Fantapedia~幻想大事典内検索 / 「アシャ」で検索した結果

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  • アシャ
    中東 ゾロアスター教 アシャ(Asha) アシャ・ワヒシュタとも。 ゾロアスター教に伝わる上級天使アムシャ・スプンタの一人。 参考文献  辻直四郎『世界古典文学全集〈第3巻〉ヴェーダ アヴェスター』  山北篤『大迫力! 世界の天使と悪魔大百科』40, 229頁
  • アフラ・マズダー
    ...サーの中では、天則(アシャ?)を選んだスプンタ・マンユ?は善悪に正しい区別をつけたものであって、アフラ・マズダーを満足させるものであるとされる。「不義(ドゥルジ?)」は最終的に破滅し、そのときアフラ・マズダーの道を選んだものは天則の楽園に入ることができるのである。  アフラ・マズダーに捧げられた『オフルマズド・ヤシュト』では、20の別名が挙げられている。 問われるべき者 畜群の賦与者 強力なる者 最善にして正義なる者 完善者にして知恵より成り天則を子孫とせる者 知恵 賢者 知識 知者 神聖 聖なる者 アフラ 最強者 抗すべからざる者 克つべからざる者 応報者 総覧者 治療者 マズダー  以下にも見るように、アフラ・マズダーは全世界の創造者である(ササン朝になると、アフレマンも創造したことになったが)。そして、善と悪の存在を超越した(しかし善を正しい選択とする)全知全...
  • 中東
    ...バ アジ・ダハーカ アシャ アッダトマー アナーヒター アフラ・マズダー アムルタート アンラ・マンユ イムラーク ウォフ・マナフ エディンム オアンネス カユーマルス カルカダン ガンダレヴァ クジャタ グール クレオパトラ ケローラン ザックーム ザッハーク サラディン サルワ シームルグ ジャムシード ジン スプンタ・アールマティ ズーレグ ゼノビア セミラミス ソロモン タフムーラス タルウィ タローマティ ティアマト ディブク デーウ デヴ・アナス ドゥルジ・ナス ナスナース ナスレッディン・ホジャ バハムート ハルワタート ファラク フェリドゥーン フーシャング ペリ マミー マルドゥク ルフ ロスタム 主な文献  笠間杲雄『青刷飛脚』  勉誠出版『アジア遊学No.28 ドラゴン・ナーガ・龍』  勉誠出版『アジア遊学No.59 鬼とデ-モン』  桂令夫『イスラム...
  • ゾロアスター教
    ...意思によって善(天則アシャ?)と悪(虚偽ドゥルジ?)を選択した。  人々はそれを模倣して、自分の意思によって善か悪かを選択し、この世の戦いに身を投じなければならない。  しかし終末時には善が悪に打ち勝ち、スプンタ・マンユ?が勝利する。スプンタ・マンユ?はアフラ・マズダーとも同一視されるから、善を選んでおけば後々神の王国に参入することができる、という。  アフラ・マズダーのもとには6柱の大天使アムシャ・スプンタ?がいる。アムシャ・スプンタ?はアフラ・マズダーの諸側面を神格化したもの。独立した存在ではなく、諸側面そのものだ、という説もある。人々はアフラ・マズダーとともにアムシャ・スプンタ?もまた崇拝する。  火は聖なるものである。牛もまた聖なるもので、殺してはならない。ハオマ?祭儀も禁止されたか、または推奨されなかった。  時代は、だいたい先史時代~アケメネス朝ペルシア。...
  • 六大悪魔
    ...偽」を意味しており、アシャと遂になる悪魔とされている。ゾロアスター教の悪神の一人。 アシャは宇宙の天則の神格化であり、正義・真実の神格化である為、ドゥルジは不義と偽りの神格化である。 ウィーデーウダートなど、アヴェスターの中でも新しい部分では、ドゥルジは「不浄」の概念と結びつけられており特に死の穢れを司る者とされ、この場合はドゥルジ・ナス (Druj Nasu) と呼ばれている。 ドゥルジ・ナスは複数の女悪魔と考えられているようでハエの姿で、アルズーラ山峡にある地獄とつながる洞穴から来るという。 そして腐敗した死体を温床として世界に不浄をまき散らします。伝染病を媒介し、死を広めるのも彼女の使命だった。 猛禽類や犬はドゥルジ・ナスから死体を守護する者とされており、ゾロアスター教では鳥葬が推奨されていた。 大悪魔サルワ Sauru アヴェスター語で「無秩序...
