シェアードワールドライトノベル『双葉学園』wiki内検索 / 「きちんとした文章を書こう」で検索した結果

検索 :
  • きちんとした文章を書こう
    きちんとした文章を書こう!  せっかくの執筆スレなので、みんなが何かを身につけられればイイナと思い立ち上げました  どうせなら有意義な「遊び場」を目指そうぜ的な試みです  ※中学時代の「国語便覧」を参考にしています。追記・訂正・つっこみ自由です 執筆に必要な文法知識 ①「文章」とは  それだけで一つの完結した意味のまとまりを表す。最も大きな「ことばの単位」 ②「段落」とは  長い文章の中での、まとまった内容を表す一区切りのこと  段落の始めは行を改めて、一字さげて書き出すのが普通 ③「文」とは  一つのまとまった意味を、終わりまで言い表した一続きのことばを文という  原則として言い切りになり、「句点(。)」が付く  感嘆符(!)や疑問符(?)を使うこともある さらに「文節」「単語」へと細かくできますが、割愛します まず失敗しな...
  • 新規参戦者向け
    「双葉学園」のやさしいあそびかた  「双葉学園」は、同じ設定や舞台を使って学園モノのライトノベルを書こうという企画です  シェアードワールド「双葉学園」に参加をするには、まず「世界観」を理解することから始めましょう 目次 とっかかりその1  世界観を理解する とっかかりその2  作品を読んでみる とっかかりその3  作品を書いてみる とっかかりその4  作品をwikiに投稿する とっかかりその1  世界観を理解する  「双葉学園」は、ラノベでいう「学園モノ」のシェアードワールドです  化物「ラルヴァ」との激闘を描いた王道作品もあれば、オリジナルの世界観を双葉学園にあてはめた独創的な長編もあります。中華料理店や漫画家の日常を書いている人もいたりします  要するにこの8つのルールを守れば、限度はありますが何書いてさらさらし...
  • 投稿のやり方(初心者向け)
    投稿のやり方(初心者向け)  シェアードワールド「双葉学園」では、完成した文章をこのwikiにアップすることで作品の投稿としています  このページでは作品投稿の方法について、画像付きで分かりやすく解説します  概要としては、出来上がった文章をwikiの新規ページにコピペする、という方法です ①作品投稿用テンプレートを開く  まず、TOP画面の左端を見てください  「左メニュー」が縦に並んでいます  「③作品保管庫」の欄に「作品投稿用テンプレート 」がありますので、  このページを開いてください ②「編集」から、「ページをコピーして新規ページを作成」を選ぶ  「作品投稿用テンプレート」のページが開けたら、  次はwikiの最上部をご覧ください  メニューが「@wikiメニュー」、「編集」、「表示」  とありま...
  • 当Wikiについて
    当wikiはふたば☆ちゃんねる虹裏may「シェアードワールド『双葉学園』」スレのまとめwikiです 「シェアードワールド『双葉学園』」とは、みんなでライトノベルを書こうという創作・執筆系の企画です 当wikiでは「双葉学園」の設定や作品、キャラクター、過去ログをまとめています 各メニューについて ①初心者向け  「双葉学園」に参加したいという方は最初に目を通しておいてください ②「双葉学園」の設定  重要な「基本設定」と、作品ごとに創作された「詳細設定」についてまとめています ③作品保管庫  「双葉学園」の作品は、一つのページ「作品保管庫」にまとめられています  他にもシリーズごとに作品をまとめたページもあります  また、投稿に関する約束事についても「投稿のやり方」にまとめていますので目を通しておいてください ④登場キャラクター  作品に登場したPC...
  • 過去の議論スレ議題
    2011年6月26日 【議題】身体強化系以外のキャラの動き・パワーについて  提案は棄却されました。  シェアードワールド双葉学園は初期にパラメータを設定していますのでそちらを参考にしてください。 2010年1月24日 本日の決定事項 【議題1】2月のSSお題が決定!  お題は「バレンタイン」となります 【議題2】「id表示」について  とりあえず、双葉学園スレでは「id表示」について以下の扱いとします  ●通常スレ  スレあきに一任(荒れ具合で対応)  ●感想スレ  ID表示しない  ●議論スレ  ID表示 2010年1月10日 本日の決定事項 【議題1】感想会のMシステム廃止について  感想会で試験的に運用されていたMシステムは「廃止」が決定しました  主な理由としては 一部の作品で指摘以上の叩...
  • 双葉学園
    双葉学園 「双葉学園」のA級設定 第四項  双葉学園 双葉管理 ふたばすげとし によって作られた学園である異能力者や一般人の少年少女が集まり、学園生活を送っているラルヴァが暴れるようなことがあれば、異能力者の生徒が戦いに出る 「双葉学園」のB級設定 東京の埋立地に造られた小中高大一貫教育の巨大学園です 生徒たちには「異能力者」と「一般人」がいます 制服は「ブレザー」です 全日制であり、学生寮が存在します 普通の授業に加えて「ラルヴァ」や「異能」に関連した特殊な授業が組まれています 日本の各地で「ラルヴァ」が発生すると、双葉学園の生徒が派遣されます 「モバイル学生証」というものが存在します 「双葉学園」には「醒徒会」という組織が存在します 「醒徒会」は全作品のなかで「最強」の存在です 作品ごとの傾向  どれもA設定・B設定をきちんと守って書かれているので、大き...
