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  • 上条さんと美琴のいちゃいちゃSS/幸福へのプロローグ/Part07
    前ページ次ページ上条さんと美琴のいちゃいちゃSS/幸福へのプロローグ 第六話 アクセル全開  ―夕方 寮 上条の部屋― 美琴の訪問を予想すらしていなかった為、ゲコ太人形制作中に訪問されるといういきなりの窮地………にもかかわらず、上条は顔色ひとつ変えず返事をした。 当麻「あぁ、一端覧祭準備での俺の担当作業が一段落して時間が余ってるから、今度は我がクラスでのクリスマス会に使う飾りを作れっていう話なのですよ。    何やら今年は大部屋借りて大いに盛り上げようって話になって、それで。」 当然、大嘘である。今日の昼に布を渡された際に姫神から貰った策である。 しかし記憶喪失という大事件を未だに(美琴以外には)隠し通している程の高い演技力をもつ上条なら、この策を使えば問題(嘘がバレる等)は発生しない。 美琴「へぇ……でも、こう...
  • プラグイン/ニュース
    ニュース @wikiのwikiモードでは #news(興味のある単語) と入力することで、あるキーワードに関連するニュース一覧を表示することができます 詳しくはこちらをご覧ください。 =>http //atwiki.jp/guide/17_174_ja.html たとえば、#news(wiki)と入力すると以下のように表示されます。 ウィキペディアを作ったiMacが箱付きで競売に登場。予想落札価格は約96万円!(ギズモード・ジャパン) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース メトロイド ドレッド攻略Wiki - Gamerch(ゲーマチ) ツムツム攻略Wiki|ゲームエイト - Game8[ゲームエイト] 【グランサガ】リセマラ当たりランキング - グランサガ攻略wiki - Gamerch(ゲーマチ) アイプラ攻略Wiki|アイドリー...
  • 上条さんと美琴のいちゃいちゃSS/とあるファミレスのバカップル/Part03
    前ページ次ページ上条さんと美琴のいちゃいちゃSS/とあるファミレスのバカップル 上条と美琴がメニューを覗き何を頼むか考えていると、新たに手書きの『本日のオススメ』なるものが二人の元にも配られた。 店員がそれぞれのテーブルに配布している。 通常メニューから上条がそちらに目を移すと、 「復活、伝説の苦瓜と蝸牛の地獄ラザニア……復活させるなら旨いのか?」 食べたことは無い、と思いながら何故なのか上条はその料理が引っ掛かる。 「なんか聞いた覚えが、何だっけ? あまり良い思い出じゃ無かったような……あっ!」 「どうした美琴?」 「ははは、当麻が記憶を無くす前に食べようとして食べれなかったとか言ってた……」 「へー、そーなのか、だったら」 「止めときなさい、絶対ハズレだから」 そんな事は無い!と上条は言いた...
  • 上条さんと美琴のいちゃいちゃSS/19スレ目短編/290
    とある2人の放課後喫茶店 ~日常編 「いらっしゃいませ~」 まだまだ残暑厳しい9月初旬、平日の午後。 ここは第7学区の表通りに面した瀟洒な喫茶店。 その窓際のいつもの席。「すまん、待たせたか?」 と遅れてきた少年、上条当麻。「少しね。だから今日はアンタの奢りってことでよろしく」 さも待ちくたびれたかのように、グラスのジュースをストローで飲む御坂美琴。 いつの頃からか、2人は時々こうしてこの店のこの席で待ち合わせるようになった。「げっ……マジで?」 そう言って一瞬固まった上条。 その顔をちらりと見て、にやりとする美琴。「マジで! それとも何? また罰ゲー……」「わかりましたっ! お願いだからそれ以上言わないで」 そう言って椅子にへたり込んだ上条は、近づいてきた店員に「アイスコーヒー」とだけ伝えると、そのままテーブルに突っ伏した。「何へばってるのよ」「また朝からいつもの不幸続きって言うか、トラ...
  • 上条さんと美琴のいちゃいちゃSS/とある2人の放課後喫茶店/Part01
    前ページ次ページ上条さんと美琴のいちゃいちゃSS/とある2人の放課後喫茶店 日常編 「いらっしゃいませ~」  まだまだ残暑厳しい9月初旬、平日の午後。  ここは第7学区の表通りに面した瀟洒な喫茶店。  その窓際のいつもの席。 「すまん、待たせたか?」  と遅れてきた少年、上条当麻。 「少しね。だから今日はアンタの奢りってことでよろしく」  さも待ちくたびれたかのように、グラスのジュースをストローで飲む御坂美琴。  いつの頃からか、2人は時々こうしてこの店のこの席で待ち合わせるようになった。 「げっ……マジで?」  そう言って一瞬固まった上条。  その顔をちらりと見て、にやりとする美琴。 「マジで! それとも何? また罰ゲー……」 「わかりましたっ! お願いだからそれ以上言わないで」 ...
  • 上条さんと美琴のいちゃいちゃSS/23スレ目ログ/23-833
    とあるファミレスのバカップル 上条と美琴がメニューを覗き何を頼むか考えていると、新たに手書きの『本日のオススメ』なるものが二人の元にも配られた。店員がそれぞれのテーブルに配布している。通常メニューから上条がそちらに目を移すと、「復活、伝説の苦瓜と蝸牛の地獄ラザニア……復活させるなら旨いのか?」食べたことは無い、と思いながら何故なのか上条はその料理が引っ掛かる。「なんか聞いた覚えが、何だっけ? あまり良い思い出じゃ無かったような……あっ!」「どうした美琴?」「ははは、当麻が記憶を無くす前に食べようとして食べれなかったとか言ってた……」「へー、そーなのか、だったら」「止めときなさい、絶対ハズレだから」そんな事は無い!と上条は言いたい、言ったうえでムキになり注文するのが普段の上条、「それを間違いだと言い切れない、上条さんの不幸体質」であったろうが、今日は恋人を演じ中。言い争いになるような事は禁止...
