上×山 時々 矢×山 のち・・・TRICKでエロパロまとめ内検索 / 「You」で検索した結果

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  • You
    老人ホームの回にて。 奈緒子「動かないで下さい」 奈緒子は上田の股間の前にかがみ込んだ。やばいアングルである。 上田「なんだよ?…!!…君も…ついに」 俺の魅力の虜になったのか?惚れたのか?とかなんとか茶化そうと思った上田だったが、 奈緒子の指が上田の××××をすりっと服越しにつまんだ(本当は股間についた破片をつまんだ)時、興奮が最高潮になってしまった。 (うお―――――――!!!!!) なんと破廉恥な!淫猥な!でもあんまりイヤじゃない!どうしたんだ俺! 山田が俺のビッグマグナム(つかバズーカ)に触れた指をぱくっと口に入れる。 「食うな!」 「ん?甘い!お菓子だ!」 「上田ー!早くー!…ってヤダ、何やってんの」 上田は前かがみになってモソモソ歩いていた。股間のでかい棍棒を押さえて… 「youが妙なことをするから、もよおしてしま...
  • only you
    only you  by 654さん バレンタインデー投稿 「上田。何だプレゼントって」 「おうyou。早かったな」 「またくだらないものじゃないだろうな。指輪とか婚姻届とか首輪とか」 「ふっ。この俺の膝のバスタオルをどけてごらん」 「またうどんでもぶちまけたのか…って…何これ」 「無知なyouは知らないだろうがバレンタインは本来男性から女性へ…」 「いや、だからこれ…」 「次郎スペシャルバナナサンデー。リボンが可愛いだろ」 「自分で結んだのか」 「食べていいぞ」 「死んでもいやだ」 「ほら、ちゃんとyouの好きなチョコレートもかかってる。ちょっと熱かったけどな」 「上田、お前との腐れ縁もこれまでだ。二度と声をかけてくるな」 「どうしてだyou」 「その股間に聞け」 「待てよyou!立ち上がれないんだ、デコレーションが」 ...
  • All of you
    All of you by 956 さん   細いくびれを抱え、名を囁いた。   睫が震え、ゆっくりあがった。   視線が合う。   「ん…?」   彼女は上田の両目を交互に見た。   状況が一瞬わからなかったらしい。   じっと見ていると頬がほんのりピンクに染まった。   滑らかな髪を指先でかきあげ、現れた耳を弄る。   すんなりした躯の線に掌を置く。   掌に肌は馴染み、ぬくもりが心地いい。   窓辺を覆うカーテンは眩しいほど光っている。   外はまだ明るいのだ。   ほんの少し前の出来事が遠い記憶に思える。   躯を重ねる興奮と緊張。   受け入れられた喜び。   「you」   上田は優しい声で呟いた。   「上田さん…」   細い腕。まどろみの後のかすれた声。   引き寄せると、奈緒子の身に力が籠った。   腕の中で...
  • ホワイトデー
    ...「チョコって・・・・Youはなにかくれたか?」 「あげたじゃないですか!可愛くラッピングした箱で!」 「・・・ああ、あれか。アレはYouの手作りだったのか?」 「・・・・・・・え、ええ、も、も、もちろんそうですよ!」 「You、ちゃんと人の目を見て話せ。あの箱、開けたら 『いつもありがとうございます、ご主人様☆』とか書いてあったぞ。 どうせ、あのオタク刑事から巻き上げたんだろう」 「・・・・・・」 「ふっ、まあいい。この海よりも広い心の持ち主である私は、そんな 細かいことにこだわったりはしないでおこう。それに、この上田次郎が、 ホワイトデーを忘れるわけは無いだろう!」 「え?じゃあ!」 「ふふふふふふ、さあ、You!とくと味わうが良い!」 「・・・・上田・・・」 「さあ、次郎スペシャルバナナサンデーだ!」 「・・・・これ、バ...
  • ホワイトデー2
    「ホワイトデー」ネタ リレー作品 2 「ここに…」 「っあっ!つ、冷たっ…!」 「この部屋は寒いからな。でも君の中は熱いから、ほらドロドロに溶けてきた…」 「もっ…この変態…!」 by 757さん 「あんっ。ダメ。」 「おっ、ここが感じるのか。ほれっ」 グリグリとチョコを突っ込む上田。 「上田っ。 あっ。馬鹿! あ~んっ」 「おっ 、チョコがドロドロと溶けて来たぞっ。」 「上田っ!止めろ」 「you、止めろといいながら、腰を押しつけてるじゃないか。このドロドロはチョコだけではなくて、youの…」 「うわあっ!言うな上田っ」 by762さん 「ふむ、いかんなチョコが垂れてきている。畳を汚してしまうな。」 「ちょっ、上田さん?!」 奈緒子のチョコを舐めとる上田 「あっ…はぁ…やだぁ…あんっ!...
  • 混浴
    混浴 by 774さん 桜の季節も終わりを告げた。 だが春は終わらない。 今もここ某所温泉(混浴)にて…。 「おい矢部っ!な、何をする!」 「何ってナニやないか、色気のない女やのう~!」 「やだ、こらっ。な、なんでだ!」 「なんでって、ホラ。春で温泉で混浴やろ。いくら貧乳のいかさま奇術師でもちょっとムラっとするいうもんやないか」 「おいっ!お前ケーサツだろ!これ、ふ、婦女暴行…」 「ちゃう、これはやな…そう、愛の行為や」 「愛がどこにあるんだ」 「ごちゃごちゃうるさいわい。ほら、ケツ出せケツ」 「や、やだっ!上田!助けっ…」 「おりゃっ」 「やめろってば!」 「…ん?…んん~?」 「?……挿れてんのか?」 「は、入っとるはずなんやけどな…あれ?」 「何も入ってないみたいだぞ。っていうか離れろってば!」 ...
