『フクムラミズキ』

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  • 『フクムラミズキ』
    「何故私のことを助けようとしたんですか?」 「それはあなたの命が危なそうだったからだ」 「私のことを何にも知らないのに?」 「誰かのことを助けようとするときに理由はいらない。 そう私に教えてくれた人がいる。 言葉じゃなく行動でな」 下半身が痺れている。  崩れ落ちてきた岩盤の下敷きになったせいだろう。 もしも、獣化して肉体を再構成することが出来たなら、こんな傷は一気に回復するのだが。 もっともそれを言うなら今自分の傍らに座り、手を握り話しかけてくる彼女を救おうとした時に、獣化を試みていたのだがな。 戦いの日々から遠ざかっていたことで、チカラが錆び付いてしまったのか。 傷を負ったことよりも、そのことの方が腹立たしい。 憮然とした表情で口を開く。 「何はともあれあなたは助かった。 すぐにここを離れて、安全なところまで逃げたら、誰かに私のことを知...
  • (59) 642 名無しイラスト(リゾネイター譜久村聖)
    ...る!!」 『フクムラミズキ』
  • (87)611 名無しシパパパパパァ。。。
    611 名前:名無し募集中。。。[] 投稿日:2013/11/06(水) 01 47 37.21 0 これがMSEだ!! おっす。はるの名前は工藤遥。僕は男の子だぞ!おりゃ!な女の子だ。 今日は喫茶リゾナントではじめてのお留守番。 だってはるももう14歳。大人だったら当たり前のこと。 まーさくとかいうお子様コンビなんかに構ってる暇なんてないんだ。 からんからん。 おっと来客だ。 リゾナントにやって来たお客さんは… 譜久村聖さんだ  612へ 外人さんだ    613へ 誰もいない    614へ 611へ 612 名前:名無し募集中。。。[] 投稿日:2013/11/06(水) 01 49 12.72 0 ガッチャ バーン 「どぅ!」 「フ、フクムラさん?」 「今日はリゾナントでお留守番?いい子ね...
  • 守れ。ホゼナンター
    18 名前:名無し募集中。。。[] 投稿日:2014/01/27(月) 12 59 36.24 i 上げろ。オレ。 19 名前:名無し募集中。。。[] 投稿日:2014/01/27(月) 13 13 09.90 0 常に戦闘体制 20 名前:名無し募集中。。。[] 投稿日:2014/01/27(月) 13 40 08.97 0 はるちゃんの泣き芸にテンションあがって リゾスレの事すっかりわすれてたのが敗因 21 名前:名無し募集中。。。[] 投稿日:2014/01/27(月) 14 13 54.80 0 まとめろ。ミチシゲ。 魅せろ。フクムラ。 出しゃばれ。イクタ。 引っぱれ。サヤシ。 笑え。スズキ。 おだてろ。イイクボ。 踊れ。イシダ。 突っ走れ。クドウ。 落ちつけ。サトウ。 歌え。オダ。 22 名前:名無し募集中。...
  • メンバー別・CP別分類
    ...zuki―――』 『フクムラミズキ』 鞘師里保 『■ フィジカルアデプト-鞘師里保- ■』 『■ マーダースインテンツ-鞘師里保- ■』 『■ アンダーグラウンド-鞘師里保- ■』 『■ エスケープ-鞘師里保- ■』 『■ ファーストアタック-鞘師里保- ■』 『■ ウェイクアップ-鞘師里保- ■』 『■ キャストアウェイ-鞘師里保X鈴木香音- ■』 『■ ミッションエントランス -鞘師里保- ■』 『新たなる出会い 鞘師里保 編』 (56) 749 名無し募集中(鞘師の過去) ■ クリミナルエネミー -鞘師里保- ■ 『InvisibleBlade 第一話「見えない刀」』 『―Coolish heated aqua―』 鈴木香音 『新たなる出会い 鈴木香音 編 前編』 『新たなる出会い 鈴木香音 編 後編』 『はじまりなんだろうね』 ...
  • 『林檎の頬の少女』
    岨道流。 聞いたこともない、無名の武術。 聖は、そう侮っていた。 けれども今置かれている状況は、彼女の認識の甘さがもたらした以外の何物でもない。 「『りゅういし』に、ばかにし過ぎだと思います」 まるで林檎のように頬を紅潮させ、少女は言う。 彼女の言う「りゅういし」が、「流石」の誤読だと聖が知るのは、ずっと先のこと。 少女の小さな手から、荒縄が天井へと伸びていた。 梁を支えにして、垂直に垂れ下がる縄。聖の白い足を絡め、そして彼女のふくよかな肉体に巻き付いている。 つまるところの、逆さ吊り。 荒縄の存在にはまったく気付かなかった。 なぜなら聖には、彼女が何も持っていないようにしか見えなかったからだ。 どうぞかかってきてください。その言葉に甘えて、抱きつき、少女の甘い香りを堪能…ではなく、身動きを封 じるつもりでいた。一度聖の得意とする「フ...
  • 『米』 第四話 
    「私の名前はフクムラミズキ。2021年、未来から来たリゾナンターです」 唐突なその告白を聴き、何が面白いのか笑い続けている佐藤ですらも黙り込んだ 「に、2021年?」 「そう、私はダークネスによるテロを防ぐために未来から来たリゾナンター  私のいた時代には光井さんを除いて初代リゾナンターは行方不明に・・・  地上に安らぎの場所はどこにも残っていません。希望はなく、地上に残されたのは絶望と破壊のみ。  そんな世界を変えるためにリーダー光井さんの手によって過去へと送られてきたんです!」 仲間たちがどのような反応をするのか確かめようと真剣なまなざしで語る譜久村の作りだした沈黙に対してある人物が経ち向かった 「・・・2021年って、びみょ~に近い未来っちゃね  すごいのか、すごくないのか、とにかくびみょーやね」 ほぼ全員の視線が生田に注がれ、譜久村と佐藤を除く全員が思った...
