるいはスタン。 船舶共通用語で、船尾・舟の後部のこと。 kayak_drawing.jpg 対義語:バウ - @wiki全体から「バウステーション」で調べる