上×山 時々 矢×山 のち・・・TRICKでエロパロまとめ内検索 / 「セオリー1」で検索した結果

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  • セオリー1
    セオリー by 323 さん 皆様メリークリスマス。 今からウエヤマ連続投下します。 対してエロなし、一応半年ぐらい同棲してるという設定で。  あーあ、せっかくの料理なのに  あーあ、せっかくの最高級レストランなのに  あーあ、せっかくのイブなのに  ため息をついた。舌の上をよくわからない野菜が通っていく  目の前ののっぽのヘタレな上田は黙々と料理を食べ続ける  息苦しくなって目線を逸らしたら、隣のテーブルのカップルが見つめ合っていて  男の方が指輪を相手の女に渡していた  あーあ、   「出かけてくる」  夕方、さっきまでぼーっと一緒にテレビを見たりしていた上田が急にいなくなったと思ったら  数分後スーツを着て出てきた。  「どこに」  「食事だ」  「そういう事なら先言ってくださいよ。えっと用...
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    タイトルがない場合勝手につけました 断りがない限り、カプは上×山です。 Part3 (dat落ち) 武家屋敷妄想(微エロ) 夏服(微エロ) 夢 by◆/YXR97Y6Hoさん 1 2 ノンストップ教授(微エロ) 節分 続・節分(微エロ) セオリー(微エロ) インセンス(非エロ) 小ネタ(非エロ) ユーザー別がいい(非エロ) 文字の力 ジャーミー君とハルさん(ジ×ハ) めでたいなと(非エロ) 過去スレ目次 総合(初代~Part2) Part2 Part1 初代 ご意見ご要望誤字脱字修正依頼 BBS 旧まとめサイト 旧
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    タイトルがない場合勝手につけました 断りがない限り、カプは上×山です。 Part6 (現在進行中) 前の夜 by 216さん 1 2 ややこしい事 (矢×山)by 192さん 姫初め by 58さん 1 2 後 燃え盛る火の中で(非エロ)by 16さん 三角関係(非エロ)(矢・未・山) by 9さん Part5 (dat落ち・・・まとめ中) 秘密の遊び by 448さん カミヌーリ儀式 by 86さん(鈴×山)1 2 貞子by 59さん(非エロ) Part4 (dat落ち) 長野にて 眠れないので(仮) 商店街で(微エロ) 新スレ祝い(非エロ) Part3 (dat落ち) 武家屋敷妄想(微エロ) 夏服(微エロ) 夢 by◆/YXR97Y6Hoさん 1 2 ノンストップ教授(微エロ) 節分 続・節分(微エロ) セオリー(微エロ) インセンス(非...
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    現スレ目次 Part6 (現在進行中) 前の夜 by 216さん 1 2 ややこしい事 (矢×山)by 192さん 姫初め by 58さん 1 2 おまけ 燃え盛る火の中で(非エロ)by 16さん 三角関係(非エロ)(矢・未・山) by 9さん Part5 (dat落ち・・・まとめ中) ついてない一日  by 510さん 秘密の遊び by 448さん カミヌーリ儀式 by 86さん(鈴×山)1 2 貞子 by 59さん(非エロ) Part4 (dat落ち) 長野にて 眠れないので(仮) 商店街で(微エロ) 新スレ祝い(非エロ) Part3 武家屋敷妄想(微エロ) 夏服(微エロ) 夢 by◆/YXR97Y6Hoさん 1 2 ノンストップ教授(微エロ) 節分 続・節分(微エロ) セオリー(微エロ) インセンス(非エロ) 小ネタ(非エロ) ユーザー別がいい(非エロ) ...
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    ギャラリー 投稿いただいたお絵かきを公開します。 03 いろんな意味で。 -- 名無しさん (2006-11-24 19 41 35) GJ!ワロタwww 恥ずかしげな奈緒子カワユスwww -- 名無しさん (2006-11-25 19 01 12) なななななんて素晴らしいいいい!!! -- 名無しさん (2006-11-26 23 41 07) 名前 コメント ...
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    ****このサイトは、21歳未満の方の入場はお断りしております**** TRICKでエロパロまとめ ここは、「エロパロ&文章創作板 の「TRICKでエロパロ」スレッドの勝手にまとめサイトです。 !ご注意! 性的描写が含まれています。この点に関する苦情は一切受け付けません このサイトはドラマ「TRICK」の製作者・原作者・TV朝日様などとは一切関係ございません。 現存のスレについて 映画ラストステージ&スペシャル記念でいつのまにかPart6に・・・ また更新するから! 【巨根】TRICK・矢部謙三でエロパロ【貧乳】part6 お願い 前スレのログおもちのかた、お知らせください・・・(特にPart5) コンテンツ まとめ SSをまとめて読めます。スレッドごとにまとめました。 Part4-6 Part6の途中までまとめ直し(数が少ない...
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    現スレ目次 初代スレより 即落ち防止 by ??さん (矢×山)1 東大製秘薬 by 13 さん (菊×山)1 初夜?by エイジさん他(リレー作品) 1 なぜベストを尽くさないのか 1 理由 by 名無しさん達&151さん(リレー作品)1 2 3 4 5 6 7 8 きっかけ by 243 さん 1 2 3 4 「いんみだれ」 (矢×山)by 151さん 1 2 3 秘密 by 267 さん1 2 3 4 5 6 入れ替わり(NOTラブラブ編)by 243 さん1 2 3 4 5 6 7 覚悟 by 151 さん 1 2 3 4 5 湯あたりby 267 さん 1 2 3 4 5 6 7 ピラニアby 691 さん 1 2 3 4 5 私の本命 by 243さん 1 2 3 4 5 サイドストーリー(I) by 151さん 1 2 3 4 5 菊池愛1(リレー作品)  (エロに...
