シェアワールド@霧生ヶ谷市企画部考案課内検索 / 「魔術の秘鑰」で検索した結果

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  • フィアシャーン
    ... 魔術の秘鑰 1
  • 霧生ヶ谷時系列
    ...芸は身を助く ■魔術の秘鑰 ■暮香さんのさがしもの ■紅い瞳の来訪者 ■すこしふしぎ、始めました ■みっつ 幹の根・何眠る ■何か文句でも? ■遭遇、モロウィン‐紅い瞳の来訪者‐ ■不思議どこどこ ■死者と不死者の夜 ■セカキュー日誌 ■曖昧な境界 ■一夢一話。あるいは、俺が一体何をした? ■日常一齣。あるいは、好奇心夢魔をも殺す ■か、勘違いしないでよね ■時ノ猟犬 ■七夕に願いを ■くるみかたの館 ■モシエニキーあるいはシュヴィンドラーども ★瞬く煌きに(商店街繁盛記2) ★恨むぜ神様 ■夏休みまで、あと二日。 ★とかれた恋心 ★フルムーン不思議探検隊 ■荒廃迷夢。あるいは、冷静皮肉な傍観者 ■夢で、逢いましょう ★近代科学部シリーズ3:イニシエーション ■極道キッチン ★ひと時の夏 ★浪裏白跳 ■とある蛙の観察記録 ■精霊流し ■真夏の夜のクロスロ...
  • 人物五十音順、登場作品一覧
    ...夜の災い、悪魔の窓、魔術の秘鑰 石動司 石動司 作者:しょう 土曜の夜の変な影 直接登場 しょう チョコレート・ツリー、迷宮水路 板倉陽一 板倉陽一 作者:見越入道 見越入道の妖怪日記 ...
  • 作品一覧
    ...6日 ■短編小説:魔術の秘鑰2007/05月27日 化野庄治さん ■連載小説:夢魔の食卓[完結:全4話]2007/05/26 □短編小説:死者と不死者の夜2007/07/20 ★「テーマ:夏の一日」:夏奉り 冴木さん ■連載小説:修治・元弘の製麺技術ゲットだぜ![連載中:第2話]2007/06/17 □短編小説:極道キッチン2007/08/18 □短編小説:魔法係長・桜井秀子 出張爆闘編2008/02/22 あずささん ■短編小説:みっつ 幹の根・何眠る2007/05月14日 □短編小説:不思議どこどこ2007/05月27日 ■短編小説:曖昧な境界2007/06月06日 □連載小説:くるみかたの館[完結:第6話]2007/11月28日 ★「テーマ:夏の一日」:とかれた恋心2007/07/29 ☆「テーマ:密着24時」:世界は愛を中心に回る2...
  • アレクセイ
    アレクセイ かなり強力で狡猾な魔術師。 ただし、あまり人前で魔術を使うのを好まないらしい。今は怪しいアイテムの訪問販売(行商人のようなもの)や除霊、占いなどで生計を立てているようだ。 魔術のアイテムに目がない。たとえガラクタのようなものでも集めたがる。 地球生まれではないらしく、また本当にわれわれと同じような形態の生物なのかもわからないが、見た目は柔和で普通そうな青年である。が、敵には非人間的なまでに非情(宇宙人なので)。まれに垣間見せる本性は徹底的に非人間的なのでご注意を。 ただし、ボケ担当。 一三二七年以前の事柄 東ローマ皇帝アンドロニコス2世の使者として機密の任務を帯びていたが、それを隠してただの博識な学者として僧院に迎え入れられた。事実彼は博識な男であった。 アレクセイという奇妙な名前は、彼に言わせると北方のノヴゴロッドふうの名前であるという。だがミストラ出身...
