NO WOMAN NO CRY... no woman no cry内検索 / 「人間と機械」で検索した結果

検索 :
  • 人間と機械
    人間と生体機械の微妙な関係 本編 <ひとでなしの恋>人物紹介 1. 始まりは波乱の予感 Act 01 Act 02 Act 03 Act 04 2. さくら。さくら。 Act 05 Act 06 3. 雨と涙と硫化ナトリウムの味 Act 07 Act 08 4. 両手一杯の思いを胸に Act 09 Act 10 5. ラプェンツェル Act 11 Act 12 6. パンドラ Act 13 Act 14 7. 優しいキスをして Act 15 Act 16 8. ガラスの巨人 Act 17 Act 18 Act 19 Act 20 9. Longing-love憧れ Act 21 Act 22 Act 23 Act 24 Act 25 番外(小話) あ……ありがとうとかそんなん言わないんだからね! 20000hit 御礼 君のいないこの町は僕にはもう何も与えない ...
  • 文と絵
    ...●近未来風味●  人間と機械 人間とアンドロイド二人 ●その他●   短編ごった煮 .
  • 人物紹介
    ...なくない。 人間と機械にモドル
  • お礼と言い訳②
    ...いました。 人間と機械にモドル 駄文とか。つらつらと。?にモドル トップページにモドル
  • Act:01
    ...t 02にススム 人間と機械にモドル
  • Act:17
    ...t 18にススム 人間と機械にモドル
  • Act:05
    ...t 06にススム 人間と機械にモドル
  • Act:02
    ...t 03にススム 人間と機械にモドル
  • あ……ありがとうとかそんなん言わないんだからね!
    ...ろしく。 人間と機械にモドル
  • 日記-5
    ...うしっとり感、実は「人間と機械」シリーズでも狙っていたって言いますか、むしろカークをタオルケットにしたかった訳なんですが中途で挫折したようです。  そういやきっと読んでくださった方は判ってるって話ですけれども、人間と機械のネーミングセンスの最悪さに自分自身でこっぱずかしくて、いまさら鼻毛が伸びそうです。   ヒューは人間担当だったんでヒューマンのヒュー。   カークとマルゥはアレです、図に描いていただければ判ると思うのですが角と丸だったっていう。凸凹コンビにしたかったって言う。  デコボコ、もいいですね、とか今書いていて思った。デーコとボッコとか。だめでした。  ネーミングセンスの神様が落ちてくればいいのになぁって本気で思います。 0827 すいませんじゃすみません  暑いとくだを巻いてグダグダしていたわけですが、ふと気がつけばあれですね、僧侶と魔物まったく更...
  • Act:20
    ...t 21ニススム 人間と機械にモドル
  • ご意見板(何でもドーゾ)
    ...謀」も好きですが、「人間と機械」の関係が殊の外好みでした。主従関係とか、恋愛でも忠誠心でも友情でも、そのどれとも一言では収めきれない関係が大好きなんです。 これからも続き楽しみに読ませていただきます。 -- 秀 (2008-05-04 11 58 26) 全くそのとおりですよ! 絵だろうと文章だろうとあんまりにもスゴいのを見せられると、 全ての感情がすっとんでポカンとなっちまいますよ! もっと色々上手になりたいですね…… -- N (2008-05-05 01 47 39) 秀さま 初めまして!全作品読んでいただいたそうでアワワありがとうございます。 目は……痛くならんでしたか。 ペチペチと打っていた文章を、同居人が背後から覗き込み、 「オメーの文章は漢字が読めん」とお叱りを受けました。 読み返して自分でもややこしい漢字ばかりだと反省ひとしきりです。 「人間と機械」...
  • Act:24
    ...t 25にススム 人間と機械にモドル
  • Act:03
    ...t 04にススム 人間と機械にモドル
  • Act:08
    ...t 09にススム 人間と機械にモドル
  • Act:25
    ...います。 人間と機械にモドル
  • 日記-1
    ...子ファンタジ  人間と機械 の別キャラ小話  やっぱ外交官と遊女 の焼き直しかなぁ 半年以上放置しててヤバいよねぇ  どーしよー 0620 くもりのちあめ。 デスノート  ■すいません のっけから「デスノート」の話です  と 言っても あの、月とLの出てくる 顔芸の素敵なコミクスの話ではなくて  ダンボール箱の奥に 眠っていた  ある種のお宝(いろんな意味で……  ええ  自分が小学校高学年~高校までに書き溜めた  マンガ と イラスト の描かれたノートのことなんですけどねこんにちはポエミー☆です  ■なにがデスノートじゃい とあなたは言うかもしれない  ふざけるな と言うかもしれない  しかし ちょっと待ってくれ  よ  く  見てくれ  こないだの  「会話だけで話が進む小説」 ですら えらい攻撃力だったんです  直...
