M110 203mm自走榴弾砲(韓国)

日本周辺国の軍事兵器内検索 / 「M110 203mm自走榴弾砲(韓国)」で検索した結果

検索 :
  • M110 203mm自走榴弾砲(韓国)
    ... 乗員 5名 M110は175mm砲を装備するM107と並行して開発が進められた自走榴弾砲で、車体を共通化したのに加え、機関系はM108/M109のものを流用し、サスペンションはM113装甲兵員輸送車のものを用いる等、他車のコンポーネントを採用する事でコストの低減も図っているのが特徴である。開発はM107と同じくパシフィック&ファウンドリー社が担当し、T236と名づけられた試作車はT235(M107の試作車)ともども1958年半ばに完成を見た。翌1959年、アメリカ陸軍が戦闘車両のエンジンをガソリンからディーゼルに変更する方針を決めたため、完成したT236はエンジンをディーゼルに換装して、呼称もT236E1と改められた。そして1961年3月にM110として制式化され6月からM107とともに生産に入り、1960年代末までに約750輌が完成した。M110はその派生型も含め、10ヶ国...
  • 韓国陸軍
    ...5mm自走加農砲 M110 203mm自走榴弾砲 K9 155mm自走榴弾砲「雷鳴」 K55 155mm自走榴弾砲(M109A2) 韓国120mm自走迫撃砲計画 K242 107mm自走迫撃砲 K281 81mm自走迫撃砲 野砲・迫撃砲・対砲迫レーダー M115 203mm榴弾砲 KH179 155mm榴弾砲 M114A1 155mm榴弾砲 KH178 105mm榴弾砲 M2A1/M101A1 105mm榴弾砲 迫撃砲 WLRX(韓国次期対砲レーダー計画) AN/TPQ-37対砲レーダー AN/TPQ-36対迫レーダー 地対地ミサイル・ロケット 「玄武III」地対地巡航ミサイル NHK-2地対地ミサイル「玄武」 MGM-140地対地ミサイル「ATACMS」 MGR-1地対地ロケット「オネスト・ジョン」(M31/M50...
  • K55 155mm自走榴弾砲(M109A2)
    ■性能緒元 重量 24.95t 全長 9.129m 全幅 3.15m 全高 3.279m エンジン 8V-71T 液冷ディーゼル 405hp 最高速度 56.33km/h 航続距離 354km 武装 M185 33口径155mm榴弾砲×1(36発)   12.7mm重機関銃×1(500発) 射程 24km 装甲 31.75mm(最大) 乗員 6名 M109自走榴弾砲は1952年1月のワシントンの会議において提案された156mm自走榴弾砲がルーツで、1953年5月にT198として開発される事が決定し、1954年3月にはモックアップが完成した。しかし並行して開発されていたT195と車体、砲塔を共通化してコストを削減し、既存の砲との弾薬共用の見地から155mm砲を搭載する事になった。これにより開発は仕切り直され、試作車はT195と同じデトロイト戦車工廠の手で製作され1959年2月に完...
  • 中国陸軍
    中国陸軍 戦車 98式戦車(WZ-123/ZTZ-98)  ├99式戦車(98G式戦車/WZ-123B/ZTZ-99)  └140mm滑腔砲搭載型 ※試作のみ 90-II式戦車(MBT-2000/アル・ハーリド) ※輸出用  └90-III式戦車 ※輸出用 85-II式戦車(風暴II型/WZ-1227F2) ※輸出用・試作のみ  ├85-IIM式戦車/85-IIAP式戦車(WZ-1228) ※輸出用  └85-III式戦車 ※輸出用・試作のみ 80式戦車(WZ-122/ZTZ-80)  ├88式戦車(80-I式戦車/WZ-122A/ZTZ-88)  └96式戦車(88C式戦車/WZ-122H/ZTZ-88C)   └96式戦車の派生型 122型戦車(WZ-122) ※試作のみ  └122型戦車の派生型 69式戦車(WZ-121)  └79式戦車(69-...
  • 北朝鮮陸軍
    朝鮮民主主義人民共和国朝鮮人民軍地上軍/北朝鮮陸軍(Korean People s Army) 戦車 T-72戦車(暴風号) T-62戦車(天馬号) T-54/T-55戦車(59式戦車/WZ-120) 62式軽戦車(WZ-131) 82式水陸両用戦車(PT-85/M1985) 63式水陸両用戦車(WZ-211) PT-72水陸両用戦車 装甲車 ▼装軌式 BMP-2歩兵戦闘車 BMP-1歩兵戦闘車 M1973装甲兵員輸送車(VTT-323)  └M1973装甲兵員輸送車の派生型 63式装甲兵員輸送車(WZ-531) MT-LB装甲兵員輸送車 PTS水陸両用装甲兵員輸送車 K-61水陸両用装甲兵員輸送車 ▼装輪式 M1992装輪装甲車 BDRM-2装輪装甲車 BTR-80装輪装甲車 BTR-60装輪装甲車 BTR-50装輪装甲...
