上×山 時々 矢×山 のち・・・TRICKでエロパロまとめ内検索 / 「きっかけ3」で検索した結果

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  • きっかけ3
    きっかけ by 243さん 3 上田は奈緒子の秘部に触れた。 少しずつ指が入っていく。 「ああ、っはぁ…う」 奈緒子は上田の指をすんなりと受け入れた。 熱く、きつく締め付けられ、上田も息を荒くする。 「…痛いか?」 「っ…少し…でも、気持ちいい…」 奈緒子は恍惚の表情で上田を見上げて微笑む。 上田は指を奥まで進め、くちゅくちゅと音をたててかき乱した。 「はっん、そんなっ、するな…音がっ…」 恥ずかしさで感じたのか、また奈緒子の秘部から愛液が滴り落ちる。 上田は指を二本に増やす。 処女であろう奈緒子に自分の巨根。 苦しむのはわかっているが、少しでも苦痛を減らしてやりたい。 「んん…!イタッ…」 「…我慢してくれ、頼む」 指二本でこんなに苦しませて…。 どうしたらいいのだろうか。 空いている左手で胸を撫でてみた。 時折乳首にキス。 少しで...
  • きっかけ1
    きっかけ by 243さん 1 ある依頼を解決した帰り道。 上田を気に入った依頼人の娘に食事をご馳走になり、 上田と奈緒子は家路についた。 「うーん、満足満足♪」 お土産のケーキの箱を振り回し、 奈緒子は幸せそうに微笑む。 その後ろ、1メートルほど離れたところに 上田が歩いていた。 「…もう少し遠慮したらどうなんだ?」 上田がため息をつく。 奈緒子が振り返り、さも 当然のように言い放った。 「あっちが遠慮するなって言ったんじゃないですか」 確かにそうなのだが、 奈緒子の食べっぷりは相変わらずだった。 超高級肉のフルコースだったのだから 無理もない。 「あんなに美味しいものは久しぶりに食べたなー。 上田のおかげだな。 感謝してますよ♪」 めずらしく素直な奈緒子に少し見とれ、 上田は視線を逸らした。 自分でも気付いていた。 最近、...
  • きっかけ2
    きっかけ by 243さん 2 奈緒子は俯いたまま動かない。 上田はベッドに背を向けて、 自分の傷を消毒した。 今日の奈緒子は様子がおかしい。 消毒液が悪かったのだろうか? 上田は念入りに消毒液の成分表を確かめた。 ふと衣擦れの音に振り返ると、 奈緒子がベッドに突っ伏している。 「上田、そっち向いたまま聞けっ」 言われるがまま、上田は奈緒子の反対側を向いて待った。 声が震えているのは気のせいだろうか? 「…私は、お前と一緒にいたいのか?」 (いやいや、こっちが聞きたい…え?) 上田は驚いて振り返った。 「自分でも変だと思うけどな…!」 (…泣いてる?) 上田は気付かれないように奈緒子に歩み寄った。 震える背中に手を伸ばそうとしたとき、 奈緒子の一言が全身を揺るがせた。 「私、一人にされて悲しかったんだからな」 好きだ。 俺は彼女が好き...
  • きっかけ4
    きっかけ by 243さん (ごじつだん) ―――あの日、二人が恋人同士となってから3週間がすぎた。 あれからは用事がなくても毎日会うようになっていた。 この日の二人は、上田の部屋でまったりデート。 いつものように、ソファで仲良く寄り添いあう。 隣にいるだけで安心する…はずなのに、奈緒子は集中できずにいた。 異臭がするのだ。 「…上田、最近この部屋…臭わないか?」 「あぁ…」 それは前々から上田も気付いていたが、 臭いのもとを探そうとはしていなかった。 寝ても覚めても奈緒子のことしか考えられないからだ。 「…臭いなんて窓を開ければ気にならないだろう。 それより、俺は…」 奈緒子の胸をまさぐっていると、奈緒子は突然立ち上がった。 「この異臭の中でセックスなんてできるかっ! 探しましょう。 もしかしたら腐乱死体かもしれませんよ」 本気なのか冗談な...
  • メニュー2
    現スレ目次 初代スレより 即落ち防止 by ??さん (矢×山)1 東大製秘薬 by 13 さん (菊×山)1 初夜?by エイジさん他(リレー作品) 1 なぜベストを尽くさないのか 1 理由 by 名無しさん達&151さん(リレー作品)1 2 3 4 5 6 7 8 きっかけ by 243 さん 1 2 3 4 「いんみだれ」 (矢×山)by 151さん 1 2 3 秘密 by 267 さん1 2 3 4 5 6 入れ替わり(NOTラブラブ編)by 243 さん1 2 3 4 5 6 7 覚悟 by 151 さん 1 2 3 4 5 湯あたりby 267 さん 1 2 3 4 5 6 7 ピラニアby 691 さん 1 2 3 4 5 私の本命 by 243さん 1 2 3 4 5 サイドストーリー(I) by 151さん 1 2 3 4 5 菊池愛1(リレー作品)  (エロに...
  • ピラニア5
    ピラニア 5 「あぎゃあああああああっ!!?」 「なんだ、どうした山田」 どうしたもこうしたもない。上田が動くと・・・その、ソレがゆらりと揺れる。 嫌でも目に入る。 最悪だ。最悪の初体験だ。 こいつはいきなり全裸になって当たり前だとでも思ってんのか? おおかた歪んだ知識しか持ち合わせてないからこんな蛮行に出るんだ。間違いない!  ・・・いやいや、私だってこういう方面はからっきしダメダメだ。 もしかして私が間違ってて、ほんとはやっぱりこうやって脱いでくるもんなのかも・・・ 口をあけたままで放心してる私を見咎めた上田さんが、どうやらようやく状況を理解した。 「YOUどうした、何か変か?」 「あああああの、その、普通、その・・・全部脱ぎますか普通、こういうとき」 「・・・違うのか・・・?」 でかい図体を傾げる。 ついでに、ソレも一緒に傾ぐ。 「ちが...