  • 忍術・武術・魔術といった技
    忍術・武術・魔術といった技 霧生ヶ谷市の暗部がちらほらと垣間見えるようになってきました。 そう。 一見穏やかなベッドタウンも、 陽が堕ちた逢魔ヶ時、霧が満ちる時、あるいは満月の夜、地下水路の奥底、そして次元の彼方から…… ひとたび皮をめくれば跳梁跋扈するものたちとの死合いの場と容易く化してしまうのです。 そんな中で培われていった匠の技をここに集めました。 いざ、というときのお役に立ててください。 忍術 霧限刃 黒縄 黒縛 赤縛炎上 時流剥離 霊子を用いた術 風輪大蛇 (ふうりんだいじゃ) 蓮卦 (れんか) の声 (せい) 変化の術 解呪の術 模 (かたど) りの術 囚名 (しゅうな) の術 封殺術 (ふうさつじゅつ) 守術 (しゅじゅつ) 炎術 (えんじゅつ) 反流 (はんる) の鏡 輪火 (りんび) 流情 (るじょう) の...
  • ルーン術師
    ルーン文字…北欧神話において主神オーディンが得た神秘であり、魔術的意味を対象に付加する力を持った文字。自体が通常の文字として使うことが出来るために、世間一般ではそのような効果は眉唾だとされている。 だが、その意味を熟知し、その効果を引き出す者達は、現代にもその血を遺している。その末裔。 類似例:ルーン使い スノリ・ヴェランドのルーン魔術 魔術的意味を持つルーン文字は、を付けた古来から護符として使われた。 例えば古の戦士たちは、「勝利のルーン」を武器や防具に刻むことでそのルーンの象徴する戦神の加護を得たという。 このような護符的な性質を引き出すことが、ヴェランドの扱うルーン魔術である。 あらかじめ彫りこんだルーンをなぞることでそこに力を送り、刻まれたルーンの意味を発現させる。意味合いとしては巻物(スクロール)や魔法陣に近いものだが、護符として使用される場合は「ルーンの...
  • ウィッカ
    ウィッカ 古代ケルト魔術に似た系統の、自然宗教。 日本語では「魔女宗」と訳すことが多く、その信奉者は「ウィッカン」と呼ばれる。 『An it harm none, do what you will』(なにものをも傷付けなければ、あなたの望むようにせよ)という言葉を中心に据える。 ハーブや魔術による実践的な技術が彼らの専門であり、『魔女』のイメージから連想される黒魔術的な悪意を持つものではない。
  • 世離
    世離 霧生忍群七刃の一人。 時流剥離の使い手。次元に穴を穿つ忍術の持ち主であろう。
  • 時流剥離
    時流剥離 七刃の一人、世離の秘術。 時間磁軸、あるいは次元階層を何らかの形で剥離し、被術者を別の時間軸へと飛ばす。
  • 風輪大蛇 (ふうりんだいじゃ)
    加阿羅 (カーラ) が蜘蛛爺と怨み坊布 (ぼうき) と戦った際に使用した術のひとつ。 周囲に風の霊子を集めそれを大蛇の姿へと変化し敵を攻撃する、というもの。
  • 女郎花
    女郎花 七妖の一人。詳細は不明。 おそらく、催眠術の使い手であろう。 名前の由来であるオミナエシには、 鎮静、催眠効果、食欲抑制。魔よけの意味、薬効があり、 あるいは、 全草を乾燥させて煎じたもの(敗醤)には、解熱・解毒作用があるとされるところから、 毒の使い手かもしれない。
  • 不思議萌えサークル:紫の結社
    不思議萌えサークル:紫の結社 魔術論議やオカルトをロジカルな視点で研究しようというサークルだが、方向性で言えば「不思議萌え」な奴らばかりで構成されている不思議物好き、ヒドゥンアニマル好きの集いである。 河津 木津翔
  • オーディンの左目
    オーディンの左目 オーディンは、世界樹ユグドラシルの根元にある泉の水を飲むことで知恵を身に付け、魔術を会得する。 片目(左目)はその時の代償として失ったとされる。 スノリ・ヴェランドの宣誓句。 「オーディンの左目に賭けて」というのは、ルーン術師を志すものにとっては常套句のようなものかもしれない。
  • 地下水路
