自分用SSまとめ
一夏「い、一夏さああああんん!!!!???」
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meteor089
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一夏「い、一夏さああああんん!!!!???」 ① ②
1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/11(金) 20:45:26.56 ID:bmEzeaxT0
【一夏SIDE】
一夏「(ど・・・どういうことですの・・・)」
一夏「(朝・・・起きたら身体が一夏さんに・・・!?)」
一夏「あ・・・あわわわわ」
一夏「きゃあああああああああああああああああ!!!!!」
【セシリアSIDE】
セシリア「のわあああああああああああああ!!!!???」
セシリア「な!!??なにがどうなってんだよ・・・え!?俺!?え!?」
セシリア「それにこの部屋・・・
セシリアの部屋じゃないか!見た目もセシリアまんまその・・・」
セシリアの部屋じゃないか!見た目もセシリアまんまその・・・」
セシリア「セシリアあああああ!!!???」
4 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/11(金) 20:48:33.71 ID:bmEzeaxT0
セシリア「(この違和感ありありの長い髪・・・それに金髪ふりふりロール・・・)」
一夏「(首が涼しいほどの短髪・・・)」
セシリア「(窮屈な上半身・・・胸が締め付けられる変な感覚・・・)」
一夏「(引き締まった上半身・・・あの重力を感じない・・・)」
セシリア「・・・・・。」
一夏「・・・・・。」
セシリア「(チラッ)」
一夏「(チラッ)」
セシリア「なかったああああああああああああああ!!!!!!!」
一夏「あったあああああああああああああああああ!!!!!!!」
6 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/11(金) 20:52:29.79 ID:bmEzeaxT0
セシリア「(マズイ・・・マズイぞ・・・
なんかわからねぇけど・・・俺は今セシリアの身体になってる!)」
なんかわからねぇけど・・・俺は今セシリアの身体になってる!)」
セシリア「(セシリアの部屋にいるということは・・・
俺が本格的にセシリアのコスプレをやったことではないだろう・・・)」
俺が本格的にセシリアのコスプレをやったことではないだろう・・・)」
セシリア「ハッ!って今何時だ!?ヤバイ!遅刻する!って、学校なんか行ってる場合か!」
セシリア「(あ・・・同居人は先に学校に行ったみたいだな・・・せめてもの救いか・・)・」
セシリア「(ん?まてよ?俺がセシリアの身体ってことは・・・俺の身体は・・・まさか!)」
セシリア「まさかっ!!!!」
ダダダダッ!!!
一夏「一夏さあああああああんんんん!!!!!」
セシリア「セシリアああああああああ!!!!!」
鈴「なに・・・あれ・・・」
ラウラ「何をやっている。行くぞ?」
7 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/11(金) 20:53:41.87 ID:bmEzeaxT0
【ばったり両SIDE】
セシリア「みつけたぜ・・・ということはやっぱり・・・」
一夏「わ、私!?ということは貴方は!?」
セシリア「おはようセシリア・・・俺だよ・・・一夏だよ・・・」
一夏「一夏さん!?一夏さんなのですね!?私です!セシリアですわ!」
セシリア「・・・なんだろう・・・
俺が俺の声でセシリアの喋り方がものすごく違和感があるんだけど・・・」
俺が俺の声でセシリアの喋り方がものすごく違和感があるんだけど・・・」
一夏「そ、それはお互い様ですわっ!」
9 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/11(金) 20:55:43.32 ID:bmEzeaxT0
【一夏の部屋】
セシリア「と、とにかく!状況を整理しようセシリア。」
一夏「え、えぇ・・・」
セシリア「落ち着いたか?」
一夏「・・・まだ完全にとは言えませんが、ある程度でしたら。。」
セシリア「そうか。じゃあ順にいくぞ。」
一夏「あの・・・学校は・・・」
セシリア「そんなもん行ってる場合じゃないだろう!
大体!俺女子の下着つけられんぐわああああああ!!!」
大体!俺女子の下着つけられんぐわああああああ!!!」
一夏「み、み、み、み、見ましたのね!!!!乙女の純潔を!!!」
セシリア「ちょ!!まてセシリア!!!誤解だ!!!まだ見てなぐはああっ!!!」
一夏「まだってことはこれから見るつもりですのね!!!!」
セシリア「誤解だっていってんだろ!!それにお前だって見たんじゃないのか!?」
一夏「!!!!」
セシリア「ま、まぁ・・・ここはお互いに見られたという事で水に流そうぜ・・・
今はそんなレベルで争っている場合じゃない。」
今はそんなレベルで争っている場合じゃない。」
一夏「・・・この責任は取っていただきますわよ・・・」
11 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/11(金) 20:59:32.84 ID:bmEzeaxT0
一夏「で・・・ではもう一度!念のため確認させていただきますわ。」
一夏「今朝目覚めたら、私は一夏さんの身体になっていた。」
セシリア「俺も起きたら身体がセシリアだった。」
一夏「ですが、部屋は一夏さんの部屋でしたわ。」
セシリア「俺もだ。セシリアの部屋だった。」
一夏「つまり、私達はどういう経緯かはわかりかねますが、心が入れ替わってしまった。」
セシリア「あぁ・・・そう結論付けてよさそうだ・・・」
一夏「・・・。」
セシリア「・・・。」
一夏「状況は把握しましたわ。。」
セシリア「原因がさっぱりだな。。昨日何かあったか?」
一夏「いえ、特には・・・わかりませんわ。。」
セシリア「俺ってしょんぼりするとそんな情けない顔してたんだな。。」
13 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/11(金) 21:02:28.92 ID:bmEzeaxT0
セシリア「と、とにかくだ。まず現状はお互いに認識できた。
原因を把握したいところだが今のところはまったくわからない。」
原因を把握したいところだが今のところはまったくわからない。」
一夏「そうですわね・・・よくある前日にお互いの身体がぶつかった拍子に・・・
なんて展開もありませんし・・・」
なんて展開もありませんし・・・」
セシリア「ぶつかった・・・?それなら一回あったぞ?」
一夏「あら?そうでした?」
セシリア「昨日の放課後のIS訓練だよ。
俺がセシリアの懐に特攻したとき、出力を間違えて体当たりを・・・」
俺がセシリアの懐に特攻したとき、出力を間違えて体当たりを・・・」
一夏「あぁ・・・そういえばそんなことありましたわね・・・って!?まさかそれで!?」
セシリア「あ、いや!それならその直後で入れ替わってないとおかしくないか?」
一夏「それもそうですわね。。。」
セシリア「とにかく、今最優先なのは今後の対策だと思う。」
一夏「そうですわね。今日は学校も完全に遅刻。。
織斑先生が寮まで乗り込んでこなければいいですけども・・・」
織斑先生が寮まで乗り込んでこなければいいですけども・・・」
セシリア「そうだな・・・とにかく、原因がわからない以上これからどうしていくk・・・」
ガチャッ!!