  • テストその2
    画像をアップロードしたい テスト運用中です。 お絵かき掲示板では描きにくいという方、 自分で描いた絵をここでアップロードできます。 画像ファイルのアップロードをしたら、必ず画像名+コメントを残してね。 (アップロードは、右上のドロップダウンリストからアップロードを選ぶ・・・) 管理人が見てからギャラリーにコメントごとアップロードします。 ご注意 このサイトの趣旨に合わないものはご遠慮ください。 その他公序良俗に反さないご利用をお願いします。 他人がアップロードしたものを削除しないで コメントのないものは削除します 名前 ...
  • 池田荘にて1
    池田荘にて by ◆QKZh6v4e9wさん クーラーの存在しないアパートに戻ってくると部屋にはいつものように日本科技大学の教授が座っていた。 ほとんど乾いた下着類が押しやられた洗濯紐には万国旗が翻り、窓際には紙で作った花がいくつもとめられている。 上田は頭には赤と緑の厚紙製のとんがり帽子、首にはこの暑い最中に金ぴかのモールを幾重にも巻いていた。 「ハッピ~~ッ、バ~~スデ~~~!」 手にしたクラッカーの紐を引き、彼は白く輝く歯を見せた。 奈緒子は今更もう驚いた表情などみじんも見せなかった。 疲れた風情で足元に本日ゲットのパンの耳の袋を置く。 「なにやってるんですか上田さん」 上田は新しいクラッカーをとりあげ、またぽんとはじかせた。 「見ればわかるだろう。ハッピーバースデー」 「どう見てもクリスマスだ。やめろ暑くるしい」 上田の前に...
  • 転載
    懐かしドラマ板のスレにこんなレスが。 221 03/18 10 48 a55I3a3r 矢部「菊池ぃ…お前の人生ってさぁ……」 菊池「矢部さん、いい加減諦めたらどうですか?市民を守るべき警察が人を騙して(騙せてないけど)いるなんて、市民の信頼が……(延々)」 石原「菊池、言うたのぅ?兄ぃのソレには触れたらいかんのじゃ~!!兄ぃかて色々努力しとるんじゃよ!?デーアップとかヘアーコンタk」 矢部「ほわちゃゃゃあっ!」 バシッ!! 石原「ありがとうございますっ!!」 菊池「まぁ僕の場合は、東大卒のエリートですからね!その内、市民と直接関わる様な所には居なくなりまs」 矢部「しつこいんじゃゃぁあっっ!!」 バシッゲシッ!! 菊池「ありがとうございますっ!!」 其処に上田登場。 上田「矢部さん。一度見せてしまったんですから、もういいじゃないですか」 矢部「そやけど先...
  • 姫初め2
    姫初め <Prev  4   ―――ムカつく。   さっきから密着している腰の辺りに、少しずつ主張している巨根も。   決して認めたくはないが、ほんの少しだけそれを期待している自分自身にも。   そんな複雑な気持ちの私をよそに、上田はゆっくり内腿を撫でていた手を、一番敏感なところへと忍ばせてきた。   「…ふっ…」   「慣れてきたとは言え、良く濡らさないとな…YOUだって、気持ち良くなりたいだろ?」   「そんな、訳…ない…っ」   下着越しに軽く指で撫でられてるだけで、少しずつ追い立てられていく。   もどかしい思いはするものの、それと気付かせるのも、ましてや、言葉にすることも負けた気がして、頑なに上田の方に顔を向けようとはしなかった。   「まあいい。この天才上田次郎、YOUの好きなところは分...
  • 湯あたり5
    湯あたり by 267さん 5  ・・・もしや私は迂闊なことをしたんだろうか。 明かりはベッドスタンドだけなのに、 (あの音がするとつくやつだ。どこかで見た気がする) 上田の顔は妙にはっきりと見えた。 いつもと変わらない・・・はずなのに、 すぐに返事ができない。 こんなに上田の顔をずっと見ているのは 初めてなんじゃないだろうか。 「・・・昼間の返事、真面目に考えちゃだめか」 「どういうことですか」 「俺に触られるのが嫌じゃないって言ったよな」 「言いましたね」 「触っちゃだめか・・・いや、その・・・なんだ、  セ・・・」 「リーグ。合併問題にゆれてますね」  「じゃない!おまけにパリーグだ!・・・ああ、だからこうだ!!」 上田の腕が私を抱きしめる。 俺たちはいつだってそうだ。 本音を隠して、はぐらかして、 素直になったかと思ったらまたひ...