  • オニャンコポン
    ...on) ガーナのアシャンティ族における至高神。 参考文献  後藤明『世界神話学入門』95頁
  • アヴェスター
    ...神アフラ・マズダー、アシャ?とドゥルジ?の対立、善悪二霊の対立、選択の自由、終末論、アムシャ・スプンタ?など)はガーサーに述べられている。ついで古いとされるのが「7章のヤスナ(Yasna Haptaŋhāiti)」といわれる部分で、第35~41章、実際には42章が加わる。ヤスナや他の祈祷書と比較するといくぶんガーサー神学に近いが、それでもなお異なる点が見られる。残りはすべて新体アヴェスター語で書かれた、新しい時代の祭文である。 ウィスプ・ラト Visp-rat ヤスナの補遺。祭礼に用いられる。「すべてのラトゥ」を意味する。このラトゥというのは「善なる庶類のなかで特に権威ある者たち」のことであり、ここでは様々な「神」として使われている。ヤスナ第1~27章に類似しているが、祭式ではヤスナに連続すべきものとされている。。 ウィーデーウダート Vīdē...
  • イラン神話
    ...) どちらも小神。 アシャ?(Aša)、アルタ(Arəta) リタ?(Rta) どちらも宇宙の法則 ガーサー(Gāθā) ガーター?(Gāthā) どちらも「詩」「賛歌」 ハオマ?(Haoma) ソーマ(Soma) 神々の飲料 ワズラ?(Vazra) ヴァジュラ?(Vajra) イランではミスラの武器、インドではインドラの武器 イラン神話に関係する名前 ゾロアスター教に関係する名前はゾロアスター教を参照のこと。 神々 アフラ・マズダー パパイオス? 人物 カユーマルス フーシャング タフムーラス ジャムシード ザッハーク フェリドゥーン カーヴェ? サーム? ロスタム 史料など アヴェスター ヘロドトス『歴史』 フィルドゥシー『シャー・ナーメ』(『王書』) サーデク・ヘダーヤ...
  • アシュヴィン双神
    インド神話 アシュヴィン双神(Aśvin) ナーサティヤ双神(Nāsatya)とも。 2人の神。それぞれが分けて祭られることはほとんどになく密接にむすびついている。 名前は「騎士」を意味し、ギリシアの双子ディオスクロイ?(ふたご座のモデル)と本源的に関連がある。 『リグ・ヴェーダ?』ではインドラ、アグニ、ソーマについで多くの賛歌が捧げられている。 また、前14世紀ミタンニの条約にも名前がみられることから、非常に古い神格だったことがわかる。 アシュヴィン双神は若く美しく、すばやく空を駆け巡るのが特徴である。 また、医術に長けた神々としても知られ、老いぼれ仙人のチヤヴァナ?を若返らせた話は有名。
  • シャンゴ
    アフリカ シャンゴ(Shango) 西アフリカのヨルバ人の雷神。 『幻想地名事典』によれば、ナイジェリアのコソという地について、火を噴く暴君で呪術師であったシャンゴが、大臣に追いまくられ、正室3人の内2人を失ってコソへ追われた果てに死に、後祟り神になったという伝承があるという(*1)。檀原照和は、実在した大王である可能性を示唆している(*2)。  これを拝んでいるヨルバの人が、キューバへ引っ張って行かれ、奴隷として一応こき使われた際、故郷の信仰体系をアレしてレグラデオチャとかサンテリーアとか呼ばれる宗教を興した。さらにこっちでは、スペイン系の旦那さま方がその儀礼について興味深く観察したり儀礼を実践したりという生暖かいアプローチをしており、その神々(オリシャという)がスペイン語訛りで「オリチャ」となって拝まれるようになった。このオリシャ(あう)も、スペイン語訛りにな...