  • M115 203mm榴弾砲(韓国)
    ■性能緒元 重量 14.515t 全長 10.972m 全幅 2.844(移動時)/6.857m(射撃時) 全高 2.743m(移動時) 武装 203.2mm榴弾砲 最大射程 16.8km(M106榴弾)   16.0km(M509榴弾) 砲員 14名 【参考資料】 大砲研究室 Military Analysis Network(Federation of American Sientists) 韓国陸軍 2007-07-15 13 34 48 (Sun)
  • K77装甲砲兵指揮車
    K55 155mm自走榴弾砲(M109A2)の車体をベースに開発された装甲砲兵指揮車輌(FDCV:Fire Direction Center Vehicle)。 【関連項目】 K55 155mm自走榴弾砲(M109A2) 韓国陸軍 2007-07-15 18 56 48 (Sun)
  • 韓国海軍
    大韓民国海軍/韓国海軍(Republic of Korea Navy)及び海兵隊(Republic of Korea Marine) 航空母艦 KCVX(韓国航空母艦計画) 駆逐艦 セジョン・デワン級イージス駆逐艦(KDX-III) チュンムゴン・イ・スンシン級駆逐艦(KDX-II) クァンゲト・デワン級駆逐艦(KDX-I) チュンブク級駆逐艦(ギアリング級) テグ級駆逐艦(アレン・M・サムナー級) チュンム級駆逐艦(フレッチャー級) (キャノン級護衛駆逐艦) チュンナム級護衛駆逐艦(ラッデロウ級) フリゲイト・コルベット FFX(韓国次期フリゲイト計画) ハーリド・ビン・ワリード級フリゲイト(DW-2000H型)【輸出】 ウルサン級フリゲイト トマン級フリゲイト(タコマ級) HDP1200型コルベット 【輸出】 ポーハン級コルベ...
  • M2A1/M101A1 105mm榴弾砲(韓国)
    重量 2,300kg 口径 105mm 砲身長 2.58m 全長 6.04m 全高 1.53m 全幅 2.15m 砲口初速 470m/s 最大射程距離 11,300m 射撃速度 最大10発(継続射撃時4発) 要員 10名 M2A1は米ロックアイランド砲兵工廠製で、1940年にアメリカで制式採用された105mm榴弾砲。アメリカ陸軍及び海兵隊の師団砲兵連隊に配備され、第二次大戦中の標準榴弾砲として各戦線で広く使用された。 韓国軍には朝鮮戦争時にM2A1とその改良型であるM101A1がアメリカから多数供与され、現在でも2線級の予備役師団の砲兵連隊直協支援大隊に数多く配備されている(全般支援大隊はM114 155mm榴弾砲を装備)。M2及びM101は古い砲だが信頼性が高く、今後も韓国軍で使用され続けるだろう。 【参考資料】 大砲研究室 PowerCorea Milita...
  • 韓国装甲弾薬補給車計画
    ▼以前開発された大宇総合機械製(現在の斗山インフラコア社)のK55用弾薬補給車 韓国防衛事業庁は現在陸軍で多数が使用されているK55 155mm自走榴弾砲に随伴して弾薬を補給する装甲弾薬補給車の開発を行なうと2007年5月2日に発表した。韓国が独自に開発したK9 155mm自走榴弾砲には専用のK10装甲弾薬補給車があるが、数的に陸軍自走砲の主力であるK55には専用の補給車はこれまで無かった。1990年代末に三星テックウィンと大宇総合機械(現在の斗山インフラコア社)業がそれぞれK55用の弾薬補給車を試作開発したが、両社の車輌とも性能が不十分だったために制式採用には至らなかった。韓国はあらためて新規にこれを開発する事でK55部隊の戦力増強を図り、同時に国内の装甲車輌開発産業の発展育成に役立てる腹積もり。基礎研究開発は2008年から2010年まで3年かけて行われ、開発費は160億ウ...
  • M1973装甲兵員輸送車の派生型
    M1977 122mm自走榴弾砲 9M14「マリュートカ」対戦車ミサイル搭載型 107mm18連装ロケット弾発射機装備型 14.5mm4連装自走高射機関銃型 85mm自走砲 100mm自走砲 KN-01自走地対艦ミサイル発射機 M1992 120mm自走迫撃砲 【参考資料】 [1]Global Security [2]Christopher F. Foss編『Jane’s Armour and Artillery 2006-2007』(Janes Information Group/2006年)350ページ [3]FAS「Type 85 Armored Personnel Carrier、YW 307、YW 531H (M-1967)、VTT-323 (M-1973)」 [4]네이버 블로그 포스트 ...
  • K9 155mm自走榴弾砲「雷鳴」
    ...999年から始まり、M110 203mm自走榴弾砲の後継として第5軍団の第5砲兵旅団や第6軍団の第6砲兵旅団、第7軍団の第7砲兵旅団などの軍団直轄砲兵に配備されている。また東部戦線の要である第11機械化歩兵師団の自走砲連隊にも、特別に1個大隊のK9が配備されている。一部の海兵隊にも配備が始まっているようだ。愛称は「雷鳴(サンダー/Thunder)」。初期の国産化率は70%程度だったが、現在は80%以上まで達しているという。取得初年度(1999年)の価格は1輌約37億ウォンで、計477輌が生産される予定。2007年3月21日の発表によれば、18輌の追加生産が決定されたという。 K9が装備する砲は、韓国WIA社とADDが開発した52口径の155mm榴弾砲である。K9は高度に自動化された火器管制装置と自動装填装置を有しており、本部のBTCS(Battalion Tactical C...
  • その1
    ■今日 韓国陸軍 北朝鮮陸軍 トップページ T-72戦車(暴風号) 北朝鮮空軍 サンオ型小型潜水艦 M48戦車(韓国) 韓国装甲弾薬補給車計画 MiG-29戦闘機(ファルクラム)(北朝鮮) ドンヘ級コルベット ドクト級ドック型揚陸艦(LPX) K311小型トラック(KM450) F-5E/F戦闘機「タイガーII」(KF-5E/F) M47戦車(韓国) M1981 122mm自走加農砲 AH-1F攻撃ヘリコプター「コブラ」(韓国) 「スーパーリンクスMk99」対潜ヘリコプター(韓国) MiG-19戦闘機(ファーマー/殲撃6/J-6/F-6)(北朝鮮) 北朝鮮海軍 M1973装甲兵員輸送車(VTT-323) 韓国空中給油機計画 KSAM自走地対空ミサイル「天馬」 「プチェラ-1T」無人偵察機(北朝鮮) 艦載機関砲/CIWS(韓国) T-54/T-55戦車(59式戦車/WZ-120)(...
