Fantapedia~幻想大事典内検索 / 「ケルト神話」で検索した結果

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  • ケルト神話
    Index ケルト神話ケルト神話の成立> <概要> <用語と登場人物たち>主要書物 登場人物 (…主な王…神々…など…) 主な神話 主な戦い 主な文化 <参考文献> ケルト神話 古代ケルト?の人々の創世の物語は、現在も謎のベールに包まれている。 彼らは生きとし生けるもの全ての物たちの中に神々の存在を見出していた(アニミズム)。また、輪廻転生や霊魂不滅(Immortality)の概念をもっている。 <ケルト神話の成立> 数多くの神話・伝説は口伝えで伝承されてきたが、成立した地域と言語によって下記の2系統に大別される。  アイルランド系列:<ゲール語>アイルランド?人・スコットランド?人 <マンクス語>マン島?人(マン島の言語は絶滅→再興の活動がなされているとか)      主としてアイルランド~イギリス北部で語り継がれた。      主要書物:『ラーイーン...
  • ダグザ
    ケルト神話  ダグダあるいはダグザは、ケルト神話の主神 みたいな神である。  おへそが出るようなチュニックに猟師が穿いてた馬ファーのブーツを履くという庶民的な恰好で、9つのイボイボが付いたでかいバットと魔法の豚に鍋を持つ。  嫁とか息子がいる。  ぽっちゃり系のイケメンなので、ミレシウス(ケルト人だ)の皆さん、フォモールの皆さんの女性は、この神にメロメロで彼に都合のいいことをばこばこする。もちろん填めまくる。 ケルト神話は大体、この神様の下半身派閥で構成される。  一応、玉座に座った時に、公人として「2万%冤罪の、息子へいちゃもん付けられて見殺し」という悲劇があったり(復讐は一応やったけど)、頓智で息子その2になんか奪われたりもする。 参考資料 井村君江『ケルトの神話』 キャサリン・m=ブリッグズ『妖精事典』
  • エポナ
    ケルト神話 エポナ(Epona) ケルト神話に於ける水の神にして馬の女神。 ただし、自身は馬の姿ではない。
  • トゥアハ・デ・ダナーン
    ケルト神話 トゥアハ・デ・ダナーン  ダヌ―の子ら とは、ケルト神話に出て来る神々の呼称である。  ケルトの関係は、最古の書物関係でも、創世神話がない(キリスト教の受容後でも、原初の人間はノアの箱舟に乗せてもらおうとして断られ、自前で船団作って、いきなりあるエリンへ漂着する)ので、この神々もどっかから来た皆さんである。  享楽的で、歌とか音楽が大好きである。  主神が、ダグザというぽっちゃり系の男前である。トゥアハデダナンの勝利はますらを共の悲喜こもごもの勲功と、彼の下半身派閥によって導かれる。  いろいろあって、彼らはフォモールなどの先住民を追いやり、エリン(アイルランドだ)の主となったが、後に来たミレシウス(ケルトの皆さん)といろいろあって、フェアリーさんとなる。 参考文献 井村君江『ケルトの神話』
  • クー・フーリン
    イギリス ケルト神話 クー・フーリン(Cú Chulainn) クー・フリン、ク・ホリン。 ケルト神話に登場する半神半人の英雄。 魔女スカサハの武を受け、ゲイボルグという槍を携え多くの戦場にて勝利を収めた。 間違いなく英雄の一人であったが、幼き頃に授かった「主は英雄となるが人生は苦難に満たされたものになる」との予言通りカラティン?一族との戦いで短い生涯を終えた。 参考文献  ライブ『365日で知る 現代オタクの教養』236頁  蔵持不三也『神話の世界地図』56頁  ライブ『二次元世界に強くなる 現代オタクの基礎知識』140頁
  • バロール
    ケルト神話 巨人 フォモール  バロールは、ケルト神話に出て来るフォモールの1である。  ドルイドであるお父さんが、なんかやってた際に、息子である彼の左目へなんぞ薬の蒸気がHITしたため、彼はそれ以降、一応無差別かつのべつまくなしにそこから破壊光線的なものを出すようになった。ので魔法の瞼(ものすごく思い)が取り付けられ、いつもは閉じていて、戦争時とかにあける。  フォモールさんとしては人望が厚い。  バロールさんは、奥さんでドルイドのcaithleann(カフリーン)妃から、「娘の息子に殺される」との予言を受けていた。お孫さんの名前はルーという。  トゥアハ・デ・ダナーンの人をだまくらかして、なんか屋敷を立てさせてたりいろいろある。 参考文献  健部伸明編『幻獣大全1 モンスター篇』218頁
