韓国次期装輪装甲車計画(ロテム社案)

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  • 韓国次期装輪装甲車計画
    ... 【関連項目】 韓国次期装輪装甲車計画(ロテム社案) 韓国次期装輪装甲車計画(斗山社案) 韓国次期装輪装甲車計画(三星社案) 韓国陸軍 2007-10-28 23 39 47 (Sun)
  • 韓国次期装輪装甲車計画(ロテム社案)
    ▼ソウル・エアショー2007で公開されたロテム社製6輪装甲車。以前発表されたタイプと比較してライトや車体後部側面の形状など様々な部分が変化しており、幾分洗練された印象を受ける。 ▼ディフェンス・アジア2006で公開されたロテム社製6輪装甲車 ■6輪型性能緒元 重量 15.7t 全長 6.6m 全幅 2.7m 全高 2.1m エンジン ディーゼル 380hp 最高速度 100km/h 浮航速度 12km/h 航続距離 800km 武装 12.7mm重機関銃/40mm自動擲弾銃×1 装甲   乗員 2(車長、操縦手)+10名 ■8輪型性能緒元 重量 20.0トン 全長 7.2m 全幅 2.7m 全高 2.7m エンジン ディーゼル 380hp 最高速度 100km/h 浮航速度 12km/h 航続距離 800km 武装 20mm機関砲×1   対戦...
  • 韓国次期装輪装甲車計画(三星社案)
    ■性能緒元 重量 16.0t 全長   全幅   全高   エンジン ディーゼル 380hp 最高速度 110km/h 浮航速度 10km/h 航続距離 800km 武装 12.7mm重機関銃×1 装甲   乗員 2(車長、操縦手)+10名 三星テックウィン社が韓国陸軍の次期装輪装甲車計画に提案している車輌。これまで基本型のAPCタイプしか公開されてなかったが、2007年10月に行なわれたソウル・エアショーにおいて自走迫撃砲タイプが公開された。この自走迫撃砲型は車体を延長して8輪化し120mm迫撃砲を後部に搭載しており、重量は約18トン、エンジンも450hpのものに強化されている。三星製の6輪装甲車は充実したベトロニクス(Vetronics:車輌用電子機器)が特徴で、IVIS(Inter-Vehicular Information System:車輌間情報システム)などのほか車...
  • 韓国次期装輪装甲車計画(斗山社案)
    ▼ソウル・エアショー2007で公開された8輪型 ▼ディフェンス・アジア2006で公開された6輪型 ■6輪型性能緒元 重量 16.0t 全長   全幅   全高   エンジン ディーゼル 400hp 最高速度 100km/h 航続距離 800km 武装 12.7mm重機関銃×1 装甲   乗員 2(車長、操縦手)+10名 斗山インフラコア社が韓国陸軍の次期装輪装甲車計画に提案している車輌。愛称は「ブラックフォックス」。6輪型と8輪型が開発されており、対空ミサイルを搭載した自走近SAM(Surface-to-Air Missile:地対空ミサイル)型や40mm機関砲を装備したIFV(Infantry Fighting Vehicle:歩兵戦闘車)型も計画されている。他社の車輌と比べて最も国産化率が高いと言われているが、実際どの程度の国産化率なのかは不明(お...
  • 韓国陸軍
    ...輪装甲車計画  ├韓国次期装輪装甲車計画(ロテム社案)  ├韓国次期装輪装甲車計画(斗山社案)  └韓国次期装輪装甲車計画(三星社案) 「バラクーダ」装輪装甲車(TM170) KM900装輪装甲車(6614型) 自走砲 M107 175mm自走加農砲 M110 203mm自走榴弾砲 K9 155mm自走榴弾砲「雷鳴」 K55 155mm自走榴弾砲(M109A2) 韓国120mm自走迫撃砲計画 K242 107mm自走迫撃砲 K281 81mm自走迫撃砲 野砲・迫撃砲・対砲迫レーダー M115 203mm榴弾砲 KH179 155mm榴弾砲 M114A1 155mm榴弾砲 KH178 105mm榴弾砲 M2A1/M101A1 105mm榴弾砲 迫撃砲 WLRX(韓国次期対砲レーダー計画) AN/TPQ-37対砲レーダ...
  • M1992装輪装甲車
    ▼9K111「ファゴット」対戦車ミサイル装備型 ▼107mmロケット弾発射機装備型 ■性能緒元 重量   全長   全幅   全高   エンジン   最高速度 100km/h 浮航速度 10km/h 航続距離 750km 武装 30mmグレネード・ランチャー×1 (ATM装備型) 9K111「ファゴット」対戦車ミサイル(AT-4 Spigot)×4 (ロケット発射機装備型) 107mm24連装ロケット弾発射機 装甲   乗員 4名 北朝鮮が国内開発した4輪装甲車。1992年に存在が始めて知られた事から、M1992と呼ばれている。車体の形状から見て浮航性能を持っていると思われる。NBC防護装置は有していない模様。対戦車ミサイル搭載型とロケット弾発射機搭載型の2タイプが確認されている。ATM搭載型は車長用ハッチの前に30mmのオートマチック・グレネードラ...
  • 「バラクーダ」装輪装甲車(TM170)(韓国)
    ■性能緒元 重量 11.2t 全長 6.14m 全幅 2.47m 全高   エンジン ダイムラー・ベンツ OM352A 液冷ディーゼル 168hp 最高速度 100km/h 浮航速度 9km/h 航続距離 870km 武装 12.7mm重機関銃×1 装甲 8mm 乗員 2+10名 「バラクーダ」4輪装甲車は独ティッセン・ヘンシェル社のTM170装甲車を、韓国の大宇総合機械(現在の斗山インフラコア)がライセンス取得し、下請けの新正特殊機械が生産した装甲車である。元々は警察用の装甲車だったが、12輌が銃座増設等の改造を受け、韓国のイラク派遣部隊「ザイトゥーン」に配備された。韓国からインドネシアに輸出もされている。 「バラクーダ」を生産していた新正特殊機械が、その経験を基に自主開発(ほとんどコピーだが)したのがS-5装甲車である。S-5は現代自動車製のトラックをベースにしてお...