    地下水路 霧生ヶ谷市の地下を縦横にはしる水路。 コンクリートから岩盤を刳り貫いたもの、支えに使われている木材の状態を見るに相当古い水路……。 水路はそれこそ平安の大昔からある。樹海並みの秘境。 その深遠は下降の一途を辿り、最早深奥まで行くと水路というよりは地底へと続く穴といったほうが正しい。 石動司が「拙いのはその水路がどんな風に走っているのか全部を把握しているものが一人もいないって琴田」と発言しているが、やむなし。 霧生ヶ谷水路調査室により、調査はされているが、調査内容がおおっぴらには公開されていないからである。 六道区から中央区まで石動司が走破していることから、距離的に広大な迷宮を想起させる。 主なUMA 白いワニ 地底人 フィラデルフィア・スタンレー
  • wikiほぼ日誌/2007年03月28日/新作小説追加と他にも追加です
    #blognavi 今夜は甲斐からは編集する予定がないので早めに更新。 りかこ☆さんから「Miss.テリアス」を投稿していただきました。ナンバーがあるように、連載小説です。 りかこ☆さん、ありがとうございます。 なお、小説投稿に伴い、色々な単語を追加しました。 あと地名的なことだとか細かい部分で追記が入っています。 知っていると楽しい知識とかも。 「高柳グループ」関連が匿名で追加されてありました。 今後のwiki内リンクを考え、ワープロモードだった内容を全て削除し、新たにwikiモードで編集しなおしたバージョンが現在反映されています。 内容に変化はありません。匿名の方、ご了承くださいませ。 高柳グループは「佐野製麺所」を買収しにやって来たとありますが、あの町工場にどんな伏線が張られるか楽しみです。 アラト君のファーストミッションが佐野製麺所と...
  • wikiほぼ日誌/2007年04月24日/季節の変わり目
    #blognavi なにやら先ほどからくしゃみが止まりません。 うわさ? いやいやきっと風邪だこれ; とそんなことはさておき、 新加入の草薙さんとフィアシャーンさんから一篇ずつ小説を投稿していただきました。 腕のいい魔術師に、謎めいたラングレーの探偵。 ますます、霧生ヶ谷市は無意識のシンクロニシティで怪異が増えれば怪異に対処する人々を呼び寄せてでもいるかのようです。 お二方、ありがとうございます。 それからそんな愛すべき彼ら彼女らの住みかも新しく増えました。着々と町並みも変化しているようです。 カテゴリ [更新] - trackback- 2007年04月24日 23 37 07 名前 ...
  • 加濡洲 (カヌス)
    加具那 (カグナ)の孫の1人。 カエルの化身で、水を象徴している。 年齢は推定だが、3900歳らしい。 勝気で少し自己中心的な性格をしており、人の姿をかたどっては頻繁に霧生ヶ谷市へとくりだしている。 そのことをめぐって、しっかり者の妹とはしょっちゅうケンカしているが、何故か勝てない。 そんな彼だが、とある過去により一時は極度の人間嫌いに陥る。 しかし、今は年月と共に考えを改めてはいるが、たまに人間を見下すような言動を取ってしまう。 どうやら、相当のトラウマになってしまったようだ。 戦いになると、術を主とした戦術を繰り広げる。 加具那によって授けられた術の種類は、攻撃 ・ 補助 ・ 回復など、ジャンルを問わず。 それらを用い、兄や妹を支え守っている。 兄妹の中では、一番の術使いである。 だが、その力はあまりにも不安定である。 理由は彼の持つ魂であると、加具那...
  • wikiほぼ日誌/2007年04月13日/霧生忍法帖
    #blognavi 久々の更新です。 セカキュー日誌は随時更新していますが、書くほどのことではないので、毎回放置です(笑) さて、しょうさんの小説「番組予告?」の更新に伴い、wikiのメニュー項目を増やしました。 忍術・武術・魔術といった技が追加されています。 それにしても今回の更新は楽しくも難解なパズルのような更新でした。 これまでは情報を転記するだけでよかったのが、今回は情報を推測しながら補っていくという作業でした。今回の追加項目に限って言えば、しょうさんと甲斐のコラボレートと言ってよいかと思います。 (wikiはあとから編集し直せるし無問題かな?) 明らかに世界観の血が濃くなったとだけは言えます。 もうホントになんでも出来るって確信が持てました。 みなさまも、箱庭で存分に遊んでくださいね。 カテゴリ [更新]...
