リリカルなのはクロスSS倉庫内検索 / 「A,s外伝・ラクロアの勇者3話」で検索した結果

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  • A,s外伝・ラクロアの勇者3話
    魔法少女リリカルなのは外伝・ラクロアの勇者         第三話 月村家 突然であるが、月村家に一人の庭師が現れた。 彼が操る刈り込みハサミは瞬く間に不規則に生えた小枝を平らにし、 彼が操る手バサミは、木から余計な枝を間引きながらも、木が持つ美しさを落とす事無く自然に生かし続け、 彼が振るう貝殻虫用ブラシは瞬く間に枝についた貝殻虫を払い落とす。 その仕事ぶりは素早く、そして繊細にして大胆。彼の手に掛かった草木は生き生きと光合成を行い、 彼の手に掛かった花は、感謝を表すようにその美しさを一層引き立てる。 「♪~~~~♪~~~」 今は花壇に咲き乱れるパンジーに水を与えているその人物こそ、月村家に突如現れた鋼の庭師 名を『月村家の庭師・ガンダム』という。 決して『ラクロアの騎士・ガンダム』ではない。『月村家の庭師・ガンダム』である。 確認のため...
  • A,s外伝・ラクロアの勇者1話
    魔法少女リリカルなのはA,s外伝・ラクロアの勇者         第一話 :スダ・ドアカワールド 「消えるのはお前だぁああ!!!!」 自身と、三種の神器の力を解放し、赤い光りに包まれたナイトガンダムはブラックドラゴンが 放つ攻撃魔法を物ともせずに突撃する。 「な・・・・・何だと!?」 自分の攻撃が効かない事、そして、急に力を増したナイトガンダムに、ブラックドラゴンは初めて驚きを表す。そして                      ザシュ ブラックドラゴンの腹にある五芒星の印に、炎の剣が深々と突き刺さった。 「ば・・・・馬鹿なぁあああああああああああああ!!!!!!!」 己の敗北を認める事ができないブラックドラゴンは、腹の底から叫び声をあげながら ナイトガンダムと一緒に火口に落下。運よく二人は付近の岩場に落ち、溶岩の高熱で命を落とす事...
  • A,s外伝・ラクロアの勇者最終話
    魔法少女リリカルなのは外伝・ラクロアの勇者   最終話   診断の結果から、ナイトガンダムはただの疲れによる過労だという事がわかった。 その程度ならと、クロノは月村家で療養したらどうたと進めたが、ナイトガンダムはその申し出を断る。 そして、急に電子スピアがどうなったのかをクロノに尋ねてきた。 自分の記憶が正しければ、あの戦いの時に握りつぶされ、破片諸共封鎖結果以内に置きっ放しだった筈、 おそらく局員の人達が処分してしまったのだろうと諦めてはいたが、答えは思いがけない物であった。 「電磁スピア?・・・ああ、君が持っていたスピアか。あれなら局員が回収したよ、バラバラで、此処では修復は無理だったから先に本局の方に転送して送っておいた。 元の形に戻すことは直ぐに出来るらしいけど、ここでは見かけない魔法的な処置が施されているから、完全には無理らしい。 ちなみに君のスピアなんだが、いっそ僕達のデバイス...
  • A,s外伝・ラクロアの勇者5話
    リスト 魔法少女リリカルなのは外伝・ラクロアの勇者          第五話 ナイトガンダムがこの世界に来てから初めて剣を取った戦い。 金槌を修羅のように振舞わす少女『ヴィータ』を相手に、空が飛べないというハンデを負いつつも、 ナイトガンダムは互角の勝負を繰り広げた。何時までも続くと思われた騎士同士の決闘。だが、           「スター・・・ライト・・・・・・・ブレイカァァァァァァ!!!!!!!!」 魔力を収集されてるにも関わらずに、なのはが放った捨て身のスターライトブレイカー、 桃色に輝く砲撃が、ナイトガンダム達を閉じ込めていた結界を破壊した瞬間、この場にいる全員の戦いは終わりを迎えた。                   ...
  • A,s外伝・ラクロアの勇者15話
    魔法少女リリカルなのは外伝・ラクロアの勇者         第15話 「が・・・・あ・あ・あ・あ・・・・・」 首に掛かる圧迫感に一気に目が覚める。 手を動かし、自分の首を絞めている手を退けようとするがビクともしない。精々引っかき傷を作れるだけ。 目を見開き、どうにか酸素を取り込もうとするが上手くいかず、 見えるのは嬉しそうに自分の首を絞める銀髪の女性の姿だけ。徐々に目がかすみ、意識が薄れてゆく。 「・・・・や・・・め・・・・・・」 ここで初めて、自分は『死』というものを軽視していたと感じた。 自分は何時死んでも可笑しくない。だから死ぬ事なんて怖くない。今思う、何て愚かだったのかと。 とても苦しい、意識が遠のく感覚が気持ち悪い。目を閉じたら二度と光を見る事ができない恐怖感 「い・・や・・・・しに・・・た・・・く・・・・・ない・・・・」 ...