  • KM900装輪装甲車(6614型)
    ■性能緒元 重量 8.5t 全長 5.86m 全幅 2.50m 全高 1.78m エンジン フィアット Model8062.24 液冷スーパーチャージド・ディーゼル 160hp 最高速度 100km/h 浮航速度 4.5km/h 航続距離 700km 武装 12.7mm重機関銃×1 装甲 8mm 乗員 1+10名 伊フィアット社とオットー・ブレダ社が共同開発した4輪装甲車。6616型(Type6616)偵察装甲車と、多くのコンポーネントが共通化されている。1970年から開発が開始され、1972年に試作車が完成した。生産数は1160輌で、チュニジア、イタリア陸軍等で使用されている。 車体は防弾鋼板の溶接構造で、前部左側に操縦手席、右側に機関室が位置し、後部は兵員室になっている。兵員室の定員は10名で、うち1名は銃手である。乗員及び兵員の乗降は、視察装置と射撃ポートを備えた...
  • XAV(韓国無人装甲車計画)
    ▼2006年6月に公開されたXAV ▼2005年に公開されたXAV ADD(Agency for Defense Development:国防科学研究所)で開発されている多用途無人装甲車。車体前面にセンサー、上部に銃塔を持つ。韓国型先進歩兵システムと共に報道されたようなので、アメリカ陸軍のFFW(Future Force Warrior)に随伴するRISS(Robotic Infantry Support System)のような存在なのかもしれない。RISSは装輪式UAVで兵士用の予備バッテリー、再充電装置、偵察用監視装置、支援用のグレネードやミサイルを装備し、小型のVTOL型UAVも搭載して分隊の支援にあたる。 【2006年6月9日追記】 ADD(Agency for Defense Development:国防科学研究所)は6月9日、昌原(チャンウォ...
  • 韓国海軍
    大韓民国海軍/韓国海軍(Republic of Korea Navy)及び海兵隊(Republic of Korea Marine) 航空母艦 KCVX(韓国航空母艦計画) 駆逐艦 セジョン・デワン級イージス駆逐艦(KDX-III) チュンムゴン・イ・スンシン級駆逐艦(KDX-II) クァンゲト・デワン級駆逐艦(KDX-I) チュンブク級駆逐艦(ギアリング級) テグ級駆逐艦(アレン・M・サムナー級) チュンム級駆逐艦(フレッチャー級) (キャノン級護衛駆逐艦) チュンナム級護衛駆逐艦(ラッデロウ級) フリゲイト・コルベット FFX(韓国次期フリゲイト計画) ハーリド・ビン・ワリード級フリゲイト(DW-2000H型)【輸出】 ウルサン級フリゲイト トマン級フリゲイト(タコマ級) HDP1200型コルベット 【輸出】 ポーハン級コルベ...
  • 韓国120mm自走迫撃砲計画
    ▼ROTEM社が発表した装輪型120mm自走迫撃砲 ▼三星テックゥイン社が発表した装輪型120mm自走迫撃砲 ▼仏タレス社の2R2M 120mm迫撃砲 ▼韓国WIA社の120mm迫撃砲 韓国軍消息筋は2007年3月15日、自走式の120mm迫撃砲を独自開発する計画について明らかにした。2007年3月現在、韓国軍は60mm、81mm、107mmの各迫撃砲を運用しており、それぞれ装軌式若しくは装輪式の車輌に積載して自走化している。しかし世界主要各国が装備する連隊級部隊支援用の重迫撃砲は120mmクラスに移行しているため、韓国軍としても同クラスの迫撃砲を整備し且つ自走化する事で、歩兵に対する直協火力の充実を図るとして120mm自走迫撃砲の開発が計画された。連合ニュースの記事では155mm自走砲(恐らくK55)の砲塔に120mm迫撃砲を搭載す...
  • RXV(韓国無人偵察車計画)
    ▼2007年のソウル・エアショーで展示された車輌 ▼2006年のディフェンス・アジアで展示された車輌 現代重工の子会社、ロテム精工が開発している軍事用無人装甲車。現代社はロボット車輌の開発に力を入れており、無線での遠隔操縦する現在の方式から、将来的には自立的に敵を捜索して攻撃する水準まで向上させる計画だ。RXVと呼ばれる4輪タイプの無人装甲車は、K4 40mmグレネードランチャーと小型偵察車(M72ロケットランチャー装備)を搭載している。また6輪のRXV-Eは武装は無く、車体上に上下に伸縮するセンサー・マストを装備している。ともに2005年のソウル・エアショーでモックアップが展示された。 【参考資料】 朝鮮日報 韓国陸軍 2007-10-28 21 56 29 (Sun)
  • BTR-60装輪装甲車(北朝鮮)
    ▼北朝鮮のBTR-60P ■BTR-60PB性能緒元 重量 10.3トン 全長 7.56m 全幅 2.825m 全高 2.42m エンジン GAZ-49B 6気筒液冷ガソリン(90hp)×2 最高速度 80km/h 浮航速度 10km/h 航続距離 500km 武装 KPVT 14.5mm重機関銃×1(500発)   PKT 7.62mm機関銃×1(2,000発) 装甲 5~9mm 乗員 3名(車長、銃手、操縦手)+8名 BTR-60は旧ソ連で開発された8輪装甲車。それまで使用されてきたBTR-152の後継として1950年代後期にゴーリキー自動車工場で開発され、1959年11月に正式採用された。BTR-60は歩兵1個分隊を輸送する8輪駆動の荒地踏破装甲車で、ウォーター・ジェットを装備しており約10km/hのスピードで浮航する事ができる。タイヤの空気圧は車内から調整...
