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OPL:プログラムの構成

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プログラムの構成

OPLのプログラムは1つ以上のプロシージャによって構成されています。そしてOPLは実行するとコードの先頭にあるプロシージャを実行し、そのプロシージャの終端(ENDP)まで実行すると終了します。2つ目以降のプロシージャはサブルーチン扱いになり、それらは別のコードから呼び出されるまで実行されることはありません。


OPLでは変数を定義して使用することができます。変数はいわゆる「Double型」「Short型」「Long型」「Char型」が使用できます。そしてこれらは配列として使うことができます。更に「ローカル変数」「グローバル変数」「定数」として扱う事ができます(それぞれに対する宣言が必要)。また、ADDRコマンドを使用することによってC言語でのポインタと同じような事もできます。変数については「変数」の項を参照して下さい。


また他のOPLコードやOPXと呼ばれるC言語で作成された外部ライブラリを呼び出して使用することもできます。特にOPLはC言語越しにSymbianAPIを使用することができるので、実際に
OPXについては「OPXについて?」の項を参照して下さい。


使用できる文字

変数やプロシージャ名には「アルファベット(A-Z)」「数字(0-9)」「アンダースコア(_)」しか使えません。また数字を先頭にすることは出来ません。(アンダースコアはOK)


大文字と小文字の区別

OPLでは大文字小文字の区別はありません。例えば変数名として「ABC」「abc」「aBC」は同様に扱われます。これはコマンド名も同様です。


コメント

コメントを記述する時は「REM」コマンドを使用します。このコマンドの後に書かれた文はコメントアウトされます。


コーディング規約

OPLでのコーディングは以下の規約に従うのが良いとされています。
  • インデントは半角スペース4つ(ただしM1000は画面の幅が狭いので2つで良いと思われる)
  • 変数名やプロシージャ名は小文字を使用し、単語の区切りには「_(アンダーバー)」を使う
  • OPLのコマンド(キーワード)は全て大文字で表記する。


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