  • A,s外伝・ラクロアの勇者4話
    魔法少女リリカルなのは外伝・ラクロアの勇者         第四話 海鳴市 時刻は夜の8時頃、三日月の光りが周囲を優しく照らす冬の夜。夕食と入浴を終えたすずかは 数匹の子猫と一緒に、自室でアリサとの会話を楽しんでいた。 今日の学校での出来事や、最近始まったドラマやアニメの評価などの雑談、 そして、今度訪れるフェイトについての話に、二人とも時間を忘れて夢中になる。 「フェイトがこっちに来るって聞いて、なのは本当に嬉しそうだったもんね」 机に無造作に並べてある自分達やフェイト写真を見ながら、電話越しにすずかに話すアリサ。 彼女の左右で寝息を立てている犬の頭を撫でているその表情は、フェイトと合える事への嬉しさに満ち溢れていた。 そして話は弾み、3人仲良し組のリーダ的存在であるアリサは『フェイトのお迎えイベント』を企画。 その案に、すずかも声を弾ませながら賛成。...
  • A,s外伝・ラクロアの勇者13話
    魔法少女リリカルなのは外伝・ラクロアの勇者         第13話 「・・・・・・以上だ」 季節は冬のため日が暮れるのも早く、辺りは夜の闇に包まれていた。 フェンスに背を預け、口出しなどをせずに黙ってナイトガンダムの話を聞いたシグナムは、 一度大きく息をはいた後フェンスから背を離し、ゆっくりと体をフェンスの方へと向ける。 ビルの明かりや車のライトにより夜の街が美しく輝く光景を見つめながら、ゆっくりと口を開いた。 「・・・・・・闇の書のことは私達の方がよく知っている。貴様の勝手な予想だといえなくもない。だが・・・・」 闇の書が完成すれば、主は絶大な力を手に入れる事が出来る。その事には疑問を一切感じていなかった・・・・最近までは。 切っ掛けはヴィータの煮え切らない言葉だった。            「闇の書が完成すれば、はやては本当に幸せになれるんだよね...
  • A,s外伝・ラクロアの勇者11話
    魔法少女リリカルなのは外伝・ラクロアの勇者         第11話 アースラ内救護室 疲れてはいたが、不思議と眠気は訪れなかった。 2~3度寝返りを打ったが一向に眠気が訪れないため、仕方なく体の位置を仰向けにし、リンディの到着を待つ。 途中大きな音がしたため自然と首を嵌め殺しの窓の方に向けると、夜の様にほの暗かった景色か金属で出来た壁に変わっていた。 おそらく本局内のドックだろうと結論付けたナイトガンダムは首を戻し、天上を見据える。 「(・・・・今更だが・・・・ラクロアではベッドで寝る事など、ほとんど無かったな)」 ラクロアでの生活は9割、いや10割が旅と言っても過言ではなかった。 湖でフラウ姫を助けそのまま城へ行き、そこでサタンガンダムの存在を知り討伐の旅に出た。 旅ゆえ、殆どを野宿で過し、たまに止まる宿でも値段からか、布団が硬...
  • A,s外伝・ラクロアの勇者16話
    魔法少女リリカルなのは外伝・ラクロアの勇者         第16話 「・・・・あっ・・・・」 体を取り巻く冷たさに、なのははゆっくりと意識を覚醒させる。 辺りは真っ暗闇、そしてとても静か。 此処は何処だろう・・・自分は何をしているのだろう、そんな事をぼんやりと考える、 その直後、腹部からの強烈な痛みが彼女を襲った。 「う・・・・ぐぁあああ・・・」 空いている左腕で胸を押さえ蹲る。同時に思い出す。此処は何処で、自分はどうしているのか。 今自分がいる場所は海の中、夜とは言え周りが真っ暗という事は、かなり深い所まで落ちているのだろう。 本当なら息が出来ない所か、冬の海の海底の冷たさでショック死しても可笑しくない。 おそらくバリアジャケットに備わっている最低限の生命維持装置が働いているのだろう。 だが、腹部の痛みが今だに収まらない。回復魔法を使う事が出来ない自...
  • A,s外伝・ラクロアの勇者18話
    魔法少女リリカルなのは外伝・ラクロアの勇者         第18話 ・月村邸正門前 「おまたせ!アリサちゃん!!」 此処まで全力疾走で走ったにも拘らず、息を全くと言っていいほど荒げないすずかが屋敷から戻ってくる。 その手にはナイトガンダムと一緒に落ちてきた石版の欠片が握られていた。 そんな彼女に対し 「はぁ・・・はぁ・・・・・でかしたわ・・・・」 アリサは今にも死にそうな表情で塀に背を預け、汗を面白いように流しながら呼吸を整えていた、正に疲労困憊という文字がよく似合う。 だが、そんな彼女の態度も仕方の無い事である。 彼女達が転送された場所から、バニングス邸、そして今いる月村邸まで力の限りの全力疾走。 普段通学や習い事などでは常にリムジンでの移動をしているとは言え、 アリサは一般的な小学生3年生よりは体力がある。だが、全力疾走した距離は一般的な小学生の体力には無理があった。 そんな距離を...
