Fantapedia~幻想大事典内検索 / 「鍋島化け猫騒動」で検索した結果

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  • 鍋島化け猫騒動
    日本 鍋島化け猫騒動 「佐賀化け猫騒動」「白石の化け猫騒動」とも。 肥前35万石鍋島家(現在の佐賀県・長崎県あたり)を舞台にした怪談。江戸時代初期、二代藩主勝茂(かつしげ)の時に起こったとされ、芝居や講談となった。 あらすじ 白石の秀屋形(現在の佐賀県杵島郡白石町)で ある時、勝茂は家臣、龍造寺又一郎(りゅうぞうじ またいちろう)と碁を打った。その時、些細なことから口論し、勝茂は又一郎を手打ちにしてしまう。 この又一郎の首を、その飼い猫が又一郎の母の元に持ち帰ると、母も自害して果てた。 その怨念を継いだ飼い猫は化け猫(猫又)となり、鍋島家に怪異をもたらす存在となった。 勝茂の子は突然死んでしまい、勝茂自身も病に倒れた。また様々な怪異が佐賀中で起こった。 不審に思った家臣団は寝ずの番をしようとするが、夜になると起きられなくなった。しかし、一人、千布本右衛...
  • 化け猫
    ... 参考 猫又 鍋島化け猫騒動
  • 日本
    ...せきえん) 蜻蛉切 鍋島化け猫騒動 ニッカリ青江 日本書紀(にほんしょき) 日本の竜 祢々切丸(ねねきりまる) 人魂(ひとだま) 風神 藤原千方(ふじわらのちかた) 村正 馬頭?(めず) 八百比丘尼(やおびくに) 雷切 雷神? 霊仙三蔵
  • は行の妖怪
    妖怪 は行の妖怪羽犬(はいぬ) ハギオミエ 白蔵主(はくぞうす) 化け草履? 化け猫 はさミ松魚(はさみかつお) 波山(ばさん) 機尋(はたひろ) ハチガメ 八人御先(はちにんみさき) 蛤女房?(はまぐりにょうぼう) 針雑魚(はりざっこ) 半身鯛(はんしんだい) 般若?(はんにゃ) 斑猫喰(はんみょうくい) ピイーイ鳩(ぴいーいばと) 飛鹿(ひか) ピーシャーヤナムン ひだる神 日照り神(ひでりがみ) 飛頭蛮(ひとうばん) ヒトクチ 一つ目小僧 一つ目鹿(ひとつめじか) 一つ目狸(ひとつめだぬき) ヒドメ 飛縁魔(ひのえんま) ヒバゴン 狒々(ひひ) ヒブシミ 姫魚(ひめうお) 姫鬼(ひめおに) 百目?(ひゃくめ) 百鬼夜行?(ひゃっきやぎょう) 兵主部(ひょうすべ) ひょうたんこ 屏風覗き?(びょうぶのぞき) 二口女?(ふたくちおんな) 文車妖妃?(ふぐるまようひ) 袋狢?(...
  • 具乱怒物乃怪
    か行の妖怪 都市伝説 具乱怒物乃怪(Gurando Mononoke) グランドモノノケと読む。 昭和期の怪奇系児童書『迫り来る!!霊界・魔界大百科』で紹介された妖怪。 具乱怒物乃怪は天狗、河童、狒々、化け猫、大魚などを合体させたような姿で、体長は10mにもなる。東北地方の山奥を住処としており、山の神として崇められていたという。突然現れては俊敏に動いて動物を攫って一口で食べてしまうが、普段は山奥の住処で大人しくしており、用もなく人前に現れるようなことはない。安土桃山時代の後期(1600年あたり)に東北地方を訪れたイギリスの宣教師がこの妖怪を具乱怒物乃怪と名付けた。 原典となった児童書ではこの妖怪のページに「魔界の帝王か!? 狂気と忘想(妄想の誤記)の産物か!?」と記されているため、創作である可能性が高いが、そうであるとは明記されていないので創作であるという証拠は無い。 ...