  • 焼きもち1
    焼きもち by ◆dv1/DP6HGsさん 1-5 あぁ、またやってしまった。 机の上には飲みかけの湯飲みが二つ。 私のと、さっきまでそこにいた上田の。 性懲りもなくまた怪しげな依頼を引き受けてきた上田は いつもの様に私を巻き込もうとして。 空腹のせいかイライラしてた私は 巨根だの単細胞だの思いつく限りの悪口を並べて追い返してしまったのだ。 困ってる女性は放っておけない、なんて本当にバカなんじゃないのか。 いつも痛い目見るのに、すぐに鼻の下のばして。 第一、一番身近にいる美人はいつも困らせてる癖に… って事はやっぱり私は女として見られてないんだろうな。 そこまで思考を巡らせると、思わず大きなため息が出た。 別に恋人になりたいという訳ではないのだけど。 今の関係は楽で心地良いから。 でも、何か足りない。 「ん...
  • 緊縛4
    緊縛 by 新人さん 4 部屋にはいると無防備な姿で寝ている山田がいた。 相変らず意味不明な、寝言を言っている。 「これでよしっと、おい!you起きろ・・おい!」 「ん・・・上・・田・さん・・・え!?な・・何で?  しっかりと縛ったはずなのにどうして?」 「俺には、youと違って本物の超能力があるんだ」 「うそつけ」 「そんなことより、さっきの仕返しに今度はyouを縛ってやった  今度は俺がyouを犯してやる」 上田は、全裸になり、山田に近寄った 「く・・くるなこの巨根・・・えーい」 ドカ 上田は、山田に急所を蹴り上げられてしまった。 「ぅおおぅぅぅ・・・・・お・・・俺としたことが、足を縛り忘れていた」 「はっはっは、この馬鹿上田め」 上田は、急所の痛みが取れると、片手で...
  • 池田荘にて1
    池田荘にて by ◆QKZh6v4e9wさん クーラーの存在しないアパートに戻ってくると部屋にはいつものように日本科技大学の教授が座っていた。 ほとんど乾いた下着類が押しやられた洗濯紐には万国旗が翻り、窓際には紙で作った花がいくつもとめられている。 上田は頭には赤と緑の厚紙製のとんがり帽子、首にはこの暑い最中に金ぴかのモールを幾重にも巻いていた。 「ハッピ~~ッ、バ~~スデ~~~!」 手にしたクラッカーの紐を引き、彼は白く輝く歯を見せた。 奈緒子は今更もう驚いた表情などみじんも見せなかった。 疲れた風情で足元に本日ゲットのパンの耳の袋を置く。 「なにやってるんですか上田さん」 上田は新しいクラッカーをとりあげ、またぽんとはじかせた。 「見ればわかるだろう。ハッピーバースデー」 「どう見てもクリスマスだ。やめろ暑くるしい」 上田の前に...
  • めでたいなと
    めでたいなと by 8 さん 「早いものだなyou。このスレもpart3だ」 「世も末ですね」 「おいっ!」 「だってこのスレ、上田さんばっか幸せそうじゃないですか。巨根のくせに」 「youだって結構喘いでるだろ。貧乳の分際で」 「そういえば最近矢部さん見てませんね」 「話を逸らすな。矢部さんか。今頃、どこかの混浴温泉に浸かってぴちぴちギャルに鼻の下を伸ばしてたりしてな、フフ」 「探してきましょうか、ぴちぴちギャル付き混浴温泉」 「待て、俺も行く」 「なんでだ。誰もお前の無修正の股間なんか見たくないぞ。やめろ」 「youの裸体だって同じだろう。サービスシーンにすらなり得ない」 「失礼な。私にはこの美貌と玉の肌があります」 「俺にだって渋い風貌と逞しい躯がある。ほら」 「脱ぐなこの変態」 「変態ではない。ラニーニャ現象の影響で今...
  • 電話にさえ・・・1
    電話にさえ出なければ by ◆QKZh6v4e9w さん 1 「あ…あっ、あ……こら、やめろってば。…深いの、厭…」 「奈緒子……」 「あんっ…」 「感じてるのか」 「…あん…ああ…っ…えっ?…か、感じて、なんか…ない」 「……ない?」 「ない!なんなんだ、部屋入るなりいきなり!」 「飛行機には個室がない。トイレは狭すぎる。俺はyouの寝顔を見ながらずっと悶々としてたんだよ!」 「でも床って…ベッド!せめてベッド!」 「じゃあ、youのここはどうしてこんなにヌルヌルでヒクヒクしてるんだ…」 「んん…っあ……やだ、指、動かすな…」 「深いとこは厭なんだろ」 「だからって…あっ、そこは…」 「奈緒子」 「んふぁ…あ…」 「いい声だ」 「はぁん」 「可愛いな」 「あ、あっ…あ、いや、だめ、そこ」 「本当に...
  • 紅白
    祝・紅白決定 時事ネタを一つ(非エロ) 「youはさっきから何一生懸命ハガキ書いてるんだ?」 「紅白の司会が決まったんです。去年に続いて今年もナカマユキエさんなんですよ。」 「youはナカマユキエのファンだったな」 「彼女のようなナイスバディって憧れますよね。大河の主役に紅白の司会。NHKの顔ですね。 そこで観覧希望のハガキを書いてるんです。」 「…期待に貧乳膨らませるのは勝手なんだが、youはこれまで一度でもNHKの受信料をまともに払ったことがあるのか? 今年から受信料払った人しか応募できんぞ。」 「…上田さん。大晦日上田さんのマンションで鍋、しませんか? この部屋は冷えるんだ。」
  • 改心の必要あり
    改心の必要あり by 944 さん   奈緒子は生意気である。   上田教授は最近しみじみそう思う。   最初何がなんだかわからなかったらしい奈緒子は、この頃とても生意気になった。   いや、もともと生意気なのがそれに輪をかけて生意気になった。   どう生意気になったか──その例が、たとえばこれだ。   *   「やめろバカ上田っ!」   腕を強く押しのけられた上田は抗議の鼻息を漏らした。   「…you」   「そんなに触っちゃだめって言ってるだろ」   奈緒子はさらさらした髪を流した肩をひねり、上田から身を離す。   大きめのパジャマの胸元が緩み、なめらかな肌が覗いている。   男の膝に乗った尻は薄い布一枚のみで覆われている。   密着した太腿の裏の感触がただそれだけで悩ましい。   上田は喉を鳴らし、低い声で囁いた。   「...
