SSM-700K対艦ミサイル「海星」(SS-760K)

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  • SSM-700K対艦ミサイル「海星」(SS-760K)
    ■性能緒元 全長 5.7m 直径 54.0cm 重量   弾頭重量 500kg(HE) 推進方式 ターボファン 最大速度   射程 150km 誘導方式 慣性誘導+GPS   アクティブ・レーダー誘導(終末段階) 韓国国防省傘下のADD(Agency for Defense Development:国防科学研究所)は2003年8月21日、1990年代中期から独自開発を行っていた射程150kmの対艦ミサイル発射テストに成功したと発表した。ミサイルは東海上に配備されたポーハン級コルベットから発射され、70km程離れた標的に正確に命中したという。これまでこの対艦ミサイルの発射実験は模擬弾頭を搭載した状態で3回行われており、全て成功している。21日には初めて実際の弾頭を搭載した状態で標的に命中した。開発が成功裏に完了したことから、軍当局は2004年から第1次契約分の生産を開始し、KD-...
  • 韓国海軍
    ...航ミサイル SSM-700K対艦ミサイル「海星」(SS-760K) RGM/UGM-84対艦ミサイル「ハープーン」 MM38対艦ミサイル「エグゾセ」 「シー・スクア」対艦ミサイル 「海龍」対艦ミサイル 韓国短距離艦対空ミサイル計画 RIM-66/156対空ミサイル「スタンダードSM-2」 RIM-7対空ミサイル「シースパロー」 RIM-116対空ミサイル「RAM」 「ミストラル」携帯対空ミサイル 艦載砲 艦載機関砲/CIWS 魚雷/機雷/爆雷 海兵隊 K1戦車 M48戦車 KAAV7水陸両用装甲兵員輸送車(AAV7)  └KAAV7水陸両用装甲兵員輸送車の派生型 LVT3水陸両用装甲兵員輸送車 K9 155mm自走榴弾砲「雷鳴」 K55 155mm自走榴弾砲(M109A2) K532 107mm自走迫撃砲(Bv206)...
  • コムクスドリ型ミサイル艇(PKG)
    ▼1番艇「ユ・ヨンハ」(PKG-711) ■PKX-A型性能緒元 満載排水量 570t 全長 63.0m 全幅 9.0m 喫水 3.0m 主機 CODAG 3軸 速力 40kts 航続距離 2,000nm/15kts 乗員 40名 【兵装】 対艦ミサイル SSM-700K「海星」/ 連装発射筒 2基 砲 オットー・メララ76mm単装速射砲 1基(1番艇のみ) 砲 WIA 62口径76mm速射砲 1基(2番艇以降) 近接防御 40mm連装機関砲「露蜂」 1基   12.7mm機関銃 2基 爆雷     【電子兵装】 3次元捜索レーダー (国産開発中) 1基 火器管制レーダー CEROS-200 1基 光学追尾システム (国産開発中)   戦闘システム (国産開発中)   電子戦システム SONATA簡略型   韓国海軍の次期ミサイル艇(PKX...
  • RIM-7艦対空ミサイル「シースパロー」(韓国)
    ▼シースパローを発射するKD-I型駆逐艦 ■RIM-7P性能緒元 全長 3.66m 直径 20.3cm 重量 231kg 弾頭重量 40kg(HE) 最大速度 マッハ4.0 射程 20km 誘導方式 セミアクティブ・レーダー誘導 RIM-7シー・スパローは西側を代表する個艦防空ミサイルで、AIM-7スパローⅢ空対空ミサイルの技術を転用している。第三次中東戦争のさなかの1967年10月、イスラエル駆逐艦エイラート(Eilat)が旧ソ連製のP-15対艦ミサイル「テルミット」(NATOコード:SS-N-2 Styx/スティクス)によって撃沈された事件をきっかけに、BPDMS(Basic Point Defense Missile System:標準個艦防空ミサイル)として急遽生産に移された。BPDMSを構成するミサイル発射機はアスロック対潜ロケットのMk16 8連装発射...
  • チュンムゴン・イ・スンシン級駆逐艦(KDX-II)
    ▼1番艦「チュンムゴン・イ・スンシン」(DDH-957) ▼2番艦「ムンム・デワン」(DDH-976) ▼3番艦「テジョヨン」(DDH-977)。本艦からハープーンに変えてSSM-700Kが装備されている。 ▼4番艦「ワン・ゴン」(DDH-978)。本艦から艦橋前のMk41 VLS 16セルが左に寄せられ、国産VLS用のスペースが空けられた。 ▼5番艦「カン・カムチャン」(DDH-979) ▼6番艦「チェ・ヨン」(DDH-981) ■性能緒元 満載排水量 4,800t 全長 154.4m 全幅 16.9m 喫水 4.3m 主機 CODOG   GE LM2500ガスタービン 2基(53,640馬力)   MTU 20Vディーゼル 2基(8,000馬力) 速力 30kts 航続距離 12,000km/17kts...
  • 「海龍」対艦ミサイル
    「海龍(ヘリョン)」は韓国が初めて開発した国産対艦ミサイル。1975年末にフランスからエグゾセ対艦ミサイルを導入した韓国海軍は、それとは別に北朝鮮の小型高速戦闘艇に対処する為の安価で小型な対艦ミサイルの開発を計画した。1978年1月からADD(Agency for Defense Development:国防科学研究所)を中心に開発が進められ、レーザー・シーカーと推進装置を含めた先行試作型の開発も1981年9月から行われたが、途中で開発は中止された。開発中止の理由の詳細は不明だが、海軍側が小型対艦ミサイルの意義に疑問を持ったためだとも、レーザー誘導方式は全天候性に劣るからだとも言われている。先行試作型は20回以上に渡って発射テストが行われ、1987年から1年間に渡り海軍自身の手による運用試験も行われていたという。射程距離は約10km。当然量産も行われていない。 【参考資料】 Mi...