  • M270自走ロケット砲「黒龍」(MLRS)
    ...ベルに配備されているM110 203mm自走榴弾砲の後継車輌として開発された自走ロケット・ランチャーで、自衛隊を初め西側各国の標準的自走式ロケット・ランチャーとして多用されている。 本車の開発は1971年にアメリカ陸軍が広域制圧兵器に対する研究に着手した事を端に発する。そして1974年にはGSRS(General Support Rocket System:全般支援ロケット・システム)計画として具体化し、1976年3月に開発提案要求が出されてボーイング社とヴォート社(LTV社)の案が選択され、1977年8月に本格的な開発契約が結ばれた。1979年には新世代歩兵戦闘車として開発が進められていたXM2/XM3と機関系や足回りなどのコンポーネントを共用することが決まり、1980年にLTV社案が選ばれて生産された。開発は三段階に分かれて進められ、その第一段階は基本と成る車体とランチャ...
  • K1ARV装甲回収車
    ■性能緒元 重量 52.0t 全長 8.96m 全幅 3.60m 全高 2.65m エンジン MTU MB871Ka-501 液冷ターボチャージド・ディーゼル 1,200hp 最高速度 65km/h 航続距離 600km 武装 12.7mm重機関銃×1 装甲   特殊装備 25tクレーン   35tウィンチ 乗員 4名 K1戦車の車体を基に開発された装甲回収車輌。野外で損傷した車輌を修理・牽引する支援車輌である。開発は1989年から1993年にかけて行われ、独Mak社から技術援助を受けた。車体右側にペイロード25トンの大型クレーンを装備しており、K1戦車やM48戦車、K55 155mm自走榴弾砲(M109A2)のエンジン及びトランスミッションを吊り上げて交換作業を行う事ができる。メイン・ウィンチは35トンまで牽引できる二重キャプスタン型で、被牽引車輌から150mまで操作可能。車...
  • M1992 30mm自走機関砲
    ■性能緒元 重量 19トン 全長 7m 全幅 2.78m 全高 4.35m エンジン ディーゼル 300hp 最高速度 航続距離 武装 30mm機関砲×2 砲口初速 800m/s 俯仰角 -5~85度 装甲 防弾鋼板 レーダー 目標捜索/追尾用レーダー×1 乗員 4名 西側コードネームM1992 30mm自走機関砲は、ソ連のZSU-23-4「シルカ」対空機関砲をベースに開発された北朝鮮国産の自走対空砲であり、北朝鮮製対空自走砲の中で唯一全天候性能を有する車両でもある。北朝鮮軍での制式名称は不明であり、M1992はアメリカ軍が付けた仮称。M1992の機関砲に関しては、Jane s Land-Based Air Defence 2006-2007では23mm機関砲としているが、本稿ではNorth Korea Country HandbookやGlobal Securit...
  • K10装甲弾薬補給車
    韓国陸軍は2005年10月4日、K10装甲弾薬運搬車の開発を完了したと発表した。K10装甲弾薬運搬車(ARV:Ammunition Resupply Vehicle)は、車内に搭載された155mm砲弾をK9自走榴弾砲「雷鳴」の弾薬庫に自動補給する支援車輌である。K10は1998年11月から三星テックウィン社と釜山大学及びADD(Agency for Defense Development:国防科学研究所)の共同で基礎研究が始まり、2000年6月に砲弾移送装置と自動搬出器の試作が完成、2002年11月に正式にK10ARVの開発契約が結ばれた。2004年3月に最初の試作車輌が完成して2005年5月まで各種運用試験が行われた後、2005年8月に全ての開発作業が終了した。開発費は127億ウォンにのぼり、1台当たりの量産価格は26億8,000万ウォンになるといわれる。 K10は合計104発の...
  • M1991 240mm自走ロケット砲
    北朝鮮製の22連装240mm自走ロケット砲。1991年に確認されたため、M1991と呼ばれている。射程距離は60km以上でソウル周辺の攻撃が可能。北朝鮮は多連装ロケット砲を重視しており、現在までに何らかの改良が施されている可能性もある。M1991 240mm自走ロケット砲の多くが、DMZに近い砲兵軍団の多連装ロケット大隊に配備されているというが、配備数などの詳細は不明。 【参考資料】 Grobal Security Jane s Infomation Group 北朝鮮軍の全貌(光人社) 最新朝鮮半島軍事情報(講談社) 北朝鮮陸軍 2009-05-31 01 13 49 (Sun)
  • M1973装甲兵員輸送車(VTT-323)
    ■性能緒元 重量 12.7トン 全長 6.2m 全幅 3.06m 全高 2.50m エンジン ディーゼル(320hp) 最高速度   浮航速度   航続距離   武装 14.5mm重機関銃×2、もしくは14.5mm×1と7.62mm×1   9K32「ストレラ2」対空ミサイル(SA-7 Grail)もしくは9K310「イグラ1」(SA-16 Gimlet)×4 装甲 圧延溶接装甲 乗員 3名(車長、操縦手、砲手)+歩兵5~10名 VTT-323は北朝鮮国産の装軌式兵員輸送車。1973年にその存在が確認されたため、米国防総省はM1973の認識名を付与している。 中国の63式装甲兵員輸送車(YW-531)の車体を延長した拡大改良型だが、同じような改良が施された中国製の85式装甲兵員輸送車(YW-531H)とは全くの別物である[1]。 車体は圧延装甲板を溶接して製造さ...