  • 呪文と石4
    呪文と石 10-12 上田は少し赤くなり、目を逸らした。 「……言いにくい事だったんだ。その、ちょっと口には出しづらいというか…」 奈緒子は溜め息をつき、上田がいじくっている茶筒を取り上げた。 「話さないともう二度と和姦なんかさせてあげませんよ。いいんですか」 「すぐに話すよ」 「…………」 上田は奈緒子に手を差し出した。 「コンドームの箱を出してくれ」 奈緒子は真っ赤になり、眉を吊り上げた。 「上田っ」 「違う。落ち着け、いいから…その、出してみせてくれ」 奈緒子は上田を数秒凝視し、それからしぶしぶバッグを引き寄せた。 中を探って、ハンカチに包んだ箱を取り出す。 「…はい」 手渡すと、上田はそれをほどいて蓋をあけた。奈緒子の前に滑らせる。 「中を見てみろ。何がある?」 奈緒子はいやいやそれをとりあげ、中身の箱...
  • 菊池の恋
    菊池愛(菊×山)リレー作品・エロ無 過疎ってるのでリレーのお誘いでも。 とある居酒屋にて。酒を楽しむ矢部と菊池。 矢「菊池の頭ん中はまるっとお見通しやー!!」 菊「…なんですかぁ急に」 矢「知ってるんやー!!」 菊「何をでしょう」 矢「お前な…貧乳好きやろ」 菊「!?…いえ、別に?」 矢「嘘や!俺は見ました~、菊池の鞄の中の~、エロ本を~」 菊「なに勝手に見てるんですか!?」 矢「そこで俺は気付いてしまったんや…。菊池は山田に惚れてるんちゃうか?と」 菊「そんなことありません」 矢「ほんまかぁ?あいつは華奢で色白、顔だけは綺麗、何より胸がない。 お前の本にはそんなんばっか載ってたなぁ?なぁ?」 菊「…はぁ…。そうですよ、僕は山田奈緒子が好きですよ」 矢「んなにぃっ!?…ほんまやったんか」 菊「釣り合わないでしょう? 父にも母にも言えませんよ...
  • 初めて3
    はじめてネタ by 名無しさん 3 私の名前は山田奈緒子。 実力を兼ね備えた超人気者の美人本格派マジシャンです。 誰も知らない秘密だが、23才にもなって未だ処女・・・。 12月の寒空だと言うのに。この2日間、私は素っ裸のままだ。 それもこれも、名無しさんがハァーべろんべろんなせい。 いや それ以前に、巨根のくせして意気地なしの上田が悪いのです。 上田の頭の中は慌ただしい。 今までに蓄積した知識を元に、 今から始まるであろう"まぐわい"の演習が行われていた。  「Aを接吻だと仮定すれば、A はディープとなる。   そしてBを乳房への接触とするならば、B はその頭頂部となる・・。   Bでその対象は下半身へと移る。なるほど、アレはB となる訳だ。   よって、C=insertである。C でエネルギー運動を始め、C で運動はベクトル、タイ...
  • 池田荘にて2
    池田荘にて by ◆QKZh6v4e9wさん <<Prev それにしてもおかしい。いつもならこのあたりでツッコミが入るのだ。 ハルかジャーミーあたりが乱入してきてくれないだろうか。 いや、今日は愛のハイキングに行くとかで池田荘の大家達は朝早く出かけたっきりだ。 なんという事だろう。 奈緒子が混乱している間に上田はブラウスの前面突破に成功し、ブラから豊胸パッドを抜き始めた。 「いちま~い……にま~~い……なんだ、今日は控えめだな」 「うるさいっ!!!……しっかりしてくださいよ上田さん!こんな事して、あとで後悔するぞっ」 「あとで悔やむから後悔と書く…はじめから後悔など、したくてもできないぞ、山田奈緒子」 「ううっ」 へらず口に正直に怯んだすきに上田の顔が迫って来た。このままでは唇を奪われる。 「やめ」 唇に重くて熱い感触。キスさ...
  • 嘘2
    嘘 2  * 深夜、狭い車内で放す気のない大男に抱きしめられるという人生最大のピンチに陥った奈緒子だったが、頭の回転という点では有名大学教授をはるかにしのぐ彼女は、唸りながらもすぐに頭の中で解決の糸口を探り始めていた。 あのパトロール中の警官はもういない。よりによって奈緒子が追い払ってしまった。 それに助けを呼ぶために大声を出しても、恋人の痴話げんかと思われるのが関の山かもしれない。 道に人通りはないので警官以外の助けは同様に得られまい。 いつも奈緒子に見えつ隠れつあとをつけているストーカー…もとい、熱心なファンの確かコチンダさんも彼なりの生活もあるのか今夜は生憎見かけない。いつぞやの黒門島の時は別だが、肝心の時に役に立たない男だ。 どこかから上田の持っている携帯に電話がかかってくれさえすれば、必ず出ずにはいられない上田の習性を利用して逃げ出すこと...
  • ノンストップ教授
    ノンストップ教授 by 461さん   「山田。マイフェアレディを知ってるか」   「何ですか突然。マイヘア……エッチな話?」   「違うっ!一流言語学者の教授が言葉の悪い下町の花売り娘を一流のレディに教育するという超有名ミュージカルだ。映画化もされているんだよ」   「し、知ってますよ。そのくらい。それがどうかしたのか」   「何か、こう、設定に親近感を覚えないか。一流物理学者で教授の私、下町のマジシャンで言葉も乳も貧しいyou」   「用がないなら帰ってください」   「あるんだよ。このドレスだ」   「どっから出したんだ今お前」   「まあまあ。まずは着てみなさい。…タダだ」   「タダ…。じゃ、あっち向いてろ。ん?ぴったり」   「この帽子も…」   「何これ。耳?…猫?」   「猫じゃない。気のせいだ…さ、これも」   「しっぽ?」  ...
