nihonkenkou @wiki内検索 / 「骨折2」で検索した結果
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骨折2
【骨折の骨折数による分類を説明しなさい】 骨折個所の数によって以下のように分類する。 ①単発骨折(単数骨折)…1本の骨が1ヶ所で骨折したもの。 ②複数骨折(二重骨折)…1本の骨が2ヶ所で骨折したもの。 ③重複骨折…1本の骨が3ヶ所以上で骨折したもの。 ④多発骨折…2本以上の骨が同時に骨折したもの。 【骨折部と外創との交通の有無による分類を説明しなさい】 被覆軟部組織の損傷と骨折部との交通があるかないかで以下のように分類する。 単純骨折(閉鎖性骨折・非開放性骨折・皮下骨折)…創部と骨折部との交通のないもの。 複雑骨折(開放性骨折)…創部と骨折部との交通のあるもの。軟部組織に損傷を受けて、それが骨折部と 交通し、はなはだしいものは骨片が皮膚外に露出するもの。 【骨折の外力の働いた部位による分...
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骨折
... 骨折2 ├ 骨折3 ├ 骨折4 ├ 骨折5 ├ ...
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骨折3
【骨折の部位による分類を説明しなさい】 四肢で特に長骨の場合、骨折箇所により骨端部骨折と骨幹部骨折に大別する。 ●骨端部骨折・・・骨の上下で近位端部と遠位端部に分類する。 ・近位端部骨折(中枢端骨折・上端部骨折)・・・①頭部骨折②頸部骨折③骨端線部骨折(骨端線離開)④結節部骨折⑤顆部骨折 ・遠位端部骨折(末梢端骨折・下端部骨折)・・・①顆上部骨折②顆(果)部骨折③骨端線部骨折(骨端線離開)④辺縁部骨折 ●骨幹部骨折・・・近位端部と遠位端部を取り除いた部分 ・上1/3部、中1/3部、下1/3部 鎖骨のみ内1/3部、中1/3部、外1/3部 【骨折の経過による分類を説明しなさい】 新鮮骨折・・・骨折後血腫形成期からおおむね仮骨形成期まで 陳旧性骨折・・・仮骨硬化期以降のもの。臨床的に新鮮骨折と同じ治療ではなく、時間が経過したため ...
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骨折1
Wolffの法則…骨の古くなった骨細胞を破骨細胞が解体し、そこに骨芽細胞が新しく骨細胞を作り骨組織の 新陳代謝により骨を維持しているが、骨に加わる力学的負荷にこの改変の量は変化し、骨量 も変化する。又、加わる負荷の方向によって吸収や添加が行われる。 骨折の定義…骨組織の連続性が完全あるいは不完全に離断した状態をいう。 骨折の性状による分類…骨の性質や状態によって外傷性骨折、疲労性骨折、病的骨折に分類する。 外傷性骨折 正常な骨に外力が作用して、骨組織の連続性が完全にあるいは部分的に離断されたもの。 疲労性骨折 一度だけでは骨折をおこさない程度の外力が持続的に作用するか、または一方向に衝撃性 外力が繰り返して作用し、それが集積されて発生するもの。 中足...
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骨折8
【鎖骨骨折の保存療法の限界点を説明しなさい】 1.外1/3部の骨折で烏口鎖骨靭帯の断裂があるとき。 2.第三骨片があるもの。 3.粉砕骨折などで整復位の保持が不可能なもの。 【鎖骨骨折の後療法について説明しなさい】 1.整復後10日間は再転位しやすいので注意。 2.骨折部の安定後(約10日後)より温熱療法開始。 3.約4週後に転位がない場合は固定を除去。 4.肩関節拘縮を除去に努める。(温熱療法・マッサージ・運動療法等) 【肩甲骨骨折を分類しなさい】 1.体部骨折 2.辺縁部骨折(上角・下角) 3.関節窩骨折 4.頸部骨折(解剖頸・外科頸) 5.肩峰骨折 6.烏口突起骨折 【肩甲骨体部および上・下角骨折の特徴を説明しなさい】 1.横骨折が多く、粉砕骨折・縦骨折が発生するが縦骨折はまれである。 2.骨片転位は少ない。(前面では肩甲下筋、後面は棘上筋・棘下筋...
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骨折6
【高齢者骨折の特徴を説明しなさい】 高齢者に多い骨折…上腕骨外科頸骨折(外転型)、橈骨遠位端部骨折(特にコーレス骨折) 大腿骨頭部骨折、胸腰椎圧迫骨折(移行部) 高齢者に骨折が多い理由…骨粗鬆症、運動機能の低下 治療上の特徴…固定を強固・長期にすると関節拘縮などの機能障害を起こしやすく、又 軽い固定で短期だと変形治癒や偽関節になる可能性が高くなるので、受 傷前の活動度に一日も早く戻ることを念頭に加療しなければならない。 高齢者は長期臥床による後遺症を引き起こしやすい。 【グルトの骨癒合日数を説明しなさい】 指骨(2w)、肋骨・中手骨(3w)、鎖骨(4w)、前腕骨・腓骨(5w)、上腕骨(6w)、 脛骨(7w)、下腿両骨(8w)、大腿骨(10w)、大腿骨頸部(12w) この骨癒合日数は骨癒合(仮骨硬化期)までのおおよその日数であり...