  • セジョン・デワン級イージス駆逐艦(KDX-III)
    ▼1番艦「セジョン・デワン」(DDG-991) ▼2番艦「ユルゴク・イ・イ」(DDG-992) ■性能緒元 排水量 7,700t 全長 165.9m 全幅 21.0m 喫水 6.25m 主機 COGAG 2軸   GE LM2500ガスタービン 4基(105,000馬力) 速力 30kts 航続距離 5,500nm/20kts 乗員 300名 【兵装】 対空ミサイル RIM-66スタンダードSM-2 BlockⅢB / Mk41 VLS(80セル)   対艦ミサイル SSM-700K「海星」 / 4連装発射筒 4基 対潜ミサイル K-ASROC「赤鮫」 / 専用VLS(16セル)   巡航ミサイル 「天龍」(開発中) / 専用VLS(32セル)   砲 Mk45 mod4 62口径127mm単装砲 1基 魚雷 K745「青鮫」324mm短魚雷 /...
  • MM38艦対艦ミサイル「エグゾセ」(韓国)
    ▼MM40 ■MM38性能緒元 全長 5.2m 直径 34.8cm(翼幅113.5cm) 重量 666kg 弾頭重量 165kg(HE/徹甲弾頭) 最大速度 マッハ0.93 射程 50km 誘導方式 慣性誘導(中間期)   アクティブ・レーダー誘導(終末期) フランスのアエロ・スパシアル社が開発した対艦ミサイル。1982年のフォークランド紛争で、アルゼンチン空軍のシュペル・エタンダール攻撃機が放ったエグゾセにより、イギリス海軍の誇るミサイル駆逐艦シェフィールド(Sheffield)が撃沈されるなど、多くの戦果を挙げ一躍有名になった。1987年のイラン・イラク戦争ではイラク空軍のミラージュF1が発射したエグゾセにより、アメリカ海軍ペリー級フリゲイトのスターク(FFG-31 Stark)が大破している。エグゾセは世界中に輸出され、3000発以上が生産されたといわれる。...
  • ハープーン地対艦ミサイル(韓国)
    ■ RGM-84 Block1D性能緒元 全長 5.23m 直径 34.0cm 重量 794kg 弾頭重量 222kg(HE) 推進 ターボ・ジェット 最大速度 980km/h 射程 240km 誘導方式 慣性誘導+アクティブ・レーダー誘導 艦載型型のRGM-84「ハープーン」対艦ミサイルを地上発射型に改造したもの。K811 10tトラックに発射筒4基を装備する。ミサイル本体の構造や性能は艦載型と特に変わっていないと思われる。韓国軍は機動地対艦ミサイル隊を3個隊編制しているといわれ、そのうちの1個隊は北朝鮮に近い白翎島(ペンリョンド)に配備されていると報道された。 【参考資料】 艦載兵器ハンドブック改訂第2版(海人社) Military Analysis Network(Federation of American Sientists) 【関連項目】 ...
  • FFX(韓国次期フリゲイト計画)
    ▼現代重工業が初期に検討していたFFX-2000案。ウルサン級フリゲイトをタイプシップとして、艦対空ミサイルやヘリコプター搭載能力を付与した拡大改良型[9]。 CGは[9]に掲載。 ▼『国防日報』において韓国海軍が公表したFFXのCG。初期の概念案の1つ。 ▼FFXの情報ネットワーク概念を表わすCG図。 ▼ソウル・エアショー2007で三星タレス社が公開したFFXのCG ▼(上)韓国国防部公式サイトに掲載されたFFX概念図(第一次基本設計案に相当) (下)軍事情報サイト「e MILITARY NEWS」が作成したFFX概念図(第二次基本設計案に準拠)[9] ▼2009年10月21~24日にかけて釜山で開催された「BEXCO KORMARINE-2009」で展示されたFFX最終設計案に基づく模型[13][14]...
  • 韓国陸軍
    大韓民国陸軍/韓国陸軍(Republic of Korea Army) 戦車 K2戦車「黒豹」(XK2) K1戦車(88戦車/ROKIT)  ├K1A1戦車  └K1戦車の派生型 T-80U戦車 M48戦車 M47戦車 装甲車 ▼装軌式 K21歩兵戦闘車(NIFV/韓国次期歩兵戦闘車) BMP-3歩兵戦闘車 K200装甲兵員輸送車(KIFV)  └K200装甲兵員輸送車の派生型 M113装甲兵員輸送車 ▼装輪式 韓国次期装輪装甲車計画  ├韓国次期装輪装甲車計画(ロテム社案)  ├韓国次期装輪装甲車計画(斗山社案)  └韓国次期装輪装甲車計画(三星社案) 「バラクーダ」装輪装甲車(TM170) KM900装輪装甲車(6614型) 自走砲 M107 175mm自走加農砲 M110 203mm自走榴弾砲 K9 155mm自走...
  • クァンゲト・デワン級駆逐艦(KDX-I)
    ▼1番艦「広開土大王」(DDH-971) ▼2番艦「乙支文徳」(DDH-972) ▼3番艦「楊万春」(DDH-973) ■性能緒元 満載排水量 3,885t 全長 135.5m 全幅 14.2m 喫水 4.2m 主機 CODOG 2軸   GE LM2500ガスタービン 2基(58,200馬力)   MTU 20V956-TB92ディーゼル 2基(8,000馬力) 速力 30kts 航続距離 18kts/4500nm 乗員 286名 【兵装】 対空ミサイル RIM-7Pシー・スパロー / Mk48 mod2 VLS(16セル) 1基 対艦ミサイル RGM-84DハープーンBlock1C / Mk141 4連装発射筒 2基 魚雷 Mk46 mod5 324mm短魚雷 / Mk32 mod5 3連装発射管 2基 砲 オットー・メララ 54...
  • 短距離弾道ミサイル「火星」(SS-1スカッド)
    ▼MAZ-543自走発射機に搭載された火星6号(スカッドC) ■スカッドB性能緒元 全長 11.25m 直径 0.88m 発射重量 5.9t 構造 1段式液体燃料ロケット 推力  kg 誘導方式 慣性誘導 弾頭重量 700~950kg 射程距離 300km 半数必中半径(CEP) 900m 発射準備時間 1時間半 ■スカッドC性能緒元 全長 11.25m 直径 0.88m 発射重量 6.4t 構造 1段式液体燃料ロケット 推力  kg 誘導方式 慣性誘導 弾頭重量 500kg 射程距離 550~600km 半数必中半径(CEP) 900m 発射準備時間 1時間半 北朝鮮は1970年前後に旧ソ連(ロシア)からフロッグ地対地ロケット計24基の供与を受けた。フロッグ(フロッグはNATOコード。ロシア名はLuna)は大型の地対地無誘導ロケット弾で誘導装置は備え...