  • 上条さんと美琴のいちゃいちゃSS/12スレ目短編/766
    夢のあと 「二人平和な日常を」の続き  美琴はあの夢を見てから気分が落ち着いた後、今日は休日の為何をしようかと考えていた。いつもなら一も二もなくアイツこと上条当麻を探しに出るのだが、あの夢を見た後、平常心で向き合えるとは思えずにいた。「でも、会いたいな」 もうこの想いは誤魔化せない。だから、素直になろうと考え、何時もより服装などを丹念にチェックしていつもの通り上条を探しに出かけた。 街に出て、上条が何時も出没する辺りまで来るとそわそわし始めた。この感覚はいつもとは違い、上条に会う楽しみと、素直に感情を出せるかという不安が一緒くたになったような美琴自身どう処理していいか分からない感覚であった。「おかしなところはないわよね」 とりあえず落ち着くためにショーウインドウのガラスを鏡代わりに髪型を再度チェックしていると、「御坂、こんなところで何やってんだ?」「ふぇっ!?」 真後ろから声を掛けら...
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    とある魔術の禁書目録 自作SS保管庫 ようこそ! 禁書板内のSS自作関連スレに投下されたSS(二次創作小説、二次小説)、予告等はこちらへ格納されています。なお対象作品は「とある魔術の禁書目録」および「とある科学の超電磁砲」です。 携帯からの閲覧はこちらへ。 検索について 上にある「ツール」から検索ができます。 新規のメンバー登録について すでに13名の方がおり、またその多くが途中で放棄なさっている現状、また勝手な書き換え対策のため 2010年10月20日をもって打ち切りました。ご了承ください。 注意! 当保管庫にあるのは「いちゃいちゃss」のみです。その他のまとめは下記リンクからどうぞ SSまとめ禁書板二次創作データベース  とある魔術の禁書目録 Index SSまとめ  デルタフォースクラスの3ばかの日常 まとめwiki その他...
  • 上条さんと美琴のいちゃいちゃSS/26スレ目ログ/26-079
    小ネタ 私はこうして上琴にはまった むかーしむかーしに学園都市という街に理事長であったアレイスターがいました。彼は最高の科学者で最強の魔術師でもありました。容姿端麗で頭が良く、皆にモテモテな人物だったのです。そんなある日彼は”物凄いメニュー”という都市伝説を持つ第23学区の喫茶店に入りました。”アレを頼んだ奴は人格が変わる””あの世紀末怪盗さえ改心して、自首したらしい”など数え切れない程噂が立っていました。好奇心をくすぐられた彼は真相を確かめるべく問題の場所に向かいました。喫茶店の名前は ”明るい家族計画”。上琴「「!?い、いらっしゃいー」」☆「つかぬ事を聞くがここが都市伝説化してるあの喫茶店か?」上「都市伝説?なんだそりゃ」琴「もう!アレよ!ほら・・・”学園都市には世界一のおしどり夫婦がいる”ってやつじゃない?」上「あー・・・そのことか。それなら俺たちだけどなにか?」☆「違げーよ!!んな...
  • 上条さんと美琴のいちゃいちゃSS/くっつく/Part03
    前ページ次ページ上条さんと美琴のいちゃいちゃSS/くっつく くっついてるんだよ かくして上条と美琴は二時間も街を走り回った。 「あー、この時間の進み方も懐かしい。そして記録更新ですよコノヤロウ」 「うるさい! 黙って! ちょっと黙って! お願いだから少し気持ちの整理をさせて!」 片手で頭を抱え振り回す美琴を見ながら上条はため息をつき、 怒りを覚える。 なぜ、こいつはいつもこんな目に会うのか。 いつも苦しめられなければならないのか。 あの神様ってやつ(バカヤロウ)はとことんオレを怒らせたいらしい。 (いいぜ) (お前が御坂を苦しめ続けるって言うんなら……) (まずは!!!!!) (その幻そ「ぐぅ~~~~~~~~~~~~~」……) 沈黙。 「……御坂さん、今、...
  • 上条さんと美琴のいちゃいちゃSS/27スレ目ログ/27-492
    小ネタ 上琴夏祭り2014 『浴衣』(浴衣女子見るとトキメキますよね☆)<原作っぽい版>上条「……相変わらずカエル柄なんだなお前」美琴「カエルじゃなくてゲコ太!!」<バカップル版>上条「悪ぃ悪ぃ、すっかり遅くなっちまっ…!?////」美琴「ど、どうしたよの当麻?」上条「…い、いやぁその…いつにも増してすっげぇ可愛くてビックリしちまって…////」美琴「か、可愛ッ!?//// …もう、当麻ったら////」『クレープ』(種類多くて迷いますよね…)<原作っぽい版>上条「ん~…よし、コレに決めた」美琴「あら、メニュー数の割りに選ぶの早いわね」上条「ん?あぁ上条さんの財布事情では一番安い3種類から選ぶしかないから悩む時間も少ないんですよ」美琴「……そういえばそうだったわね(苦笑)」<バカップル版>上条「ん~…美琴はどれにするんだ?」美琴「どうしたの?急に」上条「いやぁ敢えて違う味にして後で交換してみ...
  • 上条さんと美琴のいちゃいちゃSS/25スレ目ログ/25-802
    くっつく 3 くっついてます かくして上条と美琴は二時間も街を走り回った。「あー、この時間の進み方も懐かしい。そして記録更新ですよコノヤロウ」「うるさい! 黙って! ちょっと黙って! お願いだから少し気持ちの整理をさせて!」片手で頭を抱え振り回す美琴を見ながら上条はため息をつき、怒りを覚える。なぜ、こいつはいつもこんな目に会うのか。いつも苦しめられなければならないのか。あの神様ってやつ(バカヤロウ)はとことんオレを怒らせたいらしい。(いいぜ)(お前が御坂を苦しめ続けるって言うんなら……)(まずは!!!!!)(その幻そ「ぐぅ~~~~~~~~~~~~~」……)沈黙。「……御坂さん、今、オレ、決め台詞の最中でしたのですが、なにその緊張感のない音?」「うるさい!! 仕方ないでしょ!! 今午後一時よ!!  それにアンタ一言もしゃべってないじゃない!!!!」「まあ、そうなんですが……さーてどこで食べ「...