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骨折9
【上腕骨外科頸骨折(外転型)の定型的転位・骨軸の移動・変形を説明しなさい】 転位:近位骨片は軽度内転、遠位骨片は軽度外転。 骨軸の移動:骨幹軸の骨折端部は内方へ向く。 変形:遠位骨折端は前内上方へ転位するため、骨折部は前内方凸の変形を呈する。 【上腕骨外科頸骨折(内転型)の定型的転位・骨軸の移動・変形を説明しなさい】 転位:近位骨片は軽度外転・外旋位、遠位骨片は軽度内転。 骨軸の移動:骨幹軸の骨折端部は外方へ向く。 変形:遠位骨折端は前外上方へ転位するため、骨折部は前外方凸の変形を呈する。 【上腕骨外科頸骨折と肩関節前方脱臼とが誤診されやすい理由とその鑑別方法を述べよ】 上腕骨外科頸骨折の外転型骨折は骨幹軸が内方を向くので、肩関節前方脱臼と外観が類似する。 鑑別方法 三角筋部…骨折血腫による腫脹が著名に現れる → 外転型骨折 ...
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骨折7
【鎖骨骨折の特徴と発生機序と好発部位を説明しなさい】 ○特徴 1)発生頻度は高く小児骨折においては不全骨折が多いが、成人では転位が大きく 第3骨片が出来ることがある。 2)完全骨折では整復位の固定が難しく固定期間中に再転位することがしばしばある。 ○発生機序 1)転倒し床に肩部を衝いたとき。(介達外力) 2)転倒し肩関節外転位・肘関節伸展位で床に手掌を衝いたとき。(介達外力) 両者ともに、介達力が作用して鎖骨に軸圧がかかり、S字状に湾曲し、骨断面が 平たい部分の中外1/3境界部で骨折する。 3)まれに直達外力のことがあり、外1/3部で骨折することが多い。 【鎖骨骨折の定型的転位と転位させる要因を説明しなさい】 近位骨片・・・胸鎖乳突筋により、後上方 遠位骨片・・・上肢の重量...
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骨折4
【骨折の後遺症を列挙しなさい】 1)過剰仮骨形成 2)偽関節(仮関節) 3)変形治癒 4)骨萎縮 5)無腐性骨壊死 6)関節運動障害(強直、拘縮) 7)外傷性骨化性筋炎 8)フォルクマン拘縮 【脂肪塞栓を説明しなさい】 通常、骨損傷部から流出した骨髄脂肪の小滴が血管内に入り込むものと考えられている。 大腿骨や骨盤骨損傷などの後、あるいは多発骨折時にみられる。受傷後1~3日後におき 肺塞栓(呼吸困難、チアノーゼ)・脳塞栓(頭痛、不安感、吐き気、嘔吐、意識障害)・心塞 栓(心悸亢進、血圧下降)などがあり、一刻も早い専門医の治療が必要。 【遷延仮骨形成と偽関節を説明し、その相違点を書きなさい】 遷延仮骨形成…仮骨形成が普通期待されている日数を経過してもみられないものである。 ...
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骨折5
【関節強直と関節拘縮を説明し、その相違点を書きなさい】 関節強直・・・関節の構成体である骨、軟骨に原因があって、関節骨面が 癒着して、関節可動域が制限されたもの。 関節拘縮・・・関節を直接構成する組織以外の関節胞、靱帯、筋、皮膚な どの軟部組織が萎縮、収縮して、関節骨面の癒着はないが、関 節可動域が制限されたもの。 相違点・・・原因となる組織が関節強直では骨、軟骨であるのに比べ、関 節拘縮ではそれ以外の関節を構成する組織であり、関節強直の 場合は症状が改善されない場合が多い。また、臨床的には、運 動療法・温熱療法で症状が少しも緩和されないものを関節拘縮 という。 【外傷性骨化性筋炎を説明しなさい】 骨折の後遺症の一つで、外傷に関連して筋組織内、骨膜外などに貯留し た血液が血腫を形成し、これが吸収されずに、ここに筋組織の...
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固定法1
基本立位姿勢・・・立位姿勢で顔面を正面に向け、両上肢を体側に下垂し、手掌は体側へ向け、下肢は平行、 踵を密着させ足先を軽く開いた肢位。 解剖学的立位姿勢・・・基本立位肢位の状態で、前腕を回外し、手掌を前方に向けた肢位。 【運動】 運動軸 ①前頭水平軸・・・頸の屈曲・伸展、肩関節の屈曲・伸展 ②矢状水平軸・・・頸の側屈、肩関節の内転・外転 ③垂直軸・・・頸の回旋、肩関節の回旋、体幹の回旋 ⅰ)肩関節の運動:①屈曲・伸展②内転・外転③内旋・外旋④水平屈曲・水平伸展 ⅱ)手関節の運動:①屈曲(掌屈)・伸展(背屈)②橈屈・尺屈 ⅲ)股関節の運動:①屈曲・伸展②内転・外転③内旋・外旋 ⅳ)足部の運動:内返し-底屈、内転、回外 外返し-背屈、外転、回内 【固定】 目的・・・骨折整復後の再転位防止、脱臼整復...
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