  • お化け蘇鉄
    あ行の妖怪 都市伝説 お化け蘇鉄(Obake Sotetsu) 東京都千代田区の旧首相官邸の前庭に植えられた大きなソテツ。 参考文献  朝里樹/氷厘亭氷泉『日本怪異妖怪事典 関東』242, 255頁
  • 梨のお化け
    な行の妖怪 梨のお化け(Nashi no Obake) 宮城県仙台市の民話に登場する大入道の姿をした梨の妖怪。 参考文献  篠田知和基『世界植物神話』139頁  朝里樹/寺西政洋/佐々木剛一/佐藤卓/戦狐『日本怪異妖怪事典 東北』184頁
  • ティアマト(化け鯨)
    ギリシア神話 ティアマト メソポタミア神話のティアマトとは別物なので注意。 ギリシア神話に登場する鯨の化け物。ポセイドンの命令で、ネーレーデス?姉妹を侮辱する発言をしたカシオペアのいる国を襲っていた。 その横腹には貝がへばりつき、海草がふさのように生えている。 生贄として差し出されたカシオペアの娘アンドロメダを喰おうとしたところでメデューサを退治しセリフォス島に帰る途中のペルセウスと遭遇。 彼と戦い、羽の生えた空飛ぶ靴と短剣を使ったヒットアンドアウェイ戦法により全身を刺され、死亡している。 ちなみに、ペルセウスのティアマト退治の物語の別バージョンとして、持っていたメデューサの首を袋から取り出しティアマトに 見せつけたことで、さしもの怪物もメデューサの恐ろしさに巨大な石と変えられて倒された、というのもある。
  • スレイプニル
    北欧神話 スレイプニル(Sleipnir) 主神であるオーディンの乗る8本の足を持つ名馬。悪神ロキが巨人のフリームスルスが巻き起こした騒動のときにある事情で雌馬に化け、怪力を持つ雄馬スヴァジルファリと交わったとき生まれたとされている。 その駿足ぶりは尋常でなく、巨人フルングニル?の馬と勝負したときには相手が馬に乗る前に遥か彼方の丘に到達していたという。地上・神々の住む地は言うに及ばず死者の住む地獄にまで休憩なしで走ることができる。 ラグナレクでは怪物たちと戦おうとするオーディンを背に戦場へ向かうという。
  • 唐傘お化け
    か行の妖怪 日本 妖怪  唐傘おばけとは、日本の妖怪である。  唐傘に、目と腕が付いているほかは特徴がない。  特に話もない。
  • 北国のおばけ
    は行の妖怪 北国のおばけ(Hokkoku no Obake) 江戸時代の寄せ絵『北国乃おばけ』に描かれた遊女のお化け。 北国というのは吉原のこと。当時は遊女に溺れる男性もいたため、この絵は男性を騙すお化けとして遊女を風刺したものとされる。 芸者・幇間・裸女・禿・客といった遊郭に関する人々や三味線箱・三味線・楊枝・煙管・手紙・酒盃・銚子・櫛・扇といった遊郭に関するもので構成された巨大な遊女の姿をした集合体のお化け。 このお化けはオイランダまたはアリンスの国の泥中に潜んでおり、毎夜のようにしばしば泥水から現れ、男性を見つけると「見たような人だ、もしへもしへ」と呼びかけてくるという。 原文では「おいらんだ、またハありんすのくににいて、夜な夜な時々どろ水のなかからあらわれ、男を見ると見たよふなひとだ、もしへもしへとよぶ」と記されている。 参考文献  福田繁雄/稲垣進一『江...
