MILES(多目的レーザー交戦訓練システム)

日本周辺国の軍事兵器内検索 / 「MILES(多目的レーザー交戦訓練システム)」で検索した結果

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  • MILES(多目的レーザー交戦訓練システム)
    ▼MILESを装備して訓練を行う兵士たち。K2ライフルにはレーザー発信器が、ヘルメットや戦闘服には受信機が付けられている。 MILES(Multiple Integrated Laser Engagement System:多目的レーザー交戦訓練システム)は韓国陸軍が採用している訓練器材で、陸上自衛隊が使用している交戦用訓練システム「バトラー(通称)」によく似ており、ライフルやミサイル発射器などの発射口にレーザー発信器を、また兵士の身体や装甲車の車体にレーザー受信機を取り付ける事で、リアルタイムに仮想戦闘状況を作り出せるシステムだ。国防省は1999年から約3,000億ウォンを投じてこのシステムの整備を行なってきた。 2007年5月18日、韓国警察庁はMILES事業に不正があったとして関連業者の家宅捜査を行なった。また陸軍兵器システム開発軍団に所属する准将と大佐に戒告処...
  • 韓国陸軍
    ...K暗視装置 MILES(多目的レーザー交戦訓練システム) 2009-05-24 12 40 45 (Sun)
  • クァンゲト・デワン級駆逐艦(KDX-I)
    ▼1番艦「広開土大王」(DDH-971) ▼2番艦「乙支文徳」(DDH-972) ▼3番艦「楊万春」(DDH-973) ■性能緒元 満載排水量 3,885t 全長 135.5m 全幅 14.2m 喫水 4.2m 主機 CODOG 2軸   GE LM2500ガスタービン 2基(58,200馬力)   MTU 20V956-TB92ディーゼル 2基(8,000馬力) 速力 30kts 航続距離 18kts/4500nm 乗員 286名 【兵装】 対空ミサイル RIM-7Pシー・スパロー / Mk48 mod2 VLS(16セル) 1基 対艦ミサイル RGM-84DハープーンBlock1C / Mk141 4連装発射筒 2基 魚雷 Mk46 mod5 324mm短魚雷 / Mk32 mod5 3連装発射管 2基 砲 オットー・メララ 54...
  • チュンムゴン・イ・スンシン級駆逐艦(KDX-II)
    ▼1番艦「チュンムゴン・イ・スンシン」(DDH-957) ▼2番艦「ムンム・デワン」(DDH-976) ▼3番艦「テジョヨン」(DDH-977)。本艦からハープーンに変えてSSM-700Kが装備されている。 ▼4番艦「ワン・ゴン」(DDH-978)。本艦から艦橋前のMk41 VLS 16セルが左に寄せられ、国産VLS用のスペースが空けられた。 ▼5番艦「カン・カムチャン」(DDH-979) ▼6番艦「チェ・ヨン」(DDH-981) ■性能緒元 満載排水量 4,800t 全長 154.4m 全幅 16.9m 喫水 4.3m 主機 CODOG   GE LM2500ガスタービン 2基(53,640馬力)   MTU 20Vディーゼル 2基(8,000馬力) 速力 30kts 航続距離 12,000km/17kts...
  • K2戦車「黒豹」(XK2)
    ▼健国60周年記念パレード(2008年)で行進するK2戦車 ■性能緒元 重量 55.0t 全長 10.0m 車体長 7.5m 全幅 3.6m 全高 2.5m エンジン MTU MB-883ka500 12気筒ターボチャージド・ディーゼル 1,500hp 最高速度 70km/h 航続距離 430km 渡渉深度 1.2m(シュノーケル使用時4.1m) 武装 55口径120mm滑腔砲×1(40発)   12.7mm重機関銃×1(3,200発)   7.62mm機関銃×1(12,000発) 装甲 複合装甲(車体前面、砲塔前面) 乗員 3名(車長、砲手、操縦手) 1995年7月から基礎研究が始まり2003年より正式開発がスタートした、K1系戦車に変わる韓国軍新型主力戦車。試作1号車(機動試験用)及び2号車(射撃試験用)が、慶尚南道進永でADD(Agency for Defe...
  • RIM-116艦対空ミサイル「RAM」(韓国)
    ▼KD-II型駆逐艦の艦橋上に装備されたRAM発射機 ■性能緒元 全長 2.82m 直径 13cm(翼幅43.8cm) 重量 73.5kg 弾頭 9.1kg(HE) 最大速度 マッハ2.0 射程 10km 誘導方式 パッシブ・レーダー誘導   赤外線誘導(終末段階) RAMとはRolling Airframe Missile(回転弾体ミサイル)の略。それまで西側各国で広く使用されていたファランクスなど小口径機関砲型CIWS(Close In Weapon System:近接防御システム)は射程が1~2km程度と短く、破壊威力も充分でない事が指摘されていた。そこで既存の対空ミサイルをベースに新たな軽量CIWSを開発する事が計画された。 開発は1974年から米海軍とレイセオン社で始まり、1976年7月に旧西ドイツ海軍、1979年にデンマーク海軍も計画に参加した...
  • K21歩兵戦闘車(NIFV)
    ■性能緒元 重量 25.0t 全長 6.9m 全幅 3.4m 全高 2.6m エンジン D2848LXE ディーゼル 750hp 最高速度 76km/h(浮航時7.8km/h) 航続距離 450km 武装 XK40 70口径40mm機関砲×1   7.62mm機関銃×1   国産対戦車ミサイル(開発中)×2 装甲 アルミニウム装甲+積層複合装甲 乗員 3名(車長、砲手、操縦手)+9名 従来の装甲車よりも火力などが改善された次世代歩兵戦闘装甲車(NIFV:Next Infantry Fighting Vehicle)。開発はADD(Agency for Defense Development:国防科学研究所)と斗山インフラコア社で1999年から行われ、2005年5月19日に斗山インフラコア昌原工場で試作車3輌の出庫式が行われた。その後、試作車によって各種試験が行なわれたが、幾つか...
