性転換ネギま!まとめwiki内検索 / 「その他キャラ」で検索した結果

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    ...出席番号26~31 その他キャラ シリーズもの 単発ストーリーもの 分類不可 その他 合格祝い 乳首権使用作品(心なしか15禁)
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    フィギュメイト コラ系
  • その6
    181 名前: マロン名無しさん 2006/05/02(火) 02 08 59 ID ???       )    《    , ´ バ `ヽ  .》    | リハリ))ヾ〃    ノハ(l ゚ ラ゚ノ 〃  タン塩! タン塩!    ⊂)_k£ltつ   ノハリく/_|〉〃      し ノ 432 名前: マロン名無しさん 2006/05/05(金) 21 34 52 ID ??? ”地獄の釜”同然の海とサンサンと照りつける太陽、吸血鬼には地獄の様な素晴 らしい光景に見えるだろう。付いて行って地獄を見るか、付いていかずに寂しい 思いをするかの選択になるな吸血鬼にとっては・・・。 435 名前: マロン名無しさん 2006/05/05(金) 23 19 48 ID ??? どうせ呪いで行けないがな ...
  • ネギ♀×コタ♂ その1
    410 :ネギ♀×コタ♂ :2007/01/19(金) 00 12 45 ID ??? 晴れた土曜・寮への通り 「あっ、コタローくーん!」 「あ…ネギ……」 「今から帰るんですか?だったら一緒に帰り…」 「あー悪い!お、俺これから楓ねーちゃんのトコへ修業に行くねん!」 「え、そうなんですか…」 「せやねん!じ、じゃあまたな!」 「頑張って下さいね……」 しばらく経過・女子寮 「………ハァ」 「どうした?元気無ぇな」 「明日太さん…実は…」 同時刻・山の中 「………ハァ」 「おやコタロー。どうしたでござるか?」 「楓ねーちゃん…実は…」 411 :マロン名無しさん :2007/01/19(金) 00 31 37 ID ??? 410(女子寮ってしちゃったorz無視してくれorz)...
  • その8
    18 名前: マロン名無しさん 2006/05/28(日) 21 52 31 ID ??? 17 この茶々丸はハカセを「お父さん」と呼んでそうだw で、父の日や誕生日に肩たたき券とか渡すんだ。 そしてハカセがそれを使うと茶々丸は加減知らないから、 次の瞬間にはハカセは床に転がって悶絶するんだ… (゚∀゚) 226 名前: マロン名無しさん 2006/05/31(水) 17 42 13 ID ??? 茶々丸♀を整備しながら思わず顔を赤らめてしまうハカセ♂ 「え……えっちにゃこともできるようにしてあげようか?」 「ハカセ、それはセクハラです」 227 名前: マロン名無しさん 2006/05/31(水) 17 47 40 ID ??? 226 ハ「セクハラじゃありませんー、スキンシップで...
  • その10
    60 名前: マロン名無しさん 2006/06/18(日) 20 10 17 ID ??? ここで流れを読まずに思いついたネタを書いてみる。 朝♂「さよちゃんさよちゃん、ハピマテ歌ってよ」 さよ「え、いいですけど・・・どうしたんですか?」 朝「いや~、さよちゃんの綺麗な歌声聞きたいな~、なんて」 さよ「そ、そんなことないですよぅ!/// じゃあいきますよ・・・まえ~がみのゆ~くえを、かが~みとにらめっこ・・・わ、わたしできませぇぇ~~~ん!」 朝「さ、さよちゃん?!」 エヴァ「あー、幽霊は鏡に映らないっていうしな」 茶々丸「マスター、それは吸血鬼ではありませんでしたか?」 エヴァ「どっちでもいーんだよ」 このあと朝さよフラグで 136 名前: マロン名無しさん 2006/06/19(月) 21 27 46 ID ...
  • その9
    u style="display none;" ... no changes ... no changes ... no changes ... no changes ... no changes ... no changes ... no changes ... no changes ... no changes ... no changes ... no changes ... /u 184 名前: マロン名無しさん 2006/06/07(水) 16 01 27 ID ??? う~ん・・・  いつもはさえない男・村上夏は、実は変装をすると性格が180度変わるのだ!  ヅラを被って顔にペイントを塗り、ギターを抱えた瞬間に  「デスメタルの魔王 ムラウザーさん」へと豹変をとげる。  そしてムラウザーさんは今日も、自...
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    性転換ネギま!まとめwiki ネギまキャラを性転換して萌えるスレのまとめwikiです。 現行スレ 性転換ネギま! 15巻http //anime2.2ch.net/test/read.cgi/csaloon/1184842476/ 過去スレ 性転換ネギま!http //comic6.2ch.net/test/read.cgi/csaloon/1138421973/ 性転換ネギま!2巻http //comic6.2ch.net/test/read.cgi/csaloon/1140091066/ 性転換ネギま!3巻http //comic6.2ch.net/test/read.cgi/csaloon/1141229158/ 性転換ネギま!4巻http //comic6.2ch.net/test/read.cgi/csaloon/1142863143/ 性転換ネギま!5巻http //...