  • 北朝鮮陸軍
    朝鮮民主主義人民共和国朝鮮人民軍地上軍/北朝鮮陸軍(Korean People s Army) 戦車 T-72戦車(暴風号) T-62戦車(天馬号) T-54/T-55戦車(59式戦車/WZ-120) 62式軽戦車(WZ-131) 82式水陸両用戦車(PT-85/M1985) 63式水陸両用戦車(WZ-211) PT-72水陸両用戦車 装甲車 ▼装軌式 BMP-2歩兵戦闘車 BMP-1歩兵戦闘車 M1973装甲兵員輸送車(VTT-323)  └M1973装甲兵員輸送車の派生型 63式装甲兵員輸送車(WZ-531) MT-LB装甲兵員輸送車 PTS水陸両用装甲兵員輸送車 K-61水陸両用装甲兵員輸送車 ▼装輪式 M1992装輪装甲車 BDRM-2装輪装甲車 BTR-80装輪装甲車 BTR-60装輪装甲車 BTR-50装輪装甲...
  • 中国陸軍
    中国陸軍 戦車 98式戦車(WZ-123/ZTZ-98)  ├99式戦車(98G式戦車/WZ-123B/ZTZ-99)  └140mm滑腔砲搭載型 ※試作のみ 90-II式戦車(MBT-2000/アル・ハーリド) ※輸出用  └90-III式戦車 ※輸出用 85-II式戦車(風暴II型/WZ-1227F2) ※輸出用・試作のみ  ├85-IIM式戦車/85-IIAP式戦車(WZ-1228) ※輸出用  └85-III式戦車 ※輸出用・試作のみ 80式戦車(WZ-122/ZTZ-80)  ├88式戦車(80-I式戦車/WZ-122A/ZTZ-88)  └96式戦車(88C式戦車/WZ-122H/ZTZ-88C)   └96式戦車の派生型 122型戦車(WZ-122) ※試作のみ  └122型戦車の派生型 69式戦車(WZ-121)  └79式戦車(69-...
  • 韓国次期戦車揚陸艦計画(LST-II)
    ▼2007年秋に公開されたLST-IIの完成予想CG 2007年4月に公表された新型戦車揚陸艦導入計画。当初はコージュンボン級戦車揚陸艦を8番艦まで建造する予定だったが、新たに基準排水量4,500トン級のLSTを建造する事になった(LCACを搭載できる6,500トン級の揚陸艦を海軍は要求したが、予算の都合で4,500トン級に縮小されたという)。現在、基礎研究が行なわれており、2013~2016年の間に8,715億ウォンを投じて4隻建造する予定。2007年10月に公表された完成予想図によれば、自衛用に対空射撃が可能な76mm級の速射艦載砲とRAM対空ミサイルを装備し、兵員700名と戦車や水陸両用装甲兵員輸送車を搭載する。艦後部にはウェル・ドックを有し、内部にLCM(中型揚陸艇)1隻を収納できる。LCMはウェル・ドック内の他に、ヘリ発着甲板の前に2隻を搭載可能で、この2隻は大型の...
  • 韓国次期自走ロケット砲計画
    韓国防衛事業庁の関係者は、2008年12月17日に行なわれた第33回防衛事業推進委員会において、次期MLRS(Multiple Launch Rocket System:多連装ロケット・システム)の開発が議決されたと語った。次期MLRSの開発は民間企業主体で行なわれ、ADD(Agency for Defense Development:国防科学研究所)は基本設計のサポートのみを担当する。開発予算は1,547億ウォンで、2013年までに研究・開発を完了する予定。この次期MLRSの射程は60kmで、恐らく現在各師団のロケット砲大隊に配備されているKM136「九龍」自走ロケット砲の後継になるものと思われる。 【2009.04.23追記】 韓国政府は22日、防衛事業推進委員会で時期自走ロケット砲の開発計画を決定した。この計画によると2009年から本格的に開発が始まり、2013年に完了する...
  • FFX(韓国次期フリゲイト計画)
    ▼現代重工業が初期に検討していたFFX-2000案。ウルサン級フリゲイトをタイプシップとして、艦対空ミサイルやヘリコプター搭載能力を付与した拡大改良型[9]。 CGは[9]に掲載。 ▼『国防日報』において韓国海軍が公表したFFXのCG。初期の概念案の1つ。 ▼FFXの情報ネットワーク概念を表わすCG図。 ▼ソウル・エアショー2007で三星タレス社が公開したFFXのCG ▼(上)韓国国防部公式サイトに掲載されたFFX概念図(第一次基本設計案に相当) (下)軍事情報サイト「e MILITARY NEWS」が作成したFFX概念図(第二次基本設計案に準拠)[9] ▼2009年10月21~24日にかけて釜山で開催された「BEXCO KORMARINE-2009」で展示されたFFX最終設計案に基づく模型[13][14]...
  • 韓国装甲弾薬補給車計画
    ▼以前開発された大宇総合機械製(現在の斗山インフラコア社)のK55用弾薬補給車 韓国防衛事業庁は現在陸軍で多数が使用されているK55 155mm自走榴弾砲に随伴して弾薬を補給する装甲弾薬補給車の開発を行なうと2007年5月2日に発表した。韓国が独自に開発したK9 155mm自走榴弾砲には専用のK10装甲弾薬補給車があるが、数的に陸軍自走砲の主力であるK55には専用の補給車はこれまで無かった。1990年代末に三星テックウィンと大宇総合機械(現在の斗山インフラコア社)業がそれぞれK55用の弾薬補給車を試作開発したが、両社の車輌とも性能が不十分だったために制式採用には至らなかった。韓国はあらためて新規にこれを開発する事でK55部隊の戦力増強を図り、同時に国内の装甲車輌開発産業の発展育成に役立てる腹積もり。基礎研究開発は2008年から2010年まで3年かけて行われ、開発費は160億ウ...