  • ピラニア2
    ピラニア by 691さん 2 ジャケットのがさつく布地越しに、上田さんの体温が伝わる。 頬にはニットのちくちくした感触。 私は無言のまま、上田さんに抱きついたまま動かずにいた。 薬のせいなのか、それとも心のそこで望んでいたことだからなのか、 途方もなく気持ちがよかった。 彼からのいらえはない。 悟られないように、心の中でため息をついた。 あの島で、上田さんに伝えた精一杯の言葉を思い出す。 ベストを尽くせていないのは私のほうだ。 情けない。 この身体と身体の一部がでかいだけで何の役にも立たない朴念仁を相手にして、 こんなことで気持ちが伝わるなら、間違いなくとっくに伝わっているはずだ。 今だって、この唐変木は微動だにしない。  ・・・自分から仕組んだ状況のはずなのに? さすがに不審に思って、頭を上げて顔を覗き込んだ。 ...
  • メニュー総合
    現スレ目次 Part6 (現在進行中) 前の夜 by 216さん 1 2 ややこしい事 (矢×山)by 192さん 姫初め by 58さん 1 2 おまけ 燃え盛る火の中で(非エロ)by 16さん 三角関係(非エロ)(矢・未・山) by 9さん Part5 (dat落ち・・・まとめ中) ついてない一日  by 510さん 秘密の遊び by 448さん カミヌーリ儀式 by 86さん(鈴×山)1 2 貞子 by 59さん(非エロ) Part4 (dat落ち) 長野にて 眠れないので(仮) 商店街で(微エロ) 新スレ祝い(非エロ) Part3 武家屋敷妄想(微エロ) 夏服(微エロ) 夢 by◆/YXR97Y6Hoさん 1 2 ノンストップ教授(微エロ) 節分 続・節分(微エロ) セオリー(微エロ) インセンス(非エロ) 小ネタ(非エロ) ユーザー別がいい(非エロ) ...
  • ピラニア1
    ピラニア by 691さん 1 いったいあれは、私の思い込みだったんだろうか。 そう感じてしまうほどに、東京へ戻ってからの私たちは、以前となにひとつ変わらない。  ・・・ただひとつ、私が上田の家に上がるようになったこと以外は。 「なんだYOU。来てたのか」 「悪いか」 大赤面しながら合鍵の隠し場所を教えてきたのと同一人物とは到底思えない男のため息に、 テレビのリモコンをいじりながらそっけない返事を返す。 「・・・と、上田、その包みもしや!」 言うが早いか、上田の右手に下げられたビニール袋を奪取する。 そこには、予想通り某高級焼肉店の弁当が鎮座ましましていた。 「まったく、そういうものを嗅ぎ付ける能力には感心するよ」 「すいませんね意地汚くて。ちょうどお腹減ってたんですよありがとうございますいただきますっ」 アマゾ...
  • 毛蟹
    大人のおもちゃ (リレー作品) この作品は、 巨根対策として、大人のおもちゃでトレーニングに励む奈緒子が読みたい。 で、うっかり上田にばれてえらいことになるのも読んでみたい。 という、221の一言から始まった・・・ 大人のおもちゃネタ、出だしはこんな感じで。 ____________ 奈緒子は目の前に広がる異様な光景に怖気づいた。 ----これは一体何? 私は幻を見ているのか? 毛蟹セットと書いてある箱を受け取ったのはお昼すぎ。 バイトもなければ金もない。もちろん食料なんて底を尽きた。 ならば、体力を温存すべく部屋で寝ているしかない。 ただひたすら部屋でゴロゴロしているだけの、そんな状況で届けられた毛蟹セット。 毛蟹なんて高級食材を、注文した覚えも、贈られる覚えもなかったが、 ...
  • 雑魚寝の夜2
    雑魚寝の夜 by 342さん オプショナルバージョン ・キャラ壊れてる(特に二番目)ので注意 熱い。熱い。 髪にうなじに、擦り付けられるひげ。 男二人に挟まれて、膝立ちになった私の躯はぐにゃぐにゃと頼りない。 明るすぎるほど明るい蛍光灯の下に空になった薬包が散乱している。 中身は酒と一緒に何度も口移しに注ぎ込まれた。 点滅しているような脳内の短い記憶も途切れている。 酒宴の果てに上田がふと自慢した。 「──南方の媚薬なんですよ、以前ふとした事で手に入れてね」 まだ性懲りもなく隠し持ってたのか、この変態。 効き目を説明するのに、なんで私を使うんだ、だから。 重みで目が覚めると、目の前に上田が。 ああ、そうか。上田が飲ませたんだ。口移しで──って、なんだかこれってキス? 乳房をぎゅっと握られて私は呻く。上田じゃ...
  • 雑魚寝の夜1
    雑魚寝の夜 by 342さん お約束バージョン 今回の事件の依頼人、中学教師北見さんは不幸な事にバカ上田に憧れている人だ。 上田のやる事をなんでもかんでも真似せずにはいられないらしい。 専門は同じ物理だし、背もちょっと低いくらい。 あとは眼鏡も怪しいひげもベストもブレスレットも、ショルダーバッグまでよく似てる。 「瓜二つですよねえ」 私は感動してそう言った。 「そ、そうですか?ありがとうございます!光栄です」 バカに似ていると言われた北見さんは奇特にも喜び、一方上田はひどくむくれた。 「君の目は節穴か。こう言っては失礼だが北見さんは容姿才能人格全てにおいて俺に遠く及ばんだろうが!」 掛け値無しに無礼な奴だ。北見さんは上田の足元にひれ伏した。 「その通りです。私の存在など師匠の肩のフケひとかけらにも及びません」 「ははは、そうだろう!...