  • 上条さんと美琴のいちゃいちゃSS/とあるファミレスのバカップル/Part02
    前ページ次ページ上条さんと美琴のいちゃいちゃSS/とあるファミレスのバカップル とあるファミレス テーブルの上のグラスにはまだ半分ほど中身が残っている。が、上条も美琴も、もう一度ストローに口をつける勇気はない。 演技マジック、もしくは非日常マジックと言おうか、役柄を演じることによって普段の上条と美琴なら絶対にしない事をしてしまった。 我に返るとかなり恥ずかしく、穴があったら入りたい気分。 そして上条としては困ったことに、 (話題が無い……共通の話題となると、御坂妹とか第3次世界大戦、グレムリンの時とかの話し。こんなところできるかっ!つーか恋人同士の話題じゃねーだろ、困った) 対して美琴は (もうヤケよ、ヤケ。どーんと来い、つーの……あっ、黒子放ったままだった。黒子もひょっとしてナントカアイテムを使って、ああなった?) ...
  • 上条さんと美琴のいちゃいちゃSS/23スレ目ログ/23-741
    とあるファミレスのバカップル とあるファミレステーブルの上のグラスにはまだ半分ほど中身が残っている。が、上条も美琴も、もう一度ストローに口をつける勇気はない。演技マジック、もしくは非日常マジックと言おうか、役柄を演じることによって普段の上条と美琴なら絶対にしない事をしてしまった。我に返るとかなり恥ずかしく、穴があったら入りたい気分。そして上条としては困ったことに、(話題が無い……共通の話題となると、御坂妹とか第3次世界大戦、グレムリンの時とかの話し。こんなところできるかっ!つーか恋人同士の話題じゃねーだろ、困った)対して美琴は(もうヤケよ、ヤケ。どーんと来い、つーの……あっ、黒子放ったままだった。黒子もひょっとしてナントカアイテムを使って、ああなった?)ヤケッパチな自己逃避、関係無くもないがこの場には関係ないことを考えていた。(どーすんだよ?)困って美琴を見る上条に(ふっ、早くなんか言いな...
  • 砂場
    編集人の遊び場 実験脚注 画像表示1(#image, image),引用文表示プラグイン(#blockquote) 新着New!表示3( new3) 定義語 中央表示(#center) pixivイラスト表示(#pixiv) ページ名を指定( setpagename) タイトルを指定(#settitle) 更新日時( update) カウンタ( counter) アスキーアート(#asciiart,#aa) 固定幅レイアウト(#expand) 右寄せ表示(#right) プルダウンメニュー(#pulldown_jump) 折りたたみ表示(#region, #endregion) ツリーメニュー1(#treemenu) テーブル リンク元一覧表示(#ref_list) 人気ページ一覧を表示する(#popular) 最近更新されたページ一覧を表示する(#recent) コメント(#comme...
  • 上条さんと美琴のいちゃいちゃSS/Daily Life/Part11
    前ページ次ページ上条さんと美琴のいちゃいちゃSS/Daily Life  上条と美琴は第6学区に来ていた。  学園都市の中でもアミューズメント施設に富むこの学区は、クリスマスという事もあり、カップルがあちこちにいる。  噂やら何やらが先行してしまい、付き合いが長いように思える上条達であるが、実際は成立して間もない出来たてカップルである。  さっき空港を出るときは腕を組んで、なんてしていたが、電車に乗るときに恥ずかしくなり、今では隣り合って歩いているのみである。  上条はあまり気にしていないようではあるが、美琴はチラチラと上条の右手を見ては俯きを繰り返している。 (ううっ……腕を組みたいけど、なんか恥ずかしいし。せめて手を繋ぐくらいは……)  一度羞恥心を自覚してしまった美琴は、妙に意識してしまい行動に移せない。  上条が積極的に来てくれたら話は早いのだが、その素...
  • 上条さんと美琴のいちゃいちゃSS/上条さんが…ちっちゃくなりました。/ReWrited/Part05-1
    前ページ次ページ上条さんと美琴のいちゃいちゃSS/上条さんが…ちっちゃくなりました。/ReWrited 8月17日 とある昼下がりの買物戦線  タッタッタッタッタ。上条当麻は急いでいた。とある場所に向かって走っている。腕につけた時計を見る。そのあと全速力で走る。 いつもの信号を渡り、そのあとは目標の場所である「常盤台中学校」に向かっている。バスは頼りにならないため身体を酷使してまで走る。 現在、3月10日9:47。つまり、全ての中学校が卒業式を迎える日である。わが子の晴れ姿を見ようと外からの客が多い。車の多さは一年の中でも3本の指に入るくらいだ。 走っている上条はまだ目的地に着くことはなかった。実はこのとき、すでに式は始まっており、会場である体育館までは直接行かなければならなかった。 上条はボロボロの身体で走って体育館に向かわなければならない。一方、その今日...
  • 上条さんと美琴のいちゃいちゃSS/7スレ目短編/066
    とあるファミレスで 昼下がり、少年と少女は街の中を歩いていた。少年の名は上条当麻。幻想殺しという右手を持つ圧倒的不幸体質の高校生だ。彼の隣には手を繋ぎ、楽しそうに歩く少女の姿がある。超電磁砲の御坂美琴だ。二人は今日の夕飯の材料を買う為に外に出てきたのだが、今は何を作るか話しているようだ。「んで?今日は何が食べたいのかしら?美琴様に言ってみなさい」「そうだなー美琴の作るものなら何でもいいぞ」「・・・なんとも作り甲斐のない台詞よね、ちょっとは真面目に考えろ!」「そうだなー美琴の料理は美味しいから本当に何が出てきてもいいんだが・・・」「美味しいって言ってくれるのは嬉しいけど、リクエストくれたほうが作る側としては更にモチベーションが上がるのよ」「わーったよ、スーパーに付くまでに考えとくからそれまで待ってくれ、さっき昼飯食ったばかりで食べたいものが浮ばん」「ったく、しょーがないわねー寛大な美琴様に感...