  • ニャニャブレムブ
    アフリカ ニャニャブレムブ(Nya-Nya Bulembu) 苔を着た卑しい者という意味。 エスワティニのスワジ族の民話に登場する化け物。 歯と爪が長く、皮膚に緑色の苔がびっしりと生えている水棲の化け物である。 参考文献  朝里樹/えいとえふ『世界怪異伝説事典』345頁  朝里樹『大迫力!NEO 伝説の武器・刀剣・防具大図鑑』96頁
  • ヒトクチ
    都市伝説 は行の妖怪 ヒトクチ(Hitokuchi) インターネット上で語られた話に登場するもの。 とある山に現れた獰猛な肉食獣の化け物であり、獲物を一口で呑み込んでしまうためヒトクチと呼ばれていた。 凶暴だが高い知能を有していたため罠には引っ掛からず、とうとう村人からも犠牲者が出たため、村総出で大規模な山狩りが行われた。 山狩りの詳細は語られていないがとにかくそれでヒトクチを仕留めることに成功し、そして今までしっかりと観察することができなかったヒトクチの異様な姿が明らかとなった。 黒く短い被毛に覆われた山犬のような獣であり、身体は牡鹿ほどの大きさだったが、頭部が異様に大きく、さらに体の半分ほどが途轍もなく巨大な顎であるという恐ろしい異形の化け物であった。 村人はこのヒトクチの亡骸を穢れたものであると考えたのか、村には入れずにその場で焼いて埋めた後に塩を撒いた。 山の...
  • フーマジムン
    沖縄県 は行の妖怪 フーマジムン(Huu Mazimun) 沖縄に伝わる妖怪。 フーマジムンは帆お化けを意味する。 その名の通り、フーマジムンは船の帆のような布状のお化けだという。 フーマジムンは空に浮かんでいるといい、ひらひらと揺れ動きながら移動し、人間の首を絞めて殺害する。 参考文献  朝里樹/闇の中のジェイ『日本怪異妖怪事典 九州・沖縄』329頁
  • カシオペア
    ギリシア神話 カシオペア カッシオペイア、カシオペヤとも。 エチオピアの王ケペウスの妻。 娘のアンドロメダを海の精ネレイスより美しいと自慢したため(アンドロメダではなく、自分自身の美しさを自慢したとも言われる)、ネレイスの怒りを買ってしまう。 ネレイスはポセイドンに訴えると、ポセイドンはその傲慢に怒り、エチオピアに大災害を引き起こし、怪物鯨ティアマト(化け鯨)を送り込んだ(アンドロメダ、ティアマト(化け鯨)の項参照)。 死後、カシオペア座(カシオペヤ座)となった。
  • ウヮーグヮーマジムン
    沖縄県 あ行の妖怪 ウヮーグヮーマジムン(Waagwaa Mazimun) 沖縄に伝わる豚のお化け。 ウヮーグヮーマジムンは豚の姿で現れては人々の股を潜ろうとしてくるといい、股を潜られてしまうとマブイを取られ命を落とすことになる。 夜中に外で若い男女が蛇皮線などを弾いて遊んでいると、見知らぬ者が飛び入り参加してくることがあるが、それは人の姿に化けたウヮーグヮーマジムンである可能性がある。 そういう時は「ウワーンタ、グーグーンタ(豚武太、グーグー武太)」という囃子を唄うと、相手がウヮーグヮーマジムンなら逃げ出すという。 参考文献  朝里樹/えいとえふ『日本怪異伝説事典』386頁  朝里樹/闇の中のジェイ『日本怪異妖怪事典 九州・沖縄』310頁