  • 韓国空軍
    大韓民国空軍/韓国空軍(Republic of Korea Air Forece) 衛星・ロケット 羅老宇宙センター(韓国ロケット打ち上げ基地計画) KOMPSAT-5多目的偵察衛星「アリラン5号」 KOMPSAT-3多目的偵察衛星「アリラン3号」 KOMPSAT-2多目的偵察衛星「アリラン2号」 KOMPSAT-1多目的偵察衛星「アリラン1号」 その他の衛星 KSLV-2ロケット KSLV-1ロケット KSRロケット・シリーズ 戦闘機・攻撃機 KFX(韓国国産戦闘機計画) FX-III(韓国第三次戦闘機計画) FX-II(韓国第二次戦闘機計画) F/A-50攻撃機 F-15K戦闘機「スラムイーグル」 F-16C/D戦闘機「ファイティングファルコン」(KF-16) F-4D/E戦闘機「ファントムII」 F-5E/F戦闘機「タイガーI...
  • AHX(韓国次期攻撃ヘリコプター計画)
    ▼ロシアでKa-52に試乗する韓国調査団 韓国軍が現在運用しているAH-1攻撃ヘリコプター「コブラ」の後継を選定するための、次期攻撃ヘリコプター整備計画。当初はKMH計画として汎用ヘリコプターと攻撃ヘリコプターを同時に国産開発する予定だったが、KMH計画は予算面で中止となり汎用ヘリコプターのみを開発するKHP計画に変更されたため、韓国軍は攻撃ヘリコプターは国産を諦めて海外の既存品を購入するか、または改めて国産攻撃ヘリ開発計画を立てるか検討する必要に迫られている。攻撃ヘリ国産事業を望む声は大きいが、KHP計画にかかる予算も莫大であり国産反対の意見も多い。韓国はアメリカから戦時統制権が委譲される前に、旧式攻撃ヘリ代替の道筋を付けておきたいと考えており、2008年中に国産にするか輸入にするかの判断を下すという。 韓国軍が最も興味を示しているのが米ボーイング社のAH-64D攻...
  • K2戦車「黒豹」(XK2)
    ▼健国60周年記念パレード(2008年)で行進するK2戦車 ■性能緒元 重量 55.0t 全長 10.0m 車体長 7.5m 全幅 3.6m 全高 2.5m エンジン MTU MB-883ka500 12気筒ターボチャージド・ディーゼル 1,500hp 最高速度 70km/h 航続距離 430km 渡渉深度 1.2m(シュノーケル使用時4.1m) 武装 55口径120mm滑腔砲×1(40発)   12.7mm重機関銃×1(3,200発)   7.62mm機関銃×1(12,000発) 装甲 複合装甲(車体前面、砲塔前面) 乗員 3名(車長、砲手、操縦手) 1995年7月から基礎研究が始まり2003年より正式開発がスタートした、K1系戦車に変わる韓国軍新型主力戦車。試作1号車(機動試験用)及び2号車(射撃試験用)が、慶尚南道進永でADD(Agency for Defe...
  • KSS-III(韓国次期潜水艦計画)
    2006年1月5日の報道によれば、韓国海軍は2020年頃に3,500トン級の次期潜水艦KSS-III型を配備する計画だという。KSS-III型はチャン・ボゴ級潜水艦(KSS-I/209型)の後継として開発され、ソン・ウォンイル級潜水艦(KSS-II/214型)と共に韓国海軍潜水艦18隻態勢の片翼を担うことになる。KSS-III型はこれまで韓国海軍が整備してきた209型や214型のような近海用潜水艦と違い、遠洋での作戦行動を主任務とする。 2005年の朝鮮日報の報道ではKSS-III型は国産され(チャン・ボゴ級、ソン・ウォンイル級ともドイツ製)、ロシアやフランスからの技術支援で原子力潜水艦として建造される可能性もある、とされていた。しかしこのスクープ報道のため、秘密裏に組織されていた原子力潜水艦計画推進委員会が解散に追い込まれ、計画は頓挫したと言われている。 【2006.10...
  • 韓国次期中距離対戦車ミサイル計画
    ▼2009年3月の国防科学研究所で展示された新型対戦車ミサイル 2006年2月16日、韓国国防省は歩兵連隊内の重火器大隊に配備されているM40 106mm無反動砲を代替する為の、新型中距離対戦車ミサイルの開発を行う為の研究を開始すると発表した。これは国内で将来戦闘に適応しうる誘導弾を開発可能かどうか検証するための先行研究で、2007年7月から2009年6月まで253億ウォンを投じて行われる。 現在、韓国陸軍ではロシアから輸入したメチスM対戦車ミサイルがM40 106mm無反動砲の代替として配備されているが、導入数が少ないため全ての無反動砲を入れ替えるには至っていない。この先行研究で開発可能と判断されれば、引き続き2009年7月から本格的な開発作業に着手し、2014年頃の実用化を目指す予定。 韓国はK-21歩兵戦闘車に2発搭載する対戦車ミサイルをイスラエル...
  • 韓国原子力潜水艦計画
    韓国海軍は日本や中国など周辺国の安全保障上の脅威に対処するため、4,000トン級の原子力推進潜水艦(SSX)数隻を2012年以降に実戦配備する方案を、秘密裏に且つ積極的に推進している事が判明した。政府高官によると2004年1月25日「国防省と海軍が2003年5月から原子力潜水艦の独自建造を積極的に検討している」とし、「これは半島統一以降の周辺国の安保脅威の中、独自的な生存権を確保するための自主国防努力の一環だ」と説明した。 当初、韓国海軍は「ドイツ製214型潜水艦(KSS-II)」→「国産3,500トン型通常動力潜水艦(KSS-III)」→「国産4,000トン型原子力潜水艦(SSX)」と段階的に整備していく計画で、KSS-IIIには国産巡航ミサイルを搭載して戦略兵器として運用する予定だったが、このKSS-IIIを建造する過程を省き、すぐにでも原子力潜水艦を建造する方が効果的な戦略兵...