  • ガアシエンディエタ
    北米 ガアシエンディエタ(Gaasyendietha) ガーシェンディエーサとも。 北米先住民のセネカ族に伝わる龍。 参考文献  出雲晶子『【増補新版】星の文化史事典』108頁  寺田とものり/TEAS事務所『ドラゴン ~世界の真龍大全~』207頁
  • ギリシャ
    地域別索引 ヨーロッパ ギリシャ(Greece) 南ヨーロッパに位置する国。 神話についてはギリシア神話のページを参照。 ヴリコラカス キュノケファロス セモリナ・セモリナス 主な文献  吉田敦彦『愛と変身のギリシア神話』  高津春繁『アポロドーロス ギリシア神話』  吉田敦彦『一冊でまるごとわかるギリシア神話』  杉全美帆子『イラストで読む ギリシア神話の神々』  ホメロス/松平千秋『イリアス 上』  ホメロス/松平千秋『イリアス 下』  森野たくみ『ヴァンパイア 吸血鬼伝説の系譜』  アーサー・コットレル/松村一男/蔵持不三也/米原まり子『ヴィジュアル版 世界の神話百科 ギリシア・ローマ ケルト 北欧』  アンソニー・L・マンナ/クリストドウラ・ミタキドウ/ジゼル・ポター/きむらゆりこ『うるわしのセモリナ・セモリナス 小麦粉うまれの王子さま』  ...
  • シャカ
    インド  シャカは、インドの一族である。  お釈迦さまことガウタマ・シッダールタとかで有名。
  • シャニ
    インド神話 シャニ(shani)  インドの占星術における九曜の一で、土星を指す。 参考資料  伊藤武『インド神秘事典』
  • ヘンシャ
    沖縄県 ヘンシャ(Hensha) ナーグシク・ヘンシャとも。 沖縄県糸満市の伝説に登場する人物。 参考文献  下野敏見『南日本の民俗文化誌1 鹿児島昔話集』177, 178頁
  • キャッシャ
    か行の妖怪 都市伝説 キャッシャ(Kyassha) インターネット上で語られた怪談に登場する魔物。 キャッシャは葬式の時に女性の遺体とその魂を盗んでしまう魔物とされ、これに遺体を盗まれた家は二度と栄えることができなくなってしまう。 キャッシャに気に入られた者が亡くなるとキャッシャがその家にやってくるため、キャッシャと仲良くなることも禁忌とされた。 キャッシャがどういう姿の魔物なのかは不明だが、変身能力で近所の知り合いの姿に化けて人を騙すこともある。 キャッシャは火車が訛ったものであるという考察もあり、火車のことをキャシャと呼ぶ例なら岩手県や静岡県などにあるという。 とある小さな村には女性の遺体をキャッシャから守るための風習がある。 それによれば、女性が亡くなって葬式となった日の夜には年毎に決められた10人の男性が番人として集まり、酒盛りをしながら蝋燭や線香を絶や...
  • ガネーシャ
    ヒンドゥー教 ガネーシャ  インドのシヴァ神の息子で、象の頭をした像であらわされる神。ネズミが牽く車に乗り、吉祥果と言う実を食べ、ソーマ酒を飲む姿をしている。  なぜ頭が象の姿をしているのか。  それはシヴァの妻であり、ガネーシャの母親であるパールヴァティー?が、沐浴を覗きみるシヴァに困り、見張り番として一人の少年を生み出した。これがガネーシャである。ところが、シヴァ神はその少年に嫉妬し首をはねてしまった。その事にパールバーティー?は悲しみ、シヴァ神も息子を殺してしまった事から、代わりに道を歩いていて、最初にあった者の首をつけて生き返らせようとパールヴァーティー?に約束した。その時道ばたで眠っていた象を見つけ、その首が据え付けられた。  ガネーシャ神は、片方が牙がない姿をしているが、これは酒に酔ったガネーシャ神を、月が笑ったため、怒ったガネーシャ神は自らの牙を片方取り、月...