  • 跪いて足を
    『跪いて足を舐めな』 by 347さん 予告 (前スレでやってたからやってみたかった・・) 「天才物理学者上田です」 「超天才マジシャン山田です」 「それにしてもyouの感度は良かったな・・」 「五月蝿い!縛って埋めますよ!  あ、そういえばそれで思いましたけど明日投稿する予定の話ですが」 「ああまだ執筆してないらしいけどな・・・ってなんで縛るで思い出すんだ」 「えっと明日からは私視点で」 「ほぉ」 「鬼畜で」 「ほぉ!」 「私攻めです」 「ほ・・・・おおぅ!?」 「私攻めです」 「ゆ、you・・・そんな、大胆な」 「・・・嘘です」 「え!?」 「それでは明日、キーワードは「跪いて足を舐めな!」です  お楽しみに!」 「ゆ、youいつの間にそんなプレイを覚えたんだ」 Next>>
  • 不老不死6
    不老不死 by 初代名無し さん 6 息を吹き返した上田は、 いつもの調子で奈緒子をまくし立てた。  「バカか、YOUは。   バカだバカだとは思っていたが、まさかここまでバカだったとはな。   不老不死?   なんだそりゃ。   普通の人と違う?   じょーとーじゃないか。   だいたいな、普通ってナンなんだ?   人間はみんな違うもんなんだ。   違ってて当たり前なんだ。   背の高い者もいれば、低い者もいる。   足の速い者のいれば、遅い者もいる。   YOUのように貧乳の者もいれば、そうでない者もいる。   しかし、それがどうかしたか?   YOUのその力も同じ事だ。   そんなものは所詮、個性の一つでしかないんだよ。」  「どう言う・・・事?」 奈緒子には理解できない。 本当は、自分の都合のいいように理解してしまうのが怖...
  • 問題
    問題 by 938 さん   問題は山積している。   彼は著名な大学教授で、彼女は自称手品師。   彼は巨根で彼女は貧乳。   彼と彼女の歳の差は一回りは優にある。   どこをどう考えても共通点なんか無い。   だがそれでも彼らの間には布団があり、   彼と彼女は相対して正座し、顔をうつむけている。   だがやがて、諦めたように彼が言う。   「布団一組しかないぞyou。持ってきて貰え」   「なんで私が」   打てば響くように彼女が応える。   「お前頼め、上田」   「俺は部屋代払うんだぞ。そういう雑用はだな、youだ」   「なんでですか」   むっとした彼女は首を横に振る。   「私は頼みません」   「俺もだ」   彼が同じくむっとした顔で彼女を見る。   「じゃあどうするんだ。廊下で寝るのか上田」   「なん...
  • 誕生日おめでとう
    誕生日おめでとう by 208 さん 「上田さん」 「なんだ」 「そういえば昨日、誕生日じゃなかったですか?」 「…遅いっ!」 「なんだ、そうだったのか。おめでとうございます」 「それだけか」 「はい?」 「そうだったのかで終わりなのか」 「だからちゃんとおめでとうって」 「ここはエロパロ板だぞ。祝いの気持ちを示す気なら濃厚なキスとか甘いセックスとかの場にふさわしい手段があるだろう」 「だ、誰がそんな恥ずかしい事するもんか!」 「何が恥ずかしい!キスやセックスは生物共通のコミュニケーションだ…さ、おいでYOU」 「わかりました。矢部さんに上田さんが誕生日だって電話してあげますからそっちでコミュニケートしてください」 「何が哀しくて男同士でそんな事をしなくちゃいけないんだよ」 「あ、もしもし矢部?今すぐ上田のマンションに」 ...
  • 不老不死7
    不老不死 BY 初代名無しさん 7 ・・・ ・・・ ・・ィ ・オイ ぉぃ おぃ おいッ!! 「上田しゃん!死なないでーーーー!!」 奈緒子は突然立ち上がり、叫んだ。 その横には、不機嫌そうな顔をした上田がいた。  「YOU、どんな夢を見ていたか知らんが、   「上田さん死なないでー死なないでー」って、   新年早々、縁起でもない寝言を大声で連呼するんじゃない!   全く・・・、YOUの寝言はなんでそんなにハッキリしてるんだ。   ワザとやってるんじゃないだろうな・・・。」 上田に揺り起こされた奈緒子は、 涙、鼻水、ヨダレでもの凄い状態のまま呆然と言った。  「上田さん・・・、生き返ったんですか?」  「バカか、YOUは・・・。   死んでもないのに、どうやって生き返るんだ?」 奈緒子は、まだ状況が把握できていない。 ...
  • 即死回避小ネタ。
    祝・新スレ 「新スレが勃ってめでたいな、YOU!」 「それを言うなら 立って だ!……押すな上田、まだ誰も投下してない!」 「仕方ないな。ではとりあえず場がにぎわうよう私の最新刊をここに置いておこう。サイン入りだ」 「(またかよ)…ん?んん?…随分安っぽい本だな」 「ああ、さっき昼休みにな、研究室で急いでコピー用紙で作ってみたんだよ」 「同人誌かい。……『奈緒子のヒミツ』……なんだこれは、上田っ」 「 1の労力を労う意味でな、ハハッ、ちょっと恥ずかしい秘蔵写真をお蔵出ししてみたんだよ」 「って、あーっ!ああーっ!?上田、いつのまにこんな写真っ」 「フフ、フハハ、どうだ…YOUの艶姿、とろとろのねばねばだ」 「納豆食ってるだけじゃん!」 「こっちはもっと凄いぞ。YOUがまさに野獣のようにだな……」 「ってタコの足食いちぎってんだろ!」 ...