  • KUH(韓国次期輸送ヘリコプター計画/KHP)
    ▼2007年10月のソウル・エアショーで公開されたKUH(KHP)のモックアップ ■KHP性能緒元 重量 7,256kg 全長 14.9m 全幅   全高 4.45m エンジン GE T700-701K 1,800shp ×2 最大速度   巡航速度   航続距離 500km 上昇限度 2,327m 武装   乗員 13名 韓国国産ヘリコプター計画(KHP:Korea Helicopter Project)は、UH-1H汎用ヘリコプターと500MD軽ヘリコプターの後継として軍用輸送ヘリコプター272機を生産する事業である。軍用ヘリコプター477機を韓国で独自開発・生産する計画は「KMH事業」として2001年から検討が始まったが、監査院が「採算性に欠ける」として意を唱えたため先送りされていた。KMH事業では攻撃ヘリコプターと輸送ヘリコプターを同時に開発するはずだった...
  • 韓国ミサイル防衛計画(KAMD)
    韓国軍は巨額の開発コストと中国・ロシアに対する配慮から、日米が進めているミサイル防衛計画への参加を見送っている。そのため韓国は北朝鮮のミサイル攻撃に対処する独自のミサイル防衛計画(KAMD)を推進中だ。韓国はKMSAMと呼ばれるロシアのS-300(NATOコード:SA-10 グランブル/Grumble)対空ミサイルを基にした中距離SAMを開発中で、S-300に限定的な弾道ミサイルの迎撃能力があるため、KMSAMも同程度の迎撃能力を持つ。また長距離SAMとしてパトリオットPAC-2を2008年に導入する予定で、PAC-2はPAC-3ほどでは無いにしろある程度の弾道ミサイル迎撃能力を持っている。韓国軍は2015年頃にPAC-3を導入したいとしているが、まだ正式な契約は結ばれていない。弾道ミサイルを探知する地上レーダーは2012年頃に導入される予定で、これとセジョン・デワン級イージス艦のSPY-...
  • EO-X(韓国次期光学偵察ポッド計画)
    EO-Xは現在韓国空軍で使用しているLOROP(Long Range Oblique Photography:長距離斜め写真偵察)ポッドの後継として開発される光学偵察ポッド。1999年から計画が始まり、一時延期されていたが2005年11月に主契約事業社が決定される。EO-Xは北朝鮮内の特定地域に対する精密偵察が必要な場合に、軍事境界線上空から100km先の地上の映像を昼夜間リアルタイムで基地に送信できる。この新偵察ポッドはKF-16に装備してRF-16として運用され、RF-4を補完する事になる。国防省の関係者は「EO-Xはアメリカ軍のU-2偵察機に劣らない情報収集能力を発揮するだろう」としている。 韓国はEO-Xの主契約者としてイスラエルのElbit Systems社傘下のELOP社を選定し、5,000万ドルで発注した。韓国とELOP社の関係は非常に深い。 【参考資料】 ...
  • 韓国先進歩兵システム計画
    ▼2007年に公開された韓国型先進歩兵システム ▼2005年秋にテレビで公開された韓国型先進歩兵システム。XAV(自律行動型無人装甲車)とともに公開された。 現在、韓国で開発中の先進歩兵システム。2005年にテレビで公開されたのは、従来の歩兵用個人装備にカメラと通信機器、ヘッドマウントディスプレイ(HMD)を単純に取り付けたような、全く洗練されていないものだった。しかし2007年5月の韓国国防情報保護会議の席上で公開された先進歩兵システムは、韓国紙が「まるでロボコップ!?」という題で報道するほどSF的な印象を受ける外観に変わっていた。この時の発表によればこの歩兵システムは、2020年頃から韓国軍に配備される予定だという。 この先進歩兵システムは、各種情報を眼前に映しだすヘッドマウント・ディスプレイや小型カメラを装備したフルフェイス型ヘルメット、GPSアン...
  • 艦載砲(韓国)
    ユナイテッド・ディフェンス Mk45 mod4 62口径127mm砲 ▼KD-II型駆逐艦が装備するMk45 mod4 62口径127mm砲 口径 127mm 砲身長 62口径 砲身数 1門 砲弾重量   初速   発射速度 16~20発/分 射程 38km(通常砲弾) 旋回範囲 340度 俯仰範囲 -15~+65度 マウント重量 22.886t アメリカ海軍でイージス艦を中心に配備が進みつつあるユナイテッド・ディフェンス社製の新型艦載砲。54口径だったMk45を62口径まで延長し、射程距離を延ばして陸上への艦砲射撃を重視している。通常砲弾での最大射程は原型のMk45 54口径 127mm砲が24kmだったのに対して、38kmにまで延伸されている。アメリカでは最大射程が117kmにも及び、砲弾に内蔵されたINS(Inertial Navigation System:慣...
  • RIM-116艦対空ミサイル「RAM」(韓国)
    ▼KD-II型駆逐艦の艦橋上に装備されたRAM発射機 ■性能緒元 全長 2.82m 直径 13cm(翼幅43.8cm) 重量 73.5kg 弾頭 9.1kg(HE) 最大速度 マッハ2.0 射程 10km 誘導方式 パッシブ・レーダー誘導   赤外線誘導(終末段階) RAMとはRolling Airframe Missile(回転弾体ミサイル)の略。それまで西側各国で広く使用されていたファランクスなど小口径機関砲型CIWS(Close In Weapon System:近接防御システム)は射程が1~2km程度と短く、破壊威力も充分でない事が指摘されていた。そこで既存の対空ミサイルをベースに新たな軽量CIWSを開発する事が計画された。 開発は1974年から米海軍とレイセオン社で始まり、1976年7月に旧西ドイツ海軍、1979年にデンマーク海軍も計画に参加した...