  • 烏型ラルヴァ
    カラス カラス 分類 カテゴリー:ビーストランク:下級B-1初出作品:【双葉学園の大学生活 ~遠藤雅の場合~ 第二話】他登場作品: ちょっとした設定  大きさはまちまちで作中のものは体長1mだった  きわめて強い筋肉と大木のような太い足を持ち、性格は好戦的で凶暴  しかし都会のカラスと同じように、こちらから手を出しさえしなければまず襲われることはない  それでもゴミ集積所のゴミ袋を一瞬にして広げてしまい、巨大な羽やフンを撒き散らすのは害のほかでもない  きちんと攻撃を加えられれば中学生でも撃破できる弱いラルヴァだが、初出作のキャラたちは戦闘力がさらに下だったので苦戦を強いられた  なお、追い詰められると翼を使って「突風」を発生させる トップに戻る 世界観設定に戻る ラルヴァに戻る 上に戻る
  • 中級者向け
    「双葉学園」のちょっと進んだあそびかた  中級者向け  作品投稿に慣れてきた人のための次のステップ 目次 ステップ1 キャラページをつくる ステップ2 他の作者のキャラクターを自作に登場させる ステップ3 作品をあげたら「アピール」してみる ステップ4 パラメータを設定する ステップ1 キャラページをつくる  シェアードワールドの魅力は、自分の作ったキャラを他人に使ってもらえる点です  自分のキャラクター大勢の方に理解してもらう意味でも、キャラページの登録はぜひともお勧めいたします。これを履歴書代わりに見て登場キャラを決める人もいるでしょう  キャラページの良い見本を紹介します 名前 登場作品 解説 斯波涼一 反逆のオフビート きちんとキャラのプロフや能力を明快に記しているだけでなく自作のキャラ絵をアッ...
  • 【托卵】
    ※一部暴力描写グロテスクな描写等不快な表現を含むので苦手な人は読むのを避けてください。  ※  ※  ※ ラノで作品を読む 「なんて気持ちのいい風なのかしら」  夏目《なつめ》晶子《あきこ》は学校の帰り道、夕日の下を散歩していた。  暑い夏が終わり夕方になると涼しげな風が彼女の長い黒髪を揺らし、頬を撫でていた。この爽やかな空気に晶子はなんとも言えない心地良さを覚えていた。  今日は一緒に暮らしている弟が部活動で帰りが遅くなると言うので、真っすぐに家に帰ることもせずこうして双葉区の街並みを特に当ても無く歩いていた。 「あれぇ? ここどこだっけ?」  そうして歩いていると、晶子は見知らぬ場所へと出てしまった。そこは汚らしい雰囲気を受ける工場地帯で、もう役目を終えて朽ち果ててしまった廃工場が四方を囲っている。  その場所は薄暗く、双葉区の中...
  • 【タブレット・2nd piece】
    ラノで読む 『束司文乃《つかじ・ふみの》の単語帳』  双葉学園の風紀委員には、加入する際に厳しい審査がある。  学園内の風紀を守るというその任務のために、時には無法を働く能力者を制圧する必要があるからだ。なので幼い頃から異能を発揮していた者や、異能を発揮する以前に武道の心得があった生徒が集まりやすい。  双葉学園二年G組出席番号十七番、束司文乃はそんな屈強なイメージある風紀委員の中で割と珍しい存在である。  鴉の濡れ羽色の美しい髪をきっちり三つ編みに結わえ、年齢の割には幼く見える顔の上に、くっきりと縁がある眼鏡を掛けている。線が細く、それに伴って起伏の乏しい身体付きは、守ってあげたいと思わせる雰囲気があった。  風紀委員と言われると万人が驚き、文学少女と言われると万人が納得する、そんな少女だ。  実際文芸部にも所属しているので、文学少女といっても間違いではないのだが。 ...
  • 魔女式航空研究部:通称「魔女研」
    魔女式航空研究部 通称「魔女研」 5年ほど前に航空研究部から派生して生まれた、「魔女」で構成された集団 新人五人合わせても15名の部活だが、珍しい飛行能力者ということで学園側からの援助も大きい とはいえ基本は身一つで飛ぶ魔女なので、広い部室や更衣室、トレーニング機器といった方面に予算は使われている オカルトチックな印象とは裏腹に活動内容は体育会系。基礎体力作りはみっちり仕込まれる 日々の活動は体力作りと飛行訓練に座学。航空支援という立場からちょくちょく他の異能者への協力にかり出されているので全員が揃うことは少ない 恋愛は自由。むしろ交遊は積極的に広めることが部の方針 基本的に体育会系部活動のノリなので結束は硬い 異能としての魔女 異能の発現に特定のアイテムを必要とする「条件付き発動タイプ」の飛行能力 帚に跨がることによって力場を形成し、それごと重力や慣...
  • 異能
    異能 「異能」のA級設定 第六項  異能 異能力者は「異能」を生まれたときから持っている異能は一人一能力しか持つことができないものとし、途中で変更することはできないなお、作中では「大人の異能者」の数は少ないものとする原理として、異能力者は魂源力 アツィルト を用いることで能力を使うことができる 「異能」のB級設定  「ラルヴァ」と「異能者」は古来から存在したが、1999年に爆発的に増えたという設定です  そのため「双葉学園」では「大人の異能者」の数は少ないものだとされています  作品ごとの傾向  PC一人につき異能は一つという原則はきちんと守られています  一つの異能を工夫して、様々な使い方をさせるのが主流です  しかし、ラルヴァを利用したり特定の装置を利用したりすることで複数の能力を使うことのできるキャラもいます  大人の異能者は少数派という設定...
  • 六谷 彩子
    六谷 彩子 基本情報 名前 六谷 彩子(ろくたに あやこ) 学年・クラス 2-C 性別 女 年齢 17 身長 162 3サイズ 89・59・84 性格 気性が荒い。男嫌い 生い立ち 「火」の力を持つ家系に生まれる 基本口調・人称 私 ~よ! ~ね! フン! 特記事項 無し  対空射撃のような異能を持っている  真上に伸ばした左腕がレーダーとなり、右手から弾丸が発射される  河越明日羽のところの剣道道場に通っており、剣があれば近接戦闘も無難レベルにこなす 作者のコメント +PC、作者への質問 対PCの質問集 簡単に自己紹介をお願いします  2C最強の美少女戦士・六谷彩子様よぉ。 異能について教えてください  わかりやすく説明するわね。  名称は対空射撃「ファランクス」。  六谷家の伝承術である、火系統の攻撃魔法よ。  左手...