  • SSその5
    ☆『秘密の時間』☆『美空誕生日おめでとう』☆『明日太の同窓会』 『味濃いのって舌変にするから程々にしようぜ 辛味は胃にも悪いから特にね』 ☆『超♂×葉加瀬』☆『辻♂×刹那♂』
  • SSその3
    ☆『ホストちう』☆『お花見』☆『お花見 数日後』 『アスタ×刹那』☆『刹那♂×ハルナ』☆『ハルキ×夕映』 『史也×風香』☆『真×刹那♀』☆『亜貴×まき絵』 『ハカセ♂×超♀』☆『アスタ→刹那♀』☆『アル×ナギ♀』 『のどか♂×ハルナ』☆『小夜×和美』☆『エヴァ戦後某日』
  • SSその1
    『小さな花』☆『空 プール』☆『プリンセスとナイト』☆『刹那♂×刹那♀』 ☆『風香×史也SS風』☆『カモがネギを背負ってやってくる』☆『屋上にて』 ☆『刹那 バッドエンド(?)』☆『刹那 挙式』☆『千雨♂×夕映』 ☆『月読♂×千草』☆『決して結ばれない恋』☆『大きな背中』 ☆『夏×コタ美』☆『いつもそばにいるよ』☆『アナタと歩く、帰り道』
  • SSその2
    『アキラ♂×裕奈』☆『刹那♂×夕映』☆『亜貴×まき絵』 『空×ココネ』☆『ザジ♂×千雨』☆『刹那♂×ハルナ』 『アスタ×あやか』☆『ゼロ♂×カモ姉』☆『美砂雄×円』 『小夜×和美』☆『本の森の奥で』☆『ザジ♂×千雨』 『相坂さよ男子校探検記』☆『「あててんのよ」』☆『ある日のお弁当』
  • SSその4
    ☆『裕也×まき絵』☆『超四葉(前編?)』☆『今日はハロウィン』 ☆『くーぱる』☆『釘男(円♂)×美砂』☆『双子SS(風太史伽)』 ☆『ザジちう』☆『龍宮♂と刹那♀』☆『即興かつ煩悩』 ☆『オメデトウ』☆『こたつの中の眠り姫』☆『アナタガホシイ』 ☆『古×超♂』☆『ザジ×ちう♂』☆『安らぎ』
  • ザジ♂×千雨
    「・・・・・・よし、更新完了、っと」 転送ボタンをクリックし、んーっと伸びをする千雨。 今日の更新内容は、「ちうの新コスチュームお披露目するよん♪」だそうで。 パソコンの画面には、なにやら様々なコスチュームでポーズを決めた千雨の画像が並んでいる。 ちなみに千雨がサイトを更新するときに必ず起こす高笑いの発作はもちろん起こっている。 いい加減どうにかしたほうがいいと思うが。 しかしもちろんそんな余計なお世話を千雨が知ろうはずもない。 せっせと更新作業を進め、ようやっと終了して一息つくところだ。 どうやら撮影してそのまま更新作業に取り掛かったようで、千雨の服装はまだその「新コスチューム」とやらのまま。 うむ、まぁ、なんというか・・・筆舌には尽くしがたい格好ではある、ある意味で。 このあたりは読者の想像に任せたい、とりあえず結構過激なことは確かだ。 「はぁやれやれ...
  • 旧ラブ☆マほ!
    ラブ☆マほ! 0時間目 始まりは、春のあの日から  「う・・・うあぁぁぁぁぁっ!!!??」 三月も中ごろの日の夕方、町中にその少年の悲鳴は響き渡った。 彼の名は神楽坂明日太。れっきとした小学六年生で、今期の四月からは晴れて中学生となる身だ。 その、おめでたいはずの彼が、なぜ悲鳴を上げなくてはならないのか?その始まりは昨年の冬にさかのぼる・・・・。 ~昨年一月~  「あやk・・・い、いいんちょ」 明日太は、やや口ごもりながら話しかけた。すると、その『いいんちょ』と呼ばれた少女が反応する。  「あら、アスタさん、どうなさいましたの?」  「あ・・・その・・・い、いいんちょはさ、その、い、行く学校決まったのか?」  「あら、そんなことですの?まぁ、私はお姉さまと同じく、ここの付属の『麻帆良学園』ですわ。それで、アスタさんは?」  「いや・・・その・・・あ、まだ...