  • WLRX(韓国次期対砲レーダー計画)
    ▼スウェーデンの「ARTHUR」対砲レーダー WLRXは強大な北朝鮮の砲兵に対して、余りに貧弱過ぎる韓国陸軍の対砲兵能力を増強するための対砲レーダー導入事業。2010年までに6基を購入し、部隊に配備する予定だ。現在国外メーカーの既存品の中から選定を行なっており、米レイセオン社のAN/TPQ-37(v)3、イスラエルのAAR-ER/M 2084S、スウェーデンのARTHUR Mod3が候補となっている。このうちAN/TPQ-37は既に韓国で導入されており、今回のWLRXにおいてレイセオン社からは既存のTPQ-37のアップグレードと技術移転を契約に含むという提案がされていたが、韓国国防当局は予算面の都合からこれを蹴ったようだ。これについて韓国議会の国防委員会では、廉価版で性能に問題のある既存のTPQ-37をアップグレードするために、今回のレイセオン社からの提案を受けるべきだ、との...
  • 70mm32連装自走ロケット砲(韓国)
    韓国のHANWHA(韓国火薬)社が開発した70mm(2.75inch)32連装ロケット砲システムを、K311 1.25トントラックに装備させた小型自走ロケット砲システム。2004年に発表された。韓国軍にはまだ制式採用されていない(2007年1月現在)。安価で効果的な兵器として輸出も積極的に行われており、インドネシアに200基(ロケット砲のみ?)を8,000万ドルで輸出する契約が結ばれている。 M270「黒龍」やK136「九龍」のような大型の自走ロケット砲が軍団レベルでの火力支援を行うのに対し、この小型MLRS(Multiple Launch Rocket System:多連装ロケット・システム)は連隊レベルの部隊に火力を提供する。小型で軽快な車輌に搭載されており、3人という少人数で運用できるため(但し再装填にはもっと兵員が必要になる)、連隊規模の部隊にも問題なく追随できるという。小...
  • その1
    ■今日 韓国陸軍 北朝鮮陸軍 トップページ T-72戦車(暴風号) 北朝鮮空軍 サンオ型小型潜水艦 M48戦車(韓国) 韓国装甲弾薬補給車計画 MiG-29戦闘機(ファルクラム)(北朝鮮) ドンヘ級コルベット ドクト級ドック型揚陸艦(LPX) K311小型トラック(KM450) F-5E/F戦闘機「タイガーII」(KF-5E/F) M47戦車(韓国) M1981 122mm自走加農砲 AH-1F攻撃ヘリコプター「コブラ」(韓国) 「スーパーリンクスMk99」対潜ヘリコプター(韓国) MiG-19戦闘機(ファーマー/殲撃6/J-6/F-6)(北朝鮮) 北朝鮮海軍 M1973装甲兵員輸送車(VTT-323) 韓国空中給油機計画 KSAM自走地対空ミサイル「天馬」 「プチェラ-1T」無人偵察機(北朝鮮) 艦載機関砲/CIWS(韓国) T-54/T-55戦車(59式戦車/WZ-120)(...
  • 韓国移動衛星通信中継車計画
    2006年12月11日に行なわれた防衛事業推進会議で、移動衛星通信中継車の開発が正式に決定された。これはADD(Agency for Defense Development:国防科学研究所)が1996年から研究開発を行なっていた事業で、2006年に通信衛星「ムグンファ5号」の打ち上げが成功した事により本格的な開発が可能になった。今回決定された内容によると、2011年までに約8,000億ウォンを投じて500輌を量産し各部隊に配備する計画。移動衛星通信中継車はNEX1フューチャー社が量産を担当するが、ほかにも固定端末、携帯型端末が開発される予定だという。 【参考資料】 PowerCorea 韓国陸軍 2007-08-12 00 23 07 (Sun)
  • KMSAM(韓国中距離地対空ミサイル計画)
    ▼KMSAM(天馬II)の予想図 KMSAM(韓国中距離地対空ミサイル)は、現在韓国軍に配備されているMIM-23ホークを代替するために開発中の国産ミサイル。韓国は2005年10月6日にロシアとの間でKMSAMの共同開発に関する相互協力協定を結んでおり、また5,558億ウォンを投じて韓国国内のメーカー16社と6つの研究機関に共同開発させ、2010年の完成を目指す。1998年から1,000億ウォンの予算で始められた基礎研究は、2006年5月に既に完了している。完成すれば「天馬Ⅱ(チョルメ2)」と呼ばれるだろう。 KMSAMは50kmの射程を持ち、航空機だけでなく限定的に弾道ミサイルの迎撃能力も有する予定。ロシア製のS-300地対空ミサイル(NATOコード:SA-10 Grumble/グランブル)か、その発展型のS-400をベースに開発されるようだ。指向性弾頭、知能型近接...
  • K21歩兵戦闘車(NIFV)
    ■性能緒元 重量 25.0t 全長 6.9m 全幅 3.4m 全高 2.6m エンジン D2848LXE ディーゼル 750hp 最高速度 76km/h(浮航時7.8km/h) 航続距離 450km 武装 XK40 70口径40mm機関砲×1   7.62mm機関銃×1   国産対戦車ミサイル(開発中)×2 装甲 アルミニウム装甲+積層複合装甲 乗員 3名(車長、砲手、操縦手)+9名 従来の装甲車よりも火力などが改善された次世代歩兵戦闘装甲車(NIFV:Next Infantry Fighting Vehicle)。開発はADD(Agency for Defense Development:国防科学研究所)と斗山インフラコア社で1999年から行われ、2005年5月19日に斗山インフラコア昌原工場で試作車3輌の出庫式が行われた。その後、試作車によって各種試験が行なわれたが、幾つか...