  • スカサハ
    ケルト神話 スカサハ(Scáthach) 『影の国』の女戦士。 クー・フーリンに武術、魔術の極意を教え、魔法の槍ゲイボルグを与える。 主な参考文献 『ケルトの神話』井村君江 著 ちくま文庫
  • ゲイボルグ
    ケルト神話 ゲイボルグ クー・フーリンが『影の国』のスカサハに武術の極意とともに貰い受けた魔法の槍。 とても重く、投擲すると無数の矢じりが飛び出し、複数の相手に突き刺さる。 主な参考文献 『ケルトの神話』井村君江 著 ちくま文庫
  • Index
    ...欧神話(ドイツ) ケルト神話 エジプト神話 インド神話 ゾロアスター教 アメリカ・インディアン神話 アステカ神話 マヤ神話 イラン神話(ペルシャ神話) ウガリット神話(カナン、フェニキア神話) メソポタミア神話(シュメール、アッシリア、バビロニア) アフリカ神話 クトゥルー神話(Cthulhu Mythos) アーサー王伝説 仏教 キリスト教・ユダヤ教 イスラム教 ヒンドゥー教 ヴードゥー教 悪魔 天使・堕天使 妖精・精霊 妖怪 モンスター UMA 都市伝説 義賊 書物 童話・物語 オカルト 地域別索引 非常に多くの項目を含むので、地域別の詳細な目次は地域別索引を始めとする各当該項目参照 日本神話 日本神話(日本のページも参照のこと) 天照大御神(アマテラスオオミカミ・アマテラスノオオミカミ) 天津甕星(アマツミカボシ)、...
  • アヴァロン
    オカルト 死後の世界 ケルト神話  加筆キボンヌ(・∀・)
  • フィン・マックール
    イギリス ケルト神話 フィン・マックール(Fionn mac Cumhaill) アイルランドの英雄。 参考文献  清水晶子『英国 ヘンな旅先案内 ガイドブックに載らない不思議の地』48頁  蔵持不三也『神話の世界地図』58頁
  • ティル・ナ・ノグ
    ケルト神話 ティル・ナ・ノグ(Tír na n-Óg) ティール・ナ・ノーグとも。 『常若の国』『青春の国』という意味。 遠い昔トゥアハ・デ・ダナーンがミレー族に制圧され、追いやられた彼らがアイルランドの地下に作った楽園。
  • フォール
    ケルト神話 巨人  フォールは、マン島での巨人である。  「大男、総身に知恵が周りかね」というあほであるが、デミウルゴスとして働いている。そこの整合性を計るため、「キレて嫁にDVをしまくり石投げまくった」という設定で、あの石はフォールが、とやる。  ジミースクエアフットという猪型のフェアリーにうち跨り、島々を駆け回ったらしいのだが、角足のジミーさんは野良化した体で伝わっている。 呼称はフォモールの訛りと考えられる。
  • カリアッハ
    ...antasy 85 ケルト神話』131頁  池上正太『猫の神話』  キャサリン・ブリッグズ/平野敬一/井村君江/三宅忠明/吉田新一『妖精事典』68頁  キャサリン・ブリッグズ/井村君江『妖精Who's Who』90頁
  • フォモール
    ケルト神話 フォモールは、ケルト神話に登場する巨人である。Fogh(略奪)とMara(海)の合成語と考えられる。  水木しげる他はアイルランドの先住民ではないか視をしているが、健部伸明編『幻獣大全1 モンスター篇』によれば、彼らは「荒波のロッホラン(Lochlann)」という北の島を故郷とするとされ、また、モンマスのジェフリー『ブリテン列王史』に、アイルランドの巨石遺構は、「巨人たちがアフリカから運んできた」とあり、彼らがアフリカ人である可能性もある。スコットランドでは彼らは「ゲルマン民族」であるとされ、『オシァン』ではノルド人の王がロッホランに住む(スコティッシュ巨人は、「フォール」という)。他アンナ・フランクリン『図説妖精百科』によれば「クロマニョン人が見たネアンデルタール人」の可能性がある。  馬の頭をしていたり、ヤギの頭をしていたり、体の一部が欠けているよう...