  • エクササイズ1
    サディスティック・エクササイズ by わらび男 さん 1 私の名前は山田奈緒子。 実力派の天才美人マジシャンだ。 今夜は各国の著名人が集まるパーティーでマジックを披露した後、上田と二人で食事をすることになった。 特に珍しいことじゃない。 なぜならこいつには友達がいないからだ! うひゃひゃ! しかたなく甘味処でデザートまで付き合ってやった後、上田の提案で、テレビでも見ながらお茶を飲もうということになった。 場所は、上田のマンション。の、…なんでわざわざ寝室なんだ。 テレビはベッドの前に設置されている。 必然的にベッドに並んで腰掛けることになった。 …なんとも思ってません。 私は、ね。 今日の上田はやけに大人しい。 会話らしい会話もなく、私はテレビを見続けていた。 ちなみに上田はテレビを見ずに、ずっと私を見ている。 ...
  • すいません、エロないです。今までの流れに萌えたので・・・
    すいません、エロないです。今までの流れに萌えたので・・・ by 66さん 「youのそのいかんともしがたい場末感は、もちろん一見しただけで分かる貧しい乳と ひねこびた心根を如実に語る表情と予算と芸不足故に華やかさに欠けるクソ奇術のせいなのだろうが、 問題はその衣装にもあるのではないかと思うんだが」 「私のステージを見たことも無いくせに何を言う。あーあ、ラスベガスツアーの様子を 見せてやりたかったなー大金持ちやら石油王から毎日のようにファンレターと差し入れが……」 「家賃の督促状とパンの耳か」 「違う!私の神秘的なトリックと美貌と巨乳のとりこになったどっかの王様に、君の瞳と 同じ大きさの宝石をあげるなんて言われてこんな、こーぉんっな!に!見開いてやりましたよっ」 「ほほう、そして玩具メーカーから永遠の25歳としてアニメキャラクター作る許可でも求められたか...
  • 緊縛2
    緊縛 by 新人さん 2 その夜、 「上田さん、わたしもう寝ますね」 「俺も今寝ようと思っていたとこだ」 「それじゃ、上田さん、おやすみなさい」 「おやすみ・・・おっとその前にyou」 「なんですか?」 「この、サルぐつわを、してくれないか」 「な・・なにかんがえてるんですか?  わたし、そんな趣味はありません」 「ち・・ちがうんだ、youの寝言がうるさいからだ」 「もう、ほっといてください」 そういうと、山田は、ベットにもぐりこんでしまった。 仕方ないので俺も寝た。 上田は、夢を見た・・・ 「うぅ・・・さ・・寒いここはどこなんだ?ん・・雪?」 「上田さん寒いんですか?」 「当たり前だ。雪が降っているんだぞ!  それに今は、夏なのに」 「そうですか、寒いんですか・・・」 「???youどうし...
  • 焼きもち2
    焼きもち by ◆dv1/DP6HGsさん 6-10 あぁ、キスされるんだな、とわかってた気もするけど、 そう思うより唇が触れる方が先だったかもしれない。 けど、そんな事はどうでもよかった。 背中には腕が回されて、何度も何度も口付けて。 どれ程の時間が経っただろうか。 息苦しさで我に帰って、何とか上田を押しやった。 「はぁっ…苦し…お前もうちょっと考えて、んっ!」 隙ありと言わんばかりに口に舌が入ってきて口内を撫で回す。 優しく舌を絡め取られて、また私の頭は簡単に思考を手放す。 もう、どうなってもいいかな…なんて朧気に思った頃、上田はやっと唇を離した。 「you…可愛いな」 「な、気持ち悪い事言うな」 やっぱり普段の勢いがないのが言いながらわかった。 上田は笑いが抑えられないといった様子で返してくる。 「ふっ、そんな真っ赤な顔...
  • 文字の力
    文字の力 by 27さん 文字には力がある―― そう、おかあさんこと山田里見先生の言うとおり、文字には、力があるのだ。 筆先に墨は塗られていない。ただ柔らかい毛先がすべっていく。染み一つ無い、 なめらかで白い――いや、上田の右手が動くたびに紅潮していく奈緒子の背中を。 両手首は伸ばした状態でそれぞれベッドの足から伸びる手錠に戒められ、足首は まとめて枷をはめてこれもまた拘束されている。うつ伏せにされた奈緒子の 身に着けているものといえばそれだけで、上田はその太腿に跨っていた。 「ほら……当ててみろよ、you。おれは今なんて書いた?ほら、でかい声で言ってみろ」 「……ず……」 「そうだ、『ず』だ……次行くぞ」 いやいやするように首が揺れる。震える背中にかからないように長い髪はまとめて 右肩の方に流してある。うっすら汗ばむ肌に触れるか触れ...
  • 繋がる1
    繋がる by  ◆QKZh6v4e9w さん 1 洗面器から鍵を取り出したところで電話が鳴り始めた。 池田荘202号室においては長らくベルを放置していると、大家とそのダーリンが怒鳴り込んでくる事になっている。 しかも最近現れるまでの時間が短くなった。家賃を滞納しているからだ。 奈緒子は部屋に入り、サンダルを脱ぎ散らして電話口まで急いだ。 『なんだ。いたのか』 受話器から不機嫌な声が湧いてきた。 鍵と洗面器をちゃぶ台に置き、奈緒子は畳に座り込んだ。 「上田さんじゃないですか!」 『……』 「久しぶりですね。あ、そっちどうだ。元気にしてたか?」 『心配か』 上田の声は低かった。 『心配ならさっさと電話よこせよ。かけ方教えただろ』 「……上田」 奈緒子は肩と顎に受話器を挟み、亀の餌の容器を手に取った。 「もしか...