  • 韓国先進歩兵システム計画
    ▼2007年に公開された韓国型先進歩兵システム ▼2005年秋にテレビで公開された韓国型先進歩兵システム。XAV(自律行動型無人装甲車)とともに公開された。 現在、韓国で開発中の先進歩兵システム。2005年にテレビで公開されたのは、従来の歩兵用個人装備にカメラと通信機器、ヘッドマウントディスプレイ(HMD)を単純に取り付けたような、全く洗練されていないものだった。しかし2007年5月の韓国国防情報保護会議の席上で公開された先進歩兵システムは、韓国紙が「まるでロボコップ!?」という題で報道するほどSF的な印象を受ける外観に変わっていた。この時の発表によればこの歩兵システムは、2020年頃から韓国軍に配備される予定だという。 この先進歩兵システムは、各種情報を眼前に映しだすヘッドマウント・ディスプレイや小型カメラを装備したフルフェイス型ヘルメット、GPSアン...
  • F-16C/D戦闘機「ファイティングファルコン」(KF-16)
    ▼KF-16C ■ F-16C Block30性能緒元 重量 8,580kg 全長 15.03m 全幅 9.45m 全高 5.09m エンジン PW F100-PW-220(A/B13,420kg)×1 最大速度 M2.0 戦闘行動半径 1,250km 上昇限度 15,240m 武装 M61A1 20mm機関砲×1(515発)   AIM-120アクティブ・レーダー誘導空対空ミサイル「AMRAAM」   AIM-7セミアクティブ・レーダー誘導空対空ミサイル「スパロー」   AIM-9サイドワインダー赤外線誘導空対空ミサイル   AGM-65マーベリック空対地ミサイル   AGM-142ポップアイ空対地ミサイル   AGM-88 HARM 対レーダーミサイル   各種爆弾/誘導爆弾 乗員 1名 F-16はアメリカ空軍の軽量戦闘機(LWF:Low Weight ...
  • M270自走ロケット砲「黒龍」(MLRS)
    ■性能緒元 重量 24.0t 全長 6.97m 全幅 2.97m 全高 2.59m エンジン VTA903-T500 液冷ターボチャージド・ディーゼル 500hp 最高速度 64.4km/h 航続距離 483km 武装 227mmロケット弾発射機   12.7mm重機関銃×1 乗員 3名 M270は軍団レベルに配備されているM110 203mm自走榴弾砲の後継車輌として開発された自走ロケット・ランチャーで、自衛隊を初め西側各国の標準的自走式ロケット・ランチャーとして多用されている。 本車の開発は1971年にアメリカ陸軍が広域制圧兵器に対する研究に着手した事を端に発する。そして1974年にはGSRS(General Support Rocket System:全般支援ロケット・システム)計画として具体化し、1976年3月に開発提案要求が出されてボーイング社とヴォート社(L...
  • MiG-29戦闘機(ファルクラム)(北朝鮮)
    ▼2003年3月、米RC-135に接近する北朝鮮のMiG-29 ■MiG-29SE性能緒元 重量 10,900kg 全長 17.32m 全幅 11.36m 全高 4.73m エンジン クリモフRD-33 A/B8,300kg 2基 最大速度 マッハ2.3 航続距離 2,100km 上昇限度 18,000m 武装 Gsh-30 30mm機関砲×1   R-27Rセミアクティブ・レーダー誘導空対空ミサイル(AA-10 Alamo)   R-60赤外線誘導空対空ミサイル(AA-8 Aphid)   爆弾等4,000kg 乗員 1名 MiG-29(NATOコード:Fulcrum/ファルクラム)はMiG-21/23の後継機となる前線戦闘機として旧ソ連で開発された。1972年に出された運用要求は、視程外射程(BVR)戦闘能力を有するとともに格闘戦でも高い能力を有し、アメリカの...
  • 2009年1~4月韓国軍ニュース
    【2008.10.02】有償軍事援助(FMS)ランク引き上げ法案が通過 アメリカの韓国に対する対外有償軍事援助(FMS)ランクを、NATO諸国や日本と同格の「NATO+3」レベルまで引き上げる法案が米上院で可決された。韓国は1990年代から地位の引揚げをアメリカに対し要求し続けていたが、これまで全く進展が無かった。2008年4月に行なわれた米韓首脳会談で格上げが合意されてから、約半年で実現した事になる。これまでアメリカは1400万ドル以上の兵器を韓国に販売する場合、議会に報告する義務があり、その審議に最長50日間かかっていた。今回の法案可決によって、今後は議会報告義務は2500万ドル以上になり、審議も15日間に短縮される。また兵器購入時に支払う行政費が免除されるほか、アメリカが研究開発費を回収する目的で巻き上げる非循環費用(NRC)も免除される事になる。 (連合ニュース) ■20...
  • コムクスドリ型ミサイル艇(PKG)
    ▼1番艇「ユ・ヨンハ」(PKG-711) ■PKX-A型性能緒元 満載排水量 570t 全長 63.0m 全幅 9.0m 喫水 3.0m 主機 CODAG 3軸 速力 40kts 航続距離 2,000nm/15kts 乗員 40名 【兵装】 対艦ミサイル SSM-700K「海星」/ 連装発射筒 2基 砲 オットー・メララ76mm単装速射砲 1基(1番艇のみ) 砲 WIA 62口径76mm速射砲 1基(2番艇以降) 近接防御 40mm連装機関砲「露蜂」 1基   12.7mm機関銃 2基 爆雷     【電子兵装】 3次元捜索レーダー (国産開発中) 1基 火器管制レーダー CEROS-200 1基 光学追尾システム (国産開発中)   戦闘システム (国産開発中)   電子戦システム SONATA簡略型   韓国海軍の次期ミサイル艇(PKX...