  • A,s外伝・ラクロアの勇者6話
    魔法少女リリカルなのは外伝・ラクロアの勇者         第六話 月村家正門前 時刻は午前5時30分。 辺りには朝霧が立ち込め、早朝特有の寒さが辺りを支配する冬の朝。 駅では始発電車が走り出し、新聞配達人が漕ぐ自転車が町をそれなりのスピードで各家庭を回る。 なのはの両親が経営する喫茶翠屋ではモーニングセットの準備をする桃子がせわしなく動いており、高町家の道場では木刀がぶつかり合う音が響き渡る。 月村家では月村姉妹が揃って未だに寝息を立てており、ファリンは充電中。 ノエルは朝食の準備を始め、ナイトガンダムはデッキブラシと洗浄液が入ったバケツを持って廊下を歩いていた。 それぞれが、朝から自分の仕事を行なう何時もとあまり変わらない海鳴市の朝。 「ふ~ん・・・・・ここが月村忍の屋敷ね・・・・」 そんな肌寒い朝の月村家の門の前に、一人の少女がいた。 歳か...
  • A,s外伝・ラクロアの勇者2話
    魔法少女リリカルなのは外伝・ラクロアの勇者         第二話 ・????                それは、『彼』がまだ『一つ』だった頃 辺り一面は草しか生えていない草原。空はどんよりと曇り、時より雷が鳴り響き今にも大雨が降りそうな天気。 吹き荒れる強風が草を叩きつける音が鳴り響く。 「はぁ・・・・はぁ・・・・」 その草原を、一人のMSが走っていた。 名を『頑駄無真悪参』頑駄無軍団に『在籍していた』武者である。 彼は逃げていた。つい数分前までは味方だった者達から。だが、彼の表情には焦りは怯えといった感情は全く無かった。 「はは・・・・・ははははははは・・・やったぞ!!やったぞ!!!」 彼は笑っていた。その顔は事を成し遂げたように喚起に満ち溢れていると同時に、 邪な欲望を達成させたような邪悪さを醸し出していた。 今から数分前、彼は盗みを犯した。 頑駄無軍団の秘宝と言われる、『白銀...
  • A,s外伝・ラクロアの勇者9話
    魔法少女リリカルなのは外伝・ラクロアの勇者         第九話 ・本局内食堂 時刻は昼をかなり過ぎた午後3時、月村家では忍が午後のティータイムを、翠屋では近所の奥様方がお茶とシュークリームを味わっている頃、 時空管理局本局にある食堂では、母と二人の娘の親子と、一人のMS族の騎士がかなり遅めの昼食をとっていた。 「どうもありがとう、スバルを見つけてくれて。この子ったら、大人しいのに好奇心は旺盛なのよ」 「いえ、色々な事に興味を持つのは良い事です。それに申し訳ありません。私の分までいただいて」 「いいのよ、ほんのお礼。だけど、見事なテーブルマナーね・・・・・・まるでマナー教室の先生みたい」 フォークとナイフを器用に使いながら『料理長気まぐれハンバーグ定食』を食べるナイトガンダムに、 スバルの母、『クイント・ナカジマ』は素直に関心する。 ナイトガンダムとしても、当然のことをしているつもりだっ...
  • A,s外伝・ラクロアの勇者17話
    魔法少女リリカルなのは外伝・ラクロアの勇者         第17話 12月24日クリスマスイブ、本来ならいつも以上に人々が賑わう日。 町の彼方此方からはクリスマスソングが聞こえ、眩しいほどのイルミネーションに包まれる。 サンタクロースの格好をした店員がハンドベルを鳴らしながらクリスマスケーキを売り、 恋人達がレストランでクラスを交わす。 子供がプレゼントを大事に抱え走り、母親と思われる女性が転ばないようにとやんわり注意する。 とても平和なクリスマスの光景。だが、それは結界外での光景に過ぎない。 結果に包まれている海鳴市は・・・・・・・・正に戦場であった。 「第六班!!炎の噴出を抑えろ!!!」 「修復なんで後でやれ!!これ以上ぶっ壊さないように手足動かせ!!!」 「結界維持班!!絶対に維持しろ!!破壊されたら一気に阿鼻叫喚の地獄絵図の出...
  • A,s外伝・ラクロアの勇者21話
    魔法少女リリカルなのは外伝・ラクロアの勇者         第21話 「・・・・・ん・・・・・ここ・・・は・・・」 小さい唸り声を上げながら、ナイトガンダムはゆっくりと目を開ける。 最初に目に入ったのは真っ白な天井ではなく、天上一面を覆う照明の光り。 それだけで、此処が何処なのか直ぐに理解できた。 「・・・・・アースラの・・・・医務室か?・・・・」 このような体験をするのはこれで二度目、一度目は無人世界でのシグナムとの戦闘の後、そして二度目になる今回は・・・・・ うっすらとあの時の事を思い出す。意識が徐々に無くなっていく感覚、海面目掛けて真っ逆さまに落下する自分、 自分の名を呼ぶ周囲の声、そして落下する自分を抱き止め、必至な表情で自分の名を呼ぶシグナム。 その直後、ヴィータがはやての名前を叫んでいたような気がするが・・・・思い出せない。...