  • 日記-3
    ...セツコ、兄ちゃんな、人間と機械で目指したのは  「なんとなくほのかな片思い」  やったんけどな。  「あなたを見ていたのよ いつでもあなただけを  友達の中ではしゃいでいても 心だけ黙り込んで  だけど口に出しては いけないと判ってる  一度だけ触れた指の熱さを ポケットに隠した」by谷山弘子  的なな。  それがまぁ、改めて読み返してみたら  あからさまにど真ん中ストライクで告白しまくり  な事態に書いた本人がすげー一番びっくりしてたっていう。  これ、改めて書き直してみたい気もしますが、そうしたらますます違うベクトルに進んでいきそうなので放置しておくのがいいのでしょうか?  ていうかオブリビオン楽しすぎて困る(唐突(いつもです奥さん 1128 おほwwwww  先日、  友人:「あのさぁこないだ何気なく検索してたんだけど」  ...
  • Act:16
    ...t 17ニススム 人間と機械にモドル
  • Act:07
    ...t 08にススム 人間と機械にモドル
  • Act:04
    ...t 05にススム 人間と機械にモドル
  • Act:06
    ...t 07にススム 人間と機械にモドル
  • Act:23
    ...t 24にススム 人間と機械にモドル
  • Act:11
    ...t 12にススム 人間と機械にモドル
  • Act:21
    ...t 22にススム 人間と機械にモドル
  • Act:14
    ...t 15ニススム 人間と機械にモドル
  • Act:19
    ...t 20にススム 人間と機械にモドル
  • Act:15
    ...t 16にススム 人間と機械にモドル
  • Act:12
    ...t 13ニススム 人間と機械にモドル
  • Act:22
    ...t 23にススム 人間と機械にモドル
  • Act:18
    ...t 19ニススム 人間と機械にモドル
  • 日記-12
    ...みたら、ダントツで「人間と機械」のカークでした。そんなもん捨てろって言う。で、小説書いてるのかって言うと政宗さま!だからあれほど敵前に突っ込むなとおおっと小十郎の説教がまた始まったZE! 0730 暑中お見舞い申し上げます。 たぶん兄さまがぬげって言った 0728 ツルカメ算  我が家に亀が来てから三年目の夏になります。  団地の夏祭りの翌日から二週間、店裏に洗面器に入れられてゴミと一緒に浮かんでいました。たぶんテキヤの亀釣りの景品のカメだと思うのですが、パン屋と同じ商店街の並びの、シャッターをしめた100円ショップの店内に夜のうちに入り込んでいたようです。で、奥さんがそのままにしておくわけにもいかないから、とりあえず100円洗面器に入れて店の裏に放置したんだって。  そのあとの炎熱干からび地獄をどう生き抜いたのか判りませんが、仕事をしている時に何...
  • Act:13
    ...t 14にススム 人間と機械にモドル
  • Act:09
    ...t 10にススム 人間と機械にモドル
  • Act:10
    ...t 11ニススム 人間と機械にモドル
  • 日記-18
    ...ば思いつくと言えば、人間と機械の時代設定でもういっちょなにか書きたいとか思うわけですが、思うばかりで設定が恥ずかしいといいましょうか、たぶん自分の中で一番赤面したくなるのってあの設定なんじゃあないかと思っています。さすが十三歳あたりで思いついただけあると思います。  こないだ、N氏が家に来た時に、 「暗黒ノートとあるんですか」  と尋ねられたので小学生の頃のノートとか強引に読ませましたが、たぶん小学生の頃のとんでも昔話よりも、高校~20歳あたりのころのほうが恥ずかしい気がします。まぁそれも無理やり読ませました。ドMの本気。弄られるほどに爽快です。 0131   え、と思わず口からこぼれて振り向いた。  降り積む雪の音にまぎれて、すきだと小さく呟かれた気がしたからだ。  振り向いたあのひとはいつもと変わらずオレにはよめないどくとくの表情でこちらをみていて、 「...