  • 「LOGIR」誘導ロケット弾(韓国)
    韓国はアメリカと共同で安価な誘導型ロケット弾の開発を行うという。2007年3月6日のADD(Agency for Defense Development:国防科学研究所)と米海軍航空兵器研究所の了解覚書によればこの計画は、現在運用している2.75インチのロケット弾に簡易な赤外線シーカーと誘導装置を追加し、対空・対地に使用できる精密誘導弾にしようというもの。この誘導ロケット弾を使用すれば、高価なAGM-65マーベリックなどの空対地ミサイルを使用する事無く、北朝鮮の小型戦闘艇や装甲車輌などを撃破する事が可能になる。この事業に投入される予算は約300億ウォンになるという。LOGIRはLow-Cost Guided Imaging Rocket(低価格画像誘導ロケット弾)の略。射程はおよそ5,000m。開発が成功すればLOGIRはKO-1やF/A-50などの軽攻撃機、AH-1や500MDなどの攻撃...
  • F/A-50攻撃機
    ▼A-50のテールレターを施したT-50試作4号機 ■性能緒元 重量 6,441kg 全長 13.14m 全幅 9.17m 全高 4.94m エンジン GE F404-GE-102 17,700lbs ×1 最大速度 M1.4 巡航速度   航続距離 2,500km 上昇限度 14,630m 武装 M61 20mmバルカン砲×1   AIM-9Xサイドワインダー赤外線誘導空対空ミサイル   AGM-65Gマーベリック空対地ミサイル   各種爆弾等2,725kg 乗員 2名 T-50高等練習機の軽攻撃機型。韓国空軍の計画では50機(120機の説もあり)が軽攻撃/戦闘訓練機として生産され、A-37やF-5などを代替する予定。現在T-50から改造された試験機2機が各種テストを行っている。F/A-50は2011年から実戦配備が行われる予定。韓国国内には高価で小柄な機体ゆえ...
  • KOMPSAT-5多目的偵察衛星「アリラン5号」
    夜間や地上の気象条件が悪い時にも偵察が可能な多目的衛星「アリラン5号」の2008年打ち上げが検討されている。2005年4月3日に行われたKAIST(Korea Institute of Science and Technology:韓国科学技術院)の発表によると、高度685kmで地球を24時間にわたり精密観測することのできる「アリラン5号」の開発事業を、当初予定されていた2010年から2年前倒しして、2008年に発射することを検討中という。アリラン5号は地球に向けてレーダーを発射して映像を得るSAR(Synthetic Aperture Radar:合成開口レーダー)を装着して、悪天候時や夜間でも地球を観測することが可能な全天候偵察衛星。地上の農産物作況、海洋資源、地下資源などを調査把握する産業的用途以外に、軍事的用途でも活用される見込み。 2006年に偵察衛星の役割を兼ねた「アリ...
  • RIM-66/156艦対空ミサイル「スタンダードSM-2」(韓国)
    ▼スタンダードSM-2を発射するKD-II型駆逐艦 ■ RIM-66M-2 SM-2 BlockIIIA性能緒元 全長 4.7m 直径 34.0cm 重量 706kg 最大速度 マッハ3.3 射程 140km 誘導方式 慣性誘導(アップデート有)   セミアクティブ・レーダー誘導(終末期) アメリカ海軍は1950年代の後半に3Tと呼ぶ艦対空ミサイル(SAM:Surface-to-Air Missile)を相次いで実用化した。超長距離防空を担うラムジェット推進のRIM-8タロス(Talos)、長距離防空用のRIM-2テリア(Terrier)、中距離防空用のRIM-24ターター(Tartar)の三種類である。巡洋艦以上の大型艦にしか搭載できないRIM-8タロスは第二次大戦型巡洋艦の退役と共に姿を消し、RIM-2テリアとRIM-24ターターは1960年代後半から発...
  • 艦載砲(韓国)
    ユナイテッド・ディフェンス Mk45 mod4 62口径127mm砲 ▼KD-II型駆逐艦が装備するMk45 mod4 62口径127mm砲 口径 127mm 砲身長 62口径 砲身数 1門 砲弾重量   初速   発射速度 16~20発/分 射程 38km(通常砲弾) 旋回範囲 340度 俯仰範囲 -15~+65度 マウント重量 22.886t アメリカ海軍でイージス艦を中心に配備が進みつつあるユナイテッド・ディフェンス社製の新型艦載砲。54口径だったMk45を62口径まで延長し、射程距離を延ばして陸上への艦砲射撃を重視している。通常砲弾での最大射程は原型のMk45 54口径 127mm砲が24kmだったのに対して、38kmにまで延伸されている。アメリカでは最大射程が117kmにも及び、砲弾に内蔵されたINS(Inertial Navigation System:慣...
  • MGM-140地対地ミサイル「ATACMS」(韓国)
    ▼アメリカ軍のATACMS MGM-140/M39 ATACMS(Army Tactical Missile System:陸軍戦術ミサイルシステム)は大型の長距離地対地ミサイルで、アメリカ陸軍の要求により1986年から開発が始まり1991年から生産を開始した。湾岸戦争では部隊配備開始から間もないATACMSが投入され、イラク軍に「鉄の雨」と恐れられるほど猛威を振るった。 ATACMSはM270装甲ロケットランチャーの発射ポッドに2発搭載できる。INS(Inertial Navigation System:慣性航法装置)を内蔵しており、弾道修正が可能。最大射程は約165km。M74対人・対物弾薬を950個内蔵しておりATACMS 1発で200×200mの範囲に被害を与える。改良型のBlock1AはM74の内蔵量を300個に減らし、射程を300kmまで延ばしたタイプ。...