  • 中国海軍
    航空母艦 中国航空母艦計画 089型原子力航空母艦 085型航空母艦 巡洋艦 スラヴァ級巡洋艦(1164型) 駆逐艦 051C型駆逐艦(ルホウ型/旅洲型) 052C型駆逐艦(ルヤンII型/旅洋II型) 052B型駆逐艦(ルヤンI型/旅洋I型) ソブレメンヌイ級駆逐艦(現代級/956型) 051B型駆逐艦(ルハイ型/旅海型) 052型駆逐艦(ルフ型/旅滬型) 051型駆逐艦(ルダ型/旅大型) フリゲイト/コルベット 054A型フリゲイト 054型フリゲイト(ジャンカイ型/江凱型) 053H3型フリゲイト(ジャンウェイII型/江衛II型) 053H2G型フリゲイト(ジャンウェイI型/江衛I型) 053H1G型フリゲイト(ジャンフーV型/江滬V型) 053H1Q型フリゲイト(ジャンフーIV型/江滬IV型) 053H1型フリゲイト(ジャンフーI...
  • RIM-66/156艦対空ミサイル「スタンダードSM-2」(韓国)
    ▼スタンダードSM-2を発射するKD-II型駆逐艦 ■ RIM-66M-2 SM-2 BlockIIIA性能緒元 全長 4.7m 直径 34.0cm 重量 706kg 最大速度 マッハ3.3 射程 140km 誘導方式 慣性誘導(アップデート有)   セミアクティブ・レーダー誘導(終末期) アメリカ海軍は1950年代の後半に3Tと呼ぶ艦対空ミサイル(SAM:Surface-to-Air Missile)を相次いで実用化した。超長距離防空を担うラムジェット推進のRIM-8タロス(Talos)、長距離防空用のRIM-2テリア(Terrier)、中距離防空用のRIM-24ターター(Tartar)の三種類である。巡洋艦以上の大型艦にしか搭載できないRIM-8タロスは第二次大戦型巡洋艦の退役と共に姿を消し、RIM-2テリアとRIM-24ターターは1960年代後半から発...
  • 準中距離弾道ミサイル「木星」(ノドン1)
    ■ノドン性能緒元 全長 16.0m 直径 1.35m 発射重量 16.25t 構造 1段式液体燃料ロケット 推力 26,000kg 誘導方式 慣性誘導 弾頭重量 700~1,000kg 射程距離 1,000~1,300km 半数必中半径(CEP) 3,000~5,000m 発射準備時間 1時間 配備方法 地下サイロ/大型車輌 北朝鮮がロシア(旧ソ連)のスカッド・ミサイルをベースに独自開発した、1段式液体燃料ロケットを持つ準中距離弾道ミサイル。ノドン(No-Dong)とはアメリカ軍が付けたコードネームで、ミサイルが最初に発見された北朝鮮・咸鏡北道の地名「蘆洞」に由来する。日本では一般的にノドン、もしくはスカッド改と呼ばれており、韓国では発音が同じ労働という字を充て「労働1号」と呼んでいる。北朝鮮では「木星」と呼ばれているようだ(スカッドの延長線上で火星7号と呼ばれている場合もある...
  • 北朝鮮の特殊兵器
    朝鮮民主主義人民共和国 / 北朝鮮の特殊兵器 戦略・戦術弾道ミサイル 大陸間弾道ミサイル「白頭山2号」(テポドン2) 中距離弾道ミサイル「白頭山1号」(テポドン1) 新型中距離弾道ミサイル(ムスダン) BM-25中距離弾道ミサイル(ノドンB) 準中距離弾道ミサイル「木星」(ノドン1) KN-02短距離弾道ミサイル KN-01短距離弾道ミサイル 短距離弾道ミサイル「火星」(SS-1スカッド) 核兵器 北朝鮮の核兵器開発 生物/化学兵器 北朝鮮の生物兵器 北朝鮮の化学兵器 その他 北朝鮮の特殊部隊 2007-12-08 16 43 10 (Sat)
  • 韓国空軍
    大韓民国空軍/韓国空軍(Republic of Korea Air Forece) 衛星・ロケット 羅老宇宙センター(韓国ロケット打ち上げ基地計画) KOMPSAT-5多目的偵察衛星「アリラン5号」 KOMPSAT-3多目的偵察衛星「アリラン3号」 KOMPSAT-2多目的偵察衛星「アリラン2号」 KOMPSAT-1多目的偵察衛星「アリラン1号」 その他の衛星 KSLV-2ロケット KSLV-1ロケット KSRロケット・シリーズ 戦闘機・攻撃機 KFX(韓国国産戦闘機計画) FX-III(韓国第三次戦闘機計画) FX-II(韓国第二次戦闘機計画) F/A-50攻撃機 F-15K戦闘機「スラムイーグル」 F-16C/D戦闘機「ファイティングファルコン」(KF-16) F-4D/E戦闘機「ファントムII」 F-5E/F戦闘機「タイガーI...
  • パエク型哨戒艇(PGM/アシュビル型)
    ▼7番艇「白鴎58号」(PGM-358) ■アッシュビル級(白鴎51号(パエク51号)性能緒元 基準排水量 225t 満載排水量 245t 全長 50.1m 全幅 7.3m 喫水 2.9m 主機 CODAG 2軸   GE LM-1500ガスタービン 1基(13,300馬力)   カミンズVT12-857-Mディーゼル 2基(1,450hp) 速力 40kts 航続距離 1,700nm/16kts 乗員 25名 【兵装(アッシュビル級/白鴎51号(パエク51号)】 対艦ミサイル RGM-66DスタンダードARM/単装発射筒 2基(ミサイル4発搭載) 砲 50口径3インチMk34単装速射砲 1基 近接防御 ボフォース 60口径40mm単装機関砲 1基   M2 12.7mm重機関銃 4挺 ■ パエク級/PSMM MK5型)性能緒元 満載排...