  • A,s外伝・ラクロアの勇者7話
    魔法少女リリカルなのは外伝・ラクロアの勇者         第七話 ナイトガンダムが安次郎と初対面の挨拶をしている頃、アリサは海鳴図書館で目的の本を探していた。 時間帯的に学生が多く、ノートを広げ予習をしている者、小声でわからない所を相談し合う女子高生、 中にはスーツ姿のサラリーマンや、ピンクの髪が似合う美人の外国人など、多くの人が利用していた。 利用者に埋め尽くされている机の中から空いている席を見つけたアリサは、場所を確保する目的も兼ね、そこに荷物を置き本棚へと向かう。 他の棚には目もくれずに、目的の本がある本棚だけに目を通す。 「え~っと・・・・・あっ、あったあった!」 『図書館では静かに』という決まりは分かってはいるが、彼女の性格上、目的の本が見つかった事の嬉しさを抑える事は出来なかった。 「このシリーズ面白いのよね~。後でガンダムにでも貸してあげようかな・・・・ん?」 ついでに前巻...
  • A,s外伝・ラクロアの勇者8話
    魔法少女リリカルなのは外伝・ラクロアの勇者         第八話                                  「自由になりたい」 「ほぉ・・・これが『イレイン』か・・・・」 目覚めた私が最初に聞いたのは、男の声だった。 そして、目を開けて最初に見たのも男だった。 目に付いたのは3人、一人は緑色のスーツを着たいかにも『俺は偉い』と主張しなければ生きていけない様な男と 私を目覚めさせたと思われる白衣を着た男達。 白衣を着た男達は、やり遂げた満足感を隠す事無くさらけ出しながら興味丸出しで私を見つめ、 緑色のスーツを着た男は美味しそうに右手に持った葉巻を吸いながら、純粋にいやらしい瞳で自分を見つめていた。 目覚めた私が、最初に願った事は一つだった。                  「この男が主でありませんように」 だが、その願いが叶う事は無かった。 それからは、主である安...
  • A,s外伝・ラクロアの勇者19話
    魔法少女リリカルなのは外伝・ラクロアの勇者         第19話 「・・・・くそ!!」 闇の書の闇は不愉快な気持ちで一杯だった。 本来だったら何時もの様に楽しむだけではなく、新しい体を手に入れ、長きに渡って殺戮と破壊を楽しむ。 それは決して難しい事ではない。少し趣向を変えれば直ぐに済むこと。 本来だったら今頃、新しい体でこの世界の住人を虐殺している筈だった・・・・・奴さえいなければ。 そもそも奴はこの世界の住人ではない全くのイレギュラー、何処の種族かも分からない本来ならいる筈の無い存在。 そんな不可思議な奴のおかげで、予定は粉々に打ち砕かれ、自分は生まれて始めて『不愉快』『苛立ち』という感情に支配されている。 だが、彼女『闇の書の闇』は『危機感』という感情には未だに支配されてはいなかった。 確かに、あの小娘達が持って来たアイテムにより、奴の力は爆発的に増した。まるでついさっきまで死にか...
  • A,s外伝・ラクロアの勇者14話
    魔法少女リリカルなのは外伝・ラクロアの勇者         第14話 ・本局内一室 本局内に幾つかある応接室。 部屋の明かりは消えており、唯一スタンドの小さな光だけが、この部屋を照らしている。 備え付けられているソファーには、一人の初老の男性がいた。 彼の手にあるのは『八神はやて』に関する事が細かく書かれた報告書。 だが、彼はそれを手に持つだけで目を通そうとはせず、机に置いてある写真立ての中にある写真を見つめていた。 若い男女と幼い男の子。誰が見ても家族の写真。この部屋に彼の事を知らない人物がいたならば、 息子夫婦と孫の写真を見ている老人と見てしまうだろう。 だが違う。写真に写っている男女は部下だった男とその妻、幼い子供は自分の生徒であり、今では立派な執務官。 初老の男性はその写真を見据えながら11年前の出来事、自分の部下を、彼女の夫を、少年の父を失った事件を思い出す。 だがロクな...
  • A,s外伝・ラクロアの勇者10話
    魔法少女リリカルなのは外伝・ラクロアの勇者         第10話 次元世界 二人の騎士の技が激突し砂漠の大地に巨大なクレーターを作って尚、騎士達の剣舞は続いていた。 互いに魔力を大幅に使い切った今、残る攻撃手段は己の剣による剣術のみ。 砂を踏みしめる音、互いの剣がぶつかり合う音、バリアジャケットが切り裂かれる音、 甲冑が火花と共に削れる音、そして 「はぁああああ!!!」 「おぉおおおおおお!!!」 互いの叫び声が響き渡る。 「「っ!!」」 互いに一撃を見舞おうとした斬撃を、互いの剣で防いだ後、二人は後ろへと飛び、 剣を構えなおすと同時に、互いの様子を伺う。 先ほどまで響き渡っていた金属が激しく叩きつけられる音、互いの叫び声は聞こえなくなり、 変わりに吹き荒れる風の音、そして互いの荒い息遣いが聞こえる。 ...