  • 艦載機関砲/CIWS(韓国)
    Mk15ファランクスBlock1B 20mmCIWS 口径 20 mm/99 M61A1 Gatling OGB 銃身長 1.981m(78口径) 銃身数 6門 初速   発射速度 3,000~4,500/分 射程 1,490m 旋回範囲 360度 俯仰範囲 -20~+85度 俯仰速度 115度/秒 マウント重量 6,577.2kg ファランクスはアメリカのゼネラル・ダイナミック社(現在は、レイセオン社が販売を行っている)が開発した西側最初のCIWS(Close In Weapon System:近接防御システム)であり、1978年から生産を開始した。アメリカ海軍だけでなく、20カ国を超える国々に850基を越えるファランクスが輸出されており、世界で最も多く使用されているCIWSの1つ[3]。 ファランクスは、近距離における対艦ミサイルの迎撃を目的として開発され、Mk75...
  • K30 30mm自走機関砲「飛虎」
    ■性能緒元 重量 25.0t 全長 6.97m 全幅 3.17m 全高 4.43m エンジン MAN D2848MT 液冷ディーゼル 520hp 最高速度 60km/h 航続距離 500km 武装 エリコン 90口径30mm機関砲×2(500発) 装甲   捜索レーダー NEX1 MPS-1(X-band) 目標追跡システム レイセオン EOTS 乗員 3名(車長、操縦手、砲手) K30「飛虎(ビホ)」は韓国国産の自走対空機関砲。機械化部隊に追随できる機動性を有し、低高度で侵入してくる敵航空機やヘリコプターを撃破する近接防空兵器として大宇重工で開発された。開発計画は1983年からスタートし、途中予算や技術的問題に悩まされて開発は難航したが、試作テストでは満足すべき結果を得られ無事完成した。投じられた開発費用は数10億ウォンといわれる。K30の生産は2001年9月から開始され、韓...
  • ドクト級ドック型揚陸艦(LPX)
    ▼1番艦「独島」(LPH-6111) ■性能緒元 満載排水量 18,850t 全長 200.0m 全幅 30.2m 主機 CODAD 2軸   SEMT-PIELSTICK 16PC2-5ディーゼル 4基 速力 23kts 航続距離 10,000nm/18kts 乗員 330名 【搭載部隊】 搭載機   10機搭載可能 搭載艇 LSF-II型エアクッション揚陸艇 2隻 搭載車輌 装甲車 28輌 揚陸要員 海兵1個大隊 700名 【兵装】 近接防御 RIM-116B RAM Block1 / Mk49 21連装発射機 1基   ゴールキーパー30mmCIWS 2基 【電子兵装】 3次元対空レーダー SMART-L 1基 3次元多目的レーダー MW-08 1基 航海レーダー AN/SPS-95K 1基 光学捜索追跡システム VAMPIR-...
  • ウルサン級フリゲイト
    ▼2番艦「京城」(FFK-952)。30mm連装機関砲を4基装備した前期型。 ▼3番艦「忠南」(FFK-953) ▼7番艦「済州」(FFK-958)。40mm連装機関砲を3基装備した後期型。 ▼8番艦「釜山」(FFK-959)。後期型は上部構造物が増えたことで、よりトップヘビーになっている。 ▼9番艦「全州」(FFK-961)。2007年12月の重油流出事故出動時の画像。 ■性能緒元 満載排水量 2,180t 全長 102.0m 全幅 11.5m 主機 CODOG   GE LM2500ガスタービン 2基(58,200馬力)   MTU ディーゼル 2基(5,940馬力) 速力 34kts 航続距離 34kts/900nm 15kts/4000nm 乗員 150名 【兵装】 対空ミサイル ミストラル / 単装...
  • 韓国ミサイル防衛計画(KAMD)
    韓国軍は巨額の開発コストと中国・ロシアに対する配慮から、日米が進めているミサイル防衛計画への参加を見送っている。そのため韓国は北朝鮮のミサイル攻撃に対処する独自のミサイル防衛計画(KAMD)を推進中だ。韓国はKMSAMと呼ばれるロシアのS-300(NATOコード:SA-10 グランブル/Grumble)対空ミサイルを基にした中距離SAMを開発中で、S-300に限定的な弾道ミサイルの迎撃能力があるため、KMSAMも同程度の迎撃能力を持つ。また長距離SAMとしてパトリオットPAC-2を2008年に導入する予定で、PAC-2はPAC-3ほどでは無いにしろある程度の弾道ミサイル迎撃能力を持っている。韓国軍は2015年頃にPAC-3を導入したいとしているが、まだ正式な契約は結ばれていない。弾道ミサイルを探知する地上レーダーは2012年頃に導入される予定で、これとセジョン・デワン級イージス艦のSPY-...
  • F-15K戦闘機「スラムイーグル」
    ■F-15K性能緒元 重量 14,515kg 全長 19.43m 全幅 13.05m 全高 5.63m エンジン F110-STW-129 ×2(第一次FX事業発注分) F100-PW-229EEP ×2(第二次FX事業発注分) 最大速度 M2.5 戦闘行動半径 1,270km 上昇限度 18,920m 武装 M61 20mmバルカン砲×1   AIM-120アクティブ・レーダー誘導空対空ミサイル「AMRAAM」   AIM-9赤外線誘導空対空ミサイル「サイドワインダー」   AGM-84艦対艦ミサイル「ハープーン」   AGM-84H空対地ミサイル「SLAM-ER」   JDAM誘導爆弾など 乗員 2名 韓国空軍はF-4D/Eの後継F-Xとしてダッソー社製ラファール戦闘機を退け、ボーイング社製戦闘攻撃機F-15Eの韓国型であるF-15Kを選定した。F-15Kは2008年...