  • 大きな背中
    「――――――――美空11秒7、明日太11秒8!」 「よっしゃ、またまた私の勝ちぃ!」 「マジかよっ、ちくしょーっ!」 叫びながら派手にぶっ倒れる明日太。 これで私の3連勝、そりゃー悔しいっしょ。 まぁ、これが陸上部エースの余裕って奴っすよ。 ・・・イヤまぁ、結構っつーかかなり本気でしたけどね? 「ふふふ、私に勝とうなんて百年どころか21世紀早いんだよ、明日太」 「どんだけ差つけてんだよ! たかが0,1秒だろ、次こそ勝ってやる!」 明日太はそういって、またスタート地点に戻っていく。 やれやれ、何度やっても同じなのに。 熱いねー、まったく。 しゃーない、もう一度コテンパンにしてあげましょうか、ふっふっふ。 「まだやる気~? 私はかまわないけど、恥の上塗りはやめたほうがいいんじゃな~い?」 「何を! 次に吠え面かくのは...
  • ゼロ♂×カモ姉
    遠くで打撃音と爆音が響いている。 「いや~・・・・・・さすがだねエヴァンジェルくんは。 とんでもないスパルタっぷりだよ」 「ケケケ、ゴ主人ニシテミリャマダマダ序ノ口ダケドナ」 「・・・勘弁してよ、ゼロくん」 冷や汗を流しながら苦笑いを浮かべるカモ。 対するチャチャゼロは、普段より多少残酷さが増したような笑みのまま、ネギ子の修行の様子を見つめている。 いつもならゼロも茶々丸と一緒に修行に参加するのだが、今日は茶々丸がドロップアウトしたためにエヴァから『休んでていいぞ』と言われ、こうしてカモと酒を飲みながら気楽なギャラリーになっているわけである。 ・・・カモからすれば『気楽』というより『気が気でない』だが。 ちなみになぜ茶々丸がドロップアウトしたのかと言うと、その原因は思いっきりエヴァにある。 修行が終わるたびにネギ子から吸血しているエヴァだが、その度...
  • SS2
    ザジ♂×千雨 「・・・・・・よし、更新完了、っと」 転送ボタンをクリックし、んーっと伸びをする千雨。 今日の更新内容は、「ちうの新コスチュームお披露目するよん♪」だそうで。 パソコンの画面には、なにやら様々なコスチュームでポーズを決めた千雨の画像が並んでいる。 ちなみに千雨がサイトを更新するときに必ず起こす高笑いの発作はもちろん起こっている。 いい加減どうにかしたほうがいいと思うが。 しかしもちろんそんな余計なお世話を千雨が知ろうはずもない。 せっせと更新作業を進め、ようやっと終了して一息つくところだ。 どうやら撮影してそのまま更新作業に取り掛かったようで、千雨の服装はまだその「新コスチューム」とやらのまま。 うむ、まぁ、なんというか・・・筆舌には尽くしがたい格好ではある、ある意味で。 このあたりは読者の想像に任せたい、とりあえず結構過激なことは確かだ。 ...
  • オメデトウ
    月が替わって暦の上では春になったとはいえ、まだまだ寒いある日の夕方。 俺は、普段なら絶対入らないようなファンシーなもんで一杯の店で、軽く頭を抱えていた。 「・・・ったく、めんどくせぇなぁ・・・・・・」 ぼやきながらも、自分の経験と知識とそして友人達からの怪しい情報を総動員する。 あれでもない、これでもない。 どうにもコレだ、というものが見つからずにイライラする。 頭の中ではもう適当でいーじゃんという悪魔のささやきがうずまいてるわけだがしかし断わる。 まぁ、いっつもいっつも迷惑ばっかかけやがるしそのくせ迷惑かけてるって自覚ないし天然だしそのうえ救いようのない馬鹿だし。 それでも、まぁ・・・なんというか。 可愛い奴には、それなりのもんをやりたいわけですよ、ええ。 「オメデトウ」 さて、そして翌日――――決戦の水曜日なわけだが。 「・・・ゆぅぅぅぅぅぅ...
  • 分類不可2
    おまけ キャンプ前日のエヴァ邸
  • エヴァ戦後某日
    俺、神楽坂明日哉は麻帆良学園中等部に所属するしている学生だ。バカでガサツなバカレ ッドという不名誉なレッテルは貼られているのが唯一の不満だが今はそんなことはどうで もいい!俺は夢にまで見た女性をものにしようとしているのだから!! 「どうしたの?明日哉君。もしかしておじけずいたのかな?」 そう俺の目の前に広がるパラダイス。麻帆良生なら一度は憧れるだろう銀髪の美女タカ ナ・T・高畑がベッドの上でただ一枚身につけたワイシャツをはだけさせ艶やかな瞳で見上 げているのだ。 「俺はこの時をどんなに求めていたか。おじけずいたりしませんよ。先生、覚悟してくだ さいね…」 クールに先生に迫るもえーとどうすればいいんだ?ドキドキして頭が動かねぇ…。 「ふふ、どうすればいいかわからないって顔してるわね。さぁこっちにおいで…」 先生は目の前で膝立したまま固...
