自分用SSまとめ内検索 / 「お気に入りSS」で検索した結果
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お気に入りSS とある魔術の禁書目録 ボーイ・ミーツ・トンデモ発射場ガール IS<インフィニット・ストラトス> 鈴「あっづー……」セシリア「な、何ですのコレは……」 クロスオーバーSS 朋也「軽音部? うんたん?」 岸辺露伴は動かない-雛見沢- -
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ボーイ・ミーツ・トンデモ発射場ガール interlude07: 最強の電子使い(エレクトロン・マスター)
ボーイ・ミーツ・トンデモ発射場ガール interlude07 最強の電子使い(エレクトロン・マスター) 前へ 戻る 次へ [19764] interlude07 最強の電子使い(エレクトロン・マスター) Name nubewo◆7cd982ae ID f1514200 Date 2011/04/06 22 07 物陰から、美琴は様子を窺う。 当麻自身が言ったとおり、この場面での実力で言えば間違いなく美琴が最強なのだ。 身を潜めるべきは自分じゃなくて当麻だろう。 だというのに。仲の良い知り合いのふりして助けてくる、無理なら布束をこちらに誘導するから適当に逃げてあとはうまくやってくれ、と言うのだった。 「大人しくしてくれりゃー手荒なことはしねぇからよ。ウチのリーダーは女子供に手出すの禁止してるからな」 「砥信! 悪い、遅れた」 「お、にーち... -
岸辺露伴は動かない-雛見沢- その⑦
岸辺露伴は動かない-雛見沢- その⑦ 前へ 戻る 次へ 357 名前: ◆rp2eoCmTnc [] 投稿日:2007/12/31(月) 18 23 15.21 ID dikdU/660 1983年(昭和58年) 6月13日(月) 沙都子「露伴さーん、もう朝ですわよー?起きてくださいまし。 梨花も、起きるんですわよぉー。」 露伴が目を覚ますと、朝食のいい匂いが部屋いっぱいに広がっていた。 狭い家ならでは雰囲気である。 露伴が鉄平を追い払った翌日。沙都子の日常はしっかりと取り戻されていた。 358 名前: ◆rp2eoCmTnc [] 投稿日:2007/12/31(月) 18 24 15.04 ID dikdU/660 露伴「んー、流石にまだ眠いぜ・・・、今日は寝かしてくれよ。」 沙都子「だ... -
ボーイ・ミーツ・トンデモ発射場ガール prologue 03: レベル4の先達に師事する決心
ボーイ・ミーツ・トンデモ発射場ガール prologue 03 レベル4の先達に師事する決心 前へ 戻る 次へ [19764] prologue 03 レベル4の先達に師事する決心 Name nubewo◆7cd982ae ID a8d5efc6 Date 2010/09/10 21 27 「婚后さん! あたしに空力使い(エアロハンド)の極意、教えてくださいっ!」 どんな心境の変化だったろう。 彼女では足元にも及ばぬような高位の能力者。 それも低レベルの自分をいかにも見下していそうな高飛車なお嬢様。 自分らしくない嫌な気持ちが湧いて出るからと、彼女は婚后光子とは距離をとっていたのに。 当麻と待ち合わせをした、学舎の園と普通の区域の境目にて。 時計は無粋だから持ち歩いていない。 携帯電話にはもちろん時刻が表示されているだろうが、それに... -
ボーイ・ミーツ・トンデモ発射場ガール ep.2_PSI-Crystal 02: 友を呼ぶ声
ボーイ・ミーツ・トンデモ発射場ガール ep.2_PSI-Crystal 02 友を呼ぶ声 前へ 戻る 次へ [19764] ep.2_PSI-Crystal 02 友を呼ぶ声 Name nubewo◆7cd982ae ID f1514200 前を表示する / 次を表示する Date 2011/04/16 23 32 「私達はあっちで待ち合わせなんで」 「上条さん、失礼します」 「おう」 「佐天さん、今日はありがとうね」 「ほら、エリスが挨拶してんだしお前もちゃんとしろよ」 「……え? あ、ありがとね、るいこ」 夕焼けの川沿いを春上、初春、佐天と当麻、インデックス、エリスの六人で歩いてきた。 全員が中学生くらいの女の子達なのでちょっと居場所のない当麻だったが、いつもの保護者気分でいると最後のほうはなんかもう慣れてきたしどうでもいいやと... -
ボーイ・ミーツ・トンデモ発射場ガール interlude03: 乙女の昼餐(そう淑やかでもない)
ボーイ・ミーツ・トンデモ発射場ガール interlude03 乙女の昼餐(そう淑やかでもない) 前へ 戻る 次へ [19764] interlude03 乙女の昼餐(そう淑やかでもない) Name nubewo◆7cd982ae ID f1514200 Date 2011/03/17 01 43 休憩室を覗いて、湾内と泡浮の二人を探す。 食事に行ったか、あるいは出かけたか、二人はいなかった。 夏休み中で、昼に学外へと昼食を摂りに行くのもアリだから、そうしたのかもしれない。 待っても仕方ないし、二人は流体制御工学教室の学舎を出た。 「あつー……」 「分かってはいますけれど、外はたまりませんわね」 光子は扇子を取り出してパタパタと仰いでいる。 渦を作って、佐天も首筋に風を作り出した。 風も生ぬるいので、あまり意味はないのだが。 ... -
ボーイ・ミーツ・トンデモ発射場ガール interlude08: 電話をする人しない人