  • ■ セットドキュメントミズキ -譜久村聖- ■
     ■ セットドキュメントミズキ -譜久村聖- ■ 「んふー☆んふー☆かわいいよーっ☆」 「えっ?ええっ」 「あゆみちゃんかわいいよぉ☆んふー☆」 「あっあの…譜久村さん?コレって…どういう意味が」 「やだなぁさっき言ったじゃあん☆聖は【複写】するとき、相手のひとと『接触』してなきゃいけないんだよぅ☆」 「いや、それはあの、きっ聞きましたけど、こんな、その抱き合っ……」 抱き合う。その単語を口にした途端、かぁっと耳が赤くなる。 「やだぁ☆あゆみちゃん耳あかぁーい☆あれ?首と肩も赤いよぉっ」 「ちょっTシャツのえりから中をのぞかないでくださいっ!」 「あゆみちゃんも聖のコト、覗いてていいんだよぅ」 「覗いててって、ずっと覗き続けること前提で話さないでくださいっ」 ソファーの上で、じたばたと、もがく。 だが無駄な抵抗だ。 石田亜佑美は、確かに筋肉の塊のよう...
  • 『米』 第三話 
    幼き鞘師に水軍流の手ほどきをしたのは祖父である『じぃちゃま』であった ―といっても、道場のような場で仰々しく伝えたことは一度たりともなかった 普通と変わらぬごく日常的な生活を送る中で、知らず知らずのうちに身についていた 『こりゃ里保。そんな風に筆を扱ったら半紙が怒るじゃろう。もっと優しく文字を書くのじゃ』 『お米はこうやって一粒、一粒包み込むように持つのじゃ。心に波風立ててはならんでの』 じゃれあって遊び、交わした何気ない会話の端々に水軍流の真髄が込められていた 鞘師は踊るのが好きであった 決して誰かに言われたわけでも学んだわけでもなく、自然とリズムを刻み、踊っていた 跳ね、廻り、揺れ、そして舞う そんな踊る鞘師を眺めてみせるじぃちゃまの眼を細めた笑顔も大好きであった 『本当に楽しそうじゃのう。里保は踊るのが大好きなんじゃろう?』 「うん!大好き!」 『そうか...
  • スレ別分類(第48話~第61話)
    ... 27.88 0 『フクムラミズキ』 2011/06/28(火) 22 13 12.37 0 リゾナンター主題歌 『Only you』 2011/07/01(金) 17 23 40.59 0 『狂犬は亀を背負う』(後) 2011/07/05(火) 00 01 20.55 0 『ダークブルー・ナイトメア~7.親愛ジャンクション』 2011/07/07(木) 23 50 59.28 0 (57) 543 名無しホゼナント(しちがつなのか) 2011/07/08(金) 02 03 06.11 0 (57) 626 『それぞれの挑戦』(前) 2011/07/12(火) 20 43 20.46 0 (57) 647 名無しホゼナント(特別な日) 2011/07/13(水) 03 23 44.18 0 (57) 653 名無し募集中(また会える) 2011/07/13(水) 10...
  • 『モーニング戦隊リゾナンターR 第20話 「Deserter(脱走者)」』
    【劇場版予告・ミズキver】 時を越える少女、ミズキ。 AD2131 Neo Tokyo Cityで暮らす少女ミズキは夢に悩まされていた 絶望の世界を変える使命を託された自分―世界はこんなにも平和なのに? ボランティアに赴いた老人ホームでの出会い―里沙ばあちゃんはリゾナンターの一人としてpepperたちの旅を見届けたんじゃ 沸き起こるクエスチョン―リゾナンターって一体? 検索するワード―やっぱりヒットしない、リゾナンターもpepperも存在しなかったんだ 錯綜するエモーション―いい加減にして下さい、リゾナンターなんてあなたの見た夢に過ぎません Neo Tokyo Cityに愛が降りたった―帰ってきたんだねアイちゃん あなたが新垣さんが言っていたレジェンドの!―未来は一つじゃないんよ 愛の存在は一つのシステムを起動させた―愛と瓜二つのガイノイドアイ...
  • 管理者用
    (80)952 (80)986 (81)807-812 (86)283 (80)952 952 返信:名無し募集中。。。[] 投稿日:2013/05/12(日) 23 26 09.00 I   786-789 続きです   791 既存は良作ばかりで、自分としては非常に困っています。楽しんで頂ける様に頑張ります。   793 新鮮だけで終わらぬ様に頑張ります。   795 スパイですが小6なので、あの様になりました。マンネリにならない様に頑張ります。   800 2人の一番の違いは年齢と思い、あの様になりました。   801 名作ですね。無意識ですが、これがリゾナントでしょうか。 みなさまありがとうございます。自惚れて自分宛でない返信でない事を願います。 投下開始↓ (80)...
  • ■ リイビングビハインド -小数賀芙由香- ■
    refer to ■ ロベリア -田村芽実- ■  ■ リイビングビハインド -小数賀芙由香- ■ あなたの能力は処置をしたところで あなた自身の寿命を短くするだけよ それでもかまいません 一緒に戦いたいんです なぜわたしだけだめなんですか? なぜ?なぜ? 和田さんの語ってくれた私たちの理想郷 そこに私も連れて行ってください ごめんなさい むりよ あなたは私たちの役には立たないの 役立たずは、いらないのよ ちがう!わたしは役立たずじゃないです! おねがい!福田さんおねがい! さようなら やめて福田さんやめて いやいやぁ おいていかないで わたしひとりだけ おいてかないでぇ ―――― …ふゆか…ふゆか…芙由香! ……目覚めると、私は病院のベッドに横たわっていました。 長...
  • 『かなしみ戦隊リゾナンターV』(2)
    「元気ピカッピカッ!」 「女が目立ってなぜイケナイ」 「情熱のキスを一つ」 「わ~MERRYピンXmas!」 「あっぱれ回転ずし!」 「くら寿司ビッくらポン!」 「未来の太陽」 「女と男のララバイゲーム」 「大阪美味いねん」 「愛して愛して後一分」 「大きい瞳」 「まじですかスカ!」 「Moonlight night ~月夜の晩だよ~」 「シャニムニ パラダイス」 「元気ピカッピカッ!」 次回予告             今日もモーニング娘。のコンサートは大盛況!!最後に手を振って退場         その時 ふとれいなはピカピカのサイリウムを振り返すお客さんが スゴーく羨ましく見えた      「次回のコンサートで私達もサイリウムを振ろう!お客さんとモットモット一体になれるったい!!」            思いがけないれいなからの提案に驚きながらも つ...