  • RIM-116艦対空ミサイル「RAM」(韓国)
    ▼KD-II型駆逐艦の艦橋上に装備されたRAM発射機 ■性能緒元 全長 2.82m 直径 13cm(翼幅43.8cm) 重量 73.5kg 弾頭 9.1kg(HE) 最大速度 マッハ2.0 射程 10km 誘導方式 パッシブ・レーダー誘導   赤外線誘導(終末段階) RAMとはRolling Airframe Missile(回転弾体ミサイル)の略。それまで西側各国で広く使用されていたファランクスなど小口径機関砲型CIWS(Close In Weapon System:近接防御システム)は射程が1~2km程度と短く、破壊威力も充分でない事が指摘されていた。そこで既存の対空ミサイルをベースに新たな軽量CIWSを開発する事が計画された。 開発は1974年から米海軍とレイセオン社で始まり、1976年7月に旧西ドイツ海軍、1979年にデンマーク海軍も計画に参加した...
  • P-3C対潜哨戒機「オライオン」(韓国)
    ▼韓国海軍のP-3C ■性能緒元 重量 27,890kg 全長 35.61m 全幅 30.37m 全高 10.27m エンジン アリソン T56A-14(4,910shp)×4 最大速度 760km/h 哨戒速度 380km/h 航続距離 7,670km 上昇限度 8,630m 武装 AGM-84対艦ミサイル「ハープーン」   対潜魚雷、対潜爆雷   小型爆弾など 乗員 12名(有事21人搭乗可能) アメリカがL-188エレクトラ4発旅客機をベースに開発した長距離対潜哨戒機。韓国海軍は最終生産型のUDIII仕様を1995年までに8機導入し、第6小艦隊(航空)の第613飛行隊に配備している。韓国海軍はP-3C用の機体洗浄施設を浦項(ポーハン)航空基地に1997年に建設しており、この施設では最大16機のP-3Cを洗浄する事が可能だという。 P-3Cはユニバック...
  • 韓国短距離艦対空ミサイル計画
    ▼【参考】ファランクスCIWSの架台に取り付けられた「シーRAM」(射程約10km) 韓国は2007年末に行なわれた防衛事業推進委員会において、艦載型の短距離対空ミサイルを開発する事を決定した。ただし完全新規の国内開発ではなく、既にある海外のミサイルをライセンス生産する計画のようだ。まだ具体的にどのミサイルになるかは不明だが、一説にはRAMのライセンス生産になるという(現在韓国はRAMのミサイル本体をアメリカから輸入している)。ただ一部の報道では射程は20~30kmとされており、これは「RAM」の射程よりも長い。報道が事実ならユーロサム社製の「アスター」や米レイセオン社製の「ESSM」(Evolved Sea Sparrow Missile)のような中射程SAMも検討対象になる可能性もある。この事業で導入されるSAMが、どの艦艇に搭載する事を想定したものなのかは不明。 ...
  • ポーハン級コルベット
    ▼3番艦「慶州」(PCC-758)。前期に量産されたASUW型。エグゾセ対艦ミサイルのランチャーが見える。 ▼5番艦「金泉」(PCC-761)。後期に量産されたASW型だが、煙突後の上部構造物が無く対艦ミサイルも装備していない。ASW初期型に分類されると思われる。 ▼6番艦「忠州」(PCC-762)。ASW初期型。 ▼12番艦「原州」(PCC-769)。ASW型。後部に上部構造物を増設し、管制レーダーを追加装備している。 ▼18番艦「大川」(PCC-777)。ASW型。 ▼20番艦「栄州」(PCC-779)。ASW型。対艦ミサイルを装備していない。 ▼21番艦「南原」(PCC-781)。ASW型。対艦ミサイルを装備していない。 ■性能緒元 満載排水量 1,220t 全長 88.3m 全幅 10....
  • BGM-71対戦車ミサイル「TOW」(M220)(韓国)
    ▼K113に装備された「TOW2」 ▼500MDヘリコプター(攻撃型)が装備する「TOW2A」 ■性能緒元 全長 153cm 直径 15.24cm(翼幅35cm) 重量 19kg 弾頭 12.4kg(HEAT) 最大射程 3,700m 飛行速度 296km/h 誘導方式 半自動指令照準線一致誘導(SACLOS) 貫徹力 800mm(RHA換算) BGM-71「TOW」は1960年代にアメリカのヒューズ社で開発された対戦車ミサイル。「TOW」とはTube-launched、Optically-tracked、Wire-guided(チューブ発射、光学追尾、有線誘導)の略である。誘導方式はその名の通り有線による光学半自動照準。発射されたミサイルのフレアと、目標に向けた射手の照準器とのズレを修正しながら誘導する事で命中させる。そのため射手はミサイルが命中する...
  • KSAM自走地対空ミサイル「天馬」
    ■性能緒元 重量 25.0t 全長   全幅   全高   エンジン MAN D2848MT 液冷ディーゼル 550hp 最高速度 60km/h 航続距離 500km 武装 韓国型短距離対空ミサイル×8 射程 10km   捜索レーダー×1(S-Band)   追跡レーダー×1(Ku-Band) 乗員   KSAM「天馬(チョルメ)」は機械化された部隊の低層防空を受け持つ自走システムとして開発された、韓国初の国産SAM(Surface-to-Air Missile:地対空ミサイル)である。 韓国軍は1964年にMIM-23「HAWK」中距離SAM、続いて1965年にMIM-14「ナイキ」長距離SAMをアメリカから導入して本格的防空体制を整えたが、北朝鮮軍が多数保有するヘリコプターや低速機に対処できる自走式近距離SAMの整備が必要と考えられていた。そこで外国製兵器に依存す...