ボーイ・ミーツ・トンデモ発射場ガール interlude08 電話をする人しない人 前へ 戻る 次へ [19764] interlude08 電話をする人しない人 Name nubewo◆7cd982ae ID f1514200 Date 2011/04/01 01 22 「これとこれは、もう要りませんわね。勿体無いですけれど、仕方ありません」 確認するように光子は自室でそう呟く。 もうじき黄泉川家へと引っ越すので、その荷造りの前段階、要らないものを捨てる作業に入っているのだった。 光子に割り当てられたスペースは今いる寮の自室の半分くらいだ。それなりに私物は捨てるなり、実家に送るなりしなければならない。 「せっかく揃えましたのに……。飾るスペースがないのでは仕方ありませんけれど」 大きな棚を埋め尽くすように静かに座った西洋人形... -
鈴「あっづー……」セシリア「な、何ですのコレは……」⑧
鈴「あっづー……」セシリア「な、何ですのコレは……」⑧ 前へ 戻る 次へ 450 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage saga]:2011/07/05(火) 00 37 58.75 ID ghJ8Yr7J0 飛行機の旅というのは、存外退屈なものだ。 ロンドンまで時計の上では約4時間、日本とイギリスの時差は約9時間。時刻を遡りながらのフライトになるのだろうか。 初めて乗るファーストクラスの座席は存外快適だけれど、今は動けない。窓の外の景色をのんびり眺めることにしよう。そうでなければ…… 「……ううん……むにゃ……うふふ、一夏さん…………」 肩に頭を預けて眠るセシリアに変な気を起こしたら、そこのエアロックから放り出されてもおかしくない。 なんだかバラの香りが心地よい。困ったことに。 最近鈴も近付くと... -
吹寄「上条。その……吸って、くれない?」⑤
吹寄「上条。その……吸って、くれない?」⑤ 前へ 戻る 次へ 590 :nubewo ◆sQkYhVdKvM [saga]:2011/10/13(木) 22 17 56.05 ID HwrfW5Sjo 「お、お邪魔します……」 「うん……」 時間は、夜。ちょっと長居すればすぐに日付をまたぐような時間帯だった。 だいたいの学生が部屋に収まり食事なり風呂なりしている頃に、 上条はそっと女子寮に忍び込んでいた。場所はもちろん、吹寄の部屋。 早々に空いたドアから体を滑り込ませ、人目を避ける。 「その、こんな時間の呼び出しでごめんなさい」 「それはまあ、いいんだけど」 なんとなく落ち着かない。 そりゃそうだ。恋愛関係にある男女が、こんな夜に、ベッドのある一室で二人っきりなのだ。 しかも訪いの目的が、彼女の胸を吸うためだと... -
鈴「あっづー……」セシリア「な、何ですのコレは……」⑩
鈴「あっづー……」セシリア「な、何ですのコレは……」⑩ 前へ 戻る 次へ 573 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage saga]:2011/07/16(土) 00 19 52.27 ID 9UgcdOyJ0 最後の書類にさらさらと署名を書き込むと、ペンを机のホルダーに戻して深く息を吐き、黒革の椅子に深く背を預ける。終わった。財閥というものは巨大な回遊魚のようなもの。動きを止めたら、衰弱し、やがて死んでしまう。動きを止めないために普段学園に持ち込んでいる端末からできる仕事はしているし、国からの支援や、各傘下企業の従業員たちにほぼ任せ切りでも回らないわけではない、しかし、大きな舵を取るその決定と言うものは、自分がとらなければならない。そこには大きな責任があり、きっともっと有能な者もいるだろうけれど、責任を負うことができるのはセシリ... -
朋也「軽音部? うんたん?」 夏
朋也「軽音部? うんたん?」 前へ 戻る 次へ 72:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/26(日) 09 11 23.23:+UZ/pLeq0 それからも、俺たちは相変わらずな日々を過ごしていた。 昼には飯を食べながら他愛のない話に花を咲かせ、放課後になれば部室で馬鹿をやった。 そんなことをしていて、なにか実りがあるのかと訊かれれば、答えはノーだが… それでも、確かに俺たちはその日、その時間を最大限楽しんでいた気がする。 ――――――――――――――――――――― そして、一ヶ月、二ヶ月と過ぎ、夏が来た。 受験生にとっては、どうあっても乗り越えなくてはいけない山場である。 志望校を絞り、学部学科も決め、その目標に向けてひたすら邁進していかなければならない。 クラスの連中も、目の色を変えて勉強に... -
ボーイ・ミーツ・トンデモ発射場ガール interlude02: 渦流転移 -Vortex Transition-
ボーイ・ミーツ・トンデモ発射場ガール interlude02 渦流転移 -Vortex Transition- 前へ 戻る 次へ [19764] interlude02 渦流転移 -Vortex Transition- Name nubewo◆7cd982ae ID f1514200 Date 2011/05/20 00 32 びっくりするほど、昨日は暇だった。寮の個室で本を読む以外にすることがないのだ。 どうも噂では学び舎の園の外にあるほうの学生寮は鬼寮監がいるらしく、光子のようなケースは厳しい罰が与えられるらしい。 こちらの寮監はそれほど苛烈ではない。 男子禁制の空間の中だから緩いのかもしれなかった。 とはいえ、一週間近く外泊をした上、最後の数日は警備員、黄泉川からの連絡で延長したものだった。 夏休みといえど、そして事情があった... -