  • 小ネタまとめ
    その6 その7  その8  その9 その10 その11 その12 その13 その14 ガイドライン
  • SS
    SSその1 SSその2 ┗SS 2 SSその3 SSその4 SSその5
  • 海の家
    その1 その2 その3
  • 本の森の奥で
    図書館島、そこは世界有数の図書館 蔵書数は世界有数、稀書、奇書も多く、そこは本のワンダーランド ただ、ここが普通の図書館とは違うのは・・・危険だということです のどか 「こ、ここなら誰にも・・・」 そこは本棚に囲まれた小さな場所。小さなテーブルに椅子が四つ、明かりとしてオレンジ色の光を放つシェードランプが置かれています 私は手に持った何冊かの本を、小さなテーブルの上に広げました 持ってきた本は・・・実は全部エッチな本です ”図解、女体の神秘(医学書)”、”HOW TOS●X”、”くそみそテク●ック”・・・ 思わず持ってきてみたけど・・・なんだか読むのに勇気がいります のどか 「うわぁ・・・こうなっているん・・・だ?」 ページを開いた瞬間に飛び込んできた女体の神秘。僕はその色と形に大変なショックを受けました 何でしょうか、どきどきを通り越してな...
  • アナタと歩く、帰り道
    「・・・・・・・・・遅い」 ここは麻帆良学園、3-Aの教室。 ホームルームも終わり、静まり返った教室に人影が一つ。 オレンジ色の髪に蒼と緑のオッド・アイ。ネクタイを緩め、第一ボタンを外した制服。 出席番号8番、神楽坂明日太である。 さて、何故彼が教室に一人でいるのかというと、理由は簡単である。 毎度のごとく居残りを食らったのだ。 いつもであれば他に四人、いわゆるバカレンジャーの面子が揃っているのだが、今日は一人だ。 『今日は新発売のゴーヤ珈琲ミント風味の発売日ですので。居残りを受けるわけにはいかないのです』 と、夕。 『いやあ、双子に勉強を教えてもらったんでゴザルよ。あの二人の方が拙者より勉強できるでゴザルからな』 と、楓。 『ワタシは五月に教えてもらったアルよ。超とハカセに聞いても何言ってるかチンプンカンプンアルからな』 と、古。 『えへへー、分かんなか...
  • 相坂さよ男子校探検記
    こんにちは、麻帆良学園で幽霊やっている相坂さよです。 地縛霊になって数十年ずっと誰にも気付いてもらえず寂しかったのですが、 最近私のことが見える人と出会えて、しかも3-Aの朝倉さんともお友達になっちゃいました。 放課後には朝倉さんとお喋りしながら校内を歩き回っています。 そんな私ですが、今でも何だか物足りなさを感じています。 ただの我が侭でしょうか…。 さよ×小夜SS「相坂さよ男子校探検記」 夜はみんな眠ってしまうんで、一人で時間をつぶします。 今までは暗い教室で一人でいると怖かったので近くのコンビニなどにいました。 でも最近友達が出来たからでしょうか、なんだか自信がついたので行ける限り学園を探検してみようと思います。 そういえば女子中等部の校舎からそれほど遠くない場所に男子中等部があるんですよね。 今夜は手始めにこの女人禁制の場所に足を踏み入れよ...
  • ザジ♂×千雨.
    夢を見た。 星もない真っ暗な夜に、何かから私は逃げていた。 まわりの様子もまったくわからないのに、何かに追いかけられているという意識だけがはっきりしていた。 「・・・・・・あっ?!」 ふとした拍子に何かに躓き、派手に転んだ。 慌てて後ろを振り返る。 真っ暗な闇の中から、ぼんやりと浮かび上がってくる影。 一歩、また一歩。 影が近づくにつれて、その姿がはっきりと私の眼に映し出されていく。 紅い眼。 陳腐な言い回しだけど、「血のような」というのがまさにふさわしい真紅の眼。 さらに近づいてくる影。 その影の顔、左眼の下あたりに、涙のような模様が浮かんでいる。 同じように、右眼のあたりには傷のような模様。 (嘘だろ・・・? なんで、なんで――――) 頭の中でそう叫んでも、声にならない。 いつの間にか私の目の前までやってきた影が、鋭い爪の伸びた手...
  • 古×超♂
    「誕生日おめでとう!」 今日は古菲の誕生日という事で放課後に教室で誕生パーティーが行われた。 「みんなありがとアル!」 お祭り好きのこのクラスでは毎年恒例だ。こういうのが苦手な長谷川やエヴァも無理矢理参加させるのも毎年恒例だ。 「これみんなからプレゼント!」 毎年のようにプレゼントを貰う。 だが今年は違った。去年は29個だったプレゼントが今年は28個。 別に古は数に不満があるわけではない。問題は減った理由にある。そのマイナス分というのが… ――超劉音 彼は未来に帰ってしまった。あの時は笑って見送った。彼に心配させないため。自分に大丈夫と言い聞かせるため。 だが一人になってみれば彼との思い出が駆け巡り、その度に涙が頬を伝う。いくら彼女が強くてもまだ15歳の少女である。 しかし今は折角自分のためにパーティーを開いてくれたのだ。楽しまなくては失礼だと思い彼...