  • A,s外伝・ラクロアの勇者20話
    魔法少女リリカルなのは外伝・ラクロアの勇者         第20話                      「アアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア」 未だ叫び続ける闇の書の闇、その声は皆の鼓膜を刺激するには十分過ぎるほどの騒音。 一種の音波攻撃では無いかというほどの騒音に、全員が顔を顰め、なのはとはやて、そしてアリサとすずかは堪らず耳をふさぐ。 特に鼓膜が治ったばかりのなのはにとっては、この騒音は無視できる物ではなかった。 「もう・・・・・この、静かにしてぇ!!!!」 堪らずなのははレイジングハートの切っ先を向けカートリッジをロード、彼女の願いを無視して叫び続ける闇の書の闇に向かってエクセリオンバスターを放つ。 「こ・・・・・・・のぉ・・・・・うるせぇ!!!!」 なのはの攻撃に続くかのように、ヴィータも攻撃を始める。目の前に鉄球を放り投げ、それらをグラ...
  • A,s外伝・ラクロアの勇者12話
    魔法少女リリカルなのは外伝・ラクロアの勇者         第12話 「スバルとギンガ・・・あの子達を私にちょうだい」 まるで物をねだる様にスバルとギンガを寄越せという忍の物言いに、クイントは怒りで頭が真っ白になった。 おそらく自分の今の表情も、スバル達を見つけたあの研究所を見たときの様に怒りに満ち溢れているだろう。 今すぐ飛び掛ってぶん殴りたい。だが、後ろで自分を監視しているノエルがその行動を無理矢理自主させている。 だからこそ、自身の歯を噛み砕かん勢いでかみ締め、怒りを内に押し込める。そして遠慮なく殺気を放ちながら忍を睨みつけた。 「・・・・どうする気なの・・・・・・あの子達を貰って・・・・・」 聞くまでも無いと思う。どうぜ実験などのモルモット的な扱いに決まっている。 戦闘機人は機械部品を埋め込まれているといっても立派な人間。そん...
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    タイトル別インデックス A B C D E F H I L M N R S T あ い う え か き く け こ さ し す せ た ち つ て と な は ひ ふ ほ ま み む め も や ら り ろ わ A ARMSクロス『シルバー』 A’s+スクウェア作品 短編 上へ B Black Bullet Witch Sister Of Fate BLASSREITER LYRICAL 上へ C CCなのは 上へ D Devil never Strikers ×DOD 上へ E 上へ F Fate May Cry 上へ G Get Ride! リリカルドライバー 上へ H HALO StrikerS ~GunGirl with SwordMen~ HALO -The REQULIMER- ...
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    魔法少女リリカルなのはA,s外伝・ラクロアの勇者 クロス元:SDガンダム外伝・騎士ガンダム物語・ラクロアの勇者 最終更新:09/07/12 第一話 第二話 第三話 第四話 第五話 第六話 第七話 第八話 第九話 第十話 第十一話 第十二話 第十三話 第十四話 第十五話 第十六話 第十七話 第十八話 第十九話 第二十話 第二十一話 最終話 魔法少女リリカルなのはStrikers外伝・光の騎士 クロス元:SDガンダム外伝・騎士ガンダム物語・光の騎士 最終更新:10/06/22 第一話 第二話 第三話 第四話 第五話 第六話 コメント欄です 感想や応援メッセージなどをお気軽にどうぞ(無名コメントも可能です) なお、過度な展開予想や要望は禁止です。コメント同士の会話もやめてください ナイトガンダムカ...
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    クロス元別インデックス あ行 か行 さ行 た行 な行 は行 ま行 や行 ら行 わ行 その他 あ行 作品タイトル 作者 元ネタ 更新日時 リリカルなのはARC THE LAD 光と音のLNS氏 ARC THE LAD2 2008-06-04 20 44 13 (Wed) リリカル・コア リリカル・コア氏 アーマードコア 2008-11-01 10 32 55 (Sat) the answer テルミドール氏 アーマードコアFA 2008-05-15 20 52 45 (Thu) ARMSクロス『シルバー』 ARMSクロス『シルバー』氏 ARMS 2008-03-23 16 09 00 (Sun) R-TYPE LYRICAL R-TYPE LYRICAL氏 R-TYPE 2012-02-28 1...
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                        はるか昔・・・・・・・とある次元世界 其処は戦場だった、多くの巨大な戦艦『戦船』が飛び交い、休むことなく光学兵器や実弾を目標に向かって放つ。 それは目標を、目標ではない別の物を、目標を中心とした一帯を破壊し、焼き尽くし、粉々に吹き飛ばす。 数多の兵士が相手を殺すために引き金を引き、獲物を振り下ろす、堪えることのない様々な声、叫び、苦しみ、歓喜。 彼らが敵を殺すのは理由がある、友のため、自身の世界のため、恋人のため、家族のため、快楽を得るため、金のため、忠誠を誓う王のため、理由は様々。 そしてそれらを束ねるそれぞれの王自身も、己の力を示すため、世界を征服するために力を振るう。 『一騎当千』の言葉を証明するかの様に、圧倒的な力で数多の軍勢を蹴散らす王 自身に戦闘力は無いものの、高い指揮能力を駆使し、兵を有利に導く王 友軍、敵軍問わず、自らの能力でそれらの...