SSとは関係ないページ
SSとは関係ないページ ポケモン乱数メモ HGSS myブラック 6Vテンプレ 6V一般 6V夢 6V石無し 6V夢石無し 6U一般 めざパ理想個体 作りたいポケモン jojorowa3rd op -
ボーイ・ミーツ・トンデモ発射場ガール Intersection of the three stories: 繋がる人と人
ボーイ・ミーツ・トンデモ発射場ガール Intersection of the three stories 繋がる人と人 前へ 戻る 次へ [19764] Intersection of the three stories 繋がる人と人 Name nubewo◆7cd982ae ID f1514200 Date 2011/06/22 02 07 コンコンというノックの音で、まどろんでいた春上の意識は覚醒した。 「おはよう、春上さん。朝早くにごめんなさいね」 「あ……おはようございます、なの」 病院が本格的に活動する前からパリッと紺のスーツを着こなしたテレスティーナが、にこりと春上に微笑みかけた。 それに少し恥ずかしくなりながらお辞儀を返す。 一応、もう起きていないといけない時間だった。 「体の調子はどう?」 「大丈夫なの。普... -
ボーイ・ミーツ・トンデモ発射場ガール prologue 01: 馴れ初め
ボーイ・ミーツ・トンデモ発射場ガール prologue 01 馴れ初め 戻る 次へ [19764] prologue 01 馴れ初め Name nubewo◆7cd982ae ID f1514200 Date 2011/02/06 19 26 雨の日が増えて梅雨空に憂鬱になる、6月も半ばを過ぎた時期。 当麻は第七学区の大通りと狭い路地を折り合わせながら必死になって駆け抜けていた。 「ハァハァ、ちくしょう、あいつら絶対昨日のこと根に持ってるな」 そう、昨日も追いかけてくる連中には会っていた。 おてんばそうな中学生くらいの女の子が囲まれているのを見て、つい、不良たちのその子に間に割って入ってしまったのだ。 おそらく彼ら、当麻を追う不良たちはそのことを根に持っているのだろう。 いつも通りに下校する当麻を発見するや否や全速力で走って... -
朋也「軽音部? うんたん?」 4/27 火
朋也「軽音部? うんたん?」 前へ 戻る 次へ 139:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/25(土) 23 35 34.39:1qYNd8dxO 4/27 火 憂「あ、お姉ちゃん、寝癖ついてるよ」 唯「え、どこ?」 憂「襟足近くがハネちゃってるぅ…ちょっと待ってね」 立ち止まり、鞄からクシを取り出した。 撫でつける様に、やさしく平沢の髪をといていく。 憂「これでよし」 唯「ありがとぉ、憂」 憂「うん」 憂「………」 俺をじっと見てくる憂ちゃん。 朋也「ん? なんだ?」 憂「岡崎さんは、髪さらさらですね」 朋也「そうかな」 憂「はい。なにかお手入れとかしてるんですか?」 朋也「いや、したことないよ... -
岸辺露伴は動かない-雛見沢- その⑫
岸辺露伴は動かない-雛見沢- その⑫ 前へ 戻る 次へ 844 名前: ◆rp2eoCmTnc [] 投稿日:2008/01/14(月) 15 22 42.65 ID px5ziGJ/0 圭一達が玄関で話していると、茜が奥から出てくる。 葛西と数人の男もついてきていた。 茜「鍵は持ってきたよ。私達もついていかせてもらう。 頭首様になにかされたらたまったもんじゃないからねぇ。」 魅音「それじゃあ、みんな行こう。」 魅音の呼びかけに全員で頷き、地下祭具殿へと向かった。 845 名前: ◆rp2eoCmTnc [] 投稿日:2008/01/14(月) 15 24 02.57 ID px5ziGJ/0 地下祭具殿は園崎本家敷地内の奥まった部分にあった。 そこに至るまでにはけもの道のような細い道を抜けなくてはならない。 本当に山の中... -
朋也「軽音部? うんたん?」 5/2 日
朋也「軽音部? うんたん?」 前へ 戻る 次へ 313:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/26(日) 02 12 15.45:+UZ/pLeq0 5/2 日 ゴールンウィーク。その初日。 いや…世間ではもう、昨日から入っているところの方が多いのか…。 なら、正確には二日目なのかもしれない。 なんにせよ、その連休効果で町の中は人で溢れかえり、異様な活気に包まれていた。 まだ朝食を食べていてもおかしくはない時間だというのにだ。 朋也(交通量も多いな…) やっぱり、この連休に遠出する世帯が多いんだろう。 道路がかなり混みあっていた。 そして、どの車の窓からも、楽しそうに会話する家族の姿が垣間見ることができた。 ………。 朋也(なんか食うか…) 俺はとりあえずのところ... -
鈴「あっづー……」セシリア「な、何ですのコレは……」⑦