  • 刹那 挙式
    「いよいよ、か――――」 ある小さな教会の一室。 白いタキシードを着込んだ刹那は、天井を仰ぎながら小さくつぶやいた。 その顔のあちこちに傷跡が薄く残っているのは、先日の戦いで受けた傷の深さをありありと物語っている。 実際、刹那はほぼ“死んでいた”。 全身に刻まれた傷、とめどなく溢れ出る鮮血。 それらをものともせず敵を斬り、裂き、突き、抉る刹那。 彼には、絶対に失えない恋人(ひと)がいた。 全てを捨ててでも護りたい、大切な婚約者(ひと)がいた。 愛する者を背負った彼は、気高い武神のごとき闘気を纏い闘った。 その刹那に、一片の憐憫すら与えずになお傷を刻み命をそぎ落とす敵。 刹那の剣を掻い潜り、その体に“死”を刻み込む悪意を全て倒したとき、刹那の体もまた、力の全てを失って崩れ落ちた。 彼が死の淵に落ちようとした、まさにそのとき。 彼の眼に浮かんだのは、愛...
  • ザジ×ちう♂
    「参ったなぁ……」 公園のベンチに座るスーツ姿の少年が手にしたタバコに火を点けながら呟いた。 彼は長谷川千雨。普段は大人しいが夜になればホスト(勿論違反である)と言うもう一つの顔がある。 その彼が現在悩みを抱えている。それは同室の少女の事だった。 明日はその同室の少女、ザジ・レイニーディの誕生日である。 普段ならプレゼントなどせいぜい仕事上の点数稼ぎくらいにしか渡さない。 だがザジは仕事とは無関係だ。それなのに何故渡す必要があるのか? 千雨は家事を一切やらない。全てザジ任せだ。それを文句一つなくやってくれる。夜の仕事も黙っていてくれている。 そんな彼女に千雨少なからず感謝の気持ちを持っている。こう見えても義理堅い男なのだ。 「つってもあいつの好きなもんとか趣味とかわかんねえしな……」 そんなことをぶつぶつと呟いていると目の前を朝倉和美が通り過ぎた。 ...
  • お花見
    「ふう、まさかアボガド珈琲まで売っているとは・・・・運が良かったです」 ある日の夜、部屋のジュース(変わり種)のストックが切れた夕は近場の自販機をいくつか廻って買い出しに行っていた。 もう四月とは言え、まだ空気は冷たい。夕は大量に買い込んだジュースを持参したビニール袋に入れ、早歩きで帰路についた。 その途中、公園の前で夕は足を止めた。 (そういえば、この公園には桜の樹がありましたね・・・) 住宅地の中にある公園、その中にひっそりと佇む桜の樹。満開になればこの時間でも近所の住民達が花見をしていたりするが、今はまだ五分咲きくらいなので公園の中は静まり返っていた。 「・・・・少し、見ていきましょうか」 桜は学園の敷地内にも何本も生えているし、今更珍しい物でもない。 しかしこの静かな夜、無人の公園で見るまだ咲き掛けの桜と言うのは夕を惹き付けた。 満開になってしまえば花見にかこつけ...
  • のどか♂×ハルナ
    早乙女ハルナは同人作家である! 彼女は日夜新たなる境地を切り開くためにネタ切れと寝不足と戦いながら作品を描いているのだ! ・・・なんて言ってる場合じゃねえええええ。 徹夜五日目・作業進まず・体力限界・締め切り間近、まさに修羅場の体現者となりながら、ハルナは机に向かっていた。 「あ゛~~~~~ッ・・・・・・死にそう・・・・・・」 栄養ドリンクを一気飲みし、でかい溜息をつくその姿は、もはや15歳の花の女子とは思えない。 むしろ連日残業続きのサラリーマンと言った風情。 ハルナよ、君はそれでいいのか。 だがそんな他人の突っ込みなど知る由もなく、半分生ける屍となりながらも再び作業を進めるハルナ。 しかし進まない、すぐに手が止まり、机に突っ伏してしまう。 すぐに起き上がって自分に喝を入れるものの、すぐまた元通り。 「ううう、だから寝てる場合じゃないんだってば・・...
  • お花見 数日後
    お花見 数日後 「はあ・・・」 昼休み、麻帆良学園内のとある一角、桜の樹の下にあるベンチで大きな溜め息が一つこぼれた。 桜の満開の華やかさとは対象的な憂いを含んだ表情で、少年はパックのジュースを一口、飲み込む。 昼休みというだけあって、周りには大勢の生徒がいてかなり騒がしい。 そんな喧騒もまったく耳にも入らずその少年、綾瀬夕は物思いにふける。 『桜の樹の下のベンチ』、思い出されるのは数日前の夜。 買い出しの帰り道、ほんの気まぐれから立ち寄った公園で訪れた小さな幸運。 想いを寄せる女性との、決して良いムードというわけでは無かったが、幸せな一時。 あれ以来、夕のカモに対する想いはますます強くなっていた。 何をしていても彼女のことが頭から離れない。考え事をする為にのどか達の誘いを断ってこうして一人で昼食をとっている。 こうして桜を見ていると、あの夜の彼女を思い出...