  • ヤン・ガン・イ・タン
    .../高尾菜つこ『図説 ケルト神話伝説物語』226頁
  • エジプト神話
    Index エジプト神話  エジプト神話は、古代エジプトに伝わっていた神話。  その多くはヒエログリフによって記録されたが、一番有名な「イシスとオシリス」の物語はギリシア語で記録された後世のものである。  なお、以下の項目では、普通のアルファベット表記は伝統的なギリシア語風のつづり、その横にある、小文字で始まっているつづりは古代エジプト文字の音価をそのまま転写したもの(*1)である。 神々などの名前 アケル アスタルテ アトゥム アトン アナト アヌケト アヌビス アピス アポピス アモン アンドロスフィンクス イヒ イシス ウアジェト ウプアウト ウラエウス オシリス カア カデシュ クリオスフィンクス ゲブ サテト シュウ スフィンクス セシャト セト セフメト セルキス ソカリス ソティス ソプドゥウ タテネン テフヌト トゥエリス トト ヌト ヌン ネイト...
  • モリガン
    カラス変身する死神 ケルト神話最高のアイルランドの死の神。 戦場にカラスの姿で現れ、兵士を勇気づけたり、戦死者の肉を食したりする。 アルスターの英雄、クー・フーリンの最後の戦いで彼から求愛を拒まれ傷つけられた彼女は、戦争の女神ヴァハの協力を得て水中戦でウナギに化け、クー・フーリンの足に絡み付いて戦いの邪魔をし、その結果、彼が息を引き取るとカラスの姿で誇らしげにその肩に止まったという。 因に、戦争の女神ヴァハとモリガンは三位一体の存在で単一の女神という説もある。 そして、アーサー王伝説に登場する妖妃モリガンの原型ともいわれる。 参考文献 PHP社 世界の神々がよくわかる本 東ゆみこ
  • ブーディカ
    ...antasy 85 ケルト神話』22, 25, 48, 55, 344頁  祝田秀全『名画とあらすじでわかる!美女と悪女の世界史』90頁  新人物往来社『ヨーロッパの王妃・プリンセス200人』10頁  リンダ・ロドリゲス・マクロビー/緒川久美子『悪いお姫様の物語 おとぎ話のように甘くない24人の悪女の真実』53頁
  • ブレス
     ブレス(「美しい」とかの意)とは、ケルト神話に出て来る人物である。 ヌァザより一代後、一応玉座に座ってたこともある。 妻はダグザの娘ブリギッド、子供にルアザン 母にダーナ族のエリー、父にフォモール族のエラサがいる 「麗しのブレス」の異名を持ち、見目麗しく武勇にも秀でていたという  生後は、お母さんとこ(トゥアハ・デ・ダナーン)で育つ。 マグ・トゥレドの戦いにおいては優れた戦士として戦ったが、王に就いてからは重税を課し圧政を敷く暴君に成り果ててしまった。 医療神ディアン・ケヒトの息子ミアッハの治療によって腕が再生したヌァザの復位によって王位を失った事で、フォモール族側に着く。いろいろあってお父さんに泣きつくが、フォモールのパパは偉いので息子の失政を叱った後で、お礼参りをしてくれる。 それから20年の歳月の後、ダーナ神族への全面戦争を決めたバロール王の命令で、 首尾よくコノ...
  • 妖精
    妖精・精霊 ケルト神話 妖精(Fairy) 概要  妖精、は、通常、フェアリーの訳語として使われる。  『西遊記?』(中国のお話)にもちょっと出て来るが、こっちは中華オリジナルである。 お約束で、神様トゥアハ・デ・ダナーンの零落したやつである。 アーカン・ソナ アスレイ アーチン アバトゥワ イエレ ヴィヌシャプとビヌシャチ ヴィルデ・フラウ ウリシュク エルフ ギャリーベガー クワノカシャ ゴブリン コボルト サモディヴァ ジェニー・グリーンティース ジミー・スクウェアフット ジョガー スルーア タム・リン タルイス・テーグ ドゥエンデ トゥンデール ナグムワサック ニ・ペリ・トゥンジュン・ヴゥラン ニメリガー ニルンビー ヌネヒ パリゼット ピアレイ フラガ ペリ ポーチュン ポンベロ ユンボー リャナンシー ワグ・アット・ザ・ワ 主な文献  飯田正...