  • M1985 37mm自走機関砲
    ■性能緒元 重量 19トン 全長 6.5m 全幅 2.78m 全高 3m エンジン ディーゼル 300hp 最高速度 航続距離 武装 37mm機関砲×2 発射速度 150~180発/分(1門あたり) 俯仰角 -5~85度 装甲 防弾鋼板 乗員 7名 M1985 37mm自走機関砲は、37mm連装機関砲をオープントップ砲塔に搭載した北朝鮮国産の自走対空砲である。M1985は、西側の呼称であり、北朝鮮での制式名称は不明。なお、Jane s Land-Based Air Defence 2006-2007では本車の名称を「M1992-37mm (twin) self-propelled anti-aircraft gun system」としている。 M1985の主なスペックは以下の通り。重量19トン、全長6.5m、全幅2.78m、全高3m。300hpのディーゼルエ...
  • M1991 122mm自走加農砲
    旧ソ連製のD-74(若しくは中国製の60式)122mm加農砲を北朝鮮が独自に自走砲化した車輌[1]。北朝鮮軍の制式名称は不明。1991年に存在が確認されたため、米軍が「M1991」というコード名を付与している。 D-74を車載化した自走砲としては既にM1981 122mm自走加農砲が存在するが、M1991は北朝鮮が開発した自走砲としては例外的に完全密閉砲塔を有する車輌として開発された。 M1991の車体は北朝鮮が開発した共通装甲シャーシ「トクチョン(Tok-Ch on)」を利用している。トクチョンは、ソ連が1950年代に開発したATS-59砲兵トラクターを元にして北朝鮮が開発した車両であり、同国で実用化された各種自走砲のシャーシとして使用されている[2]。1つのシャーシから各種派生型を開発することは、開発期間の短縮、共通シャーシの量産で生産単価を下げる、乗員や整備員にとって...
  • K242 107mm自走迫撃砲
    ■性能緒元 重量 13.2t 全長 5.48m 全幅 2.86m 全高 2.19m エンジン MAN D2848MT 液冷ターボチャージド・ディーゼル 350hp 最高速度 74km/h 航続距離 480km 武装 107mm迫撃砲×1   12.7mm重機関銃×1 装甲   乗員 5名 K200装甲兵員輸送車(KIFV)に107mm迫撃砲を搭載した自走迫撃砲。M30 107mm迫撃砲をキャビンに設けたターンテーブルに装備しており、360度の射界を得ている。車体側面には砲架と底板を搭載しているので、迫撃砲を車体から降ろして射撃する事も出来る。機械化された歩兵連隊の重火器中隊に配備されている。価格は1輌当たり2億6,000万ウォンといわれている。 ▼K242の車体側面には迫撃砲を降ろして射撃できるように砲架と底板が装備されている ▼K242のキャビン内部。迫撃...
  • M1978 170mm自走加農砲「コクサン」
    ■性能緒元 重量 40トン 全長 14.9m 全幅 3.27m 全高 3.1m エンジン ディーゼル 520hp 最高速度 40km/h 航続距離 300km 武装 170mmカノン砲×1 最大射程 通常弾:40km、RAP弾:60km 発射速度 1~2発/5分 M1978 170mm自走加農砲「コクサン」は、1978年に北朝鮮の谷山(コクサン)郡で確認された北朝鮮国産の自走砲である。M1978は確認された年、「コクサン」は発見された場所を表すアメリカのコードネームであり、北朝鮮では「チュチェ(主体)大砲」と呼ばれているとの説がある。 M1978はT-54/55もしくは中国製59式戦車のシャーシに、長砲身の170mmカノン砲をオープントップ方式で搭載している。170mm砲は車体中央部のレール上に配置されており、走行時には車体中央に配置される。車体前方には砲身を支える為...
  • KH179 155mm榴弾砲
    ■性能緒元 重量 6.89t 全長 10.389m 全幅 2.43m 全高 2.77m 牽引速度 70km/h 武装 39口径155mm榴弾砲 最大射程 30km(RAP:ロケット推進砲弾)   22km(HE:通常榴弾) 砲員 12名 KH179榴弾砲はM114A2榴弾砲を上回る射程、信頼性、運用性を目指して韓国国内で開発された国産榴弾砲。ADD(Agency for Defense Development:国防科学研究所)で1979年から開発が始まり、1982年に完成、1983年から量産され部隊に配備された。KH179のKHはKorean Howizer(韓国型榴弾砲)の略で、179の1は最初のタイプである事、79は1979年開発開始である事の意である。KH179の射程距離はロケット推進砲弾を使用すればM114の1.5倍近い30kmにもなり、韓国師団の遠距離火力を大幅に強化...
  • M1989 170mm自走加農砲「コクサン」
    ■性能緒元 重量 40トン 全長   全幅   全高   エンジン   最高速度   武装 170mmカノン砲×1 最大射程 通常弾:40km、RAP(Rocket Assisted Projectiles:ロケット補助推進)弾:60km M1989 170mm自走砲は、M1979「コクサン」の後継として開発された大口径の自走砲である。M1989はアメリカ軍のコードネームで、北朝鮮では「主体砲」と呼ばれているとされる。 M1989はM1979と同じ170mmカノン砲を、AT-Sトラクターをベースに北朝鮮が開発した新型シャーシに搭載している。シャーシの形状が異なる数種類のタイプがあると見られるが、詳細は不明。T-54/55(もしくはT-62)戦車の車体にそのまま170mm砲を搭載したM1979に対して、専用のシャーシを開発した事で砲弾搭載スペースを確保でき、車体の重量バラ...