  • 次郎号走る3
    次郎号走る 3  * 俺は山田の服を脱がそうと奮闘した。 彼女の腕や手が邪魔でなかなかはかどらない。 別に山田が抵抗してるわけじゃない。俺のベストやシャツを引っ張っているのだ。 「上田…ひっぱるなってば」 「ひっぱってるのはyouだ。……おい、このボタン、おかしいぞ」 「そこからは飾りボタンになってるんです……それより、袖、抜いて」 「そんな暇あるか」 スカートのホックまでは外したが、ブラウスの内側の滑らかな肌を撫で回すのに俺は夢中になってしまった。 「上田。くすぐったい…」 触って、抱きしめて、触れて、探って、キスをして。 「you…」 ──本当に、全然進まない。 キスの最中に舌を絡めようとすると、山田が途切れ途切れに指摘した。 「…か、顔すごく赤い、上田。……んっ──熟れ過ぎの……トマトかイチゴみたいっ……」 ...
  • ピラニア4
    ピラニア by 691さん 4 唇を離すと、 「えへへへへ」 笑ってやる。 もう、身体のこわばりはとけていた。 怯える気持ちなんか、これっぽっちもない。 上田さんがぽかんと口を開けて、私を見ている。 もう、怯えない。 それどころか、「その先」を希う私がいた。 それがいったい何のせいなのかなんて、どうでもいい。 今、 どうしても、 上田さんが欲しい。 ふと我に返ったらしい上田さんが、私を見据える。 「え、じゃ、あの・・・いい・・・んだな・・・?」 返事は決まりきっているけれど、言葉には出さない。 口元だけで笑ってやった。  ・・・突然、視界が揺らぐ。 「な」 さっきまで柔らかな絨毯を踏みしめていたはずの足が宙を蹴る。 ばたつかせた腕が助けを求めてしがみつい...
  • 即落ち防止
    即落ち防止 by ??さん (矢×山) 「お前の鬘の下は全部まるっとお見通しだっ」 「こ、これは鬘じゃなくてなぁ ちゃぁんと地肌から生えてるもんだからな おい、聞いてんのかぁ」 奈緒子は構わずに矢部の頭を触ってくる。 矢部はふいに真面目な目をすると奈緒子を固く抱きしめ乱暴とも言えるほど無理やり口づけた 「にゃーっ!! 何をする矢部っ!」 「何をするって、これはキスと言いましてなぁ、男が好いた女にするもんやがな」 そういいながら、奈緒子のうなじ辺りや腰を優しく撫でながら彼女の上唇の表面から裏側、歯の付け根を舐めあげてゆく 余りの突然の事に奈緒子は身動きする事も出来なかった 矢部は一度唇を放すと、奈緒子の耳元に寄せた  「お前、先生と結婚するんか? そんなに先生がええんか」 矢部の抱きしめる腕に力がこもる 自分の頬に触れた液体に奈緒子は身を固くし...
  • 鎖1
    鎖 by ◆QKZh6v4e9w さん 1 「それじゃ奈緒子。お母さん、明日はお昼食べて帰るから」 台所に声をかけ、山田里見は框から小さな風呂敷包みを取り上げた。 「お気をつけて。お母さん」 「あら、上田さん。お見送りなんてよろしいのに」 玄関先までのそのそとついて出てきた大男に里見は微笑んだ。 「ほんとに、慌ただしくてすみません。…『大事なお話』はまた明日戻ってから、ゆっくり、じっくり、たっぷりとうかがいますので」 「あ、いえ」 上田次郎は恐縮したように小腰を屈めた。 鴨居に遮られていた視界に、土間に立つ里見の笑顔が入る。 「突然伺った僕が悪いんですから、お気になさらず。どうぞお友達の皆さんと楽しんできてください」 「ありがとうございます。…滅多にない機会なものですから、積もる話を一晩中語り合おうねって…、もう、楽しみで...
  • 夢2
    夢 by ◆/YXR97Y6Ho さん 2   あの時薄く開いてカミソリの刃を受け取った唇が、今は一文字に固く引き結ばれて、上田を拒む。   せめて顔を左右に振って引き剥がそうとしても、上田にはすぐに追いつけてしまえた。   強く握れば折れてしまうのではないかと思える細腕は、大柄な肩を押しのけようと突っ張られている。   足はじたばたと抵抗を示すが、衣服着用時で85キロの大男を振り払えるはずも無かった。   どれくらいの時間が経っただろうか。   奈緒子の抵抗が弱々しくなった頃、違和感を覚え、上田は顔を上げた。   彼女の顔は、諦観にも似た憎しみで彩られていた。   「……すまなかった。」   「勝手にキスして、勝手に、謝って。最低ですね」   「そうだな」   「上田とキスするなんて、イヤに決まってる」   圧し掛かっていたま...
  • Pink Marriage Blue1
    pink marriage blue by ◆QKZh6v4e9w さん 1-4 仕事が忙しくてあまり構ってやれないせいか、それとも間近に迫った式の準備に追われているからか。 彼女の機嫌は悪かった。 そう、昨日、記念写真の前撮のため式場に行った時の話だ。 「新婦さま、もっと嬉しそうに笑ってくださーい」 もともと笑うのが苦手な彼女はものすごくがんばっていたには違いない。 「ちょっとこわばってますねー。緊張しますか。えーとですね、深呼吸してー。もっと自然に、自然に笑ってー」 それでもカメラマンにいろいろ指導されていた。 一方彼のほうはと言えば、 「新郎さまはそんなに歯を見せないでくださーい。あ、新婦さまより前に出ないで。ポーズ作らないでくださいねー。お顔の角度はもっと、自然に、自然にー」 別の理由でいろいろ注意されてたがこれは別にいい。 ...
  • 覚悟1
    覚悟 by 151さん 1 数時間ぶりに研究室の扉に手を掛けるのと、中から電話の呼び出し音が鳴り響くのはほぼ同時だった。 俺は小さく息を吐き、科技大で唯一安らげる場へと足を踏み入れる。 この数週間俺は多忙を極めていた。 近く開かれる学会での論文の制作、また、運悪くそれに重なってしまった試験の問題作成。 加えて、朝からぎっしり詰まった学生達への講義。 試験前ということもあり、暇ができたと思えば勉強熱心な学生に質問責めに合う…まぁ、丸毛典子くんのような生徒ならそれも苦ではないのだが。 とにかく、どこぞの誰かは俺のことを暇人だと責め立てるが、少なくともここ何日かは睡眠もまともにとれない多事多端ぶりだった。 そして今、やっと休めると研究室に戻ったところでこの電話だ。 俺は正直辟易していた。 持っていた書類を机に投げやり、けたたましい音を立てる機械に手を伸ばす。 ...