  • ある前座の話シリーズ
    シリーズ概要 そのシリーズについての簡単な説明。ジャンルとかあらすじとか。 シリーズ作品 【ある前座の話1】 【ある前座の話2】 【ある前座の話3】 【ある前座の話4-1】 【ある前座の話4-2】 【ある前座の話5】 【ある前座の試験前】 タグ:ある前座の話 主な登場人物 作者コメント なにかあればどうぞ ※コメント欄に入力があることで更新一覧が動くことが気に入らない、というご意見を頂いたので ※コメント欄を廃止しました。ご迷惑をお掛けしてしまい申し訳御座いませんでした。 確認等あればこちらにお願いします -- ・ぜ (2010-02-25 01 45 03) ん~、どうせポーズだと思うから気にしないほうがいいよ -- ・ぜ (2010-02-25 04 13 59) ということで...
  • 【とある彼女のささやかな願い】
    ラノで読む とある彼女のささやかなな願い  私は泣いていた。  私の周りには多くの子供達が集まり、私を様々な言葉で苦しめていた。 「お前、気持ち悪いんだよ」 「うわぁー、それって人間じゃねーよ」 「わたし、絶対に触りたくない」 「何、その毛むくじゃら!!」 「ホント、死ねばいいのにね」  私のどこがいけないのだろう? ただ、人と少しだけ違うだけなのに。  少しだけ、ほんの少しだけ、気持ちが高ぶると、自分が自分でなくなる。私は、それは自分のせいではないと思っている。何故なら、そこに自分はいないから……。  でも、それは、父や母から、きつく戒められていたことであり、自分の中でも決して踏み越えてはいけないこと。  母は何度も言った。 『あなたは、決して怒ってはいけません。いいですね』  父は重ねて言った。 『お前は、何故そんな力を持って生まれたのだ?』...
  • 【男子トイレにて】
    ラノ  絶体絶命。  それが今の僕のこの状況を表す一番最適な言葉だろう。  この僕は自分で言うのもなんだが、クラス一の秀才で優等生だ。試験はどの教科も九十点より下はとったことないし、スポーツだって万能だ。バレンタインともなればチョコをいくつももらえる。  そう、僕は凡人とは違う。僕は選ばれた人間だ。  いずれは完璧な大人になり、この日本のトップを目指す。それが僕の将来の目標だ。  しかし、ピンチという名の試練は、等しく誰にでも訪れる。この秀才の僕にもそれはやってきた。こんな事態は生まれて初めてで、一体僕はどうしたらいいのかわからない。混乱のあまり頭が上手く回らないのだ。そう、この今の僕が置かれた状況を一言で説明するならばこうだ。  紙が、無い。  言っておくが『髪が無い』の誤字では決してない。僕の髪の毛はふさふさだ。僕は毛根にも気を使っている。  僕...
  • 加賀杜 紫穏
    加賀杜 紫穏 「醒徒会書記!醒徒会書記のアタシをよろしく!」 基本情報 NPC 名前 加賀杜 紫穏 (かがもり しおん) 学年・クラス 高等部1年B組 性別 女 年齢 16才 身長 144cm 体重 秘密 性格 明るく人懐こい性格 生い立ち 本人が覚えていないため過去の経歴は不明春休み明け始業式の日にパジャマ姿で島に打ち上げられていたのを発見学生証をしっかり持っていたためそのまま編入された 基本口調・人称 年上年下で口調は変わらず基本はタメ口敬語が使えないわけではないので公的な場所ではきちんと敬語も使える、一人称はアタシ 加賀杜紫穏について  能力は触れている物、所持している物の能力を大きく増幅させる能力  持ったものの元々の出来が優れていれば優れているほど能力は強力に働く  射撃武器の場合は武器本体と弾丸とで2重に能力が働き、より威力を増すオマ...
  • 【まけんりょーいきぶれーどぞーん まくあいのいち】
     【まけんりょーいきぶれーどぞーん まくあいのいち】  榊芳春: 「ぬがーーー!! 何であのガイジンに勝てねえんだ!!」  某月某日。三度目を数えて恒例行事となった襲撃でまたもダルキーちゃんに撃退された佐藤君、もといアイアンちゃんが地面に大の字に倒れたまま唸っている。  一応見守っていたけれど、今回はダルキーちゃんの方が「そろそろ来る」ってわかっていたみたいで準備万端だったわね。とってもワンサイドゲームだったわ。 「年齢か! 年齢の差か! 年食えば俺もレベル上がって師匠みたいなエキスパートになれるのか!」 「私はあなたより二十年近く長生きはしてるけれどねぇ」  それはあまり大した問題じゃない。 「重要なのは年齢より修練を積んだ期間よ?」 「何か違うのかそれ?」 「土台に鉄を積み上げるかスポンジを積み上げるかって話よ。ただ年齢だけ上がって、力だけ増えても、中身...
  • 【駅員小松ゆうなの業務日誌】
     双葉学園鉄道をご存知だろうか? 恐らく学生のほぼ全てがその存在を知らないだろう。  数十年前、東京湾の埋立地に学園都市が建造される計画が持ち上がった頃。  一般の鉄道網と、学園を直結する鉄道を新設することが決定されていた。  さっそく埋立地直下に地下駅が建造され、島から掘り進めていた海底トンネルは、JR京葉線の地下トンネルにまで到達する。JR京葉線と接続し、東京駅と学園を直結する構想があったのだ。  しかし、学園都市や学園の存在を秘匿とすることが後から決まり、事実上、本土から直通する鉄道の計画は中止となった。  もしもこれが実現していれば、本土から通学する学生や、新幹線から直接乗り換えてくる教員・要人などで、双葉学園鉄道は通勤通学路線として栄えていたはずである。  地下には用無しとなった未成線の遺構が、もうかれこれ二十年以上眠り続けているとのだと、学園の鉄道同好会は興奮しなが...
  • 【A new day has come】
      戦うことが愛ならば   君のために戦い続けるだろう   君の幸せが僕の願いだから                    ――『ファイブマン 愛のテーマ』より 「おはよっ。みきおねーちゃん!」 「おはよう、みくちゃ!」  朝食を作っていたとき、みくちゃが起きてきました。ちらりと八重歯の覗いている、にこにことしたかわいい笑顔を見るのも、もうどれぐらい久しぶりのことなのでしょうか。 「私も手伝うね! やることある?」 「そうね。ほとんど終わっちゃってるから、紅茶入れてほしいな」 「うん! まかせて!」  隣に並んだみくちゃは、昔よりもずっとずっと背が伸びてて、しっかりしてて・・・・・・。私の知らないうちに、こんなにも成長したんだなと感心させられました。その反面、独りぼっちにさせてしまい、とても申し訳ない気もします。  今日は九月二日。一日が日曜日であった...