  • 小夜×和美.
    人のうわさに戸は立てられぬ、と昔の人はよく言った。 いつの時代でも人は他人の噂話に眼がないわけで。 ゆえにその手の話題を取り扱う新聞やら雑誌は引っ張りだこになる。 が、しかし。 うわさを広められる側からすれば、そういったことをする連中は厄介このうえないわけで。 自然、そういうことを仕事にする人々は、知らず知らずのうちに誰かの恨みを買ってしまうことも多いのである。 ――――たとえ、いわれのない逆恨みであっても。 「――――にししっ、見つけた見つけた・・・ついに抑えたよ~」 「あううっ、朝倉さん、危ないですよぉ~」 「何言ってんの小夜君! 恐喝なんて卑怯な真似してる連中をのさばらせないためにも、ここは意地の見せ所だよ!」 麻帆良学園内の、とある人気のない一角。 その物陰に身を潜める和美と、その横でおろおろしながら浮遊する小夜。 和美の構えたカメラ...
  • 「あててんのよ」
    休日、楓が修行で寮に居ない日、風香と史也は部屋でゴロゴロしていた。 今日は風香はマンガ雑誌を読み、史也は携帯ゲームをやっていた。 ペラペラと風香は雑誌を捲り、途中で視線を止めた。 そのページでは女が男を後ろから抱きしめていた。 『む、胸が当たってるんですけど……』 『あててんのよ』 コマにはそんな台詞が入っていた。 そのページをしばらく見つめ、史也へ視線を移す。 背丈は二人とも同じ程度。 丁度良い位の高さだった。 風香はこっそり史也の後ろへと忍び寄り、ギュッと抱きしめた。 史也の反応は、 「……暑い」 ゲームの画面から眼を離さず、迷惑そうに言った。 「…………」 風香は予想した反応が来ない事に少し戸惑い、その後に一応言ってみた。 「……あててるんだけど」 「え?」 史也は画面からちょっと顔を上げて聞いた。 ...
  • プリンセスとナイト
    程よく月が輝き、夜の世界を照らす。  街頭がそれを補助し、夜道でも歩くに不自由しないくらいの明るさだ。  よい子は眠るこの時間帯。  普段は騒がしい麻帆良の街も、この時間は一時休息。  治安がいい日本といえども、深夜に外出する人間はそうはいない。 「こんな時間に外出なんて、なんかドキドキするわぁー」  ……はずなのだが、外出している少女がいた。  その隣には、10歳ほどの少年もいる。  その少女の名前は近衛木乃香、そして少年の名前は桜咲刹那。  まるで姉と弟のように、とても仲良さげに歩いている二人だ。 「お嬢様、早く帰らないと。夜更かしはいけません!」  しかし、この二人は姉と弟の関係ではない。  木乃香は護衛される理由のある、訳有りのお嬢様。  刹那はそのお嬢様を護衛する剣士。  そう、プリンセスとナイトの関係...
  • 美砂雄×円
    昼休みの屋上に一人の生徒が携帯電話越しに怒鳴っていた。 「は?別れるってなんだよっ!?おい、ちょ…」 話す間もなく一方的に切られた。携帯を持つ手が力なく落ちる。 「はぁ…、またかよ…。」 彼の名前は“柿崎美砂雄”。2-Aで数少ない彼女持ちなのだがよくフラれるらしい。 美砂雄は屋上の手すりに掴まり何となく景色を眺めた。あちこちでカップルが楽しそうにお喋りしているのを見てまた溜息をつく。 「な~に溜息なんかついてんのよ。」 声がしたと同時に首筋に冷たい物が当たった。 「うわっひゃ!」 余りにも冷たくて変な声を上げたしまう美砂雄。後ろを向くと少女が立っていた。 「なんだ、円かよ…。」 彼女は“釘宮円”。同じクラスで同じチア部(と言っても美砂雄は男なので応援団)で、彼女とは親友である。 「なんだはないでしょ。はい、これ。」 そう言うと円は美砂雄の目の前に缶ジュースを差し出...
  • 小夜×和美
    夢を見た。 いつもは夢の内容なんて全然覚えてないのに、今日のははっきりと覚えてる。 小夜君がいなくなっちゃう夢だった。 教室に小夜君の席はなくて、誰も小夜君がいたことなんて――――小夜君を知ってるはずのネギ子先生や明日菜達まで――――みんな、みんな忘れてて。 いてもたってもいられなくなって、私は教室を飛び出した。 学園中を走り回って小夜君を探した。 報道部の部室も、世界樹広場も、二人で見つけた絶好の撮影ポイントも。 だけど、どこにも小夜君はいなくて。 本当に小夜君がいなくなったんだ、って気付いたとき、私は思いっきり泣いた。 泣き続けてた。 どれくらい泣き続けたかもわからなくなったあたりで、目覚ましの音で眼が覚めた。 ――――夢、だったんだ・・・・・・ そう実感したとき、心の底からほっとした。 アレは夢、そう、なんてことない夢だ。 そうだよ、小夜君がい...