  • 上条さんと美琴のいちゃいちゃSS/13スレ目短編/914
    Dear My Friend 「お前さ、一緒に遊びに行く友達とかいねぇの?」 そう言われて、ふと思った。 ――――――友達、ってなんだろう、って。 一緒に買い物に行く人? 一緒にクレープを食べる人? 一緒にファミレスでぐだぐだと過ごす人? どれもこれも、当たっているようで、少し違う気がする。 重要なのはそこじゃなくて。 もっと、なにか、抽象的な、そんなもののような。 黒子は友達というよりも、可愛い……うん、可愛い後輩、でいいのよね。 あとの二人、初春さんと佐天さんは、これもまた可愛い後輩……いや、黒子の友達という方が正しいと思う。 現にあの子達は敬語でしか話してこないし。 私からも『さん』づけで呼んでいるくらいだし。 少しは距離も縮んだかもしれないけど、どこか一線、溝というか山というか、そういうものがある気もする。 今まで、気の置けない友達、なんてものが必要だとは思っていなかった。 変に周...
  • 上条さんと美琴のいちゃいちゃSS/9スレ目短編/300
    HAPPINESS?  上条当麻の朝は幸せいっぱいで始まる。「……書き始めていきなりで何だがすげー悲しい気分になってきた」 ごく普通のファミレスの、見晴らしの良い窓際のテーブル席に腰を下ろした上条はシャーペンを握りしめ、安っぽい合板で組み上げられた白いテーブルの上にうだー、とヘッドスライディングを決める。 テーブルの上に広げられたのは近くのコンビニで買ってきた原稿用紙で、お世辞にも綺麗とは言えない字で一行目が埋まっていた。 上条が突っ伏した勢いで小さな風が起き、原稿用紙の端っこがひらひらとはためく。 宿題が、 現国の宿題が終わらない。 上条のお馬鹿な頭脳は煙を噴いてそろそろ限界が近い。 クラスメートの土御門元春に協力を仰いだが電話をかけても留守電のまま、青髪ピアスに至っては『カミやん、宿題忘れてった方が小萌センセも喜ぶでー?』と訳の分からない事を抜かしたので即座に通話を打ち切った。 中学生...
  • 上条さんと美琴のいちゃいちゃSS/シークレットメッセージ/Part2
    前ページ次ページ上条さんと美琴のいちゃいちゃSS/シークレットメッセージ  一端覧祭当日。  上条は土御門と青髪ピアスを伴って、常盤台中学を訪れた。これにあたっては、美琴から事前に彼女のシフト時間と招待券、そして『絶対来なさいよ!』というありがたいお言葉をもらっていた。 「にゃー、常盤台常盤台。おにゃのこの秘密の花園だにゃー」 「僕ら今日ほど今日ほどカミやんと友達で良かったと思ったことはないでぇホンマ。招待券くれた女の子にはお礼言わんとなぁ」  ああそうかい、お前らの目当ては常盤台の女の子だよな、と上条は毒づく。  招待券がなかったら、上条だってここまで足を運ぼうとは思わなかった。それくらい常盤台中学という所は近寄りがたい、否、凡人高校生としては一端覧祭でも近づきにくい場所だった。  美琴のクラスはすぐにわかった。他と比べて、圧倒的に行列が長い。...
  • 0-2/17-14
    「東原、大丈夫か? そろそろ休憩した方が」 「ゼェ、ゼェ、ダ、ダメだ! 一球でもと、止めねぇかぎりは休まねぇ! さ、さぁ来い!」 「分かった、東原の熱意に俺も応えないとな。いくぞ、せーのっ!!」  東原のGK練習が始まって10分、東原は未だに真夜がペナルティエリア外から放つシュートを止められずにいた。  今、東原が行ってる練習の課題は『威力の高いシュートをしっかりと受け止める』というものなのだが、悉く自分ごとゴールを決められているのだ。 「(待ちの姿勢じゃ取れやしねぇ、ボールに出来るだけ近づいてキャッチだ! これならっ!)ぐふっ! ぐ、ぐおおおおおおおおおっ! ……や、やっと一球、止められた……げふっ」 「ゴールに入るギリギリで止まったか、頑張ったな東原。とりあえず回復するまで休めよ、朝練終了までまだ時間あるんだからさ」 「お、おう、まだまだやるぜ、お、俺は……(...
  • 上条さんと美琴のいちゃいちゃSS/28スレ目短編/183
    行列のできるたこ焼き屋 一端覧祭。学園都市で毎年11月に行われる、学園都市内の全ての学校が参加する世界最大級の文化祭である。『学園都市の科学や超能力を当たり前に受け入れている学生達さえ驚くような』何かを提供する、という原則【ムチャぶり】が掲げらており、しかも体験入学やオープンキャンパスの意味合いも兼ね備えている為、文化祭と言えども学校側としては必死である。が、それは長点上機学園や常盤台中学などのエリート校から、中堅クラスの学校までに限った事であって、上条の通う学校のような所謂底辺校は、あまり真面目に取り組んでいない。校風は平々凡々、生徒の能力レベルも平均して並以下の学校など、わざわざ体験入学感覚で訪れる者はいないからである。実際、上条のクラスの出し物は、何の変哲も無い「たこ焼き屋」であった。小さい学校の一クラスの出し物なので、屋台も小さく、従業員【クラスメイト】も二人しかいない。なので一日...
  • 上条さんと美琴のいちゃいちゃSS/Time enough for Love/Part01
    前ページ次ページ上条さんと美琴のいちゃいちゃSS/Time enough for Love 序章 Propose encore une fois 「久しぶりね、アンタからの呼び出しなんて」  ここはとあるホテルのメインバー。  その日、カウンターに1人、空のグラスを目の前に、その女は腰掛けていた。  ほのかに薄暗い店内の、微かにただよう紫煙の香りと、テーブル毎のキャンドルの光。  女は、目の前にあるひとつに目を向けたまま、身じろぎもしていない。  シェイカーとグラスが響く甲高い音や、店内のさざめきも、彼女の耳には届かないようだ。  茶色の長い髪に、整った顔立ち、魅力的なボディ。  その表情は、少し赤みが差しているように見える。 「悪りぃ、今日も待たせちまったようだな」  そう言いつつ、男は女の隣に座る。――いらっしゃいませ、とバー...