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    仮面ライダーリリカル電王sts外伝 「リリカル電王珍道中物語。」 私はアイン。この時の列車、デンライナーの乗客だ。今日は、オーナーが時空管理局の上層部の方と話しをしているので車内には私とナオミという客室乗務員だけだ。どうしたものかと外を眺めているとナオミが話しかけてきた。 「何をボーッとしてるんですか。」 「いや、何もすることが無くてな。」 「だったら丁度いいです。これから、お茶にしようと思ってたんです。一緒にお茶しましょう。」 「それもいいな。」 思えば、これが悲劇の始まりだった。 「じゃあ準備しますね。あ、そうそう。オーナーが向こうの方から頂いたお茶があるんですよ。」 「では戴こう。」 笑顔で答えた私。しかし、私達は数秒後笑顔を凍り付かせていた。 「あの、聞いていいか。」 「な、なんですか。」 「これはお茶...
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             魔法少女リリカルなのはStrikers 外伝 光の騎士 第三話 「・・・・・ん・・・・・」 意識を覚醒させると同時に感じたのは木の香りだった。 仄かに漂う木の香り、そして肌に感じる心地よい風、今すぐにでも目を開けなければ、再び眠りに入ってしまう。 だが今までの規則正しい生活が二度寝を許さず、自然と瞳を開け、体を起こす。 「・・・っ・・・・」 意識を覚醒させた直後、軽い頭痛と眩暈に襲われるが、額に手をあて意識を集中させる事で症状を和らげる。 そして、いつもの落ち着きを取り戻した事を確認した後、先ほどまで眠っていた騎士、『バーサルナイトガンダム』はゆっくりと周囲を見渡した。 壁、天井、床、全てが木で作られた部屋、木の香りと温もりが自然と心を落ち着かせてくれる。 そして窓から差し込む暖かな光が、今が夜でないことを表してくれた。 先ずは周囲に敵がいないこと...
  • その他250
    嘘予告 空と大地を失った世界で、塔に移り住み生き長らえた人々。 700年もの間、新緑の大地を欲した。 その願いを叶える伝承詩、 『メタファリカ(創造詩)』 しかし、神はこれを冒涜とし、音を力に変える能力を持つ稀少種族“レーヴァテイル”に『戒めの呪い』をかける。 その罪が赦されないまま400年の歳月が流された。 時空管理局は、数年前にこの世界を発見するも文明がある程度発達していたため管理外世界として認定し干渉を出来る限り避けていた。 そんなある日、フリーの特別捜査官として地上本部に勤務していた八神はやて二等陸佐にある捜査が伝えられた。 「管理外世界アルシエルで魔法関連の事件が秘密裏に動き出していると言う情報が入った。至急メンバーを構成し現地へ赴き捜査をやってもらいたい」 上司からの指令の後に渡される情報を読み事の重大さを知ると、はやては己の騎...
  • リリカル電王sts外伝4
    「休日の過ごし方(スバル ティアナの場合)」 「あ、ここ、ここ!ここが噂のお店」 スバルとティアナは一軒のアイスクリームショップの前に立っていた。 そこは何でも、十段アイスなどと言うアイスがあるらしく、スバル達のたっての要望でやって来たのである。 何故、スバル達と表現したか、それはモモタロスも懇願したからである。 この二人一部を覗いてほぼ同じ思考回路をしてるらしい。 つまり、 (バカが二人…) ティアナは思いっきりため息をついた。 スバルはアイスを買うと笑顔で頬張る。十段アイスの名に恥じぬその大型のアイスを嬉しそうに食べながら歩くスバル。 『このアイスはスゲェなぁ!』 「やっぱり、この量だよねぇ」 『アイス大好きなんだぁ』 「うん!好き好き、大好きぃ~!」 『最高だぜぇ!』 「良くも悪くも似てるわね…」 「うん?ティア、...
  • Strikers 外伝・光の騎士2話
    魔法少女リリカルなのはStrikers 外伝 光の騎士 第二話                            闇の書事件から2年後 新暦67年 とある次元世界 此処は何処にでもある無人の次元世界、周囲は白い雪に覆われ、所々に文明が栄えていたであろう証拠の残骸が、厚い雪に覆われその姿を隠している。 本来なら無人のこの世界は静寂に包まれ、ただその大地を白く染め上げるだけで終わり、次の季節が来るまでその姿を維持してる・・・・筈だった。 「ぐ・・・はぁ・・・」 黄金色の光が物凄いスピードで白銀の大地に落下・・・否、叩きつけられた。 爆音が轟き、衝撃で雪が、地面が吹き飛び、雪原の大地に土色のクレーターを作り出す。 「・・・・やりすぎたか・・・・」 その光景を上空から見下ろす一人の女性 ボーイッシュな顔立ちと髪型、そしてそれに似合う...
  • DBクロス16
    ある日ホイという老人があらわれ、オルゴールを開けて欲しいとたのまれるなのはたち 難なくオルゴールをあけるのだが、その中からあらわれたのは伝説の勇者タピオンだった。 同じ剣を扱うもの同士として、シグナムは彼に興味を持つが、 タピオンは他人を寄せ付けない態度である しかし、タピオンは体にとんでもない化け物「ヒルデガーン」を封印していたのだ その悲しみを知ったシグナムは、タピオンと交流を持つようになる タピオン(お前は強いな・・・シグナム) だがしかし、タピオンの体からついに化け物が復活してしまう。 なんとか笛の力で体内にヒルデガーンを一時的に封印したタピオン タピオン「シグナム、俺の体ごとヒルデガーンを殺してくれ!!」 シグナム「で・・・できない!!そんなこと・・・」 タピオン「たのむ・・・おれを勇者のまま死なせてくれ!!」 シグナムは刀を振り下ろそうとするが、間に合わ...