  • オカムラッコ
    あ行の妖怪 オカムラッコ(Okamurakko) おかむらっこ。 大正時代、青梅市にある多摩川沿いの船小屋付近に出るといわれていた女性の化け物。 「千ヶ瀬の渡し」と呼ばれる渡し船の渡し場があったが、そこは別名「恋瀬の渡し」と呼ばれていた。ある老人の話によると、彼が少年だった頃「恋瀬の渡し」の数百メートル上流に船小屋があったが、そこには遊びに行ってはいけないと親から厳しく言われた。そこには時々オカムラッコという女性の化け物が出て人間に襲いかかるからだという。オカムラッコは水死した女性の霊であるとする説もある。 参考文献  山口敏太郎『江戸武蔵野妖怪図鑑』44頁
  • ペナンガラン
    マレーシア ペナンガラン(Penanggalan) プナンガランとも。 マレーシアに伝わる女性の化け物。 参考文献  アブドゥッラー/中原道子『アブドゥッラー物語』110頁  森野たくみ『ヴァンパイア 吸血鬼伝説の系譜』166頁  荒俣宏『お化けの愛し方 なぜ人は怪談が好きなのか』248頁  学研教育出版『学研ミステリー百科5 世界の妖怪大百科』180頁  水木しげる『ゲゲゲの鬼太郎 妖怪ファイル 世界編』132, 154頁  朝里樹/えいとえふ『世界怪異伝説事典』53頁  サラ・バートレット『世界の伝説と不思議の図鑑』79頁  ながたみかこ/なかさこかずひこ!『世界のモンスター&怪人・怪事件事典』144頁  水木しげる『世界の妖怪大図鑑』212, 274頁  山口敏太郎『大迫力!世界のモンスター・幻獣大百科』184頁  ロバート・カラン/粟生こずえ...
  • ヨブ
    旧約聖書 聖書 ユダヤ教 キリスト教  ヨブさんは、旧約聖書『ヨブ記』に出てくる人である。  敬虔なユダヤ教徒で、お大尽であったので、ヤハウェと悪魔の間で大変な騒動になり、彼を巡って大変なことになる 参考資料 『ヨブ記』
  • 鶴狐
    た行の妖怪 鶴狐(Tsuru Gitsune) 民話に登場する鶴に化けた狐。 参考文献  森口多里『黄金の馬』156頁
  • ニッカリ青江
    日本 ニッカリ青江(にっかりあおえ) 化け物を斬ったという刀。 備中青江貞次作。讃岐丸亀藩(現・香川県丸亀市)京極家の家宝で、現在は同市立資料館蔵。 近江蒲生郡のとある領主・中島修理大夫(しゅりだゆう)は、領内に物の怪が出ると聞き退治することにした。 その夜分、子を抱いた女が現れた。 女は子を下ろし、ニッカリと笑いながら「殿様に抱いてもらえ」と言うと、その子が修理太夫に向かってきた。気味の悪さを感じた修理太夫は、にわかに首を刎ねた。 すると女も「私も抱いて」と迫ってきたので、これも首を刎ねた。翌朝、その場所に行くと、石塔が斬られて落ちていた。 また、別の話では、旅を急ぐ某が夜道に女と出会った。こんな夜更けに、こんな所で何をしているのだろう、と不審に思うと、女はニッカリ笑った。ただならぬ気配を敏感に感じ取った某は、女の首を刎ねた。 帰り道、その場所には首...