  • 上条さんと美琴のいちゃいちゃSS/とあるファミレスのバカップル/Part01
    前ページ次ページ上条さんと美琴のいちゃいちゃSS/とあるファミレスのバカップル 「美琴」 「当麻」 「今日は一段と可愛いぞ」 「そ、そう?いつもと変わらない制服姿なのよ」 「それは……昨日よりも増して今日の美琴を愛してるからさ」 「私も……昨日の当麻より今日の当麻がカッコ良く見えるわ」 「それは……同じ意味なんだろ」 「決まってるじゃない」 「美琴」 「当麻」 「美琴、先に飲まないか?」 「当麻が先に飲んで」 二人の間、テーブルの上には飲み物が入った大きなグラス。それには二本のストローが刺さっていた。 「美琴、譲り合ってもしょうがないよな」 「そうね」 「一緒に飲むか?」 「……わかった」 学生中心のそれこそ友達同士で食事に来るような只のフ...
  • 上条さんと美琴のいちゃいちゃSS/23スレ目ログ/23-706
    とあるファミレスのバカップル 「美琴」「当麻」「今日は一段と可愛いぞ」「そ、そう?いつもと変わらない制服姿なのよ」「それは……昨日よりも増して今日の美琴を愛してるからさ」「私も……昨日の当麻より今日の当麻がカッコ良く見えるわ」「それは……同じ意味なんだろ」「決まってるじゃない」「美琴」「当麻」「美琴、先に飲まないか?」「当麻が先に飲んで」二人の間、テーブルの上には飲み物が入った大きなグラス。それには二本のストローが刺さっていた。「美琴、譲り合ってもしょうがないよな」「そうね」「一緒に飲むか?」「……わかった」学生中心のそれこそ友達同士で食事に来るような只のファミレス。そんなところでこれは辞めて欲しい。店内の空気は二分。甘い空気にコーヒー、それもブラックをコーヒーサーバーに淹れに行く者多数。もう半分は食器をガチャガチャ云わせ唸り声をあげる者、要するに憎悪に取り付かれた者達。顔がくっつく程に近...
  • 上条さんと美琴のいちゃいちゃSS/とあるファミレスのバカップル/Part08
    前ページ上条さんと美琴のいちゃいちゃSS/とあるファミレスのバカップル 定番と云うか、上条は予想がついた。 その少女は登山家のようなバックパックを背負い、シスターらしき格好をしている。 らしきと言うのは蝶ネクタイをしており修道服にはあまり見えない。のでシスターとは違うかもしれない。 しかし、上条が出会ったシスターの奇抜なこと、ミニスカ修道服の他にベルトを巻いただけと言った服装、魔女なのかシスターなのか微妙な姿、そんなモノばかり上条は見てきた。 そして本来は違うだろうと言いたいが上条の経験則ではシスターを見たら魔術師と思え、なのだ。 それに佐天が何と言っていたか? 「教えて貰った商売の基本の一つ、アフターケアも大切に」 アフターケアと言うなら白井にマジックアイテムを売った本人に間違いない。 「テメェがバルビナか?...
  • 上条さんと美琴のいちゃいちゃSS/17スレ目短編/939
    もし常盤台のお嬢様が初めからデレていたら 6月某日~出会い~上条さん「おまっ…『知り合いのフリして自然にこの場から連れ出す作戦』が台無しだろ―――」美琴ちゃん「何でそんなメンドクサイ事しなきゃなんないのよ。ていうか知り合いじゃなくて結婚1年目のラブラブ夫婦がいい」上条さん「会って1分も経ってねぇのに!?」7月17日~勝負~美琴ちゃん「ビビってなんかないわよっ」上条さん「うそつけっ!!どう見ても涙目になってこんな風にビクってしてたら…」美琴ちゃん「違うわよ!自分から手ぇ握っちゃったから緊張しただけだもん!!」上条さん「それ言い訳になってんの!?」7月18日~パジャマ~美琴ちゃん「アンタはこれ子供っぽいと思う?」上条さん「まー趣味は人それぞれだしいいんじゃね?つーか何で俺に聞くんだ?」美琴ちゃん「だって将来一緒になるんだから好みくらい知っておかないと…」上条さん「初耳!!」7月18日~ヒーロー...
  • 上条さんと美琴のいちゃいちゃSS/11スレ目短編/633
    ラプラスの神様 6  楽しい時間というものはあっという間に過ぎるものだ。 あれから美琴は上条と波打ち際でバシャバシャ水をかけ合ったり、ビーチボルをぶつけあったり、浮き輪の上に乗って二人でただプールを漂ったりして散々遊び倒した。 昼に食べた弁当は、朝と同じメニューなのにもかかわらず非常に好評で、二人はペロリと平らげてしまった。少し足りなかったのか、食べ終わるなり売店で焼きそばを注文した上条を見て、もう少し作ってくれば良かったなと美琴は少し後悔した。 時刻は17時半。ほとんど真上にあった人工照明は、同じく人工の海に向かってゆっくりと落ちていく。天井に張り巡らされたスクリーンは、そんな太陽の動きに合わせて夕空へと姿を変えていった。 もう少し遊びたい気持ちもあったが、ここでは完全下校時刻を過ぎると大学生以下の学生は追い出されてしまうため、そろそろ帰宅しなくてはならない。 美しい人工の夕日の中、ぐっ...
  • 上条さんと美琴のいちゃいちゃSS/8スレ目ログ/8-424
    小ネタ 生と死の間で 2 ~当麻~ 上条当麻は不幸だった、いつものように。白いシスターに噛みつかれ、クラスメイトに殴られ、補習で干されるといういつものメニューを消化しきって満身創痍の家路の途中、いつもと違うことが起きた。不意に後ろから電撃のはじける音がした。振り向き右手をかざそうと思う間もなく、上条の意識は闇に落ちた。「ここは……?」何やら遠くで声が聞こえる。誰の声だろう。「……っと、……た!…っかり……さい!」ああ、御坂か、何やら必死だな。そうか、電撃が当たったからか。よし、起きて返事を……そう思った時、上条は自分の体が動かないことに気付いた。目も開けられない。声も出せない。意識もぼんやりとした闇の中だ。「俺、もしかして死んだ?」病院に運ばれ、処置されるらしい。顔なじみのあの医者だ。最善は尽くすだろう。そんな、どこか他人事のように考えている自分に驚きつつ、もう一度上条は闇の中に落ちて行っ...