  • 鎖3
    鎖 by ◆QKZh6v4e9w さん 3 9 「……おい。おい、youっ!」 くぐもった声に奈緒子は目を見開いた。 目の前に、頭を抱え込まれてもがいている上田がいた。 慌てて腕の力をほどく。 「うおうっ…」 上田が大きな息を吐き、顔をあげた。 窒息寸前だったにしてはその大きな目の潤みは涙によるものではなさそうだった。 ほとんどサディスティックなまでに活き活きした微笑を浮かべ、上田は奈緒子の手首を握った。 「パンツどころか、パジャマまですっかり濡れてるぞ。どうするんだ、一体」 そのひきしまった腹に頼りなくこすりつけられている自分の腰を見て、奈緒子は気絶しそうな羞恥に頬をさっと染めた。 「ボタンも外さないうちからいっやらしい声で喘ぎやがって…やめろよな」 わざと苛めていること確実の物言いである。 目元まで赤くなった奈緒子は上...
  • 姫初め2
    姫初め <Prev  4   ―――ムカつく。   さっきから密着している腰の辺りに、少しずつ主張している巨根も。   決して認めたくはないが、ほんの少しだけそれを期待している自分自身にも。   そんな複雑な気持ちの私をよそに、上田はゆっくり内腿を撫でていた手を、一番敏感なところへと忍ばせてきた。   「…ふっ…」   「慣れてきたとは言え、良く濡らさないとな…YOUだって、気持ち良くなりたいだろ?」   「そんな、訳…ない…っ」   下着越しに軽く指で撫でられてるだけで、少しずつ追い立てられていく。   もどかしい思いはするものの、それと気付かせるのも、ましてや、言葉にすることも負けた気がして、頑なに上田の方に顔を向けようとはしなかった。   「まあいい。この天才上田次郎、YOUの好きなところは分...
  • 湯あたり5
    湯あたり by 267さん 5  ・・・もしや私は迂闊なことをしたんだろうか。 明かりはベッドスタンドだけなのに、 (あの音がするとつくやつだ。どこかで見た気がする) 上田の顔は妙にはっきりと見えた。 いつもと変わらない・・・はずなのに、 すぐに返事ができない。 こんなに上田の顔をずっと見ているのは 初めてなんじゃないだろうか。 「・・・昼間の返事、真面目に考えちゃだめか」 「どういうことですか」 「俺に触られるのが嫌じゃないって言ったよな」 「言いましたね」 「触っちゃだめか・・・いや、その・・・なんだ、  セ・・・」 「リーグ。合併問題にゆれてますね」  「じゃない!おまけにパリーグだ!・・・ああ、だからこうだ!!」 上田の腕が私を抱きしめる。 俺たちはいつだってそうだ。 本音を隠して、はぐらかして、 素直になったかと思ったらまたひ...
  • まとめサイト作成支援テスト2
    4. 名無しさん@ピンキー 2013/08/28(水) NY AN NY.AN ID sx1+ICsY エンドロールでぐちゃぐちゃ言い合いながら手つないで歩いてほしいな 絶妙に手元だけ隠れて見えないみたいなカメラワークでw 「手つないでる!!…のか?」って悶々としたい 3の最終話で上田の胸元に寄り掛かる奈緒子がたまらなく可愛い 抱き着いたりしないで頭だけごつんっていうのが素晴らしく奈緒子っぽい 抱きしめたりしないでニヤニヤしてるのも素晴らしく上田っぽい 9. 名無しさん@ピンキー 2013/09/03(火) 13 44 44.24 ID sz05xIpE 夏休みも終わり、9月。 未来と会わなくなって久しい今も、矢部は店に顔を出していた。 秋葉と二人で捜査に励む。 今までと同じ。でも何か足りない日常。 「いらっしゃ…あ、矢部さん。お客さんがお待ちですよ」 「ワシに客?」 ―――あいつか? ...
  • セオリー1
    セオリー by 323 さん 皆様メリークリスマス。 今からウエヤマ連続投下します。 対してエロなし、一応半年ぐらい同棲してるという設定で。  あーあ、せっかくの料理なのに  あーあ、せっかくの最高級レストランなのに  あーあ、せっかくのイブなのに  ため息をついた。舌の上をよくわからない野菜が通っていく  目の前ののっぽのヘタレな上田は黙々と料理を食べ続ける  息苦しくなって目線を逸らしたら、隣のテーブルのカップルが見つめ合っていて  男の方が指輪を相手の女に渡していた  あーあ、   「出かけてくる」  夕方、さっきまでぼーっと一緒にテレビを見たりしていた上田が急にいなくなったと思ったら  数分後スーツを着て出てきた。  「どこに」  「食事だ」  「そういう事なら先言ってくださいよ。えっと用...
  • 次郎号走る
    次郎号走る by ◆QKZh6v4e9w 1 山田奈緒子。 乱暴者で大食いで、性格にも根性にも対人関係にも経済状態にも常に問題を抱える、人を人とも思わない強欲でくそ生意気な貧乳へっぽこ奇術師だ。 顔立ちは、まあ二目と見られぬという程悪くはないほうだろう。 奴が口を閉じている時に眼鏡を外してよくよく見れば、そして一万歩ほど譲れば、美人といって言えなくもない。 俺は世界一頭が良くしかも百人中百人が振り返るほどのいい男というのみならず、鷹揚かつ心の広い人格者だ。 そこまでは渋々認めてやってもいい。 それにこいつは、動物の本能を発揮して驚くほどの頭のひらめきを見せることもたまにある。 勿論俺の足元にも及ばないし、まあ、そもそもひらめくこと自体ごく稀なのだが。 そうだ、山田が持ってるもので役に立つといえばそのひらめきくらいしかないだろう。 だからこそ...