千冬「織斑!!!!!いつまでだらけている!!!授業はもう始まっているぞ!!!!」
セシリア・一夏「ああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!」
15 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/11(金) 21:04:54.19 ID:bmEzeaxT0
千冬「む・・・専用機持ちが揃って遅刻か・・・いや、これはもはやサボリか?」
千冬「オルコット。授業をさぼってまで織斑の部屋で何をしている?事と次第によっては・・・」
一夏「あぁ・・・いや、先生?これはその・・・色々と事情が・・・」
千冬「お前は黙っていろ織斑。私はオルコットに聞いている。」
セシリア「(えええええええ!!!!!)」
一夏「(まずいですわ・・・!先生は私たちが入れ替わっている事を知りません!)」
一夏「(どうしますの!?一夏さん・・・!?)」
セシリア「あぁ・・・いや、これは、その・・・」
千冬「答えられないという事は、最悪の事態として対処するぞ?」
セシリア「さ、最悪の事態!?」
一夏「!」
千冬「節度を守って静かに交際しろといったはずだ。
それを守れぬものには、それなりの罰を与える。」
それを守れぬものには、それなりの罰を与える。」
セシリア「ち、違うんだ千冬姉ぇ!!これにはわけが!!」
千冬「私がいつお前の姉になったあああああああああ!!!!!」
セシリア「ぐへぇっ!!!」
16 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/11(金) 21:09:33.97 ID:bmEzeaxT0
千冬「と・・・とにかく。二人とも放課後までに学校に来い!
私は授業があるので忙しい。放課後みっちり説教してやる・・・」
私は授業があるので忙しい。放課後みっちり説教してやる・・・」
セシリア「い、いてぇ・・・」
一夏「(私の身体があああああ!!!!!)」
バタン!!
一夏「あ・・・あの、一夏さん・・・?」
セシリア「頭がグラっとするぜ・・・」
一夏「先生はとりあえず学校に戻られましたわ・・・とりあえず、この場はなんとか・・・」
セシリア「あぁ・・・まったく面倒なことになった。。」
セシリア「こうなったら、学校で俺達が入れ替わった事を告げて、
元に戻るまで皆に協力してもらうしか・・・」
元に戻るまで皆に協力してもらうしか・・・」
一夏「い、いけません!それはダメですわ!」
セシリア「え?なんで?」
一夏「よく考えてください!クラスメートの男女がいきなり皆に、
『私達、中身が入れ替わりましたー』ですわよ?」
『私達、中身が入れ替わりましたー』ですわよ?」
一夏「きっと頭がおかしくなったか、何の罰ゲームだろうとかで片付けられるに決まってますわ!」
セシリア「た、たしかに・・・どう見てもあいつら悪いものでも食ったのか?ってなるな・・・」
18 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/11(金) 21:14:15.99 ID:bmEzeaxT0
一夏「それに、箒さん達がそれを聞いたとき、私たちになんて言ってくるか・・・」
セシリア「・・・・・・。」
箒『男の癖に女の振る舞いとは・・・見損なったぞ一夏!!』
鈴『あ、うん一夏バイバイ。あ、セシリアなんだっけ!ごめんね!』
ラウラ『嫁がセシリアになったのか?でも私の嫁は一夏・・・うわああああどうなっている!?』
シャル『半径5m以内に近づかないでくれるかな?オカマさん。』
セシリア「いやだああああああああああ!!!!!」
一夏「!?」
19 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/11(金) 21:16:06.47 ID:bmEzeaxT0
一夏「と、とにかく!元に戻るまではお互いがフォローできるように極力行動を共に致しましょう?」
セシリア「あ、あぁ・・・そうだな。さっきの千冬姉みたいなことが連発したら困る。。」
一夏「では、そのように致しましょう。もちろん、元に戻るためにも色々と調べてみますわ。」
セシリア「じゃあ俺は今後元通りになるまで、どう過ごしていくかを考えておくか。あ・・・」
一夏「・・・?どうかなさいまして?」
セシリア「ちなみにさ、自分のISって動かせるか?」
一夏「そういえば試してませんわね。」
21 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/11(金) 21:17:49.77 ID:bmEzeaxT0
ヴォン・・・
一夏「問題なさそうですわね。」
セシリア「俺もだ。とりあえず、実践練習は問題なさそうだな。」
一夏「はぁ・・・しばらくブルーティアーズともお別れですのね。。」
セシリア「それ言うなって。しばらくの間だけど、俺の白式をお願いします。」
一夏「え?あ、は、はいっ!」
セシリア「もちろん元に戻るまでは、お前のブルーティアーズは俺がちゃんと守るよ。」
一夏「一夏さん・・・」
セシリア「さっ!そうときまれば朝食取ろうぜ!