  • 初挑戦1
    初挑戦 by 582さん 1 もうすぐ1時か…… タクシーの後部座席にぐったりと身を沈めながら、車内のデジタル時計に目を遣る。 今夜の上田次郎は優雅な午前様だ。 そうだよ。何しろテレビに雑誌に引っ張りだこの俺なんだ。そろそろ専用の送迎付けてくれなきゃな。 ――まあ、テレビに呼ばれたのも三ヶ月振りではあるが。 今日は「徹底検証! 今そこにある超常現象」なんて陳腐なタイトルの特番の収録だった。 上田はゲストとして一席を与えられたのだが、何しろ、2時間番組の収録だというのに 4時間近くもスタジオ詰めだったのだ。 この番組、司会者はその道じゃかなりの場数を踏んでいる有名タレントが起用されていたが、 その補佐で進行を務める女子アナウンサーというのが曲者で、ろくに原稿を読んで来ていないのか 度々トチる。それが何度も続くと、ゲストのバラエティータレン...
  • 誕生日おめでとう
    誕生日おめでとう by 208 さん 「上田さん」 「なんだ」 「そういえば昨日、誕生日じゃなかったですか?」 「…遅いっ!」 「なんだ、そうだったのか。おめでとうございます」 「それだけか」 「はい?」 「そうだったのかで終わりなのか」 「だからちゃんとおめでとうって」 「ここはエロパロ板だぞ。祝いの気持ちを示す気なら濃厚なキスとか甘いセックスとかの場にふさわしい手段があるだろう」 「だ、誰がそんな恥ずかしい事するもんか!」 「何が恥ずかしい!キスやセックスは生物共通のコミュニケーションだ…さ、おいでYOU」 「わかりました。矢部さんに上田さんが誕生日だって電話してあげますからそっちでコミュニケートしてください」 「何が哀しくて男同士でそんな事をしなくちゃいけないんだよ」 「あ、もしもし矢部?今すぐ上田のマンションに」 ...
  • インタビュー
    インタビュー by 321さん 山田奈緒子へのインタビュー 「ユーにとってマジックとは何だ?」 「その質問は、ほんとうに、上田さんが知りたい質問ですか?」 「ああ」 「嘘だ! また、なんか厄介ごとに巻き込もうとしてるんだろう? くだらない質問するな」 「ユーには、尊敬する人なんていないんだろうな?」 「……いますよ。ハリー・フーディーニ」 (この答えはウソ。彼女は、自分以上に凄いマジシャンなどいないと思っている。誰であろうと小バカにしている) 「ユーがこの世でもっとも大切なものは?」 「家族と友人」 (これもウソ。そもそも友人などいないし、彼女にとってお金以上に大切なものなど何もない。 お金のためなら上田にドロップキックを食らわしても全然心など痛まないし、 亀さえいてくれれば、一人でいることに孤独など感じたことはないのだ) ●フ...
  • クリスマス3
    クリスマス by 名無しさん 3 サンタクロース。 クリスマス・イブの夜、 赤い服に身を包み、世界中の子供達にプレゼントと夢を与える。 グリーンランドに住むと言われる伝説の老人である。 1947年、 アメリカでサンタクロースの存在が法廷で争われた。 世に言うサンタ裁判である。 自分は本物のサンタであると主張する老人と、 サンタは私たちが作り上げたキャラクターであると主張する企業。 法廷は縺れに縺れたが、そこに決定的な証人が現れた。 アメリカ全土の子供達から、何千何万と言う手紙が送られてきたのだ。 法廷は、サンタの存在を認めた。 アメリカという国がサンタの存在を認めたのだった。 クリスマス、それは奇跡が起こる日なのである。                             ~このネタはフィクションです。                   ...
  • 初挑戦2
    初挑戦 by 582さん 2 上田は座っていたソファから立ち上がると、ふいに奈緒子のすぐ傍に腰掛けた。 腕を回し、思わずビクリとして姿勢を崩した奈緒子の肩を抱いた。 ノースリーブの肩は思った以上に華奢で、掌にすっぽりと収まってしまう。 「上田さ…?!」 驚いて顔を上げた奈緒子の唇に、上田は自分のそれを重ねた。 ――よし。俺だってこの位は軽いんだぞ。 一気に心拍数が跳ね上がった心臓を落ち着かせるために、精一杯、平静を装ってみる。 駄目だ。 上田は唇を離すと、そのまま奈緒子を両腕の中にすっぽりと収めた。 「ちょ……な、何する…!」 もがく奈緒子を更にギュッと抱き締めると、腕の中で段々とおとなしくなってきた。 静かに腕を外し、奈緒子の目を覗き込む。二人とも顔が紅潮していた。 「…わかってました。ホントはここから離れられない、いや、離...