  • ユーザー別がいい
    ユーザー別がいい by 51さん 「you」 「…なに」 「知ってるか。セックスって、相手を信頼っていうか尊敬できる相手とでないと良くないらしいぞ」 「はい?」 「つまり、愛情持ってなくちゃダメってことだ」 「だから?」 「精神的な行為なんだよ。セックスは」 「そうですか」 「you」 「なんだよ」 「俺のこと尊敬してるよな」 「……」 「な。だからきっと…も、もし…したとしたら、こほん、その」 「………」 「…おい?」 「……」 「な、なんで黙ってるんだよ」 「……」 「you!」 「…尊敬」 「…え」 「尊敬って、なんなんでしょうね上田さん」 「え?」 「ここ見ろよ」 「【貧乳】TRICKでエロパロ【巨根】…これが何か?」 「なんでこんなもんがお気に入りに入ってるんです...
  • 姫初め1
    姫初め by 58さん   既に何度か関係のある上田×山田、   しかしお互いはっきり気持ちを口には出していない設定です   場所は教授の家のリビングです   ※※※※※※※ 1   往々にして、非常識な時間の電話は非常識な奴からの事が多い。   今朝にしたって、まだ正月三が日も明けぬ朝方からその男からの電話はかかって来た。   「おう山田、あけましておめでとう」   もしもしと言うより先に、いろんなところがデカいこの男、上田次郎が切り出した。   「…おめでとうございます」   と、つい年頭の挨拶を返してしまうと、相変わらず慇懃無礼な態度の上田からこんな返事が返ってきた。   「それだけか?ん?『上田様、昨年は大変お世話になりました。今年もどうぞこの貧しい胸の私めをよろしくお願い致しま...
  • ハロウィン
    Trick or Treat? by 183 さん ハロウィンなので・・・  * 仕事を終え、上田はようやく我が家に帰ってきた。 今日、奈緒子のバイトは早番だったから、夕食を作ってくれているはずだ。 上田は家に待っている人がいるという幸せに、自然に頬がゆるみながら 玄関のドアを開けた。 そこには・・・・ 「お帰りなさいませ。旦那さま~」 という言葉とともに、なぜかメイド姿の奈緒子がいた。 「おおおおう、YOU!なんだその格好は!!」 「え?これですか?なんか今日は『ハロー!レディリン』とかいう コスプレする日だって、バイト先の人から聞いて・・・」 「微妙な懐かしアニメだな・・・・って、それを言うなら『ハロウィン』だ・・・。 それにYOU、『旦那さま』じゃなくて『ご主人様』だ!」 「そうなんですか?...
  • 緊縛3
    緊縛 by 新人さん 3 「おうぅ?」 起きようとしたが、体が動かない、ベッドに何かで、縛られているようだ。 「こ・・これはいったいどうなっているんだ?ん・・ベルト?」 そこには、山田がいた 「上田さん、それ私が縛ったんですよ」 「おう? ユ・・you、ナニすんだ、早くほどけ」 「いやです。上田さんいつもいつも馬鹿にするから、ちょっとお仕置きですよ  オホホホホホホホ」 さすがの上田も、手足をベルトでがんじがらめにされ 外すことができない。 「じゃ、上田さんちょっとロウソクと、皮ベルト買ってきますね  サイフ借りますね」 「お・・おいyouちょ・・ちょっと待て」 「いってきまーす」 バタン 行ってしまった・・・どうしよう、このままではあの女に・・ん・・・・? あれは、宝女...
  • 次郎号走る3
    次郎号走る 3  * 俺は山田の服を脱がそうと奮闘した。 彼女の腕や手が邪魔でなかなかはかどらない。 別に山田が抵抗してるわけじゃない。俺のベストやシャツを引っ張っているのだ。 「上田…ひっぱるなってば」 「ひっぱってるのはyouだ。……おい、このボタン、おかしいぞ」 「そこからは飾りボタンになってるんです……それより、袖、抜いて」 「そんな暇あるか」 スカートのホックまでは外したが、ブラウスの内側の滑らかな肌を撫で回すのに俺は夢中になってしまった。 「上田。くすぐったい…」 触って、抱きしめて、触れて、探って、キスをして。 「you…」 ──本当に、全然進まない。 キスの最中に舌を絡めようとすると、山田が途切れ途切れに指摘した。 「…か、顔すごく赤い、上田。……んっ──熟れ過ぎの……トマトかイチゴみたいっ……」 ...
  • 姫初め2
    姫初め <Prev  4   ―――ムカつく。   さっきから密着している腰の辺りに、少しずつ主張している巨根も。   決して認めたくはないが、ほんの少しだけそれを期待している自分自身にも。   そんな複雑な気持ちの私をよそに、上田はゆっくり内腿を撫でていた手を、一番敏感なところへと忍ばせてきた。   「…ふっ…」   「慣れてきたとは言え、良く濡らさないとな…YOUだって、気持ち良くなりたいだろ?」   「そんな、訳…ない…っ」   下着越しに軽く指で撫でられてるだけで、少しずつ追い立てられていく。   もどかしい思いはするものの、それと気付かせるのも、ましてや、言葉にすることも負けた気がして、頑なに上田の方に顔を向けようとはしなかった。   「まあいい。この天才上田次郎、YOUの好きなところは分...
  • ノンストップ教授
    ノンストップ教授 by 461さん   「山田。マイフェアレディを知ってるか」   「何ですか突然。マイヘア……エッチな話?」   「違うっ!一流言語学者の教授が言葉の悪い下町の花売り娘を一流のレディに教育するという超有名ミュージカルだ。映画化もされているんだよ」   「し、知ってますよ。そのくらい。それがどうかしたのか」   「何か、こう、設定に親近感を覚えないか。一流物理学者で教授の私、下町のマジシャンで言葉も乳も貧しいyou」   「用がないなら帰ってください」   「あるんだよ。このドレスだ」   「どっから出したんだ今お前」   「まあまあ。まずは着てみなさい。…タダだ」   「タダ…。じゃ、あっち向いてろ。ん?ぴったり」   「この帽子も…」   「何これ。耳?…猫?」   「猫じゃない。気のせいだ…さ、これも」   「しっぽ?」  ...