千冬姉は放課後説教らしいから、それまでに色々と相談しよう!」
千冬姉は放課後説教らしいから、それまでに色々と相談しよう!」
一夏「ですわね!!!」
22 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/11(金) 21:21:13.97 ID:bmEzeaxT0
―相変わらず一夏の部屋―
一夏「おかしいですわ。。いつもより味が変わって感じます。。」
セシリア「そりゃぁ、身体が違うんだから味の感じ方も違うんじゃないか?」
一夏「んーこれが普段一夏さんが感じている感覚なのですねぇ。」
一夏「(一夏さんになることで一夏さんを知る・・・これはこれでいいですわ!!!)」
一夏「(それに・・・一夏さんも私の身体ですし、私の事を知っていただける・・・)」
一夏「(あぁ・・・!感動ですわっ!!)」
セシリア「(俺の顔がなんか変態みたいだな・・・)」
24 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/11(金) 21:24:48.34 ID:bmEzeaxT0
セシリア「そういえばセシリア・・・」
一夏「なんですの?」
セシリア「これからの事なんだけども」
一夏「あ、そうでしたわね。今後の方針でしたわね。。」
セシリア「やっぱり、俺はセシリアとして、セシリアは俺としてしばらく生活するしかないと思う。」
一夏「そうですわねぇ・・・皆さんに事情をお話しすることも考えてみましたけれども・・・」
セシリア「間違いなく心の病気と思われるな・・・」
一夏「ですわよねぇ・・・」
セシリア「そこでだセシリア!俺にセシリアの事を教えてほしい。」
一夏「え?///」
セシリア「たとえば・・・普段どういう生活してるとか。」
一夏「い、一夏さん・・・///」
一夏「(一夏さんが私を・・・そこまで想ってくださるなんて!///)」
セシリア「(普段のセシリアを演じないと周りに感づかれるかもしれないしなぁ・・・)」
28 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/11(金) 21:27:51.66 ID:bmEzeaxT0
一夏「そ、それでしたら・・・私にも一夏さんのすべてを教えてください!!///」
セシリア「え・・・す、すべて!?」
一夏「私も、完璧に一夏さんを演じて見せますわ!!」
一夏「そ、それに・・・知りたいといえば、知りたいですし・・・///」
一夏「これも何かの縁ですわ!
私は、これを機に一夏さんの事を、もっともっと知りたいのですわ!///」
私は、これを機に一夏さんの事を、もっともっと知りたいのですわ!///」
セシリア「セシリア・・・ありがとう!」
セシリア「(なんかすごい可愛いこと言ってるけど、俺の顔&俺の声でキモチワルイ・・・)」
33 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/11(金) 21:32:15.06 ID:bmEzeaxT0
一夏「!!!!!!!!!!!!!!!」
セシリア「!?ど、どうした・・・!?」
一夏「(ま・・・まさかこれは・・・これはひょっとして・・・)」
セシリア「お、おいセシリア・・・?」
一夏「い・・・一・・・夏さん・・・相談したい事が、ありますわ・・・」
セシリア「あ、あぁ・・・なんだ?」
一夏「その・・・御手洗についてなんですけれども・・・」
セシリア「!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
36 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/11(金) 21:34:55.36 ID:bmEzeaxT0
セシリア「ま、まさかお前・・・」
一夏「いや!そんな目で見ないでください!」
セシリア「いや!そんな目もどんな目もお前の目だろ!」
セシリア「そ、それよりも・・・」
一夏「・・・ぐすっ」
セシリア「我慢しろなんて・・・無理だよなぁこればっかりは・・・」
一夏「ぐす・・・いち・・・かさぁん・・・」
セシリア「お、落ち付け!気を確かに持って!」
セシリア「・・・確かに俺だって恥ずかしいことは恥ずかしいけど、
人間なんだししょうがないと思うぞ・・・」
人間なんだししょうがないと思うぞ・・・」
セシリア「それに・・・俺も多分そのうちしたくなるんだろう・・・」
一夏「!!!最低ですわ!!!乙女の身体を!」
セシリア「ごめん!でもわかってくれよ!こればっかりはどうしようもないんだ!!」
一夏「・・・・ぐす・・・そう、ですわね・・・」
37 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/11(金) 21:36:38.06 ID:bmEzeaxT0
一夏「・・・一夏さん。」
セシリア「な、なんだ?」
一夏「もう我慢がなりません。。」
一夏「まだ心の準備もできていないのに・・・ぐすっ」
セシリア「セシリアごめん・・・本当、ごめん」
一夏「まったくですわ・・・なんで男という生き物はこんなに我慢できないものなのですか・・・」
セシリア「よくわかんないけど・・・ごめん。」
一夏「しかたありませんわ・・・
それに、順番が逆でしたらと思うと・・・まだ良かったかもしれませんし・・・」
それに、順番が逆でしたらと思うと・・・まだ良かったかもしれませんし・・・」
セシリア「セシリア・・・」
一夏「一夏さん・・・お願いがひとつありますわ。。」
セシリア「なんだ?」
一夏「私を、御手洗まで連れて行って下さい。」
セシリア「はい!?」
39 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/11(金) 21:39:23.18 ID:bmEzeaxT0
一夏「ほらはやく!!!」
セシリア「ちょ!セ、セシリア!?」
―御手洗―
セシリア「な、なんでこんなことに・・・」
一夏「それはコチラの台詞です!