  • RIM-7艦対空ミサイル「シースパロー」(韓国)
    ▼シースパローを発射するKD-I型駆逐艦 ■RIM-7P性能緒元 全長 3.66m 直径 20.3cm 重量 231kg 弾頭重量 40kg(HE) 最大速度 マッハ4.0 射程 20km 誘導方式 セミアクティブ・レーダー誘導 RIM-7シー・スパローは西側を代表する個艦防空ミサイルで、AIM-7スパローⅢ空対空ミサイルの技術を転用している。第三次中東戦争のさなかの1967年10月、イスラエル駆逐艦エイラート(Eilat)が旧ソ連製のP-15対艦ミサイル「テルミット」(NATOコード:SS-N-2 Styx/スティクス)によって撃沈された事件をきっかけに、BPDMS(Basic Point Defense Missile System:標準個艦防空ミサイル)として急遽生産に移された。BPDMSを構成するミサイル発射機はアスロック対潜ロケットのMk16 8連装発射...
  • K9 155mm自走榴弾砲「雷鳴」
    ■性能緒元 重量 46.3t 全長 12.0m 全幅 3.4m 全高 3.5m エンジン MTU 881Ka-500 ディーゼル 1,000hp 最高速度 67km/h 航続距離 360km 渡渉深度 1.5m 武装 52口径155mm榴弾砲×1(48発)   12.7mm重機関銃×1 装甲 弾片防御 特殊装備 自動弾種選択・装填/自動射撃管制 乗員 5名(車長、操縦手、砲手、装填手×2) 北朝鮮陸軍は恐るべき数の火砲(10,000門以上)をDMZ沿いに配置しており、韓国の首都ソウルは常にその脅威に晒されてきた。これに対し韓国軍と在韓米軍はM109自走砲などを装備してきたが、北朝鮮の170~240mmクラスの大口径自走砲には射程、威力ともに劣った。この状況を打破するために配備が始まったのが、MLRSと国産のK9自走砲である。K9は長大な射程と高い射撃速度、良好な機動性を持って戦...
  • F-5E/F戦闘機「タイガーII」(KF-5E/F)
    ▼F-5E ■F-5E性能緒元 重量 自重4,430kg/総重量7,120kg 全長 14.69m 全幅 8.13m 全高 4.16m エンジン J85-GE-21(A/B 2,260kg)×2 最大速度 M1.6 巡航速度 693km/h 戦闘行動半径 700km 上昇限度 15,590m 武装 M39A2 20mm機関砲×2(各280発)   AIM-9サイドワインダー空対空ミサイル   各種爆弾/ロケット弾等3,180kg 乗員 1名 F-5E/FタイガーIIはF-5A/Bフリーダムファイターの発展改良型だ。F-5Aは簡素なジェット戦闘機として多くの国で採用され好評を博していたが、東側の戦闘機がMiG-17やMiG-19からMiG-21へと能力が高まっていく中で、F-5Aにもその能力向上が求められるようになった。アメリカ空軍はIFA(国際戦闘航空機)計画で新...
  • セジョン・デワン級イージス駆逐艦(KDX-III)
    ▼1番艦「セジョン・デワン」(DDG-991) ▼2番艦「ユルゴク・イ・イ」(DDG-992) ■性能緒元 排水量 7,700t 全長 165.9m 全幅 21.0m 喫水 6.25m 主機 COGAG 2軸   GE LM2500ガスタービン 4基(105,000馬力) 速力 30kts 航続距離 5,500nm/20kts 乗員 300名 【兵装】 対空ミサイル RIM-66スタンダードSM-2 BlockⅢB / Mk41 VLS(80セル)   対艦ミサイル SSM-700K「海星」 / 4連装発射筒 4基 対潜ミサイル K-ASROC「赤鮫」 / 専用VLS(16セル)   巡航ミサイル 「天龍」(開発中) / 専用VLS(32セル)   砲 Mk45 mod4 62口径127mm単装砲 1基 魚雷 K745「青鮫」324mm短魚雷 /...
  • 韓国戦闘ロボット計画
    ▼とりあえず走行できるようになった6輪偵察ロボットの試作型 韓国政府は2005年9月21日、第10回科学技術関係長官会議を開き「犬馬型ロボット」の開発を中心とする「国防部と情報通信部間の研究開発協力及び開発推進に関する計画」をまとめた。2006年から2011年まで計334億ウォンを投入する開発プロジェクトで、国防省傘下のADD(Agency for Defense Development:国防科学研究所)はロボットの機動技術とシステム総合研究を、ETRI(Electronics and Telecommunications Research Institute:電子通信研究院)は遠隔操縦とセキュリティ技術を担当する。 国防部が公開した概略図によると、犬馬型ロボットは左右に4~6個のタイヤを持つタイプと、昆虫のように6本の足を持つタイプの二つに分かれる。ロボットの重さは...
  • 遠隔式対人地雷システム(韓国)
    従来の無差別に炸裂する対人地雷と違い、センサーと遠隔操作システムを組み合わせることで、敵兵のみに損害を与える事ができる新地雷システム。ADD(Agency for Defense Development:国防科学研究所)が開発した。このシステムは中央部にセンサーと遠隔管制装置、その周囲の6個の飛翔型対人地雷で構成されている。センサーが捉えた情報は後方のシステム管理者に送られ、その情報を元に管理者は地雷を作動させるかどうか判断する。作動させた場合は地雷が空中に飛び上がり、破片を周囲に撒き散らして敵に損害を与える。この地雷は必要なら自爆させる事も出来るし、後から安全に回収する事も可能。また設置場所も河川や海岸など場所を選ばずに設置する事がが出来る。ADDによれば、この対人障害システムはオタワ条約(対人地雷禁止条約)に違反しないという。 【2009.01.30追記】 韓国軍はこの通称「...