  • 呪文と石1
    呪文と石 1-3 安アパートの自室に入り、バッグを肩にかけたまま奈緒子は畳にへたり込んだ。 もうくたくただった。 今日は夕食をご馳走になった。 普段奈緒子が行くことのない、人気の懐石料理の店でだ。 連れていってくれた男の膳から奈緒子は簡単に次々とおかずをかっさらう事ができた。 その男つまり上田が時折箸を休め、柄にもなく何事かを考え込んでいる様子だったからだ。 摂取した料理の質と量は普段とは比べ物にならない。 当然奈緒子は上機嫌だった、そこまではいい。 ただその後の展開が少々意外なものだった。 お茶でもどうだと言うのでマンションに寄ったら速攻寝室に連れ込まれたのである。 月曜の夜に彼が誘うのは珍しい。 異性としてつき合い出して二ヶ月ちょっとの彼の情熱は、正直なところちょっとだけ、まあその、悪い気はしない。 だがそれも程よくで...
  • いんみだれ1
    『いんみだれ』(矢部×山田) by 151さん 1 山田「美人実力派手品師の山田です」 上田「超天才物理学者の上田です」 山田「上田さん、また151がSS書いたらしいですよ」 上田「またか?!」 山田「この人、呆れるほど暇なんですね。上田さん並に」 上田「…まぁ、放っといてやれよ」 山田「そうですね。じゃあ内容説明しますよ。えっと…奈緒子、つまり私ですね、が『うまめ』」 上田「『攻め』だ!!」 山田「そう、それそれ」 上田「ったく。しかし…君が攻めか、ふふっ……鞭、ろうそく、猿轡…?」 山田「何ブツブツ言ってんだ。続き読むぞ。えっと、攻めのつもりだったけど微妙な感じ」 上田「なんじゃそりゃ」 山田「で、ちょっと奈緒子、つまり私ですが、がちょっといん…いん~…いん?…『いんみだれ』! ……与謝野晶子?」 上田「『淫乱』だ!よく与謝野晶子知ってたな。…というか、Y...
  • 電話にさえ・・・2
    電話にさえ出なければ by ◆QKZh6v4e9w さん 2 3 「それにな、もう『上田』ってのはおかしいぞ。youだってもう山田じゃない」 「…そういえば、そうですね」 「上田同士で上田と呼び合うのは不合理じゃないか」 「…ですね」 「他の呼び方がいい」 「……ジロ…とか?」 「犬か、俺は!ここはやっぱり、『次郎さん』だろ」 「…次郎、さん…?」 「………エヘヘヘ!」 「…な、なに?」 「もう一度。今度はゆっくり発音してくれないか……」 「………恥ずかしい。ゆ、床でこんな事するのやめよう!な、上田」 「いいから、ほら」 「…次郎…さん」 「続けて言うんだよ。スムーズに、ほら、練習だ」 「次郎さん次郎さん」 「違う!さっきのようにだな、ほら、もっと情感をこめて!」 「……うるさい奴だな…」 「照れるな...
  • 理由4
    理由(リレー作品) by 151 4 奈緒子の汗で濡れた髪を左手で撫でながら、その唇を貪る。 固く閉じられた唇を舌でこじ開け、奈緒子の舌を探る。 初めは驚いて舌を引っ込めていた奈緒子も、徐々に俺の舌に自分のそれを絡めた。 おずおずとした舌の動きが何とも可愛らしい。時折苦しそうな吐息が重なった唇の隙間から洩れた。 ピチャピチャと舌の絡みあう水音がいやようにも俺の欲望を高める。 奈緒子の髪を撫でていた左手を、そのまま躰のラインに沿って下げていく。 火照った頬、小さな肩、微かな膨らみ、細い腰、そして…。 奈緒子のロングスカートに手をかけ、ホックを探りあてる。 外そうとしたその時、重なった唇を無理矢理離し、奈緒子が俺に訴えた。 「ちょ、ちょっと待って下さい!」 「…何だよ」 訝しげに奈緒子を見る。奈緒子は小さな声で言葉をつむぎだした。 「えっと、その…私、だけ、素っ裸...
  • 星が降る6
    星が降る by ◆QKZh6v4e9wさん 21-24 やばい。 全てを忘れそうだ──。 彼女はようやく呼吸を整え、俺を見上げた。 「you」 俺は唇を歪めている山田を見下ろした。 何か喋って理性を繋げないと、今にも獣のように腰を振りそうだった。 「入ってる」 「……わかり…ま、す」 「…痛いか?」 俺の声は心配げで、厭味なほど優しかった。 当たり前だと言えばいいのに山田はふるふると首を振った。 彼女は、本当の事を言ったって俺を困らせるだけだと知っている。 俺は非情にも念を押した。逃げ道を全部断つつもりだった。 「大丈夫か」 「…」 山田は小さく首を縦に振った。俺を受け入れている躯は辛そうにひくついている。 「そうか」 けなげな彼女につけ込む俺の声はひどく深くて甘かった。 彼女は辛うじて微笑に見え...
  • 埋めネタ劇場
    埋めネタ劇場・トリック1 by ◆QKZh6v4e9wさん episode01 母の泉 廊下に出、自室のドアノブに手をかけて上田はようやく気がついた。 ブリーフ一枚。 助教授ともあろう者が露な姿で公共の場所を闊歩するなど、絶対にあってはならない珍事だ。 上田はすぐにとってかえした。幸い誰もあたりには居ない。 ドアをどんどんと拳で叩く。 「おい!僕だ!君の部屋に服を忘れてしまった、返してくれないか」 「上田さん。ちょ、ちょっと……静かにしてください!」 慌てた風情で奈緒子が叱り、ドアの隙間から服を押し出そうとする。 「まさかここで着替えろというのか?部屋の中に入れてくれよ」 「なんで!…さっさと自分の部屋に戻って、着替えればいいじゃないですか」 なぜか奈緒子は怒っているようだった。 シャワーを先に使われた事を怒っ...