  • ハルキ×夕映
    まったく、今回ばかりは自分という人間にほとほと愛想が尽きるです。 なんでよりにもよって、こんなことになってしまったのでしょう? ――――ハルキを、好きになるなんて。 「夕映、このページのこことこことここのベタとトーン頼む!」 「わかりました、こっちはどうします?」 「えっとそれは・・・こことここの修正とベタで!」 「了解です」 私の返事を聞きもしないで、ハルキはさっさと次の仕事へ取り掛かっている。 ちょっとむっとしないでもないけれど、ぶっちゃけ滅茶苦茶切羽詰ってるので何も言わないでおいてあげることにする。 私は手元に置かれた何枚かの同人誌のページに眼を落とし、頼まれた箇所の仕上げを手際よく――――自分で言うのもなんだが、何度も手伝わされたせいで大分上達してしまった――――片付けていく。 いつもならのどかもここにいてハルキを手伝っている、とい...
  • ハカセ♂×超♀
    「・・・さて、経過は順調かな」 モニターから手元の新聞――――麻帆スポ――――に視線を落とし、テーブルの上のコーヒーを飲みながらざっと眼を通して一言。 『魔法』の存在を全世界にバラそうとする超さんと、それを止めようとしたネギ子先生。 その決着は、正直拍子抜けするほどあっけなかった。 超さんがカシオペアに時限発動装置を組み込み、ネギ子先生達がエヴァンジェリンさんの別荘から脱出するタイミングで装置が発動。 ネギ子先生達は学祭から一週間後に飛ばされ、世界樹の魔力供給が途絶えたカシオペアでの時間跳躍は不可能。 よって、ネギ子先生が超さんの計画を阻止することはできず、超さんの計画は無事成功。 そして、超さんは自分のいるべき未来へと戻った。 ――――そう、僕を残して。 最初は、達成感で一杯だった。 『自分達の力で世界を、歴史を変える』――――そんな夢みたいなことを...
  • 生活指導教員ニッた!
    『生活指導教員ニッた!』は 学園広域生活指導員にして、中等部現国教師。 厳格な言動から、「鬼の新田」として恐れられている。 だが・・・・ その抜群のプロポーションと、大人の色香漂う微笑みに隠れファンが多数存在する。 40代前半で、ネギ子と同い年の息子が一人いる。ちなみにシングルマザー。 一人息子を溺愛しており、その息子は自分がマザコンである事を自覚しつつある・・・ お堅いスーツ姿でも、30代半ばに、私服では20代後半にしか見えない程若々しい。 という先生のお話。 第1話「駆ける象」 第2話「荒ぶる小水」 第3話「触れる口紅」 第4話「熟さぬ柿」 外伝
  • SS1
    小さな花 「あー。いい天気だ」 麻帆良学園内にある教会。その屋根の上で寝転がるバチ当たりな人影が一つ。 スポーツマンらしい短いツンツン頭を指でいじりながら仰向けで空を眺める少年。 出席番号9番 春日空。 教会に身を置く修道士ながらも、その生来の自由奔放さを失うことなく教会の屋根で惰眠を貪る素晴らしい根性の持ち主である。 学校が終わった後家に帰るでもなく、また教会の仕事をするでもなく、こうしてダラダラと過ごすことが彼の日課となっていた。 最近はこの教会の上がお気に入りとなっている。時々聖歌隊の練習が聞こえてきたりして、それがまた心地良い。 ぼーっと、空を見る。 自らと同じ「空」の名を冠するこの広大な蒼は、こうして何をするでもなくただぼんやりしているだけでも小言の一つも言ってこない。まったく器の大きなことだ。 「シスターシャークティもこれくらい心が広ければ助かる...
  • 龍宮♂と刹那♀
    龍宮♂と刹那♀ やけに寒い日というのは、いつも崩して着ている制服を正しく着服させる効果がある。 と思うのは俺だけだろうか? 朝からくだらない事を考えながら寒空の下、学校へと向かう。 今日の仕事は何だったか。 楽しくもなんともない予定を白い息を見つめながら思い出していた。 「龍宮ー!」 しばらくすると後ろから誰かが追いかけて来て、ちょこんと俺の隣にやってきた。 「刹那、か」 「あぁ、おはよう」 「おはよう」 相変わらず小さい奴だ。 ちょろちょろ動き回っては隣にきて。 こんな奴が戦闘に参加するなど誰が思うだろうか。 「なぁ龍宮、今日の放課後私に付き合ってくれないか?」 「…?構わないが」 「決まりだなっ」 一言呟いて手を差し出された。 その手を握り返すととても冷たくて、少しためらった...