  • キリュウガヤソコヌキガエル
    和名:霧生ヶ谷底抜き蛙。 一般名称:次元蝦蟇 市での愛称:ソコヌキ 一見すると単なる蛙だが、霧生ヶ谷市の固有種。 実は、霧生ヶ谷市の歪みに引き寄せられた異次元生物。 体表から特殊な分泌液を抽出していて、ゼラチン質の肌は揺らいで見える。 マジョーラのように緑といぶし銀が混ざりったかのような表皮は偏光性。 オスは繁殖期になると、分泌液を利用して次元に穴をうがち、巣穴を作る。より大きい巣穴を作れることが偉大なオスであり、繁殖の際の大きなアピールとなる。 メスは巣穴に卵を産んだ後、外的から卵を守るために分泌液を抽出して次元穴を塞いでしまう。 彼らはところかまわず次元に穴を開けるので繁殖期になると、市内各地で紛失事件や神隠しが起こるが、それは彼らの巣穴の上にあった運の悪さであり、気の毒なことだ。 繁殖期が近くなると、不思議現象対処係...
  • メニュー
    #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (作品一覧) シェアワールド参加者一覧 作品一覧→霧生ヶ谷時系列 #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (霧生ヶ谷小噺)←霧生ヶ谷小噺 #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (投票所)市長選投票所 シェアワールドの著作権について wiki編集テンプレQ&A マップ位置登録について #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (トップページへ) シェアワールドについて すこしふしぎとは? 霧生ヶ谷市とは―風習・イベント 霧生ヶ谷市組織一覧 地名・町名--...
  • 魔法係長・桜井秀子 出張爆闘編
    魔法係長・桜井秀子 出張爆闘編 作者:冴木 桜井秀子は、魔法少女である。得体の知れないアイテムを振るい、箒に跨り空を飛び、普段は正体を隠して一般人として暮らしている『アレ』だ。  ただ、彼女が他と違うのは、魔銃トカレフで敵を撃ち、八つの宝玉で空を飛び、普段は婚期を逃しつつある三十四歳のキャリアウーマンであるということであった。これは、そんな彼女……『魔法係長・桜井秀子』のお話。 秀子は、自分のデスクの上でため息をついていた。 彼女は、文房具の製作販売を手がけている『六道商事』の企画課の係長である。当然管理職であるので、色々と気苦労が多い。仕事に打ち込みすぎるあまり、とうとう三十路を過ぎてしまった。そんな中、彼女はひょんな事から『日本魔法少女協会』にスカウトされ、魔法少女になることになったのだ。 魔法少女になる条件はただ一つである。『処女であること』。はっきり言って...
  • セカキュー日誌(其の14)
    タイトル「カエル道場」 もう何度目だろうか。 吹雪の息。 アラトの防御陣形を吹き飛ばし、その猛威は後列に届き、 ヴェランドが宙を舞っている。 そして地上に落ちる前に凍結し事切れている。 「アンジェー!」 キリコの激が飛ぶ。 ラバーウィップが巻きつく。 十分にたわめられた我輩のジュエルスタッフが、百年の永きに耐えた甲羅を砕き潰す。 強大な総身。それが地響きを立てながら永劫の玄王、蒼樹海に棲む百年亀は、堕ちた……。 …… 「アラトくん、ネクタル用意して~」 ネクタルとは秘薬の一種で、死者を冥界から呼び戻し肉体を再生する力を持つ。それを加入したばかりのブシドー、ヴェランドに飲ませようとするのだが……。 「キリコさん、もう空です」 そう。空。彼女一人の為に全て使い切ったのだ。いやはや。 ギルド名が表すように、こちらが死ぬ前に怪物を...
