Fantapedia~幻想大事典内検索 / 「茨木童子」で検索した結果

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  • 茨木童子
    日本  鬼 茨木童子(いばらきどうじ) 茨城童子とも書かれる。 『一条戻り橋?』あるいは『羅生門?』の鬼として知られる。  生まれながらに歯が全てはえ揃っており、生まれてすぐに歩いたという。 母親の腹の中に十六ヶ月もいたため、大変な難産であり、母は茨木童子を産んでまもなく亡くなってしまった。  その後実父によって茨木村(*1)の床屋前に捨てられ、髪結床屋の養子として育つ。  ある日、童子が客の頭を剃っていたとき、誤って客を傷つけてしまった。流れ出た血が指につき、童子はそれを舐めた。 血の味を覚えた童子は、それから故意に客を傷つけ、血を舐めるようになった。気味悪がった客は店から遠のき、床屋は寂れた。  ある時、童子は親方に呼ばれ、「客がいなくなったのはお前のせいだ」と激しく叱責される。 翌朝、童子が顔を洗うために川へ行き、親方に叱られたことを思い出しなが...
  • 酒呑童子
    ...伝説通りの鬼であり、茨木童子、唐熊童子?らをはじめとする多くの鬼を率いる鬼王である。  陰陽師・安倍晴明によって隠れ家を突き止められた酒呑童子たちは、 帝より鬼退治の勅命を受けた武将・源頼光とその配下の四天王により討たれることとなる。  頼光たちは童子らをだまし、鬼の力を封じるという神酒をのませ、その寝首を掻く。 自分がだまし討ちにあったことを知った酒呑童子は、首を落とされながらも頭だけで頼光に襲い掛かり、 「鬼に横道はなし」と激しく罵ったという。  その後、頼光一行らが酒呑童子の首級を京の都へ持ち帰ろうとするのだが、 途中、休憩のために立ち寄った老ノ坂にて、道端のお地蔵様に、 「天子様のおられる都に鬼の首などという不浄な物を入れてはならん」と言われた途端に、 童子の首は持ち上がらなくなってしまい、一行はやむなくそこに首塚を作り、酒呑童子の供養をしたという。 ...
  • 日本
    ...(あべのせいめい) 茨木童子(いばらきどうじ) 井上円了 浦島太郎 役小角(えんのおづの) 鬼 陰陽師(おんみょうじ) 果心居士(かしんこじ) 河童 賀茂忠行?(かものただゆき) 狐 清姫(きよひめ) 空海(くうかい) 紅葉(くれは) 高坂甚内(こうさかじんない) 後鬼?(ごき) 古事記(こじき) 牛頭?(ごず) 最澄(さいちょう) 三十六禽? 式神 七福神 十二神将 酒呑童子(しゅてんどうじ) 聖徳太子(しょうとくたいし) 前鬼?(ぜんき) 土蜘蛛 天狗 童子切安綱(どうじきりやすつな) 土左衛門(どざえもん) 鳥山石燕?(とりやませきえん) 蜻蛉切 鍋島化け猫騒動 ニッカリ青江 日本書紀(にほんしょき) 日本の竜 祢々切丸(ねねきりまる) 人魂(ひとだま) 風神 藤原千方(ふじわらのちかた) 村正 馬頭?(めず) 八百比丘尼(やおびくに) 雷切 雷神? 霊仙三蔵
  • 座敷童子
     さ行の妖怪 日本 妖怪  座敷童子とは、一応東北地方の屋敷に出る妖怪である。  でも汎日本的に、家にいて掃除したり悪戯したりする何かちっちゃい者 の伝承がある。  普通の子供みたいなのから、ノタバリコ チョーピラコと呼ばれる若干不気味なものまでいる。それについて、柳田は、資料にならんのか、村上健司は、「水子を家の中で処理した」風習との関連を示唆している。  多田克己によれば、夫婦で出るとか。  柳田國男は『妖怪談義』で、巫女の使う使い魔との関連を示唆している。村上健司によれば、座敷童子について「大工の後悔など」が化けて出たとされる地方があると言う。 参考文献  村上健司『日本妖怪大事典』  多田克己『幻想世界の住人たち 日本篇』  柳田國男『妖怪談義』