  • 北朝鮮陸軍
    朝鮮民主主義人民共和国朝鮮人民軍地上軍/北朝鮮陸軍(Korean People s Army) 戦車 T-72戦車(暴風号) T-62戦車(天馬号) T-54/T-55戦車(59式戦車/WZ-120) 62式軽戦車(WZ-131) 82式水陸両用戦車(PT-85/M1985) 63式水陸両用戦車(WZ-211) PT-72水陸両用戦車 装甲車 ▼装軌式 BMP-2歩兵戦闘車 BMP-1歩兵戦闘車 M1973装甲兵員輸送車(VTT-323)  └M1973装甲兵員輸送車の派生型 63式装甲兵員輸送車(WZ-531) MT-LB装甲兵員輸送車 PTS水陸両用装甲兵員輸送車 K-61水陸両用装甲兵員輸送車 ▼装輪式 M1992装輪装甲車 BDRM-2装輪装甲車 BTR-80装輪装甲車 BTR-60装輪装甲車 BTR-50装輪装甲...
  • ナジン級フリゲイト
    ▼1993年に海上自衛隊のP-3Cが撮影したナジン級 ■性能緒元 満載排水量 1,500t 全長 102m 全幅 10m 喫水 2.7m 主機 ディーゼル 速力 24.3kts 航続距離 14kts/4000nm 乗員 180名 【兵装】 対艦ミサイル SY-1(CSS-N-1 Scrubbrush) / 単装発射筒 2基 対空ミサイル HN-5 / 単装発射機   砲 B-34 56口径100mm単装砲 2基 近接防御 69式 30mmCIWS 2基   66式 77口径57mm連装機関砲 2基   61式 25mm連装機関砲 6基 爆雷 投下軌条2列 20発 【電子兵装】 2次元対空レーダー FUT-N(Slim Net) 1基 対水上レーダー 351型(Pod Head) 1基 航海レーダー Baklan(Pot Drum) 1基 火器管制...
  • NHK-2地対地ミサイル「玄武」
    ▼地対地ミサイル「白熊」。ロケット・ブースターは4基。 ▼地対地ミサイル「玄武」。ロケット・ブースターが1基にまとめられている。 NHK-1「白熊(ペッコム)」、NHK-2「玄武(ヒョンム)」は韓国がナイキ・ミサイルを基に開発した地対地ミサイルである。 1972年、アメリカは北朝鮮がソ連製の地対地ロケット「フロッグ」シリーズ(NATOコード)を配備した事に対抗し、韓国にMGR-1「オネスト・ジョン」地対地ロケットを供与した。これは韓国軍が初めて装備した大型ロケット(弾頭重量580kg)だったが、射程距離は37kmと極めて短かく誘導装置も無かった。北朝鮮のフロッグに脅威を感じた当時の朴正煕大統領は1971年12月に国防科学技術院(国防科学研究所の前身)ロケット研究室の金重宝所長を呼び、1975年までに射程距離200kmの地対地ミサイルを開発するよう指示した。...
  • ソン・ウォンイル級潜水艦(KSS-II/214型)
    ▼1番艦「ソン・ウォンイル」(SS-072) ▼2番艦「ジョン・ジ」(SS-073) ■性能緒元 水中排水量 1,860t 全長 65.3m 全幅 6.3m 喫水 6.0m 主機 ディーゼル・エレクトリック/AIP 1軸   MTU 16V-396ディーゼル 2基(6.24MW)   シーメンス Permasynモーター 1基(2.85MW)   HDW PEM燃料電池 9基(306kW) 水上速力 11kts 水中速力 20kts 連続潜行時間 13日 最大潜行深度 400m 乗員 27名 【兵装】 対艦ミサイル UGM-84Lハープーン / ハープーン用発射管 4門 魚雷 K731「白鮫」533mm長魚雷 / 魚雷用発射管 4門(16発) 機雷     【電子兵装】 レーダー SPHINX-D(Iバンド) 1基 戦闘システム IS...
  • クァンゲトデワン(広開土大王)級駆逐艦(KD-I型)
    クァンゲトデワン(広開土大王)級駆逐艦(KD-I型) 満載排水量 3,855t 全長 135.4m 全幅 14.2m 主機 CODOG   LM2500ガスタービン 2基(58,200馬力)   MTUディーゼル 2基(8,000馬力) 速力 30kt 乗員 170名 【兵装】 対空ミサイル Raytheon RIM-7P シー・スパロー Mk,48 Mod2 VLS(16セル)1基 対艦ミサイル McDonnell Douglas RGM-84D ハープーン 4連装発射筒 2基 砲 OTO Melara 54口径127mm単装砲 1基 近接防御 Signaal ゴールキーパー30mmCIWS 2基 魚雷 MK.46 mod5 324mm短魚雷 3連装発射管 2基 ヘリコプター スーパーリンクス 1機 【電子兵装】 2次元対空捜索...
  • F-4D/E戦闘機「ファントムII」(韓国)
    ▼F-4D ■F-4E性能緒元 重量 13,800kg 全長 19.2m 全幅 11.71m 全高 4.98m エンジン J79-GE-17(5,380kg)×2 最大速度 M2.3 巡航速度   戦闘行動半径 870km 上昇限度 17,700m 武装 M61A1 20mmバルカン砲×1   AIM-7セミアクティブ・レーダー誘導空対空ミサイル「スパロー」   AIM-9赤外線誘導空対空ミサイル「サイドワインダー」   AGM-142空対地ミサイル「ポパイ」   各種爆弾7,260kg 乗員 2名 F-4「ファントムII」は1950年代にアメリカ海軍がマクドネル社(マクドネル・ダグラス社、現ボーイング社)に開発させた艦隊防空・攻撃戦闘機である。当時の艦上戦闘機としては異例の大型双発機だったが、大パワーに支えられた高性能と多用途性が認められ、アメリカ空・海軍をはじ...