  • 日記-8
    ...さらすぎるよ。 「人間と機械」。拍手お礼画面にて確認くださいませ。  あと…… 【鬼畜セヴィニアと猫さんプレイ】  と、 【レイディとネイサム司教】  はおいおい仕上げるつも……つも……つもり!気長に待ってくださるとうれしいような悲しいような! 0401 でっていう。 「ふくざつな顔をしているね」 「なぜだろう」 「なにをなやんでいるの」 「最近いろいろと、おかしいのだ」 「どういうふうに?」 「綿毛を触るようにそっと扱ったあとで、めちゃめちゃににぎりつぶしてしまいたい。大事にしたいのにひどくしたい。やさしくしたいのにいじめてやりたい」 「くっせつしているね」 「そう。屈折している。だのに、そうしたこころもちを、お前にかんじることがある」 「そう」 「異常なのか。異常なのだろうね」 「あのさ」 「うん」 「それってつまりは好きだとか...
  • 日記-9
    ...!  あと、伴って、人間と機械に77777リクエスト文移動しました。 0428 ぶんぶんぶんちゃか  誤字脱字でも真面目に訂正してみようかと、のっけから兄さまと猫さん読み返しかけたのですが、なんていうか、アレですね。読みにくくないですか?読みにくいですよね?  どこがどう違うのかよく判らんが、たぶん何か違っているような気がする。今の文体とちょっと違うような。あれですかね、一行一行が短いのか?改行が多いのか?手直ししたい気もしますが、直し始めるとキリがないでしょうか。そんな気もします。確か、意識的にバツバツ切れるような文章にしようとか思って書き始めたような記憶がある。記憶だけはある。……記憶だけ。  そのうち地がでたのだというか意識的に短文にするという意志を忘れたというか、気が付くと普通に数行区切りなしにうっていたりしていかんいかんとブチ切ったりしています。まぁもしかすると今の方が読...
  • そうだ、魔界に行こう 3
     とりあえず、どこに行ったらいいのか迷ったので、ボクはカスターズグラッドの我が家……が「あっち側」だったらある場所……を目指した。シュトランゼ古墳から王都までは歩いて半日ちょいの距離だ。昼過ぎに古墳を出発し、途中で休憩を入れながら歩いて、王都に着いたのは次の日の朝だった。  そういやよく、家探しのチラシに「中央市場まで歩いて15分!」とかいううたい文句があるけど、あれ、かなりの割引きと言うか割増ししているとしか思えない。どうやったってその時間で歩くの物理的に無理だろって言う距離が、サラっと短時間で表示されてる。  あのチラシのコピーを作った人は、驚異的に足が速いか、部分的に瞬間移動が使えるか、毎回死ぬ気で歩いているかのどれかだと思います。  もしかしたらボクも、死ぬ気で歩いたらもっと早くカスターズグラッドにつけていたのだろうけど、いちおうここは人間が住んでいる土地ではないのだし。人間階とは...
  • 私と気長に付き合ってください
     *    俺のものじゃあない腕がぬっと、俺のほうに伸びてきて、俺を抱き寄せる。そこにやさしさや思いやりのようなものはあまりない。ただ引き寄せたいから引き寄せる、それだけの動きだ。それはあまりにも一方的で、だと言うのにあたたかい。そうして、どうにも腹立たしいほどに太いのだった。  たかだか二本の人間の腕だった、避けてしまえればどんなにいいだろうと思うけれど、頑強さも、執拗さも、振り払うには面倒にすぎて、俺は抱き寄せられるままにあらがうこともなくその腕の胸におさまるのだ。  ああ、まただな。  そう思った。  夢だった。これが夢であることを俺は知っていた。  そうして、どうせいつもの夢だった。  仮にこれが現実のできごとだったなら、俺は死にものぐるいに抵抗し、もがいて暴れ、撃ち殺そうが引き掻き裂こうが、なにがなんでもそいつとそいつの裡から逃れようとしたろうけれども、これが夢だってことは...
  • Kyrie Eleison
    *    殷殷とひびく聖堂への聖句。主よ憐れめ、憐れめとつづける声、まるで合唱、毎度聞くたびにそう思う、ああでもこれは歌ではないのだ、歌としてはいけないのだった。あくまでも透徹とした祈りだ。  そんな風に教わった。  しかし毎度思うことには、教区の人間には実に黒色が多い。その黒色が光源の少ない教会の中でうごめくものだから、ますます顔もおぼろでいったい誰がどれやら、ときに判らなくていっしょくたになる。だったがそれでもいいのかもしれない、なにしろ俺たちに「個」は必要ないのだ。そんな風にも思う。もちろん、ひとつひとつの体は個の集合体でしかないのだろうけれど、個である集合体の人間の体がひしめいて、群れという集合体となる。個と、たかりの連綿と続くくりかえしばかりだ。そこに個々の意思はない。あってはならなかった。  だがこうして黒づくめの人間どもが、棺をかこんで弔うさまはどうだ。個はない、あっては...