  • 繋がる2
    繋がる by  ◆QKZh6v4e9w さん 2 もはやつっこむのも面倒で、奈緒子は肯定した。 「そうですけど」 『外せよ』 短い物言いで、上田が興奮しているのがよくわかる。 受話器を肩に挟んで、奈緒子はもぞもぞと背中のホックを外した。 「……ええと。外しました」 『よしよし……』 また鼻息の音がして、キスしているらしいちゅっ、ちゅっという音が聞こえてきた。 「上田さん。…キスしてるんですか?どこに?」 『youの肩。後ろから、今右側だ…』 「……」 『……左。腕、細いよな、お前』 奈緒子は受話器を肩に挟んだまま、居心地悪く左右を見た。 たぶん今自分はとても間抜けな姿であるに違いない。 だが、なぜか胸がドキドキと高鳴っている。 問題は上田のこういう時の声が渋すぎる点にある。 怯えたり空意地を張ったり泣いていた...
  • 池田荘にて2
    池田荘にて by ◆QKZh6v4e9wさん <<Prev それにしてもおかしい。いつもならこのあたりでツッコミが入るのだ。 ハルかジャーミーあたりが乱入してきてくれないだろうか。 いや、今日は愛のハイキングに行くとかで池田荘の大家達は朝早く出かけたっきりだ。 なんという事だろう。 奈緒子が混乱している間に上田はブラウスの前面突破に成功し、ブラから豊胸パッドを抜き始めた。 「いちま~い……にま~~い……なんだ、今日は控えめだな」 「うるさいっ!!!……しっかりしてくださいよ上田さん!こんな事して、あとで後悔するぞっ」 「あとで悔やむから後悔と書く…はじめから後悔など、したくてもできないぞ、山田奈緒子」 「ううっ」 へらず口に正直に怯んだすきに上田の顔が迫って来た。このままでは唇を奪われる。 「やめ」 唇に重くて熱い感触。キスさ...
  • 初挑戦2
    初挑戦 by 582さん 2 上田は座っていたソファから立ち上がると、ふいに奈緒子のすぐ傍に腰掛けた。 腕を回し、思わずビクリとして姿勢を崩した奈緒子の肩を抱いた。 ノースリーブの肩は思った以上に華奢で、掌にすっぽりと収まってしまう。 「上田さ…?!」 驚いて顔を上げた奈緒子の唇に、上田は自分のそれを重ねた。 ――よし。俺だってこの位は軽いんだぞ。 一気に心拍数が跳ね上がった心臓を落ち着かせるために、精一杯、平静を装ってみる。 駄目だ。 上田は唇を離すと、そのまま奈緒子を両腕の中にすっぽりと収めた。 「ちょ……な、何する…!」 もがく奈緒子を更にギュッと抱き締めると、腕の中で段々とおとなしくなってきた。 静かに腕を外し、奈緒子の目を覗き込む。二人とも顔が紅潮していた。 「…わかってました。ホントはここから離れられない、いや、離...
  • 前の夜2
    前の夜 <Prev   彼はうなじや首筋にはキスしなかった。   鎖骨から胸元にかけてもだ。   “お色直しのドレス”の襟のラインを避けている事が奈緒子にも判った。   パジャマのボタンホールは言うまでもなく正常な仕上がりだったため、新品のパジャマは簡単に細い躰から離れて丸まった。   耳朶から流れてきた舌先で乳首をつつかれると奈緒子の喉から喘ぎが漏れた。   小さめの乳房に、平らな腹に、上田がキスを落としていく。   肩、腕、掌、指先、背中……腰。   彼の口やあごの短いひげがちょっとだけ痛い。   太腿に唇が近づくと、やはり恥ずかしい奈緒子は目を閉じてボサボサ頭を押しやろうとしてしまう。   だが頑丈な頸の力で抵抗を撥ね退け、それなりに馴れてきた指使いで小さな薄い下着を下ろし、上田はなめらかな脚を少しずつ順調に開いていった。 ...
  • 燃え盛る火の中で
    燃え盛る火の中で by 16さん   火に囲まれて、何分経ったのか。   考えなきゃ、考えなきゃ、助かる方法…。   頭がぼんやりしている。   立ちすくんでいると、上田が声を掛けてきた。   「最後に、お互い今までずっと言えなかったことを一言ずつ言い合おう」   「……はい」   お互い死にかけて助かったと思っていたのに、また火に囲まれるなんて。   くらくらする思考の中、上田の真剣な顔だけが鮮明に見える。   「山田。俺は今まで、ずっと君のことを」   「……はい」   「…す、っす…」   「……す?」   目を逸らそうとする上田に聞き返す。   本当は気付いてる。   言いたいことはわかってる。   知っていましたよ、ずっと。   「俺は、君が好きだよ。ずっと、ずっと前から」   ...
  • Pink Marriage Blue2
    pink marriage blue by ◆QKZh6v4e9w さん 5-8 長い付き合いだからだ。 だが、悪口雑言には慣れっこではあるものの、奈緒子の様子がちょっといつもとは違う事には気付いていた。 照れ隠しではなく、本当に苛々しているみたいだ。 ……奈緒子でも、マリッジブルーという状態になることがあるのだろうか。 「you」 上田は口を開いた。 「何をひねくれてるんだ。君だって式場の素人モデルにならないかと誘われていたじゃないか」 奈緒子はむくれて俯いた。 「でかくてカッコいい上田さん込みでですけどね。良かったですね、モテモテで」 「みんな、俺だけじゃなくて、その、君の事も……褒めてただろ」 「ええ。だって、一応花嫁なんだから褒めなきゃまずいじゃないですか」 「写真撮影の時、助手の人が君の傍で何度もコードにつまずいてたじ...