  • FAQ
    目次(工事中) FAQ【初心者向け】Q1. なにここ Q2. まずはどうやって遊んだらいいの? Q3. 自分も作品を書いてみたくなったけどどうしたらいい? Q4. パラメータの設定がめんどくさいんですがやらなきゃダメですか Q5. しっかり長編として書いて完成させなきゃ駄目ですか? Q6. キャラに絵がついてるんだけどこれって絵師とのコラボ企画? Q7. 作品への評価はシビアですか? FAQ【本スレについて】Q1. スレが立っている時間帯は? Q2. 「定時スレ」について教えて Q3. 時間帯によって人がいないんですが FAQ【執筆・投稿にてついて】Q1. 課せられる文章量はどれぐらいですか? Q2. どうやったら投稿できるの? Q3. 横書きのテキストが見にくくてたまりませんがどうにかなりませんか? Q.4 投稿したのに最新投稿作品の欄に出ないんですけど? Q. Q. FAQ【「双...
  • 【ピロートークしましょ☆ 第一話】
     お昼寝の時間、というものが幼稚園のころにはあった。  そんなことをふと、夏野恵一(なつのけいいち)は思い出していた。  寝る子は育つということなんだろう。子供の成長に睡眠は欠かせないものだ。幼稚園のみんなと畳の部屋で眠り、美人の保母さんに添い寝されて寝かしつけられたことが、恵一の記憶にかすかに残っていた。  恵一は目の前の扉を数回ノックし、返事がないので誰もいないのだろうと判断して扉を開けた。  そこには幼稚園の『お昼寝の部屋』のような光景が広がっていた。六畳半の畳の部屋で、敷布団が四つ用意されており、薄い掛け布団がその上にきちんと畳まれている。昼間でも心地よく眠れるよう、光を遮るためかこの部屋には窓はない。しかし換気と空調設備がしっかりしているせいか、温度も快適で中の空気は新鮮だ。 「ふわ~~。ここに来ると、やっぱり眠たくなるなぁ」  手足を伸ばし、恵一は大きく欠伸をする。...
  • 川又 ふみ
    川又 ふみ 基本情報 名前 川又 ふみ (かわまた ふみ) 学年・クラス 獣医学部1年生 身長 低い 容姿 茶色の長めショートヘア。犬耳はスピッツのもの 性格 気弱でおとなしい。現在は他人の目を見てきちんと会話ができる 好きなもの 肉料理 お料理 お勉強 嫌いなもの ラルヴァ殲滅主義者 与田光一 彦野舞華 生い立ち 家族全員が犬の異能者。家族単位で統率された行動・戦闘をする、一風変わったタイプ 基本口調・人称 ボク ~なんだよ ~だと思うなあ ~だね! ヤダヤダそんなのヤダ 異能 犬の能力ポテンシャル解放 特記事項 凹凸シリーズとのシェアキャラ キャラデータ情報 総合ポイント 25 レベル 9 物理攻防(近) 2 物理攻防(遠) 2 精神攻防 6 体力 2 学力 5 魅力 3 運 3 能力 犬の能力ポテンシャル解放 特記事項 1P未使用 解説  2016年度は1-Bで、...
  • 双葉学園立ち上げ一周年 特設ページ
    双葉学園一周年イベント 特設ページ  勃起人がラノ執にて無謀な提案をしてから早一年  一周年を記念して、双葉学園の作者陣が参加できる「企画モノ」を計画したいと思います  勃起人はそろそろ何か反応くださいお願いだから・・・  更新情報 ■7月8日  久々の更新  忙しかったです  ご迷惑をおかけしました  ※イベント参加資格は「双葉学園の『書き手全員』」にあります  予定表 今後の予定 7月8日 木 7月9日 金 7月10日 土 感想スレ 7月11日 日 議論スレ 7月12日 月 7月13日 火 7月14日 水 7月15日 木 7月16日 金 7月17日 土 感想スレ 7月18日 日 議論スレ 7月19日 月 7月20日 火 7月21 水 7...
  • 【キャンパス・ライフ2 その7-2】
     キャンパスライフ2 最終話 “Good bye the Bloody Cat” 後編 「な、なんでェ、あれ・・・・・・!」  と、龍河も突然の事態に驚いていた。  そんな彼に対し、暴走を起こしたみくが飛んでくる。通常時よりも膨れ上がっていて、先が鷹のそれのように大きく曲がっている、恐ろしい鉤爪を向けて。 「やべえ!」  彼はとっさに雅を突き飛ばし、上体を反らしてその巨大な爪を回避した。  ポロシャツに切り込みが入り、雨に混じって細かい布がぱらっと飛んだ。  それを見た龍河のこめかみに、彼の表情が変貌するその前に、青筋がびしっと走る。 「・・・・・・てめえー!」  龍河は右腕を振った。みくが後ろに飛んでパンチを回避し、距離を取ったとき。彼は上半身の筋肉を強化させて、ポロシャツを吹き飛ばすように破いてしまった。 「血塗れ仔猫だか何だか知らねぇが、調子に乗ってもら...
  • 【マリ旅に出る】
     心を決めて、一歩前に出て、気になる子に声をかけるときの勇気。  それはとても恥ずかしいことだが、強い興味が彼の背中を押していた。イチゴはただ酸っぱいだけでなく、思わず寄ってしまいそうな甘い香りも含んでいる。  窓際の席にいて、いつも退屈そうに空を見上げている少女。平田広海は、今日こそはと自分を駆り立てて彼女のもとへ寄る。 「ねえ」 「なに?」  広海は心に重たい衝撃を感じた。物憂げな少女――九重真璃と目を合わせたのは、これが初めてだったから。 「外行かないのって思って」  今日の昼休みは週に一度の「学級遊び」のため、クラスのみんなは固まりになって昇降口に向かった。ドッジボールをするらしい。  だが真璃はいつも教室に残り、こうして曇り空と時間を潰している。教室の後方に敷き詰められた机。さかさまに置かれた椅子。今日も彼女はその風景の中に組み込まれていた。 「楽しくないから行...