  • (101)67 名無し重症です。。。(俺がフクちゃんで、フクちゃんが…)
    67 :名無し募集中。。。@\(^o^)/:2014/12/07(日) 09 25 44.41 0.net ほんの5ふんまえに起きたんだけど 多分このスレのせいでいい夢なんだか悪い夢なんだかフクちゃんになる夢見たよ リゾのフクちゃんと芸能人フクちゃんと完全オリジナルの混ざった感じの酷い話だった A元さんとこがいかにも怪しいガールズバーやっててそこに俺が面接に行く夢さ フクちゃんの体で 能力複写がどういうわけだか体の複写と成りすましにすりかわってて どうしても行きたくないフクちゃんの代わりに俺が行ってやるよ! みたいな ところが行ったら俺バカだから目的忘れちゃってガチでフクちゃんはすげーんだぞ! 可愛いんだぞみたいな気持ちが出てガチ合格 やばいいつから来れますかとかいう話になってる これはフクちゃん貞操の危機! ああやばいやばいやばいフクちゃんにな...
  • ■ ニュウフェンスギミック -亀井絵里- ■
     ■ ニュウフェンスギミック -亀井絵里- ■ 「先生とか看護婦さんの反応にしたってそうだよ。あんなこと出来るのガキさんぐらいだと思ってたよ。」 「新垣さん…。あ、でも、それ誤解ですよ亀井さん。」 「ふえ?」 「多分、新垣さんにとっては難しい事だと思います、アレを実行するの。私にとってはカンタンですけど。」 「おー言うねぇウチのガキさんと張り合いますかぁ」 「んふふっ。ちがいますよ。だから誤解ですって。 あのですね、一見、同じような部類の能力でも、その仕組みや、得意とする行為、結果までの過程、 こういうのが全然違う事ってあるんです。」 「どゆこと?」 「新垣さんの【精神干渉】は、とてつもなく強大な力をもっています。 そりゃもう私なんかじゃとても太刀打ちできないほどのパワー。 新垣さんに比べたら、私の【能力】なんか、もう、ぺらっぺらです。」 「ふえ?。な...
  • 『それゆけ!みずπマン』
    今日のおやつも大好きな汁粉サンドのズキ男くん。 「あんこたっぷりなんだろうねーいっただきまーす」 しかしその汁粉サンドが何者かの手によって奪われた!! 「何するんだろうね!!」 「はっはっは、いただきー!!」 ズキ男くんの楽しみを奪ったのは、食生活の貧しい、そして胸も貧しいπ禁マンだ! 「おーばんですー(はーひふーへほーのイントネーションで)!!」 「何すんだよπ禁マン!!」 「生意気なπしやがって!フランスビーム!!」 「ああっ、自慢のπがえぐれたんだろうねー…」 やりたい放題のπ禁マン、そこへ正義の味方がやってきたぞ! 「やめるんだ、π禁マン!!」 「おっとお前はいけ好かない胸をしたみずπマンじゃないか」 颯爽と現れた正義の味方。 西に貧しいπのくどぅーがいればπを与え、 東に乏しいπのりほりほがいればπを差...
  • (101)766 純々募集中。。。(熊猫vs人狼)
    ・ 「お前、獣化能力持ってるダナ」 突然現れた大柄な女の言葉に、買い物帰りの遥は戸惑った。 「何だよいきなり…っつーか、あんた何者?」 遥は仁王立ちで女を睨み付ける。が、レジ袋を両手に抱えたその姿からは、気迫はまるで感じられない。 「能力使え、あたしと戦ってみるダ」 女は遥の問いに答えない。 なんだよこいつ。意味わかんねーしなんか言葉おかしいし…外国人? 「っつーか、なんでハルのこと知ってんだよ」 女はそれに答える代わりに言った。 「くど遥。獣化能力。千里眼の力も持てル」 片言ではあったが、それは確かに遥の情報だった。 遥は困惑しながら考えを巡らせる。 まさか、かつて遥が所属していた組織の…いや、あの組織はこんな回りくどいことはしないだろう。 では、何か別の組織の刺客だろうか? まだ獣化能力には自信がなかった。完全体にはなれるものの、それまでの体力の消耗...
  • 『■ サクリファイスフレンド -スマイレージ- ■』
                                  【index】 ■ サクリファイスフレンド -スマイレージ- ■ 「矢口さんはこちらの期待以上の働きをしてくれていたわ。」 福田花音は邪悪な笑みを浮かべた。 「プライドが高くて、それでいて卑屈。 打算的で合理的、それでいて感情的で衝動的。」 チッ。まるで私ね。 「矢口さんが一時の恐怖で私達に屈服したと言っても、 当面の危険が去れば、こみ上げる屈辱感に耐えられなくなる… あのままおとなしく縮こまっているはずはないもの。」 「読み通り、撒いておいたリフューズナンバーの記録を掘り返してくれた。 躍起になってみんなの痕跡をたどってるわ。 そして…」 「フクちゃんに辿り着いた…」 前田憂佳が悲しげに言葉を継いだ。 「うん。いずれ仕掛けてくるわね。」...