  • 湯あたり4
    湯あたり by 267さん 4 知らず知らず冷や汗が出てくる。 どうする。 あからさまに俺が 山田を襲おうとしているとしか思えない光景だ。 言い訳をしようと口を開きかけたとき、 山田がまた目をつぶった。 「へ」  ・・・こいつ、また寝やがった。 のぼせて頭が朦朧としているのだろう。とはいえ バスタオル一枚しかかかっていない状況で、 男を前にしてよくもまぁ・・・。 不意に笑いがこみ上げてきた。 「・・・だめかこりゃ」 暑くないように薄い布団を一枚体にかけてやって、 俺はソファーで寝ることにした。 目が覚めると、見慣れない天井があった。  ・・・なんだろ、体がスースーする・・・。 自分が裸だということがわかって、 慌ててベッドから飛び起きた。 バスタオルと布団をかき寄せて考える。 え、な、何で裸!?たしか 風呂に入っていたまでの記憶はあ...
  • 熱血貫通編1
    熱血貫通編 by ◆QKZh6v4e9wさん 前編 「さて、この上田次郎の大活躍で今回も無事に事件が解決したわけだが…」 「ふざけるな!私が全部解いたんだ。いつものように気絶し続けだったくせに」 鄙びた温泉郷である。 川沿いの小道を湯上がりの男女が歩いていた。 ぼさぼさ頭でのっぽの日本科技大教授物理学者上田次郎、そして自称超天才美人マジシャン山田奈緒子の凸凹コンビだ。 上田は眼鏡が新品で浴衣姿だという事以外はいつもと変わらないが、奈緒子のほうは風情がかなり違う。 いつもは垂らしたままの長い黒髪は珍しくも巻き上げ、襟首に覗くうなじが白く初々しい。 浴衣だから貧乳も目立たず、そこはかとない無作為の色気などが珍しくも醸し出されているのである。 さっきから上田が高い位置からちらちらと覗き込んだり並ぶ角度を変えたりしたりしているが無理もなかろう。 ...
  • いんみだれ2
    『いんみだれ』(矢部×山田) by 151さん 2 …進めた、はずやったんやけど。 俺は無意識の内に、先に話題にあがった女の家に来てしまっていた。 「菊池があんまり山田、山田煩かったから混乱したんかな?」 自分の行動がまったく理解できず、頭を掻く。 ………折角やから顔でも見ていくか。 ここ暫く変な事件は起こっていない。 それは自然と、俺があの女に会っていない日数に結びつく。 久々にあの生意気な、その上、仮にも俺の部下を二人も振るような女の顔を見るのも悪くない。 何故か自分に言い聞かせながら、ボロアパートの階段を上る。 「せやけど、ほんまボロやなぁ」 小さく呟いたつもりが、大きく反響し慌てて口を押さえる。 俺は人気の全くない通路を歩きながら、女の家を探した。 …そういやぁ、長い付き合いやけど家を尋ねた事はなかったな。 横に『山田』と表札が立てられた扉を見...
  • ルームメイト5
    ルームメイト脱却 5 「ん・・・はぁっ・・・」 寝室に入ってベットに山田が倒れ込んだ瞬間、理性は飛んだ 嬉しいじゃないか 嫌われていた、いやそれよりも彼女が自分の事を何とも思っていないと思っていた。 なのに、お前は俺を好きという 嬉しいじゃないか 何を躊躇う必要がある? この行為もちゃんと了承の上で。 本当に、嬉しいじゃないか 「奈緒子・・」 口づける。唇の感触は確かにある。ほのかに温かい 夢なんかじゃない。これは現実だ。 口づけたまま、舌を絡ませながら ツツーと手を体に這わせる。薄いTシャツ越しから直に体温を感じる。 小さな膨らみを布越しに触ってみる 「ンッ・・・」 口の端から声が漏れている。妙に水分を含んでいてそれだけでくらくらする 両手を服の下に差し...
  • 裁判員山田奈緒子
    裁判員・山田奈緒子 裁判員当選のハガキが届いて裁判官に任命されたと勘違いする山田奈緒子。 実家や上田に自慢しまくって裁判所に赴くと、自分の解決した事件を割り当てられる山田奈緒子。 得意気に事件の顛末を話し始めるが、うっかりと自分のやった食逃げまで暴露してしまう山田奈緒子。 そして傍聴席にいた矢部に「逮捕や、逮捕!」と言われ、手錠をかけられる山田奈緒子。 外そうともがき「やっぱり外されへんのか。相変わらず芸のない奇術師やのう」と言われる山田奈緒子。 連行された山田奈緒子の替わりに、と傍聴席の前にある柵を乗り越えて颯爽と現れる、日本科技大教授、上田次郎。 「不肖の第八十八番弟子の替わりにこのわたくしが。どーんとこーい!」とやってやはり連行される上田次郎。 一旦閉廷しますorz
  • 星が降る1
    星が降る by ◆QKZh6v4e9wさん 1-4 「俺には俺のロンリーでスライムな生活があるからね」 「なんだそれ」 あいつはいつでも簡単に押し掛けてこようとする。俺の高級マンションに。 静かで快適な俺の場所に、行き場のない山田が逃げ込んでくる。 アパートを追い出されるのは家賃を滞納するからだ。 成年に達している社会人としてどうなんだ。自分のだらしなさを呪うべきだ。 来るな。来るんじゃない。俺はいつでも気が進まない。 山田は俺の牛乳を飲んでしまう。 張り紙をしても口で言っても、いつの間にやら飲んでしまう。 それに、あいつは寝相が悪いし、自分の物をシスティマティックに片付けようとしない。 浅はかな色のステージ衣装がいつかのようにそのへんの壁や椅子の背に翻る。 想像するだに悪夢のような光景だ。 可愛くないあいつの亀だって早晩...