  • M40 106mm無反動砲(韓国)
    ▼M40 106mm無反動砲を装備したKM424 ■性能緒元 口径 105mm 砲身長 3333mm 重量 215kg(砲身重量115kg) 最大射程 7,700m M40はアメリカで開発された106mm(実際の口径は105mm)口径の無反動砲。失敗作であるM27 105mm無反動砲の改良型として開発された。韓国軍はベトナム戦争時にM40を導入し、その後ライセンス生産も行なって、歩兵部隊の主力対戦車火器として大量に配備した。現在も歩兵連隊内の重火器大隊で使用されているが、老朽化著しいためロシアから購入したメチスM対戦車ミサイルで一部を代替した。残りのM40はこれから国内開発される新型中距離対戦車ミサイルによって代替される予定だが、その実用化は2014年頃と言われており、まだ暫くの間は歩兵部隊の主力対戦車火器として使われ続ける事になるだろう。 ▼第17師団の...
  • 迫撃砲(韓国)
    KM187 81mm迫撃砲 M29 81mm迫撃砲 KM181 60mm迫撃砲 M2 60mm迫撃砲 【関連項目】 K532 107mm自走迫撃砲(Bv206) K242 81mm自走迫撃砲? 韓国陸軍 2007-10-08 16 35 26 (Mon)
  • KH178 105mm榴弾砲
    韓国がアメリカ製のM101榴弾砲の砲身を延長してマズル・ブレーキを装備するなどの独自の改良を施し、射程距離を延ばした105mm榴弾砲。アメリカから供与されたM101を代替する形で、各砲兵連隊の直協支援大隊に配備が進められているようだが、どの程度配備が進んでいるのか不明。 【参考資料】 Grobal Security PowerCorea 韓国陸軍 2007-07-15 13 52 25 (Sun)
  • M1981 122mm自走加農砲
    旧ソ連製のD-74(若しくは中国製の60式)122mm加農砲を北朝鮮が独自に自走砲化した車輌。北朝鮮軍の制式名称は不明。1981年に存在が確認されたため、米軍が「M1981」というコード名を付与している。 M1985の車体は北朝鮮が開発した共通装甲シャーシ「トクチョン(Tok-Ch on)」を利用している。トクチョンは、ソ連が1950年代に開発したATS-59砲兵トラクターを元にして北朝鮮が開発した車両であり、同国で実用化された各種自走砲のシャーシとして使用されている[1]。1つのシャーシから各種派生型を開発することは、開発期間を短縮し、共通シャーシの量産で生産単価を下げることが可能となり、乗員や整備員にとっても共通のシャーシを使用することで訓練や整備面で有利になる、など各種のメリットがある。 122mm加農砲の榴弾による最大射程距離は24kmで、緊急時には離脱装弾筒付徹甲...
  • 韓国120mm自走迫撃砲計画
    ▼ROTEM社が発表した装輪型120mm自走迫撃砲 ▼三星テックゥイン社が発表した装輪型120mm自走迫撃砲 ▼仏タレス社の2R2M 120mm迫撃砲 ▼韓国WIA社の120mm迫撃砲 韓国軍消息筋は2007年3月15日、自走式の120mm迫撃砲を独自開発する計画について明らかにした。2007年3月現在、韓国軍は60mm、81mm、107mmの各迫撃砲を運用しており、それぞれ装軌式若しくは装輪式の車輌に積載して自走化している。しかし世界主要各国が装備する連隊級部隊支援用の重迫撃砲は120mmクラスに移行しているため、韓国軍としても同クラスの迫撃砲を整備し且つ自走化する事で、歩兵に対する直協火力の充実を図るとして120mm自走迫撃砲の開発が計画された。連合ニュースの記事では155mm自走砲(恐らくK55)の砲塔に120mm迫撃砲を搭載す...
  • K200装甲兵員輸送車(KIFV)
    ▼K200A1 ■K200A1性能緒元 重量 13.2t 全長 5.486m 全幅 2.846m 全高 2.518m エンジン MAN D2848MT 液冷ターボチャージド・ディーゼル 350hp 最高速度 74km/h(浮航時7km/h) 航続距離 480km 武装 12.7mm重機関銃×1   7.62mm機関銃×1 装甲   乗員 3+9名 ■K200性能緒元 重量 12.9t 全長 5.486m 全幅 2.846m 全高 2.518m エンジン MAN D2848M 液冷ディーゼル 280hp 最高速度 74km/h(浮航時7km/h) 航続距離 480km 武装 12.7mm重機関銃×1   7.62mm機関銃×1 装甲   乗員 3+9名 KIFV(K200)はKorean Infantry Fighting Vehicle(韓国型歩兵戦闘...
  • ムルケ型揚陸艇(LCU-1610型)(韓国)
    ■性能緒元 満載排水量 375t 全長 41.1m 全幅 8.8m 主機 ディーゼル 4基 2軸(1,000hp) 最大速力 11kts 航続距離 1,200nm(8kts) 武装 12.7mm重機関銃×2 航海レーダー 1基 ペイロード 134t 乗員 14名 LCU(Landing Craft, Utility:汎用揚陸艇)はアメリカ製の大型揚陸艇。第二次世界大戦で使用されたLCT(Landing Craft, Tank:戦車揚陸艇)が起源で、構造的には一種の自走ポンツーン(舟橋)である。車輌甲板は全通しており、艇の前後にランプを有している。戦車は1輌、装甲兵員輸送車なら3輌、兵員のみなら400名を輸送可能。速力はLCACに遠く及ばないが搭載重量は2倍以上あり、重量物の運搬には必要な船だ。ドック型揚陸艦に搭載されるLCUのマストは起倒式だが、独航型のLCUは固定式の3脚マス...