  • アケル
    エジプト神話 アケル(Aker, 3kr) その名は大地を意味していると思われる。アケルは大地を擬人化したものだが、 それはゲブが象徴しているような惑星というより、地表という意味においてである。 アケルは静的であり、受動的である。二頭のライオンの姿をとるアケルは地平線の番人として見られ、 同時に冥界のひとつのイメージであり、アケルは地下世界の神として、隠れた太陽であるアトゥムを、テュポン系の動物である蛇のアポピスの攻撃から守る。 第二の大地の神であるアケルは、聖域も礼拝所も持たないが、四元素の一つ(土)としていくつかの神殿の大宇宙図に描かれている。
  • スケルトン
    幽霊 スケルトン(Skeleton) 英語で骸骨のこと。 本来なら土に還るべき遺体が骨だけになっても動き続けているという怪物。生ける屍の肉が朽ち果てて骸骨となったか、あるいは最初から骸骨の状態で蘇ったもの。死後も当人の霊魂によって動き続けているか、他人の霊が取り憑いているか、あるいは魔法使いが動かしているだけという場合もある。 魔法使いは蘇らせた骸骨戦士を使い魔のように使役しているがこれは生前から邪悪だった者の亡骸からしか作れないという。この骸骨戦士は鎧を身につけることで骨がばらばらになるのを防いでおり、さらに何度倒しても復活する不死身の存在なので倒すのは困難を極める。 また、魔法使いが蘇らせていなくても骸骨の魔物は現れるようで、古戦場に現れた騎士を倒して鎧を剥ぐとそれが骸骨姿の亡霊だったという話や骸骨馬に乗った騎士の亡霊の話もある。 大航海時代には船内で流行病が発生した...
  • イェソド
    セフィロートの木 セフィラー イェソド(Yesod) カバラに出て来るセフィロートの木の9番目のセフィラーで、 ホッドからの神性の流出により生まれると考えられる。 一般的には「基礎」と意味付けされるが、これは「生命のもとになる精神的基礎」を表しており、 下位に続くマルクトへの直接的な受肉・誕生の基礎として存在する。 イスラエル・リガルディーは、エジプト神話のシュウ、ギリシア神話でのディアナ?、インド神話のガネーシャと対応していると言っている。(*1) アグリッパ『神秘哲学』による関連事項は以下である。 神格 シャッダイ(全能の神)、エル・チャイ(強大なる生者) 大天使 ガブリエル 天使の聖秩 ケルビム(強い者たち) 大悪魔 リリト(誘惑者たち) 悪魔の聖秩 ガマリエル(淫らなものたち) 天球 月 山北篤監修『魔法事典』での対応する諸々は以下である。...
  • イヒ
    エジプト神話 イヒ(Ihy、ihy) その名はおそらく『楽土』を意味する。裸体の少年の姿で表されるが、古くは仔牛の形で崇拝されていた。ハトホルの息子であり、時にセフメトの息子ネフェルト?、ホンスと同一視される。葬祭の神として人々は葬儀の際イヒの加護を祈る。 参考文献 ステファヌ・ロッシーニ、リュト・シュマン・アンテルム『図説エジプトの神々事典』89頁
  • イラン神話
    Index 概要イラン前史 ペルシア帝国とスキタイ人 ゾロアスター教 ヘレニズム時代のイラン神話 その終り イランとインド神話の対応 イラン神話に関係する名前神々 人物 史料など おもな参考文献 概要  イラン(ペルシア)の神話のこと。  ペルシアとは、普通はイランのことをギリシア側から呼んだ他称の事だが、言語学的には、イランを古代のスキタイ語やサルマティア語、現代のクルド語、オセット語などを含んだイラン語派のことをまとめてイランと呼び、狭い意味でのイランをペルシアと呼んで区別することがある。たとえばパフラヴィー語は中期イラン語の一種で、中期ペルシア語のことである。楔形文字で残っているアケメネス朝ペルシアの碑文は古代ペルシア語で、アヴェスター語とともに古代イラン語を形成する。 これはイラン諸語の話者にもあてはまり、スキタイ人やサルマティア人はペルシア人と同じイラン系民族で...