  • 星崎真琴
    星崎真琴 星崎 真琴  「……まあ、ちょっと座ろうか?」 【基本設定】 名前 星崎 真琴 学年・クラス 高等部二年C組 性別 女(厳密には11歳から) 年齢 17歳 身長 164㎝ 体重 54㎏ 性格 冷静 好きなもの 紅茶と甘い物 生い立ち 親の育児の間違いから性同一性障害を自認するも11歳の頃の電車事故で瀕死、双葉学園の施設におけるクローン技術によって女性として復活した。双葉学園に姉がいる 基本口調・人称 一人称は私、年上・年下・同い年問わず『~さん』。心の中では全員呼び捨て その他特記事項 容姿は男の頃の名残はない。黒髪のストレートヘア、B90・W60・H88のスタイルを持つ。時折持っている大きめの鉄扇は仕込み武器ではあるものの、異能力の関係は無し 【パラメータ】 総合ポイント:22+5 数値 22+5 レベル 7 物理攻防(近) 1...
  • 【続 虹の架け橋 本編03】
     翌朝、登校した太陽は、とんでもない危機的状況に陥っていた。 「そっち行ったわ!」 「囲め、ウチは一階から回るから!」 「何としてでも捕まえるわよ、女の敵!」  太陽は必死こいて初等部校舎の廊下を走り回る。振り向くと、六年B組の女子たちが猛追しているのが見えた。 「無駄な抵抗はよしなさい、朝倉ァ!」 「あでっ」  後頭部を何かが直撃する。ソフトボールだ。スポーツ少女の師走ナオが、ボールを抱えられるだけ抱えて、彼目がけて投げつけてくる。 「うぜえ!」  太陽もバウンドしてきたボールを右手でキャッチ、すかさず遊撃手のような素早いステップを踏み、サイドスローで投げ返す。 「きゃあ、何すんの!」 「みんな、朝倉が暴力振ってきたわよ!」 「サイテー、女の子に何てこと!」  理不尽極まりない憎しみをたくさん背中に抱え、渡り廊下を通過し、別の校舎へと突入していった。  登校し...
  • 三浦孝和
    三浦孝和  「うぉっ……真琴さん姉御モードだ……」 【基本設定】 名前 三浦孝和 学年・クラス 高等部二年B組 性別 男 年齢 17 身長 187㎝ 体重 104㎏ 性格 お馬鹿でお調子者 生い立ち 細かいところは分らないが、典型的な理由で双葉学園にいる。彼も初等部に中途で入学 基本口調・人称 真琴にはさん付け。後は同輩・後輩には呼び捨て、先輩や年上は(~さん)(~先輩) その他特記事項 格闘とボディビルを併用しているレスラー体型 【パラメータ】 総合ポイント:22+5 数値 パラメータ レベル 7 物理攻防(近) 7 物理攻防(遠) 4 精神攻防 3 体力 5 学力 2 魅力 2 運 2 能力 戦闘時に気を纏い、気が練れる限り、器械武術・体術の攻撃に纏わすことや、防御法に使える。また、纏った気を一纏めにして敵にぶつけることも可能。きちんと気を練れ...
  • スレ立て
    スレ立てについて  双葉学園スレを立てるときの諸注意・テンプレートのまとめです 定時スレ その他のスレ テンプレ通常 土曜日用テンプレ 土曜感想会テンプレ 日曜日用テンプレ 議論スレテンプレ 感想スレの進行について スレ画 (注意)スレを乱立させるのはやめようね ・乱立は荒らし行為に当たるから絶対にやめましょう  重複スレは書き込みをせずにdelを押しましょう  スレ立てが重複してしまった場合、後発の方は迅速なスレ削除をお願いします ・May Tempさん(自動スレ保管庫)にも迷惑がかかります  回収しているのは双葉学園スレだけではありません  せっかく有志でやっていただいているので気をつけましょう ・重複させないためにも虹覧でちゃんと確認しましょう  新順・古順を使えば発見できるはずです  確認が取れない場合「立てない」...
  • 【キャンパス・ライフ2 その6-2】
     そのとき、血塗れ仔猫の邪悪な笑顔が何者かの拳によってひしゃげた。  みきと雅はとても驚いて、黒い悪魔が殴られて吹っ飛んでいくのを見ていた。  憎き宿敵を殴り倒した異能者――関川泰利は、唾をグラウンドに吐き出してからこう言った。 「もう好き勝手やらせねえぞ・・・・・・。いつまでもくたばっていると思うなよ、この悪魔が!」  そしてその背後から顔を出したのは、三人の少年たちだ。 「おー、動ける動ける。なかなか気分がいいなあ、自由になるのって!」 「ずっとあいつの言いなりになっていたからね。まったく、死んだなら死んだで、とっととゆっくり眠りにつきたかったのになあ?」 「僕なんて何度も頭ちぎられたりお腹かき回されたり散々だったよ。こんな僕でも、あいつだけはどうしても許せないよ・・・・・・」  小山真太郎、・野口道彦、久本昭二は口々にそう言った。好き勝手に動き出した「人形」たちを目の...
  • 過去コンペ作品
    月例イベント「お題SS」作品集  「お題」を決めてSSを書こうという月例イベント  このイベントは2011年3月を最後に終了します 2月 雪合戦SS 【雪だるまちゃん、来襲】 1月 鍋SS 投稿作なし 12月 ピクニックSS 【ピ○ニック】 11月 口付けSS 【ラストリゾート - Last Resort -】 【俺の弟が気持ち悪すぎてしぬ 前】 【俺の弟が気持ち悪すぎてしぬ 中】 【俺の弟が気持ち悪すぎてしぬ 後】 【ダイアモンド・キスはどこにある?】 10月 日常SS 【らすりぞ!】 【ミカとリカ 前編】 【ミカとリカ 後編】 9月 お月見SS 【夜のお散歩】 【十五夜バトルロワイヤル】 8月 花火SS 【Fireworks】 【花火ロボ大決戦!】 7月 ラッキーな体験SS 【世界が変わる日】 6月 梅雨 【コイバナ~雨に咲く花、散り逝く花~】 【カエル...