  • ルームメイト5
    ルームメイト脱却 5 「ん・・・はぁっ・・・」 寝室に入ってベットに山田が倒れ込んだ瞬間、理性は飛んだ 嬉しいじゃないか 嫌われていた、いやそれよりも彼女が自分の事を何とも思っていないと思っていた。 なのに、お前は俺を好きという 嬉しいじゃないか 何を躊躇う必要がある? この行為もちゃんと了承の上で。 本当に、嬉しいじゃないか 「奈緒子・・」 口づける。唇の感触は確かにある。ほのかに温かい 夢なんかじゃない。これは現実だ。 口づけたまま、舌を絡ませながら ツツーと手を体に這わせる。薄いTシャツ越しから直に体温を感じる。 小さな膨らみを布越しに触ってみる 「ンッ・・・」 口の端から声が漏れている。妙に水分を含んでいてそれだけでくらくらする 両手を服の下に差し...
  • 星が降る4
    星が降る by ◆QKZh6v4e9wさん 13-16 「…ちょっと待て。落ち着け、上田」 山田はトランクを降ろし、俺の手をひっぱった。導かれるままソファに腰をおろした俺はそわそわと指を組んだ。 「よく考えたら、噂も下火になった事だし、youが出て行く必要はないんじゃないかと思ったんだ」 「何ですか、それ」 立ったままの山田は顔をしかめた。 「もともとはお前が出てけって」 「そうだよ。だが」 俺は指に力を入れながら何度も何度も組み直した。 「真に受ける馬鹿がどこにいる」 「………」 「俺が本気で行き場のない貧乏で貧乳の奇術師を追い出すような、器の小さい男だと君は」 「追い出そうとしたじゃないか、現に」 山田はきゅっと下唇を噛み締めた。 「明日電話すれば完了ですよ。やっかい払いできて嬉しいでしょう、上田さん」 「…完了?ああ、そ...
  • 商店街で
    いつもの商店街で by 26さん 関西人「ねぇちゃんねぇちゃん、悪いけどちょっとここまで連れてってくれへんか?」 地図を指しながら尋ねるイヤらしい目つきをしたネチっこそうな性格の関西人 山田「えぇ、でも私…」 関西人「今日東京来たばっかで全然分からへんねん、ねぇちゃん頼むわぁ、人助けや思て、な?」 山田 「(めんどくせぇ)すいません、私用事があ…」 関西人「飯おごったるさかい!!」 山田「わかりました、地図貸して下さい」 ………………… 山田「ここがここだから…えぇ?こっちか…?ぶつぶつ」 関西人「いやぁ、東京の人は冷たいのぉ、誰も道教えてくれへんわ無視するわホンマねぇちゃんみたいな優しい人に会えて良かったわぁ」 山田「いえいえ、そんなことないですよ、あ、あそこ見えますか?あの建物ですよ!」 関西人「あそこかぁ、案外近いもんやのぉ。いや助かったわ。そ...
  • カリボネレ○プ3
    カリボネレ○プ3 「 おお、おおぅ。――YOU中々、良~い身体だ…。ふぅ、暑い…。俺も脱ぐか…」 上田は私のワンピースの上を中途半端に脱がして置いたまま、眼鏡を外して汗だくの顔を拭う。そして、 いつも着崩しているシャツの前を全て外して前を開け、恐らく自宅マンションの筋トレマシーンで鍛えられた肉体を披露する。 「 見ろ。…これが肉体美というヤツだ。」 上田は少々露出狂の気があるのではないのか。しかし不思議に、只その裸体は恥ずかしいだけでなく、割れた腹筋とか、盛り上がった胸筋とか、 男性的な部分にどうしても眼が行ってしまう。――なんだろう、凄く魅力的に、感じてしまってる。 「 み、見たくありません――うん?…こ、この甘い匂い…上田さん、から…?」 爽やかな匂いだが、次には息の詰るような――甘い毒の様な香りが上田の肌から匂い立つ。私は...
  • 星が降る5
    星が降る by ◆QKZh6v4e9wさん 17-20 夢中になってしまう。 山田が俺にしがみつく。 「んっーーーーーー!!」 触れ合う肌全てが温かくて柔らかすぎる。 彼女が快感を滲ませて甘く喘ぐ。上向いた乳房の先端が指先を弾いて、つるんと滑る。 その紅色を甘噛みすると、山田の躯は逃げるようにくねくねと悶え始めた。 「いや…あん…あ…」 俺も苦しい。もっと肌を絡めたい。 苦労してパジャマのズボンを脱いだ。 ブリーフをとり、山田のジャージと同じ運命を辿らせる。 もう俺たちは裸のままだ。 何も遮るものもなく、身を寄せると勃起したモノがするっと山田の腿の合間に落ち着いた。 「んっ…」 彼女は反射的な動きで腿をすりあわせて拒もうとした。俺は耳元で囁いた。 「山田」 「ん…ん…」 視線が絡むと、彼女の声に滲んだ艶が...