  • 童子切安綱
    日本 童子切安綱(どうじきりやすつな) 源頼光?が所持し、酒呑童子を斬ったという太刀。 伯耆安綱作。刃長約80㎝。現在は東京国立博物館所蔵の国宝。 天下五剣の一つ。 源頼光の子孫から足利将軍家、豊臣秀吉、徳川家康、二代将軍秀忠、松平忠直、松平光長に渡り、終戦後、数人の所有者を替え、国が買い取り現在に至る。また、坂上田村麻呂や新田義貞、織田信長も所有したと言う。 酒呑童子を斬った以外に実戦に使用された事はないが、作州津山松平家時代に試し切りをしており、その際、町田長太夫という人物が積み重ねた罪人の死体6体を両断し、勢い余って土台まで斬りつけたという(こうした試し切りで刀の善し悪しを判断していたらしく、明確な規定は無いが3体も斬れば業物らしい)。 また、この刀を研ぎに出したところ、刀と一緒に狐たちが大移動したり、火事の時、狐が刀の危機を知らせたという。 狐付...
  • 竹の子童子
    た行の妖怪 竹の子童子(Takenoko Dōji) 香川県の昔話に登場する妖怪。 参考文献  朝里樹/毛利恵太『日本怪異妖怪事典 四国』111頁
  • 不動明王
    仏教 明王 不動明王・不動尊 (1)大日如来の化身で、右手に剣、左手に縄を持ち、弁髪を左に垂らした姿をしている。 (2)梵語では『動かぬ尊』を意味する「アーリヤ・アーチャラノウダ・ビニアアーランジャ」から来ている。召使いとして、二人の童子(制吒迦童子・矜迦羅童子)を引き連れている。基は『不動使者』と呼ばれる「使いっ走り」のイメージが強かったが、一行により初めて『不動明王』の名が出された。 (3)また『比良山古人霊託』では、不動明王は天狗が恐れる存在としても記されている。 ○日本に残る不動明王の逸話 波斬り不動 空海が唐より帰国する際、船は高波に遭遇した。もはやこれまでかとなったとき、空海は恵果阿闍利より戴いた不動尊の尊像を思いだし、祈願したところ不動尊は剣で高波を斬りつけ、とたん高波は収まったという。以来その尊像は『波斬り不動』と呼ばれ国宝に指定されている。 ...
  • 天下五剣
    日本 天下五剣(てんかごけん) 名刀の中の名刀、五振の呼び名。いつ頃から呼ばれ始めたかは不明。 大典太光世(大傳太) おおてんたみつよ、おおでんたみつよ 前田利長(or利家)の娘の病気を治したという 鬼丸国綱? おにまるくにつな 夢の鬼を退治したという太刀 数珠丸恒次 じゅずまるつねつぐ 日蓮上人の護持刀 童子切安綱 どうじきりやすつな 酒呑童子を斬った太刀 三日月宗近 みかづきむねちか 焼刃の模様に三日月が見られることからこう呼ばれる
  • 倉ぼっこ
     か行の妖怪 日本 妖怪 倉ぼっことは、えーと倉庫の座敷童子である。 参考文献  村上健司『日本妖怪大事典』
  • 妖怪
    Index 妖怪 超自然の具現とも言える存在。幽霊と異なるとされることが多いが、その区別は諸説ある。 基本的に恐怖の対象だが、座敷童子(ざしきわらし)のようにそうでないものも存在する。 日本のみならず世界中に存在する。が、分類上西洋出身の者は一部例外を除きモンスターに分類させていただく。大体 フェアリーなどと同じく「零落した神」である。 現在、妖怪とされているものには3つの分け方が出来る。 1:民俗伝承によって伝わったり、古典に記載されたりしているもの。 2:江戸時代、絵師たちによって作られたもの。 3:現代になって新たに創作されたもの。 1で分類されるのは座敷童子、小豆洗い、うぶめなどである。 2で分類されるのは鳥山石燕?が描いた暮露暮露団などである。 3で分類されるのは水木しげるが創作した可能性のある樹木子、バックベアードがいよう。『...