  • 【キャンパス・ライフ2+ 第5話「成長」】
    「おめーらマジで、コイツが人殺しだってこと知らなかったんだな」  この壮絶な場に居合わせてしまった一年B組のクラスメートは、数えてほんの数人ほど。  ファミリーレストランである程度勉強を終え、帰宅してしまった生徒たちはとても幸運である。なぜなら、立浪みきが『血塗れ仔猫』である真実を、知ってしまうことがないから。 「コイツはなぁ、ガキを七人もブッ殺した悪魔なんだぜ!」  みきがぐっと青いロープを握り締めたのを、クラスメートたちは見ていた。 「んで、お前らどう思ってんだい? こんな人殺しとクラスメートやれんのかい?」  オメガサークルの末端工作員・グリッサンドは嬉しそうにげらげら笑い、立ち尽くして動けない彼らに言う。「学園の品格を問われるぜェ!?」  みきは、自分の黒い影である血濡れ仔猫を倒すことによって、真夏の一件を乗り越えられたはずであった。そして醒徒会も理解してくれたから...
  • 【女子高生彩子の学級日誌】
     女子高生彩子の学級日誌 ラノhttp //rano.jp/1633  プロローグ 春先のはなし 「私は帰ってきた・・・・・・!」  桜の花びらが流れていく、爽やかな光景を背にして。  六谷彩子は不敵な笑みを浮かべながら、双葉学園の建物群を見渡していた。 「今年からどんなクラスなのか知らないけど」  彩子は竹刀をドスンと地面に突きたてる。そして楽しそうに、高らかにこう宣言した。 「この彩子様がクラスを乗っ取ってやるんだから! クラスのみんなを従えて、ナンバーワンになってやるの! そしてゆくゆくは学園の覇権を握り、私が物語の主役になるの! あはは、あははははははっ!」 「おー、聞き覚えのあるバカな高笑いだなと思ったら、やっぱりお前だったか」 「ゲッ、幸子姉・・・・・・!」  すっかり動揺して、横から近づいてきた女性のほうを向いた。  地味に纏め上げた黒髪。...
  • 【緊縛少女と従僕たる犬 part・1】
    ラノ推奨 作品を読む  ◆◇プロローグ―夜の教室にて1―◆◇  僕は犬です。  いや、誤解を招くようなのできちんと訂正しておきます。勿論僕は人間です。れっきとした双葉学園の男子生徒です。それでも僕は犬なのです。  言っている意味がわからない? そうでしょう。僕も自分がなぜ犬として生きなければならないのかわかりません。  ですが、とある女の子の前では、僕は犬になるのです。  それが僕と女王様の間で交わされている密約。二人だけの秘め事。 「ねえポチ。私の足の指はおいしいかしら」  女王様は僕の身体を縛り付けている細い糸を手に握り、魔女のような冷たい眼差しを僕に向けています。  深夜の真っ暗な教室で、僕たちは禁じられた遊びを続けているのです。女王様は机に腰掛け、僕はその下でお座りをしてご褒美を待ちます。すると女王様はブーツを脱いだその生足を僕の口元まで伸ば...
  • 【キャンパス・ライフ特別編1-3】
          6 「21時40分」  立浪みくに部屋を追い出されたせいで、僕は手ぶらで学園に来てしまいました。  そのため歴史学部から貸し出された装備を一通り身につけてから、僕は指定された場所へと向かっています。  自分のものでない腕輪型通信機を、かちゃかちゃ調整しながら歩いていたときでした。 「こんばんは。いよいよ出陣ね、遠藤くん」  途中、星崎美沙さんと偶然会いました。学園トップの『治癒能力者』です。  それよりも僕は彼女の隣にいる、ライフルを担いだ男の人のほうに目が行きました。どこかで見たことのあるような顔ですが、まったく思い出せません。 「ひっどいなあ遠藤ちゃん! 俺だよ、体育委員長の・・・・・・」 「あー! あなたが体育委員長の討状之威さんですね!」  僕は本年度の役員一覧に載っていた、妙にチャラチャラしたロンゲを思い出しました。  逢洲等華さんが運転免許...
  • 高田 春亜
    高田春亜  「あははは、下着くらい気にしないしない」 基本情報 名前 高田春亜(たかだはるあ) 学年・クラス 中学一年N組 性別 自称いい女 年齢 13歳 身長 154cm 体重 49kg 性格 色々と大雑把でネジが色々緩んでいる。羞恥心が足りない。 生い立ち オカルトマニアのご先祖様の影響で怪しげな地下室のある部屋で育つ 基本口調・人称 あっけらかんとした喋り、アタシ、キミ、アイツ 特記事項 エロ方面への解放を目指しすぎたせいか逆に使いづらい気もするけど一応エロ担当。誘いへタレとかになる予定も無し。素敵な魔法の数B84(F)W55H82 キャラデータ情報 総合ポイント 14 レベル 3 物理攻防(近) 1 物理攻防(遠) 4 精神攻防 2 体力 2 学力 1 魅力 3 運 1 能力 魔法系異能、身体に刻まれた文様と踊りを儀式として雷撃を放つ。儀式に掛かる時間...
  • 森田虹子・朝倉太陽
    森田 虹子 基本情報 名前 森田 虹子(もりた にじこ) 学年・クラス 初等部3-B 性別 女の子 年齢 9 身長 124 体重 23 性格 天真爛漫。よく笑っている 生い立ち 自分の選択で双葉学園に入学した 基本口調・人称 私 えへへっ いっくよー! 特記事項 お日様の下で飛び跳ねるのが好きな子  異能は『虹の架け橋(レインボーロード)』  巨大な虹の橋を出すことができる 朝倉 太陽 基本情報 名前 朝倉 太陽(あさくら たいよう) 学年・クラス 初等部3-B 性別 男の子 年齢 9 身長 124 体重 29 性格 熱血系 生い立ち 家ごと島に移り住み、普通に暮らしている 基本口調・人称 俺 うるせー! 特記事項 趣味は野球で、クラブに入っている  異能は『雨雲をどかすちから』  まだ未熟なので効果時間は三分ほど 「虹の架け橋」そ...