  • NHK-2地対地ミサイル「玄武」
    ▼地対地ミサイル「白熊」。ロケット・ブースターは4基。 ▼地対地ミサイル「玄武」。ロケット・ブースターが1基にまとめられている。 NHK-1「白熊(ペッコム)」、NHK-2「玄武(ヒョンム)」は韓国がナイキ・ミサイルを基に開発した地対地ミサイルである。 1972年、アメリカは北朝鮮がソ連製の地対地ロケット「フロッグ」シリーズ(NATOコード)を配備した事に対抗し、韓国にMGR-1「オネスト・ジョン」地対地ロケットを供与した。これは韓国軍が初めて装備した大型ロケット(弾頭重量580kg)だったが、射程距離は37kmと極めて短かく誘導装置も無かった。北朝鮮のフロッグに脅威を感じた当時の朴正煕大統領は1971年12月に国防科学技術院(国防科学研究所の前身)ロケット研究室の金重宝所長を呼び、1975年までに射程距離200kmの地対地ミサイルを開発するよう指示した。...
  • KO-1戦場統制機
    KT-1練習機をベースに開発された戦場統制機。ADD(Agency for Defense Development:国防科学研究所)がKT-1試作5号機を改修して開発を開始し、KAI(Korea Aerospace Industries:韓国航空宇宙産業)が生産して2005年4月に初飛行に成功した。その後5ヶ月の性能試験を経た後、空軍に納入される。KO-1は東南アジアや中南米へ輸出される可能性が高いと見込まれている。 KO-1は主翼下面に4箇所のハードポイントを設け、2.75inの5連装ロケット弾ポッドと増槽が装備可能になっている。HUD(Head-Up Display:ヘッドアップディスプレイ)やMFD(Multi-Function Display:多機能ディスプレイ)が追加されてコックピットは完全にグラス化されHOTAS(Hands On Throttle And Stick:...
  • 70mm32連装自走ロケット砲(韓国)
    韓国のHANWHA(韓国火薬)社が開発した70mm(2.75inch)32連装ロケット砲システムを、K311 1.25トントラックに装備させた小型自走ロケット砲システム。2004年に発表された。韓国軍にはまだ制式採用されていない(2007年1月現在)。安価で効果的な兵器として輸出も積極的に行われており、インドネシアに200基(ロケット砲のみ?)を8,000万ドルで輸出する契約が結ばれている。 M270「黒龍」やK136「九龍」のような大型の自走ロケット砲が軍団レベルでの火力支援を行うのに対し、この小型MLRS(Multiple Launch Rocket System:多連装ロケット・システム)は連隊レベルの部隊に火力を提供する。小型で軽快な車輌に搭載されており、3人という少人数で運用できるため(但し再装填にはもっと兵員が必要になる)、連隊規模の部隊にも問題なく追随できるという。小...
  • ハーリド・ビン・ワリード級フリゲイト(DW-2000H型)
    ▼「バンガバンドゥ」(F-25)として就役時の写真 ▼就役後の改装でFM-90N艦対空ミサイルを搭載した状態 ■性能緒元 基準排水量 2,170t 満載排水量 2,370t 全長 103.7m 全幅 12.5m 主機 CODAD 2軸   SEMT-Pielstick 12V PA6V280 STC ディーゼル 4基(22,501馬力) 速力 25kts 航続距離 18kts/4000nm 乗員 186名(士官16名) 【兵装】 対空ミサイル FM-90N艦対空ミサイル / 8連装発射機 1基 対艦ミサイル オトマート(テセオ)Mk.II BlockIV / 連装発射筒 2基 魚雷 A244「ホワイトヘッド」324mm短魚雷 / B-515 3連装発射管 2基 砲 オットー・メララ 76mm62口径単装砲 1基 近接防御 ブレダL70 40mm連...
  • HDP1200型コルベット
    韓国の現代重工が計画した輸出用コルベット。武装は76mm速射砲1基、30mmCIWS(Close In Weapon System:近接防御システム)1基、対艦ミサイル8発、対空ミサイル用VLS(Vertical Launching System:垂直発射システム)16セル、魚雷発射管2基、ヘリコプター1機搭載と、排水量1,200トンの割りにかなりの重武装だ。今のところ輸出はされておらず、建造もされていない。他にも現代重工はウルサン級をベースにした輸出用フリゲートなども建造している。 韓国海軍 2007-07-16 15 56 15 (Mon)
  • KSAM自走地対空ミサイル「天馬」
    ■性能緒元 重量 25.0t 全長   全幅   全高   エンジン MAN D2848MT 液冷ディーゼル 550hp 最高速度 60km/h 航続距離 500km 武装 韓国型短距離対空ミサイル×8 射程 10km   捜索レーダー×1(S-Band)   追跡レーダー×1(Ku-Band) 乗員   KSAM「天馬(チョルメ)」は機械化された部隊の低層防空を受け持つ自走システムとして開発された、韓国初の国産SAM(Surface-to-Air Missile:地対空ミサイル)である。 韓国軍は1964年にMIM-23「HAWK」中距離SAM、続いて1965年にMIM-14「ナイキ」長距離SAMをアメリカから導入して本格的防空体制を整えたが、北朝鮮軍が多数保有するヘリコプターや低速機に対処できる自走式近距離SAMの整備が必要と考えられていた。そこで外国製兵器に依存す...
  • AHX(韓国次期攻撃ヘリコプター計画)
    ▼ロシアでKa-52に試乗する韓国調査団 韓国軍が現在運用しているAH-1攻撃ヘリコプター「コブラ」の後継を選定するための、次期攻撃ヘリコプター整備計画。当初はKMH計画として汎用ヘリコプターと攻撃ヘリコプターを同時に国産開発する予定だったが、KMH計画は予算面で中止となり汎用ヘリコプターのみを開発するKHP計画に変更されたため、韓国軍は攻撃ヘリコプターは国産を諦めて海外の既存品を購入するか、または改めて国産攻撃ヘリ開発計画を立てるか検討する必要に迫られている。攻撃ヘリ国産事業を望む声は大きいが、KHP計画にかかる予算も莫大であり国産反対の意見も多い。韓国はアメリカから戦時統制権が委譲される前に、旧式攻撃ヘリ代替の道筋を付けておきたいと考えており、2008年中に国産にするか輸入にするかの判断を下すという。 韓国軍が最も興味を示しているのが米ボーイング社のAH-64D攻...