  • チャン・ボゴ級潜水艦(KSS-I/209型)
    ■性能緒元 水中排水量 1,285t 全長 56.0m 全幅 6.2m 主機 ディーゼル・エレクトリック 1軸   MTU 12V-396se 4基(3,800馬力) 水上速力 11kts 水中速力 22kts 航続距離 7,500nm/9kts (潜行時) 370nm 最大潜行深度 250m 乗員 33名 【兵装】 対艦ミサイル UGM-84Dハープーン Block1C   魚雷 SUT mod.2 533mm長魚雷等(14本) 8門 機雷 (魚雷を積まない場合) 28個 【電子兵装】 航海レーダー I-band 1基 兵装管制システム ISUS-83 TFCS   ソナー CSU-83   チャン・ボゴ級は韓国海軍初の本格的通常動力潜水艦。韓国はそれまでも潜水艦の整備を熱望しており(効果的な対潜訓練を行うには自前の潜水艦が必要なため)、韓国海軍が19...
  • Mi-2軽ヘリコプター(ホップライト/革新2号)(北朝鮮)
    ▼北朝鮮軍のMi-2「革新2号」 ■性能緒元 重量 3,700kg 全長 17.4m 全幅 14.6m(プロペラ直径) 全高 3.7m エンジン イソトフ/PZL GTD-350(400hp)2基 最大速度 210km/h 巡航速度 194km/h 航続距離 340km(通常) 武装 NS-23KM 23mmガンポッド   9K32対空ミサイル「ストレラ2」(SA-7グレイル)   9M14対戦車ミサイル「マリュートカ」(AT-3サガー)   57mm16連装ロケット弾ポッド   7.62mm/12.7mm機関銃など 乗員 1+3名(最大8名) Mi-2(NATOコード:ホプライト/Hoplite)は旧ソ連のミル設計局が開発した汎用軽ヘリコプター。ソ連初の量産型ヘリコプターであるMi-1(NATOコード:ヘア/Hare)のエンジンをターボシャフトに換装して開発され...
  • MGM-140地対地ミサイル「ATACMS」(韓国)
    ▼アメリカ軍のATACMS MGM-140/M39 ATACMS(Army Tactical Missile System:陸軍戦術ミサイルシステム)は大型の長距離地対地ミサイルで、アメリカ陸軍の要求により1986年から開発が始まり1991年から生産を開始した。湾岸戦争では部隊配備開始から間もないATACMSが投入され、イラク軍に「鉄の雨」と恐れられるほど猛威を振るった。 ATACMSはM270装甲ロケットランチャーの発射ポッドに2発搭載できる。INS(Inertial Navigation System:慣性航法装置)を内蔵しており、弾道修正が可能。最大射程は約165km。M74対人・対物弾薬を950個内蔵しておりATACMS 1発で200×200mの範囲に被害を与える。改良型のBlock1AはM74の内蔵量を300個に減らし、射程を300kmまで延ばしたタイプ。...
  • 韓国ミサイル防衛計画(KAMD)
    韓国軍は巨額の開発コストと中国・ロシアに対する配慮から、日米が進めているミサイル防衛計画への参加を見送っている。そのため韓国は北朝鮮のミサイル攻撃に対処する独自のミサイル防衛計画(KAMD)を推進中だ。韓国はKMSAMと呼ばれるロシアのS-300(NATOコード:SA-10 グランブル/Grumble)対空ミサイルを基にした中距離SAMを開発中で、S-300に限定的な弾道ミサイルの迎撃能力があるため、KMSAMも同程度の迎撃能力を持つ。また長距離SAMとしてパトリオットPAC-2を2008年に導入する予定で、PAC-2はPAC-3ほどでは無いにしろある程度の弾道ミサイル迎撃能力を持っている。韓国軍は2015年頃にPAC-3を導入したいとしているが、まだ正式な契約は結ばれていない。弾道ミサイルを探知する地上レーダーは2012年頃に導入される予定で、これとセジョン・デワン級イージス艦のSPY-...
  • 新型中距離弾道ミサイル(ムスダン)
    2007年4月25日に行なわれた北朝鮮軍(朝鮮人民軍)創設75周年記念パレードで初めて確認された新型中距離弾道ミサイル。 この新型中距離弾道ミサイルは旧ソ連(現ロシア)が1960年代に開発した潜水艦発射型弾道ミサイルR-25(NATOコード:SS-N-6 サーブ/Serb)を元に開発されたといわれており、最大射程距離はノドンやテポドン1号を遥かに上回る2,500~4,000km以上で(米ミサイル防衛局副局長補の発言によれば3,200km以上)、グアムまで射程圏内に納めているものと推測されている。開発は今世紀初頭から始まりそれまでの北朝鮮製弾道ミサイルより近代化されており、信頼性においてもテポドン1号を上回ると考えられる。発射実験はまだ確認されていないが、北朝鮮は同じR-25をベースにして開発したBM-25と呼ばれる中距離弾道ミサイル18基分のパーツをイランに輸出しており、ヨーロッパ...
  • 「若鷹」空対地巡航ミサイル
    【参考】アメリカ軍のAGM-109「トマホーク」(空中発射型) 「若鷹(トクスリ)」は韓国が開発した航空機搭載型巡航ミサイル。恐らく地上発射型巡航ミサイル「玄武III」をベースに、空中発射型への改修を行なったもの思われる。射程距離は「玄武IIIC」をベースにしているなら1,500kmになるだろう。誘導はINS(Inertial Navigation System:慣性航法装置)のほか、GPS(Global Positioning System:全地球測位システム)を装備しているとする説とTERCOM(TERrain COntour Matching:地形等高線照合方式)システムを装備しているという説、赤外線シーカーによる地形映像照合システムを装備しているという説がある。弾頭重量は500kgを超えていないため、アメリカとの間で結ばれたミサイル開発制限の覚書には反しないと韓国側は...
  • KN-02短距離弾道ミサイル
    ▼2007年4月25日の朝鮮人民軍創設75周年の軍事パレードに登場したKN-02 KN-02は旧ソ連製の弾道ミサイル9K79「トーチカ」(NATOコード:SS-21 Scarab/スカラベ)を、北朝鮮が独自に改良した地上発射型短距離弾道ミサイル。KN-02は、2007年4月25日の朝鮮人民軍創設75周年の軍事パレードで初めて一般に公開された。 1983年にシリアはソ連から9K79を導入したが、北朝鮮は1996年頃に専門家をシリアへ派遣しデータを入手したという。2004年4月の最初の発射テストは失敗したが、2005年に5発、2006年にも3発と発射テストを続け、2007年6月28日に日本海に行ったKN-02 3発の試射は成功した。今後北朝鮮は旧式化したFROGシリーズの代替として、KN-02の実戦配備を進めるだろう。射程距離は100~120km(資料によっては140km...