  • 『リゾナンターЯ(イア)』 (38回~43回)
    38回目 39回目 40回目 41回目 42回目 43回目 38回目 ● 喫茶店に戻ったさゆみたちは、予想外の来客に遭遇する。 一人は、リゾナンターのオブザーバーとして日々の任務に協力している光井愛佳。 そして、もう一人。 「久しぶりだね、さゆみん」 「ガキさん!?」 新垣里沙。 先代の喫茶リゾナントの店長であり、リゾナンターの元リーダー。 思わぬOGたちの訪問、一番狂喜乱舞しているのはこの人物。 「新垣さぁーーーーん!!!!!!」 さゆみを突き飛ばすように、里沙に向かって突進してくる衣梨奈。 「ちょっとちょっと、あんたとはいつもメールしてるでしょーが。ほらもう鬱陶しいから離れた離れた」 「はーい♪」 「ガキさん、それに愛佳。これはいったい…」 二人揃って喫茶店を訪れた理由。 偶然に偶然が重なったので...
  • (98)995 名無し変態3
    リゾナンター会議 「戦闘服の素材ですが、フクちゃんの肌の質感をベースにしたほうがいいと思うんですけど」 「ちょ、鞘師何言ってんの?」 「やだ…里保ちゃん変態」 「どうせ里保ちゃんが聖ちゃんの肌を堪能したいだけでしょ」 「いいえこれには立派な根拠があるんです。いいですか。戦闘服と言えば戦いにおいてもっとも重要なアイテム。 それを心地よく着るために、心地よく着ることのできる素材が必要なのはごくごく当たり前の結論じゃないですか」 「里保がいつになく早口っちゃ」 「確かに鞘師さんの話には一理ありますよねえ。さすがです」 「じゃあ世の中にある一番肌触りのいいものって何ですかね。シルク?それともスエード?私は断然、フクちゃんの 肌を推します。あれは病み付きになります」 「そんなわけないでしょ」 「というわけでさっそく私がプロジェクトリーダーになって素材開発を進めていきます...
  • 『リゾナンター爻(シャオ)』 33話
    ● 白亜のお城をバックに、玉座に座るシンデレラ。 彼女を守るようにして、生気のない顔をした取り巻きたちが取り囲む。 「唐揚げ」 姫が命じれば、下僕の一人が跪き、白い皿に盛られた唐揚げを差し出す。 その山の一つを摘み、満足そうに口に入れ頬張る姫。 唐揚げだったら、無限に食べられる。そんな至福の表情だ。 「ティッシュ」 次の命令で、別の下僕が引き抜きタイプのウエットティッシュを御主人様の目の前に。 引き抜いたティッシュで油のついた指を丁寧に拭い、それから意地悪な視線を正面に立つ人物 へと差し向けた。 「タケちゃんさあ、あたし、何て言った?」 ゆっくりとした口調に隠された、鋭い棘。 名指しされた、茶色い頭の少年少女は途端に顔を引き攣らせる。 覚悟を決めてきたはずなのに、たった一言で朱莉は萎縮してしまった。 「あの、て...
  • (83)184 名無し変態中。。。
    カランコロン 「ただいまー!もー雨凄かった~」 「おかえり・・・って、びしょ濡れじゃない!?」 「今日傘忘れちゃって…」 「風邪ひくから、お風呂入っちゃいなさい。あ…今フクちゃん入ってるから」 「じゃあ、譜久村さんあがったらお借りします」 (あゆみちゃん?この次入るのね・・・) ピコーン! (これはチャンスですわ!) ガチャ 『道重さーん、シャワーありがとうございましたー』 「あ、フクちゃん上がったみたいね?石田もさっさと入っておいで」 「はーい」 (これでOKですわ) (あとは・・・この力・・・) 「久しぶりすぎて忘れてないかしら?」 【液状化】発動! ガチャ 「あれ?お風呂にお湯入ってる?」 「しかもほのかに香る良い香り・・・譜久村さんの事だからきっと高級な入浴剤ね!」 「私も入らせてもらおっと♪」 (キター!今ですわ!!) 【液状化-変態-...
  • 『自分のカタチ』
    能力複写(リプロデュスエディション)。 条件さえ揃えば、任意の相手の能力を複写・行使できる能力。 ただそれ故に、落とし穴があるのもまた事実。 リゾナンターとして2年の経験を積んだ譜久村聖もまた、その落とし穴にはまろうとしていた。 最近、自分の能力とはいったい何なのだろう。 そんな疑問が聖の頭の中を支配するようになった。 周りを見回しても、自分ほど不定型な能力の持ち主はいない。 里保なら水限定念動力(アクアキネシス)。 香音なら超聴覚(ハイパー・ヒアリング)。 そして衣梨奈は精神破壊(マインドデストロイ)。 いずれもはっきりとした、わかりやすい能力。 だけど、聖の力にはそういった”はっきりしたカタチ”がなかった。 自分の能力のカタチとはいったい…… その疑問が頂点に達した時。 聖は能力が使えなくなっていた。 慌てた聖...
  • 『10/1日』
    私の名前は譜久村聖 喫茶リゾナント近くのアパートを借りて、えりぽん、香音、里保ちゃんと共同生活をしている 初めは某大人な子供が「いやなの、りほりほはさゆみと一緒に住むの!」と散々駄々をこねたが・・・ リーダーの高橋さんが「4人で住ませた方がいい」と必死に説き伏せた 新垣さんは「中学生だけで住ませるのってどうなの?」と思ったようだがそれも何とかなった だって高橋さんは知っているから・・・私が・・・『未来から来たリゾナンター』だということを・・・ 「みずぽん、何してるの?さっきから何回もカレンダー見ているけど?」 「え?そうかな?」 「そうだよ、聖ちゃん、なんどもカレンダーの方ばっか見てるんだろうね」 「え~そんなことないって~二人とも思い違いだって~」 そういって私は笑いを顔に浮かべているが、横から飛んでくる冷たい視線がなんだかイタイ 「ほらほら、そんなこ...
