動物妖怪名録内検索 / 「玄狐稲荷」で検索した結果

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  • 玄狐稲荷
    玄狐稲荷 げんこいなり 種別 狐 別名   住所 北海道渡島松前郡松前町 特徴   松前志摩守道広は前右大臣花山院常雅の娘初姫を娶ることになり、明和8年11月2日に輿入れした。初姫は日頃から京都九条の稲荷を深く尊崇しており、彼女が蝦夷地へ赴く際には、稲荷神が道中守護のために俗人の目には見えないながらも多数の狐を付き添わせた。しかし、輿入れ後間もなく初姫は病死してしまった。 天明8年、南部の山伏大昌院は、不漁続きに心を痛めていた志摩守に箱館で百日の修行を命じられた。大昌院は厳冬期にも関わらず弁天浜の海中に飛び込んで経文を読誦する苦行を始めた。その夜から弁天堂の下には黒狐が籠るようになった。満願前夜の99日目の夜、黒狐は大昌院に「お前に頼みたいことがあってこの堂に籠り、99日の間、その機会を窺っていたのである」と語り始めた。黒狐は初姫について京都九条から来た狐の1匹で、初姫逝去後は他...

  • ...黒天狗/黒ひげ天ぐ/玄狐稲荷/権三郎狐/小太郎/小三郎/小よし狐/ 三吉狐/さんこう狐/三本狐/二郎太郎狐/ 大法主狐/竹駒稲荷/竹次郎/太郎太夫狐/釣狐/出合いの亀太/藤四郎/鳥居越の中三郎 仲間のお姫/二階堂の煤助/鶏喰の闇太郎/[鼠狐]]/野荒らしの鼻長 八郎左衛門/はら斑狐/半まだら狐/柊狐→柊求女之丞/柊求女之丞/広谷狐/福吉狐/ またら狐/万太郎狐/弥陀坂のお梅→お梅/翠髪/メラコ/ 山崎狐/与左衛門/与三狐
  • 都道府県別一覧
    ◆北海道 玄狐稲荷 ◆青森県 さんこう狐 ◆岩手県 ◆宮城県 赤坂小太郎/お小夜/お三子狐/越辺の久兵衛/源内婆ぁ/竹駒稲荷/太郎坊/トラ(柴田郡)/トラ(二戸郡)/トラ(宮城県桃生郡)/トラ(宮城県本吉郡)/ナベ ◆秋田県 メラコ ◆山形県 オジョンコ ◆福島県 一杯もりの長七/オッコシこざえもん/おでん狐/乙姫狐/お万狐/お山の権坊 ◆茨城県 おサトさん/おヨシさん ◆栃木県 ◆群馬県 ◆埼玉県 ◆千葉県 おはま女郎 ◆東京都 御出狐 ◆神奈川県 ◆新潟県 アンドン滝のジロベエ/おけい/オタジョウ様 ◆富山県 ◆石川県 折矢様 ◆福井県 うりう谷のおよね狐/おさいざん狐/おはる狐/おみつ女郎 ◆山梨県 言い負け狸 ◆長野県 小倉狐 ◆岐阜県 ◆静岡県 姥狐 ◆愛知県 お梅/お菊狐/オジョロ狐/尾...
  • 五十音順総索引
    ...黒法印の狸/袈裟狸/玄狐稲荷/源内婆ぁ/小喜左狸/小三郎/小太郎/小よし狐/権三郎狐 三吉狐/[さんこう狐]]/三本狐/二郎太郎狐/大法主狐/竹駒稲荷/竹次郎/竹のはなのお竹女郎→お竹女郎/玉の小町/太郎大夫狐/太郎坊/釣狐/出合いの亀太/藤四郎/徳川/トラ(宮城県柴田郡)/トラ(宮城県二戸郡)/トラ(宮城県桃生郡)/トラ(宮城県本吉郡)/鳥居越の中三郎 仲間のお姫/ナベ/二階堂の煤助/鶏喰の闇太郎/鼠狐/伸び上がり狸/のびゃがり狸/野荒らしの鼻長 八畳遍照/八化狸/八郎左衛門/はら斑狐/半まだら狐/毘沙門坂の狸→毘沙門狸/毘沙門狸/柊狐→柊求女之丞/柊求女之丞/広谷狐/福吉狐/風呂ノ谷のお梅→お梅/ 豆しぼりの小豆洗い→小豆洗い/万太郎狐/見越狸/弥陀坂のお梅→お梅/またら狐/翠髪/メラコ/ 山崎狐/与左衛門/与三狐 狸せんほうし
  • 竹駒稲荷
    竹駒稲荷 たけこまいなり 種別 狐 別名   住所 宮城県仙台市 特徴  昔、陸前国仙台に、竹駒稲荷という稲荷を篤く信仰する猟師がいた。貧乏だが正直で、毎日山へ入り、鳥獣を獲って暮らしを立てていた。ある冬の雪の多い日、方々歩き回っても雉一羽しか獲れなかったことがあった。そのとき1匹の狐を見つけたので撃ち取ろうとすると、狐は近づいてきて「私は竹駒稲荷だが、子が沢山あるのに、雪は多く食物は見つからず困ってるのだ。はなはだお気の毒だが、お前の雉子をもらわれまいか」と言った。情け深い猟師は狐に雉をやって家に戻った。2、3日何も獲らずに帰って来るもので、猟師の妻は不機嫌になって弁当も作ってくれない始末。翌日、仕方なく猟師は米を借りて来て、自分で弁当を作り山へ出かけた。この日は2羽の雉を獲ったが、また狐に会って渡してしまった。翌日、妻に頼み込んで弁当を作って貰い山へ行き、今度は3話の雉を仕留...