鈴「あっづー……」セシリア「な、何ですのコレは……」⑦ 前へ 戻る 次へ 407 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage saga]:2011/07/02(土) 23 39 41.73 ID kWoxRpHq0 ~これから読む人へ、あらすじと現在設定~ 鈴の部屋のエアコンが壊れた為、鈴とセシリアは修理が終わるまで同居中。 テスト期間もなんとか凌げるかと思いきや、一夏とほぼ裸のセシリアがベッドの上で……。 火を噴くレールカノン、吹き飛ぶ一夏の部屋。 怒りと疑惑に殺気を孕んだ3on3戦は、セシリアと鈴と一夏が友情を深め、気持ちを深め、勝利する。 ほんの少し、エッチな秘密なんかも生まれながら。 そして今度こそまったりとした週末がやってくる。 ■セシリア・オルコット このSS主人公。... -
04 万能薬
04 万能薬 前へ 戻る 次へ あの船を見た時は、本当に動くなんて信じられなかったね。 でも、動いちまったんだよ。 世の中は不思議なことがあるもんだよな。 「せっかく船でいろんなとこに行けるようになったんだ。世界中を回らないと損だぜ」 そうオレがエイトに言うと、ヤツも「いろんなところに行ってみたいねぇ」なんて乗り気だった。 そしたらさ、トロデ王に 「こらエイト!ワシらは道楽で世界を旅しているわけじゃないのだぞ!!」って怒られてたけどな。 それでもとりあえずドルマゲスの行方を捜すために、 いろんなところに寄り道してみることにしたのさ。 ゴルドや法王様のいる大聖堂には、オレも一生に一度は行きたいと思ってはいたよ。 これでも一応聖職者だからね。 ――でもそこに、あいつがいたのは計算外だった。 あいつ――マルチェロは法皇様付きになってたんだよ。 あ... -
上条「初詣行かないか?」 神裂「私で…良ければ」②
上条「初詣行かないか?」 神裂「私で…良ければ」② 前へ 戻る 次へ 138 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/25(金) 21 50 36.02 ID 4SyRupAbO 「もしよろしければ、ご飯をご馳走させて頂けませんか?」 神裂からそんな電話が掛かって来たのは、 山小屋での一騒動からしばらくしての事だった。 建宮や土御門が迷惑をかけた事を、 神裂は申し訳なく思っていたのだ。 もちろんそれは建て前で、上条と過ごすチャンスというのが神裂の本音だ。 「どーしたんだよいきなり」 上条は建宮や土御門の悪巧みだと気付いていないので、 神裂の急な申し出に内心驚いていた。 「お前から食事に誘われるなんて、なんか意外だな」 「そ、そうですか?あの、嫌ならお断りして頂いて構いません」 「ん?嫌だなん... -
クロスオーバーSS
クロスオーバーSS とある魔術の禁書目録 × ジョジョの奇妙な冒険 発表日 タイトル メインキャラ 引用元 2010/06/18 岸辺露伴「学園都市・・・ねぇ・・・」 自分用まとめ 2010/09/04 禁書「おなかへったんd「やかましいうっとおしいぞこのガキッ!」 ② ③ 空条承太郎、インデックス、東方仗助、虹村億泰、ジョセフ・ジョースター、ステイル=マグヌス、神裂火織 ホライゾーン 2010/10/01 億泰「学園都市…っスかァ?」 虹村億泰、佐天涙子、御坂美琴、白井黒子、初春飾利、上条当麻 自分用まとめ 2010/11/09 プロシュート「ふざけた幻想を『ぶち殺した』なら使ってもいい」 プロシュート、上条当麻、インデックス、ステイル=マグヌス、神裂火織 ホライゾーン とある魔術の禁書目録 × フルメタル・パニック! 発表日 タイトル メインキャラ 引用元 2011/01 ... -
ボーイ・ミーツ・トンデモ発射場ガール ep.2_PSI-Crystal 01: 乱雑解放(ポルターガイスト)
ボーイ・ミーツ・トンデモ発射場ガール ep.2_PSI-Crystal 01 乱雑解放(ポルターガイスト) 前へ 戻る 次へ [19764] ep.2_PSI-Crystal 01 乱雑解放(ポルターガイスト) Name nubewo◆7cd982ae ID f1514200 Date 2011/04/13 22 23 「あの子たちに鎮静剤を。大至急だ」 「わかりました」 時刻は日付の変わる少し前。 医者であっても当直や救急でなければとうに仕事を終えている時間に、カエル顔の医者は病院の廊下を早足で歩いていた。 向かうは地下、一般の患者の立ち入りを禁じた一区画に、医者は少年少女たちを寝かせている。 学園都市に捨てられた子供たち、いわゆる置き去り チャイルドエラー であり、施設で育った子たち。 いずれも目を覚まさない。 医者の超人的な力を... -
ボーイ・ミーツ・トンデモ発射場ガール ep.1_Index 02: 誰ぞ救われぬ者は
ボーイ・ミーツ・トンデモ発射場ガール ep.1_Index 02 誰ぞ救われぬ者は 前へ 戻る 次へ [19764] ep.1_Index 02 誰ぞ救われぬ者は Name nubewo◆7cd982ae ID f1514200 Date 2010/09/10 21 30 冷房の行き届いた部屋で、ソファにインデックスは腰掛けていた。 目の前のテーブルにはミルク色の飲み物が置かれている。 さっきお代わりを貰ったところだ。 味は甘酸っぱくて、ヨーグルトに近い。 涼しげなそれを眺めながら、インデックスはじっとしていた。 「ありませんわね。これで、第一学区から第二十学区までが全滅ですわ」 「他のところもこの調子だと望み薄ですね……」 奥では眼鏡をかけたオドオドした女性と光子がファイルを漁りながら教会を探している。 『昨日の落雷と停電のせ... -