  • K200装甲兵員輸送車の派生型
    K277コマンドポスト K216 NBC装甲偵察車 KM-43A1NBC警報システム、AN/VDR-2計測器、VWOS車載気候観測機等のNBC機器を装備する。 K288装甲回収車 K242 107mm自走迫撃砲 K281 81mm自走迫撃砲 K263 20mm自走バルカン砲「天弓」 K255弾薬運搬車 KAFV25M 25mm機関砲を搭載した砲塔を持つ。試作のみ。 KAFV30A 1980年代に大宇重工業(現在の斗山インフラコア)が開発した試作車輌。M230「ブッシュマスター」30mm機関砲と7.62mm機関銃を装備した1人用砲塔を装備する。M230はアメリカのAH-64「アパッチ」攻撃ヘリコプター等が装備する機関砲で、毎分600発以上の発射速度を誇る。砲塔はスタビライザーによって安定化...
  • K532 107mm自走迫撃砲(Bv206)
    ■性能緒元 重量 11.5t 全長 7.7m 全幅 2.1m 全高 3.5m エンジン メルセデス・ベンツ W5A-580 ディーゼル 250hp 最高速度 55km/h 航続距離 300km 武装 M30 107mm迫撃砲×1   12.7mm重機関銃×1 装甲 耐7.62mm弾防御 乗員 3名 スウェーデン・ヘグルント社の全地形車輌。プロトタイプは1989年に完成したが、少数がスウェーデン陸軍に採用されたに過ぎなかった。だが1999年にフランスが12輌、ドイツが約100輌を採用し、イタリアでも58輌が導入されるなどベストセラー車輌となった。イギリス海兵隊でも108輌を導入している。韓国では現代重工でライセンス生産され、後部車体に107mm迫撃砲を搭載した自走迫撃砲型が海兵隊の支援大隊に配備されているようだ。この自走迫撃砲型は韓国ではK532と呼ばれている。ヘグルント社は他に...
  • Bo-105軽ヘリコプター(韓国)
    ■性能緒元 重量 1,300kg 全長 8.56m 全幅 9.84m(プロペラ直径) 全高 3.02m エンジン アリソン 250-C20R-3(420hp)×2 最大速度 372km/h 巡航速度 242km/h 航続距離 574km ホバリング限度 3,200m 武装 12.7mmガンポッド×1   70mmロケット弾ポッド×1 乗員 2~6名 世界初のリジッド・ローターと複合材ブレードを持つ小型双発タービン機。ドイツのベルコウ社(MBB社、現ユーロコプター社)で開発が始まったのは1962年からで、初飛行は1967年。主ローター・ブレードは4枚で、複合材の使用によりそれまでの金属製ブレードと比べて段違いの耐用性を持つ。これは当時のヘリコプターとしては革新的な事であった。ブレードはチタニウム製のヘッドに固定され、ヒンジ類がないため操縦反応が早く運動性が極めてよい。小型機に双発...
  • K263 20mm自走バルカン砲「天弓」
    ■性能緒元 重量 11.8t 全長 5.40m 全幅 2.90m 全高 2.29m エンジン MAN D2848MT 液冷ターボチャージド・ディーゼル 350hp 最高速度 74km/h 航続距離 480km 武装 M61A1 20mmバルカン砲×1(2100発) 装甲   乗員 3名 K200装甲兵員輸送車(KIFV)に、米ゼネラル・エレクトリック社が航空機用機関砲として開発した20mm6銃身のM61A1バルカン砲をベースに車載化したM163バルカン・システムを搭載した近接対空車輌。1輌あたりの価格は4億7,000万ウォン。K263A1は機械化師団の高射大隊に配備されている。 車体は基本的にK200A1の流用だが、射撃時に安定性を高めるためサスペンションにロック機構が追加されている。機関砲は動力駆動式の旋回砲塔に装備され、給弾機構と射撃統制装置、測距専用の簡易型レーダ...
  • 韓国次期装輪装甲車計画(ロテム社案)
    ▼ソウル・エアショー2007で公開されたロテム社製6輪装甲車。以前発表されたタイプと比較してライトや車体後部側面の形状など様々な部分が変化しており、幾分洗練された印象を受ける。 ▼ディフェンス・アジア2006で公開されたロテム社製6輪装甲車 ■6輪型性能緒元 重量 15.7t 全長 6.6m 全幅 2.7m 全高 2.1m エンジン ディーゼル 380hp 最高速度 100km/h 浮航速度 12km/h 航続距離 800km 武装 12.7mm重機関銃/40mm自動擲弾銃×1 装甲   乗員 2(車長、操縦手)+10名 ■8輪型性能緒元 重量 20.0トン 全長 7.2m 全幅 2.7m 全高 2.7m エンジン ディーゼル 380hp 最高速度 100km/h 浮航速度 12km/h 航続距離 800km 武装 20mm機関砲×1   対戦...
  • K30 30mm自走機関砲「飛虎」
    ■性能緒元 重量 25.0t 全長 6.97m 全幅 3.17m 全高 4.43m エンジン MAN D2848MT 液冷ディーゼル 520hp 最高速度 60km/h 航続距離 500km 武装 エリコン 90口径30mm機関砲×2(500発) 装甲   捜索レーダー NEX1 MPS-1(X-band) 目標追跡システム レイセオン EOTS 乗員 3名(車長、操縦手、砲手) K30「飛虎(ビホ)」は韓国国産の自走対空機関砲。機械化部隊に追随できる機動性を有し、低高度で侵入してくる敵航空機やヘリコプターを撃破する近接防空兵器として大宇重工で開発された。開発計画は1983年からスタートし、途中予算や技術的問題に悩まされて開発は難航したが、試作テストでは満足すべき結果を得られ無事完成した。投じられた開発費用は数10億ウォンといわれる。K30の生産は2001年9月から開始され、韓...
