『呪縛』

リゾナントブルーAnother Vers(ry 暫定保管庫内検索 / 「『呪縛』」で検索した結果

検索 :
  • 『呪縛』
    「道重さんとか、私っ、知らないのにっ」 顔を真っ赤にして朱音が叫ぶ。 「みんなっ、道重さん道重さんって、朱音に言うからっ!」 ああ、そうか。聖はやっと腑に落ちる。 長い間、リゾナンターたちを支えてきた、さゆみの治癒能力。 いつしかメンバーたちは、その能力は『道重さゆみのもの』であると無意識に頭に刷り込んでいた。 だから、朱音の能力も、「『道重さゆみの』治癒能力」と把握する。 そしてメンバーは、朱音の能力を、さゆみのそれと全く同じものとして見た。 朱音は、特訓をすれば、「まだまださゆには及ばんね」と言われ、 実戦で能力を使えば、「道重さんと同じくらいすごい」と言われる。 朱音は、写真くらいでしか見たことのない『道重さゆみ』の型を、無理矢理にはめられた。 先輩の話から、道重さんが、能力者としても、人間としてもすごい人なのはわかったが、その分自分がみじめになった。 ...
  • スレ別分類
    ...06.54 0  『呪縛』 2014/12/29(月) 00 39 46.85 0  『We need you.』 2014/12/29(月) 12 39 05.56 0  『リゾナンター爻(シャオ)』 26話 2014/12/30(火) 13 48 36.75 0  『温故知新』 2014/12/30(火) 23 21 14.30 0  チェルの超短編 1 能力阻害体質 2014/12/31(水) 11 07 48.82 0  (101)572 名無し募集中。。。(野中ちゃんのコンプレックス) 2014/12/31(水) 11 24 59.77 0  (101)573 名無しイラスト(処童流緊縛術) 2014/12/31(水) 11 26 48.73 0  (101)574 名無し募集中。。。 2014/12/31(水) 11 31 37.96 0  チェルの超短...
  • 独占欲(2)
       ☆     ☆     ☆ 記録の中では李純が何故、神獣としての覚醒を求めているのか、その理由を老人に説明していた。 町を襲う悪意と対決するためだと真意を明かす李純。 不審な死の連続。 少年少女に限られた怪死事件。 死に見舞われた家は、遺骸を人目に晒さないようにして弔っているが、仲の良い友人が亡くなった李純は、最期の別れをしようと友人の家に忍び込んだ。 そこで李純が見たものは生気を吸い取られたように干からびた遺骸だった。 そして首筋には何かに噛みつかれたような傷があった。 李純の言葉に目を妖しく光らせる老人だったが、それは悪質な疫病ではないかと李純に告げる。 「私も随分と長く生きてきた。 その間には色んなことがあった。 とても不思議で人間には解明できないような怪異もあった。 しかし殆どのことは後になってみれば、人の道理の範疇で収まることばかりだっ...
  • 『独占欲(2)』
       ☆     ☆     ☆ 記録の中では李純が何故、神獣としての覚醒を求めているのか、その理由を老人に説明していた。 町を襲う悪意と対決するためだと真意を明かす李純。 不審な死の連続。 少年少女に限られた怪死事件。 死に見舞われた家は、遺骸を人目に晒さないようにして弔っているが、仲の良い友人が亡くなった李純は、最期の別れをしようと友人の家に忍び込んだ。 そこで李純が見たものは生気を吸い取られたように干からびた遺骸だった。 そして首筋には何かに噛みつかれたような傷があった。 李純の言葉に目を妖しく光らせる老人だったが、それは悪質な疫病ではないかと李純に告げる。 「私も随分と長く生きてきた。 その間には色んなことがあった。 とても不思議で人間には解明できないような怪異もあった。 しかし殆どのことは後になってみれば、人の道理の範疇で収まることばかりだっ...