私だって・・・心の準備もありますから待っていただきたいのですわ!」
私だって・・・心の準備もありますから待っていただきたいのですわ!」
一夏「それでも・・・それでも尿意は待ってくださらないのです!」
セシリア「・・・お前、とんでもない発言したぞ今・・・」
セシリア「で?俺を呼んでどうするんだよ?」
一夏「その・・・男性の方は立ったまま・・・される・・・のでしょ?」
セシリア「はい・・・?」
一夏「お、教えてください!」
セシリア「はいいいいい!!!???」
42 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/11(金) 21:42:07.60 ID:bmEzeaxT0
一夏「もう・・・痛いですわ!一夏さん!!ご自分の身体でしょ!?早くエスコートを!!」
セシリア「で、でもセシリア!それでも今の俺はセシリアの身体で!!」
一夏「時と尿意は一刻を争いますの!!
文句も泣くのも終わってから存分に致します!!お願いします!!」
文句も泣くのも終わってから存分に致します!!お願いします!!」
セシリア「くっ・・・ごめんセシリア!ごめんセシリアの身体!!」
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一夏「ぐす・・・ぐす・・・」
セシリア「・・・・・・。」
43 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/11(金) 21:44:09.51 ID:8T/6tO8U0
別に座ってしてもいいんだよ
44 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/11(金) 21:45:21.35 ID:bmEzeaxT0
セシリア「(無理もないか・・・緊急とはいえ、
セシリアの手が俺の・・・その・・・モノに触れちまったんだし・・・)」
セシリアの手が俺の・・・その・・・モノに触れちまったんだし・・・)」
一夏「(私の手が・・・私の手が・・・一夏さんの・・・うわああぁぁぁ)」
セシリア「(かれこれ1時間・・・
彼氏でもないやつのモノを見るのも、それを自分の身体が触った事も・・・)」
彼氏でもないやつのモノを見るのも、それを自分の身体が触った事も・・・)」
セシリア「(セシリアにとってはトラウマだ・・・)」
一夏「(せめて・・・せめて・・・
触るときは自分の身体には自分がいて、この身体は一夏さんであってほしかったのに・・・)」
触るときは自分の身体には自分がいて、この身体は一夏さんであってほしかったのに・・・)」
一夏「納得がいきませんわ!!!!!!!!!!!!」
セシリア「!?」
一夏「一夏さん!!!!そちらはまだ御手洗の時間ではありませんの!?」
セシリア「いやいや!!あれって急かしていくようなもんじゃないだろ!!どうしたんだよ急に!」
一夏「どうしたもこうしたも!このままでは不公平だと言っているのです!」
一夏「この私にあのような辱めを・・・一夏さん、責任は取っていただきますわよ!!!!」
セシリア「あ、あぁ・・・いやその、ごめん。」
46 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/11(金) 21:47:18.26 ID:bmEzeaxT0
一夏「あぁぁぁもう!!!部屋を移動しますわよ!」
セシリア「へ?部屋?」
一夏「一夏さんの部屋じゃ、他の学生が訪ねてくるかもしれませんでしょ!?」
セシリア「いやいや・・・今学校だしそれは・・・ないと思うぞ?」
一夏「それがあり得るかもしれない人なのです!」
セシリア「は、はぁ・・・そうなのか・・・」
一夏「それに私の部屋でしたら、学校が終わるまでは人が来る事もありません!」
一夏「さ、行きますわよ!」
セシリア「へーへー・・・」
コンコンコン
シャル「一夏ー?大丈夫ー?」
一夏「!!!!!!!!!!!!!!!」
セシリア「シャ、シャル!?」
48 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/11(金) 21:49:28.05 ID:bmEzeaxT0
シャル「ん?セシリア・・・?とりあえず入っていい?」
セシリア「ま、待って!!」
シャル「・・・セシリア?」
セシリア「(セシリア・・・!どうする!)」
一夏「(仕方ありませんわ・・・アドリブで何とかいたしましょう!)」
一夏「(リハはなし!私は一夏として、一夏さんはセシリアとしての振る舞いを!)」
セシリア「(わ、わかった!いっちょやるか!)」
一夏「(では・・・参りますわよ・・・)」
セシリア「(あぁ・・・。)」
セシリア・一夏「(勝負っ!!!!!!!!)」
49 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/11(金) 21:50:55.27 ID:bmEzeaxT0
ガチャ
シャル「入るよーあれ?セシリアホントにいたんだ?」
セシリア「おっーーーほっほっほ!!まぁ、いるものはしょうがないですわねぇ!!」
一夏「(くっ・・・一夏さん開幕から何言ってますの!?
そんな笑い方したことありませんわ!!!!!!!)」
そんな笑い方したことありませんわ!!!!!!!)」
シャル「何その嫌みったらしい言い方・・・まぁいいけど。」
セシリア「そ、それで?シャルロットさんはどうしてここに?今は学校のはずですが・・・」
シャル「はぁ・・・あのさー・・・それ君が言えるセリフ?」
セシリア「あら!私は理由あって本日は欠席していましてよ?