  • 決して結ばれない恋
     そんなの、漫画やドラマの中でしかありえないと思ってた。  相手を想う気持ちがあれば、どんな障害も乗り越えられる。  そう、思ってきた。  でも、そんなの綺麗事だ。  彼女に出会って初めて分かった。  この世には、決して結ばれない恋があるということ。  そして。  自分の無力さ。  報道部、朝倉和実。  中等部3-A。出席番号3番。  好きなもの、特大スクープ。  嫌いなもの、巨悪。 「あ~ぁ、どっかに超特大スクープでも落ちてねぇかなぁ」  愛用のデジカメを片手に、和実は校内を歩き回る。  スクープを求めて彷徨う旅人は、時には体育館裏に忍び込み、時には教会の屋根に上って周りを見下ろしてみる。  謎のシスターが迷惑そうな顔でこちらを見ているが、無視してみる。 「はぁ、次のまほら新聞どうすっかなぁ...
  • 安らぎ
    ――――からだが熱い。 息が苦しい。 まるで何かにからだをぺしゃんこにされてしまいそうな感覚。 逃げ出したい。 そう思っても動けない。 私の腕と足には鎖。周囲には魔法陣。 そして、逃げようと思った私の心を縛るわけのわからない義務感。 逃げられない、私は絶対逃げられない。 この状況から、この苦しみから、何があろうと絶対に。 「・・・けふ」 血を吐く。 鎖に繋がれた私の腕はそれを拭うことすらできない。 次々と溢れ出てくる血の味を否応なく味わいながら、願うことはひとつだけ。 「・・・・・だれか・・・・・・」 ――――――――ダレカ、タスケテ。 「安らぎ」 そこで、眼が覚めた。 「・・・・・・・ッ!」 跳ね起きて、自分の身体を抱く。 呼吸が荒い。 パジャマが嫌な汗で湿っている。 心臓が馬鹿みたいに跳ね回っている。 「な、何よ・・・・・な...
  • ザジちう
    ザジちう かたかた。 かたかたかた。 千雨の細い指がキーボードを叩く。 その無機質な音だけが、部屋の中に小さく、けれど確かに響いている。 外には雪が舞っている。 まるで、去り行く冬が最後の別れを惜しむかのように。 そんな冬の置き土産をしばらく眺めて、もう一度、千雨のほうに視線を戻す。 冬は寒いから嫌いだ、という千雨は、冬場こうしてコタツにノートPCを持ち込んで作業することが多い。 そして僕は、そんな千雨と同じようにコタツに潜って、千雨の作業をずっと見守っている。 真剣な顔で、画面だけをじっと見つめながら、ひたすらにキーボードを打ち続ける千雨。 その様子をただじっと、ずっとずっと、見つめている僕。 「・・・・・・なぁ」 画面から目を離さないまま、千雨が僕を呼ぶ。 「・・・何?」 ...
  • アキラ♂×裕奈
    夏の風物詩といえばなんですか。 海とか、お盆とか? いやいや、夏祭りとか花火でしょう、やはり。 というわけで、今日はお祭りのお話。 「アキラー、こっちこっちー!」 「あ、待ってよ裕奈」 アキラがそう言うのもそっちのけで、裕奈は金魚すくいの夜店に駆け込んでしまった。 まったく、せっかちなんだから・・・アキラはそんなことをつぶやきながら苦笑い。 あくまで急がずに夜店の前までやってきたアキラがひょいと店先を覗くと、 「おじさーん! やらせてやらせて!」 「お、元気のいい嬢ちゃんだねぇ。 ほれ、やってきな!」 早速金魚をすくいまくる裕奈が。 しかも見るからにやる気満々、どう見ても目の色が変わっている。 ――――裕奈って、お祭りとかそういう楽しいこと、大好きだからなぁ。 とかなんとかアキラが考えてる間にも、裕奈はどんどん金魚...
  • 「カモがネギを背負ってやってくる」
    「でさー、そこで姉貴が…」  ビールの入ったジョッキを片手に、カモはほろ酔い気分で語っている。  ここは人気の屋台、超包子。朝や昼は学生たちの憩いの場だが、夜になるとちょっとしたバー的な雰囲気になる。  仕事が終わり、ここでの一杯のために生きている…という教員もいるとかいないとか。  カモも、ここの常連だった。  楽しそうに、五月に日頃のドタバタを語るカモ。五月も、時々相槌を打ちながら、笑顔で黙って聞いている。  ここの人気のもう一つの理由は、愚痴から惚気話まで笑顔で聞いてくれる五月の存在だ。  そんな彼女の笑顔は、荒れてる人の心さえも癒すという。 「あーっ、やっぱりここにいた!」  カモが話していると、ネギの声が背後から聞こえてきた。 「あ、姉貴ー」 「どこ探してもいないし…心配したんだよ? 一言、声かけてくれればいいのに…」 「あはは~。ごめんね姉貴~」  頭...
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