  • セカキュー日誌(其の13)
    タイトル「ブシドーとは」 (作者註:内容がシェアワールドに踏み込んでいますが、物語の添え物ですので、ストーリーには一切影響しません)) 「うーん。うーん……姐さんもう一杯。ひっく」 相変わらず金鹿の酒場。 僕アラトは、人選のリストアップに余念がない。 アクマロは独りで迷宮に行ってしまった。頑張るなぁ。 アンジェーは巻き髪を酔っ払ったキリコに三つ編みにされたりしながらも大人しくちょこんと座っている。 キリコは「金鹿の飼葉桶」をジョッキに注いでもらいながら陽気に酔っ払っている。 僕らは第三階層に先日踏み込んだ。 深海を思わせる青く染まった視界で、やはり出てくるものは魚介類が多い。 そして森の奥深くに、珍しく一人で立つブシドーの姿。 レンだ。 「……順調に冒険を重ねているな。迷宮に挑戦し、己の腕をみがく……その先に君は何を求めている...
  • 本日のターゲット:高柳元弘&鎌ヶ谷修治@冴木
    【突撃インタビューin霧生ヶ谷】 =本日のターゲット:キャラ名@作者名= ある日のこと。私こと鎌ヶ谷修治は、お昼ご飯をつくっている途中、ドアに直接設置してあるポストに何か入ったように感じた。 見てみると、回覧板にちょっとくたびれたご様子の紙が挟まっている。 「アンケート……か。おかしな事もあるものだな」 会長は楽しそうに言った。 彼は、テレビすらないこの極貧生活における久しぶりの娯楽、とったようである。 我々は内職とバイト探しをする手を止め、しばしそのアンケートに答える事にした。 ■こんにちは タ&カ「こんにちわ」 ■あなたのお名前は? タ「僕の名前は高柳元弘。高柳グループの会長をしている」 カ「鎌ヶ谷修治です。会長の秘書をしております」 ■一応性別もお願いします タ「うーむ、君の目には僕が女の子に見えるのかい?まぁ僕のルックスの...
  • セカキュー日誌(其の11)
    タイトル「樹海のアクマロ」 我輩は悪魔である。 名前はあるものの、真名を知られた悪魔に待つ運命は死よりも汚辱なる運命のみ。ではあるが、便宜上、アクマロの名に甘んじている。 故あって現在、我輩の生死を握るキリコとともに、面妖なる世界樹の迷宮とやらに足を踏み込んでいる。 己の力は過信はしておらぬ。 が、血が騒ぐ。 アッカドでパズスさまに仕えていた頃の沸々たる血肉のざわめきが我輩を死地へと誘う。 先日、「キリコのたて」面子は、地下八階の主である飛竜に愚かしくも挑み、そして風の刃で悉く切り刻まれた。 我輩らは死なぬ。 エトリアの地にとり、かりそめのマレビトにしか過ぎぬ我らは記憶を失わぬままの時間軸逆行という、かくも名状しがたいことわりの中に身を置いている。 我輩らにとり、好機は一度ではないのだ。 戦術の建て直しが効く。それが我輩らと、他のギルド...
  • 第二話「会長のプライド」
    「……まぁ、樹を取り直そう。確かにカードが無いのは不便だ。だが、それでけだ。さっさと契約をすませればいい」 粉々になったブラックカードをさらに粉々に砕きながら(個人情報保護のためだろう)、高柳は言った。 ……やはり只者ではない。 「まぁ、会長がおっしゃるなら私はそれを信じますが……しかし……」 「言うな。どうせ自家用ヘリはいつでも待機中だ。たとえ国立公園でも、わが社にかかればヘリポートになる。契約をさっさと済ませるぞ」 そのときだった。 べちゃり。 私の顔の上に何かが落ちてきた。雨にしては少々重いし、何より顔の上で何か長いものが乗っかっているという感触。 異質以外の何者でもない。 「……鎌ヶ谷、お前は何をやってるんだ。さっきのうどん屋で相当アクロバティックな食べ方でもしたのか?」 顔にくっついたものを見ると、確かにそれはうどんだった。 ……だが、私は仮にも秘書だ。顔の...