朋也「軽音部? うんたん?」 4/26 月
朋也「軽音部? うんたん?」 前へ 戻る 次へ 112:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/25(土) 23 17 29.56:1qYNd8dxO 4/26 月 唯「岡崎くんたち、きのう、りっちゃんと遊んだんだってね」 朋也「ああ、そうだけど…」 なんでこいつが知っているんだろう。 唯「りっちゃんから写メ来たんだよねぇ…ほら」 疑問に思っていると、平沢が携帯の液晶画面を見せてくれた。 そこに映し出されているのは、あのぬいぐるみだった。 唯「これ、春原くんに取ってもらったんだよね?」 唯「りっちゃん、すごく気に入ってるみたい」 唯「待ち受け画面にしてるんだってさ」 朋也「へぇ…」 人に報告したくなるくらいなら、相当嬉しかったんだろう。 ... -
ハルヒ「キョン、キョン恐いよキョン!」
ハルヒ「キョン、キョン恐いよキョン!」 ① ② ③ ④ 戻る 次へ 1 :名前なし:2009/05/06(水) 00 09 24.42 ID L16jdEMsO 「あれ、ここは・・・・」 そこは見慣れたいつもの教室だった。俺はどうやら居眠りをしてしまったらしい。 冬の空気は冷たいが窓から差し込んでくる西日が暖かく、心地よい眠気を誘っている。 立ち上がり教室の隅にある時計に目をやると、短針は午後六時を回った位置にあった。 こりゃ大分寝てしまったようだな。確か掃除が終わって机に突っ伏しているうちにうとうとと・・・ いや違う、委員会の仕事が終わって教室に戻ってきてからだったかな、寝たのは。 はっきりと思い出せない。勉強疲れだろうか。先日の期末テストはなかなかの出来だったと思うが、まぁ自分にしては珍しくテスト勉強を頑張ったから... -
朋也「軽音部? うんたん?」 5/9 日
朋也「軽音部? うんたん?」 前へ 戻る 次へ 597:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/26(日) 06 41 08.50:+UZ/pLeq0 5/9 日 朝。約束の時間通りに平沢家まで足を運んできた。 朋也「………」 少し緊張しながらも、呼び鈴を押す。 ピンポーン 『はい』 インターホンから憂ちゃんの声。 朋也「あ…俺だけど…」 『岡崎さんですね? ちょっと待っててください…』 そこでぶつりと切れる内線。 「お姉ちゃーん、岡崎さん来たよー」 今度は肉声でそう聞えてきた。 次いで、どたどたどたー、と階段を駆け下りてくるような音が屋内で響く。 「お姉ちゃん、これ忘れてるよ」 「おおぅ、そうだった。ありがと... -
岸辺露伴は動かない-雛見沢- その⑪
岸辺露伴は動かない-雛見沢- その⑪ 前へ 戻る 次へ 242 名前: ◆rp2eoCmTnc [] 投稿日:2008/01/13(日) 02 33 41.82 ID YF7VRS8H0 1983年(昭和58年) 6月18日(土) 通学路---- 圭一は朝から違和感を感じていた。 レナも魅音も昨日からどことなく元気がなかった。 魅音は祭りの準備で疲れているのだろう。 レナも話しかければ元気に振舞うので何か疲れているだけかもしれない。 鈍感な圭一はそう考え、気にしないことにする。 登校中、圭一は彼女らを元気にさせるため、一人ではしゃぎながら明日の祭りについて語っていた。 学校に着くと教室の雰囲気もいつもとは違っていた。この日は土曜日。授業は午前中だけだ。 次の日に綿流しのお祭りがあるということもあり、今日の子供達はいつに... -
新世紀エヴァンゲリオン(個人サイトSS)
新世紀エヴァンゲリオン(個人サイトSS) The Arrow of Artemis 管理人 ジュン様 リンク タイトル ジャンル メインキャラ 引用元 あなたの傍に… LAS連作 碇シンジ、惣流=アスカ=ラングレー、綾波レイ リンク The Epistles(閉鎖) 管理人 ターム様(投稿サイト) -
岸辺露伴は動かない-雛見沢- その①
岸辺露伴は動かない-雛見沢- その① 戻る 次へ 1 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 投稿日: 2007/12/18(火) 21 33 58.73 ID R7cyGXHd0 世の中には知らないほうが幸せなこともある 誰にだって不幸は訪れるものだから 世の中には知らないほうが幸せなことが多い 私は普通の人より不幸なのだから 世の中には知らないほうが幸せなことしかない 私は世界一不幸な少女なのだから Frederica Bernkastel 君は知らないほうが幸せだ なぜなら、結果はすでに記されているのだから Rohan Kishibe 2 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 投稿日: 2007/12/18(火) ... -
一夏「セシリア、付き合おう」 セシリア「ほ、本当ですの…!?」
一夏「セシリア、付き合おう」 セシリア「ほ、本当ですの…!?」 ① ② ③ 戻る 次へ 10 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします: [] 2011/05/28(土) 15 32 50.01 ID WLcHuNN40 セシリア「そ、それはどういった意味で!?」 一夏「どういった、ってなんだよ?」 セシリア「どうせいつもの買い物とか訓練とかではありません?」 一夏「違う。セシリアが好きなんだ」 セシリア「本当に? つまり私と恋人の関係を所望なさると!?」 一夏「駄目……か。悪かった」 セシリア「違いますわ! 私で良ければ、喜んで!」 11 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします: [sage] 2011/05/28(土) 15 40 27.89 ID WLcHuNN40 ... -