  • ■ スパイラルラボラトリ -中澤裕子- ■
    ■ スパイラルラボラトリ -中澤裕子- ■ らせん階段。 巨大な、巨大な、らせん階段。 中央の支柱をくりぬく資材用エレベーターは、 生物が載ることを許さぬ構造となっていた。 殺菌と粉塵除去… 低温と低酸素… その『実験室』の、主のもとにたどり着くには、 この階段を、降りていくしかない。 中澤裕子は、いつもそうしていた。 それが、この女に会うための、儀式か何かであるように… やー中澤さん、おひさしぶりです… 「最近、定例に出てこんな…」 いろいろいそがしくて… 「それがこれ、か」 ええ、まあ… 「セルシウスを動かしたんは、お前やな」 ふふっ… 「勝手は困る…『あれ』の確実な回収…それが至上命題や。 お前の横やりのせいで、余計な犠牲が増えた。 …この責任、どう取るつもりや。」 ...
  • 『VanishⅡ~independent Girl~(8)』 - 8
    (8) 高橋の光をさえみは真正面から受け止めたのだろう、さえみの周囲は煌びやかな光に包まれ、動かなくなった 「やったの?」 先程からさえみの放つ光の兆候は何も感じられないのでそう感じるのは当然であろう 「・・・かもしれナイデス」 そうは言うもののリンリンは気を抜かずにいつでも炎を放てるようにと手には飴を構えている さえみの姿がようやく確認できるくらいに光が弱まってきた 光を受けたさえみは地面に片膝をついて座っていた 何も反応が無く、思わず「死んでるの?」なんて久住は声に出してしまう 「ククククク・・・」 さえみが笑い始めた 生きていて良かったという思いとなぜ笑っているのかという思いが全員に浮かんだ 「あなたに必要なのは…あくまでも『さゆみ』なのであって、私じゃないのね・・・」 確かに8人が思い浮かべたのはさゆみであって、さえみではなかった 「私...
  • 『■ ウェイクアップ-鞘師里保- ■』
                              ←back        【index】     next→   ■ ウェイクアップ-鞘師里保- ■ 鞘師は若干後悔していた。 もしもう少し鞘師が冷静だったなら… 敵がなぜ目撃される危険を顧みず襲ってきたかということに考えが及んでいたはずだ。 一つは目撃者の存在を握り潰せるだけのコネを相手が持っているということ。 もう一つは敵の側に「時間制限がある」ことだ。 鞘師自身あと一歩のところまでこの答えに近付いていたはずだ。 敵は寝込みを襲えないのだ。夜まで待てない理由があるのだ。 ここまで考えが至ればわざわざ危険を冒して無理矢理戦う必要などなかったはずだ。 必要最小限、包囲網の一点だけを突破しあとは時間切れまで逃げまわればよかった。 だが初陣の興奮か…いや小学生にしては十分賢しい鞘師でも、やはり子供...
  • 『声を奪われたカナリア』(vs粛清人)
    いつもの日常。 彼女を病院に連れて行く。 そして次の週もまた同じことが繰り返される。 いつもの穏やかな日常。 ずっと続くと思っていた。 私が『変わってしまう』までは…。 『変わってしまった』というのは、またダークネスが罠を仕掛けて彼女をさらってから起きた事件が原因だった。 私は彼女がさらわれた時、ダークネスの気配を感知できなかった。 彼女をさらった相手は、なんと豹に変身して体を鋼鉄に変えるんだ。 相手が人間の姿じゃないと私は感知できないのかもしれない。 そのダークネスは、また私と同い年らしい。 そいつの名は『石川梨華』。 私が『変わってしまった』のは石川と戦っている最中のことだった。 相手はダークネスの幹部。 制御装置の手袋も外したまま戦いに挑んだ。 彼女が、大切な彼女が、石川に人質にされ...
  • 二人の魔女
    「そうやってアタシの前に立つってことはそういうことだと思っていいのかしら」 場所は光と闇、空と大地が交錯する世界の何処か。 黒衣の美女が首を傾げている。 話しかけられたのはトレンチコートに身を固めた男。 その容貌は女かと見紛うばかりの秀麗さ。 手に持ったトランプのカードを華麗な手捌きで弄んでいる。 「ええ、そういうことだと思って頂いて結構です、ミティ様」 「アタシだとわかっていながら、そういうことに持ち込むなんてあんたも酔狂だね」 「あなたがミティ様だからこそ、そういうことに持ち込むのです」 淑女をエスコートするかのような物腰を崩さない男。 しかし時折赤く光る妖しい目は、男が尋常で在らざる存在だということを、慎ましげに物語っている。 「アンタ、何ていう名前なの」 「私などの名前を訊いてどうされるおつもりですか」 「今...