  • 文殊菩薩
    仏教 文殊菩薩 ○智慧を司る菩薩で、普賢菩薩と共に釈迦の脇侍を勤める。『胎蔵界曼荼羅』の『中台八葉院』には、右手に梵篋を持ち、左手に五鈷杵が乗った蓮華の花を持って、髪を五つ束ねた宝冠を抱いている。しかし、『文殊院』では、左手に三鈷杵を乗せた童子姿で描かれている。単独で祀られる事も多く、チベットなどでも人気が高い。 参考 新紀元社 密教曼荼羅
  • 竜宮
    日本 竜宮とは、他の世界である。 『浦島太郎』譚他では、タイやヒラメの舞い踊り、他楽しいとか面白いとかで、用法用量を守れば大変すばらしいものとなる玉手箱とかがある大変すばらしいものである。  高橋昌明『酒呑童子の誕生』によれば、そこは水界で、大江山の門をくぐったところも竜宮であるほか、「山中に」竜宮城への入り口があるとかの話が散見される(*1)という。  大体、時間の流れが通常空間と異なっている。  龍宮は水界なので、龍王がふんぞり返っている。
  • た行の妖怪
    妖怪  た行の妖怪タオヤジ 高女(たかおんな) タキタロウ 竹の子童子(たけのこどうじ) 玉梓(たまずさ) ダンガサマジムン たんころりん チカバク チクリ 血吸い(ちすい) 千々古(ちぢこ) 乳っこ担ぎ(ちちっこかつぎ) チニブマジムン チブル 塵塚怪王(ちりづかかいおう) 付喪神(つくもがみ) 土蜘蛛 土転び 槌の子狸(つちのこだぬき) ツブラー 鶴狐(つるぎつね) 釣瓶火(つるべび) 鉄鼠(てっそ) テッチ 手の目 照兜魚(てるとうお) デレスケボーコン 天狗 天狐(てんこ) テンゴメ テンジ 天井下がり 天井舐め(てんじょうなめ) 天地震動斎(てんちしんどうさい) 豆腐小僧(とうふこぞう) 髑髏宿借(どくろやどかり) トシドン 百々目鬼(どどめき) 巴(ともえ) 虎狼(とらおおかみ) 泥田坊(どろたぼう)
  • 雷獣
    や行・ら行・わ行の妖怪 日本 妖怪  雷獣とは、一応日本の一応妖怪である。  中国の『捜神記』とかでは、雷と伴に落ちて来たらしきそれを食べた、という記述があるが、村上健司の資料には、日本人はそういうのをやってないらしい。  造形は資料によってバリエーションに富むが、村上は「二尺ほどの体躯と七、八寸の尻尾と鋭い爪を持つ子犬のような存在」と根性で纏めている。  『酒呑童子の誕生』には、中華の雷獣は春になると出てきて、秋には地下へもぐる、鶏か猪のようなもの、と書かれているが、『信濃奇勝録』収録のも、「千年モグラ」と呼ばれるこの生き物が、冬に土を穿って地下へもぐると描かれている。 参考文献  村上健司『日本妖怪大事典』353頁
  • さ行の妖怪
    妖怪 さ行の妖怪サガィマタ 逆柱?(さかばしら) 栄螺鬼?(さざえおに) 座敷童子(ざしきわらし) サダ さとり? ザラザラザッタラ 猿神(さるがみ) 三頭竜(さんとうりゅう) 三眼八面(さんめやづら) 七人御先(しちにんみさき) 七歩蛇(しちふじゃ) しっぺい太郎(しっぺいたろう) 蛇骨婆?(じゃこつばば) 蛇帯?(じゃたい) 三味長老?(しゃみちょうろう) 朱の盆?(しゅのぼん) 樹木子(じゅぼっこ) 女陰の幽霊(じょいんのゆうれい) しょうけら? 小便飲み(しょうべんのみ) 絡新婦(じょろうぐも) 白容裔(しろうねり) 神虵魚(じんじゃうお) 神社姫(じんじゃひめ) 人面樹(じんめんじゅ、にんめんじゅ) 水虎(すいこ) スカ屁(すかべ) 雀魚(すずみを) 裾を食う杭(すそをくうくい) すねこすり 銭細工猪(ぜにざいくいのしし) 銭だるま(ぜにだるま) 千山鯉(せんざんり) 袖ひ...
