材の搬出イベント 第1回 ソリ道、桟橋の構築
目次
情報元
- おのおのの会配信メール
日時(第1回)
- 2010年11月23日(火)9時00分 武蔵五日市駅集合
場所
- 東京都あきる野市入野 樽地区
目的・概要
- 昔々、山仕事は斧と鋸だけで行われていました。チェーンソーもないし、集材機もありません。どうやって材を出したのでしょうか。トチカンという楔に輪がついたモノを木に打ち込み、縄を結び、人が曳き出していました。泥水の溜まった所、窪地はどうしたのでしょうか。そういう所にチョチョッと造ったのが「トチ道」です。これは便利で、素人でも経験すれば出来るかも?
- 今回はおまけに簡単に造れる木馬道をも企画しました。鳥居(橋を支えるコの字型の脚)を造る木馬道は素人には手には負えないが、これなら何とかなるかなという目玉のものです。山に伐りっぱなしにされた木々を町まで引っ張り出せるといいなと思っています。
- おのおのの会では11月と12月にかけて3回に亘り、あきる野市樽の田中孝次さんの15年生の杉、檜の山で、間伐材を用い、トチ道と木馬道の構築、材の曳き出し、そして田中さんの話を聞くイベントを行います。
- 山の傾斜を使い、トチ道で材を曳き出し、傾斜の緩くなったところで集め、ソリに載せて木馬道を使い、曳いて道端までの全長100m以上の距離を搬出したいと思います。
内容
- 山の斜面でソリを曳くための下材設置
- ソリで窪地及び沢を渡るための桟橋の構築
講師
- 田中孝次氏(森の名人)
準備
- 汚れてもよい格好(長袖、長ズボン)、足回りのしっかりした靴、鋸、あれば斧、ヘルメット・ゴムつき手袋、弁当、飲み物、保険証コピー
- ヘルメット貸し出し希望の方は事前にご連絡ください。
対象・定員
- 特に設定せず(事前申込必要)
費用
- 800円 (保険代含む)
主催
- おのおのの会
申込み、問合せ先
- 氏名、連絡先(メールアドレス/住所/電話番号)、年齢、参加形態(自家用車・電車)を明記の上、おのおのの会 田邊さんへお申し込みください。
ono2nokai@yahoo.co.jp
締切
- 11月16日(火)
備考
- 第2回(12月18日(土) トチ道の構築)、第3回(12月19日(日) 材の曳きだし・田中さんの話を聞く会)の詳細については後日発表されます。
補足
- トチ道はトチカンを曳くために造る道です。修羅(搬出丸太の一部を樋状にして、その中をすべり落として搬出)を平らにしたようなものです。
- 木馬道(西多摩ではソリ道が一般的)は、木馬(キソリ)、搬出の際に造られる道です。線路のようなもので、その上を材木を積んだソリを人が曳いて搬出します。