  • インド神話
    Index インド神話  インドの神々や神話は歴史時代よりはるか古くにさかのぼることができる。  前2600年から1800年にかけて、インド北西部にインダス文明が栄えた。 しかし、使用されていたインダス文字はまだ解読されていないので、どのような神話が知られていたかはわかっていない。出土品からは、「角への信仰」とくに「牡牛崇拝」や「一角獣」、「沐浴」(水で身体をきよめる)、「あぐらをかく男神」(後のシヴァ神)などの、インド伝統の要素がすでに見られていたことがうかがえる。  前1800年から1200年にかけて、インド・ヨーロッパ語族のインド・イラン語派に属すインド・アーリヤ人が北西部からインドへとやってきた。このアーリヤ人たちがインダス文明を滅ぼす原因になったのかどうかはわかっていない。しかしながら、彼らはインダス文明や土着の信仰に多くの影響を受け、ギリシア人がオリエ...
  • シュウ
    エジプト神話 シュウ(Shu、św)  その名は『光る大気』『光り輝く生気の揺らめき』を意味する。基本的には、人身の姿をもって表されるがごくまれにライオンの頭を持った男性の姿で表される。エジプト神話の世界創生に関わる神の一人。彼は大気命の息吹命の根源であり、それらを死者に伝達する。また彼は、風や、雲、霧などの気象現象を支配する。常に交わっている点の女神ヌトと土地の神ゲブに嫉妬したラーによって二人の間に送り込まれ、二人を引き離した。その後ヌト(空)が落ちてこないように彼女をその手で支え続けている。 参考文献 ステファヌ・ロッシーニ、リュト・シュマン・アンテルム『図説エジプトの神々事典』172頁
  • エジプト
    地域別索引 アフリカ エジプト(Egypt) アフリカ大陸北東部に存在する国の一つ。砂漠・スフィンクス・ピラミッドで有名。 エジプト文明をその文化の祖に持ち、歴史は非常に古い。 エジプト神話 オベリスク ハイドロス ピラミッド ファラオさま フェニックス ロドピス ワジト 主な文献  リチャード・ウィルキンソン/内田杉彦『古代エジプト神々大百科』  ステファヌ・ロッシーニ/リュト・シュマン=アンテルム/矢島文夫/吉田春美『図説 エジプトの神々事典』  朝里樹/えいとえふ『世界怪異伝説事典』  沖田瑞穂『世界の神話』  吉田敦彦『世界の神話101』
  • ネフェルテム
    エジプト神話 ネフェルテム(ネフェルトゥム)(Nefertem、nfr-tm)  その名は、『アトゥムは完全なもの』『完全で美しいもの』『存在と日存在が完全にそろっているもの』を意味する。彼はライオンの頭を持つ男性として描かれるが、睡蓮の花の髪飾りをつけた男性として表されるほうが一般的である。彼は睡蓮の花の神であり、古代エジプトでは太陽は睡蓮の花から昇ると思われていたため太陽神と関連付けられる。そのことから、彼はラーの一つの形とされ、太陽神が乗る小船に睡蓮の花が描かれる。また彼は使者の裁判に立会い、罪人の魂を鎖で縛りばらばらに切り刻む。 参考文献 ステファヌ・ロッシーニ、リュト・シュマン・アンテルム『図説エジプトの神々事典』123頁
  • ケセド
    セフィロートの木 セフィラー カバラ ユダヤ教  このセフィラーは(目羅公和訳では「チェセド」)は、生命の木?のカバラのやつの、セフィロートの木の4番目で、ビナーからの神性の流出により生まれると考えられる。 一般的な意味は「慈悲」とされており、全ての同情・繁栄の源であり、 また、全ての世界における祝福の源である。 全てに対し、反対の位置にあるゲブラーと常に相対しながら一緒に関係する。 ネツァッフ、コックマーと慈悲の柱を作る。 イスラエル・リガルディーは、エジプト神話のアマウン(アモン)、ギリシア神話でのゼウス、北欧神話のトールと対応していると言っている。(*1) アグリッパ『神秘哲学』による関連事項は以下である。 神格 エル(「偉大なるもの」)、 大天使 ツァドキエル 天使の聖秩 ハスマリム(「光輝あるものたち」) 大悪魔 アスタロト 悪魔の聖秩...