ボーイ・ミーツ・トンデモ発射場ガール interlude05: ローレンツ収縮が滅ぼしたもの
ボーイ・ミーツ・トンデモ発射場ガール interlude05 ローレンツ収縮が滅ぼしたもの 前へ 戻る 次へ [19764] interlude05 ローレンツ収縮が滅ぼしたもの Name nubewo◆7cd982ae ID f1514200 Date 2011/03/25 01 31 「ここか」 「……」 「気に入らないか?」 「別に、そんなことないけど、この都市の教会っていうのがどんなものか分からないもん」 当麻は朝から、インデックスと二人である教会までやってきていた。 イギリス清教の主流派、聖公会の流れではなくピューリタン系の弱小会派、ということらしい。詳しいことは当麻には分からなかったが。 「まあそう言うなって。学園都市の住人になるからには学校に通う義務が当然あるし、まさか超能力開発をやる普通の学校には通えないしな」 ... -
億泰「学園都市…っスかァ」
億泰「学園都市…っスかァ?」 戻る 次へ 5 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/01(金) 17 49 36.79 ID yo09t2sN0 [2/51] 歩く合法ロリ、完全幼女宣言、果ては不老不死の実験体とまで噂されている童顔教師、月詠小萌がパンパンと手を叩きの生徒たちの視線をひきつけた。 子萌「はーい! みんな注目ですよー! 今から転校生を紹介するですよー!」 上条「…転校生?」 子萌「はいですよ。 短期特別留学生というちょっと複雑な事情をもってる子ですけど仲良くするですよー」 土御門「て…転校生っ!? きた…きたぜいきたぜい! ついにうちらにもラブコメの機会が巡ってきたぜい!」 青ピ「ぉぉぉ… 神はおったでカミやん! 塩ラーメンプレイのシャドートレーニングを重ねてきた甲斐があるっち... -
ボーイ・ミーツ・トンデモ発射場ガール interlude09: 盛夏祭開始!
ボーイ・ミーツ・トンデモ発射場ガール interlude09 盛夏祭開始! 前へ 戻る 次へ [19764] interlude09 盛夏祭開始! Name nubewo◆7cd982ae ID f1514200 Date 2011/04/04 23 42 「光子」 「当麻さん! 会いたかったです!」 「俺もだよ」 「おはよ、みつこ」 「インデックスも来てくれましたのね」 「とうまが遊びに行くのにおいてけぼりはやだもん」 昼前の、常盤台中学女子寮。 二つあるうちの、光子たちが今いるのは学び舎の園の外にあるほうだ。 普段光子が暮らしているのはこことは別で、美琴や白井が住む場所となる。 今日は盛夏祭、つまりこの女子寮の寮祭で、一般に対して寮が開放される日なのだった。 光子は朝から、入り口で受付の仕事をしていた。 当麻が来るというの... -
ハルヒ「キョンはここ! ここに座りなさい!」②
ハルヒ「キョンはここ! ここに座りなさい!」 ① ② 前へ 戻る 273 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/09(金) 20 25 47.69 ID 05nKr+TH0 古泉「以前説明したように、僕の力はこちら側では使えません」 キョン「? なんだいきなり?」 古泉「閉鎖空間に行かないと、超人的なパワーも使えないんです」 キョン「あぁ、そうだったな」 古泉「ですが最近、どうにかこちら側でも力を発揮できないか模索中なんですよ」 キョン「? そいつはなんでまた、」 ハルヒ「キョーン! 見つけた!」ムギュゥ キョン「……苦しい」 ハルヒ「あのねキョン? 観たい映画があるの! 今日から上映!」 キョン「はいよ……っと、ごめんな古泉」 古泉「いいえ。お気になさらずに」 キョン「?」 古泉「…... -
ボーイ・ミーツ・トンデモ発射場ガール interlude06: 能力者を繋ぐネットワーク
ボーイ・ミーツ・トンデモ発射場ガール interlude06 能力者を繋ぐネットワーク 前へ 戻る 次へ [19764] interlude06 能力者を繋ぐネットワーク Name nubewo◆7cd982ae ID f1514200 Date 2011/03/26 01 36 「久しぶりね」 「……ああ、君か。元気そうだな」 「そりゃ夏休みだからね」 「学生はそんな時期になるのか。こう空調が行き届いた場所にずっといると、実感がなくてね」 美琴は窓越しに、そんな言葉を交わした。 目の前にいるのは、美琴の知っている姿と同じスーツ姿の木山春生だった。 「ところで、何の用だい? こう見えて色々と、忙しいのだがね」 「随分と暇そうな場所にいるように見えるんだけど」 「そうでもないさ。以前言った気がするが、私の頭はずっとここにあるんだ... -
ボーイ・ミーツ・トンデモ発射場ガール ep.2_PSI-Crystal 06: 真実を手繰り寄せる糸