  • ボルータ
    ポーランド ボルータ(Boruta) ポーランドのウェンチツァの城跡に住む悪魔。 梟に化けて乱暴な士族を懲らしめる。 参考文献  佐藤俊之/山北篤『悪魔事典』
  • エスパンタホ・アスル
    中南米 エスパンタホ・アスル(Espantajo Azul) 青いお化け。 コスタリカの伝説に登場する妖怪。 参考文献  エリアス・セレドン/山中和樹『コスタリカ伝説集』350頁
  • 如意自在
     な行の妖怪 日本 妖怪  鳥山石燕大先生が作った妖怪である。  村上健司は「佛具」として如意を説明しているが、ソレが化けた奴らしい。 参考文献  村上健司『日本妖怪大事典』
  • スヴァジルファリ
    北欧神話 スヴァジルファリ(Svaðilfari) 北欧神話に登場した雄馬の名で、巨人フリームスルスが連れていた。 スレイプニルの親馬であり馬に化けたロキと交わった。
  • 岩魚坊主
    あ行の妖怪 岩魚坊主(Iwana Bōzu) 坊主に化けたイワナの妖怪。 参考文献  村上健司『がっかり妖怪大図鑑 情けなくてかわいいから、もっと好きになる!』132頁
  • メガロンカンデュレ
    中南米 メガロンカンデュレ(Megalonkamduré) メガロンカムデュレとも。 アピナイェ族の伝説に登場する人食いの化け物。 参考文献  吉田敦彦『世界の神話101』231頁
  • 千々古
    た行の妖怪 千々古(Chijiko) チヂコ。 とある城下の大手門の前に現れるとされた化け物。 参考文献  村上健司『がっかり妖怪大図鑑 情けなくてかわいいから、もっと好きになる!』123頁
  • 偽汽車
    な行の妖怪 偽汽車(Nisekisha) ニセキシャ。 狐狸が汽車に化けたもの。 参考文献  村上健司『がっかり妖怪大図鑑 情けなくてかわいいから、もっと好きになる!』146頁
  • 虎姑婆
    台湾 虎姑婆(Hoo-koo-po) ホーコーポーと読む。 台湾に伝わる老婆に化けた人食い虎の妖怪。 参考文献  石井正己『現代に生きる妖怪たち』101頁
  • 蜘蛛女房
    か行の妖怪 蜘蛛女房(Kumo Nyōbō) 蜘蛛が女性に化けたもの。 参考文献  朝里樹/寺西政洋『日本怪異妖怪事典 中国』87, 406頁  朝里樹/寺西政洋/佐々木剛一/佐藤卓/戦狐『日本怪異妖怪事典 東北』39頁
  • ダンガサマジムン
    沖縄県 た行の妖怪 ダンガサマジムン(Dangasa Mazimun) 沖縄に伝わる妖怪。 ダンガサマジムンは雨傘のお化けである。 道傍に現れて人々を脅かしたり、回転しながら襲いかかってきたりするという。 参考文献  朝里樹/闇の中のジェイ『日本怪異妖怪事典 九州・沖縄』321頁
  • ジェズトゥルナク
    中央アジア ジェズトゥルナク(Zheztyrnak, Zheztirnak, Жезтырнак) ジェズティルナクとも。 カザフに伝わる銅の爪を持つ化け物。 参考文献  小松久男『テュルクを知るための61章』46頁
  • ヴィルヘルム
    ドイツ ヴィルヘルム(Wilhelm) ドイツの詩人ビュルガーの物語詩『レノーレ(Lenore)』に登場する男性。 恋人レノーレを残して戦場で亡くなったが、死後に生ける屍となってレノーレの元へやってきた。 参考文献  荒俣宏『お化けの愛し方 なぜ人は怪談が好きなのか』260頁
  • アトック
    中南米 狐 アトック(Atok) ペルーやボリビアのケチュア族の言葉で狐のこと。 ケチュア族の昔話に登場する狐は美女に化ける変身能力も有する。 参考文献  加藤隆浩『ペルー・ボリビアのむかし話』86, 92, 101, 129, 145, 159, 161, 162頁