  • 「天龍」巡航ミサイル
    「天龍(チェンロン)」は韓国が開発した巡航ミサイル。1990年代初期からADD(Agency for Defense Development:国防科学研究所)を中心に三星テックウィン社などで開発が始められた。既に開発は完了しており、実戦配備が近いといわれる。なお韓国はアメリカ政府と射程300kmを超える弾道ミサイルの保有を制限する覚書を交わしているが、天龍は弾道ミサイルではなく巡航ミサイルであり、弾頭も500kg以下であるため、この覚書の規制を受けないとしている。 天龍の射程距離は約500kmで、北朝鮮北部にある弾道ミサイル基地への攻撃も可能。敵レーダーの探知を避けるために50~100mの低高度をマッハ0.73の速度で飛び、命中誤差は3m程度。誘導方式はINS(Inertial Navigation System:慣性航法装置)と地形映像照合装置で、地形照合はミサイルに装備された赤...
  • KPSAM携帯対空ミサイル「神弓」
    ■性能緒元 全長 1.6m 直径 0.08m 重量 15.0kg 弾頭   最大速度   最大射程 7,000m 最大射高 3,500m 誘導方式 2波長赤外線誘導 ADD(Agency for Defense Development:国防科学研究所)とLGイノテクなどの国内企業が共同で開発した初の国産携帯対空ミサイル「神弓(シングン)」は、1995年から開発が始まった。2003年には射撃実験を終え、2004年から本格的に量産が開始されている。韓国軍は1億ドルで第一次量産契約を結んでいる。2007年5月16日には第二次量産が決定された。国防科学研究所神弓事業団長の李氏によれば「8年間に700億ウォンの予算を投入し、世界で5番目に携帯対空ミサイルの独自開発に成功した」と発言し「本格的量産体制により5,000億ウォンの輸入代替効果を得るだろう」としている。韓国は神弓の輸出にも力を入...
  • 「玄武III」地対地巡航ミサイル
    韓国紙の記事によれば、韓国陸軍は射程距離500kmの地対地巡航ミサイル「玄武IIIA」、射程距離1,000kmの「玄武IIIB」を既に1~2年前から実戦配備しており、射程距離が1,500kmにも及ぶ「玄武IIIC」の開発も最終段階にあるという。玄武Ⅲは巡航ミサイルであり弾頭重量も500kgを超えないため、アメリカとの間で結ばれた覚書の制限を受けないと韓国政府は主張している。また韓国は2007年度の国防予算に玄武の性能改良事業として1,627億ウォンを計上しているが、これが玄武ⅢAの開発を指しているのかどうかは不明。また艦載用の「天龍」、航空機用の「若鷹」という巡航ミサイルも開発中、若しくは既に実戦配備されており、これ等のミサイルは「玄武III」シリーズを改修したものと思われる。なお「玄武III」はナイキ・ハーキュリーズを改良した地対地ミサイル「玄武」及び「玄武II」と名称が同じだが、巡航ミ...
  • 2009年7月韓国軍ニュース
    ■2009年7月の韓国軍関連ニュース履歴 【2009.07.01】韓国原子力研、北朝鮮の核実験放射性物質を検出できず 韓国原子力研究院の梁明承(ヤン・ミョンスン)院長は1日、国会の非公開懇談会に出席し、北朝鮮の2回目の核実験を立証する放射性物質を検出できないのは風向きのせいだと釈明した。梁院長は、北朝鮮の核実験直後から3日間、風は中国に向けて吹いており、放射性物質を検出できなかったと説明した。アメリカも特殊偵察機を派遣し日本海(朝鮮名:東海)で2回に渡って大気分析を行なったが、放射性物質を検出できなかった。 (連合ニュース) 【2009.07.01】米韓同盟の功労者を称えるイベント開催 在韓米軍の将兵と米韓同盟強化の功労者を称えるイベント「韓米友好の夜」が米韓友好協会(会長ハン・チョルス)によって6月30日にソウルのハイアットホテルで開かれた。イベントにはウォルター・シャ...
  • M1973装甲兵員輸送車(VTT-323)
    ■性能緒元 重量 12.7トン 全長 6.2m 全幅 3.06m 全高 2.50m エンジン ディーゼル(320hp) 最高速度   浮航速度   航続距離   武装 14.5mm重機関銃×2、もしくは14.5mm×1と7.62mm×1   9K32「ストレラ2」対空ミサイル(SA-7 Grail)もしくは9K310「イグラ1」(SA-16 Gimlet)×4 装甲 圧延溶接装甲 乗員 3名(車長、操縦手、砲手)+歩兵5~10名 VTT-323は北朝鮮国産の装軌式兵員輸送車。1973年にその存在が確認されたため、米国防総省はM1973の認識名を付与している。 中国の63式装甲兵員輸送車(YW-531)の車体を延長した拡大改良型だが、同じような改良が施された中国製の85式装甲兵員輸送車(YW-531H)とは全くの別物である[1]。 車体は圧延装甲板を溶接して製造さ...
  • 艦載機関砲/CIWS(韓国)
    Mk15ファランクスBlock1B 20mmCIWS 口径 20 mm/99 M61A1 Gatling OGB 銃身長 1.981m(78口径) 銃身数 6門 初速   発射速度 3,000~4,500/分 射程 1,490m 旋回範囲 360度 俯仰範囲 -20~+85度 俯仰速度 115度/秒 マウント重量 6,577.2kg ファランクスはアメリカのゼネラル・ダイナミック社(現在は、レイセオン社が販売を行っている)が開発した西側最初のCIWS(Close In Weapon System:近接防御システム)であり、1978年から生産を開始した。アメリカ海軍だけでなく、20カ国を超える国々に850基を越えるファランクスが輸出されており、世界で最も多く使用されているCIWSの1つ[3]。 ファランクスは、近距離における対艦ミサイルの迎撃を目的として開発され、Mk75...