  • scapegoat
    scapegoat  落ち合う予定の場所に、相手がやってこなかった。  いつものことだ。  あきらめがついている。  それも、きっちり、毎回だったから慣れも加わった。  たしかに腹は立つ。しかしこの場合立たせてもそれをぶつける相手がいないのだ。とくべつ気が長いだとか人に言われたおぼえもないので、ただ辛抱強いのかもしれない。  名を、グシュナサフと言った。  旧シビラ国の騎士の肩書を持つ男だ。  一応は。  一応は、と述べたのは、彼が、自身を騎士だと自覚したことがあまりないからである。  凝った所作が身に着いているとも思えない。なりゆきで剣をささげた感が、彼自身ぬぐえないのだ。  勿論、剣をささげるに値したシビラ領主だった。忠も誓った。ただ、たとえば今待ち合わせをしている相手のように、調子よい素振りができない。世辞が言えない。言葉よりも行動が肝要と思っている節がある。  不器用な...
  • Gushnasaphグシュナサフという男
       落ち合う予定の場所に、相手がやってこなかった。 いつものことだ。 そういうものだと諦めがついている。 それも、きっちり、遅れるのは毎度のことだったから、慣れも加わった。   毎度のこととはいえ、平気で遅れてくる相手に腹は立つ。しかしこの場合、こちらが不愉快になっていても、それをぶつける対象がいないのだ。むかっ腹を立てるだけ損な気がしている。 だから飲む。 とくべつ気が長いだとか、人に言われたおぼえもないので、ただ辛抱強いのかもしれない。  グシュナサフである。  旧ミランシアの領主に仕えていた男だった。 「一応。仕えていた気がする」  というのが本人の口癖だ。 一応、というのは、彼にミランシアの騎士であったという自覚が薄いからだ。 剣はささげた。勿論ミランシア領主を個人的にできた人物だと評価し、尊敬してもいた。 ただ、大仰な所作がまるで似合わない男なのである。グシュナサフ本人もそれを...
  • 困ったときはお互い様 6
            7   その次の日のことは、我ながらなんと言うか、不謹慎だなぁと思いつつ、  「――レイディッ!!」   白馬に跨った王子様と言うのは、小さい頃女の子が憧れる大抵のストーリーに載っているものだけど、いやぁ、まさかこの歳でその話まんまが再現されるとは思いもしなかったね。   白馬に跨っただけじゃない。   こう、金の髪をきらめかせて、腰には剣を佩いて。   牢屋の中にそのまま馬で乗り入れて。   こりゃなかなか見られる光景じゃあないと思う。   一生に一度しか出来ない体験じゃないか?   これでかぼちゃパンツ履いたらもう完璧だぜとか思いつつ、ボクはポカンと眺めてしまった。   寒さに半分痺れてなければ、拍手くらいはしたかもしれない。  「大丈夫かッ」   そんなボクの妙な感動と無言を、一日半恐怖に怯えたためだと、ハルアは勝手に勘違いし...
  • 遺る
     *   「たとえばのはなしだ。」  言って、机に向かいびっしりと文字の書きしるされた紙束と鼻先突き合わせていた男が、引き離すように手元のそれから目をうつし、ああと伸びをして首をまわした。  くたびれたらしい。  うん、とすこし離れた場所でソファに浅く座り、机にいた男から手渡された書類へ目を通していたもう片方の男が、なんだと机の男へかえした。ひどく大柄な男だった。 「どうでもいい手慰み話なのだがな、先週だったか、新聞に、ローマ近郊の凍死人の数が例年の倍を超えただとか言う記事があってな。」  貴様読んだか、机の男が言う。大柄な男はいいやと肩をすくめ、外出先で新聞に目を通すいとますらなかったとこたえた。 「……南の。」 「そうだろうさ。おやさしい我がイタリアは、大陸からの戦争貧民、避難民を受け入れることに異を唱えないが、結局やつらが入国できたところでまともな働き口がないことからは目を逸らしてい...
  • くるり
      (CAPCOM社から発売されているDoragon’s Dogmaと言うゲームの主人公→司教、ポーン→先生、でクリエイトしてプレイした感想文です。ゲームのネタバレを若干含みます。あとたぶんゲームプレイされてない方にはさっぱりかもしれません。ご注意ください。)   *    誰かに呼ばれている気がして男は顔を上げたのだった。  おのれの名は忘れた。 だから、きっと、呼ばれているのはおのれの固有名詞ではないのだろうと男は思う。そもそも記憶はおぼろになりすぎて、いったいおのれというものがなんと呼ばれていたのかとっくに無辺のかなたにあった。ただ懸命に、誰かが、呼びかけている気がしたのだった。 ――誰か。  混沌と澱む頭上に一陣の光が射しこみ、それがあまりにまぶしかったので男は手を上げ視界をさえぎる。届くと思った。腕を伸ばされたような気がしたのだ。途端、ぐいと引き上げられるような感触があって、気が...