  • シャープ
    ヨーロッパ シャープ(Schab) オーストリアのタウプリッツで毎年十二月に行われる祭りに現れるもの。 参考文献  渡部隆宏『世界の美しい色の祭り』138頁  平辰彦『来訪神事典』69, 72頁
  • オドシャ
    中南米 オドシャ(Odosha) ベネズエラのイェクアナ族の神話に登場する創造神ワナディの敵である悪魔。 参考文献  朝里樹/えいとえふ『世界怪異伝説事典』174頁  フィリップ・ウィルキンソン/松村一男/寺西のぶ子/矢倉美登里/伊藤理子『世界の神話と英雄大図鑑』215頁
  • シャンタク
    クトゥルー神話 シャンタク(Shantak) シャンタク鳥(Shantak-bird)とも。象以上に大きな体を持ち、頭部は馬に似た形をしている。 人間が使役することもできるが、気を抜くと一直線に魔王アザトースのところへ向かわれてしまう。
  • ヴィヌシャプとビヌシャチ
    都市伝説 妖精 ヴィヌシャプとビヌシャチ(Vinushapu and Binushachi) 本当にあった出来事として語られる話。 山小屋を象った小さな木製の模型に住みついた小人の姿をした二人の妖精。 参考文献  たからしげる『本当にあった?世にも不思議なお話』118頁
  • セシャト
    エジプト神話 セシャト(Seshat、śš3t)  その名は、『書記』『書くもの』を意味する。女神用の古風な服を着た女性として表される。文字の女神であると同時に建築家の守護者。王と共にくいを打つ位置を決め、縄でつなぎ境界を定め建造物の平面図を地面に描く。これらを行うには計算の知識が必要でありそれ故、数学の女神ともされる。書記の神としてすべてを記録し神の古文書を管理する。 参考文献 ステファヌ・ロッシーニ、リュト・シュマン・アンテルム『図説エジプトの神々事典』161頁
  • フーシャング
    イラン神話 フーシャング(Hōšang, Hōšyang)  アヴェスターにおけるハオシュヤンハ(Haošyaŋha。アナーヒター?に家畜を捧げ、王になった人物)。  カユーマルスの孫、スィヤーマクの息子。  祖父王カユーマルスとともに父の復讐を果たしたフーシャングは、その後王座に就いた。  彼は「七つの国の王」であると宣言し、神の名のもとに世界を支配した。  フーシャングは「鍛治」の創始者であり、世界ではじめて鉱石を発見し、鉄を鋳造し、鉄器を造った。 また、配水工事もおこなって荒野を潤した。 ついでに農耕も開始した。 おまけに大蛇を退治しようとして火打石も見つけ、火を礼拝の対象と定めたのも彼である。 その上野生動物を飼い馴らして家畜まで人々に教えた。 そして毛皮を与えた。 ...
  • シャンドレ
    中南米 ブラジル シャンドレ(Xandoré) ブラジルの昔話に登場する鬼。 参考文献  カメの笛の会『ブラジルのむかしばなし2』30頁
  • シャチのカムイ
    北海道  アイヌ シャチのカムイは、アイヌの間で、くじら関係がレプンリリカタイナウウクカムイを最高のカムイとして、適当なパンテオンみたいなのを作る際に崇拝の対象とされたシャチの方のカムイである。 レプンカムイ「rep(沖)un(いる)kamui(カムイ)」 アトゥイコロカムイ「atuy(海)kor(領有する)kamui(カムイ)」 トマリコロカムイ「tomari(入江)kor(領有する)kamui(カムイ)」 など、地方により多彩な名で呼ばれる。 海にいるカムイの中で、もっとも高位のカムイと考えられた。 ヤンケソッキコロカムイ(沖のシャチのカムイにして海の支配者)が、若いシャチの支配者とされ、「海幸」を授けるとされるが、日本語のサチは外来魂とされ、あ、オルカを指す日本語シャチと海幸山幸のサチは同系で、「サチが具現化している」ことになっていた。 シャチに殺さ...