なんならちふ・・・織斑先生にでも確認してくればいいじゃない?」
なんならちふ・・・織斑先生にでも確認してくればいいじゃない?」
シャル「はぁ・・・僕セシリアに何か悪い事したかなぁ?さっきから挑発してる?」
セシリア「(な、なぜだああああああああああ)」
一夏「(一夏さん・・・どうしてくれますの・・・あ、SOSの顔ですわ・・・)」
一夏「(仕方ありませんわねぇ・・・ここはイギリス貴族の振る舞いをお見せするしか!)」
一夏「ま、まぁまぁ二人とも落ち着いて。友達なんですから!ちゃんと仲良くしていきましょう!ね?」
シャル「・・・え;;いち・・・か?;;」
セシリア「(そんな笑顔で丁寧な口調の俺がいるかあああああああ!!!!)」
52 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/11(金) 21:53:05.08 ID:bmEzeaxT0
シャル「二人とも、なんか変だよ?学校にも来てないし・・・」
一夏「そ、そうかぁ?何も変わってないよな?」
セシリア「そ、そうですわね!」
シャル「いや・・・織斑先生の生徒でありながら
ズル休みして一夏の部屋に二人でいるなんて変わりすぎなんだけど。」
ズル休みして一夏の部屋に二人でいるなんて変わりすぎなんだけど。」
シャル「で?どうして学校にこなかったの?」
シャル「見たところ二人とも、体調不良ってわけじゃなさそうだね。」
一夏「ち、千冬姉は、何も言ってなかったのか?」
セシリア「そうそう!確か欠席した事で、後で放課後みっちりお説教するみたいですわ!」
シャル「さぁ?僕も聞いてみたけど、先生何にも教えてくれなくて・・・
気になって授業抜けてきちゃったよ!」
気になって授業抜けてきちゃったよ!」
セシリア「そ・・・そうか・・・」
シャル「それで・・・」
一夏・セシリア「?」
シャル「二人はどうしてこんなところにいるのかな?しかもぎこちない。もしかして・・・」
シャル「いけないことでもしていたのかな?」
55 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/11(金) 21:55:43.81 ID:bmEzeaxT0
一夏「!!!」
セシリア「!!!」
シャル「・・・!!!そ、その反応・・・まんざらはずしてもないみたいだ・・・ね。」
一夏「(いけないこと・・・)」
セシリア「(・・・・たしかにいけないことにはなると思うが。)」
セシリア「(どうすれば・・・!!どうしればこのピンチを切り抜けられるんだ・・・!)」
セシリア「(頼むセシリア!何か上手い言い訳を言ってくれぇぇ!!)」
一夏「(・・・仕方ありませんわね。。
ひそかにシミュレートしていたあの言い訳でも使いましょう。)」
ひそかにシミュレートしていたあの言い訳でも使いましょう。)」
一夏「(こ、これは!!あくまでこの危機を脱するための言い訳ですからね!)」
一夏「シャル!!!!」
シャル「ん?何?」
一夏「・・・バレちゃぁしょうがねぇな・・・」
シャル「!?」
56 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/11(金) 21:56:40.19 ID:bmEzeaxT0
セシリア「へ?」
(一夏、セシリアの肩引き寄せ)ガシッ
セシリア「え!!!??」
シャル「なっ!?」
一夏「すまないなシャル。
本当は学校に行きたかったんだけどさ、俺のセシリアへの気持ちに抑えが効かなくてさ。」
本当は学校に行きたかったんだけどさ、俺のセシリアへの気持ちに抑えが効かなくてさ。」
一夏「無理を言ってサボってもらって、部屋に呼んだんだ。」
シャル「え・・・」
一夏「体調不良でもないし、まして事情があるわけじゃない。
セシリアと俺は、愛し合うために学校を欠席したんだ。」
セシリアと俺は、愛し合うために学校を欠席したんだ。」
シャル「い・・・いち・・・か!?」
セシリア「ちょ!!!セs・・・んぅっ!?」
一夏「・・・。(うっかりですわよ・・・今セシリアって言おうとしたでしょ・・・)」
シャル「ああぁぁ・・・・!!!」
57 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/11(金) 21:58:16.12 ID:7+GE7aRZ0
セシたん調子乗ってるなww
58 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/11(金) 21:58:26.39 ID:bmEzeaxT0
セシリア「(キ、キス!?キスされてる!?