  • 【立浪姉妹の伝説 第一話】
      らのらのhttp //rano.jp/1058  2016年の双葉学園には、誰からも愛されるアイドルがいた。  男子・女子問わず羨望の眼差しを集めるその姉妹は、非常に特徴的な異能を有していた。そしてその異能こそが個性であり、特徴であり、自慢であり、武器であった。  頭にキュートな猫耳を乗せて、毛並みのよい尻尾をふりふり動かす。  猫の血を覚醒させて、俊敏にフィールドを駆ける。高所から飛びかかる。獲物を切り裂く。  彼女らの笑顔を一目見ただけで、どんなに硬派で生真面目な男でも、母性をくすぐられ、ときめいたものだった。  その上、彼女らは戦闘能力も桁違いに高く、姉妹なしでは勝てなかったラルヴァとの戦闘も数多い。  この物語は、今や学園の伝説となった猫耳姉妹・立浪みかと立浪みきの、栄光と末路までを綴った記録である。    立浪姉妹の伝説 -その栄光と末路- ...
  • 【X-link ハロウィン特別編 Side2009 part1】
    [ラノで読む http //rano.jp/1460]]  Xーlink ハロウィン特別編 Side2009 part1 【Destiny’s Play / 少女のいたずらとパパのお菓子】 「ここが、我が双葉学園大学が誇る図書館でございます」 「はあ、そうですか」  夕方の双葉学園大学図書館のエントランスでは初老の男性と10歳前後の少女が話をしている。男性の方は仕立てのいいスーツに身を包み、頭髪も七三分けで奇麗に整え、いかにも仕事ができるサラリーマンといった感じの風体。少女の方は清楚な白のワンピースとジャケットを着て、いかにも上流家庭の親子といったように周囲には映る。  だが、男性は少女に対して丁寧な敬語を使い、不自然なまでにへりくだっており、いかにも不自然だ。 「どうでしょう?他のどの研究機関や大学にもひけを取らない蔵書量だと自負しておりますが。もちろん、ご...
  • 【とあるヒーラーの特別任務】
    『遠藤雅さんへ 今度の想定演習に、治療班として同行してください』  その通知を天に掲げ、僕はぶるぶる震える。 「やったよみく! 久しぶりの仕事だよ!」 「よかったね! 本当によかったねマサ!」  僕らは抱き合い、その場で三回転はした。  来週、中等部の生徒たちが大規模な対ラルヴァ戦の想定演習を行う。各自がそれぞれの力を使って戦闘するわけだが、軽いけが人が出る恐れがあるので僕の出番がやってきた。  最近の僕は力を使う機会に恵まれず、双葉学園での存在感は無いに等しかった。せっかく鳴り物入りで入学したのだから少しは活躍したいのが本音である。 「でも気をつけてね? 無理しちゃやだよ?」 「治療班だから大丈夫だよ」  心配そうに上目遣いをしてきたみく。その小さな頭を、僕は妹をあやすように優しく撫でてあげた。  活躍できる機会が訪れるのは嬉しいことだ。しっかり活躍をして、ヒーラー遠...
  • 【キャンパス・ライフ特別編1-1】
      キャンパス・ライフ 特別編 『母さん、お国のために死んでまいります』  僕は双葉学園の大学に通っている遠藤雅と申します。  高校を出てからの進学先として、東京の私立大学を選択しました。しかし、その学校は普通の大学とは全然違ったものでした。  僕の大学生活を語る上でまずしておかなければならないのは、『異能者』と『ラルヴァ』についてでしょう。  この世界には『異能者』という人たちがいます。  異能者たちは、『異能』という摩訶不思議なちからを持っています。例えば、身体を異能で強化して戦う人がいたり、数秒先の未来を見ることのできる人がいたりします。  また、この世界には『ラルヴァ』という存在もあります。  ラルヴァとは、一言で行ってしまえば「バケモノ」です。人間に襲い掛かってくるようなおっかないバケモノそのものです。  僕は進学するまで『異能者』や『ラルヴァ』のことなん...
  • 【MPE 2】
       2 「大地にあまねく魂源力よ!」  巨大なラルヴァの足元に、不思議な幾何学模様の魔方陣が描かれた。淡く発光しており闇から浮き出てきたかのようだ。純白のゴシックロリータに身を包んだ魔法少女は、くるりと回ってフリルを浮かせ、装備である日傘を満月に掲げた。 「今こそ集いてその力を示さん! 魂回帰魔法『アストラルリバイバ』――!」  魔方陣が輝きだし、夜の児童公園を地面から照らす。大型のビーストラルヴァは聖なる光に取り込まれ、瞬く間に消滅し魂を失った。 「ムッキ――――――――ッ! 覚えてなさいよまな板娘ェ――――――ッ!」  ハンカチを噛んでヒステリーを起こしているバニーガール。大量の涙を後ろに流しながら、公園から走り去ってしまった。自分の召還してきたラルヴァをまたしても宿命のライバルに葬られてしまい、悔しいことこの上ない。 「もう二度とこないで――――――ッ!」 ...
  • 椿幻司郎
    椿=V=幻司郎  「君はつくづくクズだねえ」 基本情報 名前 椿=V=幻司郎(つばき=フォン=げんしろう) 学年・クラス 大学部三回生 性別 男 年齢 21 身長 172 体重 60 性格 常に人を喰った態度で捕らえ所がないように見えるが、実際は相棒の九十九よりも精神的に未熟 生い立ち 東北地方で合気道の道場を営む父とドイツ人の母から生まれた。母は彼が幼少の頃に異能者に殺害されている。兄弟は無し 基本口調・人称 一人称は僕。二人称は主に君。〜だよ。〜だね。いい年なので敬語はTPOに応じてきちんと使えます 特記事項 日独ハーフで、金髪碧眼の女性的な顔立ち。メタルフレームの伊達眼鏡を愛用。異能の暴発を抑える為に常に左手に手袋をしている。 キャラデータ情報 総合ポイント 31 レベル 10 物理攻防(近) 7(合気道が通用するような形状の相手にのみこの数字は有効) ...