  • E-737早期警戒管制機(韓国)
    ■性能緒元 重量 77,110kg 全長 33.63m 全幅 34.32m 全高 12.55m エンジン CFM56-7B24(118kN)×2 最大速度   巡航速度 700km/h 航続距離 5,200km 上昇限度 12,500m 乗員 8~12名 E-737はB-737-700の機体背部に、米ノースロップ・グラマン社製のMESA(Multi-role Electronically Scanned Array:多機能電子走査アレイ)レーダーを搭載したAEW C(Airborne Early Warning Control:空中早期警戒管制)機で、長時間滞空しながら敵性航空機の監視・追跡と味方航空機の指揮・管制を行う事であらゆる航空戦を優位に進める空中支援機。現代の航空戦では極めて重要な役割を果たす機種だ。韓国空軍は15億9,000万ドルでE-737を2012年までに4...
  • KMSAM(韓国中距離地対空ミサイル計画)
    ▼KMSAM(天馬II)の予想図 KMSAM(韓国中距離地対空ミサイル)は、現在韓国軍に配備されているMIM-23ホークを代替するために開発中の国産ミサイル。韓国は2005年10月6日にロシアとの間でKMSAMの共同開発に関する相互協力協定を結んでおり、また5,558億ウォンを投じて韓国国内のメーカー16社と6つの研究機関に共同開発させ、2010年の完成を目指す。1998年から1,000億ウォンの予算で始められた基礎研究は、2006年5月に既に完了している。完成すれば「天馬Ⅱ(チョルメ2)」と呼ばれるだろう。 KMSAMは50kmの射程を持ち、航空機だけでなく限定的に弾道ミサイルの迎撃能力も有する予定。ロシア製のS-300地対空ミサイル(NATOコード:SA-10 Grumble/グランブル)か、その発展型のS-400をベースに開発されるようだ。指向性弾頭、知能型近接...
  • F-15K戦闘機「スラムイーグル」
    ■F-15K性能緒元 重量 14,515kg 全長 19.43m 全幅 13.05m 全高 5.63m エンジン F110-STW-129 ×2(第一次FX事業発注分) F100-PW-229EEP ×2(第二次FX事業発注分) 最大速度 M2.5 戦闘行動半径 1,270km 上昇限度 18,920m 武装 M61 20mmバルカン砲×1   AIM-120アクティブ・レーダー誘導空対空ミサイル「AMRAAM」   AIM-9赤外線誘導空対空ミサイル「サイドワインダー」   AGM-84艦対艦ミサイル「ハープーン」   AGM-84H空対地ミサイル「SLAM-ER」   JDAM誘導爆弾など 乗員 2名 韓国空軍はF-4D/Eの後継F-Xとしてダッソー社製ラファール戦闘機を退け、ボーイング社製戦闘攻撃機F-15Eの韓国型であるF-15Kを選定した。F-15Kは2008年...
  • 中国陸軍
    中国陸軍 戦車 98式戦車(WZ-123/ZTZ-98)  ├99式戦車(98G式戦車/WZ-123B/ZTZ-99)  └140mm滑腔砲搭載型 ※試作のみ 90-II式戦車(MBT-2000/アル・ハーリド) ※輸出用  └90-III式戦車 ※輸出用 85-II式戦車(風暴II型/WZ-1227F2) ※輸出用・試作のみ  ├85-IIM式戦車/85-IIAP式戦車(WZ-1228) ※輸出用  └85-III式戦車 ※輸出用・試作のみ 80式戦車(WZ-122/ZTZ-80)  ├88式戦車(80-I式戦車/WZ-122A/ZTZ-88)  └96式戦車(88C式戦車/WZ-122H/ZTZ-88C)   └96式戦車の派生型 122型戦車(WZ-122) ※試作のみ  └122型戦車の派生型 69式戦車(WZ-121)  └79式戦車(69-...
  • ハーリド・ビン・ワリード級フリゲイト(DW-2000H型)
    ▼「バンガバンドゥ」(F-25)として就役時の写真 ▼就役後の改装でFM-90N艦対空ミサイルを搭載した状態 ■性能緒元 基準排水量 2,170t 満載排水量 2,370t 全長 103.7m 全幅 12.5m 主機 CODAD 2軸   SEMT-Pielstick 12V PA6V280 STC ディーゼル 4基(22,501馬力) 速力 25kts 航続距離 18kts/4000nm 乗員 186名(士官16名) 【兵装】 対空ミサイル FM-90N艦対空ミサイル / 8連装発射機 1基 対艦ミサイル オトマート(テセオ)Mk.II BlockIV / 連装発射筒 2基 魚雷 A244「ホワイトヘッド」324mm短魚雷 / B-515 3連装発射管 2基 砲 オットー・メララ 76mm62口径単装砲 1基 近接防御 ブレダL70 40mm連...
  • FIM-43携帯対空ミサイル「レッドアイ」(韓国)
    ■FIM-43C性能緒元 全長 1.2m 直径 0.07m 重量 8.3kg(+ランチャー5.0kg) 弾頭 1.06kg(HE) 最大速度 マッハ1.7 最大射程 4,500m 誘導方式 赤外線誘導 FIM-43「レッドアイ」は米ジェネラル・ダイナミクス社が1959~60年に開発した、個人携帯型の地対空ミサイル。レッドアイは航空機エンジンの高温排気熱を追尾する赤外線誘導ミサイルで、目標の後方からしか捕捉・追尾できず、そのためフレアなどの妨害装置に欺瞞されやすい。また弾頭は単純な着発信管で、直撃しないと爆発しなかった。アメリカ軍は長期に渡ってレッドアイを使用したが、徐々により高性能なFIM-92「スティンガー」によって代替された。レッドアイは1980年代にアフガニスタンのイスラムゲリラに供与され、ソ連軍(当時)のMi-24ヘリコプターやSu-25攻撃機などを撃墜している。 ...
  • @wiki全体から「SSM-700K対艦ミサイル「海星」(SS-760K)」で調べる

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