  • AH-1F攻撃ヘリコプター「コブラ」(韓国)
    ■性能緒元 重量 3,076kg 全長 16.16m 全幅 13.41m(プロペラ直径) 全高 4.19m エンジン ライカミング T53-L-703(1,800hp)×1 最大速度 315km/h 巡航速度   航続距離 315km ホバリング限度 3,720m 武装 M197 20mmバルカン砲×1(750発)   M261 2.75in 19連装ロケット弾ポッド×2   BGM-71 TOW対戦車ミサイル×8 乗員 2名 AH-1は世界で初めて登場した本格的な攻撃用ヘリコプターで、アメリカ陸軍、海兵隊や日本、イスラエルなど世界各国で採用されている。従来、地上部隊への近接航空火力支援は空軍に任されていたが、適時に支援を受けられない等問題があった。そこでアメリカ陸軍はヘリコプターによる自前の航空支援を考え、それにより生まれたのがAAFSS(Advanced Aerial Fi...
  • FFX(韓国次期フリゲイト計画)
    ▼現代重工業が初期に検討していたFFX-2000案。ウルサン級フリゲイトをタイプシップとして、艦対空ミサイルやヘリコプター搭載能力を付与した拡大改良型[9]。 CGは[9]に掲載。 ▼『国防日報』において韓国海軍が公表したFFXのCG。初期の概念案の1つ。 ▼FFXの情報ネットワーク概念を表わすCG図。 ▼ソウル・エアショー2007で三星タレス社が公開したFFXのCG ▼(上)韓国国防部公式サイトに掲載されたFFX概念図(第一次基本設計案に相当) (下)軍事情報サイト「e MILITARY NEWS」が作成したFFX概念図(第二次基本設計案に準拠)[9] ▼2009年10月21~24日にかけて釜山で開催された「BEXCO KORMARINE-2009」で展示されたFFX最終設計案に基づく模型[13][14]...
  • 韓国滑腔誘導爆弾計画
    ▼開発中のGPS誘導滑腔爆弾 韓国が滑腔精密誘導爆弾を国内開発していると2006年11月28日に朝鮮日報が報じた。ADD(Agency for Defense Development:国防科学研究所)が現在開発中で、通常の自由落下型爆弾にGPS(Global Positioning System:全地球測位システム)やINS(Inertial Navigation System:慣性航法装置)等の誘導システムと制御用フィン、滑腔用の翼を取り付けるというもの。攻撃機などに搭載して、敵司令部などの重要固定目標を遠距離から安全に破壊するために使用される。ミサイルとは違い推進装置は付いていないが、滑腔用の翼を持つために高高度から投下すれば100km近い距離を飛翔する事ができる。またGPSなどの誘導装置の搭載により精密攻撃(誤差10~15m)が可能になっている。滑腔誘導爆弾はJDAM等...
  • E-737早期警戒管制機(韓国)
    ■性能緒元 重量 77,110kg 全長 33.63m 全幅 34.32m 全高 12.55m エンジン CFM56-7B24(118kN)×2 最大速度   巡航速度 700km/h 航続距離 5,200km 上昇限度 12,500m 乗員 8~12名 E-737はB-737-700の機体背部に、米ノースロップ・グラマン社製のMESA(Multi-role Electronically Scanned Array:多機能電子走査アレイ)レーダーを搭載したAEW C(Airborne Early Warning Control:空中早期警戒管制)機で、長時間滞空しながら敵性航空機の監視・追跡と味方航空機の指揮・管制を行う事であらゆる航空戦を優位に進める空中支援機。現代の航空戦では極めて重要な役割を果たす機種だ。韓国空軍は15億9,000万ドルでE-737を2012年までに4...
  • 韓国掃海ヘリコプター計画
    ▼NHインダストリー社のNH-90 韓国海軍は掃海ヘリコプターを8機導入する計画を進めているという。この導入計画は2008年度から正式に進められる予定。候補に挙がると予想されている機体は、米シコルスキー社のCH-53K、同MH-60Sナイトホーク、欧EHインダストリー社のMCH-101マーリン、欧NHインダストリー社のNH-90。 CH-53Kはアメリカ海兵隊が使用しているCH-53Eスーパースタリオンの後継機として開発中の重輸送ヘリコプターで、2015年に初期作戦能力を獲得する予定。旧型のH-53Eから派生したMH-53Eシードラゴンという掃海ヘリコプターが1980年代に開発されたが、今のところCH-53Kの掃海仕様は計画されていない。MH-60Sはアメリカ海軍で使用していたHH-60H、HH-1Nなどを代替する新型多用途ヘリコプター。対機雷戦を主任務としているが、...
  • 「スカイラークII」無人偵察機(韓国)
    2007年末、韓国軍はイスラエルのエルビット・システム社から「スカイラークII」無人偵察機を試験的に1機導入する事を決定した。運用に問題が無ければ引き続き多数の「スカイラークII」が韓国軍に納入される。「スカイラークII」は旅団級の部隊で使用される軽量小型の近距離用UAV(Unmanned Air Vehicle:無人航空機)で、「スカイラークI」の改良型。主に近距離の偵察や観測任務に使用される。離陸はカタパルトから行なわれ、2名の兵員により管制される。航続距離は約50km。昼間用ビデオカメラ、夜間用第3世代型赤外線カメラ、レーザー照射システムなどを収めたスタビライザー付きセンサー・ターレットを機首部に装備しており、これらのセンサーで得たデータはデジタル通信でリアルタイムに操作ステーションに送る事ができる。飛行モードは事前入力に従った自律飛行と遠隔操縦の2パターン。エンジンではなくモーター...