  • アスタルテ
    エジプト神話 アスタルテ(Astarte, cstirtit) エジプトのアスタルテ アシュタルトとも。 その名は固有名詞である。 プタハを父に、バアル(セト)を夫に持つ。 戦争と闘争の女神であるアスタルテは一般的に盾と槍で武装した女性として描かれ、 アナトとともに王を守護し、セフメトから撒き散らされた病の悪霊を打ち払う。 戦闘においてアスタルテは、馬を司り王の戦車を導く。故に、『カルデアの女』や『馬と戦車の女主人』の異名を持つ。 また、彼女は王を守護する身にもかかわらず、セトと結合したためにホルス敵対者となった。  シリア=パレスチナ地方が起源の女神であり、ギリシア人に異国のアプロディテと呼ばれた。 伝説によると、潮に飲まれそうになったアスタルテをエジプトの神々がメンフィスに導き、プタハの娘としてメンフィスに居を構える。 外から見たアスタルテ ビブロ...
  • ハレンドテス
    エジプト神話 ハレンドテス(hr-n-d-it.f)  その名は『父の守護者ホルス』『父の後見人ホルス』を意味する。隼の頭を持った人間の姿で表される。神話上のファラオの前任者。彼はオシリスの敵を打ち倒し、その墓を作り、葬儀を行い、オシリスに正当化の証の王冠を授けた。 参考文献 ステファヌ・ロッシーニ、リュト・シュマン・アンテルム『図説エジプトの神々事典』80頁
  • ゲブラー
    セフィロートの木 セフィラー カバラ ユダヤ教 ゲブラー(Geburah) このセフィラーは、セフィロートの木の5番目で、ケセドからの神性の流出により生まれると考えられる。 一般的な意味は「厳正」「力」「厳格な正義」等と呼ばれ、 「神の裁き」に見られる「正す暴力」として、ケセドと協同して全てに関係する。 不均衡を正す為に行われる破壊的力であるが故、一般的な「破壊的暴力」と同義ではない。 ホッド、ビナーと峻厳の柱を作る。 イスラエル・リガルディーは、エジプト神話のネフティス、ギリシア神話でのマルス?と対応していると言っている。(*1) アグリッパ『神秘哲学』による関連事項は以下である。 神格 エロー(全能の神)、エロヒム・ガボル(戦の神) 大天使 カマエル 天使の聖秩 セラピム(「火の蛇たち」) 大悪魔 アスモデウス 悪魔の聖秩 ゴロハブ(焼く者た...
  • コックマー
    セフィロートの木 セフィラー コックマー(Chokmar) セフィロートの木 セフィラー カバラ ユダヤ教  このセフィラーはセフィロートの木の2番目にあたり、ケテルからの神性の流出により生まれると考えられる。 一般的な意味は「知恵」とされていて、普遍的な男性原理として受け取られ、男性的能動的能力と関連する。 「コクマー」「ホックマー」などと表記されることがある。目羅公和訳では「チョックマー」 ネツァッフ、ケセドと慈悲の柱を作る。 イスラエル・リガルディーは、エジプト神話のトート?、ギリシア神話でのアテナと対応していると言っている。(*1) アグリッパ『神秘哲学』による関連事項は以下である。 神格 ヤー エホバ(主)(なおアグリッパは「ヨド・エホバ」なる語を用いている)、 大天使 ラズィエル 天使の聖秩 オファニム(有力者たち) ...
  • ホッド
    セフィロートの木 セフィラー ユダヤ教 カバラ ホッド(Hod)  ホッド(הוד「光輝」の意)はセフィロートの木の8番目のセフィラーで、 7ネツァッフからの神性の流出により生まれると考えられる。 ビナー、ゲブラーと峻厳の柱を作る。 ホッドは一般的に「光輝」または「名声」と表現される為、「栄光」として捉えられることが多い。 正義と美の獲得したものとして結びつき、ネツァッフと見合っている存在。 イスラエル・リガルディーは、エジプト神話のアヌビス、ギリシア神話でのヘルメスと対応していると言っている。(*1) アグリッパ『神秘哲学』による関連事項は以下である。 神格 エロヒム・サバオト(万軍の神)、 大天使 ミカエル 天使の聖秩 ベネ・エロヒム(神々の息子たち) 大悪魔 アドラムメレク  悪魔の聖秩 サマエル(偽証告発者たち) 天球 水星 山北篤監...