  • 『■ ウィッチィズティータイム -スマイレージ- ■』
     ■ ウィッチィズティータイム -スマイレージ- ■ 「ふーん…それが保田圭の【時間停止】なんだ?なぁんかタネがわかっちゃうとダサダサな能力ね」 福田花音は―報告もそこそこに、お菓子にパクついている和田彩花を恨めしそうに横目で見ながら―そうつぶやく。 季節はずれなビーチパラソル、テーブルいっぱいにぶちまけられたお菓子、電気ポット、熱い紅茶…。 「花音ちゃんが言ってもギャグにしかならないっと…あっ!『幽霊も~よく見てみればゆうれーる柳』…なんつて」 「ぎゃはは☆憂佳ちゃんのつまんないダジャレおもしろーい☆」 「ふぉれ…ふぉっちなんだかふぁかんないから(それ…どっちなんだかわかんないから)。」 前田憂佳が口から烏賊ゲソをプラプラさせたまま、別のお菓子に手を伸ばす。 「でも、彩花じゃなかったら…。 そっちにいってたのがうちらだったら能力を使われたことすら...
  • (101)412 名無しイラスト(■ レイアスネア -譜久村聖- ■より)
    …梨を… 手を…伸ばす…その手のひらで…その表面に… 流れ込んでくる、イメージ。 夕日 涙 亀井さん 100円 パジャマ はさみ タグ TV 夕日 涙 パジャマ …梨   ヤッパリコレヲ    【視】ルト思ッタヨ   ”残留思念”二   残シテオケル”量”ニハ    私モ限界ガ有ルカラ   一寸強引ナ事スルネ    ゴメンネ…フクチャン ■ レイアスネア -譜久村聖- ■より 投稿日:2014/12/24(水) 17 48 17.36 0
  • 『サプライズの夜に』
    日曜日の喫茶店は混雑する。それは喫茶「リゾナント」でも例外ではない。 外は雨が降っているせいか、雨宿りに利用する客も多い。 次々と通されるオーダーに対応しながら鍋をふるって数時間経った夕方、漸く波は収まった。 れいなはぐっと伸びをしながら貯まった食器を洗い始めた。 「お疲れ様です田中さん」 「おー、お疲れ」 ホールに入っていた後輩である譜久村聖が多くの食器を持ってきた。 あまりの量に辟易して「うへぇ」と声を出すと、聖も困ったように眉を下げて笑った。 「じゃあフクちゃんはホールの掃除頼むっちゃ」 「あ、それは里保ちゃんと優樹ちゃんがやってるので、私はこっち手伝いますね」 意外なメンツが掃除しているんだなとれいなは納得した。 聖はれいなの隣に並び、食器を洗い始める。エプロンの胸元の膨らみに自然と目がいってしまい、気恥ずかしくなる。 それと同時に自...
  • 『仮面サイダー・鞘師里保』
    恐怖・いっちょかみ女 ― 仮面サイダー誕生の巻 ― 恐怖・元シンデレラ女 ― リゾナントストーンの秘密の巻 ― 恐怖・美勇伝女 ― 変身!仮面サイダーの巻 ― 恐怖・ピコーンおじさん ― 12期は該当なしでした イェイ!の巻 ― 恐怖・いっちょかみ女 ― 仮面サイダー誕生の巻 ― 仮面サイダー・鞘師里保は改造人間である。 彼女を改造したダークネスは、 世界征服を企む悪の秘密結社である。 仮面サイダーは、人間の自由のためにダークネスと戦うのだ。 恐怖・いっちょかみ女 ― 仮面サイダー誕生の巻 ― 「あー、そのゲーム、おいら昔から好きだったんですよぉ」 「小さいころからその漫画が大好きで、単行本は絶対買ってます!」 「おいら実はオリメンなんですって」 少しでも自らの付け入る隙があれば、事実を盛ってでも入り込もうとするいっちょかみ女。 彼女は...
  • ■ コールドウォール -新垣里沙・田中れいな・佐藤優樹- ■
    ■ コールドウォール -新垣里沙・田中れいな・佐藤優樹- ■ 「たっなっさっ!たーーーーーーーん!」 空を切って跳躍する影、猛烈な速度で田中の背後から迫りくるは、魔獣か悪魔か。 もういい加減うんざりとしながら身構える。 同時に強烈な激突、衝撃が背中を襲う。 「ぐはっ痛ったい!佐藤!」 「ぐふふふーひゃー!」 「うーるさい!」 「たっ田中さんすんません!もうまーちゃん田中さんから離れろよ!」 「やですよーだ!まーちゃんのたなさたんだもーん!」 「やめろ!『の』ってなんだよ『の』って!失礼だろっ!」 「べーっだ!まーちゃんのったらまーちゃんのだよーん!ねー?たなさたん!ねー?」 「いやちがうけん」 「ほらー!まーちゃんはなれろよー!」 「ひゃー!やだー!ぐひひひひ!」 「…いやー、なぁんか、上が騒がしいねぇ…」 「そうですねぇ、ええことちゃいますかぁ...
  • 『聖夜に猫一匹』
    「高橋さん、高橋さん」 香音ちゃんが店内の椅子に座ってる愛ちゃんのところにぽてぽてとやっていく。 「てぶくろを逆から言うと、なーんだ?」 天使のような笑いの裏に込められた邪悪なたくらみ。 まあ、愛ちゃんは大人だからそれなりの対応を… 「うーん……てぶくろ、なんだから……」 ちょ、真剣に考えとうし。 「ろ・く・ぶ・く?」 って噛んでるし。 「違いますよ~」 香音ちゃんの口が尖った。 「あ、そうか。 『く』が二つになってるやん。 じゃあ、くろてぶ?」 「違います~」 どすどすと足踏み。 「ええっ? 本当? じゃあてぶくろ、だから……ろ・ぶ・く・てかあ~」 「もー、高橋さんったら! ろくぶてですよ~」 ぺちぺちぺち。 香音ちゃんの二の腕が六回鳴った。 「香音ちゃんが六ぶってって言ったんから仕方がないやざ」 天使のような顔に入り混...