  • 本日のターゲット:アレクセイ&ヨハネス@フィアシャーン
    =本日のターゲット:アレクセイ&ヨハネス@フィアシャーン= 「こんなものが見つかったんだ」 アレクセイはどこかから小瓶を取り出すと、ヨハネスに見せた。 「なんですか、これ」 「まあ、開けてみたまえよ」  そう言われてヨハネスは、おっかなびっくり小瓶のコルクの栓を開けた。 ■こんにちは  ア:こんにちは。  ヨ:ええと、どなたですか? ■あなたのお名前は?  ア:アレクセイです。  ヨ:ヨハネスです。 ■一応性別もお願いします  ア:男性格ですが何か?  ヨ:男です。 ■身長や体重、年齢、誕生日や血液型など明かせる範囲でどうぞ  ア:たいていは周囲の人の平均にあわせますから、まあそのくらいだと思っていてください。年齢は秘密です。誕生日と血液型? さあ。  ヨ:正確に測った...
  • セカキュー日誌(其の12)
    タイトル「緊縛!? 森の王者!」 地下八階と九階の階段の上り下りに辟易しながらも、「キリコのたて」一行は九階の地図を(僕が)地道に埋めていた。 そんなある日。 執政院ラーダに久しぶりに顔を出す。 すると興奮した様子で執政院の眼鏡が現れ、キリコの手を握った。 雷撃。 鼻と口から黒煙を噴きながら、不用意な眼鏡は背中の後ろから長を押し出し、眼鏡を拭い始めた。 長は九階にたどり着いたことをまず讃え、それから地下十階に鎮座し、数多の冒険者を葬りさった獣の王について語り始めた。 「地下10階に存在するその魔物、我々は、古の神の名をかりてケルヌンノスと呼んでいる。 その昔…、腕の立つ何名かの冒険者は地下10階の奥まで言ったと聞いているが……。 ケルヌンノスが地下10階に鎮座するようになって以来……二人の例外を除きこの街の冒険者で第三階層に到達した者はいない」 ...
  • 短編小説:ロージーとマリエール
    短編小説:ロージーとマリエール 甲斐ミサキ この小説はクトゥルー神話創作小説同盟の「図書館」テーマに投稿したものです。  蛙軽井小学校にはろくな図書室がない。  ママがそう断言して僕とマリエールを連れ出したのは六月の夕暮れ。  五月の澄み切った茜空ではもはやない。空を見上げると、重くずっしりと濡れた大気の中で錆びた銅貨のように灰緑にくすんだ太陽が僕たち三人を照らしている。  暑いねえ。なまっちろい顔を真っ赤に茹だらせながら僕に話しかけるマリエールに、そうだねと返す僕は繋いだ手からだらりとぶら下がって甘えるしぐさをする。 「お姉ちゃんなんだからロージーをしゃんとさせなさい」ママがマリエールを促して僕の腰あたりに発展途上の手を回させた。  ろくな図書室がない、とする理由は理不尽なものだ。ママ曰く、 「あんな魔窟みたいなとこ」の一言に尽きる。  ママはマリエールにはまだそれを分別できる脳味噌がち...
  • 山脈よりの声
    山脈よりの声:しょう 「『アレ』を探してみようと思う」 「『アレ』って『アレ』か?」  久遠寺の言葉に疑問符を飛ばしつつ、俺は昼食のB定食を口に運ぶ。うん、うまい。今日はどうやら当たりの日だったらしい。  うちの大学は基本、近所のオバちゃんがパートでメシを作りに来ていたのだが、流石にそれだと不満が大きかったのか、今では日替わりで近所の飲食店から手伝いという形で料理人が調理に来ている。それはいい。美味いものが食えるなら、アルバイトでもプロでも関係ないからな。問題はいつ何処の店料理人が来るのか学生には知らされていないと言う点だ。以前、何故か北区のうどんロードにある筈の『辛亭』の主人が調理に来ていたらしく、(うちの大学は中央区の南の外れにある。言うまでもなく、うどんロードからはかなり離れている)メニュー全てが激辛に変貌した事があった。あん時は確か、デザートのお汁粉まで真紅な辛苦に染...
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