  • シャガモウ
    北米 モンスター シャガモウ(Shagamaw) アメリカで語られた怪物。 参考文献  ヘンリー・H・トライオン『Fearsome Critters』  ウィリアム・トーマス・コックス『Fearsome Creatures of the Lumberwoods with a Few Desert and Mountain Beasts』
  • シャクティ
    インド・ヒンドゥー教 シャクティー (1)女神信仰を表し、初期ヒンドゥー教では微々たるモノであった。しかし10世紀以降、生け贄を捧げる供儀儀礼を中心とした女神信仰が、社会的に影響を及ぼすようになった。12~13世紀以降、シヴァ派やヴィシュヌ派によりも大きな勢力を持つようになった。現在でも東インドやカトマンドゥ盆地などで盛んに行われている。 参考 ナツメ社 図解雑学『密教』
  • シャンホェイ
    中国 シャンホェイ(Shanhui) 中国に伝わる妖怪。 参考文献  佐藤俊之/山北篤『悪魔事典』82頁  篠田耕一『幻想世界の住人たちIII 中国編』80頁  伊藤清司『中国の神獣・悪鬼たち 山海経の世界』57頁
  • クワノカシャ
    北米 妖精 クワノカシャ(Kwanokasha) 北米のチョクトー族に伝わる妖精。 参考文献  スカイ・アレクサンダー/白須清美『妖精の教科書 神話と伝説と物語』212頁
  • シャングリラ
    架空の天地  シャングリラは、チベットの辺にあることになっている理想郷である。  『博物誌(プリニウス)に出てくるヒュペルボレイオイと描写が似るという指摘がある。
  • コヨルシャウキ
    中南米 アステカ神話 コヨルシャウキ(Coyolxauhqui) アステカ神話に登場する女神。 参考文献  カール・タウベ/藤田美砂子『アステカ・マヤの神話』78頁  ニール・フィリップ/松村一男『ビジュアル博物館 神話 時空を超えた神々の世界をビジュアルで訪ねる』33頁  松村武雄『メキシコ・ペルー神話と伝説』77頁
  • シャンブーカ
    Shambuka インド二大叙事詩の一つ『ラーマーヤナ?』の登場人物。 最終巻である第七巻「ウッタラ・カーンダ(後の巻)」に登場する。 シュードラ?階級出身の修行者。シュードラには許されない タパス(苦行)を行い、それが原因でバラモンの子供が病にかかり死んでしまう。 息子の死に動揺する老バラモン?は息子が大罪でも犯したのかと訝る。 聖仙ナーラダ?はその原因がシュードラの苦行にあると告げ、 ラーマ?は彼を探し出し、逆さ吊りの苦行を行っていたシャンブーカの首を剣で切断する。 それを見た神々はラーマを褒め称えるのであった。 カースト?制度のエグさ理不尽さを体現する凄まじいエピソードである。 『ラーマーヤナ』は聖典でもあり、この記載を真実として支持する人々もいるが、 反ヒンドゥーの立場からこれを取り上げ批判する人もいる。 ヒンドゥー教徒からも、成立年代や詩として...
  • シャカ・ズールー
    アフリカ シャカ・ズールー(Shaka Zulu) ズールー族の戦士。 参考文献  ナショナルジオグラフィック『伝説の謎 事実かそれとも空想か』49頁
  • シャールカーニュ
    ハンガリー シャールカーニュ(Sárkány) サーカニィとも。 ハンガリー語で龍のこと。 参考文献  キャロル・ローズ/松村一男『世界の妖精・妖怪事典』156頁
  • ピーシャーヤナムン
    は行の妖怪 沖縄県 幽霊 ピーシャーヤナムン(Pīshāyanamun) 沖縄に伝わる山羊の幽霊。 出典となった文献『現行全国妖怪辞典』には、沖縄で山羊の幽霊であるとしか記されていない。 映画『妖怪大戦争 (2005年)』にも登場しており、この映画に登場する妖怪を紹介した本『写真で見る日本妖怪大図鑑』にも載っている。 『写真で見る日本妖怪大図鑑』ではピーシャーヤナムンは山原地方の山羊の魔物で、無数の小さな白山羊を幻術で出現させ、夜道を歩く者の股を小さな白山羊に潜らせることで精気を抜いて命を奪うものだと説明された。 参考文献  佐藤清明『現行全国妖怪辞典』39頁  朝里樹/闇の中のジェイ『日本怪異妖怪事典 九州・沖縄』327頁
  • グラーシャ・ラボラス
    ソロモンの72の悪魔 グラシャラボラス(グラシャラポワス) ソロモン72人の霊の一人。姿はグリフォンの翼のある犬である。
  • チェシャー・キャット
    イギリス 不思議の国のアリス チェシャー・キャット(Cheshire Cat) チェシャ猫。 ルイス・キャロルの小説『不思議の国のアリス』に登場するもの。 参考文献  桑原茂夫『図説 不思議の国のアリス』46頁
  • マタライ・シャムシ
    アフリカ マタライ・シャムシ(Matalai Shamsi) スワヒリに伝わる物語に登場する暁の女王。 参考文献  さくまゆみこ『キバラカと魔法の馬 アフリカのふしぎばなし』166頁
  • ヒュアキントス
    ギリシア神話 ヒュアキントス(Hyacinthus) ギリシア南部のラケダイモンに生まれた少年。 ペラ王ピエロスとクレイオの間に生まれる。 ヒアキュントスとも言う。 太陽神アポロンと西風神ゼピュロスに愛されたが、ゼピュロスの嫉妬により、命を落としてしまう。 その血から、ヒアシンスが咲いたとされる。ただし、伝説のヒアシンスは、今で言う百合やアヤメに似た植物で、真っ赤な花を持つものだったようだ。 ヒュアキントスは、美しいだけでなく、スポーツの得意な少年であった。 アポロンとゼフュロスは、彼の愛を得ようと争った。 しかし、この争いはアポロンの勝利に終わり、ヒュアキントスはアポロンに付き従うようになった。 ある日、円盤投げをして遊んでいた時、アポロンの投げた円盤をゼピュロスが風で投げ返した。 円盤はヒュアキントスの額に当たり、彼の命を奪った。 嘆き悲しむアポロンの前...