  • 次郎号走る2
    次郎号走る by ◆QKZh6v4e9w さん 2 吹っ飛んだ眼鏡を探すのに意外に手間取り、宿屋の外に出たときには山田の姿はとうに消えていた。 俺は左右を見回した──あいつ、どっちに行った!? とりあえず来た方向から探すのが筋だろう。 俺は、宿屋の庭でひっそり控えていた若草色の愛車に駆け寄った。 「行くぞ、次郎号!」 狭いベンチシートに滑り込み、イグニッションをまわす。 エンジン音を響かせ、俺はパブリカを発進させた。 最初、俺はそんなに心配してはいなかった。 山田がどんなに怒りくるっていても所詮は女の足だ。車に勝てるわけないじゃないか。 だが、次郎号を走らせているうちに俺の眉間の皺は徐々に深まっていった。 ライトに照らされた夜の田舎道に、山田の姿はどこにもない。 七百メートルほどいったところで俺は諦めた。 山田はいない。こっちじ...
  • 愛あるせいかつ1
    愛あるせいかつ by ◆QKZh6v4e9w 温泉郷から戻って来てひと月が過ぎた。 相も変わらず花やしきや地元商店街にて客を消したり笑い者にされたりしながら、腸天才美人マジシャン山田奈緒子は、心穏やかでない日々を過ごしていた。 身辺に黒門島の気配が!──とかいういつもの最終回的展開ではない。 ではないが、奈緒子の心身を脅かすに充分な日々がこのひと月というもの続いているのである。 原因は上田だ。 生まれついてのひどい巨根を嘆く姿がつい哀れになり、何かの間違いでうっかり相手をしてやったのが悪かった。 不惑に近い年齢で初めて開かれた人並みの性行為の世界にすっかり嵌ったらしい上田次郎は、あれからというもの奈緒子に、照喜名か秋葉が乗り移ったかのような行動をたびたび見せるようになったのである。 いや、照喜名や秋葉レベルならいい。彼らは奈緒子に手出しはし...
  • 二倍量1
    二倍量 by 389 さん 1-4 高架下に小さな若草色の車があったから、そうじゃないかとは思っていた。 案の定だ。 待ちくたびれたのだろう。 上田は部屋の主の帰還に気付かず、無防備に両手を広げて惰眠を貪っている。 バッグを置き、奈緒子はちんまりとちゃぶ台に座った。 上田が勝手にいれていた茶を奪い、啜る。すっかりぬるく、ちょっと濃かった。 今日は一体何の用事なんだ。 奈緒子は彼の周囲を見回し、怪しい観光パンフレットも焼肉券も散らばってない事を確認した。 ややこしい事件に奈緒子を巻き込もうとやってきたのではないらしい。 だが油断はできない。上田が来ると、ろくでもない事が起こる。 パンの耳が消えたり、錠が増えていたり、変な薬を飲まされたり。 はっと気付いて洗濯物を目で探す。良かった、今回は無事だ。 奈緒子は急いで洗濯物を...
  • try・try・try
    try・try・try by ◆QKZh6v4e9w さん ジェントル上田が好きな人は今回の話は読まないでください。 空中に香りを漂わせながら、長い髪が散った。 抑えたルームライトに照らされた美しい艶が輝いている。 髪が落下していく滑らかな頬は染まり、唇が半ば開いたままで浅く早い呼吸を繰り返す。 吐息のたびにかすれて混じる喘ぎは、だが拭いきれない羞らいを映してとても小さい。 「あっ、…あっ」 うねりのたびに楕円の軌跡を描く白い肩はうっすらと汗ばみ、細い鎖骨に沿って赤い痕が点々と灯っていた。 休みなく、ふるふると揺れるささやかな薄桃色の乳房。 鮮やかな先端はぴんと尖り、何度もまぶされた唾液で輝いてみえる。 「んっ、あん、あっ」 細くひきしまった腹がくねり、続く腰が、逃げようとしてそれも叶わずぴくぴくと跳ねた。 「ううん、あっ、あっ…...
  • もしもふたりが
    小ネタ。 「YOU何してるんだ、人のパソコンで」 「今朝母からこんな手紙が来たんです」 「何?『素敵な掲示板を見つけたので、奈緒子も参考に見ておきなさい。URLは…』 「で、うちにはパソコンがないので借りにきました。 この…ゆーあーるえる?はどこに入力するんだ」 「バーカ。ここだよ、ここ。 これは…【貧乳】TRICKでエロパロ【巨根】? 短い小説が書かれてるようだな」 「…嫌な予感がする」 「お、おおう…YOUこれを読んでみろ」 「………なんだこれは! ふ、不愉快だな」 「おおう…おぉう」 「押すな、上田!」
  • 嘘2
    嘘 2  * 深夜、狭い車内で放す気のない大男に抱きしめられるという人生最大のピンチに陥った奈緒子だったが、頭の回転という点では有名大学教授をはるかにしのぐ彼女は、唸りながらもすぐに頭の中で解決の糸口を探り始めていた。 あのパトロール中の警官はもういない。よりによって奈緒子が追い払ってしまった。 それに助けを呼ぶために大声を出しても、恋人の痴話げんかと思われるのが関の山かもしれない。 道に人通りはないので警官以外の助けは同様に得られまい。 いつも奈緒子に見えつ隠れつあとをつけているストーカー…もとい、熱心なファンの確かコチンダさんも彼なりの生活もあるのか今夜は生憎見かけない。いつぞやの黒門島の時は別だが、肝心の時に役に立たない男だ。 どこかから上田の持っている携帯に電話がかかってくれさえすれば、必ず出ずにはいられない上田の習性を利用して逃げ出すこと...