  • 上条さんと美琴のいちゃいちゃSS/6スレ目短編/503
    信じた先に・後日談  御坂美鈴は目を覚ました。 見慣れない天井。 見慣れない部屋。 寝慣れないベッド。「あー…昨日泊めてもらったんだっけ」 昨日4月1日に上条詩菜宅に夕飯を共にした。 しかしついつい酒が進み、そのまま寝てしまったらしい。 後で詩菜さんに謝らないとと思い携帯を探す。「えっと、あったあった。―――8時20分か」「もう詩菜さん起きてるわよね」 そう思いベッドからでる美鈴。 その時メールが一通受信してることに気付いた。「お? 誰からだろ…って美琴ちゃん?」 美鈴は美琴からのメールを開くと、ふふっと笑って携帯をポケットにしまい背伸びをしてその部屋を後にした。 台所に向かうとそこには料理している詩菜の姿があった。「あ、おはようございます。美鈴さん」「おはようございます。詩菜さん。すみません、リビングからの記憶が無くて…」「いいえ。やはりお布団の方が気持ちよく寝れるでしょう?」「おかげさ...
  • 上条さんと美琴のいちゃいちゃSS/11スレ目短編/629
    ラプラスの神様 4  夕焼けの翌日が晴れるというのは、実はそれほど的外れなことわざではない。 日本の上空は、偏西風と呼ばれる風の影響を常に受けているので、雲は東側に向かって流れていく。そのため、夕方に西側の空が綺麗に晴れ渡ると、翌日も晴れる可能性が高くなるのだ。 しかし、例外は当然あるもので、折角のデートにもかかわらずこの日は曇りだった。今は雨こそ降っていないが、予報では午後から天気が崩れるとされていたし、本日届いたばかりのメールマガジンのラッキーアイテムは折りたたみ傘だった。 バッグにいろいろと詰めていたので、前日に準備をしているときは、傘を持っていくか悩ましいところだったが、やはり持ってきておいて正解だったかなと美琴は思っていた。 電車に揺られながら届きたてのメールを読むと、昨日に続いて素晴らしい結果がそこには書かれていた。自然と全身に力が入るのを美琴は感じた。 『アクアガーデン』は駅...
  • 上条さんと美琴のいちゃいちゃSS/28スレ目短編/617
    それぞ美琴の悩む理由 それも美琴の悩む理由 の続編です。 ここはとある公園。美琴はベンチに座りながら、今日一日のデートを振り返っていた。デート…そう。彼女は今日デートしていたのだ。相手は勿論、上条【かれし】である。その上条は今、彼女【みこと】をベンチで休ませてからジュースを買う為に席を外した訳だが、待っている美琴は、どこか憂いを含んだ表情で、溜息を吐いている。楽しいデートを振り返っている表情とは程遠い。一体、何があったのか。実は彼女、ここ最近、ある大きな悩みを抱えているのだ。それは付き合う前ならば頭に過ぎりもしなかった悩みだった。付き合ったからこそ、そして付き合ってしばらく経ち、心にも多少の余裕が出来たからこその悩みなのだ。美琴は空を見上げて、流れ行く雲を見つめながら、誰に言うでもなくポツリと呟く。内に秘めた、その悩みを。「はあぁ……私いくら何でも、アイツの事が好きすぎるんじゃない…?...
  • 上条さんと美琴のいちゃいちゃSS/12スレ目短編/813
    スキンシップの理由は 第11学区。学園都市の外へとつながるバスターミナルにて上条当麻は客人を待っていた。「まったく…いきなりすぎるんだよ」そう呟きつつも来るであろう客人を迎えるべく来るであろうと予想されるバス停で待っていると。「おにーちゃーん。会いたかったよー」そう叫んでボディアタックをかける少女不意打ちに近い攻撃を受け、その衝撃とともに「うげっ」なのか「うごっ」なのかわからない声を出しつつ後ろに倒れこんだ上条にさらに「おにーちゃーんおにーさんおにーさまあんちゃんあにじゃあにきあにうえあいうえお!!」そう言って顔をすりつけ甘えてくる少女に「乙姫!!お前なんでこの時間に来るのは次の便じゃ。ってスリスリするな」「おにーちゃん。今回は私ってわかってくれたんだーよしよし」夏休みのとき「誰だお前っ」と言われたこともあり、自分のことを認識してくれたことに喜んで必要以上にスキンシップをはかる乙姫に、上条...
  • 上条さんと美琴のいちゃいちゃSS/とある科学の超荷電粒子砲(プラズマ・キャノン)/Part016
    前ページ次ページ上条さんと美琴のいちゃいちゃSS/とある科学の超荷電粒子砲(プラズマ・キャノン) 第16話 幻想殺し(4) 謀は密をなるをもって良しとす。三略 7月29日(水) 美琴はいつもより早起きし、あらかじめ提出した早朝出寮届けの申請どおり7時に 寮を出た。 あらかじめ手配した、無線タクシーにのり、第5学区の千葉県幕張に本社のある 24時間営業の食品スーパへ向かう。 あらかじめ、監視カメラで確認した、食品売り場のレイアウトに沿って必要な食材を効率的 に掴むようにカートへ放り込む。牛肉、牛乳、米、卵、国産ウナギ、美琴が好きな フランスパン、チーズ、玉ねぎ、ネギ、糸コンニャク、馬鈴薯、シリアルなどなど、 10万円相当の食材をカートに入れ、財布から無造作に取り出した現金で 支払いを終える。 都合で10分 手際よく作業を終える。タクシーの...