  • 嘘2
    嘘 2  * 深夜、狭い車内で放す気のない大男に抱きしめられるという人生最大のピンチに陥った奈緒子だったが、頭の回転という点では有名大学教授をはるかにしのぐ彼女は、唸りながらもすぐに頭の中で解決の糸口を探り始めていた。 あのパトロール中の警官はもういない。よりによって奈緒子が追い払ってしまった。 それに助けを呼ぶために大声を出しても、恋人の痴話げんかと思われるのが関の山かもしれない。 道に人通りはないので警官以外の助けは同様に得られまい。 いつも奈緒子に見えつ隠れつあとをつけているストーカー…もとい、熱心なファンの確かコチンダさんも彼なりの生活もあるのか今夜は生憎見かけない。いつぞやの黒門島の時は別だが、肝心の時に役に立たない男だ。 どこかから上田の持っている携帯に電話がかかってくれさえすれば、必ず出ずにはいられない上田の習性を利用して逃げ出すこと...
  • 星が降る2
    星が降る by ◆QKZh6v4e9wさん 5-8 ……だがこんな、やかましくて気忙しくて油断のできないせこくて俗悪な日々とももう少しでおさらばだ。 俺はようやく、自分だけの世界を取り戻せる事になったのだ。 ロンリーでスライムな、上田次郎の世界を。  * 翌日から山田はせっせと部屋を探し始め、俺は帰宅すると不動産屋のちらしを見せられるのが日課になった。 「これなんかちょっといいなあって思うんですけど」 山田が指差す物件を見て俺は眉をしかめる。 「六畳一間か。風呂もトイレもついてないじゃないか」 「別にそれは構わないんですけどね。月一万八千円なんですよ。微妙だなぁ」 「構わないのか」 「ガス代や水道代かかんなくていいじゃないですか。掃除もしなくていいし」 山田は溜め息をついた。 「でも周りの環境が今ひとつですね」 ...
  • 初めて1
    はじめてネタ by 名無しさん 1 糸節村の事件から早2ヶ月が過ぎようとしていた。 そんなある日の晩、 日本科技大教授 上田次郎は、 書斎でデスクランプだけを灯し、パソコンに黙々と向かい合っていた。   12月某日   糸節村で起こった事件を解決した人物が、   私 日本科学技術大学教授 上田次郎、その人であることをついに実証し得た。   来年の今頃、きっと私は主任教授になっているだろう。   遅からず『ニュートン』も取材に来るに違いない。   そう確信している。   フッ 全ては順風満帆だ。   しかし、気がかりなことが一点だけある。   いつの間にか入り込んできた同居人、山田奈緒子のことである。   当初は、富める者が貧しい者に施すのは当然と思い気にもとめていなかったのだが、   最近、様子がおかしい。   あの大食らいの山田奈緒子が食事を...
  • 湯あたり3
    湯あたり by 267さん 3 抵抗が無いのを意外に思いながら、唇を離した。 山田の顔を見る。 艶っぽい息。目が潤んで、色白の頬が微妙に薄紅に染まって。 思わず背筋がゾクリとする。 山田はこんなに色っぽかったか? と、いきなり腹に膝蹴りが入った。 ソファーから落ちる。 「おま・・・!痛いだ」 言いかけて、山田がいつもの表情に戻っているのに気がついた。 しまった・・・失敗した。 心の中で激しく後悔して、ふと見ると 山田の目からぼろぽろと涙が落ちていて、ぎくりとする。 「あ・・・そ、その、なんだ・・・す、すまん!」 反射的に謝ってしまった。 今までやってきたことが水の泡となったわけだが、 女性の涙に俺はめっぽう弱い。 今度は俺が動揺する番だった。 「よくあるだろ、その場の雰囲気に流されて、  ついやってしま・・・ってこれじゃフォローにならない・・・。 ...
  • 呪文と石3
    呪文と石 7-9 反射的に、奈緒子は思いきり腿をひき上げた。チャイナドレスの裾が華麗に翻る。 クリティカルヒット。 「おぉっ……」 一声呻いてずるずると崩れ落ちた重い長身をなんとか床に横たえた。 手当たり次第にバッグに小物を詰め込んで、奈緒子は急いで逃げ出した。 目指す先は──公衆電話だ。 あまりにも上田の様子が怪しくて、どうすればいいのかわからない。 このままでは今夜のこのことアパートに戻るのも不安だ。 なにせ上田はいつでも不法侵入するのだから。 曲がりなりにもこの手の緊急性のある相談を持ちかけられそうな知り合いは、トモダチのいない奈緒子には東京広しとはいえどもあの刑事くらいしかいなかった。  * 一時間後。 「しっかしお前のそのバイト仲間は恐ろしい女やな、いきなり急所をか…怖っ」 「矢部、面白がるな。真剣...
  • 本命4
    私の本命 4 指先を挿入してみると、卑猥な音と共に飲み込まれていった。 俯せのままだと深く入らないことに気付き、膝をついてお尻を高く上げる。 指を二本に増やし、できる限り奥まで突いた。 「ふっ…んん、はっ…あ」 「おおう!?どうした、サービス精神旺盛だな…ハハ」 上田さんの声が遠い。ベッドが沈む。 秘部に触れていた手を取られ、何かが宛われた。 熱くて、硬くて、大きい、上田さんの… 「ぇ、あ…えっ?」 「ゴムは装着済みだ。力を抜いて、大丈夫だから」 腰を掴まれ、ぎゅうっと押し込まれる。 逃げようとする体を押し止めて、上田さんに全てを託した。 「…っ!やぁ、痛…ぁっ」 「落ち着いて…大丈夫だ」 大丈夫じゃない。枕に涙が落ちる。 痛みを紛らわそうと胸に手を伸ばした瞬間、あの人の顔が頭に浮かんで消えた。 しまった、駄目だ…!思考が切り替わる。 私は...
  • Pink Marriage Blue4
    pink marriage blue by ◆QKZh6v4e9w さん 12-13 上田が入ると奈緒子はとろけるような呻きを漏らした。 すんなりした脚が彼の腰に巻かれる。腕が、彼女の躯が彼を受け入れてからみつく。 「上田さん」 初めて抱いた時の彼女の反応を思い出す。 恥ずかしがって我慢してて痛々しくて、こんな甘い声は出せなかった頃の奈緒子の姿を思い出す。 「奈緒子」 「あん、あ、…………上田さん…」 上田のものが標準よりも大きいから余計に苦労をかけたと思う。 でも奈緒子は、だからといって行為そのものを厭がった事はない。 愛されていると上田は思う。 声だけではなくて、奈緒子が感じているのがわかる。 興奮しきった上田のものを、興奮しきった彼女の蜜と肉がうねってしめつけて、限界目指して煽りたてていく。 その熱を制御する事など考えられ...