俺に!?俺が俺に!?あ、でも俺はセシリアでこいつはセシリアで!?)」
俺に!?俺が俺に!?あ、でも俺はセシリアでこいつはセシリアで!?)」
セシリア「(頭がまわらねえええええとりあえず俺が俺にキスされて気持ち悪いぃぃ!!!!)」
セシリア「ぷはっ!!」
一夏「・・・ごちそうさまでした。美味しかったよセシリア。」
シャル「そ、そんな・・・一夏ぁ・・・」
一夏「・・・。」チラッ
セシリア「!!!!!!」
一夏「(やっぱりポカンしてますわね・・・仕方ありません・・・でも)」
一夏「(女であるが故に、女がどうすればどうなるか・・・熟知していましてよ・・・)」
一夏「と、いうわけなんだ・・・シャルすまない。
皆には内緒にして、ここで起きた事は忘れてくれないか。」
皆には内緒にして、ここで起きた事は忘れてくれないか。」
一夏「(まぁ・・・忘れろっていう方が無理ではありますけどね。。ごめんなさい。)」
シャル「ぐすっ・・・一夏・・・セシリアと付き合って・・・るの?」
一夏「えぇ、もちろん・・・」
セシリア「(い、いやセシリア!?もしかしてそれでシャルを切りぬけるのか!!!!????)」
60 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/11(金) 21:59:33.69 ID:bmEzeaxT0
シャル「セシリア・・・そうなの・・・?」
セシリア「え?あ・・・えっと・・・」
シャル「そうなの!?いつのまに!?」
一夏「(くっ・・・一夏さんお願い!!合わせてください!!)」
セシリア「(・・・あぁぁぁ・・・もうなるようになれっ!!)」
スッ
一夏「え?」
シャル「!!!!」
セシリア「一夏さん、好きですわ・・・」
一夏「え、いtんぅ・・・」
シャル「!!!!!!!!!!!!!!!」
セシリア「(俺が俺にキス・・・我ながら気持ち悪いな・・・)」
一夏「ぷはっ・・・」
セシリア「シャ、シャルロットさん・・・おわかり、いただけまして?」
シャル「・・・・。」
62 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/11(金) 22:00:19.39 ID:bmEzeaxT0
シャル「・・・・・ごめん。学校・・・戻るね・・・」
セシリア「あ、シャル・・・」
シャル「おじゃま・・・しました。お幸せに、ね。」
バタンッ
一夏「・・・・・。」
セシリア「・・・・・・。」
一夏「・・・いってしまいましたわね。」
セシリア「そう・・・だな・・・」
64 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/11(金) 22:02:17.22 ID:UMwbwH350
ニヤニヤが止まらない
66 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/11(金) 22:03:16.53 ID:bmEzeaxT0
セシリア「セシリア・・・」
一夏「なんであんなことしたんだ、ですか?」
セシリア「・・・・・・。」
一夏「でしたら、あの場でどうすればよかったのか、おしえてください。」
セシリア「そ、それは・・・」
一夏「身体は違えど、私はファーストキスを一夏さんに捧げました。」
一夏「それだけならまだしも、
中身が入れ替わっていますのよ・・・自分自身とキスした感覚ですわ・・・」
中身が入れ替わっていますのよ・・・自分自身とキスした感覚ですわ・・・」
一夏「それでも・・・それでも・・・あの場を切り抜けるためには致し方なかったのです。。」
セシリア「セシリア・・・」
一夏「申し訳ありません一夏さん・・・でも、私はっ・・・!私はっ・・・!」
セシリア「セシリアもういい!それ以上いうな!!」
ガバッ
一夏「!?」
71 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/11(金) 22:05:06.46 ID:bmEzeaxT0
セシリア「ごめんな・・・俺が不甲斐ないばかりに・・・セシリアに嫌な思いをさせちまった。。」
セシリア「この責任は俺にある・・・」
一夏「そんな・・・少なくとも私はファーストキスの相手は・・・」
セシリア「セシリア・・・」
一夏「ファーストキスの相手は、間違ってはいませんわっ!!!」
セシリア「!!??」
一夏「一夏さん・・・好きです。ずっと前から、身体が入れ替わる前から、ずっと・・・」
セシリア「セシリア・・・ありがとう・・・!」
セシリア「俺も・・・セシリアの身体になってみて、お前を知って、思った。」
セシリア「セシリアはもう・・・ただの友達じゃない!俺の好きな人だ!!」
一夏「一夏さん・・・!」
セシリア「ごめんなセシリア、
もう・・・もうつらい思いは・・・させないとは言い切れないけど・・・」
もう・・・もうつらい思いは・・・させないとは言い切れないけど・・・」
セシリア「それでも!!これからはちゃんと背負う!一緒に頑張ろう!!セシリア!!」
一夏「いち・・・か・・・さん・・・!」
一夏「はいっ!!!」
73 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/11(金) 22:06:14.56 ID:bmEzeaxT0
―教室―
シャル「・・・・・・。」ボーッ
箒「・・・あいつは何をぼーっとしているのだ?」
鈴「さぁ・・・珍しいわね。。」
ラウラ「悟りでも開いたのだろう。今は邪魔しないほうがよさそうだ。」
ガラッ
セシリア「みなさ~ん!おはようございますですわー!」
一夏「皆おはよう!いやぁ遅刻しちまったぜ!また千冬姉にどやされちまうなぁ!」
シャル「なっ!?」
箒・鈴・ラウラ「!?」
76 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/11(金) 22:07:28.21 ID:bmEzeaxT0
ざわざわ・・・
ざわざわ・・・
シャル「一夏っ!?セシリアっ!?」
鈴「む・・・」
ラウラ「同伴登校だと・・・」
箒「そんなっ!!!!」
一夏「(あの時・・・あの部屋で・・・)」
セシリア「(俺とセシリアは誓ったんだ!絶対に二人で、元の身体に戻ってみせると!)」
一夏「(私達は、もはや運命共同体!恥じらいも何も、お互いにとっぱらいましてよ!)」
セシリア「(さぁ、セシリア・・・これから頑張ろう!)」
一夏「(一夏さん・・・もちろんですわ!)」
こうして、身体が入れ替わった織斑一夏、セシリア・オルコットの戦いは幕を開けた。
はたして二人は元の身体に戻れるのか?
それはまだ、誰も知らない。
はたして二人は元の身体に戻れるのか?