  • 電話にさえ・・・2
    電話にさえ出なければ by ◆QKZh6v4e9w さん 2 3 「それにな、もう『上田』ってのはおかしいぞ。youだってもう山田じゃない」 「…そういえば、そうですね」 「上田同士で上田と呼び合うのは不合理じゃないか」 「…ですね」 「他の呼び方がいい」 「……ジロ…とか?」 「犬か、俺は!ここはやっぱり、『次郎さん』だろ」 「…次郎、さん…?」 「………エヘヘヘ!」 「…な、なに?」 「もう一度。今度はゆっくり発音してくれないか……」 「………恥ずかしい。ゆ、床でこんな事するのやめよう!な、上田」 「いいから、ほら」 「…次郎…さん」 「続けて言うんだよ。スムーズに、ほら、練習だ」 「次郎さん次郎さん」 「違う!さっきのようにだな、ほら、もっと情感をこめて!」 「……うるさい奴だな…」 「照れるな...
  • 跪いて足を2
    跪いて足をお舐め! by 347さん 本編 私と上田さんはソファーに座ってテレビを見ていた。 食事も風呂が終わりあとは眠るだけ。 ちびちびと上田はビール、私はお茶を飲んでいる。 少しだけ私は違和感を抱いていた。 なんか、なんでだろう、なんでだ!? 今日は上田が触ってくるのだ。 最初(30分ぐらい前)は抵抗してた、そっと手が近づいてきたら避けていた。 でも今はもう、攻防戦に疲れてきつつある。 手が大きい。 「もう、なんですか、さっきから」 上田の手は今私の髪に触れていた。髪が痛むだろうがっ。 「・・・ん・・・いや別になんでもない」 「嘘付け。」 「いいだろうが別に」 よくない、全く良くない 「それに、触るのだって初めてじゃないだろ」 「初めてって・・・」 抱きつかれた事は...
  • sweet hot spa3
    sweet hot spa by ◆QKZh6v4e9wさん 2  * 「………おおうっ!?」 跳ね起きた上田は、ずれ落ちかけていた眼鏡を顔から引きむしった。 ぼんやりとした視界に見えるのは、机一面に散乱した書類。 転がったグラス。 つけっぱなしの卓上ライト。 見慣れた自分の研究室である。 「………………」 思い出した。 溜まっていたレポートの採点をやり遂げるため、昨夜はいつものインチキ事件を解決して帰京したその足で大学に戻り、そのまま───眠ってしまっていたらしい。 上田は眼鏡をかけ直し、時計を見た。 午前三時二十三分──なんという半端な時間だ。 「ん…?」 上田は頬に涎が垂れていることに気付き、慌てて掌で拭った。 身じろぎすると股間に違和感…。 下着の内側の、このなんともいえず気色の悪い感触は...
  • Pink Marriage Blue2
    pink marriage blue by ◆QKZh6v4e9w さん 5-8 長い付き合いだからだ。 だが、悪口雑言には慣れっこではあるものの、奈緒子の様子がちょっといつもとは違う事には気付いていた。 照れ隠しではなく、本当に苛々しているみたいだ。 ……奈緒子でも、マリッジブルーという状態になることがあるのだろうか。 「you」 上田は口を開いた。 「何をひねくれてるんだ。君だって式場の素人モデルにならないかと誘われていたじゃないか」 奈緒子はむくれて俯いた。 「でかくてカッコいい上田さん込みでですけどね。良かったですね、モテモテで」 「みんな、俺だけじゃなくて、その、君の事も……褒めてただろ」 「ええ。だって、一応花嫁なんだから褒めなきゃまずいじゃないですか」 「写真撮影の時、助手の人が君の傍で何度もコードにつまずいてたじ...
  • 商店街で
    いつもの商店街で by 26さん 関西人「ねぇちゃんねぇちゃん、悪いけどちょっとここまで連れてってくれへんか?」 地図を指しながら尋ねるイヤらしい目つきをしたネチっこそうな性格の関西人 山田「えぇ、でも私…」 関西人「今日東京来たばっかで全然分からへんねん、ねぇちゃん頼むわぁ、人助けや思て、な?」 山田 「(めんどくせぇ)すいません、私用事があ…」 関西人「飯おごったるさかい!!」 山田「わかりました、地図貸して下さい」 ………………… 山田「ここがここだから…えぇ?こっちか…?ぶつぶつ」 関西人「いやぁ、東京の人は冷たいのぉ、誰も道教えてくれへんわ無視するわホンマねぇちゃんみたいな優しい人に会えて良かったわぁ」 山田「いえいえ、そんなことないですよ、あ、あそこ見えますか?あの建物ですよ!」 関西人「あそこかぁ、案外近いもんやのぉ。いや助かったわ。そ...
  • エクササイズ2
    サディスティック・エクササイズ by わらび男 さん 物理学と関係があるのかわからないが、痛むことも少なく心地いい感覚が続く。 さすが、通信教育で空手を学んだ変人だ。 上田の指先が肌に触れるたび、喉がきゅっと苦しくなる。 「で。どうなんだ?」 「…どうだっ…て言われても…ん、んっ」 わかってるくせに。 上田が手を止め、ニヤニヤ笑いながら唇を舐めた。 キスするのかと重いきや、唇は耳元を捉らえる。 吐息や舌の感触がが直接脳まで届く気がして、頭が痺れる。 「ん、くっ…ふんんっ」 舌先が耳と首筋をはい回り、指先は足の付け根をそろそろと撫で回している。 なんだか体の奥が熱い。 もどかしくなって、上田さんの腕を掴んだ。 「なんだ…言えよYOU」 「…っ…んん…」 くらくらする白い世界に、上田の低...