  • KAAV7水陸両用装甲兵員輸送車(AAV7)
    ▼KAAV7 ▼KAAV7A1 ■AAV-7A1性能緒元 重量 25.6t 全長 8.161m 全幅 3.269m 全高 3.315m エンジン カミンズ VT400液冷ターボチャージド・ディーゼル 400hp 最高速度 72.42km/h 浮航速度 13.2km/h 航続距離 483km 武装 12.7mm重機関銃×1   40mmグレネード・ランチャー×1 装甲 44.5mm 乗員 3+25名 第二次大戦中に装軌式の水陸両用兵員輸送車LVTPシリーズを実戦化したアメリカは戦後もその発展型であるLVPT5を運用していたが、1960年代に入ると旧式化が目立ってきた。1964年3月にアメリカ海兵隊からの要求で新型水陸両用装甲車の開発が決まり、各社に対して基本計画案の提出を要求した。その中で選ばれたのがFMC社の案で1970年6月にAAV7(LVTP7)...
  • 「LOGIR」誘導ロケット弾(韓国)
    韓国はアメリカと共同で安価な誘導型ロケット弾の開発を行うという。2007年3月6日のADD(Agency for Defense Development:国防科学研究所)と米海軍航空兵器研究所の了解覚書によればこの計画は、現在運用している2.75インチのロケット弾に簡易な赤外線シーカーと誘導装置を追加し、対空・対地に使用できる精密誘導弾にしようというもの。この誘導ロケット弾を使用すれば、高価なAGM-65マーベリックなどの空対地ミサイルを使用する事無く、北朝鮮の小型戦闘艇や装甲車輌などを撃破する事が可能になる。この事業に投入される予算は約300億ウォンになるという。LOGIRはLow-Cost Guided Imaging Rocket(低価格画像誘導ロケット弾)の略。射程はおよそ5,000m。開発が成功すればLOGIRはKO-1やF/A-50などの軽攻撃機、AH-1や500MDなどの攻撃...
  • K1戦車(88戦車/ROKIT)
    #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (K1_61.jpg) ■性能緒元 重量 51.1t 全長 9.67m 車体長 7.47m 全幅 3.59m 全高 2.25m エンジン MTU MB871Ka-501ディーゼル 1,200hp 最高速度 65km/h 航続距離 437km 渡渉水深 2.1m(渡渉装備を付けた場合) 武装 KM68A1 51口径105mmライフル砲×1(47発)   12.7mm重機関銃×1(2,000発)   7.62mm機関銃×2(8,600発) 装甲 複合装甲(車体前面及び砲塔前面)、空間装甲(車体、砲塔側面) 乗員 4名(車長、砲手、装填手、操縦手) K1は自国のみで戦車を開発するには経験不足であった韓国が、1980年からクライスラー・ディフェンス社(ジェネラル・ダイナミックス...
  • 韓国戦闘ロボット計画
    ▼とりあえず走行できるようになった6輪偵察ロボットの試作型 韓国政府は2005年9月21日、第10回科学技術関係長官会議を開き「犬馬型ロボット」の開発を中心とする「国防部と情報通信部間の研究開発協力及び開発推進に関する計画」をまとめた。2006年から2011年まで計334億ウォンを投入する開発プロジェクトで、国防省傘下のADD(Agency for Defense Development:国防科学研究所)はロボットの機動技術とシステム総合研究を、ETRI(Electronics and Telecommunications Research Institute:電子通信研究院)は遠隔操縦とセキュリティ技術を担当する。 国防部が公開した概略図によると、犬馬型ロボットは左右に4~6個のタイヤを持つタイプと、昆虫のように6本の足を持つタイプの二つに分かれる。ロボットの重さは...
  • ウルサン級フリゲイト
    ▼2番艦「京城」(FFK-952)。30mm連装機関砲を4基装備した前期型。 ▼3番艦「忠南」(FFK-953) ▼7番艦「済州」(FFK-958)。40mm連装機関砲を3基装備した後期型。 ▼8番艦「釜山」(FFK-959)。後期型は上部構造物が増えたことで、よりトップヘビーになっている。 ▼9番艦「全州」(FFK-961)。2007年12月の重油流出事故出動時の画像。 ■性能緒元 満載排水量 2,180t 全長 102.0m 全幅 11.5m 主機 CODOG   GE LM2500ガスタービン 2基(58,200馬力)   MTU ディーゼル 2基(5,940馬力) 速力 34kts 航続距離 34kts/900nm 15kts/4000nm 乗員 150名 【兵装】 対空ミサイル ミストラル / 単装...
  • K1A1戦車
    ■性能緒元 重量 53.2t 全長 9.71m 車体長 7.47m 全幅 3.59m 全高 2.25m エンジン MTU MB871Ka-501 液冷ディーゼル 1,200hp 最高速度 65km/h 航続距離 437km 武装 KM256 44口径120mm滑腔砲×1(32発)   12.7mm重機関銃×1(2,000発)   7.62mm機関銃×2(8,600発) 装甲 複合装甲(車体前面及び砲塔前面) 乗員 4名(車長、砲手、装填手、操縦手) K1A1はK1戦車をベースに105mmライフル砲を120mm滑腔砲へと換装した改良型戦車。2001年に初めて公開された。装甲も空間装甲(スペースド・アーマー)から複合装甲に換えられたというが詳細は不明。国内開発された複合装甲とも、イギリスからの技術援助を受けて開発した複合装甲だともいわれる(アメリカから劣化ウラン装甲の供与を受けたと...