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    「す、凄いなぁ。浜やんと半蔵はん、まさに阿吽の呼吸ゆうやつやね。見事なコンビネーションや」 「この二人を中心とした。超攻撃型。それが。私のチームのカラー」  内からも外からも見事なシュートを見せる半蔵、フェイクの上手さが光る浜面はまさにチームの要とも呼べる存在だった。  個人の能力が輝く二人だが、それ以上に輝いていたのはまるで長年コンビを組んでいたかのようなパスワークにあった。  キャプテンの姫神は浜面と半蔵を見て、またも思いついた言葉をさも名言のように呟く。 「浜面くんと服部くん。スキルアウトの二人は。こう呼ぶのが相応しい。そう。竹馬の友じゃなくて。竹馬のホ」 「「言うなぁああああああああああああああっ!!!」」 「残念。でも私だって。負けてはいない。見せてあげる。私の実力を」  そう言うと姫神は青ピに何かを指示した後で浜面と半蔵にディフェンスをするよう...
  • 上条さんと美琴のいちゃいちゃSS/28スレ目短編/127
    とある聖夜の恋人空間【スウィートタイム】 「ピンポーン」とチャイムが鳴る。今まで時計とにらめっこをしながらソワソワしていた上条は、待ってましたとばかりに玄関のドアを開ける。「メリー・クリスマス!」「おじゃまします」の代わりにそう言った美琴は、片手にプレゼントの入った大きな紙袋を持ったまま、もう片方の手を小さく振った。「いらっしゃい。外、寒くなかったか?」「ん、平気。…てか、楽しみすぎて寒さとか忘れてたわよ♪」コートを脱ぎながら、満開の笑顔を上条に向ける美琴。今日という日が、本当に楽しみだったようだ。それもそのはずだ。何しろ本日はクリスマス・イヴ。恋人達の恋人達による恋人達のための祭典だ。……少なくとも、ここ日本では。そしてそれはこの二人としても例外ではない。それどころか、今回のイヴは特別で、おそらく一生の思い出になるはずなのだ。何故なら。「…やっぱ、ちょっと緊張するな。付き合ってから初めて...
  • 上条さんと美琴のいちゃいちゃSS/居場所/Part03
    前ページ次ページ上条さんと美琴のいちゃいちゃSS/居場所 上条サイド・その後  見慣れた天井が見える。頭には慣れ親しんだ枕の感触が返ってくる。横を見れば黒子のおかしな寝相と呪詛の様な寝言だ。  黒子はちょっとおかしいけど、当たり前の日常だ。毎日過ごしているなんでもない朝だ。  ボーっとしていた頭がはっきりするにつれ、どうしても止められなくなっていく。  寝返りを打ち、顔を枕に押し付ける。枕をきつく抱きしめても、頬がにやけていくのが止められない。どうしても頬が緩んでしまう。 「はぁ~……」  枕から顔を少し上げる。思わず息が零れる。  長くはないが、決して短くない恋心が叶ったのだ。こんな嬉しいため息も零れるのも仕方ない。  まずい、思い出してますます表情が緩んでいく。そう思って気を引き締めようとするが、全くもって上手くいかない。顔どころか態...
  • 上条さんと美琴のいちゃいちゃSS/22スレ目短編/170
    居場所―その後― 居場所―上条サイド― の続編です。  見慣れた天井が見える。頭には慣れ親しんだ枕の感触が返ってくる。横を見れば黒子のおかしな寝相と呪詛の様な寝言だ。 黒子はちょっとおかしいけど、当たり前の日常だ。毎日過ごしているなんでもない朝だ。 ボーっとしていた頭がはっきりするにつれ、どうしても止められなくなっていく。 寝返りを打ち、顔を枕に押し付ける。枕をきつく抱きしめても、頬がにやけていくのが止められない。どうしても頬が緩んでしまう。「はぁ~……」 枕から顔を少し上げる。思わず息が零れる。 長くはないが、決して短くない恋心が叶ったのだ。こんな嬉しいため息も零れるのも仕方ない。 まずい、思い出してますます表情が緩んでいく。そう思って気を引き締めようとするが、全くもって上手くいかない。顔どころか態度の全てがとろん、という音でも付きそうな程に緩む。 つい昨日の事だ。はっきりと、それこ...
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    「凄い! 凄いよ上条くん! あんな怖そうで強そうな人の攻撃を受けてもピンピンしてるなんて!」 「いやいやそれほどでも(本当は右腕がちょっと痺れてんだけどな……)」  翔太の尊敬の眼差しは見た目と相俟って子供が無邪気に向ける視線のそれと同じなので、これには当麻も少し照れていた。  その時、当麻の携帯が鳴った、相手は美琴である。 『もしもし当麻? 今日は何の日か忘れちゃった? それともまさかまた事件に』 「大丈夫だって、事件とかそんなんじゃねーからさ。今日って確かスーパーで買い物デートだったか、ゴメン」 『ううん、忘れてなかったらいいの。でも良かった、当麻が無事で。じゃあ家で待ってるから早く帰って来てね、チュッ♪』  甘さ全開のトークに唖然とするのは上琴のいちゃつきにそれほど慣れていない月結、そんな二人を尻目に当麻は変える準備を整えていた。 「じゃあ俺行...
  • 上条さんと美琴のいちゃいちゃSS/17スレ目ログ/17-255
    小ネタ 白い友人達の優しさ 「なァ」「どうした、一方通行?」ここは、上条の学生寮。これから始まる食事会の準備をしながら上条と一方通行は語り合っていた。アレイスターとの戦いが終わり、学園都市は平和になった。その後、ちょっとしたきっかけで上条と一方通行はよく会うようになった。そのきっかけとは戦いが終わってすぐの、とあるファミレスでの出会いだった。居候シスターが戦後処理でイギリスに帰っていたので、金銭的に余裕の出来た上条は久しぶりにファミレスに来ていた。メニューを真剣にみていた時、ふいに店員から声をかけられる。「すいません。相席をお願い致します。」「わかりま……し…………た??」店員にそういいながら顔を上げた時、上条の時間は停止した。目の前には白い恐怖の大王 一方通行がいた。「よォ、三下ァ!」「……………不幸だ。」静まった空気の中、運ばれてきた料理をたべはじめると、ふいに一方通行が小さく溜息をは...