  • 前の夜1
    前の夜 --シリーズ完結記念-- by 216さん 1   先日買い換えたばかりのパジャマに着替え、上田は奈緒子を寝室に呼びよせた。   大きなベッドの裾にきちんと正座し、前を指差す。   「まあyouも座りなさい」   「なんで正座」   言いつつ奈緒子もベッドにあがり、ゆらゆらしながら膝を揃えた。   「………」   しばしその姿を観察する。   揃いの(勿論サイズは全然違うが)パジャマがいい感じだ。   ネグリジェも捨てがたかったものの憧れのペアルックをどうしても諦められなかった上田のチョイスである。   「なんだ、上田」   ストンとしたシンプルなデザインがかえって女性ならではの愛らしさを強調している事を確認し、己の選択の正しさを実感した彼は内心にんまりとした。   咳払いする。   「もう歯は磨いたのか」  ...
  • 熱血貫通編1
    熱血貫通編 by ◆QKZh6v4e9wさん 前編 「さて、この上田次郎の大活躍で今回も無事に事件が解決したわけだが…」 「ふざけるな!私が全部解いたんだ。いつものように気絶し続けだったくせに」 鄙びた温泉郷である。 川沿いの小道を湯上がりの男女が歩いていた。 ぼさぼさ頭でのっぽの日本科技大教授物理学者上田次郎、そして自称超天才美人マジシャン山田奈緒子の凸凹コンビだ。 上田は眼鏡が新品で浴衣姿だという事以外はいつもと変わらないが、奈緒子のほうは風情がかなり違う。 いつもは垂らしたままの長い黒髪は珍しくも巻き上げ、襟首に覗くうなじが白く初々しい。 浴衣だから貧乳も目立たず、そこはかとない無作為の色気などが珍しくも醸し出されているのである。 さっきから上田が高い位置からちらちらと覗き込んだり並ぶ角度を変えたりしたりしているが無理もなかろう。 ...
  • 次郎号走る
    次郎号走る by ◆QKZh6v4e9w 1 山田奈緒子。 乱暴者で大食いで、性格にも根性にも対人関係にも経済状態にも常に問題を抱える、人を人とも思わない強欲でくそ生意気な貧乳へっぽこ奇術師だ。 顔立ちは、まあ二目と見られぬという程悪くはないほうだろう。 奴が口を閉じている時に眼鏡を外してよくよく見れば、そして一万歩ほど譲れば、美人といって言えなくもない。 俺は世界一頭が良くしかも百人中百人が振り返るほどのいい男というのみならず、鷹揚かつ心の広い人格者だ。 そこまでは渋々認めてやってもいい。 それにこいつは、動物の本能を発揮して驚くほどの頭のひらめきを見せることもたまにある。 勿論俺の足元にも及ばないし、まあ、そもそもひらめくこと自体ごく稀なのだが。 そうだ、山田が持ってるもので役に立つといえばそのひらめきくらいしかないだろう。 だからこそ...
  • 星が降る2
    星が降る by ◆QKZh6v4e9wさん 5-8 ……だがこんな、やかましくて気忙しくて油断のできないせこくて俗悪な日々とももう少しでおさらばだ。 俺はようやく、自分だけの世界を取り戻せる事になったのだ。 ロンリーでスライムな、上田次郎の世界を。  * 翌日から山田はせっせと部屋を探し始め、俺は帰宅すると不動産屋のちらしを見せられるのが日課になった。 「これなんかちょっといいなあって思うんですけど」 山田が指差す物件を見て俺は眉をしかめる。 「六畳一間か。風呂もトイレもついてないじゃないか」 「別にそれは構わないんですけどね。月一万八千円なんですよ。微妙だなぁ」 「構わないのか」 「ガス代や水道代かかんなくていいじゃないですか。掃除もしなくていいし」 山田は溜め息をついた。 「でも周りの環境が今ひとつですね」 ...
  • 二倍量1
    二倍量 by 389 さん 1-4 高架下に小さな若草色の車があったから、そうじゃないかとは思っていた。 案の定だ。 待ちくたびれたのだろう。 上田は部屋の主の帰還に気付かず、無防備に両手を広げて惰眠を貪っている。 バッグを置き、奈緒子はちんまりとちゃぶ台に座った。 上田が勝手にいれていた茶を奪い、啜る。すっかりぬるく、ちょっと濃かった。 今日は一体何の用事なんだ。 奈緒子は彼の周囲を見回し、怪しい観光パンフレットも焼肉券も散らばってない事を確認した。 ややこしい事件に奈緒子を巻き込もうとやってきたのではないらしい。 だが油断はできない。上田が来ると、ろくでもない事が起こる。 パンの耳が消えたり、錠が増えていたり、変な薬を飲まされたり。 はっと気付いて洗濯物を目で探す。良かった、今回は無事だ。 奈緒子は急いで洗濯物を...
  • ファナティック2
    ファナティック by ◆QKZh6v4e9w さん 6-10 舌を這わせ、肉と襞に差し込んで苦みを探す。 複雑な造形を探り、尖った肉の芽をみつけだす。 苦い。 苦くて甘い。 彫り込むように舌をいれ、何度も何度も吸うと奈緒子は声もたてずに躯を震わせた。 そのまま舌を滑らせ、深い裂け目に吸い付く。 生温い蜜が躯の奥から湧き出して上田の舌に溢れる。 啜りとったそれを呑み込み、さらに奥に尖らせた舌をねじ入れる。 「ん……はぁ」 太腿が、上田の頬をしめつける。 「はぁっ、あんっ…」 逃れようと躯をひねると、堅く持ち上がったものが腹を叩いた。 上田は口を腕で拭い、舐め残した場所がない事を確認した。 彼自身も限界だった。 ───あとは彼女の躯を鎮めるだけ。 上田は奈緒子に覆い被さり、ベルトを緩めた。 指をひねり、ボタンを弾...