ボーイ・ミーツ・トンデモ発射場ガール ep.2_PSI-Crystal 06 真実を手繰り寄せる糸 前へ 戻る 次へ [19764] ep.2_PSI-Crystal 06 真実を手繰り寄せる糸 Name nubewo◆7cd982ae ID f1514200 Date 2011/05/31 01 51 春上を見舞った帰り。 佐天たちいつもの4人組は自分達の家のほうへと岐路についていた。 検査を受ける春上と別れ、遅めのランチの上に長話を咲かせた結果、今はもう陽の色が薄赤く色づく時間だった。 「さて、初春。すっかり時間が遅くなりましたけれど、よろしければ今日すぐにでも、調べましょう」 「……わかってます。白井さんに言われなくてもやります」 「初春は私を恨んでいるのかもしれませんけれど、私だって面白半分だとか、そんなつもりで言ってるわけではあ... -
10 100万回のキスよりも
10 100万回のキスよりも 前へ 戻る 次へ 煉獄島の地下牢獄で法皇様が死んだって話を看守から聞いた時、オレは真っ先にあいつの顔が頭に浮かんだね。 あいつ――マルチェロが、法皇様の死に関わりを持ってる。 そしてあの杖は、あいつの手に渡ったに違いない……ってな。 ――それはどうやらオレだけじゃなく、みんなそう考えていたみたいだけどさ。 やっとのことで地下牢獄を抜け出して、久しぶりに外の光を浴びた時、 太陽が眩しくって仕方なかったよ。 まるでマヌーサにかかったみたいにさ、目を開けることに必死にならなきゃいけないくらいだったな。 その上……みんな酷く疲れていた。 そりゃそうだよな、あんな暗くて薄汚い地下牢獄に一ヶ月だぜ? 化け物でもない限り、あんなところに一ヶ月もいたらヘトヘトになっちまうよ。 しかもみんな、ニノ大司教のことが心配だったんだ……。 オレは... -
ボーイ・ミーツ・トンデモ発射場ガール ep.3_Deep Blood 02: 仲直り
ボーイ・ミーツ・トンデモ発射場ガール ep.3_Deep Blood 02 仲直り 前へ 戻る 次へ [19764] ep.3_Deep Blood 02 仲直り Name nubewo◆7cd982ae ID f1514200 Date 2011/06/13 23 44 「ねえエリス。調子が悪いなら、ちゃんと言ってね」 「ありがとう」 顔色のすぐれないエリスに声をかけてくれるシスターに礼を言って、エリスはまた自室に戻った。 ここの人たちは皆、優しい。 神父もシスターも、そして教会で暮らす子供たちも。 それはずっと、嬉しいことだった。 当たり前だ。周りの人が自分のことを気遣ってくれて嫌なはずがない。 「ふう……」 だけど。 あの日、垣根を拒んで夜遅くに帰ってきた時から、この優しい世界が白々しい世界に変わってしまった。 ... -
億泰「学園都市つってもよォ~」①
億泰「学園都市つってもよォ~」 ① ② ③ 前へ 戻る 次へ 2 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/10/06(水) 18 36 06.19 ID eM880pzN0 [2/41] 総人口約230万を誇る超巨大都市。 最先端の科学技術、独自に運営されている行政・立法・司法はもはや国家と言っても間違いではない。 そして…学園都市にはそれとは別に隠している側面があった。 それは『超能力』を開発している機関だということ。 その事実を知った『とある』財団は、事態を重要視。 幹部による会議を重ねるうち、財団の重要幹部である一人の学者がひとつの解決策を提示した。 それは…学園都市に学生を一人送り込み、どこまでが真実なのか確かめてもらうという単純でありながらも効果的な妙手。 かくして、その学者がもつ独... -
14 距離
14 距離 前へ 戻る 次へ 毎朝、オレは教会のドアをゆっくりと開けて入っていく。 シスターのケイトさんが祭壇の前にいて、いつもオレに素敵な笑顔で挨拶をしてくれる。 ケイトさんへオレの百万ゴールドの微笑みをお返しした後、 教会の中にある全ての蝋燭を 新しいものに交換し、火を点ける。 そして祭壇へ向い、自分のためのお祈りと、この町のためのお祈りを行う。 それが終わった頃……だな。 毎日朝一番に教会へやって来るのは、酒場のオーナーの母親であるマキ婆ちゃんだ。 「ククールさんのお姿を見ていると……神様からの使者のようで、 まるで天国にいる心地がしますじゃ……。ありがたや、ありがたや……」 いつもそうやって、祭壇ではなく、オレに祈りを捧げている。 オレはマキ婆ちゃんの期待に答えるように、天使のような笑顔を向ける。 そうしているうちに、何人もの人が教会へや... -
上条「もてた」②
上条「もてた」 ① ② 前へ 戻る 142 名前:28[sage] 投稿日:2010/09/17(金) 11 31 45.36 ID vTQA5tko [2/2] 視線が、痛い。 当麻はファミレスでアイスティーを啜っている。 土御門たちは天草式の隠密術が相手ではさすがに分が悪いのか、見つけてくれる気配はなかった。 ……いや、この現状を打開してくれるだろう点は有難いが、何を言われるか分かったものではないだろう。 隣に五和がいて、正面に対馬がいて、当麻から一番遠い席に姫神がいるこの現状。 さっきまで姫神と触れ合ってドキドキしていただけに、対角線上から飛んでくる ジットリした視線は、当麻に絡み付いて離れない。 配座を決めたのは年長の対馬だった。 姫神と上条の関係が気になって気になって仕方ない五和に口出しをさせず、 そして上条にも文句を言わせず、姫... -
朋也「軽音部? うんたん?」 4/17 土 ①