  • 『Vanish!Ⅲ ~password is 0~』(9)
    「・・・」 彼女は歩き続ける 「まってくださいよ~」 それを追うように歩く少女 「ちょっと、えりぽん、新垣さんも疲れているんだからやめたほうがいいよ」 そんな二人を追う少女 奇妙な奇妙な追いかけっこ 「だって、みずき、新垣さんと次会えるかわからんっちゃよ?  もっともっと教えてもらわんといかんことあるとよ」 「だからって、新垣さんも疲れているんだよ!同じ糸使いのえりぽんならわかるでしょ? あんなにたくさんの糸を一度に操ったんだよ。疲れないはずないでしょ」 足早に歩く二人を追いかけてきたためか、はたまた元来のものか頬が紅く色を帯びている 「え~新垣さんなら、あれくらい大丈夫っちゃよ  そりゃ、えりは一本で限界っちゃけど、新垣さんは最強っちゃもん  ですよね~新垣さん」 へらへら笑いながら生田は足を止めない、歩き続ける 「・・・」 新垣は何も...
  • 『──今更で今尚、幸せな事──』
    さゆみ 24歳になったよ さゆみ 24年も生きたよ さゆみ こんなに生きるなんて思ってなかった さゆみ こんな未来を考えた事もなかった 愛ちゃんに会って ガキさんに会って 絵里に会って れいなに会って 小春に会って 愛佳に会って ジュンジュンに会って リンリンに会って 生きるのが楽しくなった 苦しい事や 辛い事だって いーっぱいあった だけどね みんなが居たから 大丈夫だったよ 小春が居なくなって 絵里が居なくなって ジュンジュンが居なくなって リンリンが居なくなって 愛ちゃんが居なくなって ガキさんが居なくなって れいなが居なくなって やっぱり 苦しいって思ったり 辛いって...
  • 『かなしみ戦隊リゾナンターV』
    「気まぐれプリンセス」 「Take off is now!」 「It's You」 「あの日に戻りたい」 「SONGS」 「片思いの終わりに」 「その出会いのために」 「春 ビューティフル エブリデイ」 「私の魅力に気付かない鈍感な人」 「青春コレクション」 「キラキラ冬のシャイニーG」 「愛され過ぎることはないのよ」 「雪/愛×あなた≧好き」 「コタツの歌~jyuken story~」 「元気+」 「気まぐれプリンセス」 新シリーズ予告                  海岸に打ち上げられた幼女が一人             冷えた大気を肺が感じる 冷たいコトバを頭が感じた   『そヴですカ・・はイ兄が・・・分ガっていまス 私こそは・・お母ざまノ願い 叶えテみぜマス』          『しかし・・ごのカラダ・・・イえ・・・何でもありません・・・必ズや』 ...
  • 『InvisibleBlade 第一話「見えない刀」』
    「ヤバいんだろうね・・・これは」 砂埃を上げて疾走する一台のオフロードバイク 正面から照りつける灼熱の太陽、ゴーグルに当たる砂粒 焦げ臭い匂い・・・エンジンが悲鳴を挙げている でもスピードを緩めるわけにはいかない なぜなら・・・ 「ヒャッハァ!逃げても無駄だぁ嬢ちゃん!」 「絶対に逃がすな。何せ90000000ダークネスの報償が出るらしいからな」 「マジかよ?一生遊んでくらせるぜぇ!」 疾走するバイクの後ろに上がる無数の砂埃 皆、バイクを追う追手の車両が上げる砂埃だ (やっと正規軍を巻いたと思ったら今度はハンターかぁ) 追手は野卑で屈強な男達・・・”狩り”を生業とするならず者”ハンター”だ 先頭を走るバイク つまり追われているバイクの主、鈴木香音はこの状況に辟易していた (ハンター達まで駆り出すなんて”コレ”はよっぽどヤバい代物なんだね...
  • (88)117 名無し保全(亀vs譜・道・鞘)
     「君はもう少し疑うということを覚えるべきだね」 譜久村聖へ声が上がる。 この状況がまるで遊びごとのように真剣味も無く。 警戒も無く、殺意も無い。 譜久村はその姿を見つけて、悲しそうに眉をひそめた。 せっかく再会したのに、何故。 否、違う。違う違う違う。 譜久村は出会った事がある、『リゾナンター』を騙り、容姿を 偽装する異能者と対峙した事がある。 どんなに姿を変えて、どんなに同じ動きをしても、気配を 見極めずとも必ず"違和感"を覚えた。 共鳴者とまで言わしめたリゾナンターは、それぞれの技術と 能力を何度も確かめ合ってきた事で、少しでも違和感があれば認識し、理解する。 可能であれば修正し、別の異能と共有し合うことで穴を埋めてきた。 特に【能力複写】の異能者である譜久村にとって、その違和感を 感知するのは他のメンバーに劣りはし...
  • (91)143 名無し保全中。。。(桃の節句)
    1月某日。 寒さ厳しい朝方に、その訓練は幕を開ける。 リーダーの道重さゆみが借りた、レンタルルーム。 決して広いとは言えない空間に、若きリゾナンターが集結していた。 「…で、道重さん。ここで行われる訓練って、何ですか?」 心に闘志を秘めた鞘師里保が、さゆみに尋ねた。 里保が推測することは、ただ一つ。 この狭い空間においての、バトルロワイアル。 里保が祖父から受け継いだ水軍流にも、密室での戦闘法についての心得があった。 ただ幸か不幸か、そのようなシチュエーションを経験していなかった里保。その機会が得られると、心を躍らせているのだ。 「じゃあ発表します。みんなには、この場所でパン…ズボン脱がしゲームをやってもらいます」 「なるほど、ズボン脱がしゲームですか…って、ええっ!?」 まるで子役のようにびっくりする里保を見て、にやりと笑むさゆ...
  • 『剣と天秤』
    ☆ ☆☆ ☆☆☆ ☆☆☆☆ ☆ 「……!?あんたいつからそこにおった!?何もん!?」 拭いていたカップを放り出すように置き、田中れいなは鋭い視線を店内隅のテーブル席の方へと向けた。 喫茶店のカウンターの内側に立つマスターが、席に着いた客に対して取るべき態度としては、どう考えても間違っている。 だが、“能力者”を思わせる相手がいつの間にか店内に侵入していた現状からすれば、それはしごく当然の対応だった。 「おや、驚きましたね。ただでさえ稀な事案(レアケース)だというのに」 れいなの誰何に対し、テーブル席の男は独り言のようにそう呟くと、音もなく立ち上がった。 「驚いた」という言葉とは裏腹に、その表情も口調も平淡そのもので、ますますれいなは警戒を強める。 「なん?どういう意味?っていうかあんたはどっから何しに来たと?」 再び問い...