  • RIM-116艦対空ミサイル「RAM」(韓国)
    ▼KD-II型駆逐艦の艦橋上に装備されたRAM発射機 ■性能緒元 全長 2.82m 直径 13cm(翼幅43.8cm) 重量 73.5kg 弾頭 9.1kg(HE) 最大速度 マッハ2.0 射程 10km 誘導方式 パッシブ・レーダー誘導   赤外線誘導(終末段階) RAMとはRolling Airframe Missile(回転弾体ミサイル)の略。それまで西側各国で広く使用されていたファランクスなど小口径機関砲型CIWS(Close In Weapon System:近接防御システム)は射程が1~2km程度と短く、破壊威力も充分でない事が指摘されていた。そこで既存の対空ミサイルをベースに新たな軽量CIWSを開発する事が計画された。 開発は1974年から米海軍とレイセオン社で始まり、1976年7月に旧西ドイツ海軍、1979年にデンマーク海軍も計画に参加した...
  • 「バラクーダ」装輪装甲車(TM170)(韓国)
    ■性能緒元 重量 11.2t 全長 6.14m 全幅 2.47m 全高   エンジン ダイムラー・ベンツ OM352A 液冷ディーゼル 168hp 最高速度 100km/h 浮航速度 9km/h 航続距離 870km 武装 12.7mm重機関銃×1 装甲 8mm 乗員 2+10名 「バラクーダ」4輪装甲車は独ティッセン・ヘンシェル社のTM170装甲車を、韓国の大宇総合機械(現在の斗山インフラコア)がライセンス取得し、下請けの新正特殊機械が生産した装甲車である。元々は警察用の装甲車だったが、12輌が銃座増設等の改造を受け、韓国のイラク派遣部隊「ザイトゥーン」に配備された。韓国からインドネシアに輸出もされている。 「バラクーダ」を生産していた新正特殊機械が、その経験を基に自主開発(ほとんどコピーだが)したのがS-5装甲車である。S-5は現代自動車製のトラックをベースにしてお...
  • 70mm32連装自走ロケット砲(韓国)
    韓国のHANWHA(韓国火薬)社が開発した70mm(2.75inch)32連装ロケット砲システムを、K311 1.25トントラックに装備させた小型自走ロケット砲システム。2004年に発表された。韓国軍にはまだ制式採用されていない(2007年1月現在)。安価で効果的な兵器として輸出も積極的に行われており、インドネシアに200基(ロケット砲のみ?)を8,000万ドルで輸出する契約が結ばれている。 M270「黒龍」やK136「九龍」のような大型の自走ロケット砲が軍団レベルでの火力支援を行うのに対し、この小型MLRS(Multiple Launch Rocket System:多連装ロケット・システム)は連隊レベルの部隊に火力を提供する。小型で軽快な車輌に搭載されており、3人という少人数で運用できるため(但し再装填にはもっと兵員が必要になる)、連隊規模の部隊にも問題なく追随できるという。小...
  • BMP-3歩兵戦闘車(韓国)
    ■性能緒元 重量 18.7t 全長 7.14m 全幅 3.23m 全高 2.30m エンジン UTD-29M 液冷ディーゼル 500hp 最高速度 70km/h 浮航速度 10km/h 航続距離 600km 武装 2A70 100mm低圧砲×1(40発)   9M117対戦車ミサイル「バスチオン」(8発)   2A42 30mm機関砲×1(500発)   7.62mm機関銃×3 装甲 10~40mm 乗員 3+7名 韓国軍は経済協力借款の償還として、ロシアからT-80U戦車等と共にBMP-3を33輌導入した。アグレッサー(Aggressor:対抗部隊)として第90機械化歩兵大隊に配備され各種研究・訓練が行われた後、2005年末までに江原道中東部の第3機甲旅団へT-80と共に配置転換された。韓国軍はBMP-3やT-80などのロシア製車輌を配備するにあたって、基幹乗員と整備員(職業...
  • 9K115-2対戦車ミサイル「メチスM」(AT-13サキソフォン)(韓国)
    ■9M131性能緒元 全長 80.0cm 直径 9.4cm 重量 13.8kg(発射機10.5kg) 弾頭重量 4.6kg(HEATタンデム) 最大速度 287m/s 射程 80~1,500m 貫徹力 850~900mm(含ERA) 誘導方式 半自動指令照準線一致誘導 ロシアのKPB設計局が開発した9K115対戦車ミサイル「メチス」(NATOコード:AT-7 Saxhorn/サキソホン)の改良型で1992年に公表された。韓国軍は改良型のメチスMを歩兵部隊の中距離対戦車火力として発射機70基、ミサイル1,250発をロシアから導入し、歩兵連隊内の重火器大隊にM40 106mm無反動砲の代替として配備した。メチスMは比較的構造が簡素で誘導方式も簡単なため、徴兵制を採っている韓国軍には相応しい装備だろう。メチスMは新型戦車の防御力テストなどにも使用されている。 メチスMは比較的...
  • FFX(韓国次期フリゲイト計画)
    ▼現代重工業が初期に検討していたFFX-2000案。ウルサン級フリゲイトをタイプシップとして、艦対空ミサイルやヘリコプター搭載能力を付与した拡大改良型[9]。 CGは[9]に掲載。 ▼『国防日報』において韓国海軍が公表したFFXのCG。初期の概念案の1つ。 ▼FFXの情報ネットワーク概念を表わすCG図。 ▼ソウル・エアショー2007で三星タレス社が公開したFFXのCG ▼(上)韓国国防部公式サイトに掲載されたFFX概念図(第一次基本設計案に相当) (下)軍事情報サイト「e MILITARY NEWS」が作成したFFX概念図(第二次基本設計案に準拠)[9] ▼2009年10月21~24日にかけて釜山で開催された「BEXCO KORMARINE-2009」で展示されたFFX最終設計案に基づく模型[13][14]...