  • 管理者用備忘録
    ... (101)500 『呪縛』 2014/12/29(月) 00 39 46.85 0 【短編】【譜久村聖】【羽賀朱音】【ハートウォーミング】 治癒能力で傷ついた仲間を癒す心優しき少女、羽賀朱音。 彼女は人に言えない悩みを抱えていた。 偉大なリーダーと同じ能力を有するが故の悩みに気づいた聖は、重圧で押しつぶされそうな朱音の心を解きほぐすべく。 【補足】 道重さゆみのオーディション当時の容姿や雰囲気と似ていると評判の羽賀朱音。 偉大な先人と似ているが故に感じているであろうプレッシャーをリゾナンターの世界観に反映した単発作品。 現実の羽賀はそこまで考える余裕すら無いだろうが、意外とリアルにありそうな雰囲気を漂わせている。 ちなみにこの作品の譜久村は変態の一面を見せることは無かったのであった。 (101)512 『We need you.』 2014/12/...
  • 『恋愛ハンター』
    from 『好きな先輩』 『恋愛ハンター』 〈どんな場面でも逃げない〉 1-1 「No.6も結局失敗したわね。報告書みたけど、あの子達ほんとダメダメよね~。 殺せるときに殺しとかないと後で酷い目に遭うんだって、なんで分かんないのかな?」 粛正人Rのその言葉に、マルシェは反論する。 「あの…、彼女たち、標的を『殺せ』とは指示されてなかったと思いますけど…」 「そんなの関係ないわよ。『絶対に殺すな』とも言われてないんでしょ? 正当防衛で仕方がありませんでしたって言えば、それで済む話じゃない」 「これまで石川さんはそうしてきたんですか?」 「私は正直者だから、そんな言い訳しない」 「そうですよね…。石川さんはいつも『ムカついたから殺した』ですもんね…」 「分かってるじゃん」 (だから、上から信頼されないんだって、この人、なんで分かんないのか...
  • 『リゾナンターЯ(イア)』 - 7
    ☆ ☆☆ ☆☆☆ ☆☆☆☆ ☆ ● 喫茶店には衣梨奈・遥・香音・優樹が残り、あとの四人が花音たちについて行くこととなった。 一つは、話し合いのために全員が来る必要がないという理由。 そしてもう一つの理由は、全員で来ることの危険性。 先の「赤の粛清」との対決において全員で出撃したため、危うく全滅する事態にまで追い込まれた。 万が一のことを考え、喫茶店に半分のメンバーを残したのだ。 相手が警察を名乗っているとは言え、とてもではないが友好的な態度とは思えなかった。最悪、刃を交えることになるかもしれない。 「ちょっと聞きたいんだけど」 「なに?」 道中、里保が花音に訊ねる。 振り返る花音の表情は、まさしく人を食ったような顔つき。 「さっきからうちたちをつけてる連中、知り合い?」 「さあ?花音のファンじゃない?」 口から...
  • 『リゾナンターЯ(イア)』 (38回~43回)
    38回目 39回目 40回目 41回目 42回目 43回目 38回目 ● 喫茶店に戻ったさゆみたちは、予想外の来客に遭遇する。 一人は、リゾナンターのオブザーバーとして日々の任務に協力している光井愛佳。 そして、もう一人。 「久しぶりだね、さゆみん」 「ガキさん!?」 新垣里沙。 先代の喫茶リゾナントの店長であり、リゾナンターの元リーダー。 思わぬOGたちの訪問、一番狂喜乱舞しているのはこの人物。 「新垣さぁーーーーん!!!!!!」 さゆみを突き飛ばすように、里沙に向かって突進してくる衣梨奈。 「ちょっとちょっと、あんたとはいつもメールしてるでしょーが。ほらもう鬱陶しいから離れた離れた」 「はーい♪」 「ガキさん、それに愛佳。これはいったい…」 二人揃って喫茶店を訪れた理由。 偶然に偶然が重なったので...
  • @wiki全体から「『呪縛』」で調べる

更新順にページ一覧表示 | 作成順にページ一覧表示 | ページ名順にページ一覧表示 | wiki内検索