  • ロシア
    地域別索引 ロシア ロシア(Rossiya,露西亜) ユーラシア大陸に存在する国の一つ。ヨーロッパ東部からシベリアまでを占める。 スラヴ人の伝承が何となく残っているほか、ちょびえt すいませんソ連時代に、倒立した世界意識として迫害され弾圧され抹消されたキリスト教の聖典旧約聖書の保存状態のものすっごくいい写本が、現存しており、そのビブリア・ヘブライカ・シュトゥットガルテンシアは、「レニングラード写本」と呼ばれて重宝されている。なおソ連が崩壊しても呼称が「サンクトペテルブルグ写本」になってない。 アルバストル ヴァンニク ヴェーレス ヴォジャノーイ オブダ オブヂェリーハ カラボス キキーモラ ケリコフ ケレメト シシーガ ジュシュテ・ムジェ センドゥシヌィ チョールト ドモヴォーイ ヌチニーク ノルカ ペルーン ポルドニッツァ ポレヴィーク レーシー レソヴィーク ル...
  • 藤原千方
    日本 藤原千方(ふじわらのちかた) 伊賀・伊勢のあたりで勢力を持ったとされる伝説上の豪族で、朝廷に対して叛逆を企て、滅ぼされたとされる。 『尊卑分脈』などには藤原秀郷の孫に当たる人物に同名が見えるが、説話類が示す年代(これも異同があるが)とそぐわず、また正史にも記述がない。 伝承によると、千方は四人の鬼(四鬼)を使役した。鋼のように堅固な体を持つ「金鬼(きんき)」、風を操り敵城を吹き破る「風鬼(ふうき)」、水を操り洪水を起こす「水鬼(すいき)」、姿を消し突如襲いかかる「隠形鬼(おんぎょうき)」の四人がそれである。(なお、隠形鬼については、異なる名前・能力を伝える伝承もある。) この鬼たちの猛威に官軍は大いに苦戦した。しかし紀朝雄(きのともお:伝未詳、架空人物か)が「草も木も我が大王(おおきみ)の国なれば いづくか鬼の棲(すみか)なるべき」との和歌を送ったところ、...
  • 真言立川流
    仏教・密教・真言宗 真言立川流 (1)『邪教立川流』と言う名でも呼ばれ、醍醐寺の僧『仁寛』が開祖とされる。陰陽道の者達の手により、現在の東京都立川市が拠点となっていたとされる。『髑髏本尊』や『荼吉尼天法』と呼ばれる業法が、その存在をさらに『邪教』として認識する基となったとされている。 真言立川流は一時爆発的な人気を呼び、一時期国内の主要寺院は立川流となったとされる。しかし、高野山門主である宥快と言う僧が『邪教』として批判したため、立川流に関する書物を全て焚書されてしまった。その火は三日間燃え尽きる事は無かったと言われる事から、立川流に関する書物がどれだけ多く存在していたかを物語っている。しかし、立川流の一部は高野山の勢力が届かない地方で細々とでは有るが伝わっていったが、後自然消滅してしまった。 (2)立川流の特徴は、性欲・性愛といった、仏教ではタブー視されていたものを表に出す所が...
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