朋也「軽音部? うんたん?」 前へ 戻る 次へ 377:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/25(土) 17 24 27.59:1qYNd8dxO 4/17 土 唯「あ、おはよ~」 女の子「おはようございます」 朋也「ん…」 平沢と、その隣にもうひとり。 髪を後ろで束ねた女の子がいた。校章の色は、二年のものだ。 唯「岡崎くん、やったねっ。合格だよっ」 朋也「なにが」 事情が飲み込めない。 唯「前に言ったでしょ? もう少し早く来れば私の妹と一緒にいけるって」 そういえば、言っていたような…。 唯「これが、私の妹でぇす」 女の子「初めまして。平沢憂です」 平沢に大げさな手振りで賑やかされながら、そう名乗った。 ... -
朋也「軽音部? うんたん?」 4/29 木 祝日
朋也「軽音部? うんたん?」 前へ 戻る 次へ 218:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/26(日) 00 52 28.18:jpDSDOMkO 4/29 木 祝日 4月の祝日。 週末からはゴールデンウィークに突入するので、今日はその前座といった感じだ。 俺のような、何も予定がない暇人は、ただ怠惰に過ごして終わるだけなのだが。 今だって、町の中を意味もなくぶらついたりなんかしているわけで… 強いて言うなら、朝食の後の散歩といったところだ。 気が済めば、いつものように春原の部屋に向かうつもりなのだが。 朋也(ん…?) 歩いていると、ひとりの女の子を見つけた。 梓「………」 中野だった。 身をかがめ、停めてある車の下を覗き込んでいた。 その姿に、通行人がじろじろと... -
上条「もてた」
上条「もてた」 ① ② 戻る 次へ 5 名前:28[sage] 投稿日:2010/08/01(日) 23 21 34.27 ID nBnxCeYo [2/5] 「もてた」 い、と上条が言い切るより先にゴバァッと両頬を殴られる。 ほんの少し土御門がタイミングを遅らせたせいで上条は左右に首をグキッとひねることになった。 「うぉいテメーらいきなりなんだ!」 「それはこっちの台詞にゃー、カミやん」 「自覚の無いこういう男はホント許せへんね。なんでカミやんて2次元の主人公みたいに鈍いんやろね」 ギャアギャアと騒ぎ出すバカ三人組を横目に吹寄はため息をつく。 この程度の騒ぎはまだ止めるレベルですらないのだった。 今日の話は上条当麻がいかに2次元世界の住人っぽいか、らしい。 盛り上がる三人のうち一人はメイドの学校に通う義妹がいるあたり、 なんて不毛な... -
ボーイ・ミーツ・トンデモ発射場ガール ep.1_Index 07: 決意
ボーイ・ミーツ・トンデモ発射場ガール ep.1_Index 07 決意 前へ 戻る 次へ [19764] ep.1_Index 07 決意 Name nubewo◆7cd982ae ID f1514200 Date 2011/02/02 23 45 「あー、こんなに楽な朝も久しぶりじゃん。それじゃ、大人しくしてろよ。なんかあったらちゃんと連絡入れるように」 「はい。じゃあ先生、いってらっしゃい。小萌先生によろしくです」 ヒラヒラと手を振って出て行く黄泉川を、三人で見送った。 朝食は当麻が作った。 四人分、それも健啖家を含めたそれは、これまで当麻の作ってきたどんな食事より量が多かった。 二リットル鍋に一杯の味噌汁や、五合炊きの炊飯器いっぱいの白米。 卵も一食で七個も消えた。 思わず食費を計算して、背筋が寒くなった。 もちろん当麻が... -
朋也「軽音部? うんたん?」 4/8 木
朋也「軽音部? うんたん?」 前へ 戻る 次へ 112:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/25(土) 13 29 54.74:1qYNd8dxO 4/8 木 唯「おはよう」 朋也「おはよ」 今日はちゃんと返事をして、席に着く。 唯「岡崎くん、ちゃんと寝てる?」 朋也「ああ、さっきまで寝てたけど」 唯「そうじゃなくて、夜更かししてるんじゃないかってことだよ」 唯「もうずっと遅刻してるし…」 朋也「だから、言っただろ。不良だって」 唯「でも…」 朋也「もういいだろ。おまえには関係ない」 反射的にきつく言ってしまう。 そのことであまり探られたくはなかった。 俺の身の上話なんて、他人にしてもしょうがないから。 唯「…そ... -
キョン「ハルヒに……キス?」②
キョン「ハルヒに……キス?」 ① ② 前へ 戻る 195 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/24(金) 20 14 58.20 ID iJ3BPaUO0 【四日目】 ハルヒ「でねー、それ聞いた有希がー」 キョン「ほうほう」 ハルヒ「水銀と間違えて口に入れちゃってー」 キョン「へぇ」 国木田「……楽しそうだね」 谷口「この数日で何があったんだあの二人」 国木田「見てよキョンを、話しながらずっと涼宮さんの口元みてる」 谷口「さかってんな」 国木田「さかってるね」 谷口「最低だ……畜生」 国木田「はははっ……うん」 197 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/24(金) 20 18 32.67 ID iJ3BPaUO0 古泉「へぇ、帰りに? お別れ... - @wiki全体から「お気に入りSS」で調べる