それはまだ、誰も知らない。
82 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/11(金) 22:09:31.29 ID:bmEzeaxT0
シャル「(セシリア・・・一夏・・・)」
一夏「(げ・・・シャルロットさん・・・すごいにらんでますわ・・・)」
セシリア「(セシリア・・・いや、俺の顔が強張った・・・シャルか・・・)」
シャル「お、おはよう・・・一夏、セシリア・・・」
箒「貴様ら!完全に遅刻ではないか!もう昼だぞ!」
一夏「いやぁ悪い悪い。どうしても、セシリアが離してくれなくって。」
箒「・・・は?」
セシリア「もう一夏さんったら///そう言いつつも残って下さったのはどこの誰ですか?」
一夏「俺だな!」
セシリア「そうですわよーもう!」
一夏「はっはっはっはっはっは!」
シャル「(なんだろう・・・この二人超ウザイ・・・)」
ラウラ「(何か盛られたのか・・・?)」
84 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/11(金) 22:11:59.07 ID:bmEzeaxT0
― 昼休み 食堂 ―
箒「一夏!セシリアと遅刻で、さっきの会話!どういうことだ!」
鈴「そうよ!どういうこと!?」
一夏「な、なんだなんだ?何か変か?俺達?」
鈴「変も何もないわよ!まるで恋人同士みたいじゃない!?」
セシリア「こ、こいびとだなんて・・・そんな・・・///」
一夏「いやぁ・・・まぁあながち間違いでもないというかなんというか///」
ラウラ「!?」
シャル「・・・。」
箒「なっ!?」
85 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/11(金) 22:12:41.21 ID:bmEzeaxT0
一夏「しょうがねぇ・・・今だから明かすけどさ、な?セシリア。」
セシリア「えぇ・・・実は私たち、恋人として正式にお付き合いする事になりましたの///」
ラウラ「なんだと!?」
シャル「・・・。」
鈴「なっ!?」
箒「なに!?」
一夏「いやぁ、色々あると思うけど、よろしくなっ!」
セシリア「宜しくお願い致しますわ!」
箒「な!?なななな・・・」
ラウラ「あぁ、こちらこそ。」
鈴「ってちょっとあんた!!こちらこそじゃないわよ!意味わかってるの!?」
ラウラ「お前こそ何を慌てている?
恋人だろうとなんだろうと、一夏が私の嫁であることに変わりあるまい。」
恋人だろうとなんだろうと、一夏が私の嫁であることに変わりあるまい。」
鈴「・・・あ、そう・・・」
ラウラ「それよりも・・・気になることがひとつ。」
箒「?」
87 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/11(金) 22:14:06.84 ID:bmEzeaxT0
ラウラ「シャルロットだけが、さっきから微動だにしていない。」
シャル「!!」
箒「・・・!そういえば・・・」
鈴「確かに・・・アクションは起こしてないわね。口数も・・・」
シャル「そ、そうかな?僕結構驚いてるよ!!」
シャル「あまりにも衝撃的すぎて言葉にできなかったんだよ。」
セシリア「(シャル・・・お前だけは先に知っているんだったな。)」
一夏「(申し訳ありません。。元に戻りましたら、すべてをお話しいたしますわ・・・)」
ラウラ「ふむ・・・まぁいいだろう。」
ラウラ「私は先に部屋に戻る。」
一夏「ん?何か急ぎか?」
ラウラ「まぁな。シャルロット。こい。」
シャル「え?あ、うん・・・」
セシリア「あら、いってらっしゃいー」
89 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/11(金) 22:15:19.10 ID:bmEzeaxT0
鈴「箒・・・」
箒「うむ。」
箒「一夏、セシリア、私達も先に行くからな。」
一夏「え?みんなでお昼ごはん食べないのか?」
鈴「別にいいわよ。私達は用事があるの。恋人同士、仲良くお昼食べてなさいよ!!馬鹿!!」
セシリア「鈴さん・・・」
一夏「・・・。」
セシリア「・・・。」
一夏「なにか・・・間違えましたでしょうか・・・?」
セシリア「まったくわからん。」
91 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/11(金) 22:18:05.86 ID:bmEzeaxT0
―ラウラ・シャルロット部屋―
ラウラ「シャルロット、吐け。」ガシッ
シャル「・・・乱暴しないでよ。吐けって言われてもね。喉に指でも突っ込もうっていうの・・・?」
ラウラ「とぼけても無駄だ。
さっきの食堂でのやり取り。お前は一夏とセシリアについて何か知ってるだろう?」
さっきの食堂でのやり取り。お前は一夏とセシリアについて何か知ってるだろう?」
シャル「さぁ・・・何にも知らないよ。恋人同士って事実で僕はびっくりなんだけど・・・?」
ラウラ「・・・私がさっきお前に話を振ったとき、
お前は言葉を発すると同時に、不自然に私を見たな。」
お前は言葉を発すると同時に、不自然に私を見たな。」
シャル「!!!」
ラウラ「女は嘘をつくとき、不自然なほどしっかり相手の目をを見るものだ。あと真面目な顔つき。」
ラウラ「浮気を疑われて男に違うと言っている女を想像してみろ。
しっかりと男を見てはいないか?いつも以上にな。」
しっかりと男を見てはいないか?いつも以上にな。」
シャル「・・・。」
ラウラ「あたかも真実を述べているように振舞うそれは、私には異常に見える。」
ラウラ「箒や鈴は免れても、私の目までごまかせると思うなよ。」
シャル「・・・・・・人は嘘をつくとき目が泳ぐものじゃなかったの?」
ラウラ「あれはどのような嘘をつくか考えるから泳ぐのだ。
だが、あの状況がある程度予想できているとしたら?」
だが、あの状況がある程度予想できているとしたら?」
シャル「ふぅん・・・」
93 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/11(金) 22:21:08.22 ID:bmEzeaxT0