  • た行の妖怪 巴(Tomoe) 大阪府の内助ヶ淵の伝説に登場する鯉。 参考文献  荒俣宏『お化けの愛し方 なぜ人は怪談が好きなのか』192頁  朝里樹/えいとえふ『日本怪異伝説事典』239頁  朝里樹/御田鍬/木下昌美『日本怪異妖怪事典 近畿』182頁
  • 柿の精
    か行の妖怪 柿の精(Kaki no Sei) 柿男もしくは柿入道とも。 東北地方に伝わる柿の妖怪。 類話には林檎の怪や梨のお化けなどがある。 参考文献  村上健司『がっかり妖怪大図鑑 情けなくてかわいいから、もっと好きになる!』68頁  朝里樹/寺西政洋/佐々木剛一/佐藤卓/戦狐『日本怪異妖怪事典 東北』197, 209, 431, 438頁
  • ダナエ
    ギリシア神話 ダナエ ギリシア神話に登場する女性。「孫が自分を殺す」との予言を受けた父であるアルゴスの王アクリシオスにより誰にも会えないよう地下室に幽閉されていた。 が、その美しさを目に留め、金の雨に化けてやって来たゼウスとの間にペルセウスを作ってしまい、 それが原因で木箱にペルセウスともども詰められ海に流されてしまっている。
  • ブリジンガーメン
    北欧神話 ブリジンガーメン ブリージンガルの首飾り。フレイヤの持ち物で、とても美しい。 4人の小人に作られたが、フレイヤはこれを手に入れるために小人たちと一夜をともにした。 ロキがこれを盗んで海辺に隠し、海豹に姿を変えてこれを見張っていたことがあったが、 同じく海豹に化けたヘイムダルが首飾りを返すようにと迫った。 1度だけトールに貸し出されたことがある。
  • アカマター
    沖縄県 アカマター(Akamataa) 沖縄県に棲んでいる蛇であり美男に化けるという。 参考文献  村上健司/宇田川新聞/天野行雄『怪しくゆかいな妖怪穴』152頁  内間直仁/野原三義『沖縄語辞典 那覇方言を中心に』3頁  むぎ社編集部『沖縄の迷信大全集1041』28, 42, 119, 123, 160頁  朝里樹/えいとえふ『日本怪異伝説事典』385頁  朝里樹/闇の中のジェイ『日本怪異妖怪事典 九州・沖縄』306頁
  • ディエフ
    中央アジア 狐 ディエフ(Dyovu) ウイグルのシベ族における狐。 シベ族における狐は神秘性のある動物のようで、シベ語では人並外れた不思議な能力を持つ者を狐に例える。 シベ語は満州語の方言と言えるくらい満州語と近い言語とされるが、その満州には狐が化ける話も伝わっている。 参考文献  吉岡乾/西淑『なくなりそうな世界のことば』65頁
  • ディアブロ・チンゴ
    中南米 ディアブロ・チンゴ(Diablo Chingo) チンゴ・ネグロ(Chingo Negro)とも。 コスタリカの伝説に登場する悪魔の黒牛。 悪魔が巨大な黒い牡牛の姿に化けたものとされ、尻尾は生えておらず、目は真っ赤に燃えた炭火のような目を持っていた。 参考文献  エリアス・セレドン/山中和樹『コスタリカ伝説集』346頁
  • 鉄鼠
     た行の妖怪 日本 妖怪 鉄鼠は、一応鳥山石燕大先生の『画図百鬼夜行』に出てくるネズミの妖怪である。  三井寺の頼豪上人が、ものすごい理不尽(クライアントから安産祈願を依頼された上にソレが叶ったのに大人の事情で「なかったこと」にされた)にキれ、死後凶悪なネズミさんとして化けて出たという。 参考文献  村上健司『日本妖怪大事典』220頁
  • マー
    ベトナム 幽霊 沖縄県 ま行の妖怪 マー(Ma) (1)ベトナム語で幽霊のこと。コンマー(コンマ)とも。適当にあしらわれたりすると強力な魔物コンクイに化ける。 (2)沖縄県久米島町の民話に登場するマジムンの一種。 参考文献  藤井伸二『改訂版 金なし、コネなし、ベトナム暮らし!』45頁  日本民話の会『むぬがたいの会の語り 新しい日本の語り 10』62頁
  • な行の妖怪