  • 上条さんと美琴のいちゃいちゃSS/wiki編集者メモ
    上条さんと美琴のいちゃいちゃSS wiki編集者メモ 「いちゃいちゃSSスレまとめ」を編集する際の注意点などをまとめています。 NGワードについて既知のNGワード 回避するには 分類について長編 短編 小ネタ ページの作成について投下ログ用新規ページ 短編まとめ用新規ページ 長編まとめ用新規ページ ページの内容について長編まとめ用新規ページ 短編まとめ用一覧ページ 短編まとめ用新規ページ 投下ログまとめ用一覧ページ 投下ログまとめ用新規ページ 投稿者別作品一覧 ページの削除について 更新手順 NGワードについて 禁書板には、投稿内容にその単語が含まれている場合、投稿エラーとなる場合があります。 いわゆる「NGワード」です。 既知のNGワード 現在判明しているNGワードは以下の通りです。 tan 家出少女 かける様 回避するには 一番いいのは、その単語を使...
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    翌日の午前六時、建宮は朝練の生徒の炊き出しの為に早くも友愛高校に出勤していた。  しかし建宮の表情には一切嫌がってる雰囲気は見受けられず、それどころか周りが引くほどにウキウキしていた。 「まさかこんな朝っぱらから飾利姫にお見送りされるとは思いがけずハッピーなのよね♪ しかも球技大会が終わるまで出来る限りお見送りしてくれる、くーっ! わしは何と果報者か!」  初春は出来る限りとは言っていたが彼女は毎日このくらいには起きているので球技大会中の見送りは欠かさず行われることは彼は知らない。  早朝からテンションMAXの建宮、校門前で光り輝く『何か』を目撃した。 それは吹寄のオデコ。その後ろにはぞろぞろとそのクラスメイト達がついてきていた。 (朝練か……青春なのよね) 健宮はなにかうんうんとうなずいているが、呼び出された生徒達はそれどころではない。 今ここにい...
  • 上条さんと美琴のいちゃいちゃSS/みこにゃんの日常/Part08
    前ページ次ページ上条さんと美琴のいちゃいちゃSS/みこにゃんの日常 はちっ! 2年前の… これは、2年前の、春のおはなし――――…… 「それじゃあ当麻くん、この子のことよろしくね」 「分かりました。美鈴さんも頑張ってください」 「はいはーい。それじゃあね!」 今日は、上条さんのおうちに1匹の子ネコがやってきました。 というより、上条さんが預かったといったほうが正しいのですが。 美鈴さんがこの春大学に通うことになり、子供の面倒を見てあげられないかもしれない…と悩んでいた時に見つけた上条さんのアドレス。 早速連絡を取ると、快く了解を出してくれました。 美鈴さんが帰ると、上条さんは腕の中でこちらを見つめる小さな子ネコに言いました。 「これからよろしくな、みこにゃん」 みこにゃんは訳が分からずに首を傾げまし...
  • 上条さんと美琴のいちゃいちゃSS/28スレ目短編/995
    そんなプレゼントで大丈夫か 十字教を信仰する敬虔なシスターはこう言った。「とうま? 今日は神が降誕した聖なる日…その前夜祭なんだよ? 盛大にお祝いしなくては失礼にあたると思うんだよ。 それなのに、ディナーが白いご飯と野菜炒めだけ【いつものメニュー】ってどういう事なのかな!?」対して、この部屋の家主も反論した。「うっせぇ! 大体お前、クリスマスってのは本来、 家族と一緒に粛々と過ごすモンだって言ってたじゃねーか!」「そ、それは! とうまが他の女の人から…パーティーに誘われたとか言ったから……ごにょごにょ…」「うわっ!? ちょ、おい人間! それより私を助けろ!」「つーか、そもそも俺は別に十字教徒でもねーし! てかそれ以前にお金! マネーが無いの、この家には! ただでさえ年末年始は物入りだってのに…!」「だからって流石に、これは無いんじゃないのかな!? こ・れ・はっ! もう寂しいとかそんなレベル...
  • 上条さんと美琴のいちゃいちゃSS/とある上琴の未来物語/Part04
    前ページ次ページ上条さんと美琴のいちゃいちゃSS/とある上琴の未来物語 御坂の新しい生活 ある日の朝、朝食をとった御坂は寮でのんびりとしていた。 すると、突然携帯が鳴った。 ♪~~  ♪~~ (と、当麻かしら・・・) と御坂は発信者の名前を見る。すると 「御坂美鈴」 と書いてあった。 (なんだ・・・) 「もしもし。」 「やっほ~、美琴ちゃん。」 「どうしたの。学園都市に帰って来るの?」 「明日にはそっちに用があるのよ。でもそのまえにちょっと聞きたいことがあって。」 「聞きたいことってなによ。」 御坂はこの瞬間なぜか悪寒を感じた。 (なんかをネタに弄られそう・・・) 「最近当麻くんとはどうなの。」 大覇星祭の時に会った時の御坂の反応を見て、美鈴は御坂が上条に恋心を抱いていることが分かって...
  • 上条さんと美琴のいちゃいちゃSS/11月22日は何の日?/Part11
    前ページ次ページ上条さんと美琴のいちゃいちゃSS/11月22日は何の日?  幸せの幸せな女神  時は上条当麻と御坂美琴が付き合い始めた11月22日より半年後の夏休み。  上条は高校2年生、美琴は中学3年生になり、美琴は今冬に高校入試を控えていた。  美琴が狙っている高校、それは上条が通う高校……ではなく常盤台中学から卒業する生徒が一番多く進学する有名校であった。  上条はてっきりこのツンデレ電撃姫はアンタと同じ高校に通う! …と言い出すものと思っていたが、そうではないようだ。  何となく疑問に思った上条は美琴に理由を聞いてみるが、 「ふぅん? 当麻くんは私と一緒に登校できなくて寂しいんだ? 可愛い所があるのね」  …などと言い出した。上条は何をぅと思いそれ以来理由は追求しなかったのだが、皆さんにだけその理由を教えよう。  それは『距離』。 ...
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