  • 単発SS・小ネタ(クロス別)
    小ネタ 短編・一発ネタなど。 ※クロスオーバーされる側の原作作品のあいうえお順となっております あ行 か行 さ行 た行 な行 は行 ま行 や行 ら行 わ行 小ネタあ行 小ネタか行 小ネタさ行 小ネタた行 小ネタは行 小ネタま行 小ネタら行 小ネタわ行 嘘予告あ行 嘘予告か行 嘘予告さ行 嘘予告た行 嘘予告な行 嘘予告は行 嘘予告ま行 嘘予告や行 嘘予告ら行 嘘予告わ行 あ行 作品タイトル クロス元 作者 アーマード・なのは 戦う理由 アーマードコア 五代目スレ74氏 無題 アーマードコア リリカル・コア氏 無題 アーマードコア リリカル・コア氏 捏造依頼集 アーマードコア リリカル・コア氏 捏造依頼集その3 アーマードコア リリカル・コア氏 無題 アーマードコア 真祖の人氏 無題(↑の追加) アーマードコア エラッタ氏 リリカルなのはStS×アーマードコア・ラストレイヴ...
  • その他421
    闇の書の守護騎士・ヴォルケンリッターが一人、鉄槌の騎士・ヴィータ。 彼女は時間が出来ると近所の公園に行き、老人会の老人達と ゲートボールの練習をするのが習慣となっていた。 そんな老人達の中に一風変わった一団がいた。 燃えるような真っ赤な髪に、子供のように輝く瞳をした老人。 ニヒルな態度と、物事を冷静に見通す目を持った老人。 メンバー1の大柄な体に、読書を嗜む知性を合わせ持つ老人。 一番小柄なやせ形で、いつも優しい寝顔で眠っている老人。 4人の老人達の出身や来歴は誰も知らなかった。 時々、『アディオス!』と言ったり、やたらにタコスを勧めて来たりすることから おそらくメキシコ辺りからやってきた人間だろうと推測はされていたが真実は不明だった。 もっとも、ここ海鳴町ではそんなワケアリの人間は珍しくなかったが。 彼らは最初、ヴィータに...
  • Strikers 外伝・光の騎士6話
    魔法少女リリカルなのはStrikers 外伝 光の騎士 第六話 とある無人世界、空はどんよりと曇り、周囲には森や水源は一切無くゴツゴツとした岩しかない殺風景な景色。 そんな殺風景な場所に、明らかに場違いな建物があった。 巨大なコンクリートの様な素材で出来た建物、周囲にはその建物を守るため・・・否、中の者を逃さないために高圧電流を流した策で覆われている。 その施設は時空管理局の研究施設、だが何故このような場所にあるのか?答えは簡単、『違法』と言われている研究を行なっているからだ。 時空管理局も一枚岩ではない、中には地位によって手に入れた権力を駆使し、様々な悪行を起こなっている人物も少なからずいる。 管理外世界の住人の誘拐、違法な実験、質量兵器の密売など様々。無論、このような輩を野放しにするほど管理局も無能ではない。 だがそれなりの権力を持つ者が行えば、権力という見えない壁により中々動く事が出...
  • フェレットゾンダー3話
    『ファイナル!! フュゥゥゥゥゥジョォォォォォォン!!』 凱の叫び声と共にステルスガオーがガイガーの背中に、ライナーガオーが両肩に ドリルガオーが両脚と合体する事でファイナルフュージョンが完了され、 GGGの誇るスーパーメカノイド「ガオガイガー」が誕生するのである。 『ガオ!! ガイ!! ガァァァァ!!』 「今度は合体した!!」 「だからこんな物に私達の税金を使うな!!」 ヴィータはもう完全に呆れてしまっていたが、他の勇者ロボ達も合体を開始した。 『シンメトリカル!! ドッキング!! 超竜神!!』 『三位一体!! ビッグボルフォォォッグ!!』 氷竜・炎竜の合体して超竜神、ボルフォッグを中心にガンドーベル・ガングルーの 二体の支援メカの合体してビッグボルフォッグとなった。 「うわ! こっちも合体した!」 「もう突っ込む気にもならないよ…。」 ヴィータはもう文句さえ...