  • Dorothy(ドロシー)
       はい。  はいはいはいはい。  あーたしかにね? 言いましたよ俺。全部見せろってね?  でもさ、俺が言ってた全部っていうのは、その顔の前にずるずる垂れている髪の毛をあげておデコまで出してみろってことで、べつにマッパになれっていう意味じゃあなかったんですよね。  ていうか、あれですね、毛皮の下ってフリーダムなんですね。  自由な民なんですね。  ほら、鎧着る前って鎧下って着るでしょ。綿入ってるやつ。鎧の打ち身とか軽減するやつ。あんな感じで肌着的ななにかをまとってからの毛皮、だと思ってたんだけど、そういうわけじゃなくて、もう裸の上に直なんですね。  直穿きってあるけど、直皮なんですね。  はいはい。  なにかのプレイかよ。  それと、見ちゃったから感想を言うけど、肌がね、また、……、……うん。白い。めちゃめちゃ白かった。  白いというと、日に当たってない不健康児みたいな感じがするけ...
  • そうだ、魔界に行こう 4
     ボクはシラスに育てられたのだけれど、当然シラスから生まれたわけじゃあない。  まぁ当たり前なんだけど。  人間の父さんと母さんから生まれたわけなんだけども、その父さんと母さんは、流しの行商人だったのかただの旅行者だったのか、それとも別のなにかだったのか、よくわからない。  馬車が壊されてたって言うから、どこかへ移動していたのだろうけど、どういう目的で何をしていたのかまでは知らない。シラスが現場に駆けつけたときはもう全部終わっていたって言ってたから。  魔物に襲われたんじゃないかってシラスは言った。  野盗や山賊にしては、金目のものに一切手をつけていなかったからって。  そうして、死んでしまった父さんと母さんの荷物の片隅に埋もれるようにして、まだハイハイするかしないかくらいのボクが寝ていたそうで、それを見つけたシラスがどうしてボクを拾おうと思ったのか、ボクは聞いたことがある。  そもそも、...
  • 幸福な籠の鳥
    幸福な籠の鳥  地下牢と言うものは、意外にあたたかいものなのだな、というのが放り込まれて一晩過ごし、朝を迎えたノイエの正直な感想である。寝慣れない質素な寝具に身を横たえて、寝れるかどうかと思いながら目を閉じたが、思ったよりくたびれていたらしい。いつの間にかぐっすり寝入っていたようだ。衛兵の何度かの見回りの際にも目を覚まさなかった。目覚めた時にも不思議と気分は落ち着いていた。  我ながら呑気なものだと思った。  勿論、あたたかいとは言っても季節は真冬で、暖を取る器具の一つもないのだから、吐く息は白い。石畳にそのまま無造作に敷かれた寝具はじっとりと冷たく湿っており、すえた臭いがした。  それでも凍りつかないだけマシなのかもしれない。水差しに張った水も氷膜を張らない。これが屋外に吹きさらしのまま一晩放置されたとしたら、立派な凍死体ができあがっているだろう。  そこまで考え、そうか、地...
  • peppermint
    *  肩を抱かれて愛しているとか、独特な声で耳元にささやかれる。  オレはとまどい、えーでもちょっと待ってくれだとか思う。  冗談きついだろ、って。  冗談と言うか、冗談よりも数倍悪いなにか、たとえば悪夢のなかでも、ここぞとばかりとっておきの悪夢みたいなもので、こんな状況にとまどわないほうがおかしいだろって思った。でも周りの誰もそれをおかしいって感じている風には見えなかった。  ことのはじめは、もうどこにでもあるような単純なはなしで、オレはいつものように毎日の仕事を一通りこなして、午後から時間が空いたのだった。そのまま皇宮内のお気に入りの場所で昼寝とシャレこんでもよかったんだけど、そういえば最近町に来た辻占のひとがいて、結構そのひとの言ったことがあたるとかで、洗濯場のおばさんたちや給仕の姉さんたちのあいだで話題になってた。占いもするし捜しものもぴたりと当てるんだ、とか。友達の知り合...
  • @wiki全体から「人間と機械」で調べる

更新順にページ一覧表示 | 作成順にページ一覧表示 | ページ名順にページ一覧表示 | wiki内検索