  • (84)430 名無しサユリホナント・救出編
    (84)430 名無しサユリホナント(シリアスタッチ)→ 「無理…だよね、やっぱり」 何気ない口調で呟いてみたものの、迫り来る恐怖から声が震えるのはいかんともしがたい。 パニックにならないのが、今のさゆみには精一杯だった。 周囲には、まったく人の気配はない。 当然だった。 さゆみが今「居る」のは、おそらく湖の真ん中なのだから。 おそらくというのは、靄で霞んで周囲がよく見えないからだ。 さゆみに見えるのは、そのどこまでも続く白の世界と、地面の代わりに広がる水面、そこに浮かんだ小さなボート、そして――― ジャラ――― 自身の右足首から短く伸びる鎖をもう一度引っ張ってみる。 コンクリートらしき塊に繋がれたそれは、相変わらず冷たい金属音を立てるだけで、当然切れたり外れたりはしてくれなかった。 その足元で、チャプチャプと静かながら不穏...
  • 『Help me!! -6-』
    「……なぜお前達が立っている? 大石達が倒したはずだ!」 「あんたの仲間は、れいな達にやられたままやけん」 「どういう事だ? 確かに大石達がお前達を倒すところを見た……お前の能力か」 半田って人が私を見る そう 嘘の風景を視せて、嘘の音を聴かせる それが私の能力 「〝精神干渉〟か……お前も、ダークネスに逆らうのか」 私は…… 「なぜ逆らう!? 俺達は、能力者の為の世界を創れると言うのに!」 私の首を掴む手に力が入ってくる 私は、この人達の言う普通の人間として生きたい 世界じゃなくて自分を変えたい 「自分……だと?」 この人達は、あなた達と戦うためじゃなく私を助けるために来てくれた 私の事を知らないはずなのに、危ない目に遭っても立ち向かってた 世界を変えなくても良い この世界には助けてくれる人がいるんだか...
  • 高橋愛 27歳記念──飛び立つから──
    みんなを巻き込んでしまったかの あーしと一緒じゃなかったら こんな未来じゃなかったやろ そんな事言うと 「また1人で抱え込もうとするんだから」って言うんやろな これでもちゃんと頼りにしてるで ガキさん あーしらの会話を聞いて 「また愛ちゃん叱られてるー」とか言ってからかうんやろ あんたらの息の合い具合に毎回驚くわ 絵里にさゆ その様子見て笑ってるんやろ 本当は入りたいのに一歩引いちゃって みんな待ってるで れいな んで 構って欲しくて割り込んで来て みんなに呆れられるんやろな 仕方ないけどな それが小春やし ちょっと控え目に入ろうとするのが なんか可愛くて 一緒に構ってあげるもう1人の最年少 愛佳 国を離れて不安もあったやろうけど 小春達と同じ様に...
  • ■ レイアスネア -譜久村聖- ■
    ■ レイアスネア -譜久村聖- ■ 夕暮れの光が全てをオレンジに染めていく。 亀井絵里が入院していたはずの病室。 次の患者は入っていない。 まだ、無人のまま。 集うは道重さゆみ、譜久村聖、そして石田亜佑美。 連絡を受けてすぐ、譜久村と石田は道重のもとに【跳んで】きたのだ。 【残留思念感知(オブジェクトリーディング;object reading)】 譜久村の能力。 物体に残った強い思念を読み取り、断片的なイメージとして【視】る。 ベッドに手をかける。 白いシーツ、枕… だめ、リネンは既に交換済み。 私物の類も、すでに無い。 でも、大丈夫。 私物以外にも、この部屋には、いろんな物が、まだまだいっぱい残ってる。 必ず、亀井さんが”触って”るところがあるはず。 手すりのパイプを丁寧に触っていく。 ...
  • 『弱虫』
    『弱虫』 〈あの人の声〉 1-1 生田衣梨奈は焦っていた。 関根梓の心を覆っていた壁は、簡単に壊すことができた。だが、心が眠ったままである。 梓が目覚めなければ、他の6人も目覚めない。このままでは全員が死ぬことになる。 生田は、新垣里沙から教わった「ダイブ」を試してみることにした。 「ダイブ」とは、他者の精神に自分の精神を潜り込ませ、直接対話する技術である。 生田は以前、幾度か新垣の精神に「ダイブ」したことがあった。 生田には「ダイブ」の才能があるらしく、新垣も驚くほどすぐにコツを掴んでしまった。 だが、それはあくまでも訓練での話である。 実戦は初めてだし、こんな複雑な状況でうまくいく保証はない。 生田は両手を下ろし、道重さゆみを振り返って言った。 「道重さん!えり、これから梓さんの心の中にダイブしてみます!」 「え?ダイブって、ガキさんがやっ...
  • 『リゾナンターЯ(イア)』 61回目
    ● 研究所内部に最初に辿り着いたのは、里保たち後発組。 亜佑美たちがダークネスの放った「戦獣」に手間取っている分、早く到着できたようだ。 しかし内部は入り組んでいる上に、複数の研究室に分かれていた。 さくらやれいなが居る場所の見当はつきそうにない。 「こんな時、どぅーがいてくれたら」 「フクちゃん、そんなこと言ってもしょうがないよ。とにかく、探そう」 「やけん、片っ端から漁る!香音ちゃんよろしく!!」 「え?しょうがないな・・・」 里保の言うとおり、とにかく探すしかない。 暗に物質透過を使えと言わんばかりの衣梨奈の物言いに憮然とするも、この状況では自らの能力が生きるのは間違いない。とい うわけで、まずは香音が近くの壁に向かって突進。 「がっ!?」 しかし香音は、まるで何かのコントのように壁に激突しひっくり返る。 「ちょっ...