  • ティフェレト
    セフィロートの木 セフィラー ユダヤ教 カバラ ティフェレト(Tiph ereth) ヘブライ語תִּפְאֶרֶתを正確に近く表記するならティフエレト。 (目羅公和訳では「ティパレト」)は、セフィロートの木の6番目のセフィラーで、ゲブラーからの神性の流出により生まれると考えられる。 一般的な意味は「美」とされており、木の中心に存在している。 ティフェレトはマルクトを除く他全てのセフィラーと繋がっており、全ての存在の中枢、人間の精神的な目的・中心を表している。 マルクト、イェソド、ケテルと均衡の柱を作る。 イスラエル・リガルディーは、エジプト神話のラー、ギリシア神話でのアポロンと対応していると言っている。(*1) アグリッパ『神秘哲学』による関連事項は以下である。 神格 エロアー・ヴァ=ダート(「顕現の神」)、エロヒム(「神」) 大天使 ラファエ...
  • ネツァッフ
    セフィロートの木 セフィラー ネツァッフ(Netzach) ネツァフ(目羅公和ほか訳では「ネツァク」)は、セフィロートの木の7番目のセフィラーで、 ティフェレトからの神性の流出により生まれると考えられる。 一般的な意味は「勝利」とされており、感情の根底である美と、 感情的な体験(祝福)との結びつき、ホッドと見合っている存在。 ケセド、コックマーと慈悲の柱を作る。 イスラエル・リガルディーは、エジプト神話のハトホル、ギリシア神話でのアプロディテあるいはニケと対応していると言っている。(*1) アグリッパ『神秘哲学』による関連事項は以下である。 神格 エホバ・サバオト(「万軍の主」)、 大天使 ハニエル 天使の聖秩 エロヒム(神々) 大悪魔 バール  悪魔の聖秩 ノガー(略奪者たち) 天球 金星 山北篤監修『魔法事典』での対応する諸々は以下である...
  • アナト(シリア)
    ウガリット神話? アナト オリエントにおいて生誕と死を司る女神。バールの妹であり妻でもあると言われる。 エジプトにも「アナト」と言う女神がいる。(「アナト」参照)
  • プタハ
    エジプト神話 プタハ(Ptah、pth)  その名は、『創造するもの』を意味する。人の姿、又はミイラの姿で表される。メンフィスの神話では、原初のときヌンとして存在しており、彼は言葉または、こねた泥により世界を創造した。その際に創造した神が体内にとどまり、ホルスが心臓、トトが舌になり、その二神が融合しアトゥムになったと伝えられる。 参考文献 ステファヌ・ロッシーニ、リュト・シュマン・アンテルム『図説エジプトの神々事典』146頁
  • オシリス
    エジプト神話 オシリス(Osiris、iw.s-ir.s, wsir) 一般的に白い多い布をまとったミイラの姿で表される。ヌトとゲブの息子であり妹イシスの夫。エジプトにおける神話上の最初の王であり、人々に農耕や灌漑技術、神の正しい奉り方を授けたとされる。また彼はその王位を狙う弟のセトに殺害されてしまうが、妻イシスの奮闘により見事復活を果たす。その後、彼は冥界の神として死者の魂を裁く。 参考文献 ステファヌ・ロッシーニ、リュト・シュマン・アンテルム『図説エジプトの神々事典』137頁
  • ヒエラコスフィンクス
    エジプト神話  スフィンクス ヒエラコスフィンクス 隼の頭を持つスフィンクス。 残念なことに、スフィンクスの物語は人間の頭を持つアンドロスフィンクスしか残っておらず、 残りの2体(ヒエラコスフィンクスとクリオスフィンクス)についての物語は残っていない。
  • ケテル
    セフィロートの木 セフィラー カバラ ユダヤ教  生命の樹?のカバラのやつの、セフィロートの木の1番目、ケテル(「王位」とかの意)は、セフィロートの木の最頂部に位置するセフィラーで、 木を通して到達し得る、人間の存在的進歩の最上部を示す。 最低点であるマルクトが象徴する「受肉による堕落」から一番遠い位置にある。 マルクト、イェソド、ティフェレト、ケテルの頂点として均衡の柱を作る。  イスラエル・リガルディーによれば、エジプト神話の「プター」(プタハ)、ギリシア神話のゼウスに対応する(*1) 一般的な意味は「至福」とされ(出典不明)、旧約聖書的な「光在れ」のその瞬間としても捉えられる。 アグリッパ『神秘哲学』による関連事項は以下である。 神格 エヘイエー(「我有り」)、 大天使 メタトロン 天使の聖秩 ハージョト(神聖なる生き物たち) 大悪魔 サタン...