  • まとめサイト作成支援テスト2
    4. 名無しさん@ピンキー 2013/08/28(水) NY AN NY.AN ID sx1+ICsY エンドロールでぐちゃぐちゃ言い合いながら手つないで歩いてほしいな 絶妙に手元だけ隠れて見えないみたいなカメラワークでw 「手つないでる!!…のか?」って悶々としたい 3の最終話で上田の胸元に寄り掛かる奈緒子がたまらなく可愛い 抱き着いたりしないで頭だけごつんっていうのが素晴らしく奈緒子っぽい 抱きしめたりしないでニヤニヤしてるのも素晴らしく上田っぽい 9. 名無しさん@ピンキー 2013/09/03(火) 13 44 44.24 ID sz05xIpE 夏休みも終わり、9月。 未来と会わなくなって久しい今も、矢部は店に顔を出していた。 秋葉と二人で捜査に励む。 今までと同じ。でも何か足りない日常。 「いらっしゃ…あ、矢部さん。お客さんがお待ちですよ」 「ワシに客?」 ―――あいつか? ...
  • 繋がる2
    繋がる by  ◆QKZh6v4e9w さん 2 もはやつっこむのも面倒で、奈緒子は肯定した。 「そうですけど」 『外せよ』 短い物言いで、上田が興奮しているのがよくわかる。 受話器を肩に挟んで、奈緒子はもぞもぞと背中のホックを外した。 「……ええと。外しました」 『よしよし……』 また鼻息の音がして、キスしているらしいちゅっ、ちゅっという音が聞こえてきた。 「上田さん。…キスしてるんですか?どこに?」 『youの肩。後ろから、今右側だ…』 「……」 『……左。腕、細いよな、お前』 奈緒子は受話器を肩に挟んだまま、居心地悪く左右を見た。 たぶん今自分はとても間抜けな姿であるに違いない。 だが、なぜか胸がドキドキと高鳴っている。 問題は上田のこういう時の声が渋すぎる点にある。 怯えたり空意地を張ったり泣いていた...
  • 星が降る1
    星が降る by ◆QKZh6v4e9wさん 1-4 「俺には俺のロンリーでスライムな生活があるからね」 「なんだそれ」 あいつはいつでも簡単に押し掛けてこようとする。俺の高級マンションに。 静かで快適な俺の場所に、行き場のない山田が逃げ込んでくる。 アパートを追い出されるのは家賃を滞納するからだ。 成年に達している社会人としてどうなんだ。自分のだらしなさを呪うべきだ。 来るな。来るんじゃない。俺はいつでも気が進まない。 山田は俺の牛乳を飲んでしまう。 張り紙をしても口で言っても、いつの間にやら飲んでしまう。 それに、あいつは寝相が悪いし、自分の物をシスティマティックに片付けようとしない。 浅はかな色のステージ衣装がいつかのようにそのへんの壁や椅子の背に翻る。 想像するだに悪夢のような光景だ。 可愛くないあいつの亀だって早晩...
  • 前の夜2
    前の夜 <Prev   彼はうなじや首筋にはキスしなかった。   鎖骨から胸元にかけてもだ。   “お色直しのドレス”の襟のラインを避けている事が奈緒子にも判った。   パジャマのボタンホールは言うまでもなく正常な仕上がりだったため、新品のパジャマは簡単に細い躰から離れて丸まった。   耳朶から流れてきた舌先で乳首をつつかれると奈緒子の喉から喘ぎが漏れた。   小さめの乳房に、平らな腹に、上田がキスを落としていく。   肩、腕、掌、指先、背中……腰。   彼の口やあごの短いひげがちょっとだけ痛い。   太腿に唇が近づくと、やはり恥ずかしい奈緒子は目を閉じてボサボサ頭を押しやろうとしてしまう。   だが頑丈な頸の力で抵抗を撥ね退け、それなりに馴れてきた指使いで小さな薄い下着を下ろし、上田はなめらかな脚を少しずつ順調に開いていった。 ...
  • 熱血貫通編2
    熱血貫通編 by ◆QKZh6v4e9wさん 後編 奈緒子は慌てて目を閉じた。 キスされると心が乱れるのがいやなのだと訴えたいのだが、言えばすぐに心が乱れるその理由を教えろと理屈っぽい上田は追求してくるだろう。 気持ちいいから、と正直に言えば常日頃から無意味なまでに自信過剰なこの巨根男がどれだけつけあがる事か。 想像するだに恐ろしい事態である。 奈緒子は唇もしっかと閉じた。 問題は舌だ、と彼女はこれまで数度交わした(奪われた?)上田とのキスから得た教訓を思い返した。 唇だけの接触ならばおそらく亀とするのと同じ事。 サクランボの茎を一分間に何本だか、結べるのだと自慢している上田の舌技さえ封印すればキスに夢中になって流される事はないだろう。 唇が触れた。触れるか触れないかの温もりが小さな唇の輪郭を辿って移動した。 男の肺深くからの吐息があたたかく...
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