  • KM136 130mm36連装自走ロケット砲「九龍」
    ■性能緒元 重量 16.4t 全長 7.7m 全幅 2.5m 全高 2.9m エンジン ディーゼル 236hp 最高速度 80km/h 航続距離 549km 武装 130mm 36連装ロケットランチャー 射程 10~23km 乗員 4名 韓国で初の国産MLRS(Multiple Launch Rocket System:多連装ロケット・システム)となったK136「九龍」は、1980年代に開発された。K136は韓国陸軍の戦術級遠距離打撃火力の根幹として、北朝鮮が多数保有する自走ロケット砲群(旧ソ連製カチューシャ・シリーズとその亜種)に対抗する為に計画・開発され、軍団直轄の砲兵旅団に配備された。1輌当たりの価格は1億5,000万ウォンといわれている。 K136は敵部隊の展開する地域を短時間で撃滅する面制圧兵器で、K136 1個中隊(6輌編制)の数秒の射撃で数十万平方mの地域...
  • MiG-23戦闘機(フロッガー)(北朝鮮)
    ▼4機編隊で飛ぶ北朝鮮のMiG-23 ■MiG-23MLフロッガーG性能緒元 重量 10,200kg 全長 16.71m 全幅 13.97m(後退角16゜) 全高 4.82m エンジン ツマンスキーR-35-300(A/B13,00kg)1基 最大速度 マッハ2.35 航続距離 1,900km 上昇限度 18,500m 武装 GSh-23L 23mm連装機関砲×1   R-13赤外線誘導空対空ミサイル(AA-2 Atoll)   R-24セミアクティブ・レーダー誘導空対空ミサイル(AA-7 Apex) 乗員 1名 MiG-23(NATOコード:Flogger/フロッガー)はMiG-21の後継機として旧ソ連で開発された第三世代戦闘機である。可変翼を採用する事によるマッハ2級の高速性能と、前線の基地でも使用可能なSTOL性能を両立させ、尚且つMiG-21を大きく上回る...
  • KOMPSAT-2多目的偵察衛星「アリラン2号」
    KARI(Korea Aerospace Research Institute:韓国航空宇宙研究院)とKAI(Korea Aerospace Industries:韓国航空宇宙産業)で開発された多目的偵察衛星。国産化率は約80%で、ロシアの技術が多く使われている。国土開発のための地理情報や資源観測などに使用されるが、軍事的にも利用可能だ。 アリラン2号は上空685kmから地上の動く車輌を識別可能な解像度1m級のカメラを搭載している。観測幅は15km、白黒1ch、カラー4chで、このカメラはイスラエルのELOP社と共同で開発されたといわれる。韓国衛星開発専門企業Satrec Initiative社の地上局を設置する事で、収集した情報をリアルタイムで受信、処理する事が可能。このアリラン2号用の地上局は、他国のものより70~95%も安いという。SI社の朴社長は「1999年から海外の4企業...
  • 「AEGIS」知能型警備ロボット
    ▼2007年のソウル・エアショーで展示された12.7mm機関銃装備型 ▼同じくソウル・エアショーで展示された7.62mm機関銃装備型 このAEGIS(イージス)と呼ばれる知能型警備ロボット(自動迎撃システム)は、大徳バレーの防衛産業専門ベンチャー企業、ドダム・システム(DODAAM SYSTEM)社が、4年の研究過程を経て開発した。このロボットは敵の動きを捕捉すると自動追跡を開始し、射撃を行なう最新鋭の軍事装備で、韓国軍の主要任務地域や危険地域の警戒はもちろん夜間警戒などにも使用される。ロボットの昼間射撃距離は500m以上。一般兵士らの昼間射撃距離である250mの2倍以上の水準である。侵入者を探知できる監視範囲は昼間には1.2km、夜間には500m。また自軍に向けた発砲の防止のため前方にのみ射撃が可能なように設計されており、誤発射防止のために中央統制室の指揮下で射...
  • RF-4C偵察機「ファントムII」(韓国)
    ■性能緒元 重量 12,823kg 全長 18.9m 全幅 11.71m 全高 5.03m エンジン GE J79-GE-15(4,944kg)×2 最大速度 2,349km/h 巡航速度 954km/h 航続距離 2,214km 上昇限度 18,104m 武装 AIM-9 Sidewinder 乗員 2名 F-4ファントムIIの偵察型。1962年3月にアメリカ空軍がRF-101の後継機としてRF-110A(後にRF-4C)採用を決めた事により開発された。アメリカ空軍がRF-4Cを505機導入したほか、アメリカ海軍も海兵隊用としてRF-4Bを46機採用したが、どちらも既に全機退役済みで、このうちアメリカ空軍のRF-4C約30機が韓国に供与され、第39戦術偵察航空団の第125偵察飛行隊に配備されている。2010年11月段階では約20機のRF-4Cが韓国空軍で運用されている[3]。...
  • K11 5.56mm複合型ライフル
    ▼2008年に公開されたK11の試作型(XK11)。 K11は5.56mmのアサルトライフルと20mmの炸裂弾ランチャーを組み合わせた、新型の個人携行武器。ADD(Agency for Defense Development:国防科学研究所)が2000年から開発を始めた、185億ウォンの予算を投じて、ADDを中心にHANWHA(韓国火薬)社、S T大宇社などの国防企業が開発に参加し、2006年10月に試作型が完成した。2008年に試作型を用いて実戦に即した各種試験が行なわれ、良好な成績を収めた。国防省は2009年度予算案に、この新型複合ライフルの量産費用を計上しており、2009年末には部隊配備を行なう予定。韓国はこの新型ライフルの輸出にも力をいれる計画で、2008年12月12日にADD大田研究所で行なわれた完成披露会にはアメリカ、フランス、スウェーデン、メキシコなど各国の駐在...
  • @wiki全体から「MILES(多目的レーザー交戦訓練システム)」で調べる

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