  • 不老不死5
    不老不死 by 初代名無し さん 5 "不老不死" それは、決して老いる事なく決して死ぬ事もない者。 若く美しく、精力に満ちあふれた肉体を保つ者 古来より、数多くの者たちが追い求めてきたが、 それを手に入れた者は、未だかつて誰もいない。 始皇帝。 彼は広大な国土を持つ中国大陸を統一し、秦王朝を樹立した。 そして中国初の皇帝となったのだ。 栄華を極めた始皇帝が次に望んだ物は"不老不死"であった。 不老不死の秘薬が、東海の果ての国"日本"に存在することを知った始皇帝は、 それを持ち帰るよう家臣の徐福を派遣する。 しかし始皇帝は、徐福の帰りを待つことなくあっけなく死んでしまう。 そして日本には、徐福伝説のみが残った。 決して老いず、決して死なない者。 生まれた以上、必ず死ななければならない者...
  • 節分
    節分 by 404さん   奈緒子は煎り豆を抱えて電柱の陰に隠れている。   あの男がやってくるのを待っているのだ。   やってきた。   鼻歌でビューティフルサンデーをうなりながら   いつものように無意味に上機嫌な教授が。   「オニは外ーっ!」   「ぅおぅっ!!?」   やったやった!   奈緒子は笑い転げた。   それほど肝をつぶして逃げていく上田の姿は間抜けだった。   年中行事も無事済んだしアパートに戻ろうとふと地面を見る。   そこにはコンビニの小さなビニール袋がひとつ。   中身は恵方巻きに見立てたらしい手巻き寿司セット   それも奈緒子の好きなイクラ巻きと   上田の好きなかっぱ巻きだ。   「………」   奈緒子は袋を拾った。   食べ物を粗末にしてはバチが当たる。   上田の分も自分...
  • 呪文と石4
    呪文と石 10-12 上田は少し赤くなり、目を逸らした。 「……言いにくい事だったんだ。その、ちょっと口には出しづらいというか…」 奈緒子は溜め息をつき、上田がいじくっている茶筒を取り上げた。 「話さないともう二度と和姦なんかさせてあげませんよ。いいんですか」 「すぐに話すよ」 「…………」 上田は奈緒子に手を差し出した。 「コンドームの箱を出してくれ」 奈緒子は真っ赤になり、眉を吊り上げた。 「上田っ」 「違う。落ち着け、いいから…その、出してみせてくれ」 奈緒子は上田を数秒凝視し、それからしぶしぶバッグを引き寄せた。 中を探って、ハンカチに包んだ箱を取り出す。 「…はい」 手渡すと、上田はそれをほどいて蓋をあけた。奈緒子の前に滑らせる。 「中を見てみろ。何がある?」 奈緒子はいやいやそれをとりあげ、中身の箱...
  • エクササイズ1
    サディスティック・エクササイズ by わらび男 さん 1 私の名前は山田奈緒子。 実力派の天才美人マジシャンだ。 今夜は各国の著名人が集まるパーティーでマジックを披露した後、上田と二人で食事をすることになった。 特に珍しいことじゃない。 なぜならこいつには友達がいないからだ! うひゃひゃ! しかたなく甘味処でデザートまで付き合ってやった後、上田の提案で、テレビでも見ながらお茶を飲もうということになった。 場所は、上田のマンション。の、…なんでわざわざ寝室なんだ。 テレビはベッドの前に設置されている。 必然的にベッドに並んで腰掛けることになった。 …なんとも思ってません。 私は、ね。 今日の上田はやけに大人しい。 会話らしい会話もなく、私はテレビを見続けていた。 ちなみに上田はテレビを見ずに、ずっと私を見ている。 ...
  • 鎖4
    鎖 by ◆QKZh6v4e9w さん 4 15 ──気持ちいい。 上田さん、そんなに、して、しないで、して、して、して。 とっても、気持ち、いい……。 「上田さん」 奈緒子は囁いた。 上田はもう返事をしなかった。奈緒子の名を呼びながら、夢中で彼女を抉っている。 聞こえなくてもかまわない。 貪る上田に奈緒子は途切れ途切れに囁き続けた。 「お願い──放さないで──」 絶え間なく流れ込んでくるジグソーのように切れ切れの上田の断片。 「離れないで──」 まさぐる長い指。奈緒子のくびすじに擦り付けられる頬、荒々しい息遣い。 耳朶に触れる唇。髪。肌にざらつく顎のひげ。熱い舌、奈緒子の尻を掴んで引き寄せる大きな掌。 上田の匂い。深く刻まれた眉間の皺。力強い腕。喘ぎ。打ち付けられる分厚い腰、奈緒子を圧し潰す胸。 溶け合いそうな鼓...
  • (おまけ)俺のものだ!
    全ては131が『不可抗力』(石×山)に投げかけた、こんなカキコから始まった― 131 名前:名無しさん@ピンキー 投稿日:2006/10/28(土) 01 40 04 ID CVOBBZ44 石山イラネ。続きなんか書かなくていーよ。 136 名前:名無しさん@ピンキー 投稿日:2006/10/28(土) 09 07 07 ID iKr8kqSW   131 山田「上田さん、何一人でブツブツ呟いてるんですか?      言いたいことがあるならハッキリ言え!ついでにageるな!」   138 名前:名無しさん@ピンキー 投稿日:2006/10/28(土) 15 13 46 ID 7kQKuZG4   131 ならはっきり言ってやろう お前は俺のものだ!石原さんなんかには渡せない! 140 名前:名無しさん@ピンキー 投稿日:2006...
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