  • 八郎左衛門
    八郎左衛門 はちろうざえもん 種別 狐 別名   住所 兵庫県飾東郡東山村柿畔 特徴  東山村稲荷社の神狐。名前の由来は不明だが、かつての社主の先祖の名かといわれている。狐は五穀を害さぬ獣であるため稲荷社の使いになるのだという。 資料 『播州東村山稲荷社略記』
  • おさみ狐
    おさみ狐 おさみぎつね 種別 狐 別名   住所 長崎県壱岐郡 特徴  化けの皮を使って人を欺くのが得意な狐。あるとき山伏が「おれは稲荷大明神である」とおさみ狐を騙して化けの皮を奪い去った。おさみ狐は狸に化けの皮を借りて庄屋に化け、山伏の元を訪れる。山伏を欺いて一度は化けの皮を取り戻したが、再び稲荷大明神に化けた山伏に化けの皮を奪われ、以降は野良犬のように盗み食いをして暮らした。 資料 『日本昔話大成』
  • おとら狐
    おとら狐 おとらぎつね 種別 狐 別名   住所 愛知県 特徴  白または雉子猫色の狐で、主に病人に憑くが、稀に健康な人に憑く場合もある。憑かれた者は左目から目脂を出し、左足の痛みを訴える。行者によって憑き物落としをしてもらうが、どうしても離れないときには遠州磐田郡水窪町山住神社から山住さん(お犬さま)を迎えれば必ず離れるという。 ▽天正3年の長篠合戦の際、長篠城の鎮守稲荷に住んでいた狐は城の天守から戦の見物をしていたが、鉄砲の流れ弾に当たって左目を失明した。それ以前に左足を負傷していたため、片目片足となってしまった。合戦の後、長篠城は廃され、稲荷の末社も打ち捨てられてしまった。この仕打ちに激怒した狐は、城の近くに住む万兵衛という分限者の娘おとらに取り憑き、以後も次々と近所のものに憑いて、おとら狐と呼ばれるようになった。おとら狐は長篠の合戦の話を好んだが、他にも様々な身の上話を人...
  • おまんさん
    おまんさん 種別 狐 別名   住所 大阪府堺市 特徴  ある稲荷社におまんさんという狐が棲んでいた。ある時、婚礼の注文を受けた料理屋が大きな邸に数十人分の料理膳を運んだ。翌日、料理屋が代金を請求しに行くと、そこに邸などなく、食後の膳が散乱していた。おまんさんの嫁入りだと大層噂になったという。 資料 『郷土研究上方』3巻33号
  • 御出狐
    御出狐 おいでぎつね 種別 狐 別名   住所 東京都 特徴  昔、江戸角田川の真崎稲荷にいた狐。茶屋の者が揚豆腐を持って「おいでおいで」と呼べば縁の下から出て来た。寛政4年頃、故郷の陸奥国松前へ帰った。帰郷に際して茶屋の娘に取り憑き、「これまで世話になったゆえ、その礼を言う為に娘に取り憑いた。国許へ帰るので暇乞いをしたい。何か形見に書き遺そう」と語った。店の主が出した扇に「月は露露は草葉に宿りけり夫れこそ爰よ宮城野の原」と書き、程なくして娘から離れて去ったという。 資料 『其昔語』
  • おヨシさん
    おヨシさん 種別 狐 別名   住所 茨城県西相馬郡高須村 特徴  高須村の櫻井彌吉の6歳になる孫・好文に憑いた狐。明治44年6月頃から好文は次第に衰弱していき、奇妙な行動をとるようになった。祖母が「なぜそんなに痩せるのだ」と尋ねたところ、好文は「ご飯はおれ一人で食べるのではない。おヨシさんも食べるからだよ」と答えた。好文によればおヨシさんとは大字高須の納場から来る者で、家にはお爺さんとお婆さんと妹のおサトさんの4人でいるという。やがて好文は狐の真似をし、油揚げや鳥肉が食いたい、稲荷の社を建てて頂戴よ等と口走るようになった。狐に憑かれたのだと知った家の者は秩父郡三峰神社を参詣し、狐除けの札を貰って帰った。好文はこれを非常に恐れ、「とてもこの家には居られぬ。早く逃げるから飯を食わしてくれ」などと独り言を言っていたが、やがて昏睡状態に陥った。そして、半月程をかけて漸く全治したという。 資...
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