  • テーマ曲12
    抱きしめた 心の魔力 熱く燃やせ 奇跡を起こせ 傷ついたままじゃいないと 誓いあった 遥かな世界 リリカル幻想(ファンタジー) そうさ夢だけは  誰も奪えない 心の翼だから  魔道師なのは 少女はみんな  魔道師なのは 明日の勇者  魔道師なのは 白魔王のように  聖闘士 星矢 今こそ 話聞け どこまでも 輝く空に おまえだけの 魔道師めざせ その日まで 負けられないの 命賭けて 挑んだ バトル リリカル幻想(ファンタジー) 誰もが夢見る 自由という翼広げ 賭けてゆけ 魔道師なのは 少女はみんな 魔道師なのは 孤独な戦士 魔道師なのは 隊長のように 魔道師なのは 今こそ 頭冷やせ 単発総合目次へ テーマ曲系目次へ TOPページへ
  • なのは×終わクロ3話
    第三章『彼方の行方』 我等はこれより道を行く 奴等は後ろから見てるだけ 全てを知るから我等に託し      ●  不意に戻った感覚が、佐山に身を包む暖かさを知らせる。 ベッド、か?  横倒しの身、背面にはシーツの硬さ、前面には掛け布団の軽さがある。  瞼を開けて見えるのは白い天井と灯る蛍光灯、身を起こせば同色の部屋や配置物も確認出来る。瓶の並ぶ戸棚、モニター付きの机、壁には午後八時半を示す時計がある。それらが佐山に現在位置を予測させた。 「医務室、か」 む?  そこで佐山は違和感を得た。言葉が覚えの無い声で紡がれたからだ。 「――女性の声?」  今も出るのは女性のもの、思えば妙に身も軽い。そこで佐山は部屋の角に鏡を発見、ベッドから移動する。 「今度は一体何だ?」  最早楽しみですらある異常事態、鏡の前に着けば自身の姿が見れた。 「・・・...
  • 第六話>Strikers 外伝・光の騎士6話
    魔法少女リリカルなのはStrikers 外伝 光の騎士 第六話 とある無人世界、空はどんよりと曇り、周囲には森や水源は一切無くゴツゴツとした岩しかない殺風景な景色。 そんな殺風景な場所に、明らかに場違いな建物があった。 巨大なコンクリートの様な素材で出来た建物、周囲にはその建物を守るため・・・否、中の者を逃さないために高圧電流を流した策で覆われている。 その施設は時空管理局の研究施設、だが何故このような場所にあるのか?答えは簡単、『違法』と言われている研究を行なっているからだ。 時空管理局も一枚岩ではない、中には地位によって手に入れた権力を駆使し、様々な悪行を起こなっている人物も少なからずいる。 管理外世界の住人の誘拐、違法な実験、質量兵器の密売など様々。無論、このような輩を野放しにするほど管理局も無能ではない。 だがそれなりの権力を持つ者が行えば、権力という見えない壁により中々動く事が出...
  • ファイアーエムブレム 白い魔王 第1章
    第1章「雇われた英雄」  新しい朝が来た。希望の朝…では決してない。その理由は… 「おはようセネリオ…ってどうした?目の下に隈が出来てるぞ。」 「ええ。そうですね。…」  セネリオは良く眠れなかったのである。  理由はアイクにあった。アイクのいびきがうるさすぎるのだ。彼の隣の部屋だろうが上だろうが下だろうが、アイクの隣の部屋になる人は必ず アイクのいびきの洗礼を受ける。  まったく、あんなに大きないびきをかいてよく自分が起きないものだ、とセネリオも感心してしまうくらいの大きさである。  それを直接指摘しないのもセネリオのよさでもあり、悪さでもある。 「俺はこれから昨日会った人の執務室に行くつもりだが、どうする?」 「それなら、僕も行きます。」  そうして二人ははやての執務室へ歩き出すのだが…… 「こんなところは通った記憶がありません。」  着い...
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    ここは地球。緑豊かな美しい太陽系の第三惑星である。 いたって平和、そんな表現が当てはまる静かな惑星 この地球のとある街、海鳴市。ここに二人の9歳の少年と少女がいた。 その少女はごく普通の優しく無邪気な少女であった。だが、 ある日少女は1匹の不思議なフェレットと運命的な出会いをした。 そして少女は魔法という不思議な力の存在を知り、その運命を大きく変えていく。 複数の世界をも巻き込む壮絶な戦いが始まり、 そして後に親友となる金髪の少女とも数奇な出会いを果たす。 だが今はそのことを彼女は知らない。 そんな一人の少女の名は  高町なのは そしてもう一人の少年 その少年は少し変わっていて、今でも光の巨人の存在を信じ宇宙に憧れる少年であった。 そしてある日、少年は月食のあるという日の夜に公園で寝泊りをしたのだが、 ...
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    H14.2.1 PM3 57 アースラ艦内 艦橋 「手塚さん、あなたを見込んで一つ頼みたいことがあるんだけど…」  もしかして…予想は付くが一応聞き返す手塚。 「頼みたいこと?…モンスター退治か?」 「分かっているなら話は早いわ。全面的に戦えとまでは言わないけど、なのはさん達が戦っている時には手を貸してあげてほしいの」  手塚としてもモンスターは倒さねばならない。さらに協力者まで得られるとなれば、選択の余地は無しだ。 「…分かった。協力しよう」  笑顔で礼を言うリンディ。ふと、手塚が呟く。 「占いで出ていた『運命を左右する出会い』…この事だったようだな」 同日 PM4 20 アースラ艦内 食堂 「…で、これは何の騒ぎだ?」  食堂に長蛇の列が出来ている。多分アースラの全乗組員の3割くらいはいるだろう。 というかお前ら仕事はどうした。特に今最前列にいるエイミィ。...
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