  • (75)815 名無しツグナンター。。。
    815 名前:名無し募集中。。。[] 投稿日:2012/12/05(水) 00 55 13.62 0 「いーなーいーなー里保ちゃんやえりぽんばっかり、みずきもしたいなー○○ナントしたいなー、体のいけない部分を共鳴させたいなー!!」 「…で、何でもぉのところに来てるの?」 「だって聖はトップツグナンターを目指してますから。ももち先輩とツグナントしたいんです」 「共鳴したいんだったらみっしげさんいるじゃん」 「道重さんには断られました。同じ臭いを感じるからって」 「ちょっとももちたち仮にもアイドルなんだから、「臭い」とかやめて。せめて「匂い」にして」 「アイドルである前にツグナンターですから。あとなんか「臭い」のほうが生々しいかなって」 「第一もぉリゾスレに出た事ないんだよね」 「検索済みなんで、大丈夫です!」 「そう?ならいいけど。ってよくないよ。出てないから。多分」 ...
  • ■ フリボラスマーチャント -岡守時秀- ■
     ■ フリボラスマーチャント -岡守時秀- ■ 「どうもどうもー。いつもさわやか明朗会計、"小売店"仕入れ担当さわやか伍郎です。 いやー福田さん今日もセクシーですねーいやホント。」 「そんなこと全然知ってます。てゆうか電話だし見えてないし嘘だし、どっちみち さわやかさんに言われてもきもちわるいだけでちっとも嬉しくないんですけど」 「いやいや!またまた!サンキューフクーダ!」 「…チッ」 「い…いやー!しかし今回もまた見事な手際でございましたね!どれも実に状態がよろしくて! 私も上司も大喜びですよ!」 「話薄い。ってゆうか報酬値切るつもりならこっちだって考えがありますからね」 「いやいやそんなめっそうもない!ただー…そのぉ…『丸太』の数の方がちょっと合わないといいますか…」 「そんなことこっちの責任じゃないでしょ。回収はそっちがやるって契約だっ...
  • ■ サバーアップ -光井愛佳- ■
    ■ サバーアップ -光井愛佳- ■ 「黒い、人狼ですか?」 「そやぁ…知らんか?」 「そうですね、狼型の【獣化】能力者自体は、組織にも複数いるはずです。 でも、今のお話にあるような人狼が、あの施設の警備の中にいた記録は残っていなかった… …私の方でも少し、調べてみましょうか…」 「うんたのむわぁ…いっつも堪忍な、困ったことがあるたび話聞いてもろて…」 「いいんですよ、私でよければいつでも…そう、さっきの話ですけど、 その…『保管庫』と呼ばれる場所で、黒い人狼に『喰われて』いた、 という大きなリボンの女の子についてですが、何かほかにありませんか?」 「いや、さっき話したんで全部や」 「そうですか…」 「ん?」 「いえ…それにしても工藤遥さん…でしたっけ?すっかり元気になったみたいで」 「そや!そやぁ!あの生意気盛りめ… …でも、ほんまや、ほんまそうやってん...
  • 『ハルが生まれた日』 中篇
    「ちょっとぉ!何で当てないわけ!?」 光が放たれた山頂、S/mindage側の拠点。小柄な女が色白な女に食ってかかる。 「いきなり消しちゃ演習にならないでしょ。上も手加減しろって言ってたし。それに・・・」 色白な女が目を伏せて小さく呟いた 「私は誰も殺さないから」 「それこそ演習にならないでしょうが!命のやり取りの中でこそ能力の進化は産まれるんだよ!」 「まーまー、ユウカちゃん優しいから」 色黒で身の引き締まった女がしつこく食ってかかる小柄な女を制した。 「もうっ!こっちはこっちで勝手にやらせてもらうからね!」 「ご自由に~。行こう、ユウカちゃん」 「あ?2ndの子は?」 「知らないわよあんな連中!そっちで面倒見てよ!サキチィ―は先にどっか行っちゃうしホントにもうっ!」 振り返った小柄な女、その横をヒュン!と何かが通り抜ける...
  • ■ ヘッジホッグ -石田亜佑美X石川梨華- ■
    ■ ヘッジホッグ -石田亜佑美X石川梨華- ■ 「おどろいた。銃が撃てる【獣】? アナタすごいの持ってるのねえ。」 石川梨華が芝居がかった態度で大げさに驚いて見せる。 「でも、いまのは、たった2本。 アナタのその豆鉄砲みたいなのは?ああ10丁だけだったわね。 10丁あって、こっちの2本に精一杯って感じじゃない? じゃあ次、こっちも10本に増やしちゃおうかしら…」 石川の周囲にうねる触手。 立ち上がり、反り返り、その先端を奔らせるべく、力をためる。 『スカークロウ!フォワード!』 案山子は石田を背に、迫る触手を阻まんと一歩前へ。 「さぁ!おてなみぃ!はいけええええええん!」 殺到。 10の触手がうなりをあげ、石田と案山子に殺到する。 完全不利な状況。 だが、ドヤ顔は、崩れない。 『スカークロウ!フル...
  • 『あまいあまいおかし』
    「源平の昔から戦で物を言うのは飛び道具と決まっとった。 弓矢から鉄砲、手にする得物が変わっただけで、戦の本質は今も昔も大して変わっとらん」 「じいさまは物知りじゃのう。 もしかしたらその頃から生きとるんか」 じいさまの手がわたしの頭めがけて伸びてくる。  顔をほころばせながら、わしゃわしゃと頭を撫でていく。 「鞘師は切り返しが早いのう。 その調子で櫓も漕がんかい」 「じいさま、私まだ十二なんじゃ。 ほんとならランドセル背負って小学校に行く時分じゃけ、櫓を漕ぐのも疲れてきた、それに…」 以前からの疑問をぶつける。 「じいさまはなんでわたしのことを鞘師とか呼ぶんじゃ。 じいさまだって鞘師っちゅうんじゃろ」 両親と同じように、名前の里保で呼んでほしいと訴える。 わしゃわしゃ。 また頭を撫でられた。 「ほうか、気になってたんかの。 ひょっと...
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