  • ヌン
    エジプト神話 ヌン(Nun、nwwn)  その名は最初の海『アビュッソス』を意味しそこから『水』そのものも意味する。めったに表現されることはないが、彼は水に腰まで浸かり太陽を腕で支える男性の姿で描かれる。世界を構成する最初の物質である原初の海であり、彼からアトゥムは生まれ、アトゥムが世界の全ての基礎を作り上げた。彼のような存在は日本、ギリシア、など他国の神話に登場する。 参考文献 ステファヌ・ロッシーニ、リュト・シュマン・アンテルム『図説エジプトの神々事典』131頁
  • ムト
    エジプト神話 ムト(Mut、mwt)  その名は『禿鷹』を意味するが、同じ語が『母』も意味する。禿鷹の皮と二重王冠をかぶった女性の姿で表される。彼女はアモンの妻であり、娘であり、母とされる。 参考文献 ステファヌ・ロッシーニ、リュト・シュマン・アンテルム『図説エジプトの神々事典』121頁
  • バアル
    エジプト神話 バアル(Ba al) エジプトのバアル(Bâr、bcr)  東方風の服を着た人間の姿で表される。彼は雷雨や嵐など自然の力を体現する戦いの神。元はパレスチナを起源とする神であり、セトと同一視され、戦場において王を助け武器の扱い方、勝者の勇敢さを授ける。 バアルという名 「バアル」と読む語は「バール」と表記することも出来るが、このサイトでは フェニキア神話のバールやソロモンの悪魔のバエルとの区別の都合上 この表記で統一させていただく。 参考文献 ステファヌ・ロッシーニ、リュト・シュマン・アンテルム『図説エジプトの神々事典』45頁
  • カア
    エジプト神話 カア(Ka、k3)  その名は『魂』『霊』などと解釈されている。彼は大盾の上に置かれたヒエログリフ、もしくは擬人化されて表現される。彼は『神』ではなく『神』という概念を擬人化した存在である。 参考文献 ステファヌ・ロッシーニ、リュト・シュマン・アンテルム『図説エジプトの神々事典』96頁
  • イエス
    イエス(Jesus) 一世紀のパレスチナで活躍した宗教家。キリスト教の開祖。 この当時腐敗していた律法学者やファリサイ派を批判し、 彼らの形式的な信仰を否定した。 新約聖書の英語表記New Testamentはイエスを通して結ばれた神と人との新しい契約であることを表している。 イエス(Jesus) 思想 系図 兄弟姉妹 奇跡 宗教的位置づけ キリスト神話説 参考文献 参考サイト 思想 安息日に病を癒す、など律法に反する行動をしているが 本人は律法に反するとは考えておらず、むしろ 「律法を完成させる」(『マタイによる福音書』 5 17)ものであると主張した。 律法学者やファリサイ派の言うことは守りなさい、と 言うが、その行いは真似てはいけない、という(マタイ23 1-5)。 その理由は言うだけで、実行しないため、彼らは他人の肩に荷物を 背負わせるが、自分...
  • ハルポクラテス
    エジプト神話 ハルポクラテス(Harpokrates、hr-p3-hrd) オシリス神とイシス女神の子、幼児ホルスと呼ばれる。裸で両膝を立てて座り、指をくわえた子供の姿で表される。穀物、パン、収穫の神とされる。 参考文献 ステファヌ・ロッシーニ、リュト・シュマン・アンテルム『図説エジプトの神々事典』85頁
  • イシス
    エジプト神話 イシス(Isis、3st)  その名は腰掛を意味する。基本的には女性の姿をとるが、さまざまな動物の形をとる(雄牛、雌河馬、蠍、等)。ヌトの娘であり、オシリスの妻かつ妹であり、ホルスの母親。 参考文献 ステファヌ・ロッシーニ、リュト・シュマン・アンテルム『図説エジプトの神々事典』91頁
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