  • シャンバ・ボロンゴンゴ
    アフリカ シャンバ・ボロンゴンゴ(Shamba Bolongongo) シャムバ・ボロンゴンゴとも。 コンゴ民主共和国の南東部に住むブションゴ族の英雄。 参考文献  蔵持不三也『神話の世界地図』85頁  朝里樹/えいとえふ『世界怪異伝説事典』356頁
  • 中南米
    ...者を操るオビアというアシャンティ系の信仰、それに対抗する呪術師ミャル、そこら辺からブラックムスリムと混淆してできたラスタファリアニスム、あとプロテスタントの筈なんだけどアフリカン化してしまったポコメニアと呼ばれるもの、がある。 キューバ  奴隷の養殖場として機能した当初から、黒人の皆さんの知的水準が高く、さらにここへ引っ張ってきたスペイン人が、野郎だけで入植地へ行くとか、差別体系がいい加減とか、ほかの理由で、黒人の文化に対する旦那さま方の態度はマイルドであった。これとは別の筈だけど奴隷収容所はCabildo(聖堂参事会)というありがたい名前で、黒人の出身地ごとに分けて作られた。これがスペイン系の旦那さま方から奴隷をよく使えられるような状態を維持でき、アフリカ系人も自国の文化を維持できるという両方いい感じの機能を出すようになり、そこそこ多様な宗教が花開く。ただここは、1957年...
  • シャールガ・マダール
    ハンガリー シャールガ・マダール(Sárga Madár) ハンガリーの民話に登場する黄色い鳥。 参考文献  オルトゥタイ・ジュラ/徳永康元/石本礼子/岩崎悦子/粂栄美子『ハンガリー民話集』327頁
  • クライベイビーシャーク
    北米 クライベイビーシャーク(Cry-Baby Shark) 泣き虫鮫。 アメリカで語られた架空生物。 参考文献  ベン・C・クロウ/西崎憲『アメリカの奇妙な話1 巨人ポール・バニヤン』196頁  朝里樹『世界現代怪異事典』95頁
  • オーシャン・ボーン・メアリー
    北米 幽霊 オーシャン・ボーン・メアリー(Ocean Born Mary) 海に生まれたメァリ。 オーシャン・ボーン・メアリーというのは渾名であり、正確にはメアリー・ウィルソン・ウォーレスという。 アメリカのニューハンプシャー州ヘニカーの屋敷を守っている女性の幽霊。 参考文献  朝里樹『世界現代怪異事典』157頁  朝里樹『世界の都市伝説大事典』54頁
  • イェソド
    セフィロートの木 セフィラー イェソド(Yesod) カバラに出て来るセフィロートの木の9番目のセフィラーで、 ホッドからの神性の流出により生まれると考えられる。 一般的には「基礎」と意味付けされるが、これは「生命のもとになる精神的基礎」を表しており、 下位に続くマルクトへの直接的な受肉・誕生の基礎として存在する。 イスラエル・リガルディーは、エジプト神話のシュウ、ギリシア神話でのディアナ?、インド神話のガネーシャと対応していると言っている。(*1) アグリッパ『神秘哲学』による関連事項は以下である。 神格 シャッダイ(全能の神)、エル・チャイ(強大なる生者) 大天使 ガブリエル 天使の聖秩 ケルビム(強い者たち) 大悪魔 リリト(誘惑者たち) 悪魔の聖秩 ガマリエル(淫らなものたち) 天球 月 山北篤監修『魔法事典』での対応する諸々は以下である。...