  • 機関銃(韓国)
    次期重機関銃開発計画 韓国国防省は2009年度予算案に、次期重機関銃の研究・開発費を盛り込んだと発表した。恐らく現用のK6の後継と思われるが、詳細は不明。 K6 12.7mm重機関銃 ■性能緒元 重量 37.0kg(三脚架を含む) 全長 1,654mm 口径 12.7mmNATO(M33) 銃身長 1,143mm(6条右回り) 作動方式 ショートリコイル 発射速度 750~850r/m 銃口初速 860m/s 最大射程距離 7,000m 有効射程距離 2,400m K6重機関銃はアメリカのM2重機関銃の韓国版コピーである。韓国軍は創設当時からM2を使用しており、ベトナム戦争時には大量にアメリカから供与され、また韓国国内でもライセンス生産されてアジア最大のM2保有国となった。しかし1980年代になると耐用年数が切れはじめたM2の代替が必要になり、新規に生産...
  • M48戦車(韓国)
    ▼M48A5K ■M48A5K性能緒元 重量 48.5t 全長 9.306m 全幅 3.63m 全高 3.086m エンジン コンチネンタル AVDS-1790-2D 空冷ディーゼル 750hp 最高速度 48.2km/h 航続距離 499km 武装 M68 51口径105mmライフル砲×1(54発)   12.7mm重機関銃×1(3,000発)   7.62mm機関銃×2(10,000発) 装甲 13~120mm 乗員 4名(車長、砲手、装填手、操縦手) ▼M48A3K ■M48A3K性能緒元 重量 48.5トン 全長 8.69m 全幅 3.63m 全高 3.239m エンジン コンチネンタル AVDS-1790-2 空冷ディーゼル 750hp 最高速度 48.2km/h 航続距離 463km 武装 M41 53口径90mmライフル砲×1(6...
  • K311小型トラックの派生型
    K311ザイトゥーン部隊仕様(簡易装甲車) K312戦場救急車(KM451) K316 NBC偵察車(KM453) K314無線搬送システム搭載車 地上監視・偵察車(型番不明) 装甲車型(モックアップのみ) 【関連項目】 K311小型トラック(KM450) 韓国陸軍 2008-12-31 00 06 39 (Wed)
  • コムクスドリ型ミサイル艇(PKG)
    ▼1番艇「ユ・ヨンハ」(PKG-711) ■PKX-A型性能緒元 満載排水量 570t 全長 63.0m 全幅 9.0m 喫水 3.0m 主機 CODAG 3軸 速力 40kts 航続距離 2,000nm/15kts 乗員 40名 【兵装】 対艦ミサイル SSM-700K「海星」/ 連装発射筒 2基 砲 オットー・メララ76mm単装速射砲 1基(1番艇のみ) 砲 WIA 62口径76mm速射砲 1基(2番艇以降) 近接防御 40mm連装機関砲「露蜂」 1基   12.7mm機関銃 2基 爆雷     【電子兵装】 3次元捜索レーダー (国産開発中) 1基 火器管制レーダー CEROS-200 1基 光学追尾システム (国産開発中)   戦闘システム (国産開発中)   電子戦システム SONATA簡略型   韓国海軍の次期ミサイル艇(PKX...
  • RQ-101無人偵察機「隼」
    ■性能緒元 重量 250kg 全長 4.8m 全幅 6.4m 全高   エンジン   巡航速度 130km/h 作戦行動半径 180km ペイロード 45kg 操縦要員 2名 RQ-101「隼(ソンゴルメ)」は韓国初の国産UAV(Unmanned Air Vehicle:無人航空機)で、ADD(Agency for Defense Development:国防科学研究所)とKAI(Korea Aerospace Industries:韓国航空宇宙産業)が1993年から開発を進めてきた。韓国陸軍は2004年12月に同機を受領完了しており、各軍団の空中偵察中隊に配備され、軍事境界線の偵察監視任務と砲兵の観測任務を行っている。韓国国防省はこのUAVを師団・旅団級の部隊にも配備を進める計画で、2008年から本格的な実験に入る。 RQ-101は翼幅6.4m、重量250kg、ペイロ...
  • 韓国陸軍について
    韓国陸軍(Republic of Korea Army) 【総論】 韓国陸軍は徴兵制を中心とした組織作りが行なわれているが、それによる様々な問題も指摘されている。ひとつは徴兵された程度の低い兵(軍隊生活不適合者)の暴走で、2005年5月に起きた前線哨戒所での銃乱射事件では10名が死傷する惨事となった。2006年8月には新兵が同僚2人に実弾を発砲し死亡させる事件、2007年4月にも兵士2人が実弾で死亡する事件が起きており、陸軍が軍隊生活不適合者を矯正させるために設置した「ビジョンキャンプ」は年々入所者が増え続けている(2006年は約8,600人)など問題は深刻化している。陸軍は兵が民間人から暴行を受け銃を奪われる事件が起きて以来、凶暴化した民間人に対処するため前線で警戒にあたる兵への実弾携帯を2006年春から強化したが、この措置が逆に実弾による兵士間のトラブルを増大させる原因にもなって...
  • ミレナE型エアクッション揚陸艇(韓国)
    ▼1号艇(LCAC-621) ▼2号艇(LCAC-622)。ロシア製のAK-630 30mmCIWSは装備されたままだ。 ■性能緒元 満載排水量 150t 全長 30.4m 全幅 13.1m 全高 14.1m 主機 ガスタービンエンジン 2基(20,000hp) 最大速力 55kts 巡航速力 45kts 航続距離 370km/45kts 武装 AK-630(ADMG-630) 30mmCIWS 2基   携帯対空ミサイル 8基 航海レーダー 2基 乗員 12名 韓国はロシア製のミレナE(Mirena-E)型LCAC(Landing Craft Air Cushion:エアクッション型揚陸艇)を、対ロシア経済協力借款の償還として3隻導入した。韓国海軍は2005年5月から操縦員と整備要員をロシア海軍教育センター及びハバロフスク造船所に派遣、実習教育を受け...
  • @wiki全体から「韓国次期装輪装甲車計画(ロテム社案)」で調べる

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