  • ウルサン級フリゲイト
    ▼2番艦「京城」(FFK-952)。30mm連装機関砲を4基装備した前期型。 ▼3番艦「忠南」(FFK-953) ▼7番艦「済州」(FFK-958)。40mm連装機関砲を3基装備した後期型。 ▼8番艦「釜山」(FFK-959)。後期型は上部構造物が増えたことで、よりトップヘビーになっている。 ▼9番艦「全州」(FFK-961)。2007年12月の重油流出事故出動時の画像。 ■性能緒元 満載排水量 2,180t 全長 102.0m 全幅 11.5m 主機 CODOG   GE LM2500ガスタービン 2基(58,200馬力)   MTU ディーゼル 2基(5,940馬力) 速力 34kts 航続距離 34kts/900nm 15kts/4000nm 乗員 150名 【兵装】 対空ミサイル ミストラル / 単装...
  • 韓国空軍
    大韓民国空軍/韓国空軍(Republic of Korea Air Forece) 衛星・ロケット 羅老宇宙センター(韓国ロケット打ち上げ基地計画) KOMPSAT-5多目的偵察衛星「アリラン5号」 KOMPSAT-3多目的偵察衛星「アリラン3号」 KOMPSAT-2多目的偵察衛星「アリラン2号」 KOMPSAT-1多目的偵察衛星「アリラン1号」 その他の衛星 KSLV-2ロケット KSLV-1ロケット KSRロケット・シリーズ 戦闘機・攻撃機 KFX(韓国国産戦闘機計画) FX-III(韓国第三次戦闘機計画) FX-II(韓国第二次戦闘機計画) F/A-50攻撃機 F-15K戦闘機「スラムイーグル」 F-16C/D戦闘機「ファイティングファルコン」(KF-16) F-4D/E戦闘機「ファントムII」 F-5E/F戦闘機「タイガーI...
  • K11 5.56mm複合型ライフル
    ▼2008年に公開されたK11の試作型(XK11)。 K11は5.56mmのアサルトライフルと20mmの炸裂弾ランチャーを組み合わせた、新型の個人携行武器。ADD(Agency for Defense Development:国防科学研究所)が2000年から開発を始めた、185億ウォンの予算を投じて、ADDを中心にHANWHA(韓国火薬)社、S T大宇社などの国防企業が開発に参加し、2006年10月に試作型が完成した。2008年に試作型を用いて実戦に即した各種試験が行なわれ、良好な成績を収めた。国防省は2009年度予算案に、この新型複合ライフルの量産費用を計上しており、2009年末には部隊配備を行なう予定。韓国はこの新型ライフルの輸出にも力をいれる計画で、2008年12月12日にADD大田研究所で行なわれた完成披露会にはアメリカ、フランス、スウェーデン、メキシコなど各国の駐在...
  • KSAM自走地対空ミサイル「天馬」
    ■性能緒元 重量 25.0t 全長   全幅   全高   エンジン MAN D2848MT 液冷ディーゼル 550hp 最高速度 60km/h 航続距離 500km 武装 韓国型短距離対空ミサイル×8 射程 10km   捜索レーダー×1(S-Band)   追跡レーダー×1(Ku-Band) 乗員   KSAM「天馬(チョルメ)」は機械化された部隊の低層防空を受け持つ自走システムとして開発された、韓国初の国産SAM(Surface-to-Air Missile:地対空ミサイル)である。 韓国軍は1964年にMIM-23「HAWK」中距離SAM、続いて1965年にMIM-14「ナイキ」長距離SAMをアメリカから導入して本格的防空体制を整えたが、北朝鮮軍が多数保有するヘリコプターや低速機に対処できる自走式近距離SAMの整備が必要と考えられていた。そこで外国製兵器に依存す...
  • K21歩兵戦闘車(NIFV)
    ■性能緒元 重量 25.0t 全長 6.9m 全幅 3.4m 全高 2.6m エンジン D2848LXE ディーゼル 750hp 最高速度 76km/h(浮航時7.8km/h) 航続距離 450km 武装 XK40 70口径40mm機関砲×1   7.62mm機関銃×1   国産対戦車ミサイル(開発中)×2 装甲 アルミニウム装甲+積層複合装甲 乗員 3名(車長、砲手、操縦手)+9名 従来の装甲車よりも火力などが改善された次世代歩兵戦闘装甲車(NIFV:Next Infantry Fighting Vehicle)。開発はADD(Agency for Defense Development:国防科学研究所)と斗山インフラコア社で1999年から行われ、2005年5月19日に斗山インフラコア昌原工場で試作車3輌の出庫式が行われた。その後、試作車によって各種試験が行なわれたが、幾つか...
  • 魚雷/機雷/爆雷(韓国)
    K-ASROC「赤鮫」(韓国型アスロック) ▼「赤鮫」の駆逐艦発射試験 ▼「赤鮫」のVLSからの垂直射出試験 ▼「赤鮫」のVLSからの射出試験動画(55秒頃から) ▼「赤鮫」の駆逐艦からの発射試験動画 全長 5.7m 直径 0.38m 重量 820kg 飛行速度 マッハ1 射程 7~30km 推進装置 固体ロケットモーター 弾頭部 K745「青鮫」短魚雷 「赤鮫(ホンサンオ)」はADD(Agency for Defense Development:国防科学研究所)が開発した国産ASROC(Anti Submarine ROCket:対潜ロケット)。9年の歳月と1000億ウォンの開発費が投じられ(専用VLSの開発予算も含めると5000億ウォン以上)、2009年6月に完成した。2010年から段階的に実戦配備される。価格は1基あたり...
  • @wiki全体から「M110 203mm自走榴弾砲(韓国)」で調べる

更新順にページ一覧表示 | 作成順にページ一覧表示 | ページ名順にページ一覧表示 | wiki内検索