シャル「さすがラウラだね。バレちゃったか。」
シャル「・・・まったく、黙っていたかったのになぁ・・・」
ラウラ「なぜ黙っていた?」
シャル「そんなの・・・決まってるじゃない。」
シャル「信じられないんだよ。あの二人が。」
シャル「恋人になるにしても、素振りも何もかも、展開が急すぎると思わない?」
シャル「二人が幼いころからそういう仲ならわかるけど。」
シャル「だから、あの時驚かなかったのはこう思ったんだ。」
シャル「『ふぅん、付き合っている事をみんなに公言するんだね。
ものすごい不自然だけど』ってね。」
ものすごい不自然だけど』ってね。」
ラウラ「それには同意見だな。真意は見えないが、あの二人には何か秘密がある。」
シャル「うん。」
ラウラ「調べるか?」
シャル「そうだね。でも、しばらくは様子見かな?」
シャル「もしかしたら、勝手にボロが出るかもしれない・・・」
94 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/11(金) 22:23:22.80 ID:bmEzeaxT0
― 鈴の部屋 ―
鈴「一夏・・・まさかセシリアとくっつくなんて・・・」
箒「私だって・・・信じたくはない・・・でも、公言したんだ!一夏が!セシリアが!」
鈴「ぐす・・・」
箒「くっ・・・素直に祝福できない自分が嫌になる・・・」
鈴「それは私だって一緒よ・・・」
箒「これから、どうやって接せればいいのだ・・・」
鈴「だめよ箒。普段通りしないと、あの二人の事だし気にするわ。」
鈴「セシリアは、自分の力で一夏を手に入れたのよ・・・」
鈴「それなら、同じライバルとして勝ちを祝福するのが筋よ・・・」
箒「鈴・・・そう、だな・・・努力しよう・・・」
96 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/11(金) 22:24:34.15 ID:bmEzeaxT0
― 放課後 ―
セシリア「はぁっ!」
一夏「ダメですわ!ビットがあっちこっちに行ってます!」
セシリア「しょうがねぇだろ!一つ一つ動かすのは結構しんどいんだぞ・・・」
一夏「そんなこと言ってますとたたっきりますわよ!!」
スカッ
一夏「あ、あら?」
セシリア「いや、脇が閉まってないからふにゃふにゃだぞ・・・」
一夏「し、仕方ありませんでしょ!?
インターセプターとは同じ近接でも全然長さも大きさも違いますし!」
インターセプターとは同じ近接でも全然長さも大きさも違いますし!」
セシリア「はぁ・・・これじゃぁ、IS実習は二人そろって休むしかないな・・・」
一夏「むしろこんなにぐだぐだしてたら、それだけで体調不良で休まされそうですわね・・・」
千冬「遅い・・・あの馬鹿共何をやっている!!!!放課後は説教だといっただろう!!!」
97 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/11(金) 22:25:22.23 ID:bmEzeaxT0
― 一夏の部屋 ―
セシリア「はぁ・・・やっと落ち着いた・・・」
一夏「今日が金曜日でよかったですわね。」
セシリア「まったくだ・・・決意したのはいいけど、やっぱりあいつら相手じゃ骨が折れる。」
一夏「シャルロットさんが一番厄介ですわ・・・彼女には一足先に異変に気付かれています。」
一夏「お昼休みのときだって、一人だけ表情が違いましたし。」
セシリア「そうなのか?よく見てるな。」
一夏「彼女はうまくごまかしたつもりでしょうけどね・・・」
セシリア「全然気付かなかった。」
一夏「あら、これでも女の嘘を見抜くのは自信ありましてよ?」
セシリア「へぇ~、セシリアって結構鋭いんだな。」
一夏「・・・常に疑ってるだけですわ。」
99 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/11(金) 22:27:32.10 ID:bmEzeaxT0
セシリア「んぁ~さて、時間的にそろそろシャワーか。」
一夏「!!!!シャ、シャワーですか・・・」
セシリア「え?あぁ・・・そうだったなどうしよう・・・」
一夏「シャワーに関しては相談してませんでしたわね・・・」
セシリア「セシリアは・・・どうしたい?」
一夏「わ、わたくしですか!?」
セシリア「あ、じゃあ俺の意見から先に言おうか・・・」
一夏「!!!・・・お願いしますわ!」
セシリア「えっと・・・とりあえず俺は、不可抗力になるとはいえ、
セシリアの身体を見てしまう事になる。それはごめん・・・」
セシリアの身体を見てしまう事になる。それはごめん・・・」
一夏「それはお互い様ですわ・・・それに、何のための運命共同体なのか・・・」
セシリア「ありがとう・・・それで、この身体は俺が洗っていいのかどうかなんだが・・・」
一夏「と、おっしゃいますと?」
セシリア「いや・・・セシリアに、男の身体を洗わせるのも酷かな・・・って気もしてな。」
一夏「一夏さん・・・」
100 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/11(金) 22:28:18.66 ID:bmEzeaxT0
一夏「一夏さん、私はそこまで考えてくれる一夏さんが大好きですわ。」
セシリア「セシリア・・・」
一夏「だから大丈夫。好きな人の身体ですもの。酷だなんて思いませんわ。」
セシリア「セシリア・・・ありがとう!」
一夏「いえいえ、そ・の・か・わ・り!」
セシリア「?」
一夏「どこをどう洗うのかはご存じでしょ?教えてくださいな。」
セシリア「えええ!?」
一夏「だってそうでしょ?力加減も、その・・・男のソレもどう洗えばいいのか・・・」
一夏「逆に一夏さんだって、私の身体を乱暴に洗わないか心配ですわ・・・
赤くアザでもできたら・・・」
赤くアザでもできたら・・・」
セシリア「そ、そうだな・・・俺も、セシリアに教えてもらうべきだな。」
一夏「そうですわよ!」
セシリア「じゃ、じゃあ・・・ご教示お願いします。セシリア先生・・・///」
一夏「こ、こちらこそ・・・お願いします一夏先生・・・///」