    妖怪  な行の妖怪梨のお化け(なしのおばけ) ナミタロウ 難義鳥(なんぎちょう) 偽汽車(にせきしゃ) 如意自在(にょいじざい) 鵺(ぬえ) ぬっぺふほふ ぬらりひょん 塗り壁 塗仏(ぬりぼとけ) 濡れ女(ぬれおんな) 猫南瓜(ねこかぼちゃ) 猫胡瓜(ねこきゅうり) 猫西瓜(ねこすいか) 猫蜜柑(ねこみかん) 猫又(ねこまた) 禰々子(ねねこ) 濃(のう) 野壁?(のかべ) 野鎌(のがま) 野槌?(のづち) のっぺら坊 野寺坊(のでらぼう) のびあがり 幟竿の小蛇(のぼりざおのこへび)
  • こなきじじい
    か行の妖怪 こなきじじい 徳島県の妖怪 体が老人だが子供の声で啼く。または赤ん坊の姿に化けることもある。騙された人間を抱こうとするとにわかに重くなって、振り払おうとしてもしがみついて離れず、最後には押しつぶしてしまう。 成立 ビジュアルとしては鬼太郎に登場する「腹掛けを蓑笠を着た小柄な爺」の姿が有名だが、これは水木しげるが創作したデザイン。 実は姿だけではなく、「こなきじじい」という妖怪が民間伝承の中で存在していなかった可能性がある。「こなきじじい」の言葉を徳島県で調査してみると、まったく伝承されていないのである。 文献としては、民間伝承の会1938年『民間伝承』第四巻第二号に収められている、地元民俗学者、武田明の報告「山村語彙」に コナキヂヂ 子供の泣聲を眞似る怪。 とあるのが初出。 これを柳田國男が「妖怪名彙」(『妖怪談義』に収録)に、赤児に化け...
  • モー・ショボー
    モンゴル 幽霊 モー・ショボー(Muu Shuwuu, Муу Шувуу) モンゴルに伝わる少女の化け物。その名はモンゴル語で悪しき鳥を意味する。 参考文献  テリーザ・ベイン『Encyclopedia of Spirits and Ghosts in World Mythology』93頁  自由国民社『世界の神話伝説・総解説 増補新版』215頁  ながたみかこ/なかさこかずひこ!『世界のモンスター&怪人・怪事件事典』152頁  橋本勝『ニューエクスプレス モンゴル語単語集』62, 146頁
  • 塵塚怪王
     た行の妖怪 日本 妖怪  鳥山石燕大先生の『画図百器徒然草』に出てくるなんぞである。  塵とかになんぞがついて化けた者らしい。 PIXIV百科事典とWIKIPEDIAで村上健司『日本妖怪大事典』210頁の流用してるけどうちはどうしよー。  鳥山先生は、吉田兼好法師の『徒然草』の文章から書くというコンセプトかなんかで妖怪をでっちあげており、これはその一部である。 参考文献  村上健司『日本妖怪大事典』
  • メーナーク
    タイ 幽霊 メーナーク(Mae Nak, แม่นาก) タイの伝説に登場する女性の幽霊(ピー)。 参考文献  荒俣宏『アラマタヒロシの妖怪にされちゃったモノ事典』116頁  荒俣宏『お化けの愛し方 なぜ人は怪談が好きなのか』235頁  朝里樹『世界現代怪異事典』41頁  野宮麻未『世界に伝わる本当に怖い話 上巻』98頁  椋橋彩香『タイの地獄寺』117頁  朝里樹『大迫力!禁断の都市伝説大百科』220頁  野宮麻未『特装版ホンこわ!世界に伝わる本当に怖い話』135頁
  • チニブマジムン
    沖縄県 た行の妖怪 チニブマジムン(Cinibu Mazimun) 沖縄に伝わる妖怪。 チニブマジムンは竹垣お化けという意味。 昔、夜道を歩くと竹垣の姿をしたチニブマジムンが突然現れて道を塞いでくることがあった。 どんなに歩いても竹垣は左右に延々と続いており、さらに竹垣が波打つように畝って襲いかかってくる。 そして、襲われた者はマブイを取られておかしくなったしまう。 参考文献  朝里樹/闇の中のジェイ『日本怪異妖怪事典 九州・沖縄』323頁
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