  • ビナー
    セフィロートの木 セフィラー カバラ ユダヤ教 ビナー(Binah) セフィロートの木の3番目のセフィラーで、 コックマーからの神性の流出により生まれると考えられる。 一般的な意味は「理解」とされていて、普遍的な母性原理として受け取られ、 女性的受動的能力と関連する。 ホッド、ゲブラーと峻厳の柱を作る。 イスラエル・リガルディーは、インド神話のシャクティ、ギリシア神話でのクロノスと対応していると言っている。(*1) アグリッパ『神秘哲学』による関連事項は以下である。 神格 エロヒム(主)、エホバ・エロヒム(「主なる神」) 大天使 ツァフキエル 天使の聖秩 アラリム(「座天使たち」) 大悪魔 ルキフェル  悪魔の聖秩 ゴギエル(「隠すものたち」) 天球 土星 山北篤監修『魔法事典』での対応する諸々は以下である。 日本語 理解 神名 エロヒ...
  • アスタルテ
    エジプト神話 アスタルテ(Astarte, cstirtit) エジプトのアスタルテ アシュタルトとも。 その名は固有名詞である。 プタハを父に、バアル(セト)を夫に持つ。 戦争と闘争の女神であるアスタルテは一般的に盾と槍で武装した女性として描かれ、 アナトとともに王を守護し、セフメトから撒き散らされた病の悪霊を打ち払う。 戦闘においてアスタルテは、馬を司り王の戦車を導く。故に、『カルデアの女』や『馬と戦車の女主人』の異名を持つ。 また、彼女は王を守護する身にもかかわらず、セトと結合したためにホルス敵対者となった。  シリア=パレスチナ地方が起源の女神であり、ギリシア人に異国のアプロディテと呼ばれた。 伝説によると、潮に飲まれそうになったアスタルテをエジプトの神々がメンフィスに導き、プタハの娘としてメンフィスに居を構える。 外から見たアスタルテ ビブロ...
  • 北米
    地域別索引 北米 北米(North America) 北アメリカ大陸全般のこと。 そもそもはインディアンがすんでいたが、15世紀にコロンブスがヨーロッパ人にこの地を知らしめて以来 多くの移民がこの地へと訪れ、住み着いている。 アウェンハーイ アグロペルター アコーディアンティーター アスディワル アックスハンドルハウンド アップランドトラウト アドレット アナベル アマロック アメリア アメリカ狐 アンサーバック イクトミ ウィッフェンプーフ ウィントッサー ウォーキンスタンプ ウムフ オゴポゴ オーシャン・ボーン・メアリー ガアシエンディエタ ガイアスカタス カクタスキャット ガズンク カチナ ガニアグワイヘゴワ カラミティ・ジェーン カロポード キラークラウン ギリーガルー グーファン クライベイビーシャーク グリドルグリーザーピート グリニンマン グルースキャップ...
  • アスタロス
    ソロモンの72の悪魔 アスタロス(Astaroth, Ashtaroth, Ashtoroth) ソロモンの72の悪魔が1柱。 カタカナの表記は「アシュタロス」「アシュタロト」「アシュタロテ」「アスタロト」などいくつかある。 醜い天使の姿で、蛇またはドラゴンに乗っており、蝮を左手に持って地上へと現れる。 地獄では西方を支配する実力者で、主計長官職につき40の軍勢を率いている。 過去と未来についての知識を召喚者に与えるが、とてつもない悪臭を持つためそばに近寄られたくない悪魔とされている。 古代バビロニアの女神イシュタルがそのルーツにいるが、悪魔のアスタロスは男の姿をしている。
  • インド神話
    Index インド神話  インドの神々や神話は歴史時代よりはるか古くにさかのぼることができる。  前2600年から1800年にかけて、インド北西部にインダス文明が栄えた。 しかし、使用されていたインダス文字はまだ解読されていないので、どのような神話が知られていたかはわかっていない。出土品からは、「角への信仰」とくに「牡牛崇拝」や「一角獣」、「沐浴」(水で身体をきよめる)、「あぐらをかく男神」(後のシヴァ神)などの、インド伝統の要素がすでに見られていたことがうかがえる。  前1800年から1200年にかけて、インド・ヨーロッパ語族のインド・イラン語派に属すインド・アーリヤ人が北西部からインドへとやってきた。このアーリヤ人たちがインダス文明を滅ぼす原因になったのかどうかはわかっていない。しかしながら、彼らはインダス文明や土着の信仰に多くの影響を受け、ギリシア人がオリエ...
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