  • 【彷徨える血塗れ仔猫】
     ラノを使いたくて書いたもの  http //rano.jp/932  関川泰利と落合瑠子は、学校帰りの児童公園でよく会った。  いつも放課後の訓練で遅れる泰利を、一般人である瑠子はベンチに腰掛けて待っていた。そこは人目をはばからずに会話ができる、二人にとっていちばん居心地の良い空間であった。  双葉学園・高等部に通うこの二人は、同じクラスになったことで出会った。  異能者の泰利は、自分に対して真っ直ぐな好意を向けてくれる瑠子が好きになった。  変わり者である自分について深く理解し、力に興味を持ってくれた彼女のような子を、絶対にこの手で幸せにしていきたいと思っていた。自分の異能は、そのためにあるのだとさえ泰利は思っていた。  夏の熱い夕暮れの陽が落ちていくなか、ついに泰利は瑠子を自分の部屋に呼んだ。彼らは互いに互いを強く求め、一本の線として交わることを求めあった。 ...
  • 【ミカとリカ 後編】
     ミカとリカ 後編  みかは高校生になっても、中村里香だけは特別な存在として扱ってきた。里香がやりたいと言ったことなら何でも協力してきた。みかがテニスクラブに顔を出していたのも、過去の出来事があったためである。それがみかにとっての大切な「日常」であった。  だが先日あのようなことがあり、当然のことながら初等部のテニスクラブは無期限の活動停止となった。児童を監督していなかった顧問はクラブに所属していた児童たちの親に徹底的に叩かれ、学園側も重たい処分を下したという。  そして中村里香も初等部児童に対する暴行により停学処分となった。学籍番号と氏名、そして「停学」の文字が大々的に掲げられた掲示板には、放課後になると大勢の学生が詰め寄り、早速事件について根も葉もない噂話を立てていた。 「停学」の文字だけを確認したあと、みかはため息混じりに人だかりから離れた。足早に学園から出て帰途に...
  • 【キャンパス・ライフ2 その3】
     らのらのhttp //rano.jp/1053 「心の傷は、簡単に治らないの?」  そう、幼い遠藤雅はきいた。彼の妹・みやこを寝かしつけてきた母・遠藤愛《えんどうかな》は、にっこりと雅の話を聞いていた。 「誰かそのお話を聞いたのかな? マサくん?」 「担任の先生。この頃、しょっちゅうこの話を聞いてるよ」と、雅はややうんざりとした調子で、担任の得意としている名文句を諳んじた。 『人の傷というものは二種類ある。一つは体の傷。もうひとつは心の傷。体についた傷は自然に治るけど、心の傷はそう簡単に治らない』 「先生のおっしゃるとおりね。心の傷はそう簡単に治せるものではない」と、愛は言った。「しかし、だからこそ私たちは存在し、能力を持っている」  この頃の雅はまだ、母親の言う「能力」や「異能」の意味が理解できなかった。自らが治癒能力者であることを、自覚していなかった。  それ...
  • 【立浪みくの七夕】
    「じゃあね、みんな! ばいばい!」  そう言いながら私は教室を飛び出した。廊下から降り注ぐ日差しは暖かそう。せっかくの土曜日なのだから、午後の時間をめいっぱい有効に使わなくちゃ。  みんなも私に笑って手を振ってくれる。そんなささいなことも、つい前までは考えられないようなことだった。  私はみんなにいじめられていた。理由は、暗かったから。卑屈だったから。  ここ最近は、ラルヴァとの初勝利を得られたり、私生活に変化があったりしたこともあって、気分的に調子のいい毎日が続いている。心の中が幸せで満たされるのって、いいことだよね。 「みくちゃんって、このごろ明るくなったよね」  みんなから、そう言われるようになったんだ。  何がどう良くなったのか、私個人としてはよくわかってないけど。  なんとなく嬉しかったので「えへへ」と笑顔で応えた。  お姉ちゃんたちがいなくなってから、...
  • 【スカイラインピジョン04(前半)】
       スカイラインピジョン04 「フライハイユニットは魂源力を飛行能力に変換する装置だ。適正があれば誰でも扱える」 「適正がある、とはどういうことですか?」 「異能が『フライハイユニットを使える』なら、誰でもオッケーってこと。中田もつばめもそういう異能者だったんだ」  なるほどな、と中田青空は思った。  長らく彼は、自分が何の力を持つ異能者かわからなかった。編入当初の検査では何度も同じ検査を受けさせられたが、結局判明にはいたらなかった。  何の異能者かわからない。その残酷な事実が、島外から双葉学園にやってきて早々、青空に劣等感を植え付けてしまったのである。 「私も最初そうだったんだ。渡部先生に出会うまではネ」  隣には黒髪ロングヘアーの女の子が座っている。今日は学園の制服ではなく、おしゃれな私服を着ていた。今日は日曜日だ。  いよいよ明日、青空専用のフライハイユニ...
  • 【ロボ娘に恋した少年】
    ラノで読む  ロボ娘に恋した少年  ロボットコンテストまであと一日。  第三科学部、その部長である佐藤《さとう》千代子《ちよこ》は頭を抱えていた。  千代子はビン底メガネにダボダボの白衣を着こんでいて、『ちんちくりん』という言葉がよく似合う女子高生の女の子だ。背が低く、出るべきところも出ていない。色気の欠片も無い。  だがそのかわり頭は良く、数々のロボットを造ってきた彼女ではあるが―― 「人型ロボットが……造れない!」  それが彼女の大きな悩みになっていた。  千代子は部室で挽いたブラックコーヒーをがっつりと飲みほし、パソコンの画面に映し出された設計図に目を向ける。  そんな様子でロボットを徹夜で造り続ける千代子を見て、部員の天井《あまい》亜芽《あめ》は後ろからそっと毛布をかけてやった。 「もう、少し休んだほうがいいですよ先輩」  千代子はぶるん...
  • @wiki全体から「きちんとした文章を書こう」で調べる

更新順にページ一覧表示 | 作成順にページ一覧表示 | ページ名順にページ一覧表示 | wiki内検索

ツールボックス

下から選んでください:

新しいページを作成する
ヘルプ / FAQ もご覧ください。