  • 理由8
    (リレー作品) 理由 by 151さん 《おまけ》 麻布十番の高級焼肉店、そこに俺と奈緒子はいた。 奈緒子は次々と皿を空にし、店員を青ざめさせている。 「you、もうその辺にしとけよ」 奈緒子は口に肉を含んだまま答える。 「ふぁんでですふぁ?…こほんっ、食い放題なんだから食べられるだけ食べますよ! まだまだ、腹六部ってとこだな!」 そう言って腹をさする様を、俺は呆れたように見る。 …しかし、本当に焼肉が好きだな、こいつは。…ん?焼き肉と言えば…。 「なぁyou、こんな話を知ってるか?」 俺は嬉々として奈緒子に話しかけた。 「何ですかぁ?また、変な霊能力者の話とかなら…」 奈緒子が面倒くさそうに答える。 「いや、そんなんじゃない。君は焼肉屋にいる男女の定義をしっているか?」 「肉食ってる」 「当たり前だ!!…違うんだよ、そういうことじゃないんだ、聞いて驚くな?...
  • クリスマス1
    クリスマス by 名無しさん 1 私の名前は上田次郎。 日本科技大教授であり、男としても一人前の超ジーニアスな物理学者だ。 私は今、山田奈緒子と言う同居人と生活を共にしている。 この山田・・・。 食って寝るだけの役立たずであるだけでなく、 寝言は言うは、歯ぎしりはうるさいは、 更に、エクソシスト並みに寝相が悪いはで、 私は睡眠時間まで削られている毎日だ。  ・・・しかし、こんな生活でも良い面もある。 激務から解放され帰路に就き、自分のマンションを見上げた時。 そう、部屋の窓に灯りがともっている。 暖かい部屋と、「お帰りなさい」の声が私を迎えてくれる・・・。 フッ 私らしくもない事を言ってしまったようだ。 エレベーターを降り、上田は自分の部屋の前に立つ。 少し身構えてインターホンを押した。  ピンポーン♪ チャイムが鳴ると同時...
  • Pink Marriage Blue3
    pink marriage blue by ◆QKZh6v4e9w さん 9-11 あと少し。 「………」 「………」 「上田さん」 「ん?」 「杏仁豆腐食べていいですか?」 「おう。一口も食うんじゃないぞ。もう終わるから」 最後のレポート用紙を引き寄せた。 即座に器にスプーンをつっこんでいる奈緒子を見ながら、上田の心の潤いは満タンだった。 「戻ったらさ、……you、俺と一緒に風呂入っちゃだめだぞ」 「はい?」 「狭いし邪魔だし、一緒に風呂入ってきちゃ駄目だって言ってんだよ、絶対に。いいか絶対に」 「いいですよ」 「フフフ。フッフフ。終わった。さあ、帰るか」 「その笑いかたやめろ上田」 杏仁豆腐をスプーンで掻き回しながら、奈緒子が微笑した。  * 午後十時五分、上田のマンション。 トレーニング器...
  • 続・節分
    続・節分 by408さん 406さんに   鬼払いに失敗した奈緒子は再度現れた上田と一緒に手巻き寿司を食べた   美味しかった   上田は納豆巻きとツナマヨも買い足して現れたのだ。   「う~ん、ツナマヨ最高ですね!」   「俺はかっぱ巻きと納豆巻きか。まあいい」   上田はねばつく手を台所の流しで洗い終わると、茶を用意した   懐から豆のパックを出す。   「では豆まきだ」   「もういいですよ。こどもじゃあるまいし」   「君が言うか」   「あ、でもやっぱしましょう。それ全部よこせ、貧乏鬼を追い払いたいんです」   「君に必要なのは強欲鬼のお祓いだろう。こらよせ。やめろ」   揉み合ううちに上田と奈緒子は重なり床に倒れてしまった。   ドサッ   「………」   「………」   「…待てっ!上田、その口でキスはや...
  • 二倍量番外
    二倍量 そして・・・ その後 (411さん) 「やあ」 「また来たのか上田」 「実はこの度、またまたまた本を出したんだよ」 「…『やろうぜ、セックス』…なんだこのタイトルは。 よく恥ずかしくないな」 「いいから読めよ」 「はぁ…『人生を変える究極の8文字 僕はまた新しい呪文を見つけてしまった。 どんな困難もたちどころに吹き飛ばしてしまう秘密の呪文を君達に教えよう。 相手の目を見つめ、甘い声でこう唱えるんだ。 や ろ う ぜ 、 セ ッ ク ス』」 「各界の著名人も絶賛してるんだよ」 「お前仮にも大学の教授だろ!いいのかこんなもの書いて… だいたい最終章のこれはなんだ、『未知の媚薬カリボネと、実験体Y田N子』」 「一応本名は伏せておいたよ。 YOUは照れ屋だからな」 「その気遣いを別のところで発揮できないんですか...
  • 妄想ラス
    ... 「忘れていたがYouに渡すものがあったんだ。有難く受け取りたまえ。」 上田は奈緒子に白い封筒を手渡した。 「家賃か?食事券か??」 「いいから黙って開けろ。」 「……これ。」 中に入っていた紙に書かれたのは黒門島に伝わるあの文字。 思わず立ち止まった奈緒子に気付かず上田は先を急ぐ。 「ちょっと待て!お前またふざけてんのか。」 「どうしてYouの思考はそんなに貧しいんだ。1度ならずと2度までも俺のプロポーズを無碍にするつもりか。」 「2度って…いつ!?」 「何でだ!?しただろ!!あの無人島で。紙に書いて渡したじゃないか。」 「あれは…。」 「まぁいい、過去のことは気にしない。心の広~い上田次郎だ。とにかくもう1度封筒をよく見てみろ。」 「ゆっ…ゆっ……指輪!」 「まぁ当然のごとく給料の3ヶ月分だ。」 上田は至...
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